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レジャー 2008年12月26日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 特捜班はドリームジャーニーを指名
毎年、世相を反映するといわれる暮れのグランプリ。今年を象徴する漢字は「変」、アメリカでは「チェンジ」が合言葉になった。「第53回有馬記念」(GI、中山芝2500メートル、28日)も、まさに変革の時。特捜班はズバリ、ドリームジャーニーの王座交代を狙い撃ちする。勝つのはダイワスカーレットでも、マツリダゴッホ、メイショウサムソンでもない。有力どころに先行馬がそろったこんなときこそ、穴をあけるのはジャーニーのような一発型の追い込み馬なのだ。 いよいよやってきた暮れの大一番。秋になり一気に世界を覆い尽くした同時不況は、来年も底なし沼の様相だ。こんなときこそ、競馬ぐらいは少額の資金ででっかい夢を買いたい。 財布が決して暖かくない特捜班も、寒さのいっそう増した栗東トレセンを歩き回った。そして見つけ出した穴馬がドリームジャーニーだ。 べつに夢だからドリームとか、ダジャレで選んだわけではない。デキ、展開、能力…すべてにおいて一発大駆けの資格を有するからこそお薦めするのだ。 まずは仕上がり。当初は天皇賞の後、香港ヴァーズへの遠征を目標にしていたが、選出漏れしてしまった。しかし、長い出国検疫などを受ける必要がなくなり、調教に関してはかえってスムーズにいったという。 「香港を使えないと分かった時点で、目標を有馬に切り替えた。実際、鞍上の池添も状態はいいと言ってくれている。調整に狂いはありません」と池江寿調教師も自信ありげにうなずいた。 そして、今回は展開も向きそうだ。ハイペースで逃げそうなダイワスカーレットに、これをマークしていくマツリダゴッホ。ジャパンCで脚を余したメイショウサムソンも、ラストランを悔いなく終えるため、早め先頭の作戦だろう。ほかにもアサクサキングス、コスモバルクだっている。 これだけ実力馬が4角で我先にとひしめき合えば、追い込み馬に付け入るスキが出てくるはずだ。決め手の鋭さなら文句なくピカイチのドリームジャーニーには絶好の流れになる。 秋の天皇賞(10着)こそ力を出せずに終わったが、「超ハイペースのうえにコーナーが二つしかなくて、息が入らず、末脚のタメが利かなかった。それに最近、左回りは内にササッて追いづらいからね」と敗因ははっきりしている。 その点、今回は朝日杯FSに神戸新聞杯、小倉記念、朝日CCと勝ってきた得意の右回り。この条件ならGIでも勝負になる底力がある。「2400メートルの神戸新聞杯を勝っているし、コーナーが多い中山の内回りなら息も入る」と見通しは明るい。 経済、政治と波乱続きのこの一年。有馬もきっと、乱れる。
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レジャー 2008年12月26日 15時00分
ラジオNIKKEI杯2歳S アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。一年は早いもので、明日はもうフィナーレの有馬記念です。 有馬記念といえば前日に歴史と伝統の「中山大障害」。今回で131回目を迎えるのですが、それにしては、やや扱いが低すぎる感じがします。なぜ、メーンではないのでしょうか。昨年、3日目のメーンに行われていた師走Sをここに移動してきました。しかも、今年の師走Sは注目のフラムドパシオンが出てきているものの、パッとしないメンバー構成。これならフルゲート16頭がそろい、なおかつ、昨年の1、2、3着馬が顔をそろえたJ・GI「中山大障害」をメーンにすべき。ちなみに私の大障害予想は◎エイシンニーザン。初障害から淀ジャンプSに阪神SJと、圧倒的な強さで3連勝した逸材。4戦目のGI中山GJは、初めての中山で大障害、落馬の馬に接触する不利。重馬場ながら5着に踏みとどまった底力は立派なものです。叩き3走目で注目。 さて、阪神では春のクラシックの夢が広がる「ラジオNIKKEI杯2歳S」。千両賞で追ったところなしで横綱相撲を見せた話題のリーチザクラウンが登場してきましたが、ここは追いかけていた馬が一頭います。 1勝馬マッハヴェロシティです。前走の東スポ杯2歳Sでも◎で応援。強気にドーンと勝負に出たのですが、最高の1番枠を引き当てながら出遅れ。仕方なく最後方を進む予期せぬ厳しい展開。しかも、直線で突いたところが悪く、ペリエ騎手騎乗のピサノシンボルと接触。柴田善騎手が立ちあがるような致命的不利。ここに至り万事休すと思えたのですが、追い出してからすごい脚で、6着まで押し上げてきました。優勝したナカヤマフェスタと0秒7差。ラスト3F33秒4のガッツは収穫大。当時は新潟以来の実戦で、8キロ増の510キロの馬体。実に内容の濃い一戦です。 新潟のデビュー戦でガンズオブナバロンと壮絶な叩き合い。なんと究極のラスト3F33秒1の二枚腰で一蹴。その2着のガンズオブナバロンは2戦目でレコード勝ち。そして新潟2歳Sで2番人気。叩き2戦目、安藤勝騎手に乗りかわり買いです。
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レジャー 2008年12月26日 15時00分
師走S 藤川京子 マルブツリードで一獲千金よ!
師走Sは決め手ある◎マルブツリードに期待します。 前走のベテルギウスS(0秒5差4着)はうまく折り合って追走できていましたが、勝負どころで挟まれる痛恨の不利。ゴール前はかなりいい脚で追い込んできただけに、ちょっとかわいそうなレースになってしまいました。 とはいえ、この馬自身、本当に力をつけています。近走は掲示板を外さない堅実さだし、今年は負けたレースでもすべて勝ち馬から0秒5差以内に踏ん張っていますからね。 叩き3走目は過去に2勝。最終追い切りも栗東Bコースで6F80秒8→64秒8→50秒7→37秒3→11秒5の好時計マークしているように、動きはいっそう良くなっていますよ。 中山も重賞のマーチSで6着があるし、内外タイムス杯でも3着していますから、コースがわりは何ら問題ありません。ハンデの56キロも手ごろです。 乗りかわりになりますが、蛯名騎手とは2勝の好相性。最近では折り合いがつくようになり、レースが上手になってきましたから、スムーズに運べればここでもチャンスは十分でしょう。
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レジャー 2008年12月26日 15時00分
師走S(オープン、中山ダ1800メートル、27日) 本紙・橋本は素質上位フラムドパシオン◎
未完の大器、フラムドパシオンでもう一丁。 その前走はトップハンデ58キロをものともせず、0秒4突き放す圧勝劇。元をたどれば、UAEダービー(06年)3着馬。条件クラスでは力が違いすぎた。これほどの馬にクラスの壁などあるはずもない。56キロとハンデにも恵まれ、死角は見当たらない。中1週と間隔を詰めて使えるのもそれほど体調が充実している証拠で、2連勝の可能性は限りなく高い。 当面の相手はナンヨーヒルトップ。今夏を境に地力強化は目覚ましい。前走5着も評価でき、ハンデ差を生かして好勝負に持ち込みそう。 惑星は皐月賞2着馬タケミカヅチ。
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レジャー 2008年12月26日 15時00分
ラジオNIKKEI杯2歳S(JpnIII、阪神芝2000メートル、27日) 本紙・谷口は能力断然リーチザクラウンで勝負
休み明けをものともせず朝日杯FSを勝ったセイウンワンダーの強さにケチをつけるつもりは毛頭ないが、それでも2歳牡馬最強はこの馬と確信している。◎はリーチザクラウンだ。 初戦こそ、仕上がり途上で落としたが、続く2戦は後続に影をも踏ませぬ圧巻の内容で連勝。 橋口調教師は「ダンスインザダーク、ハーツクライ級は間違いない。この馬で来年のダービーを獲れなかったら、オレにはもうチャンスはこないよ」とまで言い切る逸材に、初距離、初オープンうんぬんを論じるのは野暮というもの。 破竹3連勝で、来年のクラシックへ名乗りをあげる。
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レジャー 2008年12月26日 15時00分
中京日経賞(1000万下、中京芝1200メートル、27日) 本紙・長田は叩き2戦目のリッターヴォルトから
リッターヴォルトを狙い撃つ。 5走前には現級を勝っている格上馬。前走は休み明けで太め残りのうえ、発馬直後につまずく不利。それでも、2着を確保したあたりが実力だ。 中間は坂路5本と熱心に乗り込まれ、重かった馬体はスッキリ。適度に気合も乗っており、1度使った上積みは十分見込める。気難しいタイプで成績にムラはあるが、先週4勝と好調なデムーロ騎手なら不安なし。トップハンデの57・5キロも、500キロの馬格を誇る同馬なら大丈夫。
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スポーツ 2008年12月26日 15時00分
戦極 菊田が吉田越えの先に目論む大物狩り
「戦極の乱2008」(1月4日、さいたまスーパーアリーナ)で、吉田秀彦と対戦する菊田早苗が25日、都内のGRABAKAジムで練習を公開。2000年元シドニー五輪柔道81キロ級金メダリストの瀧本誠に続き、1992年アトランタ五輪柔道78キロ級金メダリストの撃破を目指す菊田は、北京五輪柔道100キロ超級金メダリストのアノ男も視線の先に捕えている。 柔道五輪金メダリスト・ハンターの誕生だ! 05年大みそか「PRIDE男祭り」で瀧本に勝利している菊田。吉田を倒せば、元柔道五輪金メダリストの2人目を“狩る”ことになる。「元金メダリストの2人と(総合格闘技の試合を)やれて、2人に勝利できればすごいこと」と前人未到の偉業達成に意欲的だ。 元々、柔道の道を歩んでいた菊田にとって、柔道五輪金メダリストに勝利する意義は大きい。瀧本戦の勝利後は「五輪ファイターに勝って(自分が培った柔術の技術で)やれるという自信になった。柔道と総合は違うものとも実感じた」という。ヘビー級ファイターの吉田を破れば、さらに自信を深めることになる。 調整は順調。「トレーニングをガンガンやっている段階。来週からは(コンディションの)調整に入る」と、寝技世界一決定戦「アブダビ・コンバット」を制したグラウンドテクニックに、さらに磨きをかけている。この日のスパーリングでも柔道着姿の佐々木有生を相手に、グラウンドの動きを確認。足関節をはじめ、相手の柔道着を使った送り襟締めなどを披露し好調をアピールした。 吉田戦に必勝を期すため、主催者側には注文をつけた。「前日に(柔道着を着るのかどうかを)知りたい。胴着を使って絞める技(吉田が得意とする袖車など)もどうかと思う」と苦言。試合の2日前に行われるルールミーティングでは審判団に確認することになる。 吉田戦の先には3人目の元柔道五輪金メダリスト狩りも視野にある。8月の北京五輪で金メダルを獲得し、その後プロ格闘家となった石井慧だ。「機会があればやりたい。重そうだけどね(笑)」。 3人目の金メダリスト狩りを実現させるためにも、吉田戦は落とせない。GRABAKAの総帥は野望を胸に、正月決戦のリングに向かう。
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スポーツ 2008年12月26日 15時00分
ボクシング界10大ニュース
2008年のボクシング界には、さまざまな出来事が起こった。日本ボクシング史上にとって転換期となるニュースが多い1年だった。 1位は、群雄割拠のフライ級でWBC世界王者に君臨する内藤大助。今月23日にはV4を達成し、自身が持つ世界戦での国内最年長防衛記録(33歳11カ月)を34歳3カ月まで塗り替えた。 春先に前王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)と引き分けて2度目の防衛を果たすと、夏には日本王者の清水智信に逆転KO勝ち。23日の山口真吾戦もTKOで勝利し、今年3度の防衛戦を無事にクリアした。来年には指名試合としてポンサクレックとの再戦が有力視されている。 2位は、女子ボクシングの本格スタート。 2月に日本ボクシングコミッション(JBC)公認の女子プロテストが初めて実施され、ライトフライ級の富樫直美や最軽量アトム級の小関桃がWBC世界王者となった。現時点では問題点も多い女子ボクシングだが、今後いかに盛り上がりを見せるか注目したい。 3位は、亀田ジム設立。 興毅、大毅、和毅(ともき)の亀田3兄弟が籍を置く協栄ジムとの関係がこじれ、新ジム「亀田ジム」を作って独立した。次男・大毅の復帰戦を行い、末弟もメキシコでのプロデビュー後に、日本デビューも果たした。 4位には、WBAフライ級王者の坂田健史の大みそか興行。今年は春から2度の防衛を重ね5度目の防衛戦が大みそかに行われる。V5戦はテレビ放映も決まり、人気でもWBC同級王者の内藤に並び、09年にはさらに知名度を上げそうだ。 5位は、長谷川穂積のV7達成。安定した力を示し7度目の防衛に成功。09年にはふた桁防衛回数が期待されるところ。 08年は国内外でベテランの明暗が分かれた。世界6階級制覇のオスカー・デラホーヤ(米国)は、世界4階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)とウエルター級のノンタイトル戦で激突。体格で圧倒的に勝るデラホーヤが大番狂わせのTKO負けを喫した。 日本でのライセンスを失った元WBC世界バンタム級世界王者の辰吉丈一郎がタイで約5年ぶりに復活。2回TKO勝利を飾って健在ぶりをアピールした。その一方で、JBCは11月2日、タイ・チュワタナジムのアンモ会長と対談し、JBCライセンス保持者以外との試合禁止を要請。辰吉の現役続行が危ぶまれている。 次点は、46歳イベンダー・ホリフィールド(米国)の、ニコライ・ワルエフ(ロシア)が持つWBA世界ヘビー級王座への挑戦。0-2の判定負けで、惜しくも最年長世界王者の記録を作ることはできなかった。
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スポーツ 2008年12月26日 15時00分
ハッスル ムタが川田親子に宣戦布告
ムタ降臨! 「ハッスル・マニア」(30日、東京・有明コロシアム)で愛息ボノちゃんとのタッグで、川田利明&川田父と対戦するグレート・ムタが、25日のハッスル東京・後楽園ホール大会に出現した。 魔界住人のムタは神出鬼没とあってマニアでの親子対決は、本当に実現するのか疑問視する声が挙がっていた。カードを組んだ高田モンスター軍の高田総統さえも半信半疑。ボノちゃんだけが「パパは絶対に来るもん!」と父親との再会を信じていた。 だが、この日ムタは煙の中から出現。グリーンミストを天に向ってに吐き総統を威嚇し、ボノちゃんを抱き寄せる。昨年大みそか以来となる約1年ぶりの再会だ。 ムタは川田親子に向け首を掻っ切るポーズで宣戦布告。川田は「オヤジには指一本触れさせない」と応戦した。 当初は出場も危ぶまれたムタが姿を見せ、親子対決が俄然ヒートアップしてきた。
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スポーツ 2008年12月26日 15時00分
Dynamite!! 青木真也 打撃進化
大みそか「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ)に出場する青木真也が25日、都内のDEEP道場で練習を公開した。全日本キックボクシングスーパーフェザー級王者の石川直生を相手に打撃で互角のスパーリングを披露。ストライカーのエディ・アルバレス撃破に磐石の体制を整えた。 今夏の雑誌での対談をきっかけに、石川と意気投合したという青木。この日は仮想アルバレスとして石川を相手に2分2R、立ち技のみのスパーリングを敢行。キックの王者にヒケを取らないキックやパンチを打ち込んだ。 青木は打撃に手応えをつかんだのか「僕はグラップラーで寝技ばかりと思われてますけど、そんなことはない。打撃もちゃんとやっている」と、アルバレスとの打撃勝負に打って出る構えを見せた。「世界最高の試合になる自信はある」。得意の寝技に加え、打撃を進化させた青木に死角は見当たらない。
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