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ケイリン徒然草 競輪をプロスポーツとしてグローバル化するために

 「ばらまき」だか「給付金」だかしらないが、政府は2兆円も国民にお金をくれるという。テレビ報道なんかはこれで経済が活性化するとか、しないとかいっているが、この給付金をNPOやNGOに寄付しようという論議はない。
 世界には援助を必要とする国がたくさんある。どうして外国の飢餓に苦しむ人や、学校もない地域のためにこの交付金を寄付に出そうという論議が出てこないのか?
 競輪界には選手や家族それに競輪で生活費を稼いでいる人たちが2万人はいるだろう。この人たちが給付金を寄付したらどうか。1億円から2億円の基金が出来るだろう。この基金を元にして、四川大地震で潰れた学校や、サイクロンの被害を受けたバングラディシュなどの子どもたちのために役立てたらどうだろうか。もちろん強制は出来ないし、する性質のものではない。また基金を元に投資する必要もない。先日みたテレビでは日本製のプレハブ校舎はレンガ造りの中国の建築より地震に強いという話だった。この技術を中国に伝えて四川の子どもたちが安心して教育を受けられる環境を作る援助をしたらどうだろうか。

 競輪に限らず公営事業はファンから100円購入ごとに25円の税金をとって、その経費で運営されている。税金を取られているファンへの見返りの一部として、競輪教育援助基金を作り、全国競輪施行者協議会が基金を管理してみたらどうなのだろうか。
 これからはアジアの時代だとマスコミはいうが、日本がアジアでリーダーシップをとるには小さな善意の積み重ねが必要なのではないか。野球はすでにアジアはおろか世界にはばたいている。同じプロスポーツの競輪をアジアに認識させ、さらにグローバル化するためにも、こんな提案も小さな一歩になるだろうと思う。

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