ヤクルト
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スポーツ 2021年04月02日 11時15分
巨人・原監督が開幕マスクの大城をスタメン外に? 井納の炎上も影響か、野上復帰の裏で懸念する不安要素とは
巨人の正捕手争いは、決着がついたようである。4月2日のセ・リーグ3試合は、すでに先発投手が発表されている。巨人以外の5球団は「開幕投手」を務めたピッチャーだ。 東京ヤクルトのエース・小川泰弘対巨人・野上亮磨。菅野智之の代役を務める野上は2019年8月以来、605日ぶりの一軍公式戦先発登板となる。同年10月のアキレス腱断裂の重傷からカムバックをめざす。 しかし、前日4月1日にその野上が「明日の予告先発投手」として発表された直後から、こんな声も囁かれていた。 「大事な復帰登板なので、スタメン捕手は小林か、炭谷の方が良いのではないか」 開幕から4月1日までの6試合、スタメンマスクをかぶってきたのは、大城卓三だ。 昨季は持ち前の打撃力が評価され、さらに小林誠司の故障離脱も重なって、93試合に出場した。菅野の13連勝にも貢献しており、ベストナインに選ばれる。 「今春キャンプ、オープン戦では、小林、炭谷銀仁朗と正捕手争いを繰り広げ、開幕スタメンに選ばれました」(スポーツ紙記者) “開幕マスク”に選ばれた時点で、「正捕手争いに終止符が打たれた」と見る向きもあった。理由は、原辰徳監督にある。日本シリーズ対策として、「今年はある程度、レギュラーを固めて戦う」とを口にしていたからだ。 「開幕第2戦、戸郷翔征が先発しました。昨季、戸郷をリードしてきたのは、経験豊富な炭谷でした。その炭谷ではなく、大城とバッテリーを組ませたので、これはもう、決定的だなと」(プロ野球解説者) ここまでの6試合を振り返ってみると、スタメンは大城、代打、代走などの選手交代を経て、試合終盤に小林または炭谷がマスクをかぶってきた。 大城、小林、炭谷の3捕手は全員、日本代表チームに選出された経験を持つ。捕手難のチームからすれば羨ましい限りであり、見方を変えれば、小林のトレード放出説が囁かれる要因にもなっている。 「大城は打撃力、炭谷は捕手としての総合力、小林には肩が強いという武器があります。3人とも優秀な捕手ですが、配球という点では、小林か、炭谷のどちらかでしょう。配球面では大城は2人と比べ、ちょっと落ちるかな」(前出・プロ野球解説者) 菅野の故障離脱に関しては、「軽症、大事を取って」と首脳陣は説明していた。しかし、エース不在に加え、FA加入の井納翔一が3月31日の中日戦でノックアウトを喫しており、原監督も野上には「勝ってほしい」と思っているはず。 >>巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も<< その復帰登板に向け、配球に一日の長がある小林か、同じ西武ライオンズ出身の炭谷とのバッテリーを推す声が出たのは、こうした経緯によるものだ。 「対戦相手は、ヤクルトのエース(=小川)です。ロースコアの試合展開も予想されますので、打撃力のある大城を起用するのも正しい選択です」(ベテラン記者) 昨季までは3人の捕手を使い分けてきた。正捕手争いの第2ラウンドが始まるのかもしれない。原監督は、どんな選手起用を考えているのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月01日 10時55分
ヤクルト新型コロナの影響で青木宣親、内川聖一が濃厚接触者に…
東京ヤクルトは3月31日、アルバート・スアレス投手、西田明央捕手、山田哲人内野手、西浦直亨内野手、内川聖一内野手、青木宣親外野手を登録抹消した。抹消された6人は、新型コロナウイルスの影響に伴う「特例2021」の対象となり、選手登録された嶋基宏捕手、長岡秀樹内野手、武岡龍世内野手、松本友内野手は代替指名選手となる。 球団は「3月30日(火)、関係者1名が陽性判定を受けたことに伴い、3月30日(火)に実施したスクリーニングのPCR検査で西田明央選手、球団スタッフ(20代男性)が新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、お知らせします」と、選手では西田が新型コロナウイルスス陽性反応を受けたと発表。「現在、発熱、味覚障害、倦怠感、息苦しさなどの症状はなく、自宅にて隔離しております。今後につきましては、所轄保健所の指示に従い対応してまいります」と説明した。 また、「濃厚接触者に関しては、所轄保健所に行動履歴および接触状況を報告し、特定を行っています。特定結果が確認でき次第、お知らせいたします」としており、「濃厚接触者が特定されるまでの対応として、濃厚接触の可能性のある、6選手(スアレス投手、山野投手、山田選手、西浦選手、内川選手、青木選手)、スタッフ1名については、自宅待機としております」と山田、内川、青木ら主力選手を抹消した理由を明らかにしている。 球団は「本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告いたしました。『NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン』と『感染拡大防止特例2021』に従い、日本野球機構および専門家チームと相談のうえ、本日以降、予定通り活動を継続致します。ヤクルト球団は、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図ってまいります」としており、今後も対策を徹底した上で、試合を続けていく。3月31日夜に濃厚接触者の認定が発表され、青木と内川が濃厚接触者に。その他の選手は1日から再び一軍に合流予定とのこと。 新型コロナウイルスに関しては、昨年千葉ロッテで大量感染をしており、主力選手が一時的に離脱しチームが優勝争いから後退したことがあった。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月30日 20時30分
元ヤクルト・宮本氏、イチ押しする意外な若手を明かす 飛距離は柳田・山川以上? 直接目にしたプレーに高評価「あの力は凄い」
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが29日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元ヤクルトで野球解説者の宮本慎也氏がゲスト出演。自身が次代のブレーク候補に推す打者を挙げた。 今回の動画には元横浜で野球解説者の野村弘樹氏と宮本氏がゲスト出演し、それぞれ自身が思う次代のブレーク候補選手を挙げながらトーク。その中で宮本氏は、ロッテのプロ3年目・20歳の山口航輝の名を挙げ印象や評価を語った。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今季開幕前にロッテの練習試合を視察した際に、松中信彦臨時打撃コーチ(元ソフトB)から「宮本さん、山口っていうの面白いからちょっと見てください」と声をかけられたという宮本氏。松中氏の言う通りに山口の打撃練習や試合でのプレーをチェックすると、「あの力はすごい」と打球の飛距離に驚かされたという。 宮本氏は続けて、「松中いわくですけど、『リチャードよりも(打球が)飛ぶ』っていうんですよ。(リチャードは)僕が『リチャードよりも(打球が)飛ぶ奴いるのかな』って思うくらい飛んでた(選手な)んですけど」とコメント。リチャードはプロ4年目・21歳で昨季まで一軍未出場だが、打球の飛距離はソフトバンク・柳田悠岐や西武・山川穂高をしのぐといわれている選手。ただ、松中臨時コーチから山口はリチャード以上の飛距離を出すと言われ、ますます将来が楽しみになったという。 26~28日の開幕カード・対ソフトバンク3連戦では「.125・0本・0打点・1安打」と結果は出なかったが、オープン戦では「.250・2本・6打点・12安打」とホームランを2本放っている山口。宮本氏は「ちょっとこの子出てきてほしい」と今季のブレークに期待を寄せていた。 今回の動画を受け、ネット上には「宮本が名前出すまで知らなかった、そんなに飛ばす選手がいるのか」、「ロッテの若手だったら佐々木(朗希)とか藤原(恭大)の方が有名なのに意外」、「右の強打者は井上(晴哉)ぐらいしかいないから、山口には不動の4番クラスに大きく育ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「期待してくれてありがたいけど、現状は使いどころがないから悩ましい」、「安田(尚憲)や藤原を試合で育成中なのに、山口まで試合で育てるのは難しいんじゃないか」、「レアードもそろそろ帰ってくるらしいし、そうなったら二軍での育成に切り替えられそう」といったコメントも複数見受けられた。 「宮本氏が名を挙げた山口は正一塁手・井上晴哉がOP戦でノーアーチと不振を極めたこともあり、井口資仁監督が開幕スタメンに抜擢した選手。開幕戦ではプロ初安打をマークしましたが、第2、3戦目ではいずれもノーヒットと苦戦。チームは開幕カードで山口の他に安田(同期間打率.091)、藤原(同.000)といった若手打者もスタメン起用しましたが、いずれも結果を出せずに3連敗を喫したことで一部ファンからは『若手を3人もスタメンで育成する余裕があるのか』という不満も挙がっていました。なお、首脳陣も3タテを喫したことに危機感を抱いたのか、30日・楽天戦では一塁に中堅野手の菅野剛士、DHには同日昇格したレアードを起用。1日でも早く借金を返済したい現状では、山口にチャンスが回ってくる機会も乏しくなることが濃厚です」(野球ライター) 一部では「一軍で持て余すくらいなら二軍で試合に出させた方がいい」という声も挙がっている山口。チームでは現在佐々木が今季中の一軍デビューへ向け二軍で鍛錬を積んでいるが、山口もじっくりと二軍で育成した方が今後のためと考えているファンも少なくないようだ。 文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
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スポーツ 2021年03月23日 12時45分
吉本興業、ヤクルト・村上宗隆選手とマネジメント契約を発表 SNS発信、メディア出演をサポート
23日、吉本興業株式会社が、東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆選手(21歳)とマネジメント契約を締結したことを発表した。 同社は今後、村上選手が野球に集中できる環境づくりと共に、オフシーズンを主としたメディア出演、SNS発信など全面的にサポートしていくという。 >>全ての画像を見る<< 村上選手は、「この度、吉本興業でマネジメント業務をサポートして頂けることになりました。これまで以上に野球に集中させていただき、ファンの方々、メディアの方々に応援してもらえる選手に成長できるよう努力したいと思います」とコメントしている。 2017年ドラフト1位の村上選手は、プロ2年目の2019年に30本塁打、翌2020年に打率3割をそれぞれクリアした若き長距離砲。今年はOP戦で「13試合・.362・4本・11打点・17安打」という数字をマークしており、26日から開幕するシーズンでも好成績を多くのファンから期待されている。村上宗隆(むらかみ むねたか)生年月日:2000年2月2日出身地:熊本県投打:右投げ/左打ち【経歴・獲得タイトル】経歴:九州学院高等学校-東京ヤクルトスワローズ(2017年ドラフト1位指名)獲得タイトル:最高出塁率者賞(2020)表彰:最優秀新人賞(2019)、ベストナイン賞(2020)
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スポーツ 2021年03月21日 11時00分
ヤクルト・奥川、先発ローテ入りは望み薄?「納得がいかない」上々デビューのライバルと明暗を分けたワケは
未来の「エース候補」のさらなる成長は見られるか。 3月14日の対中日ドラゴンズ戦で、東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸が先発のマウンドに登った。オープン戦2度目の登板となったこの日、ローテーション入りへ期待も大きい19歳の投球内容に注目が集まるも、本拠地で課題が露呈した。 直球、変化球とも鋭いキレが感じられ、三振を奪うフィニッシュとなったスライダーやフォークのコントロールも絶妙だった。だが、ドラゴンズ打線に狙われる場面が目に付いた。 初回には先頭の大島洋平に初球を引っ張られ、いきなり出塁を許す。さらに平田良介にはライトスタンドへ運ばれ、高橋周平には2安打を打たれる等、打ち込まれる場面が目立っている。また、全体的にピッチングの組み立てにも幅が見られず、球数も増え、投球リズムもスムーズさを欠いた。同じくレギュラー定着を狙う根尾昂との対戦では、球威で勝りながらも粘られ、打ち取るまでに12球を擁した。確実に「仕留める」ためには、やはり投げ分けが求められる。 試合後、奥川自身も「悔いが残り納得がいかない」と、ピッチング内容への悔しさを隠さなかった。秘められている投手としての高いスキルと共に、19歳らしい力強さを発揮するためには、打者の身体の近目に投げ込む「勇気」が必要なのは言うまでもない。 また、千葉ロッテの佐々木朗希が12日の中日戦でプロ入り後、実戦初登板を果たしている。1回を無得点に抑え、奥川は「さすがだな」とライバルの好投も意識していることが伝えられている。2018年、同じくドラフト1位でプロ入りした「逸材」と「怪物」に対し、二人の成長曲線を重ねながら見守るファンも数えきれないはずだ。 14日の先発マウンドは前回登板から中6日を置いての登板だった。高津監督も「しっかり感じ取ってほしい」と一軍マウンドでの手ごたえを掴むことへの期待を語っていて、シーズンを見据えての登板間隔だったことは明らか。結果こそ納得の行くものではなかったが、4つの三振を奪うなどそのポテンシャルも見せつけている。開幕ローテ入りへはクリアすべき課題はまだまだ多いものの、プロ2シーズン目は始まったばかり。奥川恭伸は指揮官の期待、ファンの注目を一身に背負いながら、確実に成長を続けている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年03月17日 20時45分
阪神捕手が敵打者に粋な計らいも批判「プロとしてどうなのか」 上田氏が明かした予想外の“忖度”、自身も困惑?
元ヤクルト・上田剛史氏が16日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元阪神・城島健司氏(現ソフトバンク会長付特別アドバイザー)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で上田氏は、自身が現役時代に抑え込まれた捕手を複数名挙げトーク。その中で、地元・岡山での対阪神の試合中に、城島氏から思わぬ“忖度”を受けた話を語った。 具体的な時期は触れていないが、あるシーズンに地元・岡山で行われたヤクルト対阪神の一戦に出場した上田氏。地元選手ということもあり第1打席に入ろうとした段階でスタンドからは大きな歓声が挙がったというが、打席に入った直後に捕手の城島氏が突然「上田お前、地元か?」と聞いてきたという。 上田氏が岡山出身であることを城島氏に伝えると、城島氏は「よっしゃー、ほんなら真っすぐいこうか」とこれから投手には直球のサインしか出さないと予告。上田氏は本気にしなかったというが、その後城島氏は本当に投手に直球しか投げさせなかったという。 「(それでも)俺は嘘やと思ってるから、駆け引きに負けてる(形になった)」と変化球がくる可能性を捨てきれなかったため、直球に狙いを絞りきれずヒットを打てなかったという上田氏。ただ、城島氏は第2、3打席でも投手に変化球を投げさせることはしなかったという。 最終打席となった第4打席に入った際には、城島氏から「ほな最後やからな。真っすぐいくわ、打てよ!」と後押しも受けたという上田氏。どのようなカウントから直球を捉えたのかは触れなかったが、この打席ではヒットを打つことができたと語っていた。 上田氏は動画で自身を挑発してきたOB捕手や優れた捕球技術を持つ現役捕手についても話している。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「上田と城島の間にそんなエピソードがあったなんて知らなかった」、「敵なのに地元で活躍させてあげようって粋な計らいだな」、「捕手が敵打者の気を散らすために挑発するのはたまに聞くけど、打たせようとして喋りかけることはかなり異例じゃないか」、「岡山では年一ぐらいしかプロ野球の試合無いから、家族や友人は大いに喜んだんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「良かれと思って直球攻めしたんだろうがあまりいい話では無いな」、「事前に配球バラすって、そんな八百長まがいの行為はプロとしてどうなのか」、「お情けで打たせてもらうヒットなんか地元のファンも望んでなかっただろ」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 真剣勝負の場であり興行でもあるプロ野球。今回上田氏が明かした城島氏からの忖度は、ファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2021年03月15日 20時30分
ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす
元ヤクルト・上田剛史氏が14日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ヤクルト・小川泰弘の快挙にまつわる裏話を披露した。 小川は2020年8月15日・DeNA戦(横浜スタジアム)で「9回無失点・被安打0・四球3・10奪三振」と快投を見せ、プロ野球史上82人目(93回目)となるノーヒットノーランを達成。今回の動画で上田氏は、同戦での自身や同僚の混乱ぶりを明かした。 >>元ヤクルト・上田氏の仰天エピソードに「意味不明過ぎ」ファン爆笑 スキー場リフト券をフランクフルトと勘違い?<< 6回裏が終了したあたりから、選手たちの間に緊張感が漂い始めたという上田氏。自身と共に控え野手としてベンチ入りしていた廣岡大志(現巨人)と「おい大志、俺らノーヒットノーランやってる時に守備固め行くぞ…」、「いや、もうヤバいっすよね」と話していたところ、高津臣吾監督から「おい剛史! 次(7回裏)からレフト(の守備固め)行くぞ!」と指示が下ったという。 高津監督から指示を受けた上田氏は、「来たよ…マジか」、「これ本当嫌だな」と極度の緊張感を抱えたままレフトへ。守備に就いてからはセンター・山崎晃大朗と入念にアイコンタクトを交わして守備位置を調整したというが、それでも左中間への長打やレフト線へのポテンヒットへの不安は拭えず、常に「頼む頼む頼む!」と際どい打球が飛んでこないことを願っていたという。 そのような中で迎えた8回裏無死一塁、守備固めで二塁に入っていた廣岡がゲッツー性の当たりを落球し無死一、二塁のピンチを招く事態が発生。小川は踏ん張り無安打でこのピンチを脱したが、ベンチに帰った上田氏が廣岡に「お前何してんねん!」と声をかけたところ、廣岡は「いやもうヤバいっす。代えてください」と精神的に取り乱していたという。 また、上田氏によると9回に入る直前には、守備固めで一塁に入っていた荒木貴裕も「なんで俺こんな時にこんなとこ守らなあかんねん!」と重圧のあまりいら立ちを見せていたとのこと。また、無事にノーノーを達成した小川自身も、試合後に「必死でしたよ僕も…」とかなりの疲労をにじませていたという。 「なかなか味わえない緊張感と雰囲気ですよ、ノーヒットノーランかかってるところっていうのは」と、普段の試合とは桁違いの重圧を感じていたという上田氏。ただ、そのような雰囲気の中でプレーできたことは「幸せでした」と語っていた。 上田氏は動画で守備中のレフトスタンドの雰囲気や今季の小川への期待についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「ノーノーの裏でそんなに皆殺気立ってたのは知らなかった」、「野手陣は皆『俺のミスで記録が台無しになったら…』ってビクビクしてたのか」、「あの試合現地にいたけど、5回過ぎたぐらいからこっちも緊張して見ていられなかった」、「廣岡のエラーは見てる方としても心臓が止まりそうだったな」といった反応が多数寄せられている。 球団としては2006年5月25日・対楽天戦でガトームソンが達成して以来、約14年ぶりの快挙だった小川のノーノー。快投の裏で選手たちが混乱していたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2021年03月09日 19時35分
ヤクルト主力が監督に激怒「ふざけんなこのおっさん!」 大荒れの原因は一茂? 広澤氏、想定外の采配を明かしファン驚愕
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元ヤクルトで野球解説者の広澤克実氏がゲスト出演。元ヤクルト監督・関根潤三さんとの過去を語った。 今回の動画で広澤氏と大久保氏は、それぞれが現役時代に見聞きした監督たちの不可解な采配・指示をテーマにトーク。その中で広澤氏は、関根さんがヤクルト監督を務めていた時代(1987-1989)に代打起用を巡り関根さんに激怒した話を明かした。 具体的な時期は明かしていないが、1987~1989年の間に連続フルイニング出場を続けながらも調子が上がらない期間があったという広澤氏。そんな中、ある巨人戦で打席に向かおうとすると関根さんが首を振りながら先にベンチを出たため、「これで連続イニング出場は終わったんだな」と代打交代を覚悟したという。 当時のチームは若松勉氏(元ヤクルト監督)が代打の切り札だったため、その若松氏が自身に代わって出てくるのだろうと思っていたそう。ところが、関根さんは若松氏ではなく長嶋一茂を広澤氏の代打として起用したという。 代打交代については「若松さん(なら)しょうがない」と考えていたという広澤氏だが、意に反して長嶋と代えられたことで「(ベンチの)後ろでキレた」、「一茂じゃなくて、このおっさん(関根さん)にキレた」とのこと。関根さんの目の前で直接言ったのかは不明だが、「ふざけんなこのおっさん!」、「ジジイ!」といった暴言も口にしたという。 「(当時の)一茂はまだ入って1、2年目ぐらいだった」と、自身より年齢もキャリアも下だったという。「俺(の成績が)悪いっていったって、(その)俺より成績が悪いんだから」と、長嶋との交代には到底納得できなかったと笑い交じりに振り返っていた。 広澤氏は動画で王貞治氏(元巨人監督他)の理不尽な指示や、長嶋茂雄氏(元巨人監督)の予期せぬ言い間違いについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「自分よりキャリアも成績も劣る一茂と交代させられたら怒りたくなる気持ちは分かる」、「監督をジジイ呼ばわりするのは血気盛ん過ぎる、人によっちゃ一発で干されそう」、「勝ちに行くなら若松さんの方がよさそうなのに、なんで関根さんは一茂を代打に送ったんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 「『一茂はまだ入って1、2年目ぐらいだった』という広澤氏の言葉が正しいなら今回のエピソードは1988~1989年の間に起こったものと推測されますが、この2年の広澤氏の成績は1988年が『.288・30本・80打点』、1989年が『.270・17本・59打点』。一方、長嶋は1988年が『.203・4本・22打点』、1989年が『.250・4本・15打点』と、どちらの年も広澤氏には到底及ばない成績となっています。なお、関根さんについては元大洋捕手・若菜嘉晴氏が、現役時代のある試合前に『坊ちゃんに打たせてくれないか』と長嶋への“忖度”を要求されたことがあると過去に明かしています。そのため、広澤氏への代打起用についても『一茂をどうにかして使いたい』というような考えが絡んだ可能性はあるかもしれません」(野球ライター) >>ヤクルト監督が敵捕手に新人への“忖度”を要求?「坊ちゃんに打たせてくれ」若菜氏が衝撃の裏話を暴露<< 当時は池山隆寛(現ヤクルト二軍監督)と共に主軸を形成しヤクルト打線を牽引していた広澤氏。「俺は一茂と代えられるような選手じゃない」というプライドが、関根さんの代打策に怒りを抑えられなかった理由のようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年03月05日 19時30分
元ヤクルト・上田氏の仰天エピソードに「意味不明過ぎ」ファン爆笑 スキー場リフト券をフランクフルトと勘違い?
昨季限りでヤクルトを戦力外となり現役を引退した上田剛史氏が、4日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にゲスト出演。高校時代にあったという珍エピソードを明かした。 同番組では上田氏にまつわるグラウンド内外の珍エピソードが複数紹介され、上田氏はそれぞれの逸話の経緯や真相についてトークを展開。その中で上田氏は、高校時代に修学旅行で韓国のスキー場を訪れた際の話を披露した。 >>ヤクルト移籍の田口、右太もも痛以外にも故障? 予想外のコンディションは開幕投手・小川にも悪影響か<< その日は、スキー場の真横にあった宿泊先から出ないよう学校側から指示されていたという。スキー、スノーボード共に当時は未経験だったというが、友人たちとの会話の中で「いきなりリフトに乗って上から滑ろう」という流れになり、自身を含め5名でこっそり宿泊先を抜け出したという。 そこからリフト乗り場に向かったところ他の客が皆チケットを係員に渡していため、上田氏は近くにいた客に「チケットはどこで買うんですか?」とジェスチャーを交えて質問。その客が近くの建物を指差したためそちらに向かい、中にいたスタッフに5人分のチケットをくれるよう身ぶり手ぶりで頼んだという。 ところが、上田氏がチケットを頼んだにもかかわらず、中のスタッフは「大量にケチャップとマスタードがかかった、めっちゃデカいフランクフルト」を5名分渡してきたとのこと。不審に思った上田氏はフランクフルトを指差しながら「え?チケット?」と3回ほど確認したが、スタッフは「イエス」と答えるのみだったという。 らちが明かず、仕方なくフランクフルトを受け取ってリフトの列に並んだが、フランクフルトを見ているうちに「見たことないくらい大きくて、だんだんチケットに見えてきた」という。他の友人たちも特に疑うことのないままフランクフルトをリフトの係員に差し出したが、係員は「ノーノー! いらない!」と明らかに困惑した様子を見せたという。 その後係員とやりとりするうちに、「僕らは修学旅行生だったんで、服のここ(胸あたりの部分)に(チケットが最初から)ついてた」ことが発覚したという上田氏。そのためリフトには乗ることができたというが、フランクフルトはその場で処分できず持ちながら乗るはめになったと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「フランクフルトをリフト券と勘違いするとかめちゃくちゃ面白い」、「普通に考えてフランクフルト=チケットとはならないだろ(笑)」、「5人の中で1人も『いやおかしくね?』ってなってないのも草」、「上田一行だけじゃなく、フランクフルト渡したスタッフもおかしいよ」、「最初から最後まで話が意味不明過ぎて逆に面白い」といった反応が多数寄せられている。 今回番組に出演した32歳の上田氏は、ヤクルト一筋(2007-2020)で現役生活を送り「797試合・.236・9本・109本・345安打」といった通算成績を残した選手。引退後は2020年12月に自身の公式ユーチューブチャンネルを開設した他、アパレルや学生野球資格の回復など多方面で活動している。 上田氏は番組放送後に自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿し、その中で今回の番組出演について「思ってたよりも(スタジオの人たちは)笑ってくれたかな」と感想を口にしている。ファンの反響を呼んでいるエピソードトークは、本人としてもかなりの手ごたえがあったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2021年03月05日 11時20分
ヤクルト移籍の田口、右太もも痛以外にも故障? 予想外のコンディションは開幕投手・小川にも悪影響か
トレード成立後の心理戦が繰り広げられていた。3月4日、東京ドームで行われた巨人と東京ヤクルトのオープン戦は、ペナントレース本番を意識したトラップがいくつも仕掛けられていた。 高津臣吾監督が頼みとするのは、やはり、エース・小川泰弘のようだ。 「両球団の間でトレードが成立したことで、ファンも盛り上がっていました」(スポーツ紙記者) 両球団の間で廣岡大志内野手と田口麗斗投手の交換トレードが発表されたのは、3月1日。奇しくも、この発表直後にオープン戦を予定しており、トレード選手のデビューは古巣対決となった。心憎い演出ではあるが、対決2日目の4日、高津監督は厳しい表情も見せていた。 >>ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か<< トレード発表直後だが、高津監督は意味シンなコメントも発していた。 「投げられるのであれば、早く投げてほしい」 これは、田口への期待を問われた時に出た言葉。廣岡が2連戦に出場したのに対し、田口は試合出場登録もされていない。どうやら、「投げられるのであれば」のコメントは、田口の調整遅れを指していたのだ。 「田口はキャンプインして早々に右太股を痛め、チームを離脱しています。『軽症、大事を取って』というのが、当時、巨人が発表していた内容ですが」(前出・同) ヤクルト関係者によれば、田口がまだ実戦登板できない理由は調整の遅れと、『左手皮膚の炎症』。右太股痛の軽症は本当だったが、炎症の方は“ナゾ”だ。 「皮膚の炎症について詳しいことは分かりません。でも、田口はブルペン投球を再開させています。炎症は完治していないが、投げられないほどではない。右太股の故障も重なって、調整が遅れている。高津監督は『実戦投入するのはまだ早い』と判断したのでしょう」(球界関係者) 今回のトレードは沖縄での二次キャンプ中に行われた両球団の練習試合後(2月23日)に交渉が始まった。ヤクルト・小川淳司GMから申込みがあり、交渉の中で田口の名前が出てきたという。当然、小川GMにも調整の遅れは報告されている。「それでも!」と小川GMがラブコールを送って成立に至ったが、 「高津監督や現場を預かるコーチたちは、田口が実戦登板できるまでに何日くらい掛かるのか、小川GMに確認していました。小川GMは『さほど時間は掛からない』というような答え方でした」(前出・同) 4日に先発登板した小川泰弘は『開幕投手』が決定している。通常の中6日でいけば、第3節での巨人戦の初戦に登板することになる。これは、巨人の菅野にも当てはまる。 「4日の小川は二段モーションではなく、最初からセットポジションでした。グラブを構える位置が去年はお腹のあたりですが、今年は胸の前。4番岡本に変化球を続けて投げるなど、今までとは違う配球パターンも見せています。巨人打線は『アレ?』と首を傾げていました」(プロ野球解説者) 菅野はカーブをテストしていた。菅野と言えば、勝負球はスライダー。今年はカーブの割合を増やすのか、ヤクルト側も考え込んでいた。 投手と内野手の同一リーグによる交換トレードであったため、両球団は緊急で守備サインを変更している。田口の調整が遅れているため、小川の「負けられない」という負担は軽減されていない。交換トレードの歓迎ムードは上辺だけ、心理戦は始まっていた。(スポーツライター・飯山満)
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分