桑田真澄
-
スポーツ 2022年02月26日 11時00分
巨人・戸郷、開幕一軍入りは絶望的か 桑田コーチが背信投球に怒り、予想外の“致命傷”もダメ押しに?
24日に行われた練習試合・巨人対楽天戦。「1-6」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ4年目・21歳の戸郷翔征の負傷降板だった。 戸郷は「1-2」と巨人1点ビハインドの6回表に3番手として登板したが、安田悠馬、田中和基、渡邊佳明にタイムリーを浴び4失点。なおも2死一、二塁とピンチの状況で、打席の和田恋が放った痛烈なライナーが股間付近に直撃した(結果は投安)。 打球を受け転倒した戸郷はすぐに立ち上がりはしたものの、股間を押さえながら小さくジャンプを繰り返すと、再び地面に座り込むなどかなり痛そうな様子。これを見た原辰徳監督はすぐに審判に投手交代を告げ、戸郷はトレーナーに付き添われながらベンチに下がった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 思わぬアクシデントに見舞われた戸郷に対し、ネット上には「もろに打球が当たったようにしか見えなかったけど大丈夫なのか」、「股間押さえながらジタバタ動いてるし相当痛そうだな…」と心配の声が寄せられた。一方、「患部の状態によってはこれ開幕アウトじゃないか?」、「ローテ投手の戸郷が開幕いないってなったらチームとしても苦しいぞ」と今後への懸念も多数みられた。 「股間への打球直撃は投手ならピッチャー返し、野手なら自打球や死球などによって起こり得ますが、当たりが悪いと長期離脱につながる重大なアクシデント。1993年に打球直撃で約1カ月離脱した阪神・郭李建夫は当時の報道によると、衝撃で患部がソフトボール大に腫れ上がり、しばらくは氷のうで1日3時間患部を冷やすことを強いられたといいます。また、2014年に打球直撃を食らった楽天・美馬学(現ロッテ)も、患部の詳細は報じられませんでしたが約1カ月戦線を離脱しました」(野球ライター) 今季のプロ野球は3月25日にセ・パ同時開幕が予定されている。戸郷の患部の状態は不明だが、郭李、美馬と同様に1カ月の離脱を強いられるほどの負傷だった場合、開幕までに復帰は間に合わないと懸念を募らせているファンは少なくないようだ。 なお、戸郷は昨季までのプロ3年間で「47登板・19勝14敗・防御率3.59」といった通算成績を残し今季も開幕ローテ入り濃厚と目される投手のため、仮に開幕アウトの場合は代役を立てる必要がある。そうなると、ここまで好アピールが続く直江大輔(練習試合5イニング無失点)、山崎伊織(同5イニング無失点)ら支配下投手はもちろん、紅白戦で無失点投球を続けた2019年元ドラ1の育成・堀田賢慎(同3イニング1失点)の支配下復帰・ローテ抜擢も十分現実味を帯びそうだ。 24日の報道では、桑田真澄一軍投手チーフコーチがこの日登板した戸郷、高橋優貴(3イニング1失点)について「巨人のローテーションを任せられる内容ではないですよね。そのへんは厳しく判断したいと思います」と苦言を呈したことが伝えられている。そのため、戸郷は患部の程度にかかわらず開幕メンバー外になる可能性もあるといえるが、開幕までに復調は見せられるのか、故障・不振離脱の場合は誰がその穴を埋めるのかに今後、注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年02月08日 19時30分
巨人・桑田コーチ、女子選手に化粧品をプレゼント?「Mattが差し入れたのか」キャンプスタート直前のやり取りが話題
巨人の球団公式YouTubeチャンネルに、桑田真澄一軍投手チーフコーチが登場。7日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画では昨季巨人が創設した女子チームに所属する選手4名(金満梨々那、島野愛友利、山下陽夏、吉安清)が、2月1日にS班、一軍、二軍メンバーと共に宮崎でキャンプインに臨む模様に密着。女子選手らは練習開始前の全体先陣で挨拶を済ませると、その後は室内練習場でウォーミングアップや打撃練習などに取り組んだ。 その中で、桑田コーチは全体円陣前に女子選手らに「Mattから化粧品が届いたんだけどいる? 夜のフェイスマスク、白いやつ。(それと)ナイトクリーム」と、次男・Mattから自身に送られた化粧品をもらわないかと提案。選手らから「欲しいです」と聞くと、「明日持ってくるね」と約束した。 「いらなかったら無理に使わなくていいよ」と気遣いも見せた桑田コーチ。やりとり終了後、撮影スタッフが島野に「化粧品よかったですね」と声をかけると、島野は「よかったです。Mattさんの」と笑顔を浮かべていた。 >>一茂、Mattだけじゃない! プロ野球選手を親に持つ意外な二世芸能人、“恐妻家”として知られたアノ人も<< 桑田コーチと女子選手らのやりとりを受け、ネット上には「桑田が女子選手にMattの化粧品横流ししてるのは笑った、今キャンプで一番面白いかも」、「こんな提案できるのは全球界人の中で桑田だけだろうな」と好意的な声が相次いだ。同時に、「キャンプで練習に励む女子選手のためにMattが差し入れたのか」、「もしかしてだけど、Mattが『女子選手入ったんでしょ? だからこれ使ってもらって!』って桑田に化粧品送ってきたのかもね」と、桑田コーチではなくMattの計らいではと推測するコメントも多数見られた。 「巨人は昨年12月に開催したファン感謝祭の中で、球界では西武、阪神に次いで3球団目となる女子チームの創設を発表。2023年の本格活動スタートをめざし、今年春~秋にかけトライアウトなどで選手を獲得していく予定です。その女子チームに一足先に1期生として入団した島野ら4名は、2月1~7日の日程で今春キャンプに参加しました。選手らは男子選手に交じりグラウンド内外でトレーニングに取り組みましたが、Mattは汗を流して頑張る選手らを何かサポートできないかと考え、桑田コーチ経由で化粧品を送ろうとしたのではと推測しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今回の提案が桑田コーチの独断なのか、それともMattの意向があったのかは不明。ただ、どちらにせよ女子選手らにとっては粋な計らいになったことは確かなようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCXxg0igSYUp0tqdd6luPEnQ
-
スポーツ 2022年02月07日 15時30分
巨人・原監督、桑田コーチに開幕投手選びを丸投げ? キャンプ練習中の発言に驚きの声、昨季の大失敗受け方針転換か
1日から始まった春季キャンプで選手たちの調整に目を光らせている巨人・原辰徳監督。6日に伝えられた、今季の開幕投手についてのコメントがネット上で話題となっている。 報道によると原監督は同日の練習中、宮本和知球団社長付アドバイザーと共に観衆に向けてサプライズでトークショーを行った。その中で、今季の開幕投手について「先日、桑田投手コーチが私のところに来て『2月下旬ぐらいに伝えたい。それまでじっくり温めたい』ということで、私もまだ知りません」と、桑田真澄一軍投手チーフコーチに人選を一任していることを明かしたという。 巨人は昨年まで菅野智之が4年連続で開幕投手を務めているが、原監督は就任初年度の2019年シーズンから昨年までは自身が人選をし、2019年は2018年11月、2020年は2019年シーズン中、2021年は同年2月末にそれぞれ菅野に通達。自身ではなく投手コーチに人選を一任するのは今回が初となる。 >>巨人・中田に「20キロはやり過ぎ」増量が急激すぎる? 球界OBが重大なリスクを指摘、日本ハム時代の実績から反論も<< この原監督のコメントを受け、ネット上には「去年までとは違って今年は桑田が開幕投手選ぶのか」、「『じっくり温めたい』って言うってことは、桑田の中では大本命・菅野以外に目をつけてる投手がいるってことか?」と驚きの声が寄せられた。一方、「去年中4ローテとか投手運用でぶっ叩かれたことが影響してるのでは」、「昨季の苦境を経て、投手のことは投手コーチに全部任せるのがいいって考えになったのかもしれんな」と昨季の影響があるのではと背景を推測するコメントも多数みられた。 「昨季の原監督は9月に入ってから、先発陣を中4、5日で回す投手運用を実行。ヤクルト、阪神と三つどもえの優勝争いを制するための一手でしたが、チームが同月からシーズン終了まで『10勝25敗8分』と大失速したこともあり、ネット上から『原の強行ローテ採用がチームを崩壊させた』などと猛批判を浴びました。そのため、原監督は昨季の二の舞を避けるために、今季は開幕投手の人選をはじめとした投手運用を桑田コーチに一任する方針に至ったのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今オフ投手チーフコーチ補佐から昇格したばかりの桑田コーチに早くも大きな信頼を置いている様子の原監督。一部からは「桑田の手腕次第では、阿部(慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)が有力視されてる次期監督争いにも影響を及ぼすのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年01月08日 17時30分
巨人・桑田コーチ、物議を醸す「中4・5日ローテ」継続には勝算アリ? 成功へ向けた準備は既に進行中か
新たなシーズンに向かい吹いているのは、追い風か、それとも逆風か。 ジャイアンツの桑田真澄投手チーフコーチが、覇権奪還に向け大ナタを振るう。特に先発投手陣は、現代の野球界において「斬新」とも取れる起用法を取り入れようとしている。 >>巨人・桑田コーチが投手陣に不満?「プロ野球選手にならないほうが良い」 中4ローテ継続はドラ1育成にも影響か<< 昨シーズン、夏場の戦いを終えヤクルト、阪神との三つ巴での最終盤を迎えようとしていた時期に、「先発5本柱・中4・5日ローテ」での投手起用をブチ上げたことが発端だ。まさに、優勝を勝ち取るための秘策とも捉えられたものの、9月以降、チームは勝負どころで10勝25敗8分と大失速、先発陣の白星はわずか6勝と「中4・5日ローテ」は不発に終わった。 だが、シーズン終了後の昨年11月下旬、桑田コーチより終盤戦同様の投手起用を「継続」する意思があることが伝えらえると、ファン、メディアからは驚きの声が上がっていた。さらに、新年早々には「先発陣 中5日・5完投」といった「ノルマ」も公表している。 日本球界では、平成初期より先発投手の中6日での登板が定着してきている他、時代を追うごとに投手の分業制が色濃くなっている。近年では「ショートスターター」や「ブルペンデー」などの起用法が取り入れられるなど、先発投手としての役割も様々な変化が見られていることも確かだ。まさに、時計の針を大きく逆回転させることで、「常勝軍団」の姿を取り戻そうとしている。 かつて巨人の背番号18を背負い、先発・完投が大前提とされていた時代を生き抜いてきた自身の姿を、愛弟子たちに映し出そうとしているのか。すでに、来月のキャンプでの初実戦日程を例年より遅らせる構想があることや、シーズン中の先発陣に対し135球以内での完投など、投手陣再建へ向けた具体的なイメージも固めているという。 『昭和の巨人軍』を知る元エースが本格的に指導者となり、2年目の今シーズン。桑田コーチは「投手陣は鍛える、鍛錬」とことあるごとにコメントしているように、ともすれば現代にそぐわないとも取れる指導法が今後、さらに行われる予感さえ抱いてしまう。だが、高精度を誇る投球術を武器に球界を代表する存在だった現役時の経験を、どのように活かすのか大きな注目を集めることも間違いない。 「夢は投手王国」。力強いその言葉を現実のものとするべく、桑田真澄の新たな一年が始まった。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2022年01月06日 11時15分
巨人、今オフの選手補強は早くも失敗か 桑田・阿部コーチが命運握る? ポランコ・大勢に共通する深刻な課題とは
「不屈~GIANTS EVOLUTION~」。そのスローガン通り、“進化”させることができるのか? 巨人が元パイレーツのグレゴリー・ポランコ外野手と契約した。メジャー通算96本塁打、2017年WBC・ドミニカ共和国代表で大会ベストナイン入り、若手の有望株を意味するトッププロスペクトとも称されてきた左打ちのスラッガーだ。アダム・ウォーカー外野手を獲得しているが、こちらは米独立リーグに所属していた。「日本で育て上げる側」の選手だろう。 >>巨人、新助っ人獲得も「絶対機能しない」冷ややかな声 実績十分、チームの課題解決に適任も期待されないワケは<< 「原辰徳監督は岡本和真の後を打つ不動の5番バッターを求めていました。以前から補強したいとしていた『左の強打者』なので、ポランコの獲得は理想的な補強と言えそうです」 そんな風に評するメディアも少なくなかった。本当にそうだろうか。 「17年WBCでも活躍し、21年までの5年契約を結んでいました。19年に利き腕である左肩を故障して以来、打撃成績もパッとしません。21年は途中解雇となり、ブルージェイズとマイナー契約を結び直しました」(米国人ライター) ポランコの本塁打はスタンド中段以上に飛び込むものが多い。とは言え、三振も少なくない。 巨人の渉外担当者は“再生可能”と判断したようだが、キャンプ、オープン戦の約2か月間でそれができるのかどうか、疑問だ。「教え直す」という意味では、ドラフト1位ルーキー・翁田大勢(関西国際大/登録名は大勢)も同じようだ。 他球団だが、関西地区担当のスカウトがこう評していた。 「真っ直ぐに力があります。落差の大きいフォークボールも投げてきます。でも、左バッターを苦手にしているらしく、コントロールもアバウト」 指名挨拶でのことだ。大勢が「自分はリリーフタイプ」と話していたのに対し、巨人は先発での起用を明言。現在はその期待に応えようと、大学施設内での自主トレに励んでいるが、先発となれば、苦手の左バッターとは何度も対戦しなければならない。 投打の補強がポランコ、大勢だとすれば、ともに“課題アリ”ということになる。 スローガンにあるEVOLUTIONを直訳すれば、「進化」。投打の期待のカギが進化できなければ、今季も苦しい展開となるだろう。 「今年の原監督は、投手陣のことは桑田真澄コーチに、野手陣は阿部慎之助、元木大介両コーチに任せ、自身は一歩引いたところから教えていこうとしています。コーチが何も教えないで活躍できる外国人選手、新人投手はいません。コーチスタッフも若いので、多少の時間が掛かったとしても仕方ないでしょう」(プロ野球解説者) ポランコについて、気になるデータもある。 14年のメジャーデビュー以降、3220打席に立っているが、対左投手の割合はその3分の1以下で、通算打率が2割4分1厘なのに対し、対左投手は2割8厘。「左投手は苦手」と見ていい。開幕カードは中日戦なので、好左腕・大野雄大との対戦は避けられないが…。“進化”を遂げるまで、巨人コーチたちは根気強く教えていかなければならないようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年12月23日 11時00分
巨人・桑田コーチ、来季守護神に畠を大抜擢? 正守護神残留の裏で浮上するブルペン改革とは
NPB史上最速の166キロをマークしたチアゴ・ビエイラ投手の巨人残留が決まった。32試合連続無失点の球団新記録も樹立したクローザーである。 しかし、これで来季の守護神問題は“完全解消”されたわけではない。原巨人では「リリーフ陣の配置換え」も検討されているそうだ。 「来季から投手陣を統括するのは、桑田真澄コーチです。先発ローテーションを6人から5人とし、登板間隔も縮めるプランを打ち明けていますが、改造するのは先発投手陣だけではないようです」(球界関係者) >>巨人・桑田コーチが投手陣に不満?「プロ野球選手にならないほうが良い」 中4ローテ継続はドラ1育成にも影響か<< リリーフ陣の配置換えは、桑田コーチの独断ではないという。 「ビエイラを故障で欠いた終盤戦、その影響でリリーフ陣は大忙しとなりました。守護神不在から、投手陣全体が不安要素として蔓延し、士気にも影響しました」(スポーツ紙記者) もう一人、クローザーを託せる投手が必要で、その筆頭候補が畠世周だという。 今季は先発ローテーションの谷間を埋め、リリーフ登板にしても、ワンポイントもあれば、イニング跨ぎ、そして、臨時で9回最後のマウンドも託されたこともあった。 畠のクローザーテストと聞いて、思い当たる話もある。12月21日の契約更改後での会見だった。いかようにも解釈できる“玉虫色の発言”をしていた。 「希望は先発だが、『ここを頼む』と言われたところで全うしようという気持ちでいっぱい」 「いろんなことにチャレンジして、緩急でずらしたりというのをやってみたい」 その後、「やりたいのは、先発」と言いながらも、先発と中継ぎの配球論を語っていた。 「緩急で相手の裏をかく」のピッチングは、基本的に先発投手の配球だ。「希望は先発でも、リリーフをやれと言われればやる」「リリーフをやれと言われればやるが、先発投手の投球スタイルを磨いて行く」――。 翌日のスポーツ新聞で、畠に関する記事が「先発トライ」「フォア・ザ・チーム」に割れたのは言うまでもないだろう。 巨人戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者がこう言う。 「畠は良い意味でテンネン。性格も明るい。ただ、彼の投げる直球のスピード、精度の高さから『このレベルで終わる投手ではない』と、歴代の巨人コーチは惜しんでいました」 「守護神をやれ!」と言われれば、それなりの成績を残せそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「今季は新型コロナウイルスの影響で『9回打ち切り』でした。来年はどうなるのか、最終決定はまだですが、延長戦突入となりそう。9回ゲームセットを狙って投入したクローザーが失点し、延長戦に突入したら、延長戦の最終イニングを託す『2人目のクローザー』も必要です」(前出・プロ野球解説者) 今季の巨人はリーグ最多の20試合の引き分けをカウントした。9回打ち切り制ではなかった20年シーズンで、2ケタの引き分け試合となったのは、両リーグ合わせて2球団だけだ。21年は10球団が15試合以上の引き分けを記録する“異常事態”であり、来季は延長戦の戦い方がカギとなる。 リリーバーにも着手する“桑田革命”に注目だが、畠がキーマンともなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年11月30日 11時00分
巨人・桑田コーチが投手陣に不満?「プロ野球選手にならないほうが良い」 中4ローテ継続はドラ1育成にも影響か
来季から巨人投手陣を統括する桑田真澄コーチの発言が注目されている。「投げられない人はプロ野球選手にならない方が良いんじゃないかなと思いますけどね」――。投手再建について語っている中で出たもので、先発投手の登板間隔にも触れた。 今季の巨人の敗因は、終盤戦の失速。もっと言えば、先発投手のコマ不足により、通常6人・中6日で回すローテーションを「5人・中5日」に変更したこと。やむを得ずの緊急措置だったが、5人の先発投手陣が息切れし、救援投手たちも登板過多となり、総崩れになってしまった。 桑田コーチの「来季も中4、5日で回す」の見解は、チーム全体でまとめた再建案に反する。もっとも、「彼ら(投手陣)はまだそのやり方を知らないだけ。やり方を知れば必ずできると思う」の言葉が話の趣旨であり、たとえ5人制になってもびくともしない強い投手陣に鍛え上げようとしているわけだ。 しかし、物事には順番がある。20、30代の現役世代に“桑田の教え”はすぐには浸透しないのではないだろうか。 >>巨人・桑田コーチの中4ローテ継続方針に疑問の声 今季は裏目も「必ずできる」と自信満々のワケは<< 彼がまだ現役だったころ、高校、大学の投手たちに「好きなプロ野球選手」「目標とする投手」を聞くと、必ず名前が出てくるのが、「桑田真澄」だった。160キロを超す剛速球もなければ、鋭角に曲がる変化球があるわけではない。“桑田支持の理由”を聞き直すと、その答えはさまざまだったが、クレバーな投球術と教科書のような綺麗な投球フォームを挙げていた。 同世代のプロ野球解説者がこう続ける。 「恵まれた体格の持ち主ではありませんでしたが、ボールのキレ、コントロール、野球に関する考え方は一流でした。天性の才能ではなく、努力で一流になった投手」「努力すれば、桑田投手のようになれるかもしれない」と学生球児たちは憧れ、お手本としていたのだろう。 「東京大学野球部の指導に携わっていたころ、野球の座学も定期的に開催されていました。その座学が評判で、野球部OBまで通っていました」(関係者) 今の現役世代は座学の方を期待しているのではないだろうか。 しかし、桑田コーチは本当に努力家であり、「身体を壊してしまうのでは?」と思うくらい、練習していた。その鍛え上げられた肉体の上に野球理論を付け加えていった。逞しい肉体を作り上げる方法も習得したからか、桑田コーチの眼には「今の投手は努力不足、練習方法も間違っている」と映っているようだ。 「ドラフト1位の関西国際大・翁田大勢投手をどうするのか、桑田コーチの手腕が試されます。翁田は『自分はリリーフタイプ』と言っていましたが、巨人は『先発で使う』と言い聞かせていました。先発投手としてのスタミナ、長いイニングを投げ切るためのテクニックなど、教えなければならないことがたくさんあります」(前出・プロ野球解説者) おそらく、先発タイプの新外国人投手を補強するはず。2ケタ勝利を確実に計算できる投手が見つかれば良いのだが、そう簡単には行かないだろう。現実的な選択として、猛練習で投手陣を底上げするしかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年11月29日 19時00分
巨人・桑田コーチの中4ローテ継続方針に疑問の声 今季は裏目も「必ずできる」と自信満々のワケは
一軍投手チーフコーチ補佐として今季から巨人に入閣し、15日に投手チーフコーチに昇格した桑田真澄コーチ。29日に伝えられた先発運用についての発言がネット上で物議を醸している。 >>巨人・桑田コーチのグータッチに批判「無神経すぎて呆れる」 危険球退場の山口を称賛? メンタルケアの一環と反論も<< 報道によると、桑田コーチはチームが今季終盤に採用した中4・5日ローテについて、「僕はいいことだと思う」と肯定的な考えを表明。同時に、「彼らはできると思っていますので。まだそのやり方を知らないだけでね。やり方を知れば必ずできると思っているので。しっかり鍛えていきたいと思っています」と、来春キャンプでは継続を念頭に置いた指導に臨む旨を明言したという。 今季の巨人は8月までは中6日ローテで先発陣を運用していたが、9月ごろから中4・5日ローテに移行。しかし、間隔を詰めた影響は大きかったのか、先発陣は同月24日~10月20日にかけ22試合連続で白星なしと結果を残せなかった。 桑田コーチの発言を受け、ネット上には「結果に繋がらなかった中4・5ローテをなぜ継続しようとするのか理解できない」、「中6日、一部投手は中10日で回して優勝したヤクルトと真逆の方針で笑えない」、「開幕から特攻ローテなんかやったら絶対シーズン最後まで先発持たないぞ」と批判や反発の声が寄せられている。 一方、「来年もローテ間隔詰めるってことは、6人目の出現は諦めたってことか?」、「目ぼしい投手がいればわざわざ中4・5日ローテを続ける必要は無いから、その目ぼしい投手がいないってことなのかな」、「今ローテに入ってる5人をフル回転させた方がマシって考えた説もありそう」と、継続方針に至った背景を推測するコメントも数多く挙がった。 「今季の巨人は先発ローテ6枠のうち5枠は菅野智之、山口俊、戸郷翔征、高橋優貴、メルセデスが埋めましたが、残る1枠の固定に苦戦。終盤に入っても台頭してくる投手が現れなかったことが、先発5人で回す中4・5日ローテ採用に至った一因とみられています。一方、現先発陣は菅野、山口が過去に最多勝を獲得し、戸郷、高橋、メルセデスも2ケタ前後の白星を挙げた経験を持っています。そのため、桑田コーチは6人目の台頭にかけるよりも、中4・5日ローテで現先発陣の登板機会を増やす方がチームの白星につながると判断したのかもしれません。また、17日に伝えられた『来年はしっかり実行するといいますか。病院でいうと診察が今年で、来年が治療するということですね』という桑田コーチの発言を踏まえると、今季の中4・5日ローテ採用は来季の本格導入を見据えた計画的な作戦だった可能性もあります。仮にそうだとすると、桑田コーチは今季出た課題や反省を踏まえて指導を行えば十分結果は出せると考えているとしても不思議ではないでしょう」(野球ライター) 中4・5日ローテを採用した9月から今季終了までは、「10勝25敗8分・勝率.286」と黒星が大きく先行した巨人。チーム成績を見ても成功したとは到底言い難いが、果たして桑田コーチの継続方針は来季どのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年09月15日 18時35分
巨人・桑田コーチのグータッチに批判「無神経すぎて呆れる」 危険球退場の山口を称賛? メンタルケアの一環と反論も
14日に行われた巨人対DeNAの一戦。「2-3」で巨人が敗れたこの試合で、巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐が見せた行動がネット上で物議を醸している。 >>巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」<< 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた7回表の桑田コーチの行動。この回巨人は先発・山口俊が先頭の宮崎敏郎を空振り三振に打ち取るも、続くソトに投じた初球のストレートがソトの頭部をかすめる。これを見た審判はヘルメットに接触したとしてこの球を死球とした後、山口に危険球退場を宣告した。 山口が退場宣告を受けた後、同戦の中継カメラは神妙な表情でうつむきながら自軍ベンチに下がる山口の様子を映し出す。この時、中継画面には山口を出迎えた桑田コーチが右手をグーの形にして差し出し、山口も右手でグータッチに応じる様子も映り込んでいた。 桑田コーチの行動を受け、ネット上には「危険投球で退場した山口相手にグータッチは無い、逆に『何やってんだ!』って強く注意するべきところだろ」、「一歩間違えれば大惨事だったのに、いけしゃあしゃあとグーを差し出すのは無神経すぎて呆れる」、「大怪我負いかけた相手に対する思いやりがなさ過ぎだろ」、「相手を壊しかけたのに、そのことを何とも思って無さそうでドン引き」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「ただ単に『当ててしまったものは仕方が無い』って労おうとしただけで深い意図は無いだろ」、「降板の形が形だから、精神的に引きずらないようにケアしようとしたのでは」、「やった場所は多少良くなかったかもしれんが、やったこと自体は特に珍しいことではないぞ?」と批判に対する反論も複数挙がった。 「一般的にグータッチはいいプレーを行った選手をほめる意味合いで他選手・コーチが使うことが多いものですが、思うような活躍ができなかった選手を労う意味で使われることもあります。特に今回のような危険球での降板は次戦以降にもメンタル面などで尾を引きかねないため、桑田コーチはあくまで『ドンマイ、切り替えていこう』という思いでグータッチを交わしたものと思われます。ただ、頭部死球は直撃なら骨折や脳震とうといった故障のリスクが大きい上、場合によっては聴覚障害や目まいといった後遺症が発生することもある危険な投球。今回の山口は幸いにも直撃は免れましたが、その山口とグータッチを交わした桑田コーチに『危険球で退場したのにほめてるのか?』と違和感を抱いたファンも少なくないようです。また、労うにしても外部からは見えないベンチ裏でやるべきだったのではという意見もありますね」(野球ライター) それまで「6.1回1失点・被安打3」と試合を作りながら、予期せぬ失投で降板を強いられた山口。チームは山口に代わり登板した2番手・田中豊樹がDeNA・牧秀悟に決勝の17号2ランを浴び敗戦し、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームに広がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年05月03日 11時00分
清原氏に「金銭感覚狂ってる」ファン驚愕 金遣いの荒さに桑田氏もドン引き? 高橋氏が巨人時代の豪快ぶりを明かす
野球解説者の高橋尚成氏(元巨人他)が24日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。清原和博氏(元巨人他)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で高橋氏は巨人時代(2000-2009)の同僚の中で、お金の使い方が豪快だった選手について複数選手の名を挙げながらトーク。その中で名を挙げた清原氏が、数百万円の値段がするワインをラッパ飲みした話を語った。 原辰徳監督の第一次政権時代(2002-2003)、ある年のオールスター明けにチームの決起集会が開かれたという。会場はとあるレストランだったが、ワインショップが併設されていたこともあってか、選手は1人1本ずつワインを持ち寄ることになったという。 高橋氏によると、当日清原氏はその約束を忘れていたのか、1人だけワインを持ってきていなかったという。すると、清原氏は併設のワインショップに駆け込み、その場でマグナムボトル(1500ミリリットル入り)のワインを購入してきたそうだ。 具体的な銘柄は触れていないが、高橋氏いわく、そのワインは「多分数百万するやつ(だった)」とのこと。周囲からは「もったいないからあんまり開けない(方がいい)」という声も挙がったというが、清原氏は会の中盤ごろに「もういいよ開けよう、買ってきたんだから」と開封。その後は酒の勢いもあったのか、裏方のスタッフに順番にラッパ飲みさせ始めたという。 すると、現役時代からワイン通として知られる同僚・桑田真澄(現巨人一軍投手チーフコーチ補佐)が、清原氏に「それはそういうふうに飲むワインじゃないからやめた方がいい」と苦言。しかし、清原氏は「関係ない!」と聞き入れずに裏方に飲ませ続けたという。 裏方に一通り飲ませた後、清原氏は高橋氏を含めたチームの若手選手にもラッパ飲みをさせたという。ただ、高橋氏によると「そういうふうに飲むワインじゃない」という桑田氏の発言を受けた若手選手たちは、「(すごいワインだから)みんなちょこっとずつ飲んでる」と大量に飲まずに味わって飲もうとしていたと語っていた。 高橋氏は動画内で元木大介(現巨人一軍ヘッドコーチ)にごちそうしてもらった話や、小久保裕紀(現ソフトバンク一軍ヘッドコーチ)の金遣いに驚かされた話についても語っている。 >>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<< 今回の動画を受け、ネット上には「一般人には絶対にできない豪快過ぎる飲み方だ」、「選手より先に裏方に飲ませるのはいい思いやりだとは思うが、それにしても飲み方がもったいないな」、「当時の清原は4億以上稼いでたから、数百万円のワインでも格安ワインみたいな感じだったんだろうか」、「金銭感覚が完全に狂ってる、だから引退後無一文になったんだ」といった反応が多数寄せられている。 「現役時代に西武(1986-1996)、巨人(1997-2005)、オリックス(2006-2008)でプレーした53歳の清原氏は総年俸が50億円を超えた選手で、第一次原政権時代の2年はいずれも4億5000万円(推定)の年俸を手にしていたことが伝えられています。当時の清原氏は夜遊び、時計、車などに散財していたことが知られていますので、ワインに投じた数百万円もはした金のような感覚だったのかもしれません。ただ、こうした金遣いの荒さがあだとなったのか、2016年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕された際は複数メディアが現役時代に稼いだ年俸はもうほとんど残っていないと報道。また、清原氏自身もとんねるず・石橋貴明が昨年7月に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演した際、『もうプロ野球で稼いだお金、全部なくなりました』と明かしています」(野球ライター) 巨人時代は金遣いに加え強面の風貌から“番長”と呼ばれていた清原氏。今回高橋氏が明かしたエピソードは、良くも悪くも豪快だった当時を象徴するエピソードの1つなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋尚成氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCAMXfvpILgkofiQFbYWeeZA
-
スポーツ
清原氏に「金銭感覚狂ってる」ファン驚愕 金遣いの荒さに桑田氏もドン引き? 高橋氏が巨人時代の豪快ぶりを明かす
2021年05月03日 11時00分
-
スポーツ
今季の巨人にまさかのBクラス転落危機? 天敵への“負けっ放し”に懸念、アレルギー克服のカギは桑田コーチ補佐か
2021年03月10日 11時00分
-
スポーツ
巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」
2021年03月08日 22時05分
-
スポーツ
清原和博氏、伝説の“一塁号泣”の真相を明かす 嬉し涙では無かった? まさかの原因に東尾元監督も驚愕
2021年02月25日 19時30分
-
スポーツ
桑田氏の巨人コーチ就任、原監督との因縁が原因? 他コーチとの配置転換はグラウンド外にも好影響か
2021年01月13日 11時15分
-
スポーツ
巨人コーチに桑田氏就任で「ピッチャー陣が変わるかも」上原氏ら球界人も期待 本人は早くも闘志「指導者としてもエースに」
2021年01月12日 21時10分
-
スポーツ
元巨人・桑田氏のコーチ就任、阿部二軍監督が原因? 原監督が15年ぶりの古巣復帰を画策したワケは
2021年01月12日 11時25分
-
スポーツ
丸はプロ人生初の故障離脱に…西武・金子だけじゃない、ダイビングキャッチが仇となった負傷劇
2020年09月27日 11時00分
-
スポーツ
ダルビッシュ投球中にグローブ落下、元巨人・桑田氏が「非常にいいこと」 本人苦笑の珍プレーに隠された凄さとは
2020年08月31日 19時45分
-
スポーツ
張本勲氏よりも問題? 関口宏のゲストに対する失礼な発言
2020年08月10日 12時10分
-
スポーツ
コーチ指令に「ちょっと無視だ」 実はあまり投げたくなかった? 元巨人・斎藤氏が『10.8決戦』の裏話を告白
2020年08月04日 20時30分
-
スポーツ
元巨人・桑田氏、長嶋監督の“新たな伝説”を暴露 重要な『10.8決戦』の裏で起こった珍事に困り果てていた?
2020年02月26日 20時45分
-
芸能ニュース
「トークがうまくなった」桑田真澄氏、息子Mattの活躍を絶賛 今年は歌番組でも活躍?
2020年01月14日 13時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分