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レジャー 2008年06月10日 15時00分
エプソムC 負けられないブライトトゥモロー
謎の敗戦の後も闘争心はまったくなえていない。 「はっきりした敗因がよく分からないんだよね。強いて挙げればあの時計かなあ」と古川助手は苦笑いを浮かべた。前走の新潟大賞典、連覇を狙ったブライトトゥモローは1番人気に支持されたものの、よもやの11着に敗れた。 それは極限に近い戦いだった。勝ったオースミグラスワンの時計は芝2000m1分58秒5。そして何より上がり3Fは31秒9という猛烈な切れ味だった。レース自体の上がりも32秒台と異常な速さで、しぶとい末脚を駆使して粘り抜くのが身上のトゥモローにはまったく不向きな展開だったともいえる。 その後はこのレースに目標を定め、巻き返しへの準備を整えてきた。1週前追い切りは栗東坂路で800m54秒5。時計は平凡だが、当日は雨の影響で馬場状態が悪かった。 「脚取り自体はしっかりしていたからね。具合に関しては何の不安もなく送り出せそう」と同助手はうなずいた。 何より東京はトゥモローにとって、ベストといえるコース。<1102>の好成績で、昨年のエプソムCも2着している。「とにかく左回りは走りがスムーズ。とくに東京はしっかり走ってくれる」と期待は大きい。この春は3走して結果は出ていないが、「最初の2走は具合がいまひとつだったし、前走はやっぱり時計が速すぎたんだと思う。今の東京なら適度に時計がかかっているし、状態も万全といえる。なんとか結果を出してほしい」。陣営がそこまで思いを込める裏には秋のビッグプランがある。 天皇賞・秋の制覇だ。「去年は歯が立たなかったけど、GIでも東京なら通用する力があるはず。秋には何としてもリベンジしたいんだ。そのためにも、このあたりでは負けていられない」 GIシリーズが幕を下ろした後の気だるいGIII。そう思って油断していると、秋の“波乱の芽”を見逃すことになる。
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レジャー 2008年06月10日 15時00分
エプソムC 東京千八は<3101>とベストのマイネルキッツ
西高東低といわれ、劣勢が否めない関東勢のなかにあって孤軍奮闘。昨年はNHKマイルCをピンクカメオで、有馬記念をマツリダゴッホで制しGI2勝、今年も日経賞(マツリダゴッホ)、ダービー卿CT(サイレントプライド)、NZT(サトノプログレス)、福島牝馬S(マイネカンナ)と重賞を勝ちまくっている国枝厩舎。そんな国枝師が「この夏、飛躍してほしい馬」とプッシュするのがマイネルキッツだ。 母タカラカンナといえば前出のマイネカンナの兄にあたる。「重賞勝ちは妹に先を越されたが、こちらも能力は相当なものがある。ここらへんで兄貴らしいところを見せてほしいね」と師は期待を込める。 昨秋から(1)(5)(1)(5)(1)着でオープン入り。当初は中京記念を予定していたが、脚元に軽い不安が出たため自重。こちらに矛先を向けてきた。 「ヒザに骨膜が出たので、無理をさせなかった。休み明けといっても、マイネルの馬は牧場でみっちりやってくるからね。仕上がりは心配ないよ」 1週前の追い切りは4日、安田記念に出走するピンクカメオと併せ馬で行われ、600m37秒0→12秒6(馬なり)で併入した。800mはエラー表示だったが、1馬身追走したピンクカメオが50秒0だったことから、同程度の時計は出ているはずだ。 「いい感じだったね。帰厩後は馬体が寂しく見えたが、それも戻っているし、動きも上々。まず力を出せる状態じゃないかな」と指揮官も笑顔を見せた。 重賞は初挑戦になるが、シーズン末期のGIIIとあって、メンバーは手薄。東京の芝1800mは<3101>の実績を残すベスト条件でもある。「夏はこの馬に頑張ってもらわないとね。そのためにも、ここでぜひ賞金を加算したい」とトレーナーは力が入っていた。
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その他 2008年06月10日 15時00分
競輪人国記 岐阜(2) 特別制覇の夢はついにかなわなかった竹内久人
竹内久人は37期の在校成績こそ島本元視(福井)にナンバー・ワンの座を譲ったが、卒業記念は同県の上床幸治とともに1、2着を決めた。男らしい顔つきで、あたかも古武士の威風があった。 デビューは昭和51年5月。その5年後の56年には千葉・日本選手権で優参、同年の立川オールスターでも優参した。日本選手権では翌57年大垣、58年前橋と3年連続して優参、この前橋では石川浩史(愛知)の先行について絶好の2番手を回った。 まくりのある竹内にとって、この時が特別制覇の絶好のチャンスだったが、手の内を読んだ中野浩一(福岡)が早めに仕掛け井上茂徳(佐賀)を引きつれ石川をまくった。中野は井上に先行有利の前橋(ドーム改装前)で寸前追い込まれて2着、インに詰まった竹内は4着に終わった。 特別の優参は昭和58年の高松宮杯、59年の西宮オールスターなど10回を数える。60年には新設された前橋全日本選抜でも優参した。さらにGIIでは昭和63年平塚共同通信社杯、36歳で優参したが、特別制覇の夢は果たせなかった。 平成13年には長男の公亮が86期でデビュー。コーチ役に回りながらS級戦ではマーク差しで「いぶし銀」の魅力を見せた。 息子は現在S2班だが、最近は強烈なまくり脚を身につけ、今後の活躍が期待できる。 話は戻る。須田一二三(16期)は先行まくりで活躍した。昭和43年の後楽園最後の日本選手権は10車立てで行われたが、吉川多喜夫(神奈川)の4着。49年の西武園・日本選手権、翌50年、あの高橋健二が勝った千葉・日本選手権では高橋の番手を回りながらインから飛びついて来た福島正幸(群馬)との競り合いで脚を使い、直線いっぱいになって4着に落ちた。 上半身の長い競輪選手向きの体型だ。もしも現在のように岐阜の追い込みが先行に恵まれる組み合わせだったら、須田にもチャンスはめぐって来たことだろう。今でも岐阜と三重が仲良く連係するのは、須田が三重から岐阜に移り、中部の連係にアドバイスをしたからとも言われている。 鉄壁の中部ラインをつくりあげた選手といえば59期の浜口高彰だろう。同期の小橋正義(新潟)は在校成績3位の実力そのままに成長、井上茂徳の薫陶もあって平成3年の競輪祭で神山雄一郎(栃木)を抑えて優勝。当時、岡山籍だった小橋は2着に同県の先輩・松枝義幸を連れ込む豪脚ぶりを見せている。 一方の浜口といえば、昭和62年6月のデビュー戦福井では(8)(7)(8)。続く熊本も(6)失(1)と芳しくないスタートを切ったあと、翌年1月の甲子園(1)(1)(1)、平成元年には地元岐阜でS級3連勝とようやく成績を上げただけだった。
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その他 2008年06月10日 15時00分
芦屋競艇「SG第18回グラチャン」24日開幕 キャンペーンガールがナイガイ来訪
スピードの頂点へ。6月24日から29日まで芦屋競艇場で開催される「SG第18回グランドチャンピオン決定戦」のPRのため、関係者とキャンペーンガール(グラチャンファイターのちづるさん(左)くみさん)が9日、東京・中央区の本社を訪れた。 「SGの中のSG」ともいわれるグラチャンに、今年も全国52人のエリートレーサーが芦屋に集結する。湯川浩司、松井繁らおなじみのメンバーに、先日の笹川賞でSG初優勝を飾った井口佳典も参戦。手に汗握る熱戦が期待できそうだ! 芦屋町外二カ町競艇施行組合の大長光管理課長は「芦屋で3年ぶりのSG開催。売上目標は145億円です。開催中は毎日、グラチャンファイターと浴衣レディがファンの皆様をお出迎えします。是非本場にご来場ください」と意気込みを語った。 なお開催期間中は、織田裕二のモノマネでおなじみの山本高広や、格闘界のスーパースター桜庭和志のイベントも行われる。是非足を運ぼう。
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トレンド 2008年06月10日 15時00分
有楽町線辰巳駅を守護するメタボの龍神
有楽町線辰巳駅前には利用者らを守る龍神像がある。「辰」の字にひっかけた石造りの龍のオブジェで、手にはしっかり“ドラゴンボール”を握っている。入れ墨の龍とは異なり「ちょっと太めなところがかわいい」という声もある。 駅前一帯は東京湾に面した埋め立て地で、そばを国道357号と首都高速道路湾岸線が走る。ラジオの道路交通情報でよく「辰巳ジャンクションを先頭に何キロの…」と渋滞ニュースが流れるから、地名ぐらいは聞いたことがあるだろう。 辰巳という地名の由来は、この一帯が皇居から見て辰巳の方向(南東)にあるために名付けられたとの説が有力だ。十二支を東西南北に配するその手法でいくと、皇居と辰巳を結ぶ線上にある地域はすべて辰巳予備軍ともいえる。しかしこれ以上南下すると東京湾に突入してしまうため、ここが水際であることは間違いない。 さて、龍神像には正式名称がない。どこからどう見ても太めで、ブログなどでは「メタボの鹿みたい」などと感想がやりとりされている。辰イコール龍と連想できれば問題ないのだが、外見上は角が生えているせいで鹿かトナカイ似である。いくら想像上の生物にせよ、太っている龍など見た覚えがないからだ。 辛うじて龍と識別できるのは、前足のかぎ爪で水晶のようなものを握っているため。人気漫画の“ドラゴンボール”と見立てて喜ぶ子供もいる。
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トレンド 2008年06月10日 15時00分
「今週のイチ押し」リアルドライブ ミニ プレミアム
シー・シー・ピーの人気ラジオコントロールカー「リアルドライブ・ミニ・プレミアム」シリーズに新たな2車種が登場した。 最高級SUV車として名高い「ポルシェ・カイエン・ブラック」=写真=と若者たちに圧倒的な人気を誇る「ハマーH2・ブラック」。両モデルとも全長約16cmで走行性と操作性に優れる。アダルトユーザーを意識したホイールタイプのコントローラーが何ともイイ味を出しており、高級感が溢れている。 本格的なヘッドライトとテールライトが点灯し、前・後行進、右・左折、ストップ可能のフルアクション。梅雨のうっとうしいこの時期、屋内で童心に帰ってラジコン遊びに熱中してみては!? 定価3654円(税込み)。単3乾電池3本使用。
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トレンド 2008年06月10日 15時00分
「今週のイチ押し」フォーエバーマーク ダイヤモンド
ダイヤモンドは永遠の輝き…そんなCMが聞こえてきそうなダイヤの数々が披露された祭典「ダイヤモンドガライベント」がこのほど都内で開かれた。 世界最大のダイヤ産出国であるボツワナ共和国大使館が「ダイヤモンドの国」をアピールしようと主催したもの。ティアラ、ネックレス、指環、イヤリングに使われたダイヤがまばゆいばかりの輝きを放った。 これらはいずれも特別に厳選され、カット・研磨などの厳しい基準を満たしたもののみに与えられた「フォーエバーマークダイヤモンド」。世界中のダイヤの1%にも満たない貴重なものという。 たとえ買うのはムリでも、男性諸君、「ダイヤよりその下のシャラポワみたいな乳首がイイ!」とか言ってないで彼女と見に行くのもいいかも…。詳細はwww.forevermark.com参照。
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トレンド 2008年06月10日 15時00分
「今週のイチ押し」マスチゲンBBゼリー
肌あれ、口内炎、疲れ、そして青春のシンボルであるニキビ!女性のお肌の悩みは数知れず…。そんなとき強〜い味方になってくれるのがビタミン剤「マスチゲンBBゼリー錠」なのだ。 同商品は肌の真皮層のコラーゲンの生成を助けるビタミンCと、肌や粘膜を正常に保つビタミンB2、B6を配合しているので、内側から肌あれやニキビ、口内炎を治すようパワーを発揮。グレープフルーツ味で噛んで飲めるので、水なしでいつでもどこでも気軽に服用できるスグレものだ。 ニキビ面の若いロリっ娘と付き合っているあなた、コレをプレゼントしてあげよう。 医薬品で40錠入り。希望小売価格651円(税込み)。製品への問い合わせは日本臓器製薬へ。詳細はhttp://www.nippon-zoki.co.jpをいますぐチェック!
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スポーツ 2008年06月09日 15時00分
戦極 完全復活!吉田VSホジャー急浮上
8日の「戦極〜第三陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)で吉田秀彦がキックボクシング界のレジェンド、モーリス・スミスに快勝。2006年5月に行われた「PRIDE無差別級GP1回戦」での西島洋介戦以来、およそ2年ぶりの勝利を飾った。復活を印象付けた吉田をめぐり、早くも舞台裏では相手候補選手が続出。さらには“世界一の寝技師”ホジャー・グレイシーと「ジャケットマッチ」で激突する異種格闘技戦まで浮上している。 日本人エースが完全復活を遂げた。 スミスと対峙した吉田は、警戒していたローキックを被弾しながらも間合いを詰め、浴びせ倒すようにしてグラウンドに持ち込み、袈裟固めの態勢に。そのまま全体重をかけて絞め上げ、スミスをタップアウトさせるという完勝劇で見事に復活をアピールした。 その胸中には決意を秘めていた。「自分の中でもこれで落とすようなら続けていてもダメだと、背水の陣の気持ちだった。負ければ次はないと思っていた」と引退が脳裏をかすめるプレッシャーとの戦いでもあった。「打撃で盛り上げて、というのもあるが、極められるところがあれば何でも極めようと思っていた」と勝利を最優先に闘って結果を出し「ホッとした気持ち」と久々に笑顔を弾けさせた。 今後については「自分の中でリセットされた。次はもっといい試合ができるはず」と語り、開催がウワサされるヘビー級トーナメントについては「あれば出たい」。また、3月の旗揚げ戦で完敗を喫したジョシュ・バーネットに「次はああいう闘いにならないと思うので」とリベンジを誓った。 およそ2年ぶりとなる勝利を手にして気持ちも新たに次なる闘いを見据える吉田には、早くも対戦要求が続出だ。この日、藤田和之を左フックから鉄鎚の連打で下したトラビス・ビューが「吉田は日本のヒーロー。金メダリストでもあるし、ぜひ闘う機会を得たい」と言えば、チェ・ムベを腕ひしぎ十字固めで破ったマーシオ・“ペジパーノ”・クルーズも吉田との対戦を訴えていた。さらにグレイシー一族最強の遺伝子を受け継ぐと言われるホジャー・グレイシーとの究極の異種格闘技戦も浮上してきた。 戦極を主催するワールドビクトリーロード(WVR)の國保尊弘広報は、吉田の今後について「我々としては93kg級で、という気持ちもある。ホジャーとは100kg(ヘビー級)で、という話もあるが、93kg(ライトヘビー級)でも」とした上で「道着マッチも面白いのではないか」。戦極サイドでは柔道金メダリストの吉田と、アブダビコンバット無差別級をオール一本勝ちしている柔術界の“金メダリスト”ホジャーと道着を着用しての頂上決戦の実現も計画されている。 ドリームマッチも浮上してきた吉田の今後から目が離せなくなってきた。
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スポーツ 2008年06月09日 15時00分
戦極 ライト級戦線に大物参戦の噂
「戦極〜第四陣〜」(8月24日、さいたまスーパーアリーナ)で開幕するライト級(70キロ未満)トーナメントの開催が正式決定。大物日本人選手が参戦か!? この日、ライト級戦線のトップ、元PIRDEライト級2冠王者の五味隆典と初代ライト級王者を懸けて闘う相手を決定すべく「ロード・トゥ・五味」提唱されたライト級トーナメントの開催が決まり、3月の旗揚げ戦で五味を苦しめたドウェイン・ラドウィック、さらにはこの日のジョルジ・マズヴィダル戦に勝利したホドリゴ・ダム、GRABAKAの新鋭、横田和一、第二陣で快勝した光岡英二、北岡悟の参戦が発表された。 5選手に加え、日本人1人、外国人選手2人を加えた合計8人で開催されるトーナメント。WVRの國保によれば「8月に1回戦、第五陣(9月28日、代々木第一体育館)で準決勝、決勝を行い、年明けに予定しているニューイヤーイベント(未定)で五味選手と初代王者決定戦を行えれば」と、いよいよ五味を中心としたライト級戦線の雌雄が決することになりそう。 残りの日本人1選手については明言を避けたが、「総合格闘技界で実績のある選手」とした。大物選手の参戦もウワサされており、ライト級初代王者をめぐる闘いから目が離せなくなってきた。
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