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社会 2009年01月01日 12時51分
裏&盗撮DVD最前線
パソコンで何でもできちゃう時代になぜだろうか? 都内で裏DVDショップの摘発が相次ぎ、盗撮DVDも隆盛を誇っている。 新宿・歌舞伎町の裏DVDショップ計42店が一斉摘発されたのは08年5月のこと。警視庁保安課などがDVD約9万3500枚を押収した。ここ数年、毎年大々的なガサ入れがあったにもかかわらず、過去最大規模の一斉摘発となった。懲りない面々と切り捨てるのは簡単だが、それだけ需要があるということだ。 ITタウン秋葉原では08年、裏DVD業者の逮捕劇が繰り返された。7月には68歳の雇われ店長が逮捕。日給1万2000円で危ない橋を渡り、約2カ月で奈落の底に落ちた。9月に1件、10月に2件、いずれも千代田区外神田の雑居ビルで裏DVDを販売していた29〜50歳の計5人が、わいせつ図画販売目的所持で現行犯逮捕された。 裏社会に詳しいジャーナリストは「パソコン普及に伴い、裏モノ作品の入手方法はダウンロードや海外販売サイトの通販利用など“ネット取引”が盛んになった。それでも直接店頭で買おうという客は、鼻の利く奥さんを持つ恐妻家か、いい年こいたおっさん、そして未成年。それとロリコンの掘り出し物を探すマニアぐらいのもの」と指摘する。 ネットでは価格破壊が進み、編集局にも「裏DVDおま○こが見えなければ返品OK(伏せ字は編集局)」という怪しげなメールが届いた。1枚200円と激安を売りにしている。比較して店頭では割引制度を使っても1枚1000円程度というから割高である。 一方、盗撮DVD販売の実情もひどい。秋葉原の怪しげなDVDショップをのぞくと、壁一面に「赤外線水着スケスケ」「夏だロリプールだ!中学生巨乳」などの過激なタイトルがずらり。購入して中身を確認すると、どうみても盗撮としか思えない映像がたっぷり収録されていた。 しかし、大手家電量販店からパソコン部品のジャンクショップまで集まる秋葉原で、裏DVDや盗撮DVDがなぜ流行るのか。前出のジャーナリストは「パソコンに精通するがゆえ、売買の足跡がつくことをいやがるヲタクが食いつく。親バレを恐れるガキもいる」。お年玉をあげるときは使い道を確認したほうがよさそうだ。(写真=秋葉原で1枚1000円で売られていた盗撮モノDVD)
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その他 2009年01月01日 12時49分
桜川ひめこ アキバを語る
サントリーの缶コーヒー「BOSS」のCMでアキバ系アイドル役で米俳優トミー・リー・ジョーンズと共演してブレークした桜川ひめこ(22)が、2009年のアキバ再生を誓った。08年の秋葉原を振り返ると、路上過激パフォーマンスや無差別殺傷事件で歩行者天国は中止され、いまも再開のめどは立っていない。アキバをどう再生すべきなのか? 秋葉原が生んだ妹属性アキバ系アイドルを直撃した。 08年始め、話題のテレビCMシリーズに本職通りの役柄で出演して知名度が急上昇。秋葉原で地道に活動していた愛称“ひめめ”が全国区になった。CMオンエア前と大きく変わったのは「どういう子?って聞かれたときに言えるようになった」。母親も大喜びだったという。それでも月2回は秋葉原でライブを続けており、無名時代を支えてくれたファンやアキバへの感謝を忘れることはない。 「1年を振り返ってうれしかったことは、CMに出れたこと、メジャーデビューできたこと、ソロライブをやれたことの3つ。ステップアップしてるなあと実感できました」 それだけに、パンチラ激写の過激な路上パフォーマンスが物議をかもした春先や、6月の無差別殺傷事件には人一倍心を痛めた。 「無差別殺傷事件のときはちょうど渋谷でライブ中でした。楽屋で共演者に『いまアキバが大変なことになっている』とメールが来て事件を知りました。おうちに帰ってニュースを見たら、すごいことになっていて…。なんで秋葉原なんだろうって思いました」 路上パンチラ事件は、自称セクシーアイドルの沢本あすか(当時30歳)が逮捕されたニュースで初めて知ったという。 「実は路上ライブっていうのをやったことがないんですよ。路上でやるのってちょっと緊張しそうじゃないですか。程度問題や良し悪しは別として、すごい勇気がある人だなと思いましたね」 秋葉原の08年は、激震が走りっぱなしだった。「ヲタク=危ないヤツ」という先入観に拍車がかかり、この街を愛してやまない“アキバ系住民”の心を痛めた。事件をどうとらえているのか。 「以前から『アキバ』についてはあまりよくないイメージを持たれていたと思います。ヲタクに対しても偏見がありましたね。それがむごい事件が起こってから、もっとネガティブなイメージになっちゃった。でも本当はそんな街じゃない」 アキバに育てられた恩返しか、街の再生プランにも言及した。 「マイナスなことばかり考えてちゃダメ。秋葉原駅を降りれば、いまもメイドカフェやアニメ屋さんの看板がバーンと掲げられています。歩行者天国がなくたって、街にはアニメの絵があふれている。こんな街ってほかにありますか? ここにいるだけでディズニーランドのように楽しいじゃないですか」 要するに考え方ひとつというわけだ。さすが我らが“ひめめ”。元気があれば何でもできる! 新年のアキバはポジティブに歩きたい。○麻生閣下に“メロメロメロンパワー”注入 漫画好きなことから秋葉原で人気の麻生首相は、支持率急落ですっかり元気がない。漢字の誤読連発で株を落としたが、ひめめは「ドンマイ」と勇気づける。 「漫画を読むのは悪いことじゃない。わたしも漢字が苦手で漢字検定に落ちました。しかも5級(苦笑)。トラウマになってちゃって、それ以降は漢字の勉強をやめましたけど」と潔い。 ツラい時は、話し言葉の語尾に「メロン」をつけるとポジティブな気分になるという。すでに流行の兆しもあるとか。 「不景気なので、新年はメロメロメロンパワーで景気をよくしたいですね。アキバ文化に理解ある総理なら、ぜひこの文化を広めてほしい。それじゃあ、オツメロ! あっ、コレは『お疲れメロン』の略語です」 麻生閣下に不思議パワー注入!?<プロフィール> さくらがわ・ひめこ 1986年3月21日生まれ。東京都出身。T153、88・60・85のEカップ。CD「アキバに行くのん!」「めろんしちゃって☆」などでヲタ芸を呼ぶ。地球からみて月の方向にある「不思議の国」のお姫さまで、片道運賃は100万円という。缶コーヒーCMでは、宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ第12弾「秋葉原編」に登場。桜川のホコ天路上ライブを照明係ジョーンズら撮影隊が取材し、「この惑星の秋葉原と呼ばれる土地は、異様な熱気に包まれている」とナレーションが流れた。趣味はネコ耳集め(30個保有)。3月21日に上野水上音楽堂でワンマンライブ決定。公式サイト「めろめろめろん」は、http://www.marvelyell.net/himeme(写真=得意のニャンコポーズで新年の福を招くひめめ=都内の内外タイムス本社で)
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その他 2009年01月01日 12時47分
気になるロボット 自動ページめくり器「ブックタイム」
祝、新年。そしてガンダム。宇宙世紀、いえ西暦2009年は「機動戦士ガンダム」生誕30周年の年でもあります。 スペースコロニーやモビルスーツに夢をはせたボクらも中年の一歩手前。ところが現実は、21世紀になってもジムの一機すら開発されていないではありませんか。 そんな中、漫画を読むのもだるいというヲタク層注目の最新ロボットを発見。さきごろ都内で開催された「『今年のロボット』大賞2008」で、なんと自動で本のページをめくってくれるマシン「ブックタイム」が披露されたんです。 操作は卓上ボタンを押すだけ。紙の厚さを自動判別して、厚さ3センチまでなら雑誌も文庫本もきれいにページをめくってくれます。一度の操作で連続10ページめくりが可能。「呼吸気スイッチ」により、ストローをくわえて息を吐くとページが進み、吸うと戻るシステムも搭載しています。これでガンダムのコクピットの中でも横になりながら漫画が読めます。 開発した西澤電機計器製作所の西澤泰輔社長は「体の不自由な人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に役立ちたい。海外からも続々注文が届いてます」と誇らしげ。評価は高く最優秀中小・ベンチャー企業賞を受賞したすぐれモノです。ウチにもぜひ一台欲しい!
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その他 2009年01月01日 12時45分
警察マニア向け写真集で“パトカー萌えッ”を体感しよう
警察マニア垂涎の最新お宝写真集「パトカーマニアックス4」(三才ブックス)が話題を集めている。新顔となる栃木県警の日産フェアレディZパト、静岡県警のトヨタ・マークXを激撮。08年北海道洞爺湖サミットで活躍したメルセデス・ベンツS600ロングのVIP警護車まで網羅しており、文句のつけようがない出来栄えと評判なのだ。 シリーズ前3作と同様、写真集の体裁をとりつつも解説が実にしっかりしている。ベンツ警護車のフロントグリルに光るLED赤色灯の被視認性の高さや、個性的でかわいらしいダイハツ・ハイゼットカーゴのミニパト誕生秘話など、読み物としても単純におもしろい。 最近、ダムや工場などの写真集が幅を利かせてきた。警察マニアを自負するならば新年はパトカーの勇姿をしっかりまぶたに焼き付けたい。沸々とわきあがる正義感。それこそが“パトカー萌えッ”なのだから。ページをめくりながら西部警察のテーマが聞こえてきたら本物だ。A4変型判136ページ。税込み1980円。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念 虎穴馬券 崖っぷち女 カワカミプリンセスが逆襲
あす28日(日)は一年の総決算「第53回有馬記念」(GI、中山芝2500メートル)が行われる。その年の世相を反映するといわれるグランプリ。不謹慎ながら、馬インフルエンザがまん延した昨年はマツリダ“ゴッホ”が9番人気の低評価を覆して優勝と、笑うに笑えない波乱の結末を迎えているが、果たして今年は…。虎穴馬券はあるキーワードに着目し、カワカミプリンセスで勝負といく! 2008年のキーワードといえば、流行語大賞に選出された「アラフォー」だろう。ただ、これを馬齢換算してしまうと9〜10歳。いくら何でも競走馬がその年までピークの状態を維持するのは無理。そこで、ひとひねりして「アラフォー=円熟期の女性」と解釈すると、該当馬が1頭。カワカミプリンセスがそれだ。 華々しく宝塚(市内にある阪神競馬場)でデビューを飾り、樫&秋華賞の2冠を初めて無敗で制した蹄跡は、史上最速で月組主演男役の座を射止めた「アラフォー」のヒロインとどこか重なるといったら飛躍しすぎだろうか。しかも、カワカミはキャリアを積むにつれ、文字通り、“注文の多い女”へと変貌を遂げた。斜行(06年エ女王杯1着入線→12着)に始まり、骨折、筋肉痛…。その癖は現在も変わらず、エ女王杯の1週前追いで大暴走。 とはいえ、この秋は無事に2戦を消化。これほど順調にきたのは4歳春以来だ。復帰後2戦の(2)(2)着も初戦は太めで、直後にマイルCSを制すブルーメンブラットから1/2馬身差、そして、エ女王杯は前述に記した通り、オーバーワークが最たる敗因だ。その点、今回は“崖っぷち”にあることを自ら悟ったのか、中間の調整は至ってスムーズ。古馬になってから最高の仕上がりを見せている。 牡馬相手でも通用することは、今春の金鯱賞で、後の宝塚記念馬エイシンデピュティ相手に0秒2差3着した内容が示す通り。何より、今回は前に行きたい馬がそろい、身上の決め手を生かすには絶好の展開が見込める。今年、不惑を迎えた横山典との“アラフォーコンビ”が、全馬まとめて面倒みる!
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 今年最後の大勝負!! アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。いよいよ今年の競馬も最後。フィナーレは「有馬記念」です。 天皇賞・秋、ジャパンC、そして有馬記念。この3レースを制覇するのは至難の業。あのスペシャルウィーク、有馬記念を連覇したシンボリクリスエスも、この壁を突き破れませんでした。4年前、ゼンノロブロイが壁を乗り越えて3連勝。ただし、有馬記念は凱旋門賞で17着に大敗したタップダンスシチーが3カ月ぶりの実戦で2着。3着も天皇賞で10着と凡走したシルクフェイマス。低調な顔ぶれに恵まれました。そんな中で8年前、春秋の天皇賞、宝塚記念、ジャパンC、そして有馬記念とGI5連勝、グランドスラムを達成したテイエムオペラオーはまさに王者の中の王者だったような気がします。 今年、天皇賞・秋、ジャパンCで死闘を演じたウオッカとディープスカイは、早々と有馬記念をキャンセル。疲労が残って満足な結果が残せないだろうという判断からだと思いますが、これはある意味で正解です。 ウオッカと人気を二分するダイワスカーレットは、天皇賞・秋の後、ジャパンCはキャンセル。有馬記念一本で体を仕上げてきました。一方、昨年の有馬記念馬マツリダゴッホは天皇賞・秋をキャンセル。ジャパンCをステップに連覇を目指します。この2頭が人気を集める有馬記念ですが、私の予想はドリームジャーニー。 というのも、前走の天皇賞・秋10着は大収穫の内容。明らかに不利な東京2000メートルの大外枠。しかも、出遅れて外々を回るロス。さらに、左回りは内にササる癖があり、十分に追えない不利。それでいて、優勝したウオッカと0秒8差。もしこれが右回りで枠順が良かったら、かなり際どい勝負になっていた公算が大です。 この夏以降は小倉記念、朝日CCを連勝。確実な成長を見せていますし、今回はGI・朝日杯FSを制したのを含め、<2011>とベストコースの中山。2400メートルですが、阪神の神戸新聞杯ではアサクサキングス以下を一蹴とスタミナもバッチリ。また、天皇賞から中7週は小倉記念圧勝と同じ。(11)の単で応援です。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 藤川京子 マツリダゴッホが連覇達成よ!
持ち前の先行力にさらに磨きのかかった◎マツリダゴッホが連覇を狙います。 昨年の有馬記念は9番人気ながら2着のダイワスカーレットに1馬身1/4差をつけての完勝。気楽な立場で運べたとはいえ、4角先頭で押し切った内容は圧巻でした。その後も日経賞、オールカマーを連覇するなど、昨年のグランプリ制覇がフロックでないことを証明しています。 そして、前走のジャパンCでは懸念された左回りを克服。長い直線で、いったんは先頭に立つ見せ場十分の走りで0秒2差4着。昨年、東京で振るわなかったことを考えると、この1年間でのパワーアップの跡がうかがえます。 昨年とは異なり、今年は他馬のマークが厳しくなることと思われますが、<7111>と得意の中山なら折り合いもバッチリつくし、前走以上のパフォーマンスを披露してくれること間違いなし! ここを最大目標に調整されてきたため、気配も抜群。レコードで走った実績があるように、ダイワスカーレットが引っ張る速い流れにも対応は十分可能なはずです。今年は堂々の本命馬として、主役の座を射止めます。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 本紙・橋本はマツリダゴッホ中心
昨年の覇者マツリダゴッホが、女傑ダイワスカーレットとの一騎打ちを制し、史上5頭目の2連覇を達成する。 その昨年は9番人気とその他大勢の1頭だったが、今では誰もが認める東の正横綱。とりわけ、中山は重賞5勝を含む<7111>と自分の庭同然。 酷量59キロをものともせず0秒5、0秒3差の圧勝劇を演じた日経賞、オールカマーでその真髄を見せつけている。ジャパンCで0秒2差4着と鬼門の左回りを克服したのも、地力強化の証し。普段通りの競馬をすれば、結果はついてくる。 相手はダイワスカーレットだが、勢いのあるJC馬スクリーンヒーローも怖い。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
東京大賞典(JpnI、大井2000メートル、29日) 本紙・古谷はサクセスブロッケン◎
JRA5頭がいずれもTCK2000メートルのJpnI馬。さらにフリオーソが加わり、2008年ダート王を決めるにふさわしい豪華メンバーがそろった。 ◎はサクセスブロッケン。JCダートでは苦杯をなめたが、経験の差が出た印象。大井2000メートルは今夏のJDDを圧勝。先行しながら上がり3F36秒6をマークし、スマートファルコンに3馬身1/2差をつけている。 今回は前走を糧に待機策に打って出る模様。何より、TCKを知り尽くしている内田博騎手を配して挑むだけに巻き返しの期待は十分だ。 強敵はヴァーミリアン。昨年は上がり3F36秒3と非凡な瞬発力を見せつけ、フリオーソに4馬身差をつけている。案外に終わったJCダートの雪辱を期す。 JCダート制覇で完全復活のカネヒキリ、地方の雄フリオーソが次位争い。
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その他 2008年12月27日 15時00分
KEIRINグランプリ08(30日、平塚) 本紙・竹内 強運持つ井上◎
天性の勝負強さに賭ける。30日、平塚競輪場で競輪界最高峰のレース『KEIRINグランプリ08(GP)』が、優勝賞金1億円をかけて一発勝負で行われる。モンスター山崎芳仁とのコンビで2年連続のグランプリ・チャンピオンの座を狙う伏見俊昭と、単騎戦を宣言した佐藤友和の北日本軍団の動向が注目される。小嶋敬二は北京五輪・ケイリンのメダリスト永井清史を目標に、番手からまくりも辞さない構えで決死の1億円獲り。今年ラストの大勝負に役者はそろったが混戦になるとみた本紙は、自在性のある井上昌己にこん身の◎。ここ一番での勝負強さにかける。 五輪イヤーの08年。日本発祥のケイリン競技で永井清が、北京で初めてメダルを獲得した。アテネの挫折から4年越しでの悲願達成。今年は本業の競輪よりも五輪にかけていた永井にとって、グランプリでの発進には迷いがない。小嶋敬も当然のように番手まくりを否定しない。 この中部作戦をケン制するように、山崎芳と佐藤友は別線を表明。「番手を含めて、なんでもあり」の佐藤は、山崎援護のためのかく乱役とみる。単騎で戦う佐藤の出現によってレースの流れはすんなりとはいかない。 混戦必至。ならば自在性にたけている井上昌が本命だ。天性の勝負強さが1億円を賭けた大舞台で、さらに活きてくることは間違いない。 4年前のアテネ五輪・チームスプリントでは予選を走った永井に代わってのピンチヒッター。五輪本番で第3走者に抜擢され、伏見俊、長塚智とともに銀メダルを手にした。世界のビッグステージにおいても物怖じしない鉄のハートは、その後GIでも遺憾なく発揮される。初タイトルとなった06年のオールスターでは、意表をつくカマシ先行を敢行してV獲り。GIの優出が3回しかない中で2度のタイトル奪取は、まさに天が授けた強運の持ち主。大舞台での一発勝負が打って付けなのは、疑う余地がない。 2年前、初めてのグランプリでは、ラストランとなった吉岡稔真氏(引退)と心中し、勝負どころでは圏外の最後方。ただバンクを回ってきただけの“超”不完全燃焼で、脚を使わずに終わってしまった。が、今回は遠慮はいらない。 「一番のデキだった年頭のころの調子に持っていけるようにしたい」 小嶋ラインに飛び付きまくり追い込んだ1月競輪祭Vが真骨頂。そのシーンを再現するだけのデキには戻っている。 今年のラスト勝負は“豪運”の井上にすべてを託す。買い目は車単でマーク三宅への(7)(3)を主力に(7)(1)、(7)(6)、(7)(2)。
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