山岡泰輔
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スポーツ 2023年01月23日 11時00分
オリックス・山岡、不安定な起用法にモヤモヤ? 年越し交渉の決着は間もなくか
「近く球団の方とお話しさせていただきます」 12球団大トリ、3年連続年越し交渉となったオリックス・山岡泰輔投手が近日中に契約更改の席に着くと語ったのは、1月21日だった。 >>藤川球児、『戦力外通告』元オリ海田投手の年俸発言にブチギレ「直接連絡してみます」ハラスメントと指摘も<< 同日、山岡が大阪・舞洲の球団施設にやって来た目的は、自主トレ。キャンプイン直前となってもまだ契約更改を終えていないため、在阪メディアは「見掛けたら、必ず」と気構えていたのだ。 しかし、当の山岡は至って冷静だった。 「代理人(弁護士)を通してだけど、色々と話をして来たようです。ここまで契約を保留してきた理由は『金額』ではないようですし」(在阪記者) ピッチャーとは“デリケートなタイプ”が多いという。今回、契約更改に時間が掛かったのは、山岡が“ピッチャーらしい性格”をしているからとも解釈できる。 「昨年度も契約更改が年越しとなってしまいました。更改後の会見で、21年シーズンは、先発なのか、リリーフなのか、起用法がはっきりしなかったことを挙げていました」(前出・同) 自身の立ち位置が分からなかったのだろう。 21年シーズンは右ヒジを痛め、9月には患部にメスを入れている。同年の日本シリーズでは“救援勝利”を挙げたが、契約更改が年越しとなってしまった。 「先発なら(山本)由伸に追いついて、追い越せるぐらい頑張りたい。中継ぎなら7、8、9回を任せられるように」(2022年1月26日) 更改後の「先発、リリーフのどちらでもやる」のコメントから起用法に不満がないことは明白だった。しかし、「キャンプ、オープン戦を見て首脳陣が判断する」の“正論”と、「調整が異なるのでハッキリしてほしい」の“デリケートさ”が平行線を辿り、山岡が納得するまで時間を要してしまったのだ。 今回も“自身の立ち位置”のことで、確認したいことがあったそうだ。 その詳細はやはり契約更改後に語られるようだが、気になる情報も聞かれた。 昨秋の日本シリーズ第4戦だ。山岡は先発マウンドを任されたが、5回投了、勝利投手の権利獲得まで「あと2人」という場面で交代を告げられた。 救援投手を労うように迎えたが、マウンドを下りる際、自虐的な笑みも浮かべていた。 「昨季はコロナ感染離脱もあり、不本意な成績(6勝8敗)に終わりました。もっと遡れば、昨季開幕は期間限定ながらリリーフでスタートしています」(選出・在阪メディア) 改めて、自身の評価を聞きたいとの思いが抑えられなかったのかもしれない。 「先発に専念させてくれと、考えているのかもしれません」(球界関係者) 日本一となった勝因は投手継投策だ。しかし、日本シリーズの流れを引き寄せたのは山岡が先発した第4戦だった。勝利投手の権利を目前にしての交代は“つらいもの”があったはずだが、契約更改と同時に気持ちも切り替えてもらいたい。山岡には投手陣のまとめ役としての期待も寄せられているそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月27日 11時00分
ヤクルト・村上、日シリ残り試合ではもう打てない? 第4戦で露呈した致命的弱点は
“投手心理”というヤツだろう。全力投球の「強いボール」よりも、「緩い変化球」を投げる時の方がコワイ、と――。だから、その「緩い変化球」にウィニング・ショットが選択された時は、開き直るくらいの気持ちにならなければやっていけないそうだ。 日本シリーズ第4戦は、完封リレーでオリックスが勝利した(10月26日)。勝敗を分けたのは「緩い変化球」だった。 「初回のヤクルトの攻撃、一死一・二塁の場面で主砲・村上宗隆に打席が回ってきました。ここで村上を抑えたのが大きいですよ」(プロ野球解説者) 得点好機はほかにもあった。しかし、初回のチャンスで先制点を挙げられず、この日のヤクルトは試合主導権を握ることができなかった。 >>ヤクルト・高津監督、失点招いた奇策に批判「敵打線目覚める」 経験不足投手の連続抜擢が物議<< 村上はこの初回の好機で、平凡なセカンドゴロ。オリックスの先発・山岡泰輔がウィニング・ショットに投じたのは“緩い変化球”、チェンジアップだった。 「山岡は普段からチェンジアップを投げてきました。でも、この試合では、村上をセカンドゴロに仕留めた時まで一球も使っていませんでした」(前出・同) チェンジアップを隠しておいたのだろう。 オリックスのスコアラー陣は、試合終了と同時にデータ解析をしてきた。どの球団もやっていることではあるが、「昨年のリベンジを!」と躍起になっているそうだ。 「第3戦先発の宮城大弥の投球がヒントになったのでは? 宮城は曲がり幅の大きい、緩いカーブを多投し、ヤクルト打線を苦しめました」(在阪メディア) 宮城は村上と3打席対戦し、3打数1安打。第1打席では内角への直球でバットをへし折ってのピッチャーゴロに仕留めたせいか、「力勝負」の印象も強い。しかし、そうではなかったのだ。 「遅い変化球に対し、さすがの村上も待ち切れず、ほんのちょっとだけど、体の開きが早くなるんです。緩い変化球が投げられるピッチャーはそのボールを効果的に使えるか…」(チーム関係者) 中嶋聡監督の采配も冴えていた。1点を守り切るため、先発・山岡を5回途中で諦めて継投策に入った。宇田川優希、山崎颯一郎、ワゲスパックが投入されたが、試合終了まで必要だった「14個のアウトカウント」のうち、6個を三振で取っている。山岡が緩急でヤクルト打線を翻弄させ、その後は力勝負のできるリリーバー切り換えた。 「山岡を諦めた時、三塁に走者がいました。三塁走者を返したら同点、1点も与えたくない場面で『三振の取れる投手』に切り換えました」(前出・在阪メディア) 試合前だが、オリックス陣営は明るかった。いや、あえて明るく振る舞っていたのだろう。不振の杉本裕太郎は若手に話し掛け、宗佑磨、紅林弘太郎もノックを受ける際、声を張り上げていた。 スコアは「1対0」、その1点は杉本のバットから生まれたが、 「調子は良くない。打球が飛んだコースが良かっただけ」(前出・プロ野球解説者)と、厳しい意見も聞かれた。 吉田正尚も打点ゼロである。4試合を終えて、オリックス打線からホームランが1本も出ていないのも気になる。投手陣は結果を出した。次は打線が奮起する番だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月23日 17時40分
オリックス山本由伸が11勝、宮城大弥が8勝マークで首位の西武に勝ち越し2.5差!山岡泰輔も復活登板
【オリックス・バファローズ戦績 8.16-8.21】対 千葉ロッテマリーンズ兵庫・ほっともっとフィールド神戸8月16日●オリックス(山岡)0×-4(美馬)千葉ロッテ○※7回雨天コールド8月17日オリックス(雨天中止)千葉ロッテ対 埼玉西武ライオンズ埼玉・ベルーナドーム8月19日○オリックス(山本)4-3(今井)埼玉西武●8月20日○オリックス(宮城)6-0(與座)埼玉西武●8月21日●オリックス(椋木)1-3(エンス)埼玉西武○※カッコ内は先発投手。※114試合、59勝55敗0分けの4位。首位の埼玉西武とは2.5ゲーム差。 先週のオリックスは、神戸では雨という不運もあり千葉ロッテに取りこぼしをしてしまったが、佐々木朗希との対戦は回避している。そして首位の埼玉西武との3連戦では3連勝を狙いたいところだったが、結局は勝ち越し。2.5ゲーム差という優勝争いへの射程圏内には踏みとどまっている。 神戸では、オールスターゲーム終了後に新型コロナウイルス感染が判明した山岡泰輔が復活。後半戦初登板は、先発5回1/3を投げ、被安打7、奪三振4、失点3の内容だった。「野手陣の好守にも助けてもらっていましたし、なんとか粘り強く投げていきたかったのですが、最後のホームランのところは甘く入ってしまいました」と反省していたが、チームにとって山岡の復活は大きい。 また埼玉西武3連戦の初戦は、中嶋聡監督が試合前に「きょうは1人で行ってもらう」とエース山本由伸に託し、山本は9回を135球、被安打9、失点3の内容ながら完投で11勝目をマークした。 山本は「やっぱり初戦ということで、絶対に勝たないといけない。いつも以上に気合いを入れてマウンドに上がった。それが出せてすごく気持ち良いです。ヒットをすごくたくさん打たれて先制点も許してしまったんですけど、何とか粘り強く最後までいけたので良かったです」と振り返った。 リリーフに休みを与えたことについて「明日も明後日も試合もありますし、シーズン終盤なので、こういったピッチング以上の何か、チームの力になれるのはすごくうれしいです」と語った。キャッチャー若月健矢が2本のアーチを放ったことには「初回の送球ミスと2回のダブルプレーを打っていたので、マジで打たないとやべえよと思いながら見ていました」と笑みを浮かべていた。 2戦目は宮城大弥がテンポの良いピッチングで、8回を100球、被安打5、無失点の好投で8勝目をマーク。宮城は「先頭打者を出さないという意識で投げていまして、それを結果的に何イニングも続けられたことが良かったなと思います」と振り返った。 完投ペースで来ていたが「自分自身はいけたつもりですけど、監督からだめというふうに言われたので、次回やりたいと思います」とベンチからストップがかかったことを明かした上で、「本当に野手陣の打線の援護があったので、落ち着いて投げることもできましたし、自分のテンポで投げることができたなと思います」と語った。宮城にとってもチームにとっても大きな勝利と言えるだろう。 今週は23日から北海道の地方で北海道日本ハムファイターズと2連戦、週末は本拠地の京セラドーム大阪に戻り、再び埼玉西武との3連戦が待っている。先発も同じマッチアップになる可能性が高いだけに今度は3連勝したいところだ。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年04月04日 18時10分
オリックス山岡泰輔の復活勝利から3連勝!借金「1」で5日から首位ソフトバンクと3連戦
昨年のパ・リーグ覇者、オリックス・バファローズは開幕戦を12年ぶりの勝利で飾ったが、その後は5連敗。ズルズルと行くのかと思いきや、BIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦を3連勝。借金を「1」まで減らして、5日からは福岡・PayPayドームで首位の福岡ソフトバンクとの3連戦を皮切りにビジター9試合を行う。【オリックス・バファローズ 成績 3.25-4.3】対埼玉西武埼玉・ベルーナドーム3月25日○オリックス(山本) 6-0 (高橋)埼玉西武●3月26日●オリックス(宮城) 0-5 (隅田)埼玉西武○3月27日●オリックス(山崎颯)6-7(渡邉)埼玉西武対東北楽天大阪・京セラドーム大阪3月29日●オリックス(田嶋) 1-2 (田中将)東北楽天○3月30日●オリックス(バルガス) 1-6 (早川)東北楽天○3月31日●オリックス(山崎福) 0-1 (瀧中)東北楽天○対北海道日本ハム4月1日○オリックス(山岡) 2-0 (根本) 北海道日本ハム●4月2日○オリックス(山本) 7-0 (伊藤) 北海道日本ハム●4月3日○オリックス (宮城) 4-2 (河野) 北海道日本ハム●※カッコ内は先発投手※9試合4勝5敗、リーグ4位タイ。首位の福岡ソフトバンクと4ゲーム差 開幕戦では昨年のリベンジを誓っていた山本由伸が快投を見せて12年ぶりとなる開幕戦の白星をあげている。山本は「去年は開幕戦、負けていましたので、リベンジも含め、強い気持ちでとにかく先制点を取られないように気を引き締めて投げました。去年は、最後日本シリーズでとても悔しい思いをしたので、今年もまた日本シリーズにリベンジできるように、まずはリーグ優勝できるようにこれからも頑張っていきます!」とエースらしいコメント。 2戦目は昨年の新人王、宮城大弥が乱調。「立ち上がりの3失点が悔やまれますし、なんとか最少失点で粘りたかったです。ボール自体は悪くなかったと思いますが、甘く入ったところを狙われてしまったと思います。自分自身、全体的にもっとレベルアップしていかなければいけないと思いました」と肩を落とし、打線も沈黙した。 3戦目は山崎颯一郎が「序盤は、バックのいい守備にも助けてもらい、テンポよく投げられたと思いますが、5回は2アウトからの失点でしたので、なんとか無失点で切り抜けたかったです。6回も先頭バッターへのフォアボールからの失点でしたし、悪い流れをどうにか止めて、何とかイニングを投げ切りたかったです」と反省していた。序盤は好投し、打線も援護して6点差にまで広げたにもかかわらず、終盤にひっくり返されて6-7で痛い逆転負けを喫している。 4戦目からは本拠地、京セラドーム大阪6連戦。まずは東北楽天との3連戦だったが、29日の田嶋大樹、31日の山崎福也といった左腕の先発陣が好投を見せたものの、打線は3試合で2点止まり。主軸の吉田正尚、杉本裕太郎が沈黙したのが痛かった。 しかし、1日から始まったBIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦の初戦では、今シーズンけがで離脱した2年分を取り戻すべく、完全復活を誓った山岡泰輔が6回途中無失点の好投。中継ぎ陣も2点を守り抜き、連敗を止めた。 山岡は「開幕カードでリリーフで1イニング投げていたので、すごく緊張というのはなかったんですけど、とにかく全力で1回から投げていこうと思ってマウンドに上がりました。先に点を取ってもらったので楽に投げることができましたね。最後にラオウさんがいい守備をしてくれなかったら0ではなかったかもしれないので、今日はラオウさんのおかげで勝つことができました。少しでも2年間をばん回できるように投げていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」とファンに再起を誓っている。 この山岡の勝利にエース山本も続いて、7回を無失点の好投。打線も7得点の大量援護で連勝した。山本は「昨日勝っていましたし、なんとか連勝したかったので、気合いを入れて投げました。試合の始まりは大事なので、いい入りができてよかったと思います。ランナーを出す場面もありましたけど、なんとか0で粘り強く投げられましたし、なによりこの試合に勝てたということがよかったです。これからも一つでも多く勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とした。山岡の勝利が刺激を与えたようだ。 本拠地6連戦の最後は宮城が先発。苦しみながらも6回を2失点とゲームメイクをした上でマウンドを降りている。試合は2-2の同点で迎えた8回、吉田正が2点タイムリーを放ち、オリックスが3連勝を飾った。 吉田正は次のようなコメントを残した。 「結果がよかったので…よかったです!どっちに転ぶか分からない展開の中で、佐野選手のホームランでチームに勢いがつきましたし、なんとか勝てるようにと思っていたので、本当によかったです!しっかりと心の準備もしながら、打席に入ったら自分のスイングをすることを心掛けていましたし、ストライクゾーンに来たらなんとかバットに当ててコースにヒットか、なんとか外野まで飛ばせればいいかなと思っていましたので、勝利という結果につながってくれてよかったです!」 「まだ借金もありますし、次は上位チームでビジターゲームが続いていきますので、なんとか連勝して帰って来れるように頑張ってきます!まだ始まったばかりですし、ここから選手たちも精いっぱい頑張りますので、また応援よろしくお願いします!」 流れを振り返ってみると、山岡の復活がチームに良い流れを持ってきたようだ。ピッチャー陣が頑張っている間に、打線のさらなる奮起を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月27日 15時30分
オリックス・山岡、球団の無茶な要求にも前向き?「キャリアに響きかねない」心配も 先発・リリーフの二刀流はリスク大か
2017年のプロ入りからオリックスでプレーし、昨季までに「104登板・35勝36敗4ホールド・防御率3.67」といった通算成績を残しているプロ6年目・26歳の山岡泰輔。26日に伝えられた契約更改後の会見での発言がネット上で話題となっている。 >>オリックス・山本、メジャー挑戦? 更改遅れで急浮上、球団側はイチローの二の舞を懸念か<< 山岡は同日、1300万円ダウンとなる年俸7200万円(推定)でサイン。その後行った会見の中で、球団側から「(先発・リリーフ)どちらでもいけるように」と求められたことを明かした上で、「どっちもいけるような準備をしています」、「先発なら(山本)由伸に追いついて追い越せるぐらいに。中継ぎなら7、8、9回を任せられるピッチャー、平野(佳寿)さんを追い越す気持ちで」と意気込みを語ったという。 山岡はプロ入りした2017年から昨季までほとんど先発として起用されており、リリーフ起用されたのは2018年シーズン(7登板)のみ。ただ、通算成績では先発時は「35勝36敗・防御率3.74」の一方、リリーフ時は「0勝0敗4ホールド・防御率0.00(失点は1)」とほとんど点を取られていない。 この山岡の発言を受け、ネット上には「先発でタイトル獲得経験もある山岡がリリーフ考えてるのは意外」、「守護神の平野は今年38歳だから、球団としては山岡に後を継いでほしい思いもあるんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。一方、「故障しがちなのにリリーフに回るのは怖い、最悪キャリアに響きかねない事態になるぞ」、「体が丈夫なら全然アリだと思うけどそうじゃないからなあ…」と、過去の故障歴を引き合いに出した否定的なコメントも多数みられた。 「山岡はこれまでに最高勝率(.765/2019)のタイトルを獲得した実績を持つ一方で、右肩腱板炎(2017)、左内腹斜筋の筋損傷(2020)、右ひじ関節炎(2021)と度重なる怪我に泣かされている投手。そのため、本職の先発に比べ負担が大きいとされるリリーフを務めることが、さらなる故障を招く結果につながるのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようです。なお、山岡は右ひじ故障から復帰した昨季8月のに一時リリーフとして二軍調整していましたが、同月24、25日に連投した後に再離脱。そ後9月17日に右ひじのクリーニング手術を行ったことが球団から発表されています」(野球ライター) 昨季は先発防御率がリーグ1位(3.33)の一方、リリーフ防御率は同5位(3.26)だったオリックス。山岡を先発のさらなる強化に使うのか、それともブルペンのテコ入れに使うのかはまだ不明だが、どちらにしても結果につながるかは本人・首脳陣のコンディション管理に大きく左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月25日 11時30分
オリックス3連敗で交流戦へ!山岡泰輔からスタートダッシュなるか?
セ・パ交流戦開幕直前となった先週のオリックスは、1勝3敗と負け越してしまった。【オリックス 5.18〜5.23戦績】対 千葉ロッテ大阪・京セラドーム大阪18日○オリックス(宮城)6-5(二木)千葉ロッテ●19日●オリックス(山本)4-6(岩下)千葉ロッテ○対 福岡ソフトバンク福岡・福岡PayPayドーム22日●オリックス(田嶋)2-7(マルティネス)福岡ソフトバンク○23日●オリックス(山崎福)2-7(和田)福岡ソフトバンク○※(カッコ)内は先発投手。※47試合18勝22敗7分。5位。首位の福岡ソフトバンクと5.5ゲーム差。 ホームの京セラドームで行われたロッテ2連戦。初戦は開幕から4勝無敗の宮城大弥が先発するも5回を6安打4失点と珍しく崩れてしまう。「真っすぐで押せていた部分もあったので、ボールの強さ自体は悪くなかったと思いますが、変化球に頼りすぎてしまったところがあったと思います。立ち上がりから抜ける球も多かったですし、投手有利なカウントから打たれてしまうなど、制球の部分を反省しなければいけません」と本人も反省していた。しかし、打線が奮起してモヤの5号ソロで勝ち越すと、そのままチームは勝利を収めた。第2戦は8度目となる借金返済のチャンスだったが、なかなか勝ちがつかないエース山本由伸が6回を8安打6失点と苦戦。由伸は「ボール自体は悪くなかったと思いますが、なんとか抑えようと力で投げ過ぎてしまっていたと思います。ランナーを許してから勝負どころで甘く入って痛打されてしまったりとリズムの悪いピッチングになってしまいました」と振り返っていたが、チームは敗れてしまい、またもや借金返済ならず。 チームは2日のオフを経て福岡へ移動。福岡ソフトバンクと2連戦。初戦は田嶋大樹が先発。田嶋は5回0/3を10安打7失点の乱調で、「ゲームを作ることが出来ず申し訳ないということしかありません」とほとんど言葉を発することが出来なかった。打線は9回に杉本裕太郎が11号2ランを放ったが、ソフトバンク先発マルティネスにまたもやねじ伏せられた形だ。第2戦は山崎福也が先発するもソフトバンク打線に捕まり、4回を3失点で降板。吉田正尚の通算100号となる9号ソロも飛び出したが、2-7で痛い3連敗。首位とのゲーム差が5.5ゲーム差に開いた。 オリックスにとって転機になりそうなのが、25日から開幕する交流戦だ。オリックスは、目下セ・リーグ最下位の横浜DeNAと神奈川・横浜スタジアムでの3連戦から開幕する。先発は山岡泰輔が予定されており、ローテーションも再編される見込み。山岡はピッチングが良くなって来ているだけに、スタートダッシュに期待して、交流戦中に借金を完済し、貯金生活に入りたいところである。(どら増田 / 写真・ふりーだむ)
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スポーツ 2021年05月11日 11時30分
オリックス吉田正尚、杉本裕太郎が絶好調も山岡泰輔、増井浩俊の先発陣が崩れる…
先週末のオリックスは、負け越している千葉ロッテと千葉・ZOZOマリンスタジアムで3連戦を行ったが、またもやカード負け越しを喫してしまい、借金返済まであと僅かに迫りながら足踏み状態が続いている。対 千葉ロッテ千葉・ZOZOマリンスタジアム5月7日●オリックス(山岡)5-7(石川)千葉ロッテ○8日○オリックス(田嶋)5-2(美馬)千葉ロッテ●9日●オリックス(増井)4-7(小島)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手。※38試合14勝17敗7分。5位。首位の東北楽天と3.5ゲーム差。 初戦はかなり大粒の雨の中、試合は決行されたが、先発の山岡泰輔が5回、8安打、5失点とらしくないピッチングでKO。「今日は何もコメントできることはありません」とノーコメントで球場を引き揚げた。試合は太田椋の2号3ラン、杉本裕太郎の5号、6号ソロで追い上げるも最後は逃げ切られてしまう。 第2戦は、先発の田嶋大樹が6回を6奪三振、2失点でまとめ、本人も「今日は立ち上がりからテンポよく投げることができたと思います。ランナーを許してから、少し慎重になり過ぎたところは反省しなければいけませんが、しっかりとゲームを作ることが出来たところは良かったと思います」と課題を挙げながらも、手ごたえのあるピッチングを披露。同級生の宗佑磨が6回に追加点となる4号ソロを放ったのが効いて、オリックスが勝利。田嶋が2勝目をマークしている。 第3戦は、先発の増井浩俊がとにかく悪かった。オリックスは初回に杉本の7号2ランなどで3点を先制したが、その裏に2点返されると、2回に同点に追いつかれ、3回に逆転を許し、4回には追加点…。増井は3回2/3でKO。「自分の力不足ですし、早いイニングでマウンドを降りることになってしまい申し訳ないです」と悔しさを滲ませていたが、今週から日程が変則になることもあり、10日に登録を抹消されている。試合は敗れてしまったが、T-岡田に待望の1号ソロが出たり、吉田正尚が4打数4安打をマークするなど、野手の方では収穫があった試合だったと言えるだろう。 吉田正は打率.348でリーグトップを独走中。ホームラン7本はリーグ2位、出塁率も.438とリーグ3位の成績だ。そして注目なのは、まもなく規定打席に乗る吉田正の青山学院大時代からの先輩であるラオウこと、杉本だろう。プロ6年目、今年30歳になった杉本は打率.333、ホームランは吉田正と並ぶ7本、出塁率は.404と絶好調なのだ。吉田正、杉本と続く打線は相手チームにとって厄介な存在になろうとしている。外国人選手がモヤ以外、まだ期待に応えられる活躍が出来てないので、和製大砲コンビに繋ぐ野球を期待したい。(どら増田 / 写真・ふり〜だむ)
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スポーツ 2021年03月18日 19時30分
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
元阪神で野球解説者の濱中治氏が、17日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明の問題点を指摘した。 佐藤は同日に行われたオープン戦・西武戦の第1打席で、ドラフト制後(1966年以降)の新人最多記録となるOP戦6本目の本塁打をマーク。この活躍は番組でも取り上げられたが、濱中氏は本塁打を放った後に感じたという佐藤への不安を語った。 >>阪神・佐藤の活躍で首脳陣が仲間割れ? 矢野監督の構想でマルテ・糸井にスタメン落ちの危機か<< 佐藤は第1打席で本塁打を放った後は二ゴロ、二ゴロ、左飛と快音は聞かれなかったが、その中で濱中氏が問題視したのは第2打席の二ゴロ。濱中氏は「今日の佐藤の2打席目を見た時にちょっと強引に引っ張りにいって、(バットの)先っぽに当ててセカンドゴロを打ってて『ちょっと嫌やな』って思った」と、無理に球を引っ張ろうとしている節が見受けられると指摘した。 濱中氏は続けて、「今までだったら左中間、センターとかに打ってたのを強引に引っ張りだした。(前日の)ヤクルト戦で全部インサイドに来たのを結構意識してるんじゃないか」とコメント。佐藤は16日のヤクルト戦で内角球を16球(全22球中)投じられているが、この影響でインコースを意識し過ぎているのではと推測した。 また、濱中氏はOP戦最終カードとなる次カードのオリックス戦(19~21日)でさらに打撃を崩す可能性もあると発言。佐藤は同カードで山本由伸(最多奪三振/2020)、山岡泰輔(最高勝率/2019)といったタイトル獲得歴のある好投手と対戦することが見込まれている。 そのオリックス戦について、濱中氏は「良いピッチャー(山本・山岡)がいるんで、そこで(インコースを)バチバチにいかれて(攻められて)っていうのは嫌な感じになる」、「(球速が)速い投手の時って強引になり過ぎて体の開きが早くなったりするので、そういうふうに(打撃を)崩されないかっていうのはすごく心配」と、内角攻めを受けることによる悪影響を懸念していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日の試合は逆方向にいい当たり無かったし、本塁打も引っ張った打球だった」、「内角意識し過ぎて、外角に踏み込めなくなるのが1番マズいかも」、「みんながみんな内角に制球よく投げられるわけじゃないから、手首とかに死球が当たるのも怖いな」といった反応が多数寄せられている。 阪神・矢野燿大監督は14日の巨人戦後に、佐藤を26日の開幕戦・ヤクルト戦でスタメン起用すると示唆したことが伝えられている。次カードのオリックス戦はその開幕戦に向けた最後のアピールの場となるが、濱中氏やファンの不安を払しょくする活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月09日 11時30分
オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!
26日から開幕するプロ野球。オリックスは埼玉・メットライフドームで埼玉西武と3連戦を行うが、3週間前となる5日から神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAとのオープン戦3連戦で、開幕ローテの3枚がほぼ固まった。 5日の試合には、春季キャンプ終盤に本人の口から開幕投手と明らかにされた“エース”山本由伸が先発登板。由伸は5回を76球、被安打5(本塁打1含む)、奪三振3、与四球1、失点3の結果に終わったが、本人が「いい感じ」と話しているように、一発こそ打たれたもののいろいろな球種を試しながら、幼馴染みでもあるキャッチャー頓宮裕真のミットに切れ味の鋭い球を投げ込んでいた。今週12日の巨人戦、19日の阪神戦(ともに大阪・京セラドーム大阪)でさらにギアを上げて、所沢に乗り込むだろう。試合は1-5で敗れている。 6日は高卒2年目の左腕、宮城大弥が先発した。宮城は4回裏にピンチを迎えるが、これを見事に切り抜けて、5回を76球、被安打2、奪三振3、無四球、無失点の好投を見せて、仕上がりが順調であることをアピールするとともに、ローテ入りの目処が立つ内容だったと言っていいだろう。宮城は13日の巨人戦、20日の阪神戦(ともに京セラ)でこれを継続できるのかが鍵となって来るが、DeNA戦では抜群のキレ味を発揮していただけに期待したい。この日はジョーンズのオープン戦第1号ソロがライトスタンドに飛び込むなど、5-0で試合も勝利した。 7日はもう一人の“エース”山岡泰輔が先発。山岡は5回の登板予定だったが、5回裏2アウトで四球を与えた時点で球数が100球に達したこともあり、マウンドを鈴木優に譲った。しかし、内容は被安打3、奪三振5、与四球2、無失点と球数を要してしまったことを今後クリアしていけば問題はない。試合は吉田正尚、頓宮に一発が出て、5-0で連勝している。山岡は次回、14日に行われる開幕3連戦の相手である西武戦(京セラ)に先発予定。 例年、開幕で躓いてしまうオリックスだが、中嶋聡監督は「今年は今年」と過去を振り返らずリセットして、今年の開幕を迎える考えだ。開幕3週間前に行われたDeNAとの3連戦で、開幕3連戦の先発ピッチャーの目処が立ったのは大きい。チームにとっては主砲の一発もあり、収穫のある横浜遠征だった。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月28日 11時40分
オリックス・山岡、早期降板は計算通り? 他球団も追随か、中嶋監督代行が仕掛けた“ピギーバック”とは
オリックス・山岡泰輔の復帰登板を見て、思った。これこそ、“中嶋野球”ではないだろうか。 8月27日の福岡ソフトバンク戦、左脇腹の故障で戦線を離脱していた山岡泰輔が約2か月を経て復帰マウンドに登った。3回を投げ、被安打3、失点3。本調子にはほど遠いが、次回登板にも期待の持てる内容だった。試合後、中嶋聡監督代行が言った。 「次回登板? 明日の(山岡の)反応とかを見てから。本人とも相談して」 この山岡の起用法に中嶋代行の野球観が隠されていた。 >>オリックス・西村監督、辞任ではなく“解任”だった? 成績不振だけじゃない、進退を迫られた本当の理由とは<< そもそも、中嶋代行は「育成」を重視する指導者として知られていた。そんな指導者像に確固たる持論を植えつけたのが、日本ハム時代の2016年、サンディエゴ・パドレスへのコーチ留学だった。 当時の中嶋代行はマイナーを巡回し、メジャーリーグの育成システムを学んでいた。日本ハム関係者がこう言う。 「160キロの速球を投げる若手がマイナーに何人かいて、でも、球団はメジャーにすぐに昇格させようとしませんでした。シーズンを通して活躍するスタミナが養われていないとし、マイナーで先発ローテーションをこなすことに専念させていたそうです」 また、「ピギーバック」と呼ばれる投手起用法にも強い衝撃を受けたという。 ピギーバックとは、直訳すると「抱っこする」などの意味になるが、メジャーリーグでは、1試合で先発ピッチャーを2人使うとか、長いイニングを託せるリリーバーをサポート要員にする起用法のことを言う。どういう場面で用いられるかというと、主に先発ピッチャーが故障明けの初登板になる時だ。 そもそも、故障明けの先発ピッチャーには、長いイニングを任せられない。だからサポート要員が必要になるのだが、先発ピッチャーを2人使った場合、故障明けのピッチャーがもしダメでも、もう一人の先発ピッチャーも投げさせているので、ローテーション上の次回登板には影響が出ない。また、ロングリリーバーを使った場合、リリーバーを総動員させることにならないので、戦力の消耗を防ぐことできる。 18年以降、メジャーリーグでは、リリーフタイプのピッチャーを先発させる「オープナー」が有名になったが、このピギーバックは、先発ピッチャーにローテーションをこなす体力を養わせることを重要視するマイナーでは、ずっと以前から用いられていたそうだ。 中嶋代行は故障明けの山岡に対し、60球前後で交代させることを登板前に伝えており、二番手に荒西祐大を起用している。 「荒西は昨季先発ローテーション入りしましたが、結果を出せませんでした。今春キャンプでも先発ローテーションへの返り咲きをめざして頑張ってきたので、ロングリリーフも可能です」(在阪記者) 山岡が左脇腹痛を再発してしまった場合、荒西の次回先発も視野に入れていたのではないだろうか。“中嶋オリックス”がペナントレースの巻き返しに成功したら、「ピギーバック」を模倣するNPB球団も現れそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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