山田哲人
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スポーツ 2022年07月24日 11時00分
巨人・坂本、審判の判定に猛抗議「ストライク!?」 退場宣告に反発した選手も、ルール違反が相次ぐ背景は
14日に行われ、巨人が「0-3」で敗れた阪神戦。先発登板した巨人助っ人・シューメーカーの態度がネット上で物議を醸した。 シューメーカーは7回裏、外角に投じた変化球をボールと判定した球審に対し、両手を横に広げるジェスチャーを見せ抗議。さらに、直後の降板時にも球審の方を見ながら何かつぶやくなど不満をにじませ、ネット上には「怒るほどおかしい判定だったか?」、「なんか最近審判に反抗的な選手が多くないか?」といった疑問の声が相次いだ。 >>巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開<< 今季の球界では先月から、審判の判定に反抗的な態度・言動を見せる選手が相次いでいる。6月2日の二軍・ソフトバンク対中日戦では、ソフトバンク・リチャードの言動が問題視された。 「4-1」とソフトバンク3点リードの5回表無死一塁。外角高めのフォークを見送りストライク判定を受けたリチャードは、一度打席を外し三塁側・自軍ベンチ方向を見るなど不満をにじませる。さらに、この際に何らかの侮辱発言をしたのか、直後に球審から退場を宣告された。 すると、これを聞いたリチャードは「は? エグいでしょ、エグいエグいエグいエグい」、「広すぎ(と言っただけ)」と退場宣告にも猛抗議。この反抗的な言動に、ファンの間からは「審判に刃向かって退場って何やってんだ」と苦言が相次いだ。 同月9日・ヤクルト対オリックス戦では、ヤクルト・山田哲人の態度が物議を醸した。「2-1」とヤクルト1点リードの8回表。打席の山田は10球粘った後、11球目のスプリットをハーフスイング。球審はバットが止まっていないと判断し山田は空振り三振となった。 この直後、山田は球審の方を振り向くと、左手を横に上げるジェスチャーを見せ判定に抗議。また、ベンチに下がる際も球審を厳しい表情でにらみつけるなど不満が収まらないようで、ネット上には「山田が判定にうなだれながらベンチに戻るのはよく見るけど、ガン飛ばすのは珍しくないか」などと驚きの声が上がった。 同月23日・巨人対DeNA戦では、審判の判定に対し巨人選手2名がそれぞれ不満をにじませ話題となった。「5-7」と巨人2点ビハインドの7回裏1死一、二塁。打席の坂本勇人がカウント「1-2」から見送った外角の際どい球を球審はストライクとコール。見逃し三振となった坂本は球審の方を振り向き「えっストライク!?」といったように口を動かした後、右手で口元をかきながらぶぜんとした表情でベンチに下がった。 また、このシーンでは二走・吉川尚輝もボールと思ったのか、ストライク判定の直後に両手で頭を抱えるジェスチャーを見せていたため、ネット上には「坂本もそうだけど、吉川のリアクションも印象的だった」という声も散見された。 野球規則では「審判員の判断に基づく裁定は最終のものである」として、選手や首脳陣は原則抗議してはならないと定められている。にもかかわらず、ここ最近は公然と抗議する選手が増えてきている状況だが、シューメーカーを含めた上記4ケースはいずれもリクエスト対象外のプレー(ボール・ストライクの判定、ハーフスイング)を巡るもの。リプレー映像で判定の是非を判断してもらうことができないという点も、選手の抗議が強くなっている一因である可能性もありそうだ。 ただ、どのような理由があろうと判定への抗議は原則として禁止行為に当たり、破った場合はリチャードのように退場となる可能性もある。NPBはMLBなどに比べると、判定への抗議は多少大目に見られているともされているが、抗議が悪影響を及ぼすリスクを減らすためにも、選手たちはなるべく不満を表に出さず冷静にプレーする必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月10日 15時30分
ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も
9日に行われたヤクルト対オリックス戦。「2-1」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがヤクルトのプロ12年目・29歳の山田哲人の態度だった。 「2-1」とヤクルト1点リードの8回表。この回ヤクルトは1死から山崎晃大朗が投失で一塁に出塁した後に山田の打席を迎える。山田はオリックス3番手・阿部翔太相手に10球粘り、この間に塩見が二盗を決めチャンスを演出していた。ただ、11球目のスプリットに手を出しかけてバットを止めたところ、スイングしていると判定され空振り三振となった。 この直後、山田はスイング判定を下した球審・白井一行審判に、「スイングではない」と言わんばかりに左手を横に上げるジェスチャーを交えながら抗議。白井審判が特に動じずアウトのポーズを崩さなかったため、山田はそれ以上の抗議をせずベンチに下がったが、この際に白井審判を厳しい表情でにらみつけていた。 >>巨人・廣岡に死球のヤクルト・高橋が激怒?「謝るどころかにらみつけてる」 主審にも猛抗議、不自然なひじの動きを問題視か<< この山田の態度に、ネット上では「初めて見るレベルで山田がブチ切れてる」、「審判の判定にうなだれながらベンチに戻るのは良く見るけど、ガン飛ばすっていうのは珍しくないか」、「中継観る感じではかなり際どいスイングだったけど、ここまで不満滲ませるってことは何か確信があったのか?」と驚きの声が寄せられた。 同時に、「相手が相手だから退場食らってもおかしくなかった」、「チャンスを逃して不満なのは分かるけど、白井相手に楯突くのはリスク高すぎるぞ」と、退場宣告を食らう展開もあり得たと指摘するコメントも多数みられた。 「今回山田が抗議した白井審判は4月24日・ロッテ対オリックス戦で、ボール判定に苦笑いを浮かべたロッテ・佐々木朗希の態度を問題視しマウンドへ詰め寄ったことで物議を醸した審判。また、5月15日の同カードでロッテ・レアードを暴言で退場としたケースも含め、過去10年間で退場宣告を7回(現役審判では最多)下していることでも知られています。山田の抗議に対しては特に変わった様子は見せず冷静に対応していましたが、言動次第では退場処分を下す可能性も十分あり得たといえます」(野球ライター) 8回表の抗議について、山田、白井審判が何らかのコメントを残したとは特に伝えられていない。当事者がどのような心境なのかは不明だが、退場とならなかっただけマシだったと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月15日 17時30分
セ・リーグベストナイン、6度目選出のヤクルト山田哲人「来年もプロ野球界が盛り上がる熱い試合をたくさんしたい」
日本プロ野球機構(NPB)は14日、ベストナインを発表した。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出。セ・リーグの球団別では、前年最下位からリーグ優勝を果たしたヤクルトから最多の4人が選出された。今年は5人が初選出となった。セは有効投票総数306で、最多得票は鈴木誠也外野手(広島)が296票を獲得している。▼セ・リーグベストナイン選出選手投手柳裕也(中日)初捕手中村悠平(ヤクルト)6年ぶり2度目一塁手マルテ(阪神)初二塁手山田哲人(ヤクルト)2年ぶり6度目三塁手村上宗隆(ヤクルト)4年目で初(昨年は一塁手部門で選出)遊撃手坂本勇人(巨人)4年連続7度目外野手鈴木誠也(広島)6年連続6度目近本光司(阪神)初塩見泰隆(ヤクルト)初▼ヤクルト選出選手のコメント村上宗隆 「ベストナイン受賞ありがとうございます。素直に嬉しく思ってます。今シーズンはチームも日本一にもなることができ最高のシーズンになりました。本当にありがとうございました」塩見泰隆 「この度はベストナイン選んでいただきありがとうございます。この賞を受賞しまして、自分にとっては、少し出来過ぎかなと思っております。良い一年となりました。トータルで考えると個々の成績も含めて、うまくいかないことはたくさんあった中で、この賞を受賞でき嬉しいです。ありがとうございました」山田哲人 「この度はベストナインに選んでいただき光栄に思います。今年も1年間応援ありがとうございました。来年もプロ野球界が盛り上がる熱い試合をたくさんしたいと思います。引き続きご声援よろしくお願いいたします」中村悠平 「この度はベストナインに選出していただきありがとうございます。試合に出て、チームも優勝、そして日本一になることができた中での受賞なのでとても嬉しく思います。また、ベストナインを受賞できるようにこれからも頑張りたいと思います」 残るは15日に発表されるMVP、最優秀新人賞の選出選手に注目が集まる。(どら増田)
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芸能ニュース 2021年11月04日 23時00分
つば九郎、ヤクルト山田哲人選手に「セリフが棒読み」とダメ出し? 東京国際映画祭に登場、主演ドラマの見所語る
東京ヤクルトスワローズの球団マスコットであるつば九郎が3日、東京・銀座で開催中の第34回東京国際映画祭「つばめ刑事」上映会トークショーに出席した。 >>全ての画像を見る<< 『つばめ刑事』は、ひかりTVやdTV等で2019年に配信された全12話のWebドラマでつば九郎の主演作。つば九郎は登壇すると、自らサインペンでフリップに言葉を書き込むやり方で客席とトーク。「初めまして『仮面ライダーつば九郎』です。なぜこのイベントに呼ばれたのか、よくわかりませんが、今日1日みんな楽しんでください」と客席にメッセージ。その後も「レッドカーペット歩けないの?」「ちょー気持ちいい」など、つば九郎節で次々に客席を笑わせて会場を盛り上げる。 上映された同作については、出演した山田哲人選手の名を挙げ、「山田君のセリフが棒読み」と辛辣なコメントも。「今後やってみたい役」という質問も受けたが、これにも「今回は刑事。次は日本一のメンバーになる役」と回答して得意げにポーズを決める。子どもからは「英語の上達方法」についても問われたが、ヤクルト所属で東大出身の宮台康平選手の名を挙げ、「宮台選手に聞いてください」と突き放す。 「(同じヤクルトのマスコットの)つばみちゃんとは仲良しですか。どんなお話をするんですか」の質問には「ビジネスの話」。「ヤクルトのマスコットになった理由」については「原宿でスカウトされました」、「好きないたずらは?」の質問には「メダルをかじる」など、トークは絶好調。「優勝旅行、日本一になったらどこへ行きたいか」には「あなたの元へ」と答えていた。(取材・文:名鹿祥史)※フリップはひらがな中心で、本記事では読みやすいように漢字も入れたものにしています。
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スポーツ 2021年08月19日 11時20分
セ・リーグのV最有力は3位ヤクルト? 2位巨人の“誤算”も追い風か、5月以降から快進撃続くワケ
「負けても、ブキミさ」を対戦チームに残した。ペナントレース後半戦が始まり、高津ヤクルトを警戒する声が強くなっている。 これは松山遠征の初戦を快勝した直後に囁かれていたものだが、首位阪神を追撃する一番手が「巨人からヤクルトに入れ替わるのではないか?」なる予想が多く聞かれた。 その時点で、首位阪神と2位巨人のゲーム差は「2」。巨人と3位ヤクルトのゲーム差は僅か「0・5」、8月18日の直接対決で順位が入れ替わるところまで迫っていた。 >>ヤクルトベンチに「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 原監督への失礼ヤジに批判、「正直言われても仕方ない」巨人ファンからはため息も<< 「ヤクルトを警戒する声が強くなったのは、巨人とのゲーム差が縮まったからではありません。オリピックブレイクの間、各チームは前半戦のデータを整理しました。『5月以降のチーム成績』という見方をすると、セ・リーグの順位は、1位ヤクルト、2位巨人、3位阪神となります」(在京球団スタッフ) 改めて調べてみたが、その通りだった。 ヤクルトは28勝22敗5分、巨人は27勝22敗6分。阪神はヤクルト同じ28勝を挙げているが、24敗(3分)を喫しており、「勝率」に直すと2位巨人よりも下となる(前半戦終了時点)。ペナントレースが始まる前、ヤクルトを上位に予想する声はほとんどなかったはずだ。 「元々、打線の良いチームでした。村上宗隆がいて、オスナ、サンタナの両外国人選手も好調です。山田哲人が安定した成績を残しており、青木宣親も健在です」(前出・同) 「投手陣が整えば…」というのが、低く評価されていた理由だろう。 また、「5月以降」なるデータが重要視される理由を、前出の在京球団スタッフがこう説明する。 「新型コロナウイルスですよ。外国人選手の来日が大幅に遅れたチームも多く、ヤクルトもその影響で開幕序盤は苦しんでいました。ベストメンバーが組めるようになったのは、5月以降だからです」 2位浮上をかけて臨んだ8月19日の巨人戦、敗れはしたものの、ヤクルトの強さを再認識させられた。 9回裏最後の攻撃だった。1点ビハインド、巨人・原辰徳監督は守護神・ビエイラをマウンドに送った。先頭の中村悠平が粘って四球を選ぶと、ヤクルトベンチが活気づき、次打者はしっかりと送りバントを決めた。「あと1本」が出なかったが、中村の代走・渡邉大樹はリードを大きく取り、偽装スタートを切るなどし、巨人バッテリーにプレッシャーを与え続けていた。高津臣吾監督の執念、勝利への執着心が感じられた。 弱点だった投手陣について、こんな指摘も聞かれた。 「2年目の奥川恭伸の台頭、トレードで途中加入した田口麗斗によって、先発投手陣の人材難が埋まりました。田口のトレード加入が、やはり大きかった」(プロ野球解説者) 巨人が連覇に失敗するようなことになったら、田口放出も敗因として挙げられそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月05日 11時05分
侍ジャパン伊藤大海の快投に山田哲人ら打線が応えて決勝進出!銀メダル以上が確定
東京オリンピック野球の決勝トーナメントであるノックアウトステージ準決勝が4日19時から神奈川・横浜スタジアムで行われた。アメリカとの最強対決を制して準決勝にコマを進めた日本(侍ジャパン)は、国際試合のたびに激戦を繰り広げてきた韓国と対戦した。 侍ジャパンはオリックスのエースで、東京オリンピックの開幕投手を務めた山本由伸、韓国はコ・ヨンピョがそれぞれ先発したこの試合。勝てば最短で7日の決勝進出となるが、敗れれば5日にアメリカと再び準決勝で戦わなければいけない。 韓国について、「この前の試合も大量得点をしていましたし、勢いのあるチーム。打たれても連打を許さないなど基本をしっかりしていきたいです」と気を引き締めた。レギュラーシーズンと異なり、練習ができるのは公式練習の時間のみと制約はあるが、「その中で詰め込んで、やりたいことはできました。1試合1試合が大事な試合。とにかく勝って、決勝戦に行けるよう全力で戦います」と語っていた山本由伸は、初回にピンチを招くも5回まで無失点ピッチング。エースとしての務めを果たす。打線から2点の援護を受けたが、6回に無死二塁からカン・ベクホにタイムリーを打たれ1点差に迫られると、稲葉監督は阪神の岩崎優にスイッチ。岩崎はキム・ヒョンスにタイムリーを打たれ同点に追いつかれるが、後続は打ち取った。 7回と8回は北海道日本ハムのルーキー伊藤大海が1安打、3三振、無失点の快投を見せると、その裏、二死満塁から東京ヤクルトの山田哲人が走者一掃となるレフトフェンス直撃のタイムリーで一気に勝ち越し、最終回は侍ジャパンの守護神、広島の栗林良吏が無失点で抑えて、侍ジャパンが5-2で韓国に勝利。決勝進出を決めるとともに銀メダル以上を確定させている。 試合後、山田は「ボール1個分くらい差し込まれたというのはあったんですけど、狙った球が来たのでしっかり押し込めました。この状態を維持して決勝に挑みたい。金メダル獲得に貢献出来るプレーを決勝戦でもしたいなと思います」とコメント。好投の伊藤は「投げたい気持ちでブルペンで準備していました。2人で1つのアウトを取るつもりで大胆に行けました。打線にいい流れをという気持ちはありました。1球目から思い切って自分のボールを投げられました。(国際大会で)緊張感はあるけど、腹を括って行くしかない。投げたくてウズウズしている。だからこそ思い切って投げました」と笑顔を浮かべた。 稲葉監督は「(山本)由伸を行けるところまで行って、(7回は)あそこで左から始まれば大野をつぎこんで、右からなら伊藤と考えていた。7回、8回、右から始まり伊藤からということで、継投した選手がこの試合の重要性を分かっていて、粘り強く勝ってくれた。由伸もピンチを連続三振で切り抜け、(岩崎)優も難しいところで同点までで抑えてくれた。その後、伊藤が2イニングを抑えてくれた。みんなが後ろにつなぐピッチングをしてくれた」とピッチャー陣を評価。 決勝の相手はアメリカか?韓国か?5日19時から行われる敗者復活戦(準決勝)で決まる。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年06月12日 17時30分
豪快な2戦連発は打棒完全復活? 不安の声が途絶えない山田哲人のバッティング本領発揮か
復調の兆しか、それとも「取り戻した」のだろうか。 東京ヤクルトスワローズの山田哲人は、6月9日の千葉ロッテ戦で本塁打を含む3安打を記録し、チームの勝利に貢献している。特に3回に飛び出したレフトへの本塁打は目の覚めるような一発であり、ここまでの不調を吹き飛ばすような当たりにも感じられた。ロッテ先発岩下が投じた真ん中高めの147kmの直球を真芯で捕らえ、鮮やかな放物線を描いている。「ホームランというイメージよりも、自分のスイングをすることを心掛けた」とコメントの通り、山田本来のバッティングそのものと言える一振りだった。 また、前日の最終打席でもファウルで粘った末、レフトスタンドへライナーで運ぶなど長打力の健在ぶりを発揮、ロッテとの2ゲームを終えた時点でリーグ4位となる14本塁打を積み上げている。 今季は開幕直後に新型コロナウイルス関連の「特例2021」での欠場があった以外は、ここまで常時出場を続けている。だが、.249(6月9日終了時)と伸び悩む打率などを見ても、背番号1に対するファンの懸念は拭えないままだ。昨年、シーズンを通してのコンディション不良に悩まされ、僅か94試合の出場に止まっており、今季も春先にゲーム前の練習を休むなど、未だ体調への不安が囁かれている。 今季のスワローズは若き4番村上宗隆や、セ打率2位の塩見泰隆、サンタナやオスナの両新外国人も好調と、しっかりとした打線の軸が揃っていることが阪神、巨人に次ぐ3位を走る原動力となっている。今後、山田の状態次第でチームの勢いはさらに増すことは間違いなく、シーズン中盤戦以降、上位2チームを追いかけ優勝争いに加わる為には、キャプテンの復調は絶対条件だ。 交流戦後半の千葉ロッテとのカードで見せたバッティングは、夏場へ向け、復調を予感させるに十分なほど山田らしい当たりと言えるだろう。そしてコメントの通り、「自分のスイング」を取り戻した時、山田自身と共に、燕軍団はさらに上昇気流に乗って行ける。 現在28歳、選手としてのピークはまだ先にあると期待を込めるファンも多い。球界を代表するスラッガーとして、スワローズの顔として山田哲人の打棒完全復活を願わずにはいられない。代名詞でもある「トリプルスリー」は決して、過去のものではないはずだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年04月02日 20時30分
ヤクルトコーチが“全裸”の山田に激怒「試合負けてんねやぞ!」 上田氏が明かした珍事件にファン爆笑「そりゃ説教されるよ」
元ヤクルト・上田剛史氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役中にヤクルト・山田哲人と起こしたという珍事件を明かした。 ヤクルト一筋(2007-2020)の現役生活を送った32歳の上田氏と、プロ入りからヤクルト(2011-)でプレーする28歳の山田。両者は2011年から2020年にかけ共にヤクルトでプレーしたが、今回の動画で上田氏は同期間のある試合後に、球場内の風呂場で宮本慎也コーチ(元ヤクルト/現野球解説者)に激怒されたエピソードを語った。 ある日、上田氏、山田が共にホームランを打ったものの負けてしまった試合があったという。試合後に山田と共に球場内の風呂場に向かい、先に入っていた当時の宮本コーチ、伊藤智仁コーチと入れ替わる形で風呂場に入ったという。 上田氏によると、この時は試合には負けたものの、自身と山田はホームランを打ったためテンションが上がっていたとのこと。風呂場に入った後はお互いの体に冷水をかけ合うなどして騒ぎ立てていたという。 ところが、外まで聞こえるほどの声を出していたからなのか、風呂場から出て行った宮本コーチが「お前ら試合負けてんねやぞ!」、「何をキャーキャーやっとんや!」と風呂場にどなり込んできたとのこと。これに上田氏と山田は全裸のまま直立不動となり、「すいません!」と平謝りするほかなかったという。 謝罪もむなしく宮本コーチからその場で説教を受けてしまったという上田氏。説教の内容には触れなかったが、怒られた後は「確かにそうやな」と山田と共に自分たちの行動を反省したと笑い交じりに明かしていた。 上田氏は動画で山田の人となりや今季への期待についても話している。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「中高生レベルの怒られ方で草」、「負け試合でも自分は結果残せたら嬉しいものなんだな」、「鬼軍曹の宮本の近くで悪ふざけしてたらそりゃ説教されるよ」、「騒ぐにしても周囲の様子を確認してからにすべきだったな(笑)」といった反応が多数寄せられている。 「宮本コーチはヤクルトで選手・コーチとして計21年間(1995-2013,2018-2019/2009-2013は選手兼任コーチ)を過ごした人物。『2162試合・.282・62本・578打点・2133安打』といった数字を残した現役時代から、勝負に徹する厳しい性格の持ち主として広く知られています。そのため、ホームランという結果を出しているとはいえ、負け試合の後にヘラヘラしていた上田氏と山田が叱り飛ばされたのは当然だったのかもしれませんね」(野球ライター) “アベック弾”を放った上田氏、山田が、試合後に素っ裸の状態でコーチに叱られていたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2021年04月01日 10時55分
ヤクルト新型コロナの影響で青木宣親、内川聖一が濃厚接触者に…
東京ヤクルトは3月31日、アルバート・スアレス投手、西田明央捕手、山田哲人内野手、西浦直亨内野手、内川聖一内野手、青木宣親外野手を登録抹消した。抹消された6人は、新型コロナウイルスの影響に伴う「特例2021」の対象となり、選手登録された嶋基宏捕手、長岡秀樹内野手、武岡龍世内野手、松本友内野手は代替指名選手となる。 球団は「3月30日(火)、関係者1名が陽性判定を受けたことに伴い、3月30日(火)に実施したスクリーニングのPCR検査で西田明央選手、球団スタッフ(20代男性)が新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、お知らせします」と、選手では西田が新型コロナウイルスス陽性反応を受けたと発表。「現在、発熱、味覚障害、倦怠感、息苦しさなどの症状はなく、自宅にて隔離しております。今後につきましては、所轄保健所の指示に従い対応してまいります」と説明した。 また、「濃厚接触者に関しては、所轄保健所に行動履歴および接触状況を報告し、特定を行っています。特定結果が確認でき次第、お知らせいたします」としており、「濃厚接触者が特定されるまでの対応として、濃厚接触の可能性のある、6選手(スアレス投手、山野投手、山田選手、西浦選手、内川選手、青木選手)、スタッフ1名については、自宅待機としております」と山田、内川、青木ら主力選手を抹消した理由を明らかにしている。 球団は「本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告いたしました。『NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン』と『感染拡大防止特例2021』に従い、日本野球機構および専門家チームと相談のうえ、本日以降、予定通り活動を継続致します。ヤクルト球団は、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図ってまいります」としており、今後も対策を徹底した上で、試合を続けていく。3月31日夜に濃厚接触者の認定が発表され、青木と内川が濃厚接触者に。その他の選手は1日から再び一軍に合流予定とのこと。 新型コロナウイルスに関しては、昨年千葉ロッテで大量感染をしており、主力選手が一時的に離脱しチームが優勝争いから後退したことがあった。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月23日 11時00分
ヤクルト・山田、残留決断は巨人の影響か 懸念は成績以外にも? 球界トップ選手の獲得から“降りた”ワケは
東京ヤクルトスワローズが今季、国内フリーエージェント権(以下=FA)を取得した山田哲人内野手の残留をめざし、「7年総額45億円」という超破格の条件提示をしたという。実質エースの小川泰弘、クローザーの石山泰稚の両投手も国内FA権を取得しており、この3人の流出阻止がチームの命運を決めると言っても過言ではない。 特に、山田の流出は痛い。今季は成績不振だったが、トリプルスリー(打率3割、本塁打30、盗塁30)を3度も決めたスラッガーである。FA権を行使すれば、ソフトバンクなど複数の球団が獲得に名乗りを上げるのは必至。しかし、ここに来て、山田獲得の最有力候補と見られていた巨人が「降りた」との情報も出始めた。 「今年のドラフトですよ。二遊間を守れる高校生内野手を支配下と育成で1人ずつ指名しました。山田の定位置であるセカンドにしても、原辰徳監督は終盤戦で吉川尚輝をほぼ固定してしました」(ベテラン記者) 原巨人では内野の若手が順調に育っている。何よりも、チームの内情が大きい。主将・坂本勇人の存在だ。阿部慎之助二軍監督が引退し、名実ともに「チームの顔」となったが、その坂本の推定年俸は5億円プラス出来高。来季はその5億円で交わした5年契約の3年目であり、山田を獲るとなれば、現推定年俸の5億円以上を提示しなければならない。つまり、坂本よりも外様の山田の方が「上」になってしまうのだ。 「年俸による上下関係って、けっこう大事なんですよ。18-19年オフに丸佳浩をFA獲得する際、坂本よりも上にしてはならない、でも、広島に残留するよりも高額でなければ誠意は伝わりませんし…」(球界関係者) ヤクルトは山田に対し、「宣言残留」も認めている。山田が他球団の評価(提示額)を聞いた後、さらに上乗せする準備があるというわけだ。坂本が5億円だから、現在5億円の山田に対し、ダウン提示で交渉するわけにはいかないだろう。 「今季の山田を見ると、気になるところがあります。今季、盗塁を12回試みて成功したのは、8回。昨季は36回仕掛けて、成功は33回。試合数が減ったことや体調不良もあったとは思いますが、脚力のダウンが山田の魅力を半減させてしまいました」(プロ野球解説者) 昨年オフ、原巨人はFA交渉に失敗し、美馬学、鈴木大地は他球団を選択した。「FA=巨人行きが前提」というこれまでの常識も通用しなくなってきた。 また、FA移籍の経験者の中には「移籍することによる精神的疲労」を挙げる声もないわけではない。 投手部門で注目されていた中日・大野雄大は早々に残留を表明した。結局、山田も19日に残留を表明しているが、FA行使に踏み切らなかったのは巨人の低評価を聞かされたからかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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