プロ野球
-
スポーツ 2020年05月21日 11時00分
オリックス山岡泰輔「残念でならない」夏の甲子園中止で出場経験選手がコメント
オリックスは、20日に行われた高野連による全国高校野球選手権大会の中止の発表を受けて、甲子園出場経験がある数選手のコメントを発表した。 山岡泰輔投手(瀬戸内高校で第95回大会に出場)は「自分にとっての甲子園は、間違いなく人生のターニングポイントでした。そういった貴重な経験が出来る機会が無くなってしまうことは残念でなりませんし、今年の甲子園にかけてきた3年生の気持ちは、想像してもしきれません。簡単では無いと思いますが、そういった選手達の為にも、この先なんとか試合や大会が出来る環境になって欲しいと思います」 吉田正尚外野手(敦賀気比高校で第91回大会に出場)は「決して甲子園が全てではないですが、そこが全てだと思ってがんばってきた高校生もいると思います。甲子園という全国の舞台が無くなってしまったことは本当に残念だと思いますが、僕も甲子園を目指してきた球児の一人ですし、今までチームメイトとがんばってきたことは絶対に無駄ではありません。なんとか次のステップに進むために、それだけは忘れないでがんばってほしいです」 山崎福也投手(日大三高で第91回大会に出場)は「このような状況の中なので、どうしようもできない事だとは思いますが、甲子園を目指し、そこにかけてきた人達にとってはやりきれない思いがあると思います。特に今年で引退する3年生の球児達の気持ちを考えると、なんとも言えないですね。この先どうなるかは分かりませんが、そういった球児達の為にも、少しでも試合などが出来るようになっていって欲しいと思います」 宮城大弥投手(興南高校で第99回、100回大会に出場)は「在学中の3年生の気持ちを考えると、簡単にはコメントできません。高野連の方々もいっぱい悩んで、たくさん考えて、こういう結果になってしまったと思います。今はただただ残念ということしかありません。今後はどうなるか分かりませんが、少しでも試合の出来る環境が整ってくれたらと思います」 大城滉二内野手(興南高校で第91、92回大会に出場)は「“次の目標に切り替えてほしい”なんて簡単には言えません。今まで目指してきたものが、何もできずに目指せなくなる無力感というのは想像できません。せめて、なんとか高校最後の大会が難しいようであれば、どんな形であっても試合はやってほしいとは思います」 前佑囲斗投手(津田学園高校で第101回大会に出場)は「甲子園を目標にしていた球児の皆さんも多かったと思いますし、特に3年生の気持ちを考えるとただただ残念だと思います。このような状況の中で本当に難しい判断だったと思います。決まってしまった事は変えられないですし、簡単に前を向いて欲しいとは言えないですが、なんとか先に向かって進んで欲しいと思います」 オリックスでは昨年6月、『バファローズ高校』なるイベント試合を企画。応援団と大阪桐蔭高校の吹奏楽部がコラボしたり、ウグイス嬢に甲子園球場の元ウグイス嬢を起用するなど、話題になった。今年も6月21日に予定されていたが、試合日程が変更となっているため、現時点で開催は未定となっている。 高校野球は春夏ともに中止となってしまったが、プロ野球は悔しい思いをした球児たちの気持ちを胸に、6月下旬の開幕を目指す。(どら増田)
-
スポーツ 2020年05月20日 19時30分
巨人・菅野、『ヒルナンデス』にサプライズ登場で大反響 「菅野投手でもいいよ」オードリー春日の発言が予想外の展開に
20日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で放送された企画「ハンドメイド主婦に弟子入り」。この企画に巨人・菅野智之がサプライズ登場する一幕があった。 「ハンドメイド主婦に弟子入り」はハンドメイド作品を販売する主婦に習って、オードリー・春日俊彰、タレント・松本明子らがハンドメイドに挑戦し、フリマアプリで実際に販売するという企画。この日はゲストにモデル・山之内すずを迎え、羊毛を専用の針で刺して作る「羊毛フェルト」、リボンを用いて花の形を作る「リボンフラワー」を製作した。 菅野登場のきっかけとなったのは、春日が製作し“グローブローズ”と命名したリボンフラワー。春日は野球選手がグローブを着用する際、捕球を安定させるために人差し指をグローブの外側に出す点に着目し、その人差し指に着けられるリボンフラワーを製作。製作後、進行役のオードリー・若林正恭が「どの選手に着けてほしい?」と春日に聞くと、春日は「菅野(智之/巨人)投手でもいいよ」と回答した。 >>巨人・菅野、今オフのメジャー移籍は絶望的? “カネ”に苦しむMLB球団、東京五輪も理由に挑戦は先送りか<< 若林はすかさず「『菅野投手でもいいよ』じゃないよ。するわけないでしょそんなの」とツッコみ笑いを誘ったが、春日の発言を受けた番組側が収録後にダメ元で着用を交渉したところ菅野は快諾。番組内では春日の“グローブローズ”を着用した菅野の写真と共に「僕を指名してくれたということで光栄です。着けて投げようかと思いましたが野球では無理ですね。トゥース!」とのメッセージが紹介され、春日は「うわあ~!」と手を叩いて喜んでいた。 今回の放送を受け、ネット上には「突然の本人登場でびっくり、よくOKしてくれたな」、「何してんだよ菅野wそこは断れよw」、「菅野断るどころか快諾ってノリ良すぎだろ(笑)」、「菅野が着用してる写真あんまり違和感なくて笑う」、「トゥースまで言ってくれてるじゃん、春日良かったな」といった反応が多数寄せられている。 プロ入りから巨人(2013-)でプレーし「176登板・87勝47敗・防御率2.36」といった成績を残し、最多勝を2回、最優秀防御率を4回、最多奪三振を2回獲得している菅野。今シーズンは開幕日こそまだ決まっていないが、菅野自身は既に3年連続6度目の開幕投手を務めることが決定している。 現在は最短の開幕日として想定される6月19日に照準を合わせ、ブルペン投球などを行い調整に励んでいる菅野。その菅野が番組にサプライズ登場したことに驚いた視聴者も多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年05月20日 11時35分
広島・佐々岡監督が真っ先に改革したことは 「痩せた」と噂されるのは気苦労? 練習中には異様な雰囲気も露呈
ユニフォーム着用、チーム全体練習の再開、紅白戦も実施へ。佐々岡カープがいち早く、実戦を意識したスケジュールに組み換えた。これを受けて、「ペナントレース開催も近い」と期待の声も寄せられたが、他球団の動向はちょっと違う。紅白戦の予定など具体的に発表したのは、広島カープだけだ。 「他球団も6月19日の開幕戦を想定し、ギアを上げてきました。今月末には実戦を踏まえた練習もやっていきたいと言っていますが、練習内容は選手任せです」(スポーツ紙記者) これは5月17日の情報だが、同日午後の野手組の練習で、広島は内野のサインプレーも行っている。投手の牽制球から走者の挟殺、併殺プレーなどを確認していた。 佐々岡真司監督はスタンドに陣取り、選手の一挙手一投足をしっかりと見ていたという。同日午前中の投手陣の練習ではグラウンドに降りて、直接話しかける場面もあった。 「佐々岡監督の性格も影響しているのでしょう。一軍指揮官になって初めて迎えるシーズンですし、心配なんでしょう。昨季はBクラスに低迷したとは言え、広島は大人のチームです。放っておいても開幕戦に合わせてベストコンディションを整えてくると思います」 佐々岡監督の現役時代を知るプロ野球解説者がそう言う。 中日・与田監督、DeNA・ラミレス監督も練習視察をしているが、後方から見守っているだけ。佐々岡監督も口を挟むことはしないが、先輩指揮官たちの方がどっしり構えている感がある。 「佐々岡監督はオープン戦後半から打線も変えています。『もっと得点効率を高める方法があるのでは?』と常に自問自答している感じ。ただ、一人の選手の打順を動かすと、他の選手の打順も変えなければなりません。打順を変えてプラスになる選手もいれば、マイナスになる選手もいます。一度考え出すと、ずっと考えているような…」(ベテラン記者) キャンプ、オープン戦を通じて、「今年の広島は少し雰囲気が違う」の声は、取材陣の中でも出ていた。前任の緒方孝市監督は厳しく、絶対に妥協を許さないタイプだったので、ピリピリとした緊張感があった。佐々岡監督はまずこの雰囲気を変えた。「意識して変えた」とも聞いている。選手を萎縮させないため、監督自らが選手に声を掛けて回っていた。 「佐々岡監督は指揮官になって少し痩せました。気苦労でしょう」(前出・同) いち早く実戦モードの練習に突入するのは、佐々岡監督の心配もあってのことのようだ。 広島県は緊急事態宣言が解除されたからだが、21日から一軍練習のファン見学を限定で行うという。人数、期間、マスク着用、広島県在住などの条件もつくが、これが一番の“実戦モード”だろう。広島は優勝候補の一角だ。練習内容、調整法ももう少し選手に任せても良いのでは? 練習見学では、デンと構えた姿を見せ、ファンを安心させてほしいものだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2020年05月19日 17時00分
ソフトB・リチャード、西武首脳陣の作戦会議を妨害? 先輩山川が“普通はあり得ない”エピソードを暴露、辻監督の反応も明かす
西武・山川穂高が17日、自身の公式インスタグラムでインスタライブを生配信。その中で明かしたソフトバンク・リチャードに関するエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回山川のアカウントとリチャードのアカウントがコラボする形でインスタライブを行った。山川は自主トレ期間中のリチャードとのエピソードと、西武とソフトバンクが対戦した2月の練習試合後のエピソードを語った。 同戦後、リチャードが挨拶に訪れたという山川。話しながら歩いていると、側にあった部屋でミーティングをしていた西武・辻発彦監督ら首脳陣が窓越しに2人を見ていたため、山川はリチャードに挨拶をするように促したという。 首脳陣がミーティング中だったため、「窓越しの会釈ぐらい(の挨拶)」の意味合いで言ったつもりだったという山川。しかし、リチャードが部屋の中まで入っていき、「失礼します!今日はありがとうございました!」と挨拶したため山川はびっくりしたという。 暴露されたリチャードは「そこまで言っちゃいます?」と言いながら恥ずかしそうに顔を覆うも、山川は「だってお前やったじゃん」と笑いながらバッサリ。続けて、「お前おかしいだろ?(例えば)俺がソフトバンクのところに行って、監督室とかにノックして入って挨拶してたらおかしいだろ?」と笑い交じりにツッコミを入れ、リチャードは「うわあ…やばいなあ…」と再度、顔を覆った。 「辻さんとか(他のコーチ)は大爆笑してたけど、普通はあり得んぞ?」となおも笑いながら語った山川。「その後コーチとか監督に『あいつ大丈夫か?』って言われたもん」とリチャードに伝えるも、リチャードは「大丈夫ですよ!」と即答し山川を笑わせていた。 インスタのコメントには「山川の『挨拶』って言葉をそのままの意味で受けとっちゃったのか(笑)」、「よく部屋まで入ろうと思ったな、自分なら絶対にできない」、「自軍の作戦会議に敵軍の選手が乱入してくるって確かにあり得ないな」、「辻監督が笑ってくれてよかったな、場合によっちゃチーム間で大事にもなってたぞ」といった反応が多数寄せられている。 西武(2014-)でプレーする28歳の山川と、ソフトバンク(2018-)に所属する20歳のリチャード。どちらも沖縄出身という共通点がある両者は今年1月に同地で自主トレを共にし、そこで山川はリチャードを熱心に指導。そのかいもあり、リチャードはその後春季キャンプ、オープン戦を経て、3月16日に育成から支配下への昇格を果たしている。 敵チームの首脳陣のミーティングを、図らずも妨害してしまった形となったリチャード。笑って許されたのは、非常に幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotamyon3/
-
スポーツ 2020年05月19日 11時40分
セ・リーグ、原監督肝いりの新制度を導入? 他球団監督はタブー視も、コロナ禍の影響が追い風となるか
巨人・原辰徳監督の“提案”が再注目されそうだ。 メジャーリーグでは7月上旬のペナントレース開催を目指し、細部に渡った話し合いが続けられている。まだ全部が決定されていないが、一つの“変則ルール”の導入は間違いないという。今季、ナショナル・リーグもアメリカン・リーグと同じく、指名打者制(=DH)を導入し、調整が不十分なピッチャーの負担軽減を図るそうだ。 「その件に関しては、MLB機構、選手会双方が合意していると聞いています。断定形で報じている米メディアもあり、『来季以降も継続されていく可能性がある』とも伝えられています」(米国人ライター) 今さらだが、ア・リーグは指名打者制、ナ・リーグはそれを導入していない。日本のパ・リーグとセ・リーグのようなものだ。コリジョンルール、ビデオ判定のリクエストなど、米球界のルール改定は、日本のプロ野球にも後に大きな影響を与えてきた。「米球界で導入された新ルールが、翌年、日本球界でも」――。日本のセ・リーグもDH制導入が本格的に検討されるではないだろうか。 「そもそも、原監督がDH制の導入を提案したのは、パ・リーグに対抗するためです。ピッチャーが打席に立たなくなれば、打撃練習に費やしてきた時間も投球練習に充てることができ、レベルアップが図れます。DH制によって打線が強化されれば、乱打戦になっても打ち負けることがない、と」(プロ野球解説者) 原監督の提唱後、その是非を発言してきたのは、主にプロ野球解説者など。賛否両論があった。しかし、それらは「外野の意見」であり、セ・リーグの他球団監督など“当事者”から是非を聞くことはほとんどなかった。マイクを向けられた一部監督もいたが、発せられたコメントは当たり障りのないものだけだった。 「『意見を言ってはいけない』みたいな雰囲気がありました」(前出・同) パ・リーグに対抗。近年、交流戦、日本シリーズともにセ・リーグは大敗を重ねてきた。原監督のDH制導入論の背景には、「パ強セ弱」の屈辱感がやはり大きい。 「原監督はスペシャリストを作る指揮官でもあります。第二期政権で活躍した代走の鈴木尚広氏がそうです。DH制導入後、守備、走塁を抜きにして、打撃面に専念させてみたい選手がチーム内にいるのでは」(ベテラン記者) 考えてみれば、日本の大学(東京六大学野球と関西学生野球は除く)、社会人野球はDH制なので、導入されたとしても大きな混乱は起きないだろう。日本も最速6月19日の開幕戦を実現させるため、水面下で各方面に働きかけている。試合数の激減による球団経営難は必至だが、「収入源を確保するため、来季以降のペナントレースの試合数を増やす案」も出ているそうだ。試合数が増えれば、ピッチャーの負担も増える。それを理由にセ・リーグもDH制導入を検討するのではないだろうか。原監督の存在感も増していきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2020年05月19日 11時00分
ロッテがZOOMトレーニングを導入!安田「とても張り合いがある」
新型コロナウイルス感染拡大による、政府の緊急事態宣言発令に伴う外出自粛要請を受けた千葉ロッテマリーンズでは、2日に1回の自主練習しか出来ない環境を補うため、4月下旬より、ZOOMを使い、トレーニングコーチや栄養士などが選手に指導を行っている。 ZOOMトレーニングは、4月下旬よりトレーニングコーチなどが主導で毎日、実施。第1部が、10時〜10時40分、第2部が10時45分〜11時15分と2部構成になっており、まず栄養学かトレーニングの講義を受けて、トレーニングを開始するというカリキュラムで毎日実施。参加は自主参加となっているが、大体、1部、2部とも参加選手は10名から15名程度だそうで、選手はどちらかに参加をしているという。講義、ストレッチ、体幹トレーニング、上半身のウェートトレ、下半身のウェートトレがそれぞれ10分。インターバルトレーニング15分というのが基本的なサイクルとなっている。 ZOOMトレーニングで指導にあたっている、楠貴彦コンディショニングディレクター兼育成統括は「この事態の中で何が最善かを考えて千葉ロッテマリーンズは自宅待機を続けています。球場で2日に1回の自主練習が再開された中でも『密』を避けるために、選手には厳しい制限を設けさせて頂きました。仲間同士が顔を合わすことが出来ない、トレーニングができない中で、我々はZOOMを活用して、オンラインでのトレーニングや栄養、トレーニング講座などを実践しています。始めた頃は選手たちもスマホやタブレットが上手く通じなかったり、どの様な感じか探り探りで、1日に1人だけの日がありましたが、今では多くの選手に集まってもらい毎日開催しています。安田(尚憲)選手は精力的に参加してくれています。真面目に一生懸命汗を流してくれている印象です。この困難な状況の中、ZOOMトレーニングで鍛えた安田選手が今シーズン、ファンの皆様に勇気と感動を与えることを期待しています」とコメント。 熱心に参加しているという高卒3年目の安田は「最近は2日に1回、球団のコンディショニング部門が4月下旬から行ってくれているZOOMトレーニングを寮の自室で行っています。ZOOMトレーニングをしたのは初めての経験です。一つの方法としてありだなと感じました。ずっと自主練習をしている中で画面を通してでも、みなさんと一緒にトレーニングができるというのはとても楽しく張り合いがあります。アドバイスもいただけますし、ちょっとした会話をするだけでも繋がっている感じがして、みんなも頑張っているのだから自分ももっとやろうと頑張れます。自分で考えて行うのももちろん大事ですけど、自分では補えない部分はみんなで一緒に行う事で出来るのだという事を改めて感じました」とZOOMトレーニングへの参加が有意義であることを話していた。 シーズン中も当面は『密』を避けることが求められそうなだけに、遠征時なども含めて、ZOOMトレーニングは活用されるのではないだろうか。ロッテによる今回の戦略が自粛解除後も見据えているのは間違いないだろう。(どら増田 / 画像提供・千葉ロッテマリーンズ)
-
スポーツ 2020年05月18日 20時45分
ソフトB・柳田、マエケン・秋山とのリモート交流で意外な現状明かす 「5億以上年俸もらってるのに」驚きの事態も発生?
ソフトバンク・柳田悠岐が17日、球団公式インスタグラムが生配信したインスタライブに登場。どちらも同級生のツインズ・前田健太、レッズ・秋山翔吾とテレビ電話をしたことを明かした。 今回球団公式アカウントと柳田のアカウントがコラボする形でインスタライブを行った。柳田は球団公式リポーターと共に、ファンから寄せられた質問に答える形で1時間ほどトーク。その中で寄せられた「同世代で仲が良いプロ野球選手は?」という質問に答える形で、柳田は前田の誕生日である4月11日に前田・秋山とテレビ電話をしたと明かした。 同日、2人から突然テレビ電話に誘われたという柳田。「アメリカの豪邸みたいなところで(飲んでた)。マエケンが(その日)誕生日だったんですけど、2人とも酒飲んで酔っ払っていた」という。前田・秋山との話した内容について「中身は言えない」と笑いながら濁した。 柳田は2人と会話する中で「バットとかも(思い切り)振れる、ちゃんとした広い家が欲しい」と思ったとも発言。前田・秋山との会話では、自宅での過ごし方や練習方法についても話していたようだ。なお、柳田は今回のインスタライブ内で持ち家ではなく賃貸の物件で暮らしていることや、家の中で素振りをしていた際に誤って家の壁を傷つけ、妻からかなり怒られたというエピソードを明かしている。 家だけでなく、庭もバーベキューができるほどの広さが欲しいという柳田。「安く売ってくれるという人は、ぜひ連絡してほしいです」と笑い交じりに呼びかけていた。 今回のインスタライブを受け、ネット上には「めちゃくちゃ豪華なテレビ電話だな、その様子をSNSとかで生配信してほしかった」、「5億以上年俸もらってるのに賃貸なのは意外だった」、「2人と話して『俺もいい家住みたい』って刺激されたのかな」、「球界トップクラスの高給取りなんだからバーンと家買っちゃえばいいのに」といった反応が多数寄せられている。 昨オフの契約更改で球団と7年もの長期契約を結び、今シーズンの年俸は現球界では巨人・菅野智之(6億5000万円)に次ぐ「5億7000万円+出来高」(推定)となっている柳田。開幕延期で思わぬ余暇を過ごす中で、自身のプライベートについても考える時間が増えているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてソフトバンクホークスの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/softbankhawks_official
-
スポーツ 2020年05月18日 17時30分
DeNA・齋藤「始まるぞという気持ち」 3年目の有望株、開幕へ向け着々と準備中
昨年ブレイクの兆しを感じさせた中継ぎ右腕・齋藤俊介の自主トレの様子が、球団を通じて公開された。 4月の下旬の段階では「開幕が決まるまでは、一日一日を大事にトレーニングに取り組んでいきたい」とし、「維持するというよりも成長するイメージ。フィジカル的に強くなることで自信が付き、メンタルも安定してくると思います」と、その意義を説いていた。今は「筋力的に強くしてきたものを、野球に活かせるようにしています。負荷を重くするのではなく、軽くしてスピードや動きを重視して、野球に繋がるトレーニングへと少しずつ移行しています」と、より実戦的な方向にシフトしているようだ。 コンディションは「段階的には5割くらいの状態」とのことだが、「強く、大きくしてきた筋肉を速くしていく移行期ですが、シーズンが始まる頃には強くした身体を早く動かせると思う」と、自信を見せていた。 長く続く自粛生活の日々だが、「自分の場合、身体の硬さが課題なので、自宅で動画を見てヨガなどをやっています。ランニングやウェイトトレーニングなどのハードトレーニングの割合が多かったので、重要な柔軟性を出すために多くの時間を掛けています」と、山崎康晃と共に、1月に宮古島で行った自主トレの際にも課題として上げていた、胸郭周りの柔軟性を得るために、引き継ぎ取り組んでいることも明かした。 2017年ドラフト4位、大学、社会人を経て即戦力として期待されて入団した右腕だが、ルーキーイヤーのキャンプ時にいきなり右肘痛で戦線離脱。最終的に痛みは右肩に移行し手術を敢行。一年目を棒に振り、昨年7月5日にやっと一軍のマウンドを踏んだ齋藤。昨年はそこから主に中継ぎで経験を積み、今年はラミレス監督から「キャンプMVP」に選出されると、オープン戦でもセーブシチュエーションでも起用され結果を出すなど、期待度は上がっている。 早ければ6月19日の開幕を目指すプロ野球。齋藤も「素直に始まるぞ、という気持ちになりました」と胸を弾ませる。今シーズンの目標「ホールドポイントが付く状況での登板」を増やすべく、いまは着々と準備を進めていく。 写真・文 /萩原孝弘
-
スポーツ 2020年05月18日 15時40分
オリックス、開幕スタメン候補の宜保翔が疲労骨折で無念の離脱…
オリックスは18日、宜保翔内野手が右手首付近に違和感を感じていた為、昨日、大阪市内の病院を受診したと発表した。 病院でレントゲン、CT検査の結果、右手有鈎骨の疲労骨折との診断を受けたそうで、今後については、近日中に右手有鈎骨切除手術を行い、患部の状態を確認しながらリハビリ等を行っていく予定だという。 1軍のメンバーとして自主練習を行ってきた宜保だが、春季キャンプ途中に1軍に合流してからは、紅白戦など実戦で猛アピール。オープン戦でも主に1番打者として、セカンドまたはショートを守り、西村徳文監督から「オープン戦の収穫は宜保が使えるようになったこと」と評価されており、順調に開幕していれば高卒2年目にして、開幕スタメンは濃厚な状況だった。 今年はオフに筋力を強化してキャンプに入っただけに、体には自信があったと思われるが、開幕が再延期されたことにより、練習による疲労が蓄積してしまったのだろう。本人にとっては無念だと思うが、復帰を目指して焦らずじっくりと治療に専念してもらいたい。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年05月18日 11時45分
巨人・サンチェス、OP戦で見せなかった得意球は戦略か? 他球団にプレッシャー、開幕後も追い風は続くか
オープン戦で「大丈夫かよ!?」とファンを心配させた新外国人選手たちが調子を上げてきた。 エース・菅野智之に次ぐ2番手として獲得したエンジェル・サンチェスがジャイアンツ球場のブルペンに入ったのは、5月17日だった。練習後、「リリースのタイミングも良かった」と球団を介して手応えを語っていたが、その言葉の通りなら、期待を寄せる原辰徳監もひと安心だろう。 在阪メディアの一人がこう続ける。 「同日、阪神の新外国人投手のジョー・ガンケルもオンライン取材で好調さをアピールしていました。どの球団も外国人選手の調子が急激に良くなっています」 外国人投手に興味深い共通点があった。ウエイト・トレーニングだ。 「シーズン中、登板の有無に関わらず、軽くウエイト・トレーニングをやってから帰路につく日本人投手がたくさんいます。筋力アップというよりも、ひと汗かくのが目的で。汗をかくと、疲労感が残らないそうです」(プロ野球解説者) 外国人投手は、シーズン中のウエイト・トレーチングはほとんどやらない。オフシーズンに「レスラーか!?」と思うくらい、大量にやって、そこで蓄積されたパワーをシーズン中に吐き出すようなイメージだ。そして、またオフになったら、ガンガンにウエイト・トレーニングをやり、ゼロになったパワーを“補充”している。巨人・サンチェスもシーズン中のウエイト・トレーニングには重点を置いていない。 一部メディアでも伝えられていたが、サンチェスの練習はユニークな内容も多い。踏み出す左足付近にペットボトルを置き、足がぶつかったか否かで肘の高さをチェックしたり、通常よりも短い距離でピッチング練習をする時もあった。 このサンチェスがコケたら、巨人の連覇は相当苦しくなる。しかし、こんな情報も聞かれた。 「サンチェスはオープン戦3試合に投げ、釣瓶打ちにされました。日本のマウンド、ボールに適応できなかったためですが、ライバル球団は『逆に、データの取りようがない』とボヤいていました」(スポーツ紙記者) ストレート勝負のできる速球派と紹介されているが、関係者は「本当は、低めのスライダーとカットボールが武器」と話していた。ライバル球団が集めたいとしていたデータは、この低めの変化球のことだろう。関係者の証言通りなら、サンチェスは「速球派=奪三振」ではなく、「変化球=ゴロアウトを量産」というピッチングスタイルなのかもしれない。 「ペナントレースの開催が決まっても、無観客試合は避けられないでしょう。その場合、通常シーズンのように、スコアラーを球場に入れてくれるのかどうか。スコアラーも球場に入れない可能性の方が高いと聞いているが…」(ライバル球団スタッフ) データ不足を逆手に活躍する選手もいれば、対戦投手のデータ不足で打撃成績を大きく落とす選手も出るだろう。サンチェスは無観客試合をプラスにできそうだ。ひょっとしたら、巨人の弱点は先発投手陣ではなく、情報不足の打線になるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
-
スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
-
スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
-
スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
-
スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
-
スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
-
スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
-
スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分