search
とじる
トップ > その他 > 【雅道のサブカル見聞録】『魔法少女まどか☆マギカ』はエヴァを超えるのか

【雅道のサブカル見聞録】『魔法少女まどか☆マギカ』はエヴァを超えるのか

 今週本放送が終了したTVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のDVD、ブルーレイディスクが大ヒットの兆しをみせている。27日の一巻発売直後から、店頭では売り切れが続出。ネット通販でもアマゾンなど大手で在庫切れとなっており、現在は再入荷分を待つ形だ。一部情報では週間の売り上げ枚数が10万枚に届くのではとの声も出始めている。この10万枚という数字は、映像コンテンツのみの売り上げとして、深夜アニメでは記録的といえる。深夜アニメどころか、これを上回る数字を叩き出したTVアニメは過去に『新世紀エヴァンゲリオン』くらいなものだ。

 10万枚に届かなくても、この盛況ぶりをみるに、深夜枠のオリジナルアニメとしては最も売れた作品となるのはほぼ確実であろう。しかも、今までオリジナルアニメの売れる要素として不可欠といわれてきたロボットなどの大型機動兵器を登場させず、シナリオ構成とキャラ演出だけでここまでの成績を出している

 『魔法少女まどか☆マギカ』が今後、ガンダム、エヴァなどの大ヒットオリジナルアニメと肩を並べるには、スピンオフなどのコミカライズ作品、フィギュアなどの関連商品の長期的なヒットが不可欠であろう。深夜アニメという狭い世界で生まれ、オリジナルアニメとして新しい可能性をみせてくれた作品が、これからどこまでの勢いをみせるのか、注目したい。(斎藤雅道)

関連記事


その他→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

その他→

もっと見る→

注目タグ