海外情勢
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社会 2020年07月12日 06時00分
感染者数1日400人以上も「普通の生活」を心がける人が急増 「withコロナ」を選択したドイツの現状は
新型コロナウイルスの収束はいまだに見えていないが、安全面を最優先する国がある一方で、経済活動を停止させないことを最優先させる国もある。早々にロックダウンし、安全面を優先していた国の一つがドイツだが、ここへ来て、ドイツは新型コロナウイルスとともに生活する「with コロナ」を選択したようだ。 ロックダウンされた3月中旬から4月にかけてこそ、多くの人が自宅にこもり、通りで人を見かけることはほぼなかった。ここ数日のドイツ国内の感染者数はドイツの総人口8302万人に対し、4-500人前後。4月に入ってからは数千人単位で感染者が増える日々が続いていたため、それに比べると減ってはいるが、感染者がいないわけではない。それにも関わらず、7月に入ってからというもの、ドイツでは多くの人が外出し、すっかり新型コロナウイルスが流行する前の生活が戻りつつある。 >>ロックダウン再開のドイツ、原因となった工場の劣悪な労働環境が現地で話題に<< 「ドイツでは、最近はコロナが『落ち着いてきた』というメディアがほとんどです。それに安心しているのか、コロナを怖がっている人はほとんどいませんね。デパートなども再びオープンしていますが、現地メディアによると、国民の6割がロックダウンが緩和されたことに賛成しているといいます。コロナに翻弄されず、できるだけ普通の生活をしていこうという人が多いですね」(ドイツ在住日本人) そういった雰囲気もあってか、飲食店は例年通りの賑わいを見せている。飲食店では座席を1.5メートル以上離さなければならないという決まりがあり、店の入り口などには座席を1.5メートル離す対応を取っているという張り紙がされているが、実際は守られていないことが多い。客も気にせず食事やお茶を楽しんでいるようだ。 「飲食店ではマスクの着用についても引き続き義務となっています。マスクについてはかなり厳しく、客はマスクがないと入店させてもらえませんが、マスクをしていればいいという感じで、きちんと装着されているかについては気にされていません。店員でさえ、マスクはしているものの、あごの方に下がっていて、その状態でオーダーを取る光景も珍しくはないですね」(前出・同) また、ドイツでも日本と同様に、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性がある場合に通知を受け取ることができるアプリケーションが、6月16日にリリースされた。しかし、実際に使っている人は少ないようだ。 ドイツを中心とした様々なデータを収集する機関『Statista』の発表よると、アプリの総ダウンロード数は約1540万件(7月9日時点)だという。日本は6月19日にアプリがリリースされ、『日経クロステック』(日経BP社)によると約582万件(7月6日午後5時時点)がダウンロードされたそうだ。ドイツの方が圧倒的にダウンロード数は多いが、ドイツで使っている人を見たことがないという声もある。 「私の周りではダウンロードをしているものの、使っている人は見たことがないです。ドイツ人は慎重な人が多いからか、個人情報が漏れる心配をしているようですね。政府はHPなどで安全性をアピールしていますが、『コロナより個人情報の漏洩の方が怖い』という人も多いです。日本の感染者数はドイツに比べたらまだまだ少ないですが、アプリを導入して警戒心を高め、マスクをしていない人を見たら白い目で見られたり、映画館やライブの人数を制限しているのを聞くと、暮らしにくいなという印象を受けます。しかし一方で、緩和と同時にたがが外れ大人数で集まっているドイツ人を見ると、周りの目を気にすることができるのは悪いことではなく、むしろ日本人のいいところだなとつくづく思います」(前出・同) 新型コロナウイルスの収束の目処が立たない状態で経済活動を再開させたドイツ。新型コロナウイルスの恐怖は人々の間で薄れつつあるようだが、今後、再び感染者数が激増しないことを願うばかりだ。記事内の引用について「Anzahl der Downloads der Corona-Warn-App über den Apple App Store und den Google Play Store in Deutschland im Juli 2020」(Statista)よりhttps://de.statista.com/statistik/daten/studie/1125951/umfrage/downloads-der-corona-warn-app/「接触確認アプリ「6割普及は正直かなり厳しい」、有識者委員が語る」(日経クロステック)https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01353/070600002/
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社会 2020年07月09日 06時00分
ジム再開を巡って従業員と警察官意外な方法で対決「平和なデモ」称賛する声も
新型コロナウイルスの影響で世界中の飲食店やジムが長い間閉鎖され、閉鎖に抗議するデモが各国で行われているが、とある国ではジムの従業員がデモ中に警察官と対立するも、意外な結果になり話題になっているようだ。 メキシコ・メキシコシティで、ジムの従業員らが新型コロナウイルスの影響でジムが閉鎖されたことを受け、ジム再開を求めるデモを行ったが、従業員の一人が警察と腕立て伏せ対決をし、その結果が話題になっていると、海外ニュースサイト『Mexico News Daily』と『News18』が7月6日までに報じた。 >>コロナで外出規制中ゲームに没頭した24歳男性が死亡 死因は深部静脈血栓症<< 報道によると、ジムで働いている若い男性従業員は同僚とともにジム再開を求めるデモを行ったそうだ。デモをしている人々の周りには、警備のため、何人かの警察官がいた。男性従業員は警察官の一人に対し、「ジムがなければ警察官だって太っていくだろ。そんな警察官、誰が見たいんだ。ジムがなくても警察官が体力を保っていられるか確認させろ」と挑発した。 挑発を受けた警察官は男性従業員の前に立ち、2人は話し合いの後、その場で腕立て伏せの対決をすることになった。警察官はバイクの事故で片足を失い義足だったそうだ。 腕立て伏せ対決をした結果、男性従業員は50回、警察官が53回連続で腕立て伏せをすることに成功し、警察官が勝利した。腕立て伏せ対決をしている2人の様子は近くにいた人々が撮影し、拡散された。『Mexico News Daily』によると、Twitterにはいくつか動画が投稿されたが、投稿された動画のうちの一つの投稿は、1日で400万回再生されたという。 『Mexico News Daily』は、腕立て伏せをする2人の動画を公開しているが、2人はマスク姿で道路で腕立て伏せをしている。序盤は2人ともテンポよく腕立て伏せをしているが、40回を過ぎたところで警察官の方がペースが落ちているのが分かる。しかし、50回を終えたところで男性従業員は降参。立ち上がり、警察官に向かって笑顔で拍手をした。警察官は義足の足をもう一方の足の上に乗せ、片足で腕立て伏せをしていた。周囲には20人ほどの人が集まり、スマートフォンを片手に動画を撮ったり、2人を鼓舞したりしている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「世界ではデモで多くの人が攻撃的になるというニュースもあるのに、腕立て伏せで勝負をしたことがほっこりする」「武力で押さえつけることは必ずしも必要でないといういい例。なんて平和なデモなんだ」「動画を見たけど、男性従業員は余裕があるように見える。50回というキリのいいところで降参しているし、わざと負けたように思える」「男性従業員は警察官が義足だということに気付いていたのか。動画を見ると、警察官は義足の方の足のズボンを短くしているし、明らかに気付いていたように思う」「義足で腕立て伏せの戦いに臨み、勝利した警察官は立派」などの声が挙がっていた。 海外には、人々をほっこりさせたデモが他にもある。 アメリカ・フロリダ州で、新型コロナウイルスで閉鎖されたジムの再開を求め、市民が腕立て伏せをして抗議したと、海外ニュースサイト『the Guardian』が5月12日に報じた。 同記事によると、30人ほどの市民が同州にある裁判所の前で、「私たちに運動させろ」といったプラカードを掲げ、腕立て伏せやスクワットをしてジムの再開を求めたという。デモの様子はメディアによって拡散された。デモの動画が拡散されると、ネット上ではデモの様子を見た人々から、「腕立て伏せをして抗議するくらいなら、十分に運動はできているでしょ。ジムを再開させる必要はないと言っているようなもの」「矛盾していてツッコミどころが満載で笑った」「誰も傷つけないデモで面白い」などの声が挙がっていた。一方で、デモをする人々が社会的距離を保っていないことやマスクをつけていなかったため、それらを指摘する人もいた。 新型コロナウイルスに関連することに限らず、昨今、世界各地でデモが起き、怪我人が出ることもあるが、血を流さずとも解決策を見つけることはできるようだ。記事内の引用について「Traffic cop beats fitness instructor in impromptu pushups contest」(Mexico News Daily)よりhttps://mexiconewsdaily.com/news/traffic-cop-beats-fitness-instructor-in-impromptu-pushups-contest/「WATCH:Cop Challenges Gym Trainer for a Push-up Battle During Lockdown Protests in Mexico」(News18)よりhttps://www.news18.com/news/buzz/watch-cop-challenges-gym-trainer-for-a-push-up-battle-during-lockdown-protests-in-mexico-2703017.html「'Give me gains or give me death': Florida gym-goers protest lockdown with push-ups」(the Guardian)よりhttps://www.theguardian.com/us-news/2020/may/12/florida-gym-protest-push-ups
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社会 2020年07月08日 06時00分
コロナで外出規制中ゲームに没頭した24歳男性が死亡 死因は深部静脈血栓症
新型コロナウイルスの影響で各国ではロックダウンの措置が取られたり、外出が制限されているが、とある国ではロックダウンで自宅にいることが多くなったことで体に支障をきたし、死亡した人がいる。 イギリス・ベッドフォードシャー州に住むサッカーのコーチをしていた24歳の男性が、ロックダウン中に家でゲームをしすぎたことで死亡したと、海外ニュースサイト『UNILAD』と『7NEWS』が7月3日までに報じた。 >>電車内でゲームに夢中になっていた男性 電車内で水と間違えて洗剤を誤飲し死亡する<< 報道によると、男性はロックダウンの影響で3月下旬から仕事が休みになったそうだ。イギリスでは3月23日からロックダウンの措置が取られ、散歩や買い物以外の外出は制限されていた。 男性はゲームが好きで、ロックダウンになり仕事が休みになってから1日6〜7時間、毎日椅子に座ってゲームをして過ごしたそうだ。男性と一緒に暮らしていた男性の父親がたまには散歩に行くようにと促したが、男性は聞く耳を持たなかった。父親によると、男性は寝ずに朝までゲームをしていた日もあったという。 5月に入ると、男性は吐き気を催すことが多くなり、ひどい時は気を失うこともあったが、受診はしなかった。6月3日の午後10時30分頃、父親が男性の部屋に行くと、男性が倒れていたという。父親はすぐに救急車を呼んだが男性は救急車が到着する前に死亡した。死因は深部静脈血栓症だった。深部静脈血栓症とは、同じ体勢を続けることで血流が悪くなり、静脈の中に血の塊ができて血管が詰まる症状のことをいう。最悪の場合、死に至ることがある。ゲームなどをして長時間、同じ体勢でいることが原因になるほか、飛行機や車などで長時間、同じ体勢でいることでも発症しやすい。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「私もロックダウン中にゲームばかりしていたから怖くなった」「ゲームをしていると時間を忘れる。7時間なんてすぐに経ってしまう」「ロックダウンに入ってから、リモートワークでずっと椅子に座っている。常に同じ体勢だから気をつけた方がいいかも」「男性はサッカーのコーチで体力はあったはずなのに、そんなことに関係なく深部静脈血栓症は発症するんだ」といった声が挙がっていた。 海外では、他にもロックダウン中に体に支障をきたした人がいる。 中国・湖北(こほく)省に住む26歳の男性が、ロックダウン中に食べ過ぎ、100キログラム太ったと、海外ニュースサイト『Oddity Central』が6月15日に報じた。同記事によると、男性はロックダウン前の体重は約180キログラムだったが、ロックダウン中に食べ過ぎたことに加え、運動もしていなかったため、ロックダウン中のおよそ5か月間で、約100キログラム太り、約280キログラムになったという。 男性は6月1日、目を閉じることができない症状が出て救急車を呼んだ。男性が病院に運ばれると、医師は心不全や呼吸器障害が見られると診断した。男性はすぐに手術を受けたことで、命に別状はなかったという。男性はその後の検査で、遺伝的要因で肥満になっている可能性を指摘されたため、胃の縮小手術を受けたそうだ。 ロックダウンで外出が制限されたことにより、生活習慣が乱れ、大病を患うだけではなく、死に至った人もいるようだ。記事内の引用について「Man, 24, Dies From Blood Clot After Spending Most Of Lockdown Gaming」(UNILAD)よりhttps://www.unilad.co.uk/news/man-24-dies-from-blood-clot-after-spending-most-of-lockdown-gaming/「Football coach, 24, died from blood clot after playing video games in lockdown」(7NEWS)よりhttps://7news.com.au/sport/soccer/football-coach-24-died-from-blood-clot-after-playing-video-games-in-lockdown-c-1141225「Chinese Man Gains 100Kg During Five-Month Lockdown」(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/news/chinese-man-gains-100kg-during-five-month-lockdown.html
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社会 2020年07月07日 06時00分
イベントで希少な鉱物を発見、3億6000万円を手に入れる 男性は全額寄付、地元に学校を建設し称賛の声
誰もが一度はお金持ちになりたいと憧れを持ったことがあるだろうが、海外には数億を手にするも自ら手放した人がいる。 タンザニア・マニヤーラに住む畜産業を営む52歳の男性が、総額およそ77億4400万タンザニアシリング(約3億6000万円)のタンザニアナイト(注・タンザナイトとする表記もある、以下同)と呼ばれる鉱物を見つけるも、鉱物を発見したことによって得た金銭を全て寄付すると明かしたと、海外ニュースサイト『UNILAD』と『INSIDER』が6月25日までに報じた。男性は鉱物採取の専門家ではなかった。 >>店でひと言話しかけた2人を射殺 怒らせた理由に「信じられない」の声<< 報道によると、男性は鉱物採取のイベントで、9.2キログラムと5.8キログラムの2つのタンザニアナイトを発見したという。『UNILAD』によると、これまで発見されたもっとも重量の重いタンザニアナイトは、3.3キログラムだったそうだ。タンザニアナイトが発見される場所は、タンザニアのごく一部の場所に限られており、発掘すること自体難しく、地球上で最も希少な宝石の一つだと言われているという。今後20年で、タンザニアナイトの世界供給は枯渇すると予想されているため、価値が高い。なお、男性がこれまで鉱物採取の経験があったかどうかは明かされていない。 タンザニア政府は、男性が発掘した鉱物を国立美術館に展示するため、男性から77億4400万タンザニアシリング(約3億6000万円)でタンザニアナイトを買い取った。男性は77億4400万タンザニアシリング(約3億6000万円)を手にしたが、自身が住む地域の発展のための資金として全額寄付した。資金は、学校やショッピングモールの建設費に充てられる予定だという。 男性は、『UNILAD』のインタビューに対し、「私が住む地域には子供を学校へ行かせられない貧しい人々がたくさんいる。私は学校に行けず、教育を受けることができなかったが、地域の子供たちには教育を受けさせてあげたい」と話しているという。男性は自身のライフスタイルを変える予定はなく、自身の仕事である2000頭の牛の世話を今後もしていきたいと思っているそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「一部を寄付するのではなく全額寄付することがすごい。私ならできない」「政府が買い取るほどのタンザニアナイトを男性が見つけたのがすごい。もともと知識があったのか」「自分は教育を受けられなかったのに、他の子供に受けさせたいと思えることが立派」「牛の世話を職業としている人がこんな高価なタンザニアナイトを見つけたなんて幸運」「イベントには専門家も参加していたはず。その中で男性がこんな大きなタンザニアナイトを手にするなんて。地元に学校などを建てたいという男性の優しい気持ちがタンザニアナイトを引き寄せたのかも」などの声が挙がっていた。 海外では大金を手にするも、全て寄付した人が他にもいる。 カナダ・アルバータ州に住む男性が、宝くじで当選し、4000万カナダドル(約31億円)を手にするも、全て慈善団体に寄付したと海外ニュースサイト『Global News』が2013年12月に報じた。同記事によると、男性は、宝くじを購入する少し前に44年間務めていた電気の卸売の仕事を定年退職したそうだ。男性は定年退職後に宝くじを購入し、4000万カナダドル(約31億円)を手にしたという。 男性は当選したことに驚いたが、その後、すぐに慈善団体に全額寄付することを決めた。寄付先は4人の子供たちとともに決定する。子供たちも、全額寄付をするという父親の考えに賛同しているという。 男性は同記事の取材に対し、「私には家族がいてそれで十分なんだ。将来、暮らしていけるだけの貯えもコツコツとしてきたし、必要以上のお金はいらない」と話しているそうだ。 億単位の金銭を手にしても、私欲に走らず、社会貢献のために投資しようとする人が世の中にはいるようだ。記事内の引用について「Man Who Became Overnight Millionaire Plans To Build School For Locals」(UNILAD)よりhttps://www.unilad.co.uk/news/man-who-became-overnight-millionaire-plans-to-build-school-for-locals/「A Tanzanian miner became a millionaire overnight. He says he wants to use his new riches to build a school near his home」(INSIDER)よりhttps://www.insider.com/tanzanian-miner-millionaire-2-huge-gemstones-2020-6「$40M Calgary lotto winner says he’ll donate all money to charity」(Global News)よりhttps://globalnews.ca/news/1034841/40m-calgary-lotto-winner-says-hell-donate-all-money-to-foundation-for-charity/
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社会 2020年07月02日 06時00分
購入したブロッコリーについた青虫を蝶に成長させた動画が話題 スーパーは返金対応
スーパーで購入した食材に虫がついているのを発見した経験のある人はいるだろうが、海外では、その虫を成長させた人が話題になっている。 イギリス・ロンドンで、ラジオのパーソナリティーとして働く若い男性が、スーパーで購入したブロッコリーについていた青虫を蝶にまで成長させ、成長過程をTwitterで報告して話題になっていると、海外ニュースサイト『Mirror』と『Evening Standard』が6月26日までに報じた。 >>スーパーで購入したじゃがいもの中からヘビ! 購入者の対応に「そこまでしなくても」の声も<< 報道によると、男性は6月11日イギリスの大手スーパー「テスコ」で、ブロッコリーを購入したという。男性が家に帰ってブロッコリーを見ると、ブロッコリーに1匹の青虫がついていたそうだ。男性は、青虫を排除せず、飼おうと決めた。さらに翌日、同スーパーでブロッコリーを再び購入したところ、青虫が6匹ついていた。男性は6匹の青虫も飼うことを決め、計7匹の青虫を育てた。 男性は青虫の成長記録をTwitterに投稿。初日は「青虫たちに名前をつけてペットとして飼うことに決めたよ」と報告し、その後は定期的に「彼らはほうれん草とブロッコリーが大好物なんだ」「食事の後は、彼らはよく体を動かすんだ」などと青虫の成長をツイートした。男性は飼育ケースの中に土を入れて青虫を育てていたが、時には机の上に開放し、自由に動き回らせていた。 22日には7匹のうち、1匹が蝶になったことをTwitterで報告し、その後、新たに2匹の青虫も蝶になった。『Mirror』は蝶の写真を公開しているが、蝶は男性の人差し指の第一関節ほどの全長で、柄のない黄色い羽を持っている。24日にはこれらの3匹の蝶を野生に戻したことを報告するとともに、自身の手の中から蝶が羽ばたいていく動画を投稿。動画は7月1日現在までに97万回近く再生されている。 男性の投稿が拡散されたことで、「テスコ」が反応した。「テスコ」は公式Twitterで、男性宛てに「空腹の青虫がブロッコリーに侵入してしまってすみません。我々はできるだけ農薬が使われていない野菜を提供しているので、時々、昆虫が見つかることがあるようです」とツイートした。さらに、「テスコ」は男性に対し、ブロッコリー代1.1ポンド(約145円)を返金したそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「感動した。虫がついていたことを嫌がらなかった男性も素晴らしい」「命の大切さを学んだ。息子と毎日成長記録を楽しみにしていた」「蝶になって羽ばたく瞬間は泣きそうになった」「スーパーで買った野菜の中に青虫を見つけることはあるけど、育てようと思うアイデアがすごい」「青虫以外の虫はついていなかったのか。ついていたら男性はそれも育てていたかも」などの声が挙がっていた。 イギリスには、スーパーの食材から生き物を成長させた人が他にもいる。 イギリス・ハートフォードシャー州に住む29歳の女性が、スーパーで購入したアヒルの卵を孵化(ふか)させ、アヒルのひなを誕生させたと海外ニュースサイト『BBC NEWS』が6月14日に報じた。同記事によると、女性は新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が多くなったため、スーパーで購入した卵を孵化させてみようと思ったという。 女性はスーパーで買った卵6つを孵化器に入れた。孵化器に入れてから約1か月後、6つの卵のうち、3つの卵からひなが誕生したという。同記事によると、有精卵は安全に食べられるが、温めればひなが生まれる可能性があるそうだ。ただ、可能性は凄まじく低いという。 スーパーの食材から思わぬ形で生命の偉大さを感じられることもあるようだ。記事内の引用について「Man ends up with seven 'caterpillar children' after finding them inside Tesco broccoli」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/weird-news/man-ends-up-seven-caterpillar-22253211「Man raises seven 'caterpillar children' after finding them in Tesco broccoli」(Evening Standard)よりhttps://www.standard.co.uk/news/uk/sam-darlaston-brocolli-caterpillar-tesco-a4480026.html「Woman hatches ducks from Waitrose eggs」(BBC NEWS)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-england-beds-bucks-herts-52838747
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社会 2020年07月01日 06時00分
コロナ患者の家族、誤って人工呼吸器のプラグを抜き患者は死亡 病院の管理にも疑問の声
新型コロナウイルス収束の目処がいまだに立たず、各国の病院では医療従事者らが対応に追われているが、海外では新型コロナウイルスに感染した患者の家族が起こしたミスによって患者が死亡する事件が起きた。 インド・ラージャスターン州で、40歳の男性が、家族が人工呼吸器のプラグを誤って抜いたことで死亡する事件が起きたと、海外ニュースサイト『The Indian Express』と『Daily Mail Online』が6月23日までに報じた。 >>キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声<< 報道によると、6月13日、男性は新型コロナウイルスに感染した疑いで入院したそうだ。6月15日、男性の家族が男性を見舞うため病院を訪れた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、男性の病室の空調はオフになっていたが、当日の気温は41度で暑かったため、家族は部屋を涼しくするために冷房機器を持ち込んだという。なお、男性は隔離病棟に入院中だったが、家族がなぜ隔離病棟を訪問できたのかは分かっていない。 家族は冷房機器の電源をつけるため、すでに挿さっていたプラグを抜いたが、誤って人工呼吸器のプラグ抜いてしまったという。家族によると、人工呼吸器のプラグだとは気づかなかったそうだ。 プラグが抜かれた後も、人工呼吸器は予備電源で30分ほど稼働していたが、その後、人工呼吸器は停止した。男性の異変に気づいた家族が医師を呼び、人工呼吸器のプラグが外れていることが発覚したそうだ。医師は心肺蘇生を試みたが男性は死亡した。病院側は家族による過失だと主張している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「なぜ家族は人工呼吸器のプラグだと気づかなかったのか。うっかりでは済まされない」「家族が隔離病棟を訪問できるほど病院の管理は甘かったのでは。人工呼吸器のプラグも簡単に抜けるものなのか。病院の過失がゼロだとは思わない」「病室の全てのコンセントが使われていたのか。家族がわざと抜いたのではないかと疑ってしまう」などの声が挙がっていた。 インドでは、家族が起こした行動により患者が被害を被った事件が他にもある。 インド・マディヤ・プラデーシュ州にある病院に80歳の男性が入院していたが、男性の家族が入院費用を支払わなかったことで、男性が縄で拘束されたと、海外ニュースサイト『Republic World』が6月7日に報じた。 同記事によると、男性はなんらかの病気の治療が完了し、退院できることになったが、男性の家族は新型コロナウイルスの影響で仕事の見通しが立たず、男性の入院費用11270ルピー(約1万6000円)を支払うことができなったそうだ。男性の家族は入院費用を払わないまま、男性を退院させようとした。 男性の家族が男性を退院させようとしたことで、病院のスタッフは男性を縄で拘束したという。病院側は家族が入院費用を支払わなかったためだと主張しているが、同州は病院側の対応は適切でなかったとして、病院に何らかの必要な措置を講じると発表している。 家族が原因で、思わぬ結末を迎える患者もいるようだ。記事内の引用について「Hospital staff get clean chit in patient death case after kin accidentally unplugged ventilator」(The Indian Express)よりhttps://indianexpress.com/article/india/hospital-staff-get-clean-chit-in-patient-death-case-after-kin-accidentally-unplugged-ventilator-6469409/「Suspected Covid-19 patient dies after his relatives unplug ventilator so they could plug in an air cooler at Indian hospital」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8450285/Indian-suspected-Covid-19-patient-dies-relatives-unplug-ventilator-plug-air-cooler.html「80-yr-old tied to hospital bed in Madhya Pradesh, after family fails to pay partial dues」(Republic World)よりhttps://m.republicworld.com/india-news/city-news/80-yr-old-tied-to-hospital-bed-in-madhya-pradesh-after-family-fails.html
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社会 2020年06月30日 06時00分
カラオケで熱唱中の女性、脳の血管が破裂 高音を出そうとした時に倒れる
カラオケで思い切り歌い、ストレスを発散させる人は多いが、海外では、カラオケで熱唱したことで、死にかけた人がいる。 中国・遼寧(りょうねい)省に住む55歳の女性が、カラオケで高音を歌っている時、脳の動脈瘤が破裂して病院に運ばれたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『WhatsNew2Day』が6月24日に報じた。 >>キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声<< 報道によると、女性は6月5日、家族とカラオケボックスに行ったという。女性は3曲連続で歌っていたが、3曲目の高音のパートを歌い始めた瞬間、突然、激しい頭痛に襲われた。女性はその場に倒れ込み、その後、嘔吐し始めたそうだ。 女性は家族によって病院に運ばれ診察を受けた。病院でCTスキャンを撮った結果、脳の動脈瘤が2.5ミリ破裂していることが発覚したという。女性はすぐに手術を受け、幸いにも現在は回復に向かっている。治療が遅れていたら死亡していた可能性があったそうだ。 医師によると、女性がカラオケで高音を出そうとしたため、平常時よりさらに血管に負荷がかかり、動脈瘤が破裂した可能性が高いという。女性が高血圧で、糖尿病を患っていたことも血管に負荷がかかりやすくなった原因だそうだ。女性がカラオケボックスで食事や飲酒をしていたかどうかは明かされていない。なお、カラオケ以外でも、特に高血圧で糖尿病を患っている人は、激しいスポーツをすると脳の動脈瘤が破裂する可能性があるという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「カラオケで脳の動脈瘤が破裂するなんて怖い。女性もまさかと思っただろう」「女性はよほど力一杯歌ったのか」「自分もカラオケを歌った時、めまいがすることがある。気をつけた方がいいのかも」などの声が挙がっていた。 中国には、カラオケによって体に支障きたした人が他にもいる。 中国・江西(こうせい)省で、当時65歳の男性がカラオケボックスで歌を歌ったことで気胸になったと、海外ニュースサイト『Oddity Central』が2019年8月に報じた。気胸とは、肺に穴が開いて肺がしぼむ症状のことをいう。 報道によると、男性はカラオケボックスで歌っている最中に激しい息切れをし、背中に鋭い痛みを感じたそうだ。男性は歌い続けたが、高音パートを歌うと呼吸困難に陥った。 その日、男性は自宅に帰ったが、翌日も呼吸困難の症状が治らなかったため、病院に行った。病院で検査を受けた結果、男性は気胸であることが分かったそうだ。医師によると、男性がカラオケで高音を出したことで、肺に圧力がかかったことが気胸を患った原因だという。男性はその後、適切な治療を受け回復に努めた。 カラオケは娯楽である一方で、持病や体調に配慮して楽しむ方が良さそうだ。記事内の引用について「Woman, 55, nearly dies after her brain vessel burst when she tried to hit a high note at a KARAOKE party」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8454983/Woman-55-nearly-dies-brain-vessel-burst-KARAOKE-party.html「Woman nearly dies after brain vessel burst during karaoke party」(WhatsNew2Day)よりhttps://whatsnew2day.com/woman-nearly-dies-after-brain-vessel-burst-during-karaoke-party/「Man Suffers Collapsed Lung After Long Karaoke Session」(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/news/man-suffers-collapsed-lung-after-long-karaoke-session.html
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社会 2020年06月29日 06時00分
キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声
デートに出かければ、手をつないだり身体的な接触をすることもあるだろう。そのことが原因で、相手から厄介なものをもらうことがあるようだ。 海外ニュースサイト『Daily Mail』は6月15日、女性からヘルペスをうつされたとして、イギリス・ロンドンに住む男性が、相手の女性に対し、損害賠償を求めて裁判所に提訴したと報じた。 >>ビーチで性行為をして逮捕されたカップル、パトカー内でも性行為をやめず警察も呆れ<< 同記事によると、45歳の男性は2019年5月、出会い系サイトを通じて30代の女性と出会ったという。女性とは毎日メールで連絡を取りながら、仲を深めていったという。2か月後、女性からデートのお誘いがあり、2人は会ったそうだ。ロマンティックな雰囲気になり2人はキスしたという。キスの後、女性は「メイクが取れてきた。ヘルペスがあるの」と男性に話した。男性はヘルペスについてよく知らず、この時は気に留めなかった。 キスから2日後、男性は咳とともにインフルエンザのような症状が出たという。1週間経っても治らず、口には潰瘍のようなものができて、日に日に大きくなり口の中に広がって行った。口の痛みで食事が取れず、男性は自宅でパニック発作を起こして病院に搬送されたそうだ。 医師からは口唇ヘルペスと診断されたという。口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスが原因となって、唇やその周辺の皮膚に水ぶくれが生じる。一度感染すると、一生涯体内に生息し続け、免疫力が低下すると再発を繰り返すなど完治が難しい病気だ。命の危険はないものの、キスや頬すりなどの皮膚感染でうつるため、注意が必要だ。 男性の症状は3週間経過して落ち着いたそうだが、女性に対し怒り心頭。女性との関係を終わりにしたという。男性は、女性がキス前に感染リスクを伝える義務を怠り、一生涯トラウマとなる精神的苦痛を与えたと主張。治療費や休業損害、79歳までの精神的ケアを行うセラピー費用など、約1700万円の損害賠償を求め、女性を訴えたそうだ。裁判は2020年後半に開かれる予定という。なお、被告の女性は男性の訴えを否認しており、全面的に争う構えだ。 このニュースが広がると、ネット上では「女を訴えるなんて。男は一生独身でいると決めたんだな」「男らしくない!ヘルペス位で騒がないで」「なぜ79歳?セラピーなんて必要?」「女性はヘルペスをメイクで隠してた。男も気付けよ」「出会い系で出会う女なんて所詮そんなもの」「男が怒る気持ちも分かる」「よく知らない相手との濃厚接触は避けた方がいいね」「こういう女はコロナに感染してても言わないだろうな。たちが悪い」などさまざまな声が挙がった。 海外には他にも、ヘルペスをうつされた相手を訴えた人がいる。 海外ニュースサイト『The Oregon』は2012年6月、アメリカ・オレゴン州に住む女性が、性器ヘルペスをうつされたとして、相手男性に損害賠償を求めていた裁判で判決が出たと報じた。同記事によると、当時49歳の女性は、出会い系サイトで当時69歳の男性と出会い、4回目のデートで肉体関係に発展。性交渉が終わった後、男性はヘルペスに感染していることを女性に打ち明けたという。性交渉から11日後、女性は性器ヘルペスを発症。女性は、治療費や慰謝料などを求めて男性を提訴した。2012年6月に開かれた裁判員裁判では、女性の訴えを全面的に認める形で、男性に対し、約9600万円の賠償金を女性に払うよう命じる判決が出たという。 男女の関係に限らず、ヘルペスなど他人にうつす可能性のある感染症にかかっていたら、事前に相手に話すなど、うつさないようにする努力は必要だ。相手に対する配慮が欠けており、何らかの罰則は避けられないだろう。記事内の引用についてPersonal trainer, 45, sues woman for £130,000 after catching a cold sore from kissing her on a date – leaving him 'traumatised' with a 'virus for life' (Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-8421701/Personal-trainer-45-sues-woman-130-000-catching-cold-sore-kissing-date.html口唇ヘルペスhttps://medicalnote.jp/diseases/口唇ヘルペス(メディカルノートより)Herpes verdict in Portland: Woman wins $900,000 after getting disease from date (The Oregonより)https://www.oregonlive.com/portland/2012/06/herpes_verdict_in_portland_wom.html
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社会 2020年06月28日 06時00分
ロックダウン再開のドイツ、原因となった工場の劣悪な労働環境が現地で話題に
ドイツでは、新型コロナウイルスのロックダウンの規制が4月23日から徐々に緩和が解除され、5月初旬にはほとんどの州でレストランが再開。そして6月末までには全ての学校が再開されると発表されたが、その矢先の6月17日、ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン州の食肉工場で、1000人以上が新型コロナウイルスに感染するクラスターが発生した。このクラスターによる感染者数はまだまだ増えると言われ、州は即座に外出を制限するなどの規制を再開。予断を許さない状況である。 >>評価は日本と正反対? 国内では批判も、ドイツから称賛を浴びた日本政府のコロナ対策とは<< しかし、現地で注目されているのは、新型コロナウイルスの感染拡大より、今回クラスターが起きた食肉工場の労働条件の悪さのようだ。現地の報道によると、労働者はルーマニアやブルガリアなど東欧からの労働者で、狭い部屋に10人ほどが閉じ込められ、そこに寝泊りして働かされていたという。衛生状態も悪く、「毎日奴隷のような生活をさせられていた」と証言する労働者もいるほどだ。 「ドイツでは、クラスターが起きたことより、労働条件の悪さがピックアップされ、報道されることの方が多いです。労働者が寝泊りしていた部屋の大きさは報道では具体的には明かされていませんが、2段ベッド4、5台が部屋いっぱいに敷き詰められるほどの大きさで、その中で生活している労働者の自分のプライベート空間はベッドのスペースのみだったという話も聞きました。人権侵害だと批判する人も多く、安価な商品の裏には安価で雇われている人がいることに目を向けるべきだという声が出ています。一部では、安価な製品の不買を訴えている人もいますね」(ドイツ在住日本人) こういった背景もあり、クラスターが発生した地域の人の多くが新型コロナウイルスの第2波を心配しているわけではなさそうだ。SNS上に上がった現地の人の声を見ると、「散歩は許されているけどそれもしたくない。外出が怖い」と警戒している人がいる一方で、「食肉工場での出来事なのにそれ以外の人も再び行動が制限されるなんておかしい」と、人ごとのように思う人もいる。新型コロナウイルスに対する警戒心が強い人とそうでない人の意識の差が大きく開いていることが分かる。 「心配している人はスーパーへの買い出しの回数を減らしたり、買ったものにも消毒をするなどかなり気を使っていますが、一度ロックダウンの規制が緩和したことで、気が緩んでいる人も多いです。同州では6月26日現在、3人以上で集まることは禁止されていますが、SNSを見るとこっそり集まってパーティーをしている人もいるようです」(前出・同) また、クラスターが発生していない地域はというと、対岸の火事という雰囲気があるという。ロックダウンが最初に緩和されてから1か月が経つが、緩和から1週間は道路などでも社会的距離を取る人が多かったが、今では人々はこれまで通りの距離感ですれ違い、レストランも賑わっている。 「いまだに警戒している人もいますが、全員で気をつけようというより、警戒している人が外に出なければいいという雰囲気です。夏の旅行の計画を立てている人も多いので、数か月後が心配になります。日本の方が慎重に行動している人が多い気がします」(前出・同) ドイツでは、新型コロナウイルスへの意識が薄れている人も多いが、再びクラスターが発生しないことを願うばかりだ。
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社会 2020年06月27日 06時00分
お尻からウナギを挿入した男性、手術で無事摘出されるも「本当に便秘解消のため?」と疑う声
男女問わず、便秘で悩む人は少なくない。多くの新聞や雑誌で便秘解消方法が紹介されているが、海外では驚くような方法で便秘を解消しようとした人がいる。 海外ニュースサイト『Daily Mail』および『Global Times』は、中国・広東省に住む男性のお腹の中から、ウナギが丸ごと見つかり、無事摘出されたと6月22日までに報じた。 >>妊娠に気付かず自宅のトイレで出産した女性、妊娠検査薬を3度試すも陰性だった<< 記事によると、50代の男性は長年、便秘に悩んでいたという。男性は、ウナギが腸の動きを活発にしてくれると誰かから聞いて、本当に生きたウナギをお尻から挿入したそうだ。便秘は解消するどころか、お腹の痛みが日に日に増し、腹部が膨張したという。ウナギ挿入から5日後、男性は病院に駆け込んだという。担当の医師によると、当初男性は腹痛を訴えただけで、詳細は語らなかったようだ。患部のレントゲン撮影と内視鏡検査の結果、男性の腹部にウナギがいることが判明。ウナギは男性の腸を食い破って腹腔内に留まっていたという。周辺の組織がひどい細菌感染を起こして腫れ上がっており、男性は敗血症を起こしていた。すでに命も危険な状態であったという。 すぐに緊急手術が行われ、男性のお腹から40cmものウナギが摘出された。ウナギは既に死んでいたという。手術が終わった後、男性は担当した医師に「お尻からウナギを挿入」したことを告白したそうだ。男性は3日間入院した後、無事退院したという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「生きたウナギを尻から入れるなんて、考えただけでも気持ち悪い」「ウナギが腸を活性化すると聞いたら、普通に食べないか? 尻から入れる発想はないな」「便秘解消なら下剤を使うでしょ」「便秘解消? 実際は違う目的でウナギを使ったな」「これ、自慰行為中に誤って入っちゃった系だよね」「こんなの報道すべきではない。そっとしといてあげて」「ウナギがかわいそう。これも動物虐待」「医者に無駄な手術をさせないで!」などさまざまな声が挙がった。 海外には、便秘解消のために異物をお尻から挿入した人が他にもいる。 海外ニュースサイト『The Irish Sun』は2018年6月4日、中国のとある都市で、男性のお腹から巨大なナスが丸ごと見つかり、摘出手術を行ったと報じた。 同記事によると、50代の男性は、2日間お通じが来ておらず、お腹が痛かったという。男性は、便秘を解消したい一心で、ナスをお尻から挿入したそうだ。ナスは腸の動きを活発化する下剤の役割を果たすと、男性は信じていたという。しかし、お腹の状態は改善せず、吐き気とめまいに襲われ、お腹の痛みはさらに増していった。ナス挿入から2日後、男性は病院へ行くことを決意したという。 患部のレントゲン撮影を行ったところ、医師らは男性の腹部に巨大なナスがあることを確認。ナスは腸を伝ってかなり上部まで達しており、心臓近くに迫っていたという。すぐさま緊急手術が行われ、30cmものナスが摘出されたという。患部組織の炎症に加え、ナスは肺まで達しており、男性は肺炎も発症していたそうだ。男性は手術後、順調に回復しているという。 便秘になると辛くて苦しいものだ。異物を入れるなど自己解決しようとせずに、まずは病院へ行って医師に相談するのが、便秘解消の近道であることは間違いない。記事内の引用についてChinese man has his colon torn apart by a 16-inch live eel after sticking it into his rear to 'treat his constipation (Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-8446579/Chinese-man-colon-torn-apart-16-inch-live-eel-sticking-rear.htmlEel no cure for constipation, S. China man learns the hard way (Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1192353.shtmlMan gets foot-long aubergine stuck up his bum – and claims he was trying to ‘cure his constipation’(The Irish Sunより)https://www.thesun.ie/news/2665736/man-gets-foot-long-aubergine-stuck-up-his-bum-and-claims-he-was-trying-to-cure-his-constipation/
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