女子プロレス
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スポーツ 2022年01月04日 11時30分
スターダム上谷沙弥が白いベルト奪取!「これからは私がチャンピオンとして引っ張っていく」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは12月29日、東京・両国国技館で年内最後のビッグマッチ『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021 』を開催した。 セミファイナルでは、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの中野たむに、上谷沙弥が挑戦。試合はかなり激しい打ち合いのある壮絶な試合になったが、最後は上谷がフェニックス・スプラッシュを決めてカウント3。悲願のシングル初戴冠を果たしている。 試合後、上谷は涙声で「中野たむ、たむさん、私がベルトの呪いを解きました。今度は、あなたが、私の背中を追いかけてきてください。2022年は、ゴールデン・フェニックスが、さらに、さらに、さらに、大きく羽ばたいてみせます」とかつての師匠に成長した姿をアピール。上谷にベルトを巻いてあげたたむは「上谷、白いベルト、よーく似合ってるよ。たむの次にね。中野たむは、どんな逆境でも這い上がる、しぶとい女だから。覚悟しとけよ」と感慨深い様子。 そこにウナギ・サヤカがリングに登場し、「上谷さーん!白いベルト、おめでとうございます。私がここに来たってことは、どういう意味か、わかるよね?2022年は、ウナギ・サヤカの年になる。新年一発目、よろしくお願いします」と挑戦表明。上谷は「よくさ、この状況で出て来ようと思うよね」と呆れながらも、「挑戦者…まあでも今日はチャンピオンとしての余韻に浸りたいから、置いといて、まあ考えとくよ。考えときます。第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンとして、これからもさらにさらに羽ばたいた不死鳥のごとく、なっていきたいと思います!誰が、なんと言おうと、私がスターダムだー!」と叫んだ。 バックステージでたむは「いやあ、ええ、どう?かわいいですか?ブスですか?かわいい?いやあ狂ってるでしょ、上谷沙弥、狂ってるよ。ベルトなくなっちゃいました。まだ白いベルトの王者としてやりたいこと、やらなきゃいけないこと、いっぱい残ってたのに…。でも、掴めなかった夢があるから、果たせなかった約束があるから、たむは、また明日も生きていけるのかもしれないです。中野たむは、逆境でこそ輝く、しぶとくて重い女なんで!また、また取り返しますよ。本当のたむロード、ここからですから、見ててください」と巻き返しを誓う。 上谷は「ハイ、第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンの上谷沙弥です。ベルトの呪い、私が解いてみせました。生まれ変わったこのベルトの名は、全力のベルト。私はアイドル時代、努力しても努力しても全然報われなくて、努力することがすごくすごく怖くなっていました。でも、プロレスは努力をすれば必ず報われる。私は器用ではないし、すごく目の前のまっすぐなものしか見えません。でも、私は今この目の前にあるプロレスを全力で精いっぱい前を向いて頑張っていきたいと思っています。私がプロレスに出会って救われたように、今度は私がたくさんの人をプロレスで元気や希望、たくさんの感情を与えていきたいと思っています。これからは私がチャンピオンとしてスターダムを引っ張っていきます。全力で常にどの試合も手を抜かず、精一杯全力で私は試合をしていきたい。そういう魂のこもったベルトです。そしてこのベルトとともにスーパースターに駆け上がっていきます。私はフューチャーのベルトが取れなかったので、ホントにホントにずっと悔しい思いをしていました。やっぱりあきらめそうになったこともあったんですけど、信じ続けてよかったなとホントに心から思います」と安堵の表情を浮かべていた。◆スターダム◆『STARDOM DREAM QUEENDOM 2021 』2021年12月29日東京・両国国技館観衆 3039人▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>●中野たむ(21分59秒 片エビ固め)上谷沙弥○<挑戦者>※フェニックス・スプラッシュ※たむが7度目の防衛に失敗。上谷が第16代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月27日 10時50分
スターダム怪覆面軍団の首謀者はジュリアだった!DDMの勢力拡大と全ユニットに宣戦布告
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは25日、東京・後楽園ホールで『STARDOM YEAREND CLIMAX 2021』を開催した。 岩谷麻優&葉月&コグマのSTARSは、中野たむ&桜井まい&月山和香のコズミックエンジェルスと6人タッグで激突。STARSの3人は岩谷をリーダーにタッグリーグを制覇した葉月&コグマを含み盤石の体制。一方のコズエンはたむが桜井と月山を率いるという新しい形に。1年前はウナギ・サヤカと白川未奈を加入させアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取、1年をかけてウナギと白川を成長させていったたむの手腕に期待がかかるところ。 試合は終盤、岩谷と葉月がトラースキック、岩谷とコグマが合体ボディープレス。しかし、コズエンのカットが間に合う。コグマは月山にミサイルキック、葉月がマットに叩きつけ、コグマがダイビングボディープレスを決めると、月山が返せずカウント3。STARSが勝利を収めた。すると、背後から3人に増殖した怪覆面が乱入しリングジャック。たむと岩谷が久々にダブルのトラースキックを決めると、1人のマスクが剥がれ、正体が12.29東京・両国国技館大会で復帰するジュリアと判明。 たむは「オマエ…。ジュリア、アンタどういうつもりだ!こんなことやって!」と詰めると、ジュリアは「オイ、中野たむ!どういうつもりもクソもねーだろ。あん?コズミックエンジェルス、もうちょっとまともに試合させろ、このクソ新人どもが!来年私はこの2人をドンナ・デル・モンドの新メンバーに加えます。オマエのユニット、コズミックエンジェルスをひねり潰してやる。それからクイーンズクエスト、大江戸隊、STARS、テメエらもだ。アリべデルチ、メリークリスマス」と言い放ち控室へ。ここのところ謎の動きを見せていた怪覆面軍団の首謀者はジュリアで、いずれもDDMの新メンバーになるようだ。 たむは「やれるもんならやってみろよ。楽しみにしてる」と叫んだが、バックステージでは「謎の覆面女がジュリアだったと。驚きました。でも、コズミックエンジェルスを、大江戸隊も、STARSも全部ひねり潰してやるって言ってましたけど、そんなこと絶対にさせない。逆に復帰明けのジュリア、返り討ちにして木っ端微塵にひねり潰してやりますよ。ボコボコに。奥歯、何本でも折ってやりますよ!」と言うと、「桜井、月山!しっかりしてくれよ、これから。できるか?」と2人を叱咤。ジュリアに指摘された厳しい発言は真摯に受け入れているようだった。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月21日 11時30分
伊藤リスペクト軍リーダーの伊藤麻希が鈴木軍ボス鈴木みのるを勧誘も「オマエ、プロレスできんの?」
鈴木軍のボスとしてプロレス界を席巻する鈴木みのるが、伊藤麻希(東京女子プロレス)率いる伊藤リスペクト軍団入りか? みのるはDDTプロレスの今年最後のビッグマッチとなる、12月26日の東京・国立代々木競技場第2体育館で伊藤、クリス・ブルックスとトリオを結成し、イラプションの坂口征夫、樋口和貞、赤井沙希組と対戦する。 12月某日、伊藤リスペクト軍団のリーダー伊藤が、メンバーのクリス・ブルックスに招集をかけ、みのるがオーナーを務める「パイルドライバー」(東京・原宿)の前に到着すると、みのるの怖さがよくわかっていない伊藤は「お久しぶりの伊藤リスペクト軍団の活動になりますね。鈴木みのるが伊藤リスペクト軍団の新メンバーになるということで、入団式を行います!」と意気揚々に話した。みのるとは約3年前に英国で対戦し、その怖さを熟知しているクリスは「超怖いよ!」とたしなめるも、伊藤は「ノープロブレム」と言って、店舗を構わず突撃した。 店内にいた鈴木の姿を見つけた伊藤が「12月26日、代々木で私たちが組むことになってるんで、友だちになろうと思ってきました」と発言すると、みのるは「とりあえず1万円以上買えば友だちになれる」と返され、しばし店内を物色。みのるが「組むのはいいけど、オマエ、プロレスできんの?」と突っ込むと、伊藤は「できるんですよ。5年やってるんで」と返答。みのるは「よちよち歩きにもなってないくらいだろ。俺がキャリア5年だとパンクラスを旗揚げした頃。練習するしかなかった。どうやって殴ったら相手が効率よく倒れるか。どうやったら足を折れるか。そんなことばっかり考えてた」と厳しい表情。 ここで、代々木大会の話題になり、クリスが5年前に鈴木が坂口とシングルで対戦したことに触れると、鈴木は「覚えてない。でも、征夫自体は中学生くらいの頃から知ってる。だからぶっ飛ばす。あとは背の高い女(赤井)と、デカいお相撲さん(樋口)でしょ?その2人は任せるから」と答えた。すると、伊藤は「私は背の高い女をぶっ潰す!」と言うも、クリスは「ノー!私がアカイ、ユーがヒグチ。アカイとはグッドマッチをやって、いいヒストリーがある。ユーは強い頭でヒグチをやっつけて」と発言すると、伊藤は「わかった。アイアンヘッド対決ね」と納得。 話が盛り上がってきたところで、頃合いを見た伊藤は「私たち、いい友だちになってきたと思うんで、伊藤リスペクト軍団で頑張るぞ!」と決起するも、鈴木は「俺は入らない。俺は鈴木軍だから」と軍団入りは完全拒否。しかし、トリオを組んで、打倒イラプションに臨むことは意思統一できたようだ。 最後に鈴木と友だちになるため、伊藤はパーカーを、クリスはTシャツを選び、指定された1万円以上の商品を購入。伊藤はリーダーの強権を発動し、ちゃっかり代金の支払いをクリスにさせていた。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月21日 10時50分
SKE48荒井優希が山下実優との初シングルに健闘も「まだまだかなう相手じゃないと感じました」
名古屋を本拠地とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、東京女子プロレスでプロレスラーとしても活動する荒井優希が18日、同団体のビッグマッチ「ダッシュ!滑走!名古屋Castle!」(名古屋国際会議場イベントホール)に参戦。歌、ダンスを披露し、試合でも頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を相手に奮戦したが、惜しくも敗れた。 5月4日、東京・後楽園ホールでプロレスデビューを果たした荒井は、その後、アイドル活動と両立して奮闘。そのプロレスに対する真摯な姿勢が評価され、21年の「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)新人賞を受賞。SKE48のおヒザ元である名古屋大会で今年の最終試合を迎えた。この日は、第3試合終了後、SKE48メンバーの江籠裕奈、大場美奈、菅原茉椰、福士奈央とともにリングに上がってミニライブを行い、「未来とは?」「片想いFinally」「前のめり」の3曲を歌唱。同団体マットで初めて“二刀流”を披露。 シングルマッチでは初のメイン登場となった荒井は、師匠である山下と対戦。腕の取り合いで開戦した試合は、山下がミドルキック、前蹴りで容赦なく攻め込んだ。荒井もエルボー、ボディスラムなどで反撃を試みるも、流れは変えられず。しかし、山下のアティテュード・アジャストメントをかわした荒井はエルボー、ビッグブーツからスリーパー、胴絞めスリーパーで絞め上げるも、山下がなんとかエスケープ。その後もビッグブーツ、フルネルソンバスターを決め、必殺のFinallyを見舞おうとするも山下が回避。ならばと荒井は背後からFinallyを叩き込んだ。だが、持ち直した山下はハイキックでダウンを奪うと、立ち上がった荒井にSkull Kickを炸裂させて3カウントを奪取。奮戦した荒井だが、王者の牙城は崩せなかった。 山下は「荒井は恐れなく、ためらいもなく、このリングでしっかり荒井の気持ちは伝わりました。でも、まだまだ私は倒せない。これで終わりじゃないから。これからもいっぱい練習して強くなって、また試合しよう」とマイク。荒井は「またやらなきゃダメですか?一生に1回でいいと思ってたんですけど、そんなに言うなら、仕方ないですね。いつかまた試合してあげましょう」とジョークを交えて返し、「東京女子プロレスにはまったので、22年もしっかりプロレスに向き合って、山下さんにもいつか勝てるように頑張っていきたい」と締めくくっている。 バックステージで荒井は「山下さんとは一番練習してきたんじゃないかという先輩ではあるんですけど、蹴りとか練習ではされたことなかったので。この辺(腹部)が生まれて初めての痛みです。まだまだかなう相手じゃないと、すごく感じました。また機会があれば、今より成長した姿で、もっと耐えられるようになって、山下さんの前に立ちたい。22年も闘うことはあると思うので、いつそうなっても大丈夫なように練習を張り切って頑張りたい」とコメント。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月20日 11時30分
スターダム朱里が赤いベルト挑戦直前に3人掛け圧勝「この勢いのまま赤いベルトを絶対私の腰に巻きます」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは18日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)でビッグマッチ『OSAKA SUPER WARS ~大阪超女大戦~』を開催した。 オープニングマッチでは、赤いベルト挑戦権スペシャルマッチ/3人掛け、各15分1本勝負、王者の朱里に、桜井まい、月山和香、レディ・Cがそれぞれシングルで対戦した。青コーナーは、月山、桜井、レディの順で入場。赤コーナーの朱里は、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証と、SWA世界王座、ゴッデス・オブ・スターダム王座のベルトを持参。 3人と握手を交わすと、月山が一番手に名乗り上げて、他の2人はリングを降りてからゴング。丸め込みでペースを掴みに行く月山だが、朱里の重い蹴りに跳ね返されてしまう。最後はハイキックが決まりカウント3。 二番手の桜井は、いきなり朱里の関節に捕まってしまう。朱里は反撃を許さず、スリーパーで捕獲するとそのままギブアップ勝ち。 三番手のレディ・Cは、体格を生かしたジャイアント馬場ムーブメントで朱里を追い込む場面を作る。朱里の打撃も返すが、最後は足4の字固めに捕獲されてギブアップ。朱里が3人掛けに成功している。 朱里が去ると、最近姿を見せていた謎のマスクマンが2人に増殖して、残る3人を襲撃。特にレディはメッタ打ちにされてしまう。2人は攻撃をしまくると、客席とカメラに猛アピールしてから引き揚げた。 バックステージで朱里は「29日、赤いベルトの試合前にこの試合を組んでもらって、私はすごく嬉しかったです。自分の強さが3人相手にどれぐらいできるのか、今日しっかり(分かった)。この勢いのまま、赤いベルトを絶対私の腰に巻きます。見ててください。以上です」と12.29東京・両国国技館大会で行われるワールド・オブ・スターダム王者、林下詩美とのダブルタイトルマッチに向けて、いい試運転になったようだ。◆スターダム◆『OSAKA SUPER WARS ~大阪超女大戦~』2021年12月18日大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)観衆 1222人▼赤いベルト挑戦権スペシャルマッチ/3人掛け(各15分1本勝負)○朱里(2分18秒 片エビ固め)月山和香●※ハイキック○朱里(2分17秒 スリーパーホールド)桜井まい●○朱里(2分57秒 足4の字固め)レディ・C●(どら増田)
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スポーツ 2021年12月20日 10時50分
東京女子・プロレス大賞新人賞受賞のSKE48荒井優希「ここからもっとプロレスにしっかり向き合う」
東京女子プロレスは東京・新宿区内で記者会見を行い、21年の「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)新人賞を受賞したSKE48荒井優希が強豪選手との2連戦に向け、意欲を見せた。 荒井は同18日の名古屋国際会議場イベントホールで、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とシングル戦を行い、新たに22年イッテンヨン(1月4日)東京・後楽園ホールで、同元王者の坂崎ユカとの一騎打ちに臨むことが決まった。 新人賞受賞について、荒井は「光栄な賞をいただいてうれしい気持ちでいっぱいです。スタッフさんやプロレスの先輩方、皆さんの支えがあっていただいた賞だと思っているので感謝の気持ちでいっぱいです。とても自信になりましたし、ここからもっとプロレスにしっかり向き合って、楽しいプロレスをお届けできれば。東京女子を知らない方に知っていただけるようなきっかけをたくさん作って、荒井優希を知っていただけるように頑張ります」とコメント。 直後には師匠でもある山下戦が控えているが、「私にとって21年最後の試合になるので、この1年やってきたことをしっかり見せられたらと思います。山下さんと最初からたくさん練習してきたので、山下さんにも成長した姿を見せたい。私がこんなことをやっていたんだというのを見ていただけるよう、しっかり成長を見せられる日にしたい」とキッパリ。 イッテンヨンでの坂崎戦に向けては、「坂崎さんとはまだ1回しか当たったことがなくて、すごい緊張しています。22年1回目の試合ということで、いいスタートを切れるように、少し怖いけど楽しめるよう頑張りたい」と言い切った。 また、サイバーファイトグループで敢闘賞を受賞したDDTの竹下幸之介は「名誉ある光栄な賞をいただけたことを本当にうれしく思います。たくさんの方のサポート、ファンの皆さまの応援があって、この賞を受賞できたことを感謝したいと思います」と述べている。 同団体としては、昨年の遠藤哲哉(技能賞)に続き、2年連続で「プロレス大賞」の受賞者を出したが、「DDTのレベルも上がり、知名度ももっと上がっていって、毎年1つ、欲を言えば2つ、3つと賞を取れる団体にしていければと思います。僕個人の目標としては、DDTで年間ベストバウト賞を取れたら、これほどの夢物語はないんじゃないかと思います」と話した。続けて、「敢闘賞を受賞した一人のレスラーとして、12.26代々木ではチャンピオンとして岡林裕二選手と対戦するので、敢闘賞の名に恥じない闘いで防衛したいと思います」と決意を表明した。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月15日 18時30分
プロレス大賞ベストバウトはノア武道館の潮崎豪対武藤敬司!MVPは鷹木信悟、女子は林下詩美が初受賞
今年で48回目を迎える東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」の選考会が13日に行われた。 今回の受賞者及び受賞試合は次の通り。▼最優秀選手賞(MVP)鷹木信悟(新日本プロレス)初受賞▼年間最高試合賞(ベストバウト)プロレスリング・ノア2月12日、東京・日本武道館大会GHCヘビー級選手権(60分1本勝負)〇武藤敬司(29分32秒 体固め)潮崎豪●▼最優秀タッグ賞タイチ&ザック・セイバーJr.組(新日本プロレス)初受賞▼殊勲賞ジェイク・リー(全日本プロレス)初受賞▼敢闘賞竹下幸之介(DDT)初受賞▼技能賞グレート-O-カーン(新日本プロレス)初受賞▼女子プロレス大賞林下詩美(スターダム)初受賞▼新人賞荒井優希(東京女子プロレス)▼功労賞故・風間ルミさん鷹木信悟 「棚橋、オカダ、内藤と続いてきたなかで鷹木信悟というね、俺は負け惜しみみたいなことを言ってたけど、プロレス大賞に選ばれるのって2008年の技能賞を26歳の時で、それ以降何回かノミネートぐらいはあったかもしれないけど、選ばれないから『縁がないのかな』と思いながら、負け惜しみで『俺は記録に残らなくてもいい。記憶に残るレスラーでいたいんだ』って思ったけど、この業界でやる限りは記録にも記憶にも残りたいじゃん。俺はもう39(歳)だけど、ギリギリ間に合ったって感じかな。よく言ってたじゃない?棚橋、オカダ、内藤、飯伏とかのいるトップの中のトップに足を入れるか、追い出されるかは俺次第だって。で、ここでMVPをいただいたってことで、また追い出されるかもしれないけど、入り込んだかなって感じはあるよね。俺はプロレスが好きだし、プロレスに対して凄いリスペクトがあるから、レスラーとしてナメられたくないんだよね。だからこそ、天龍源一郎さんなんかにも教わったけど、やっぱ痛みの伝わるプロレスだよ。『プロレスってスゲーな』『なんか痛いな』っていうか、プロレスの迫力とかを伝えていきたいと思ってるし、『プロレスと言えば鷹木の試合だよね』って思われるような試合をこれからも提供していきたい」武藤敬司 「2021年東スポプロレス大賞ベストバウト、おかげさまで受賞することができました。これもひとえに対戦相手の潮崎豪選手、そして周りで俺を支えてくれたノアのスタッフの皆んなのおかげだと思っております。ちょっと体力が落ちている俺でも受賞ができる、改めてプロレスはアート、芸術だな、と感じることができました。本当はMVPも狙っていたんですが、それはちょっと落ちてしまいました。ということは、来年はMVP狙って頑張ります」潮崎豪 「東スポプロレス大賞ベストバウト受賞ありがとうございます。緑の誇りと自信を持って闘った試合です。負けた試合ではありますが、受賞出来てすごく嬉しく思っています。これに驕ることなく精進して参りますので、皆さん応援よろしくお願いします。プロレスリング・ノア元日日本武道館大会、GHCヘビー級のベルトを必ず自分の腰に巻きます。応援よろしくお願いします。I AM NOAH!」竹下幸之介 「皆さんの応援と、The37KAMIINAのメンバーのサポートのおかげで敢闘賞を初めて受賞することが出来ました。これでDDTを益々盛り上げていけると思いますので、これからも皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました。熱波WER!!(新人賞以来の受賞となったが?)新人賞を獲ったのは2013年、8年ぶり、ここまで長かったですけど、去年は遠藤(哲哉)さんが技能賞獲って、毎年DDTの選手がノミネートされるような団体になっていけばいいなと思います」林下詩美 「2021年度東スポ女子プロレス大賞受賞することが出来ました。応援してくれている、支えてくれている皆さんのおかげで取れた賞だと思っています。ありがとうございます!」荒井優希 「プロレス大賞『新人賞』取ることができました!本当に支えてくださる方や応援してくださる方、皆さんのおかげだと思っています。2021年も残り一試合ありますし、2022年もたくさん試合に出るので、もっともっと気合いを入れて頑張りたいと思います。皆さん見に来てください!」 ちなみに、武藤の年間最高試合賞受賞は、10年ぶり3度目(2011年、1999年)となる。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月14日 11時30分
新日本1.5ドーム、スターダム提供試合は岩谷麻優&スターライト・キッドと中野たむ&上谷沙弥のユニット越境タッグ対決に!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは12日、『STARDOM YEAR END FAN MEETING ~DAY 試合~』を東京・ベルサール高田馬場で開催した。 >>スターダム葉月「この私がベビー?」STARSに電撃加入!岩谷麻優も歓迎<< 大会のエンディングで、新日本プロレス1.5東京ドーム大会で行われるスターダム提供試合を協議の結果、この試合はタッグマッチで、各ユニットから代表選手を一名選抜することが決定。スターダムには5つのユニットがあるため、出場4選手をハズレありのくじ引きで決めることに。それぞれのユニットの代表者は、クイーンズクエスト(QQ)が林下詩美、ドンナ・デル・モンド(DDM)が朱里、コズミックエンジェルスが中野たむ、STARSが岩谷麻優に。そして、大江戸隊は全員が現れ、欠場中の刀羅ナツコがスターライト・キッドに「行って来い!」と押し出す。すると、上谷沙弥がマイク。 上谷は「詩美さん、私、ドーム女なんで、私に権利もらえませんか?」と詩美に訴えると、詩美は「権利、あげないよ」と拒否。しかし、上谷は「絶対に絶対に、白いベルト取ってみせるんで」と食い下がり、詩美は「東京ドームは私だって出たい。でも上谷が、東京ドーム女がそこまで言うなら譲ってやるよ。必ず出場しろよ」と譲歩してQQ代表は上谷に。 朱里が「こういうのやりたかったんですよ」と先陣を買って出るがハズレくじ!朱里が安藤頼孝リングアナウンサーに詰め寄るが、DDMは出場できず、朱里は無念の退場。岩谷が青、中野が赤、続いて上谷が赤、キッドが青を引く。岩谷&キッド組vs中野&上谷組が決定。詳細は新日本プロレス、スターダムから公式発表されるとのこと。 上谷は「ドームで、このドーム女が、ドームで必ず羽ばたいてきます」と意気込むと、詩美は「12月18日、クイーンズクエストvs大江戸隊で、私たちクイーンズクエストの絆を大阪で見せて、(29日の)両国では私と上谷が赤白戴冠、そして1.5東京ドーム、上谷の出場が決まって、年末から年始、そしてこの先もずっとクイーンズクエストがみなさんを楽しませていきます。お楽しみに。せっかく東京ドーム、決まったんだから、上谷、締めていいよ」と上谷にエール。上谷は「今日は思うような結果に最後はなりませんでしたが、必ず両国で白いベルトを巻いてみせる。今を信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」と言って締めた。 岩谷率いるSTARSから大江戸隊に闇堕ちしたキッドが岩谷とのタッグを一夜復活させるなど、スターダムのリングでは見られないドリームマッチに新日本のファンも盛り上がることだろう。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2021年12月13日 10時50分
東京女子プロレス乃蒼ヒカリがハードコア戦で角田奈穗を一蹴!「もっとやりたい」
東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が10日、東京・新宿FACEで開催され、セミファイナルでは2度目のハードコアマッチに臨んだインターナショナル・プリンセス(IP)王者の乃蒼ヒカリが大流血しながらも、初体験の角田奈穗を退けた。 かねて、ハードコア志向が強かった乃蒼は4月1日、東京・新木場1stRINGでの「TJPW INSPIRATION」第1弾で、その道のエキスパートである山下りなと対戦し敗退。それ以来、8か月ぶりのハードコア戦は同門の角田が相手となった。リング内外にはラダー、イス、サイリウムが張り付けられたボードが設置され、試合がスタート。両者が凶器アイテムを使って対抗し合う中、10分過ぎ、角田が乃蒼の額を鉄柱にぶつけると大流血。その後、両者はともにイスに座って強烈なエルボーの打ち合いに発展。15分過ぎ、角田はクロスアーム式DDTから必殺の紫電改を狙うも、回避した乃蒼は裏投げ。さらに、乃蒼はイス盛りの上にブリザード・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取。2戦目のハードコアマッチで初勝利を挙げている。 乃蒼は「2人で東京女子のハードコア戦線を盛り上げたいというテーマで闘えた。角田奈穗と東京女子のハードコア路線で組みたいっていうのもあるし、もっと角田奈穂とハードコア、デスマッチがやりたいってのはあります。東京女子にハードコア、デスマッチの風が吹いてると思うので、どんどんベルトと一緒に盛り上げていきたい」と意欲。 角田は「楽しかった。今回の一戦をその経験の過程にはしたくないし、思い出にもしたくない。今後やっていく上で、タッグでハードコアやるってなったら、お互いに違うパートナーを連れて対角にもいたいし、タッグパートナーとして、ハードコアをどんどんやっていけたらいい。ヒカリちゃんと同じ気持ちだったらうれしいです」と今後のハードコア挑戦にも前向きだった。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月08日 11時30分
東京女子・天満のどかと小橋マリカの来春卒業を発表!小橋「まだ引退っていう言葉を使う勇気はない」
東京女子プロレスが6日、東京・渋谷区のAbema Towersで記者会見を開き、天満のどかが22年3月26日の東京・大手町三井ホール、小橋マリカが同4月17日の東京・両国KFCホールを以って卒業することを発表した。 2人は16年のイッテンヨン(1月4日)後楽園ホールでともにデビューした同期生。6周年となる22年のイッテンヨン・後楽園では、天満のデビュー当初のキャラである「のどかおねえさん」の“一日復活特別試合”として、のどかおねえさん、愛野ユキ、猫はるな組VS小橋、らく、原宿ぽむ組の一戦が組まれた。 天満は「この後の自分の人生とか、いろいろ考えるタイミングがありまして。私は食べることが人よりも好きで、食べ物自体に興味があるんですけど。この数年うちの家族も趣味程度ではありますけど、自分でお米、お野菜を作ったりということを始めまして。自分の手で食べ物を作って、食べてもらった人を元気にしたり、笑顔にしたりするってことも、私らしい周りの人への元気の与え方なんだなと思って。自分がもう起業する気持ちで、本格的に岡山に戻って農業をやっていきたいと思っています。なかなか決断もできなくて、ずっと会社の方にも相談はしてたんですけど、(甲田哲也)代表から、来年3月(19日)に両国国技館が決まっているというお話もあって。両国国技館を最後の目標にやっていきたいということで、踏み切らせていただきました。岡山大会(1月9日)もありますし、まだまだやりたいことがありますので、本当にやり残しのないように、プロレスラーとして、あと4か月やっていきたいと思います」とコメント。 小橋は「デビュー当時、中学2年生の14歳で、今大学2年生の20歳になりまして。私もなかなか踏み切れなかったんですけど。大学生活もあと2年しか残ってない中で、大学生のうちにやりたいこともあるし、20歳ってことでまだまだ好奇心旺盛なんで、挑戦したいことがたくさんあって、そっちに時間を使うってなると、プロレスを一旦お休みすることになるんです。でも、高校受験、大学受験、ケガで休場というのを繰り返してしまっているので、『休んでる』ってイメージが付くのがすごいイヤで、ケジメとして卒業を決断させていただきました。でも、まだ引退っていう言葉を使う勇気はなくて。この先いろいろと挑戦して、やりたいことが落ち着いた中で、プロレスの楽しかった思い出が頭から離れなくなる時が来るかもしれない。ちょっと今は全力で生きてるんで、先のことは宣言できないんですけど、一区切りとして卒業させていただきます。あと4か月なんですけど、皆さんからいただいた愛を、それ以上の愛でお返しできるように全力で突っ走っていけたらと思います」と話している。(どら増田)
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