菅野智之
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スポーツ 2020年05月11日 11時45分
巨人・菅野、“エースのプライド”が仇となる? 開幕に向け浮上するバス移動、今オフ予想のメジャー移籍へ真価が問われるか
“バス移動の遠征”となれば、メジャーリーグのスカウトも参考にするのではないだろうか。 最短で6月19日の開幕戦開催を目指し、5月11日、12球団代表者会議が開かれる。最終決定は翌12日のオーナー会議に持ち越されるが、同代表者会議前に「新型コロナウイルス対策連絡会議」があり、そこで改めて専門家から“感染予防策”についてレクチャーを受けるという。ここでペナントレース開催の“前向きな意見”が出ることが大前提だが、新たな問題も浮上してきた。移動手段である。 「ペナントレースに移動は付きもの。主に新幹線、飛行機を利用していますが、『移動』が頻繁になると、感染防止にはなりません」(球界関係者) 「一般利用客との接触を無くす」という意味で、浮上してきたのがバス移動である。 映画・メジャーリーグで選手一行がバスに揺られ、深夜の長距離移動を強いられるシーンがあった。筆者も米マイナーリーグ、同独立リーグを経験した日本人選手に「バス移動の辛さ」を質問したことがあるが、 「一人で2席確保できたら、少しは眠れるが、そうでないときは床で…」 「逆に体が疲れてしまい…。でも試合があるから休むわけにもいかず」 などと語っていた。 日本内であれば、そこまで大袈裟にはならないが、バス移動による疲労は避けられないだろう。「特にピッチャーは大変でしょう。先発投手は先日か、前々日に移動すると思われますが、ほぼ毎日ベンチ入りするリリーフ投手は体調管理だけでも苦労しそう」(ベテラン記者) しかし、メジャーリーグではバス、飛行機を乗り継いで、「試合開始の2、3時間前に到着」なんてこともある。 「今オフのメジャー挑戦が予想される巨人・菅野、日本ハム・有原らのピッチングに注目です。ホームでの成績よりも、ビジターでの登板が注目されるでしょう」(前出・同) 先発投手は前日入りとなるだろうが、1日で移動の疲れを取ることができるのかどうか疑問だ。それも、新幹線、飛行機での快適な移動ではない。 「先発投手の投げるイニング数を短くし、リリーフ投手を多めに注ぎ込む継投策が考えられます。でも、リリーフ投手も移動で疲れているので、監督はその日に使うリリーフ投手と休ませるリリーフ投手を事前に決めるなどしなければなりません」(前出・同) チームのエースともなれば、リリーフ投手全員を休ませ、完投するくらいの気概も求められる。それができなければ、メジャースカウトも評価してくれないだろう。 「エースのプライド、責任感で無理をしてしまうかもしれません。菅野は自主トレ期間中も若手投手を同行させるなど、“親分肌”なところもあります。年齢的にもリリーフ投手たちは後輩ばかりなので、『自分は5回まで投げて、後はよろしく』ということはできないでしょう」(前出・球界関係者) 同じくペナントレースの開催を目指すメジャーリーグでは、アリゾナ州など3州に全30球団を集めるプランも同時協議されてきた。日本では「移動のリスク」はほとんど触れられてこなかった。開幕戦が6月19日に決定するとしても、解消しなければならない課題は多い。移動による体力ロス、エースの意地、菅野智之にとって真価の問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月08日 12時41分
巨人・菅野、周囲が驚いた「効果的な自主トレ」とは 7月開幕説も浮上、“考える”エースがペナントの明暗を分ける?
奇しくも、ペナントレースでぶつかる予定の2人の開幕投手が“実戦”を意識した投球練習を同日に行った。 巨人の開幕投手、菅野智之がブルペン投手の他に、屋外での遠投にも多くの時間を割いていた(5月7日)。この日は強い風が吹いており、肩周辺の筋肉を鍛えるのなら、室内で他の練習もできたはずだ。しかし、強風の中で遠投する菅野を見て、こんな情報も思い出した。 「自主トレ期間中、菅野は米国のスポーツ施設を利用しています。その施設内には逆風に向かって投げ込みをするスペースがあり、『強いボール』を習得するためであり、無風状態で投げるよりも効果的だと」(関係者) 菅野が“強いボール”を投げていた頃、横浜DeNAベイスターズの開幕投手、今永昇太に関する情報が飛び込んできた。ブルペン投球を行ったそうだ。巨人とDeNAは開幕戦でぶつかる予定だ。 こちらも「3密状態」を避けるため、横浜スタジアム内の練習場は取材NGなので詳細は分からない。だが、その後のオンラインによる質疑では「個人的に6月下旬を開幕戦の最速日に仮設定している」と、答えていたそうだ。 6月19日の開幕説が一時濃厚となった。本来ならば、セパ交流戦を終えて通常ペナントレースが再開される日だった。現時点では緊急事態宣言が5月6日で解除されなかったため、「さらに先延ばしになる」との見方が支配的だが、こんな情報も聞かれた。 「各球団が選手を再招集し、合同練習や紅白戦を行うだけでは不十分です。調整の一環として、対外試合を行う時期も必要です。そのため、7月半ばに開幕戦が設定されるという声もあれば、同時に対外試合ナシのぶっつけ本番論も出ています」(プロ野球解説者) もちろん、緊急事態宣言が解除されることが大前提だが、開幕投手は“危険”も感じているそうだ。 「自主練習が長引き、選手たちは体力を持て余しています。『飛ばし過ぎ』で肩を壊すようなことにならなければいいのですが」(前出・同) 菅野の強風下での遠投は、筋力アップによる予防策も兼ねていたようだ。 各チームの練習施設には、ほぼ毎日、選手がいる。しかし、監督、コーチは常駐ではない。その辺について聞いてみると、意外な話が帰って来た。 「データ解析ですよ。オフシーズン、チームの弱点を補うため、スタッフミーティングを行います。対戦チームの特徴を洗い直すだけではなく、自軍の失点を減らすためにはどうすればいいのか、そのために四死球を減らす必要性が指摘されれば、バッテリーの配球を見直さなければなりません。自主練習期間中は、頭脳作業ですよ。体を動かしていたほうがラクです」 某球団コーチの証言だ。 チーム関係者などによれば、菅野は強風を知って、あえてグラウンドに出たそうだ。今永も単に体を動かしているのではなく、開幕戦を逆算しながらの調整を続けている。「考えながらの自主練習」ができる両エースは、ペナントレース本番でどんな結果を出すのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月04日 11時30分
巨人・菅野、今オフのメジャー移籍は絶望的? “カネ”に苦しむMLB球団、東京五輪も理由に挑戦は先送りか
MLBの「無観客試合」は、ネクスト・メジャーリーガーにも影響しそうだ。 「2020年オフの米球界を目指す日本人選手が何人かいました。米スカウトの間でもっとも評価が高いのは、巨人の菅野です。ソフトバンクの千賀を推す声も多く出ています。ただ、現時点で言えることは、彼らの評価は非常に高いですが、米球界挑戦を実現させるには、所属球団がポスティングシステムに掛けることを許可しなければなりません。そういう調査ができないので…」(ア・リーグ中部地区スカウト) 一連のウイルス禍のため、メジャーリーグでは一切のスカウティング活動も禁止されている。今オフ、ポスティングシステムなどを使って、米球界に挑戦するとされている日本人選手は、巨人・菅野智之、DeNA・山崎康晃、千葉ロッテ・石川歩、北海道日本ハム・有原航平、同・西川遥輝、ソフトバンク・千賀滉大など…。 スカウティング活動の禁止による“調査不足”以外の理由で、今オフの米球界挑戦は不可能となる可能性も出てきた。 その理由は、「カネ」だ。 「MLB機構は米選手会に改めて話し合いの場を求めています。すんなりと合意できないでしょう」(米国人ライター) 4月末時点で、MLB機構はアリゾナ州などウイルス感染者が比較的少ない3州に全30球団を集結させ、ペナントレースを開催する方向で調整を続けている。「無観客試合」となるのは避けられないが…。 「3月、MLB機構と選手会は“年俸の減額”でいったん合意しました。ペナントレース162試合、全てが行われた場合は満額、試合削減となった場合にそれに応じて減額していくという…。例えば、100試合しか行われなかったら、『年俸の162分の100』を払うことで合意しました」(前出・同) ところが、である。この時点で、MLB機構や30球団のオーナーたちは、無観客試合になる可能性を“軽視”していた。無観客になれば、チケット収入は入ってこない。TV中継による放映権料のみとなるため、減額した年俸分も払えるかどうか怪しくなってきた。再度の話し合いが必要となった理由はこれに尽きるが、こんな情報も交錯している。 「興行収入の激減は、2020年オフの補強に大きく影響してきます。今オフ、契約満期を迎えるメジャーリーガーの再契約はもちろん、日本人選手との契約も厳しくなります」(プロ野球解説者) 選手会側はMLB機構、経営陣との再協議に難色を示しているという。選手会側はすでに今オフに契約満期を迎える選手たちが渋チン交渉になることも見据えている。さらなる減給に応じる見返りとして、「さまざまな交換条件も検討中」(前出・米国人ライター)とも伝えられているそうだ。 追い詰められているのは経営サイドであり、「今オフは、日本人選手との新たな契約にまで手を伸ばせないとの見方も強まっています」(同) たとえ買い叩かれたとしても、メジャーリーグに行きたいと言う日本人選手も出てきそうだ。しかし、手放す日本の球団側も譲渡金(上限2000万ドル)をアテにしている部分もないわけではない。主力・看板選手を手放すのに見合った分を払ってもらわなければやっていけないだろう。 「順調に行けばの話ですが、来年7月~8月に延期された東京五輪を理由に、『米挑戦を先送りした』と言うかもしれません。東海岸の球団や大都市に本拠地を置く一部の球団は交渉できるかもしれませんが」(球界関係者) 収入減により、メジャー各球団は日本人メジャーリーガーの獲得交渉をする余力はない。菅野は「巨人愛」を貫くことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月21日 11時50分
巨人黄金バッテリーに異変? 小林が見せた意味深な行動、エース菅野の“マイナーチェンジ”も影響か
「練習中の仕草」から、選手の心境が見えてきた。 巨人・菅野智之投手がジャイアンツ球場でブルペン入りし、ブルペン捕手から絶賛された(4月20日)。ここまでは既報通りだが、その時、さまざまな思惑も交錯していたようだ。 まず、捕手側から見て菅野の右後方で腕組みをして、投球練習を見守っていたのは、キャッチャーの小林誠司。小林は2017年、菅野とのコンビで最優秀バッテリー賞を獲得している。昨季はパートナーを山口俊(現ブルージェイズ)に代えて、同賞を獲得している。阿部慎之助が二軍監督となり、投手陣を牽引していく立場にもなったが、開幕マスクに大城卓三を予想する声が多い。小林は記者団に菅野のこの日の投げ込みについて聞かれると、「いいね」とひと言だけ。菅野、小林は同級生であり、大学の全日本チームなどでいっしょにやってきた。「言葉で確認しなくても」の関係だ。 しかし、投球練習後の2人の行動は「今まで」とは違った。 菅野は支配下登録も噂される2年目の右腕・沼田翔平に近づき、投球の間に「そう!」「今のは…」とアドバイスを送っていた。小林はティー打撃を始めた。 「大城の開幕スタメンが予想されるのは、小林の打撃力不足によるもの。本人も必死だと思いますよ」(スポーツ紙記者) 一見、「余裕の菅野、必死の小林」となるが、実際は少し違うという。 「小林は育成の広畑捕手を自主トレに帯同させました。主力選手が後輩を同行させ、いろいろと教えるのが球界の風習です。小林に同行を願い出る後輩は今までもいたんですが、ずっと逃げていたんです。だけど、今年からは後輩を連れて行くようになりました」(球界関係者) 菅野は東海大ルートの後輩などに自分から声を掛けていた。昨季、中川皓太がブレイクできたのは菅野のアドバイスがあったからだとも報じられている。 「小林は毎年、『正捕手になれ』と言われ続けてきました。昨季は出場試合数が『100』を切り、本人も悔しい思いをしています。今季も小林、炭谷、大城、状況によっては、3年目の岸田も使ってくると思います」(前出・スポーツ紙記者) 巨人にはエース菅野とバッテリーを組んで「捕手は一人前」という評価もある。また、「菅野なら誰が捕手でも勝てる」との声もあり、この対照的な両方の評価を最も分かっているのも小林だろう。同日、菅野と小林が直接言葉を交わすシーンは見られなかった。もっとも、取材エリアが制限されており、見えないところで配球に関する話をしていたのかもしれないが…。 「今季の菅野は投球モーションをマイナーチェンジしたことで、変化球の軌道までが変わりました。去年までと同じ配球では菅野を生かしきれないでしょう。投手を乗せるのが上手なのは、炭谷です。重要どころは炭谷に任されると思う」(前出・関係者) 菅野は開幕投手が予定されている。スタメン捕手は打撃力のある大城になったとしても、菅野の投球をじっくり観察できたキャッチャーが“正捕手”となるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月13日 11時30分
今季のセリーグは巨人・DeNAの2強? 有力視される「6.19」開幕が両チームに追い風となるワケ
プロ野球開幕戦の日程が見えてきた。 台湾・プロ野球が開幕した(4月12日)。プロ野球、サッカー、バスケなど世界中のプロスポーツ興行団体が新型コロナウイルスの感染防止で何もできないでいる中、先陣を切って活動を再開させた。マスコミとチアガールだけは入場が許されたという。やはり、無観客試合には独特の緊張感が漂っていた。 「日本のプロ野球関係者も衛星放送で確認していました。無観客、つまり、テレビ中継でしかファンが試合を見られない興行がどういうものなのか、参考になりました。日本も無観客で開幕戦を迎える場合、カメラアングル、実況と解説の在り方を検討しないと…」(TV局スポーツ部員) 今さらだが、どの球団スタッフと話をしても、出てくるのは「今季は143試合を消化できないでしょう」の話。しかし、一部球団からは具体的な見解も聞かれた。 「100試合くらいしかできないと思う。そうなると、セ・リーグはDeNAが有利になり、オープン戦最下位だった巨人にもチャンスがあります。『100試合用に戦力を再編したチーム』が勝つでしょう」(在京球団スタッフ) DeNA優勢の理由は、絶対的な守護神・山崎康晃がいるからだ。先行逃げ切り、試合数が少なくなれば連投も可能となる。 それに対し、試合数が減ることで、「原巨人が復活する」の予測もされている。そもそも、今季の巨人に対する評価が低いのは先発投手陣に一抹の不安が残るからだが、 「通常、先発投手は6人で回すが、今年に限っては『5人』で乗り切れそう。エース菅野がフル回転してきたら、かなりの勝ち星も計算できます。先発枠を争っていた宮國、今村、高橋優らをロングリリーバーに回されたら、厄介なことになる」(前出・同) と、試合数の削減が好転するとの予想も聞かれた。 また、その試合数の削減について詳しく聞いてみると、「120日間の短期決戦」になるようだ。 「4月下旬の開幕戦ができないと決まった後、『5月26日と6月19日のどちらか』と囁かれています。現時点では、6月19日の開幕説が濃厚」(球界関係者) 5月26日、6月19日。つまり、キーワードは交流戦だ。予定通りにペナントレースが行われていれば、5月26日は交流戦の開幕日であり、6月19日はリーグ戦が再開される日だった。セ・リーグは交流戦の勝率が悪い。セ・リーグ側は「交流戦をやらない=試合削減」という提案をし、パ・リーグ側は「もう暫く様子を見て」の姿勢だった。しかし、7都府県に緊急事態宣言が発令され、そこには、12球団中8球団の本拠地がある。これを受け、限定コラボ商品を売るなど、交流戦をビジネスチャンスと捉えてきたパ・リーグも折れざるを得なくなった。 「関連スポンサーから了解が得られれば」の声も聞かれた。 100試合の短期決戦。絶対的なクローザーを持つDeNAか、エースをフル回転させる巨人か…。交流戦が消滅すれば、セ・リーグの順位予想で「巨人連覇」の声も強まるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月01日 17時00分
菅野のフォーム改造に「そのままでええやん」 元巨人・上原氏が疑問、「ストイックで聞く耳を持っている」と絶賛
元巨人・上原浩治氏が31日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に共にプレーした巨人・菅野智之について言及した。 今回の動画で上原氏は、現役時代の経験を元に「セ・リーグのヤバイ投手」を各球団から1、2名ずつそれぞれピックアップして紹介。その中で、巨人からは菅野の名を挙げた。 巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)の5球団でプレーした44歳の上原氏と、巨人(2013-)一筋でプレーを続ける30歳の菅野。この両者は2018年から2019年にかけて同じ巨人でプレーしている。 その菅野について上原氏は、「もう(投手として)完成されてる。今年(投球)フォームをいじったりしてましたけど、『そのままでええやん』って僕は思う」と余計なことをする必要はないと発言。 続けて、「(菅野は)ストイック。他人の意見も聞くけど、自分っていうものもすごく持ってる」、「(コーチの言うことは)絶対聞くべきだけど要らなかったら流して、自分の欲しいものだけ脳に残しておけばいい。そういう聞く耳も持ってる」と指摘した。 また、上原氏は「(菅野は)向上心もある。トップの選手だからサボろうと思えばサボれるし、自分で好きなようにできるポジションにいる。でも常に上を目指してる。それはすごいなって、僕が(メジャーから)帰ってきて2年間巨人にいて思ったこと」と手を抜かない姿勢を評価した。 共にプレーした2シーズンの間には、菅野と食事に出かけることもしばしばあったという上原氏。食事の際の会話など具体的な内容については明かしていないが、「向こうの方が(実力は)上ですから」、「本当にすごいと僕は認めてる。リスペクトですね」と称賛していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「良い数字を残せるのはやっぱり真面目に努力を続けてるからこそなのか」、「情報の取捨選択能力と、ここだけは譲れないという強い芯があったから一流になれたんだろうな」、「フォーム改造に否定的なのは意外、コーチの悪知恵だと思ってるんだろうか」といったファンからの反応が多数寄せられている。 プロ7年間で「176登板・87勝47敗・防御率2.36・1083奪三振」といった通算成績を残し、最多勝(2017-2018)、最優秀防御率(2014,2016-2018)、最多奪三振(2016,2018)、沢村賞(2017-2018)とあまたのタイトルを手中に収めている菅野。2020年シーズンオフにはポスティングでのメジャー挑戦も噂される菅野の取り組み、姿勢を上原氏も高く評価しているようだ。文 / 柴田雅人記事中の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年03月24日 17時00分
菅野・藤浪への批判に「プロにもなれなかったへたくそド底辺が」 元ソフトB大場氏の“激怒ツイート”が物議
元ソフトバンク・大場翔太氏が22日に自身のツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 現在34歳の大場氏は、ソフトバンク(2008-2015)、中日(2016)の2球団でプレーした投手。2016年限りで現役を引退した後は競輪選手への転身を目指し、2017、2018年に日本競輪学校の入学テストを受験するもどちらも不合格。その後2019年3月からはユーチューバーとして活動を開始しており、チャンネル登録者数は24日正午時点で5670人となっている。 大場氏は22日午後11時5分に自身のツイッターに投稿。一部ファンが巨人・菅野智之の投球フォームを批判していると前置きした上で、「てめぇらど素人が菅野の投球フォームにいちいち口出しすんじゃねぇよ!って思いましたね。なんでかって言うと、おまえらどうせ野球へたくそじゃん 俺を抜いてから言え」と物申した。 また、大場氏は同日午後11時8分にも投稿。阪神・藤浪晋太郎の制球難に苦言を呈したという自身の友人に対し、「てめぇ、プロにもなれなかったへたくそド底辺が 藤浪のこと語るのは100年はえーよ」と反発している。 一連の投稿に返信する形で、ファンからは「素人や少しかじった事がある奴に限ってうるさいんですよね」、「選手からしたら、何でいちいち素人に言われないといけないのかってなりますよね」といった賛同の声が挙がるも、「プロで結果出せなかった奴が何を偉そうに言ってるんだ」、「プロになれなかったから語るなって、それなら誰もプロ野球のこと語らなくなるだろ」、「興行なんだから批評されるのも仕事の内だろ、外部の寸評や批判がなくなったらプロスポーツは成り立たなくなるぞ」といった批判も寄せられている。 同時に、「突然攻撃的なツイートを連投するのはなんか話題狙いな感じがする」、「なんで急に荒ぶりだしたんだ?もしかして炎上商法か?」、「YouTubeの登録者数あんまり伸びてないし、炎上ツイートで注目集めて登録者数を増やしたいのか?」といった疑問や推測も複数見受けられた。 24日正午時点では一連の投稿を削除しておらず、返信欄にコメントを寄せたファンの一部には自身のチャンネルを登録するよう呼びかけてもいる大場氏。菅野、藤浪への批判に噛みついた今回の投稿が、登録者増につながることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大場翔太氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/baxtv0306大場翔太氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCHkYj0XW-VLut8JRcFM9nyw
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スポーツ 2020年03月19日 17時00分
元巨人・堀内氏、開幕ローテ確定は「菅野だけ」 他の先発陣へ苦言、その理由に「考え方が前時代的」と反発も
元巨人監督・堀内恒夫氏が、18日に自身のブログに投稿。今シーズンの巨人の先発ローテーションについて言及した。 複数メディアの報道では、今シーズンの巨人は開幕投手に決定済みの菅野智之を筆頭に、「菅野、サンチェス、田口麗斗、戸郷翔征、鍬原拓也+1名」といった面々で先発ローテを構成するのではと予想されている。 しかし、先発ローテの予想記事を見たという堀内氏は、「現段階で(確定なの)は菅野だけ」と一言。 その他の投手については、「みんな球の力はあってもコントロールがまだまだ」、「一言で言っちゃえば投げ込んでないってこと」と苦言を呈した。 一方、「投げ込むって言うと肘や肩を壊す そんなイメージがついちゃってるけど そうじゃない」という堀内氏は、左ひじ痛で離脱中の高橋優貴を例に挙げ「彼の場合はスクリューボールが原因」、「理由は『腕を逆に使う』から」と指摘。 続けて、「普通はね ボールを投げる時腕を体の方にもってくるけど スクリューってのは肘を起点にして体から離さなきゃなんない」、「それでもってひっかからない つまり落ちが悪いとなればもっと腕を体から離そうとする。たがら、肘を壊すんだ(原文ママ)」と解説した。 「(肘や肩は)普通に投げていれば強くなり逆に投げれば弱い ただそれだけのこと」と、投げ込みで故障するかはやり方次第とした堀内氏。「みんな、まだまだチャンスあり、だな」と奮起を促していた。 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄、及びにネット上のファンからは「確かに菅野以外はまだ投げてみるまで分からない部分がありますね」、「今年は首脳陣が投げ込みを制限したという記事を見ましたがそれが原因なのでしょう」といった賛同の声が寄せられている。 一方、「考え方が前時代的すぎる、やり方関係なく球を投げればその分故障リスクは上がるだろ」、「菅野以外は実績乏しいし、単純に実力不足な気がする」、「慌てて投げ込んだ結果故障とかなったら本末転倒、それよりは走り込みをさせるべきなのでは?」と反発する声は賛同よりも多く見受けられた。 新型コロナウイルスの影響により延期となったが、本来なら20日が開幕だった今シーズン。各球団はチーム編成の再考に迫られているが、巨人にとっては不幸中の幸いとなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年03月11日 11時45分
元・阪神の鳥谷、開幕延期でロッテに最大のチャンスもたらす? その一方で巨人・菅野ら開幕投手は苦悩の日々か
「早めに言ってくれ…」 プロ野球開幕戦が新型コロナウイルスの感染・拡大防止のため、延期となったのは既報通り。12球団関係者は納得していたが、新たな問題が発覚した。先発投手の調整だ。 「開幕投手の調整です。ファンに向けての発表をしていない球団もありますが、ほぼ全球団はエース級のピッチャーを立てています。彼らは少なくとも、3月20日の開幕戦に合わせて調整してきました」(ベテラン記者) 巨人・菅野智之は一部メディアに「3月20日にピークを持っていく。それで…」と語っていた。20日、本当に試合で投げたのと同じくらい練習で体を疲れさせ、その後も調整していくつもりなのだろう。 「オープン戦で調子の良いピッチャーが、体調を崩してしまう危険性もあります。もちろん、その反対もありますが」(前出・同) NPBは今後、4月中の開幕を目指して協議を続けていく。12日にその代表者会議が開かれるが、そこで「4月のいつ頃が開幕戦になるのか」の目安を立てられなければ、菅野や他球団の開幕投手は今後の調整がますます難しくなるだろう。 しかし、こんな声も聞かれた。 「10日、ローテーションの3番手を予定している戸郷がめった打ちにされています。まあ、再調整の時間稼ぎになれば…」(関係者) また、この開幕戦の延期を“ビジネスチャンス”を変えようとする球団もあった。千葉ロッテだ。千葉ロッテは10日、トラのレジェンド・鳥谷敬の入団を発表した。その鳥谷を指して、 「阪神の選手グッズの売上げですが、鳥谷のグッズがほぼ毎年、売上げトップなんです。その鳥谷グッズのロッテ版を作れば、確実にさばけます。阪神ファンが鳥谷のロッテグッズを買ってくれるのは間違いありません」(前出・同) 阪神ファンが「ロッテ版・鳥谷グッズ」を購入すれば、大きな収益となるだろう。鳥谷のロッテでの推定年俸は1600万円。あっと言う間に元手を取り戻せるだろう。 巨人は投手の再調整、一方ではビジネス。まあ、こんな風に前向きに考えなければ、やっていけないというのが球界のホンネだろう。強がっている菅野にしても、本当は調整が難しいと思っているはず。強がりもエースも仕事だから仕方ないか…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月04日 17時00分
元巨人・堀内氏、菅野のフォーム改造に疑問 復活をかけた決断、「新人がやると戻れなくなる」リスクも指摘
元巨人監督でプロ野球解説者の堀内恒夫氏が、3日に自身のブログに投稿。巨人のエースである菅野智之の投球フォームについて言及した。 今オフ、スポーツトレーナーの鴻江寿治氏が主宰する『鴻江スポーツアカデミー』に、ソフトバンク・千賀滉大やソフトボール女子日本代表・上野由岐子と共に参加し、フォーム改造に取り組んだことが伝えられている菅野。春季キャンプ2日目の2月2日にブルペン入りした際には、「カーブの回転数、変化量が大きくなった」と新フォームへの手ごたえを口にしたことも報じられている。 「菅野投手の投球フォームをどう思っているのか解説をお願いします」というブログ読者からの質問に答える形でブログを投稿した堀内氏は、まずフォーム改造の意図について、「体重移動を確かめているのが主な目的」と解説。 続けて、「シーズンもそのまま(のフォームで)投げるのかっていうのは また別の話じゃないかと思うよ」と、春季キャンプ中のブルペン投球やその後のオープン戦の結果次第では、新フォームをシーズンでは採用しない可能性もあると指摘した。 また、「菅野クラスになるとね キャンプでは色々なことが自由に出来るのよ。例えば、あれを新人がやったら 元に戻れなくなっちゃうよ(笑)」と、フォーム改造は今シーズンでプロ8年目を迎える菅野が実績、キャリアのある投手だからこそ可能な試みであるとの持論も展開した。 「菅野だから出来る。だから まだなんとも言えないかな」と、フォーム改造の成否はもう少し時間をかけて判断する必要性があると述べた堀内氏。一方、「腰は痛くなさそうでよかったけどね」と、昨シーズン2度の登録抹消を強いられるなど苦しんだ腰痛については、今のところ問題なしとの見方を示してもいた。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「大丈夫かなと思ってましたが、ブログを読んでフォーム改造の意図について納得しました」、「経験の積み重ねがないと簡単に元には戻れないんでしょうね」、「あんまりいじらない方がいい気もします、それより気にかけるべきなのは腰の状態でしょう」「個人的にはリスクが大きいと思うので、新フォームが確定でないとすればちょっと安心です」といった反応が寄せられている。 昨シーズンは腰痛の影響もあり、「22登板・11勝6敗・防御率3.89」と自己ワーストの成績に終わり、2013年の入団以来6年連続で継続していた規定投球回到達も逃した菅野。山口俊が退団(巨人→ブルージェイズ)した今シーズンは、昨シーズン以上にチームの命運を左右する役割を担うことになるが、果たしてフォーム改造の吉凶はどちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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