プロ野球
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スポーツ 2020年05月13日 17時30分
オリックス山本由伸「何か出来ることはないかと考えていた」高性能マスク約200万円分を寄贈
オリックスは山本由伸投手が、高機能マスク約200万円分を大阪府の医療機関に寄贈する運びとなったと発表した。 高機能マスクは、由伸がアドバイザリー契約をしており、他球団の選手とも契約をしているオンヨネ株式会社製のものだという。オンヨネ株式会社を通じ、6月中旬にマスクを大阪府内の医療機関へ寄贈するとのこと。 由伸は「新型コロナウイルスの影響が様々なところで出ており、皆さま大変な思いをされていることと思います。私はプロ野球選手という立場ですが、医療現場の方々が日々大変な想いで現場で対応にあたられていること、またその現場でマスクなどが不足しているというニュースも見聞きしている中で、何かできることはないかと考えていました。今回、自身がアンダーウェアなどを日々着用しているオンヨネ社が高機能マスクを開発しているとのことで、このマスク200万円相当を医療現場の方々に寄贈したいと思います。また、シーズン終了後には勝利数に応じて、その際に必要な機関に寄贈を行っていきたいと思っています。少しでも早くこの事態が終息し、皆さまの前でプレーをお見せできることを楽しみにしています」とコメント。シーズン中の勝利数に応じて、さらなる寄贈を行う考えも明らかにしている。 今年から背番号が18に変更となり、山岡泰輔とともにダブルエース体制として、シーズンに臨む由伸。東京オリンピックもWBCも延期となってしまったが、SNSで練習の動画をアップするなど、モチベーションはしっかりと保っており、来るべき開幕に向けて問題はなさそうだ。勝ち星を重ねることで、コロナ禍から脱却する光を与えてくれるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月13日 17時00分
新庄剛志氏「本当にやったるわ」プロ野球復帰報道に歓喜 “燃え滾る”やる気で実現へ? ファンの期待も高まる
元プロ野球選手の新庄剛志氏が12日に自身の公式インスタグラムに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 新庄氏は同日、自身のインスタに当サイトの「新庄剛志氏、まさかのプロ野球復帰濃厚? しかも3球団が名乗り、見込み薄とされた獲得が現実味を帯びたワケは」記事のスクリーンショットを添え、記事の感想を投稿。「この情報が本当じゃなくても読んだ瞬間に身体が燃え滾った嬉しすぎる本当にやったるわ」と喜びの声を上げた。 この投稿を受け、ネット上には「無理だって言う人は多いですけど、ちゃんと見てくれてる人は見てくれてるんですよ!」、「この3球団でも別の球団でもいいから早く正式に手を挙げてくれ」、「報道だけで終わらないように新庄にはここから更にアピールを続けて欲しいといった期待の声が多数寄せられている。 一方、「客寄せパンダは嫌じゃなかったの?」、「旗色が悪いって分かってるから大喜びしてるのかな、ちょっと前は育成でもいいとか言ってたし」といった疑問や指摘も複数見受けられた。 新庄氏は昨年11月12日、自身のインスタ、並びに公式ユーチューブチャンネルを通じて現役復帰を宣言。そこからは居住するインドネシア・バリ島でNPB入りに向けトレーニングを継続。4月28日には練習量を増やすことを目的に、近日中に日本に帰国することも伝えられている。 宣言当初は「興行的に言えば新庄が復帰して打席に立った。それだけで客は入る」という元プロ野球選手・高木豊氏の見方に対し、自身のインスタで「客寄せパンダとして合格したなら合格を拒否する」と反論するなど強気の姿勢だった新庄氏。ただ、5月7日に日本ハム時代の同僚・森本稀哲氏を交えて行ったインスタライブでは「育成契約からでもいい」というニュアンスの発言をするなど、トーンダウンしている。 新庄氏が取り上げた記事の内容は、興行面のメリットを見込んで新庄氏の獲得を検討している球団があるというもの。そのため、新庄氏の喜びように疑問を抱いたファンは少なからずいたようだ。しかし、宣言当初の考えとは違うかも知れないが、新庄氏がやる気に満ち溢れていることを嬉しく思ったファンも多いはず。復帰宣言からは約半年が経つが、目標の実現に向けこれからも頑張ってほしいところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom/
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スポーツ 2020年05月13日 11時45分
“ガラスの天才”日本ハム・近藤が大記録を樹立? バース越え実現に栗山監督も全面サポート、シーズン縮小で記録独走か
これも、オーナー会議で何も決められなかった影響だろう。 ペナントレース開催の方法を模索するオーナー会議が開かれた(5月12日)。会議後の発表では「かつてない危機的状況」「今後も(開催に向けて)努力していく」といった“抽象論”しか出ていない。開催されたとしても、日程問題などさまざまな点で「変則」となるのは避けられないが、そんな“特殊なペナントレース”のカギを握るのは、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督になりそうだ。 「6月19日の開幕が濃厚ですが、政府の緊急事態宣言が解除されることが大前提であり、同26日、7月3日にずれ込む可能性も出てきました」(在京球団スタッフ) 6月19日よりも遅れての開幕戦。その場合の試合数は「1カード20試合強」、ペナントレースは100試合余となる。野球関係者から試合数の話が多く出る。しかし、この理由は「試合減=収入減」の経営危機だけが理由ではなかった。 「100試合程度で決まるタイトルに価値があるのかどうか…」(球界関係者) 投手の最多勝、セーブポイント、打者の本塁打王、打点王、盗塁王などの数字は寂しいものになるだろう。懸念されているのは最多勝や本塁打王のように数字を積み上げていくものではなく、計算式に出場試合数が絡む首位打者、防御率などのタイトルだ。 首位打者のタイトルについて、こんな情報も聞かれた。 「日本ハムの近藤健介です。バットコントロールに関しては天才、でも、故障が多いので出場試合数が少なく、規定打席数に到達できないシーズンもありました」(前出・同) 思い出されるのが、2017年だ。近藤は6月に右太股を痛め、さらに同月下旬、椎間板ヘルニアが見つかり、3か月もチームを離脱した。9月下旬にはチームに復帰したものの、当然、規定打席数443には及ばなかった。しかし、シーズンを通して231打席に立って、打率4割1分3厘の数字を残している。当時の報道でも伝えられたが、「年間100打席以上に立った選手の史上最高打率」である。 「怪我の多い選手、怪我さえなければ…」 これが、天才・近藤に対する評価であり、プロ8年でも首位打者のタイトルを獲得できなかった理由でもある。 仮に今季、1カード22試合・110試合のペナントレースが行われた場合、規定打席数は「110試合×3・1=341打席」。近藤は昨季、600打席に立っているので、その半分程度の打席数で“勝負”できるのだ。 「栗山監督が近藤の起用法を変えてくるかも。1打席でも多く立たせてやろうとし、3番で使ってくる打線も考えられます」(ベテラン記者) 栗山監督は「1番投手・大谷」の打順でファンを驚かせたこともあった。昨季、600打席に立って3割2厘の好打率を残した近藤なら、短期決戦の今季に“4割超え”を実現させるかもしれない。プロ野球史上最高打率は、1986年にバース(元阪神)が残した3割8分9厘。130試合制の当時、541打席に立ったバースの記録と、さらに200打席も少ない数値を比較するのはおかしな話だが、栗山監督は選手思いでも知られている。近藤の“バース超え”をサポートする場面も出てくるだろう。変則・短期決戦で誕生しそうな新記録の価値が問われそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月13日 11時00分
オリックス、開幕に向けて京セラドーム大阪での自主練習を再開!
オリックスは12日、14日から16日の練習予定を発表した。 14日と15日は、3月31日の時点で、1軍に帯同していたメンバーは、本拠地である京セラドーム大阪で自主練習をする。午前中は投手が、午後は野手というように分けることにより、1回の参加人数を絞り込んでいる。 その他、ファームに帯同していたメンバーは、オセアンバファローズスタジアム舞洲で自主練習を行うが、屋外球場ということもあって、投手と野手は同じ時間帯に行う予定だ。若干のメンバー変更の可能性はあるとのこと。 16日はオフとなり、17日からの予定は追って発表される。プロ野球は6月中旬以降の開幕を目指しているが、14日、21日、そして31日と、政府による緊急事態宣言の解除や動向を待った上で、世論の声も注視しながら、開幕日や日程を組んでいく意向で、既に試合数削減によるセ・パ交流戦や、オールスターゲーム、フレッシュオールスターの中止が発表されている。 西村徳文監督は「開幕日が決まってから、そこに向かってやっていく」と常に語っており、NPBが6月中旬から下旬の開幕を目指すとしたことで、まずは京セラドームでの練習から再開することとなった。NPBとJリーグからなる新型コロナウイルス対策連絡会議のメンバーである三鴨廣繁愛知医科大学大学院教授は「各球場、開幕に向けた感染防止対策をしていると聞いている」とメディアで話しており、今後は京セラドームでの合同練習、紅白戦、練習試合と開幕に向けてステップアップしていきたいところ。 選手にとっては大きな前進かもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月12日 19時35分
ダルビッシュ「中日推し」を告白、その理由に「可愛いところあるな」バトル後和解? 中日SNSとの交流が話題
カブス・ダルビッシュ有が12日に自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 きっかけとなったのは、12日午前11時17分の投稿。ダルビッシュはこの中で、中日・ビシエドがファンへメッセージを送る動画を投稿した中日公式アカウントのツイートを引用リツイート。同時に、「プロスピの自チームの不動のファーストで動画でもビシエド、ビシエド言っててこの動画見て1番最初に思ったこと。『本物のビシエドや。。』」と記載した。 “プロスピ”とは、ダルビッシュが昨年12月20日に開始し現在まで熱中している野球ゲームのスマホアプリ『プロ野球スピリッツA(プロスピA)』のこと。ダルビッシュはゲーム内でビシエドを自分のチームの一塁レギュラーに据えるなど愛用している。 その後、中日公式アカウントが『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)で公開された、ビジエドの動画の反響やダルビッシュのツイートに関する記事を同日午後1時16分に引用しツイート。「ダルビッシュ有投手、コメント&リツイートありがとうございます」とのコメントも寄せた。ダルビッシュは、この中日公式アカウントのツイートを引用リツイートし、「中日ドラゴンズの公式が自分の名前をツイートするというのは本当に光栄」と喜びの投稿をした。 同投稿でダルビッシュは、「毎年愛知県に試合に行くのが楽しみでした。あと中日の選手が三振取ったときの音が頭おかしくなりそうでした」と中日への想いも吐露。さらに続けて、「中日ドラゴンズって昔はなんか暗いイメージがあったけど、去年の祖父江選手の件以降中日スポーツもいじってくれるし、公式ツイッターがお礼まで言う。セリーグやったらちょっと中日推しやなぁ」と、独自の視点で中日愛を語った。 一連の投稿を受け、ネット上には「中日ファンだからダルさんが中日推しなのはめちゃくちゃ嬉しい」、「公式とのやり取りで好意持つってちょっと可愛いところあるな(笑)」、「これは数年後に中日ダルビッシュ誕生の可能性あるぞ」、「三振取った時の音は多分ナゴヤドームのBGMだな、もう使ってないけどパチンコの効果音みたいな音だったな」、「祖父江の件では噛みついてたのにどういう風の吹き回しなんだ」といった反応が多数寄せられている。 「ダルビッシュは昨オフ、中日・祖父江大輔が契約更改で年俸2900万円(推定)からのダウン提示を保留したことを受け、自身のツイッターで『評価基準が知りたい』と中日側に苦言。また、“本当の年俸は3500万円周辺”と報じる中日スポーツに対しても、ツイッターで『(自分の)ツイートの20分後ぐらいに3500万に訂正した?』と疑問を投げかけています。“ダルビッシュ対中日”の構図になっていた当時から今回『中日推し』と宣言するまでに至った理由は不明ですが、一連の投稿を見るにNPB時代からある程度好意的な印象は持っていたのではないでしょうか」(野球ライター) 出身地は大阪、高校時代は仙台(東北高校)、そしてプロでは北海道(日本ハム)と、中日の保護地域である東海地方とはゆかりはないダルビッシュ。どういう経緯で“中日推し”になったのか気になっているファンも多そうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/faridyu中日ドラゴンズの公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/DragonsOfficial
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スポーツ 2020年05月12日 17時00分
マエケン、球が当たってないのに親指負傷? 「震えが止まらなくなった」自身の右手を破壊した最多セーブ投手とは
ツインズ・前田健太が11日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元巨人投手・西村健太朗氏の投球について言及した。 『日本時代に打席で見てスゴイと思ったピッチャーBEST3!!(変化球編)』というタイトルの本動画で、前田は広島時代(2007-2015)に打者として対戦し変化球がすごいと感じた投手を3位から順に発表。その中で3位に西村氏の名を挙げた。 西村氏を選出した理由は「シュート」だという前田は、「西村さんのシュートはエグい。分かってても詰まる」と曲がりの鋭さを称賛。西村氏は投手である前田が打席に立った際も、野手と対戦する時と同じようにシュートを厳しいコースに投げてきたという。 具体的な日時は明らかにしていないが、ある試合で西村氏からインコースに食い込むシュートを投げられたという前田。手に衝撃が伝わりやすいバットの根元で球を打ってしまい、その影響で「(右手の)親指が終わった(負傷した)。折れたりはしてないんだけど、震えが止まらなくなった」という。 次の回も続投したものの、右手に力を入れると激痛が走るため「親指いかれたわ…俺の親指終わった…」との心境だったという前田。ストレートが思うように投げられなかったことから、投球時にあまり力を必要としないカーブとチェンジアップを多投しかろうじて無失点でしのいだという。 降板直後に病院に直行し診察を受けたところ、右手親指の付け根付近に炎症が生じていたという前田。「余裕でストライク(ゾーン)からボール(ゾーン)ぐらいまで曲がっていて、(それを打って)親指がいかれた。そのイメージが強すぎて西村さんが(第3位に)入った」と語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「直接当たってないのに手を怪我させるってすごい球威だな」、「西村のシュートは今でも記憶に残ってるな、強打者でも普通に打球を詰まらせてたし」、「確かにバットの根元や先端で打つと手がめちゃくちゃ痛くなるときはある」、「利き手を痛めたのによく続投しようと思ったな」といった反応が多数寄せられている。 今回名前が挙がった西村氏は、巨人(2004-2018)でプレーした現役時代に「470登板・38勝77ホールド・81セーブ」といった数字をマークし、2013年には最多セーブ(42セーブ)のタイトルも獲得した投手。35歳となった現在は巨人が運営する『ジャイアンツアカデミー』でコーチを務め、子供たちを相手に野球を指導している。 2007年から2015年にかけて、西村氏とセ・リーグでしのぎを削った前田。ポスティングでメジャーに移籍したからは約5年が経つが、シュートで右手を破壊された印象は今も強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年05月12日 11時45分
新庄剛志氏、まさかのプロ野球復帰濃厚? しかも3球団が名乗り、見込み薄とされた獲得が現実味を帯びたワケは
2か月以上遅れて始まるプロ野球・ペナントレースは、どんなことをしたら盛り上がるのか…。 Jリーグとの対策連絡会議、12球団代表者会議が行われた5月11日、巨人が練習場所を東京ドームにも拡大した。日程も「2勤1休」から「3勤1休」に上げるという。 「阪神・矢野燿大監督も、練習の内容を変えていく旨をコメントしています」(在阪記者) 代表者会議後、斉藤惇コミッショナーから明確な開幕日は聞かれなかったが、各球団とも「6月19日」を意識しているのだろう。 それと同時に、“興味深い情報”も飛び交っていた。カムバックを目指す新庄剛志元選手の獲得を検討しているNPB球団があるという。新庄氏がマジメに本気で復帰を目指して練習していくことは、テレビ番組でも取り上げられたが、実現の可能性は、“ゼロに近い”という見方が圧倒的だった。 「彼のキャリアハイの打率は日本ハム入りした2004年の2割9分8厘です。日米通算本塁打数は225。強肩外野手であり、敬遠球をヒットにするなどファンの印象に残る選手ではありましたが、戦力として見た場合、わざわざ補強する要素があるかどうか…」(プロ野球解説者) これが、冷静な評価だろう。でも、「ひょっとしたら?」と思わせてくれるのも、彼の魅力である。 「今季、どの球団も収入の大幅ダウンは避けられません。ペナントレースが無観客試合で始まりそうですし、途中、ある程度の観戦者数が認められたとしても、経営が厳しいことに変わりはありません」(前出・在阪記者) 経営陣が期待しているのは、テレビ放映料だ。巨人戦が地上波で放送されていた頃のような大金は見込めないが、こんな声も聞かれた。 「野球ファンは早く試合が見たいはず。球場に行けないことも重なって、今年は衛星放送の契約者数が増えるのではないかという見方もあるんです。人気選手だった彼がいれば、契約者数はもっと増えるので」(TV局スポーツ部員) 48歳の新庄氏に「レギュラーになれ」と言うのではない。守備固め、代走、得点圏に走者を置いた場面で代打登場すれば、中継観戦者は大喜びだろう。また、取材制限の多いこの最中でも、彼を獲得したチームはその主役となる。連日、スポーツ新聞の一面を飾れそうだ。 「彼は試合の流れを読む力、つまり、野球センスに長けています。日本ハム時代、彼の周りに若手が集まっていたのは、単に話が面白いからではありませんでした」(前出・在阪記者) ウイルス禍による経営難を乗り切るための“元人気選手”の獲得…。セ・リーグ2球団とパ・リーグ1球団が調査中との情報も聞かれた。3球団とも若手が多いので、もし本当なら、リーダー的なベテランを欲しているのかもしれない。どの球団も開幕戦に向けて動き始めたようである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月12日 11時00分
オールスター中止にオリックス吉田正尚「がんばるしかない」
オールスターゲームを主催するプロ野球12球団と、一般社団法人日本野球機構(NPB)は11日、今年のオールスターゲーム、フレッシュオールスターゲームを中止にすると発表した。プロ野球は新型コロナウイルス感染拡大防止による自粛により、6月中旬から下旬にかけての開幕を目指している。 1951年に第1回を開催したオールスターゲームは、その後毎年行われ、今年は70回目という節目から、12球団とNPBはこれまで以上に大会を盛り上げ、ファンにとっても記念大会となるよう、準備を進めていたという。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、「ファンの皆様とともに出場選手を選出するファン投票をはじめとした選手選考、その他の重要となる準備に着手できない状況」で、現時点からの準備計画や関係各所との調整など、期間的にも困難と判断し、中止という苦渋の決断をしたとのこと。 オールスターに2年連続ファン投票で選出されている吉田正尚外野手は「オールスターゲームは12球団のスター選手が集まる夢の舞台です。そこに選んでいただくというのは、一プロ野球人として目指すべき場所のひとつだと思います。そのオールスターゲームが中止ということで、自分もとても残念に思いますが、プロ野球ファンのみなさんはもっと残念に思っていらっしゃると思います。より一層、シーズンのゲームをファンのみなさんに楽しんでいただけるようなプレーを見せられるように、自分たちは頑張るしかないと思います」とコメントを発表した。 今シーズンは120試合制が濃厚で、セ・パ交流戦も中止になったため、選手たちはペナントレースに全力を挙げて臨むことになる。今はこれ以上削減されることなく、事態が収束することを願うばかりだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月11日 21時30分
代打に野茂、投手はイチロー? あの守護神もまさかの先発! “名場面の宝庫”オールスター、史上初の中止に落胆の声相次ぐ
ファン投票や監督推薦で選ばれた選手たちが、セ・リーグ(全セ)、パ・リーグ(全パ)の2チームに分かれ試合を行うプロ野球オールスターゲーム。毎年7月に行われてきたこのオールスターが今シーズンは中止となることが11日、決定した。 今回の一件は新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、1951年から続いていたオールスターが中止されるのは史上初。また、1963年から開催されてきた二軍のオールスター『フレッシュオールスター』も同じく中止となった。 本来ならば7月19日に福岡PayPayドーム、同月20日にナゴヤドームで開催される予定だった今年のオールスター。今回の中止を受け、ネット上には「この状況だからやむを得ないけど残念」、「地元開催だから人生で初めて見に行けるかもって思ってたのに」、「オールスターだからこそ見られるプレーも今年は見られないのか…」といった落胆の声が多数寄せられている。 70年の歴史を持つオールスターは、ファンの記憶に残るプレーや場面が数多く誕生した“名場面の宝庫”。公式戦とは違い“お祭り”のような意味合いが強いため、普段では見ることのできない選手起用でファンを沸かせていた。 1991年7月24日に広島市民球場で行われたオールスター第2戦。「3-3」で同点のまま迎えた延長12回表、投手を使い果たした全セは第1戦で先発していた槙原寛己(巨人)が練習着のままマウンドへ。さらに、全パも槙原に相対した秋山幸二(西武)が自打球で負傷退場したことで野手がいなくなり、投手・野茂英雄(近鉄)が急遽代打で登場。あげくの果てには、裏の守備で野茂に代わり投手・工藤公康(西武)が左翼に就くというイレギュラーな起用のオンパレードだった。 1996年7月21日に東京ドームで行われたオールスター第2戦。「7-3」で全パがリードしていた9回表2死、全パ・仰木彬監督(オリックス)は野手のイチロー(同)を投手として起用。これを受けた全セ・野村克也監督(阪神)は、松井秀喜(巨人)を下げ投手・高津臣吾(ヤクルト)を代打に送った。両監督が見せた“セオリー完全無視”の選手起用は、今もなおファンの間で語り継がれている。 2011年7月22日にナゴヤドームで行われたオールスター第1戦では、全セ・落合博満監督(中日)が先発・岩瀬仁紀(同)を含めリリーフ投手9人で1イニングずつ継投を行うという奇策を披露。通常の試合ではまずお目にかかれない継投策は大きな話題を呼び、チームも「9-4」で勝利を収めている。 上記の3つ以外にも、様々なプレーや采配がファンを沸かせてきたオールスター。来年は無事に開催されることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月11日 20時30分
元楽天監督・田尾氏、西武時代は1日も休みが無かった? 「パワハラでしかない」ファンも驚いた“管理野球”の実態とは
元楽天監督・田尾安志氏が10日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が現役時代の1985年に所属した、広岡達朗元監督時代の西武について言及した。 2020年2月18日にユーチューブチャンネルを開設し、これまでにセ6球団の戦力分析を行った動画や、阪神時代をテーマにトークを展開した動画など計13本を投稿している田尾氏。本動画では自身が所属し、広岡元監督が指揮を執った1985年の西武について言及した。 広岡元監督の指導法は、グラウンド上からプライベートに至るまで規則・規律を選手に課して徹底的に鍛え上げるというもの。現在でも“管理野球”と呼ばれるこの指導法はかなり厳しかったようで、田尾氏によると1985年シーズンは「開幕からオールスターまで、一部のベテランを除いて一日も休みなく練習した」という。 ビジター遠征の移動日も、移動の前後に必ずユニフォームを着て練習を行っていたという田尾氏。「今だったら選手会から『こんなことされたら困る』とクレームが来るかもしれない」と、現代では行き過ぎた指導と捉えられかねないものだったと語った。 広岡元監督の下では、プレー面でも細かく指導を受けたという田尾氏。動画内ではその一例として、「盗塁のサインが出た時、打者はバットの先を一瞬捕手の方へ向けてからバットを引く。すると、捕手は前に行きづらくなり、勢いのある球を(二塁へ)投げにくくなる」というプレーを語っていた。 広岡元監督は1985年に指導した選手の中から、現役監督の西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督をはじめ11人もの監督経験者を輩出している。田尾氏は「野村(克也)監督の下で選手としてやってきた人の中にも監督を務めた人がたくさんいるけど、それに勝るとも劣らないメンバーが監督として活躍している」と広岡元監督の存在の大きさを評していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「オールスターまで休みなしって本当か?本当なら相当スパルタだぞ」、「移動日すら練習とかキツすぎる、それでバテて故障したら本末転倒じゃないか」、「規律を理由に行動を縛るってパワハラでしかないぞ」、「管理野球に反発する選手も多かったって聞くけど、チームとしてはかなり強かったよね」、「ノムさん(野村克也さん/2020年2月11日に死去)は生前『一流は人を残す』って言ってたけど、そう考えると広岡さんも一流の監督だったってことだな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代は巨人(1954-1966)でプレーし、引退後はヤクルト(1976-1979)、西武(1982-1985)で指揮を執った88歳の広岡元監督。リーグ優勝4回(1978,1982-1983,1985)、日本一3回(1978,1982-1983)を果たした監督として知られ、現在は野球解説者として活動している。 中日(1976-1984)、西武(1985-1986)、阪神(1987-1991)で現役生活を送り、引退後は楽天(2005)で監督を務めた66歳の田尾氏。現在は昨年7月に沖縄に誕生した琉球ブルーオーシャンズでシニアディレクター兼打撃総合コーチを務めている。 動画内で田尾氏は「広岡監督は厳しかったけれど、自分の信念を持っていた」と語っている。当時の西武では“管理野球”に反発する選手も一部存在したというが、田尾氏にとっては筋の通った指導法だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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