地震
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社会 2023年05月08日 19時00分
『ひるおび』被災地取材に「不安を煽る質問ばかり」と批判 震度6強被災者への発言が物議
8日放送の『ひるおび』(TBS系)で、とあるインタビュアーの被災者に対する質問の仕方に疑問が集まっている。 石川・珠洲市で5日、最大震度6強の地震が発生し1人が死亡、多数のけが人が出た。8日に県が開いた「災害対策本部会議」では、同市で建物352棟の被害を確認したことが明らかに。ゴールデンウィーク中の観光地を直撃したこともあり、人出にかなりの影響が出たという。 ここで現地の中継に立ったのが、元福島放送アナウンサーで、『ひるおび』のリポーターでもある飯田麻菜美アナ。「本住寺」という寺に向かった。ここでは揺れが激しかったことから、鐘楼(しょうろう)が鐘をつった建物ごと崩れ落ち、また位牌や墓石も倒れてしまったという。飯田リポーターはそれらの倒壊の程度を逐一紹介しながら、本堂で待つ住職と対面した。 >>『ゴゴスマ』、中継リポーター「鼻につく」大久保らの発言に不快感?「不愉快だな」の声も<< 本堂の中も仏具などが散乱し、揺れの程度をうかがわせる中、飯田リポーターは「揺れた際はどこにいたのか?」「余震の影響は?」と問いかけた。それぞれ答える住職に、彼女は、「今後もなかなか檀家さんも手伝っていただいているということですけれども、復旧の見通しは立っていますでしょうか?」とマイクを向けた。 この問いに住職は「これは全く立っておりません。これからです。檀家さんと相談しながら対応していきたい」と答えていた。 この後、住職は、スタジオの恵俊彰とつないで、恵からの「揺れの時間はどれぐらいあったのか」「電気、ガス、水道はどうだったのか?」といった質問に答えていった。 ネットではリポーターの質問がぶしつけだったとし「ただでさえ大変なのに」「被災地で邪魔な行動ばかりしてる」「大変な中とわかっていながら手伝いもせずに不安を煽る質問ばかり」といった指摘が。 他にも、リポーターはマスクをせず、ヘルメットをかぶっているのに対して、住職はマスクをつけてヘルメットを着用していなかった。これに関しても「こんな大変な時にわざわざ対応してくれてる住職がマスクしてるならこっちも気を使うべき」「住職さんはマスクなのに」「住職にもヘルメットかぶせてやれ」といった訴えも見られた。
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社会 2023年03月09日 22時02分
日本は巨大地震後、スクラップ&ビルドで成長してきた
2011年3月11日14時46分、東北地方に大震災が起こった。このときぼくは、東京の自宅で仕事をしていた。ずいぶん大きく長い地震であったと記憶している。本棚からバタバタ本が落ちてきて、倒れそうな本棚を手で押さえていたら、キッチンの方からガッチャンガッチャンと、食器やらが棚から落ちる音がした。ようやく地震がおさまると、部屋は惨憺たる状態になっていた。30分後にスーパーに行くと水やお茶、トイレットペーパーはすっかり売り切れていた。東京のテレビニュースでは、東北よりもお台場や千葉の火事を流していたように思う。震災直後は、東京など被災地から遠い場所の人は、大きな地震が来た程度に思っていても、東北の被害については思いが至らなかったように思う。東北の被害のひどさを知るのは、地震発生後数時間たって、テレビなどの報道で知ってからだ。東日本大震災は、地震と津波だけではなく原発事故という不幸が重なった地震でもあった。原発事故による直接被害や風評被害はいまだ続いている。先日NHKスペシャルで、 南海トラフ巨大地震のドラマと「どう備えるか」という番組をやっていたが、なぜか静岡県になる浜岡原発や四国の伊方原発についての言及はなかった。もしかしたら原発推進の政府に忖度したのかもしれない。しかしやがて間違いなく来る南海トラフ地震を考えると、原発のリスクを伝えないというのは、東日本大震災から何も学んでいないのに等しいのではないだろうか。南海トラフ地震は関東から九州までの広い範囲に地震が襲うというもので、30年以内に70~80%の確率で起こると言われている。そして東京、横浜、名古屋、大阪といった巨大都市が被害に遭い、死者は最悪32万人、主要都市に被害を受けるということは、日本経済も壊滅的打撃を受けるということであり、お金にして最悪1410兆円という気が遠くなるような被害が予想されているのだ。こういうと、南海トラフ地震が起こったら日本は終わりだと思う人がいるかもしれない。しかし日本は100年~150年に一度の割合で、南海トラフ地震を経験しているのだ。前回は1946年、終戦前と終戦後の2度にわたり南海トラフ地震が起こった。最悪の時期といってもいい。しかしその後、日本は復活した。さらにその前の南海トラフ地震は江戸時代の幕末期、ペリーが来た頃に日本各地で巨大地震が連続で起こっている。この二つの南海トラフ地震のあと、日本が大きく変わっていったのはご存じの通り。日本はスクラップ&ビルド(破壊と再生)で成長してきた。次もそうなると思いたい。地震の予知はできない。いつだって不意打ちで襲ってくる。我々にできることは、怖いことから目をそむけるのではなく、東日本大震災から学び、できる備えをやることだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年01月20日 17時00分
長嶋一茂の発言に「デマ」の指摘相次ぐ 深海魚打ち上げ「危惧するのは地震」発言が物議
20日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、日本海沿岸で深海魚が次々に発見されているという騒動を報道。コメンテーターとして出演していたタレント・長嶋一茂の発言にネット上から不信感を訴える声が集まっている。 今年に入り、フグが新潟県で大量に海岸に打ち上げられたり、福井県の定置網に大量に引っかかったりしている。富山県ではリュウグウノツカイが網に掛かり、兵庫県では沿岸でダイオウイカが発見されている。 >>『モーニングショー』博多女性刺殺の容疑者母に取材も号泣させ批判「追いつめてる」誹謗中傷煽ったと指摘も<< 番組では、水族館「マリンピア日本海」の館長が取材に応じ、打ち上げられたフグについて説明。本来、太平洋の温帯から熱帯にかけている種類であること、「これだけの数で上がっているのは見たことない」という証言をVTRで紹介した。 一方、スタジオには原因について、今年は南寄りの風が強いため、暖流の流れ込みが強く沿岸の表層の海水が押し流されている可能性を解説。東海大学の山田吉彦教授による「沿岸で発生した『湧昇流』の影響で深海の生物が表層に押し上げられたのでは」という可能性がフリップにより説明された。 しかし、この問題について話を振られた一茂は、「俺、一個思うのが、リュウグウノツカイが上がってくるといつも危惧するのは地震なんだよね」とコメント。「もしかしたら分からないけど、僕は専門家じゃないから適当なこと言えないけど」と言いつつ、「プレートの断層とかのズレで、マグマが出てくるわけでしょ。それが温かくなって湧昇流が発生してエサも変わったりして、氷見の寒ブリが北海道に行っちゃったっていうことないのかな?」と指摘した。 また、一茂は「地震はいつも気をつけなきゃいけないけど、より気をつける年なのかなと僕は勝手に思いました」と話し、「何か起きなきゃいいけどね」とつぶやいていた。 しかし、「深海魚の出現は大地震の前触れ」というこの迷信は2019年に東海大海洋研究所と静岡県立大のグループが「根拠がない」「深海魚出現がその近傍での大地震発生に必ずしも結びついていない」と結論づけ、論文で発表している。 この一茂の発言にネット上からは、「適当なこと言い過ぎ」「分からないなら適当な事言うな」「不安煽ってるだけ」「完全にデマ」「全くの的外れ」というツッコミが殺到していた。
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芸能ニュース 2022年11月15日 11時10分
マツコ、生放送中に地震発生で異例の発言? アナウンサーに「気に入らない。イキってる」と指摘も
11月14日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、生放送中に福島県浜通りや茨城県南部で最大震度4を記録する地震が発生。東京23区内も震度3を記録した。 MXのスタジオも揺れる様子が映し出され、すかさずマツコ・デラックスが「すぐにNHKにして下さい」と発言。これには、MCで元ニッポン放送の垣花正アナウンサーから「いやダメですよ」とたしなめられていた。マツコは「(みんなNHKに変えているだろうから)誰も(MX)見てないだろうね、もうね」と強烈ツッコミを入れていた。 >>マツコ「長生きしたいという思いがない」本音を吐露 意外にも健康診断の数値は良好?<< さらにマツコは「こういう時にイキるじゃん。アナウンサーって。だから気に入らないんだよね。ああいう時にみんなイキってるよね」ともツッコミを入れていた。 また番組では地震発生後に、AV男優のマグナム北斗氏のトピックが取り上げられた。これにも、マツコは「ちょっと地震からちょっと、25センチ、巨根AV男優のマグナム北斗さんの話にはなりませんよ」「マグナムさんが揺らしたんじゃないのこれ。日本を」「もうやんなくていいんだって。みんなNHK見てるよ。地震情報欲しい人は」と毒づいていた。 そして、垣花アナが「震度3、4と出ましたけど。逆に4くらいで収まってという安心感をお伝えするのもテレビの役割だと思いますので、マグナム北斗さんの話題を……」と話すと、マツコは「下手くそなフリだね本当に」「それで『ああそうですか』って入る?」と呆れていた。 これには、ネット上で「マツコさん笑ったww地震はみんなNHKいくよね」「すぐに『NHKに変えてください』というマツコさんの合いの手。それを含めてMXだよね〜」といったマツコのユーモアセンスを讃える声が聞かれた。一方で、「マツコさーん、あれはNGな発言では。ちなみに(速報は)NHKより早かったよ」といった声も聞かれた。
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ミステリー 2022年03月20日 23時00分
16日に発生した震度6強の地震は人工地震!?ネットを騒がせる「人工地震」説とは
16日午後11時34分ごろ、宮城県と福島県で震度6強の地震が観測された。東北と関東の広範囲にわたって強く揺れ、各地で停電や断水も発生した。特に停電は東京電力の管内で一時200万件を超えていたが、17日午前3時には大半の地域で復旧していた。なお、停電は供給力が大きく減ったため需要を緊急で遮断する「周波数低下リレー」が作動したことによるものではないかとみて調査が行われている。 地震が発生すると、様々な情報が飛び交うが、そこにはデマや流言飛語もある。オカルト系の話題として真っ先に出てくるのが地震の発生を予知した、予言していたというもので、次いで人工地震などの陰謀論が出てくる。 >>「5月11日に地震が起きる」予言の背景にある「エコノミスト誌の予言」<< 16日に発生した地震についても、発生直後から「人工地震」のワードがSNSに上がっていた。例えば地震の波形や発生したタイミングに不審な点があるため、人工的に地震を起こして国内外の諸問題に国民の目を向けさせないようにした…というのだ。 「人工地震」という言葉自体はれっきとした用語であり、地殻変動や火山噴火など通常の地震ではなく、土木工事の発破作業や地中探査で人工的に発生したものが人工地震と呼ばれる。他にも核実験などでも大きな地震が発生する。しかし人工地震では震源が浅くなる、波形が自然に発生した地震とは違う点が多いなどの特徴があるため、見分けやすいという。 振り返って16日に発生した地震を見てみると、震源は福島県沖の深さ57キロでマグニチュードは7.4。もし人工地震説が正しいのならば、震源地に核爆弾を凌駕する爆発物を仕込んだということになるが、その深さは57キロ。地殻を通り越してマントル層に達する深さだ。現在人類が掘削によって到達した深度の記録は、ロシア(当時ソビエト連邦)が1970年に行ったコラ半島超深度掘削探査で掘削された深さ12キロが限界である。 ちなみにこの時の掘削探査の計画では深さ15キロを目標としていたが、地熱が180度に達したため12キロで断念している。その後も深部探査や油田の掘削などでこの記録に追いつき追い越そうという計画はあるものの、最終的にはコラ半島超深度掘削坑の記録を超せないままでいる。 なお、日本近海で発生した地震を人工地震と考える人々は、日本の海洋研究開発機構地球深部探査センターの地球深部探査船「ちきゅう」を根拠とすることがある。ちきゅう号は巨大地震・津波の発生メカニズムの解明などを目的として海底の掘削調査を行っているが、ちきゅう号の掘削した深度は最深で7740メートル。到底、地震の震源地には届かない。 巨大な地震が発生すると、様々な情報が飛び交うものだが、人工地震説についてはほとんど無視していいと言えるだろう。気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎氏も、自身のTwitterでこういった主張は「不安や対立を煽るだけの陰謀論」と注意喚起し、「災害時のSNSの情報を上手く見極めましょう」と呼びかけている。 地震をはじめとする災害が発生した時に一番重要な点は、いつ起きても大丈夫なように備えておくことであるのを忘れてはならない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中参考URL荒木健太郎氏のTwitterよりhttps://twitter.com/arakencloud/status/1504237081610326016
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芸能ニュース 2022年03月18日 12時00分
ヒカキン、地震直後の情報発信に称賛も「最低じゃん」「聖人かと思いきや金稼ぎ?」投げ銭設定に批判
人気ユーチューバーのヒカキンが、16日深夜に発生した地震直後に配信を行い、ネット上でさまざまな声を集めている。 16日午後11時36分頃に福島県沖を震源として発生した地震。宮城県と福島県で震度6強を観測し、首都圏も大きく揺れた。 >>「ヒカキンのチャンネル登録解除して」呼びかけたユーチューバーが炎上 発言意図を説明も「大きなお世話」の声<< ヒカキンは地震発生直後からツイッターで注意喚起などを投稿。また、約1時間後には「余震に備えよう。」という約6分間の配信を行い、「みんな大丈夫かな? 余震気を付けてください」と呼びかけ。地震で自宅も停電したと報告し、手元に防災グッズを用意したことなどを明かした。 また、ヒカキンは「これから寝る時間だと思うので、上から落ちてくるものがないようにして。同じくらい大きな地震が来るかもしれないので、気を付けてください」と注意喚起。さらに、「特に宮城県と福島県の方、まだまだ津波の危険があるかもしれないので、備えましょう」と呼びかけていた。 日本で最も影響力のあるユーチューバーの1人であるヒカキン。この素早い呼びかけに、ネット上から「怖い思いしたけど、ヒカキンの発信で安心できた」「みんなに危機感を持ってもらおうと呼びかけするのって凄くいいこと」「正しい影響力の使い方」「すぐに注意喚起してくれるおかげで安心感が増す」「こういう声掛けで救われる命もあると思う」といった称賛の声が多数集まっている。 しかし、実は一部ネット上では反対に炎上しているという。 「実はヒカキン、この配信でスーパーチャット(投げ銭)を開放。普段の配信から開放しているため、単に切り忘れた可能性も大きいですが、数人のファンがスパチャを送っていました。注目を集めた配信なだけに、ネット上からは『こんな時くらい切れよ』『普通に引いた』『聖人かと思いきや金稼ぎ?』『最低じゃん』といった批判的な声が続出する事態になっています」(芸能ライター) 批判に対し、ネットからは「単なる設定ミス」「ヒカキンなら募金してくれる」「そもそもスパチャ自体悪いことじゃない」といった擁護の声も寄せられている。なお、ヒカキンは18日朝時点でこの配信のスパチャについてSNSなどでは言及していない。記事内の引用についてヒカキン公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCZf__ehlCEBPop-_sldpBUQ
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ミステリー 2020年10月18日 23時00分
大地震の前触れか、それとも…?神奈川県で続く異臭騒動
今年6月以降、神奈川県内の各地で「異臭がする」という通報が相次いでいる。 報道によると、横須賀市や三浦市で住民から「ゴムの焼けたような臭いがする」などと異臭を訴える通報があったのを皮切りに、7月から9月にかけて範囲が拡大。14日午後3時過ぎにも横須賀市などで異臭に関する通報が消防に寄せられるなど、日を追うごとに頻度が増しているようだ。 >>鳥居を撤去したら地震が起きた!?<< 当初は海側で確認されていたため、海の青潮の臭いが風で流れてきたものではと考えられていたが、12日には横浜駅構内で確認されたとのこと。そのため、外から流れてきた匂いではないようだと考えられている。駅構内ということはガス漏れの可能性もあるが、横浜駅構内でガス漏れは検知されなかったとのこと。また、硫化水素系の臭いでガスとは違うものだったようだ。 あまりに長期間、広範囲にわたって異臭騒ぎが起きており、神奈川県は本格的に原因を調べる必要があるとして、通報があった地域で空気サンプルを採取した。そして13日午後、横浜市は市内で異臭が確認された地域の大気から、ガソリンなどの蒸発ガスに含まれる物質が検出されたと会見で発表した。 これまでは異臭の通報があった後に消防が駆け付けても、既に現場では異臭が消えてしまっていることが多かった。今回は横浜市の消防局の庁舎でも異臭が確認されたため、空気を採取することに成功。サンプルを分析した結果、蒸発したガスに含まれるイソペンタンやブタンなどの化合物が通常の大気より濃い濃度で検出されたことが判明したという。なお、現在は人体への悪影響はないとのこと。しかし、成分は判明しても発生源は依然不明のままとなっている。 あまりに続く異臭騒ぎに、ネット上では「大地震が起きる前触れなのでは」という意見も出てきている。実際、三浦半島では大正12(1923)年に発生した関東大震災の時に三浦半島の各地、現在の横須賀市などで「ガスが噴出した」という記録が存在しているという。現代の阪神淡路大震災や東日本大震災でも、地震が発生する前にガスのような臭いをかいだという報告も寄せられているようだ。地震の前兆現象として異臭が発生することは少なくないようだが、それでも今回の異臭騒ぎと安易に結び付けて考えるのは危険であるとされている。 神奈川県は各自治体や県警、海上保安部などと対策会議を開き、各機関での連携強化と調査体制の拡充を決定。環境省から大気採取機を借り受けて各地で大気の採取を行い、県の環境科学センターでさらに分析する方針としている。(山口敏太郎)参考URLhttps://www.fnn.jp/articles/-/94983https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201002/k10012644761000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
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ミステリー 2020年06月28日 23時00分
大地震の発生は近い!?日本における地震予知の歴史
25日午前4時47分ごろ、千葉県東方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生。震源の深さは約36キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されている。千葉県旭市で震度5弱、千葉県銚子市や成田市、市原市、茨城県取手市や鹿嶋市で震度4、ほか関東各地などで震度3を記録している。気象庁は、今後一週間ほど最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けている。 現在関東で頻発している地震は、かねてより危惧されている東日本大震災の余震である可能性も考えられている。また、25日に気象庁は近畿と四国でのデータを用いて、南海トラフ地震発生と関係があるとされるプレートのずれについての観測も行っていく事を発表した。 >>大地震の前触れか!?千葉県沖の定置網に「幻のサメ」メガマウスがかかる<< さて、地震と古くから付き合って来た日本だけに、地震に関する伝承は全国各地に残っており、また地震予知や対策についても古くから研究が成されていた。 例えば、地震に関する最古の記録としては、日本書紀にある416年(允恭5年)のものや599年(推古7年)のものがある。また、684年に起きた白鳳地震は規模が大きく、記録が正しければ現在の地震活動と似ているため、地震に関する歴史的資料になるとして、研究が進められている。 時代は下って平安時代、今では学問の神様とされている菅原道真が当時の国家公務員試験である「方略試」に臨んだ際、出題された「辨地震(地震を弁う、地震について述べよ)」と言う問題について回答し、試験に合格している。この問題が出された前年の869年には宮城県が大津波に襲われ、その前年868年には京都で大地震が発生し多くの民に被害が出たとされており、地震を初めとする災害対策等に関する出題がされたと考えられる。なお、この問題と解答は「菅家文草」に記載されている。 さらに時代は下って江戸時代になると、様々な地震予知の研究がなされるようになってくる。中でも夜間に江戸を襲った直下型地震であり、被害が大きかった安政の大地震の後は様々な地震に対する知見が集まり、磁石を利用した地震予知機が開発されたり、幕府がオランダの書物を翻訳し『地震預防説』を刊行するに至った。 その後、様々な研究がなされるも未だに決定的といえる地震予知法は考案されていない。知識や観測データの積み重ねが、地震予知法の発見につながることを願ってやまない。(山口敏太郎)
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ミステリー 2020年06月20日 23時00分
大地震の前触れか!?千葉県沖の定置網に「幻のサメ」メガマウスがかかる
6月11日、千葉県館山沖の定置網に巨大な生物がかかっているのが発見された。それは「幻のサメ」とも呼ばれる、非常に発見例の少ない「メガマウス」だった。 メガマウスは、1976年にハワイ沖でアメリカ海軍の調査船によって発見された、比較的最近発見されたネズミザメ科のサメである。熱帯から温帯の深海200メートル付近に生息しており、主食はプランクトン。サメの中でも原始的な形態を残しているが、深海に生息していることもあってか個体が確認された事例が非常に少なく、研究もまだ途上段階である。 >>地震が起きるのを予知したい!江戸時代の「地震予知機」と「地震預防説」<< そんな珍しいメガマウスだが、例外的に日本は目撃・捕獲例が多い地域になる。地理的に深海が近いためとも考えられているが、なぜ日本でここまで多く確認されているのかはっきりした理由はわかっていないという。 今回、館山沖で確認されたメガマウスは体長約6メートルのメスの個体。波左間の沖合約800メートルの位置に設置してある網の中におり、5時頃に漁協が発見。地元のダイビングサービスの男性が現場に潜って確認し、その姿を至近距離で撮影することに成功した。これまでにも定置網や近海に迷いこんできたことはあるが、弱っていることがほとんど。今回は非常に健康な状態で、活発に泳いでいたという。研究者も「ここまで至近距離で生きている状態のメガマウスが撮影されるのは非常に珍しい」と話している。 ちなみに、メガマウスについてはある都市伝説が存在する。それは「大地震が来る前に現れる」というものだ。確かに、日本近海での捕獲記録を見ていくと、2007年の新潟中越沖地震しかり、2011年の東北地方太平洋沖地震しかり、発見から数日〜数か月後には地震が発生している事がわかる。一説には、サメに存在している微弱な電流を感知するロレンチーニ器官が地震の前に発生する異常を感知しているのではないかと言われており、今回の発見も関東を中心に多発している地震と関連付けられる向きも大きい。 しかし、深海生物や海洋生物の漂着と地震についてはほぼ関連性がないと見られている。珍しい生物が発見され、ニュースになったことで人々の記憶に残ることが多く、その後に発生した災害と関連付けられてしまうというのが真相のようだ。 なお、今回のメガマウスは黒潮の流れに乗って近海にやってきたと考えられている。元気な個体だったので、網から放してやったとのこと。幻のサメは、今も深海のどこかを泳いでいるのだろう。(山口敏太郎)
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ミステリー 2020年05月30日 23時00分
古代中国で発明された、地震を感知する不思議な機械「候風地動儀」
現在は比較的収まっているものの、5月半ばまでは震度3、4の地震が日本各地で起きており、どこかで大きな地震が起きるのではないか、新型コロナウイルス感染症が広まっている現在、災害の避難と感染予防は両立できるのかなど、様々な議論が起きていた。そこから地震を予知する方法などが注目を集めたりもした。 先日の記事では江戸時代の人が考案した「地震予知機」と「地震預防説」を紹介した。この「地震予知機」は「地震が起こる直前に磁石が弱くなる」という現象が発生したことから考案されたもの。鉄針が磁石から離れると重りが落下、その動きに連動して上方にある鈴が鳴って地震が起きることを知らせる、という構造だった。 「仕掛けが落ちることで地震を知らせる」機械は古代中国でも発明されていた。 >>地震が起きるのを予知したい!江戸時代の「地震予知機」と「地震預防説」 << 132年、後漢の科学者である張衡は世界初の地震感知器こと「候風地動儀」を発明したという。この地動儀は500キロメートル離れた地点の地震を感知することができたそうで、八匹の龍が八方向を向いた形になっている。龍はそれぞれ口に玉をくわえており、中国のどこかで地震が起きると、その震動を受けて同じ方角を向いている龍が口の玉を落とす仕掛けになっていたという。 ある日、設置場所から見て西北方向の地震を地動儀が感知したが、人々は少しの揺れも感じない時があった。人々は地動儀が誤った結果を出したのではと疑ったが、数日後に甘粛省(中国の西方、新疆ウイグル自治区に隣接する地方)に地震が起きたという急使がきて、地動儀が正確だということが明らかになったという。 これは古代の記録であるため、どこまで正確だったのかは分からない。現代では文献から再現された候風地動儀の模型が中国の博物館に展示されている。(山口敏太郎)
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社会
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2023年01月20日 17時00分
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