プロレスリング
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スポーツ 2020年02月27日 22時30分
「プロレス界のために」“世界のCIMA”がインディのリングで闘う2つの理由
メキシコでプロレスデビューし、今年でキャリア23年。闘龍門のヒールユニット“CRAZY-MAX”のリーダーとして、日本へ逆輸入された際には一大旋風を巻き起こしたCIMA。現在はカンボジアに拠点を持つ「OWE」と2019年にできたばかりのアメリカプロレス団体「AEW」に所属し、主なる活躍の場を海外に移している。 日本で活動する際は日本人だけのユニット「#STRONGHEARTS」として、大小問わずさまざまな団体で熱い試合を繰り広げている。1月14日からはアメリカとメキシコでツアーをこなし、2月下旬からは日本へ帰国すると、横浜でBAR045主催興行に始まり、DDT後楽園、川崎電流爆破フェスティバル、大日本プロレス大阪、東京新木場TTTと連戦。しかも初体験の電流爆破マッチや、いわゆるどインディにも参戦する意義をCIMAはこう語る。 「個人的にはライガーさんに引っ張り上げてもらったと思っている」。2000年に開催された、獣神サンダーライガーが提唱し各団体の垣根を越えたジュニアヘビー級の祭典「スーパーJカップ」に出場。決勝まで進みライガーと戦うも、惜しくも敗れ優勝とはならなかったが、その闘いぶりは素晴らしく各方面で高く評価され、スターダムに駆け上がるきっかけとなった。「プロレス界のためにも、若い人たちと試合したい」と、今年の1月で惜しまれながら引退したライガーの“プロレスの伝道者”としての役割を、CIMAも受け継ごうと尽力している。 また「ルチャ・ブラザーズ」の存在も刺激になっていると明かす。日本での知名度はまだ高くないが、メキシコAAAやAEWなどで暴れ回るペンタゴンJr.とフェニックスのコンビは「ペイパービューで生放送している1万人規模のビックマッチで試合した翌日に、200人くらいの会場で普通に試合している。しかもアメリカ、イギリスやヨーロッパ各地、メキシコなど世界中どこでも」と、アクティブに動く2人に驚きを隠さない。「えげつなく上から下まで取りにきていますよね。突き抜けようと思ったらそこまでしないと」と目をぎらつかせる。今回の300人規模の新木場のリングも「好物ですよ」と言ってのけるCIMAの思考も、彼らと重なるだけに、いっそう刺激になるのだろう。 ビジュアルもスピード感あふれる試合も、そしてオーラも見るものを引き付けてやまないCIMA。彼に憧れを抱いてレスラーとなった若者たちも数多く存在し、会場を問わずCIMAと肌を合わせる機会を得ることは、今後に貴重な財産となるに違いない。まだまだ世界を股にかけ、大きな野望を抱き続けるCIMAは、プロレス界のためにこれからも邁進する。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年02月27日 11時00分
ノア3.8横浜文体大会開催は「協議中」新型コロナ感染拡大に懸念
プロレスリング・ノアは26日、29日に開催を予定していたファンイベント「FAN MEETING 2020 in TOKYO vol.1」を中止にすると発表した。 同イベントは、3.8神奈川・横浜文化体育館で開催する2020年ビッグマッチ第2弾『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.2』に向けた決起イベントだったが、現在発生している新型コロナウイルスの感染症拡大の防止のため、観客や出演者を始めとした関係各位の健康と安全を第一に協議した結果、中止を決断したという。 ノアでは、「今後に開催を予定しておりますイベント、大会につきましては、現在、関係各所との協議を行っております」と、3.8横浜文体大会を含めた今後の大会にも影響を与える可能性がある。3.8横浜文体大会では、GHCヘビー級チャンピオン潮崎豪に藤田和之が挑戦、GHCナショナルチャンピオン杉浦貴に田中稔が挑戦、GHCジュニアヘビー級チャンピオン小川良成に原田大輔が挑戦する他、清宮海斗とマイケル・エルガンのスペシャルシングルマッチや、魔流不死とグレート・ムタのドリームタッグが望月成晃&AKIRAと対戦する予想不可能なカードが組まれるなど、期待値が高まっている。 高木三四郎社長は「手洗い、うがいはちゃんとしましょう!新型コロナウイルスには絶対負けない!」と自身のツイッターを更新。通常通り開催するのか? 当日後楽園ホールで行うスターダムのように、無観客試合で開催するのか? 中止になるのか? なお、ノアと同じサイバーエージェント傘下のDDTは、28日から3月8日までに開催するDDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの大会中止を決定。御茶ノ水道場マッチを無観客試合として開催し、全5大会を配信すると発表した。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月25日 17時50分
DDT6.7さいたまスーパーアリーナ大会にケニー・オメガ参戦!
サイバーエージェント傘下のDDTプロレスは、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催するビッグマッチ『Wrestle Peter Pan 2020』(6月7日)の特別出場選手を23日の東京・後楽園ホール大会で発表した。 DDTにとっては旗揚げ20周年を記念して開催した2017年以来、3年ぶりとなるさいたまスーパーアリーナメインアリーナの進出とあって、今回はサイバーエージェントの藤田晋社長が大会実行委員長を務め、グループを挙げてビッグマッチを盛り上げていく。RIZINやK-1など格闘技の会場として定着している同会場だが、DDTはこれまでもプロレス界ではなじみのない会場に進出してきた歴史があり、今大会はアリーナバージョンで満員を目指したいところ。 まず、AEWからケニー・オメガが昨年11月の東京・両国国技館大会以来の古巣参戦を果たす。試合後、DDTでは「(男女)ミクスドマッチをやりたい」と話していた一方で、DDTのトップに育っているかつての後輩、竹下幸之介や遠藤哲哉に苦言を呈していたケニーにどんなカードが用意されるのか注目される。DDTが輩出した世界的なスーパースターの参戦は今大会を大いに盛り上げてくれるはずだ。 そして、同じサイバーエージェントグループとなり、DDTの高木三四郎社長が同じく社長を務めているプロレスリング・ノアからは、副社長の丸藤正道が参戦。さらに、センダイガールズから里村明衣子、#ストロングハーツからCIMA、T-Hawk、エル・リンダマンの参戦も決定している。また安田大サーカスのクロちゃんも“参戦決定選手”として発表されており、数多くのタレントをリングに上げてきたDDTならではのバラエティに富んだマッチメイクに期待したい。 今回は丸藤のみ発表されたが、今大会はノアが全面協力することが明らかにされており、今後も追加参戦選手の発表が待たれる。当日は昼興行でインディー統一連合TTTが新宿FACEで初のビッグマッチを開催することも発表されている。当日、新宿とさいたまをハシゴするファンも多いことだろう。 プロレスインディー界全体が活性化される1日になってもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月23日 17時00分
2.28後楽園でアントニオ猪木氏メモリアルセレモニー開催へ!
武藤敬司プロデュース・プロレスリング・マスターズは、28日の東京・後楽園ホール大会全試合終了後に『燃える闘魂60周年メモリアルセレモニー』を開催すると発表した。 同大会は武藤の師匠である猪木氏のデビュー60周年を記念した大会となっており、猪木氏の来場が決定。メインイベントでは、武藤、藤波辰爾、藤原喜明の猪木チルドレンに、新日本プロレスの天山広吉、小島聡、そしてかつてnWoスティングのリングネームでも活躍したスーパーJが with蝶野正洋として対戦する。他にも、越中詩郎、AKIRA、吉江豊、高岩竜一、ヒロ斎藤、大矢剛功ら、新日本で猪木氏と関わりがあった選手が多数出場するほか、日本プロレスで一緒だったグレート小鹿や、猪木氏の師匠である故・力道山氏の次男、百田光雄も参戦する。 最近では、新日本のオカダ・カズチカが気になる人として、リング上で「アントニオ猪木」と叫ぶなど、猪木氏の周辺が賑やかになってきている。猪木氏もトークショーなどのイベントを始め、自身が創設した新日本にも獣神サンダー・ライガー氏や、タイガー服部氏の引退セレモニーにビデオメッセージを寄せるなど、精力的な活動が目立っている。昨年、腰を手術した関係で、体調面が不安視されていたが、力強さも戻ってきており、今大会ではどんなことを語るのか注目したい。 また、メモリアルセレモニーでは、どんなサプライズが待っているのだろうか。引退した選手も含めると、猪木氏の弟子は各方面で多数活躍している。師匠の晴れ舞台に、かつて新日本マットで闘いを繰り広げた選手たちが集結したら豪華なメンバーが揃うが、どうなるのか。武藤の人脈を考えると、猪木氏の好敵手だった外国人選手の来日にも期待したいところ。当日は後楽園ホールに「元気ですかー!!」という猪木氏の声が響き渡るはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月11日 22時30分
“ノアでらスゴイ”清宮海斗が“強い”杉浦貴と対戦!2.24名古屋大会
サイバーエージェント傘下に入り、16日の東京・後楽園ホール大会では早速、AbemaTVでの生中継も決定したプロレスリング・ノア。20周年イヤーの今年は、ビッグマッチを仕掛けていく意向を明らかにしているが、その第1弾となるのが、24日に開催される『NOAH the CHRONICLE vol.1』愛知・名古屋国際会議場大会だ。この大会を超満員にして、愛知県体育館に再進出したいところ。 メインイベントでは、GHCナショナル王者の杉浦貴に、ノアの“若きエース”前GHCヘビー級王者の清宮海斗が挑戦する。 「赤いベルトにひかれてる」 先月30日に開催された後楽園大会で、挑戦者が現れるのを待っていた杉浦の前に立ったのは清宮だった。1.4後楽園大会で潮崎豪に敗れGHCヘビー級王座から陥落した清宮だが、ノアのポスターでは“センター”の位置をキープしている。GHCヘビー級王座のリターンマッチに動くと思われただけに、清宮が「赤いベルト」に行くのは意外に思えたが、次の言葉で理由が明らかになる。 「強い杉浦さんに勝って、新しい景色に染め上げる」 清宮は2018年12月に杉浦を破り、史上最年少でGHCヘビー級王座を戴冠し、6度の防衛に成功。1年強もの間、同王座を保持したことで、エースとしての自覚も増して、たくましく成長したのは周知の通り。一方の杉浦は、ノアの“強さの象徴”として昨年11月の東京・両国国技館大会で、マイケル・エルガンを破り、初代GHCナショナル王者に君臨している。清宮の成長が杉浦の強さを上回るのか?それとも現在、好調の杉浦が強さで突き放すのか?今後、ビッグマッチが続くノアマットの勢力図を左右する一戦は見逃せない。 セミファイナルでは、潮崎が谷口周平とのタッグで、藤田和之、鈴木秀樹と対戦。潮崎は初防衛戦の相手として藤田を逆指名。『NOAH the CHRONICLE vol.2』3.8神奈川・横浜文化体育館大会でタイトルマッチが決定している。また名古屋大会ということで、齋藤彰俊デビュー30周年記念試合も組まれており、越中詩郎、青柳政司の平成維震軍に、井上雅央を加えて、拳王率いる金剛と8人タッグマッチで激突する。 当日はグループ会社となったDDTが、偶然にも『ドラマティックええじゃないか2020』名古屋市東スポーツセンター大会を14時から開催。17時開始のノア名古屋国際会議場大会との「ハシゴ観戦」を推奨しており、丸藤正道副社長の「半券持って来た方には何かできたら面白い」のひと言がキッカケとなり、武田有弘執行役員、高木三四郎社長が早速行動に移して、ハシゴ観戦した場合のコラボ企画がいくつか用意された。 「新しい景色」は着々と進んでいるのだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月31日 11時00分
新生ノア、原田大輔がJr.リーグ優勝!潮崎対藤田、杉浦対清宮タイトル戦実現へ
プロレスリング・ノア『グローバルJr.リーグ2020 優勝決定戦』▽30日 東京・後楽園ホール 観衆988人 前日にサイバーエージェント傘下に入ったことが発表された新生プロレスリング・ノアが30日、東京・後楽園ホール大会を開催した。会場には今後もスポンサーとしてノアをバックアップしていく前・親会社リデットエンターテインメントのフラッグが掲げられており、リングキャンパスなどもそのまま。昨年、リデット体制になった際、旗揚げ時からのスタイルを大きくリニューアルし、好評を得ていることもあり、今後はその路線を引き継ぎながら、より発展していくことになりそうだ。 今大会の目玉である『グローバルJr.リーグ2020』準決勝は、大原はじめと原田大輔、GHCジュニアヘビー級王者の小川良成とディック東郷が、メインイベントで行われる優勝決定戦の座を賭けて激突。大原は原田の腰に狙いを定め、試合を優位に進めたが、最後は大逆転の片山ジャーマン・スープレックス・ホールドが決まり、カウント3。原田が決勝に進出した。ドリームマッチとして注目が集まった小川と東郷の職人対決。じっくりとした攻防に観客も見入ってしまう展開だったが、東郷が一瞬の隙をついてクロスフェイスロックを決めると、小川がギブアップ。試合時間も8分31秒という短く、意外な結末となった。チャンピオンとして準決勝敗退となった小川は「油断した。でも、タイトルマッチで負けたわけじゃない」と語り、この試合の“続編”を示唆している。 優勝決定戦は、原田大輔とディック東郷が激突。1回戦で死闘を繰り広げた原田と、短期決戦を制して決勝に上がって来た東郷の差は序盤から明らかだった。東郷は右膝を徹底攻撃。原田は1回戦では腰を痛めており、ジャーマンをフィニッシュホールドとしているだけに、膝まで痛めつけられると踏ん張りが効かず、最初に決めた片山ジャーマンはなんと片足を浮かしてブリッジ。しかし、これでは東郷から3カウントは奪えない。だが、原田は諦めず、最後の力を絞り出して今度は完璧な片山ジャーマンを決めて、東郷からカウント3を奪取。『グローバルJr.リーグ2020』を見事に制覇し、サイバーエージェント体制発表後、初の大会をしっかり締めると、ファンから大歓声が飛んだ。 アンダーカードでは、20周年イヤーのビッグマッチに向けた動きも見られた。セミファイナルで、GHCヘビー級王者の潮崎豪、中嶋勝彦、谷口周平が、GHCナショナル王者杉浦貴、藤田和之、鈴木秀樹と対戦。潮崎と藤田がチョップと張り手合戦で場内を沸かせるも、最後は藤田が谷口をスリーパーで絞め落とし勝利。試合後、潮崎が藤田に対して、「3.8横浜文体(神奈川・横浜文化体育館)で、このGHCをかけてお前とやるぞ!」と逆指名。リング上に杉浦だけが残ると、今度は清宮海斗が登場。 「俺はその赤いベルトに魅かれてる。強い杉浦さんを新しい景色に染め上げたい」と挑戦表明。杉浦は「20年!俺はノアで良い景色も悪い景色も見たくない景色も全部見てきたんだ。新しい景色に変えられるもんなら変えてみろ!」と挑戦を受諾すると、「2.24名古屋(愛知・名古屋国際競技場)でやるぞ!」と会場を指名した。2.24名古屋大会には桜庭和志、3.8横浜文体大会にはグレート・ムタの参戦も決定。2大ビッグマッチに向けて大きく動き出した1日だったと言えるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月30日 11時00分
サイバーエージェント体制の新生ノア、高木三四郎社長!丸藤正道副社長!
株式会社サイバーエージェントは29日、プロレス事業について緊急記者会見を行った。既にDDTプロレスリングを傘下に収めているサイバー社だが、今回プロレスリング・ノアを運営しているノア・グローバルエンターテインメントを子会社化。事実上、買収した。 記者会見には、サイバー社の藤田晋社長、ノア・グローバル社の武田有弘社長、DDTの高木三四郎社長や、ノアの丸藤正道を始めタイトルホルダーが登壇。藤田社長からは「当社では1997年に旗揚げされたプロレス団体 株式会社DDTプロレスリング(以下DDT)を2017年9月にグループ化しております。インターネットテレビ局「AbemaTV」を通じた試合の中継や、「DDTの木曜TheNIGHT」といったレギュラー出演番組の放送、ファンの皆様に喜んでいただける興行、サービス拡充等を行うとともに、ブログ・SNSを通じて幅広い方にプロレスの面白さや魅力を伝え、所属するレスラーの認知向上を図ることで、団体の成長に取り組んでおります。一方、ノアは団体名が表すようにプロレス界の“方舟”となるべく、華やかな演出と激しい闘い、魅力あるレスラーを特徴に多くのファンに支持されておりますが、近年、経営が安定しないという状況が続いておりました。このような背景のもと、DDTと同時期に旗揚げされ、また近年、交流を深めていたノアの経営安定・団体成長を目的に、ノアのサイバーエージェントグループ参画について合意するに至りました。今後、ノアは経営の安定化を図るとともに、グループシナジーを活かし、ファンの方に喜んでいただける興行の実施、サービスの拡充を行ってまいります」と今回買収に至った経緯が説明された。 サイバーエージェント体制になっても、ノア・グローバル社の社名に変更はないが、役員は高木三四郎社長、丸藤正道副社長が新たに就任し、武田氏は「私が現場の中心で回していく」と話しており、執行役員として今後もノアに携わっていくとのこと。 藤田社長に経営手腕を買われて2団体の社長となった高木社長は「このたび株式会社サイバーエージェントのもと、DDTプロレスとプロレスリング・ノアは同じグループ企業として共存共栄していく運びとなりました。それぞれ独立した立場ではありますが、今後は同じグループ企業としてオフィスワークを共有してまいります。私、高木三四郎は社長兼務という形になりますが、プロレスリング・ノアで担うのは企業経営部分です。現場に関しては一切タッチせず、プロレスリング・ノアの選手・スタッフに一任致します。DDTプロレスではこれまで以上に楽しく、激しく、デタラメなドラマティック・ストーリーをファンの皆様にお見せしていきます。これからも変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します」とコメント。そして、「ノアさんの発信力は我々も見習う部分がある。ただ、資産を残す作業をお手伝い出来たらと思う」と語り、現在、新日本プロレスが独走している業界の1位を目指していく意向も明らかにした。 DDTとノアのオフィスワーク共用などにより経営の合理化を図るとともに、選手がプロレスに集中できる環境を整え、サポートしていく。さらに、インターネットテレビ局「AbemaTV」の格闘チャンネルにて、ノアの試合・番組の配信を行うほか、さいたまスーパーアリーナで開催するDDT年間最大のビックマッチ「Wrestle Peter Pan 2020」にもノアの選手の参戦も決定。早速、DDTの竹下幸之介はノアの若きエース、清宮海斗との対決を熱望しており、実現するのか注目だ。日本武道館再進出を目指すノアにとって、今回の買収劇は大きな後ろ盾を得たことになる。現在放送中のCSチャンネルでの放送に加えて、AbemaTVや世界に発信している動画配信サービスDDT UNIVERSEで放送されるのはメリット。2020年はプロレス業界の勢力図が大きく変わる年になるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月29日 11時38分
今年も日本にWWEがやって来る!7月に大阪&横浜公演決定!
世界最大のプロレス団体WWEは、2020年の日本公演『WWE Live Japan』を今夏に開催すると発表した。WWEはここ数年、毎年日本公演を開催しているが、今年はオリンピックイヤーのため、東京公演の主要会場である東京・両国国技館がボクシングの会場として使用されることから、開催が危ぶまれていた。開催決定の発表後、日本のWWEユニバース(ファン)からは歓喜の声が上がっている。 会場は、7月2日に大阪・エディオンアリーナ大阪で大阪公演を、3日、4日には“聖地”横浜アリーナで久々となる横浜公演を開催することが決定した。大阪公演も2年ぶりとあって、待っていたファンは多い。 現時点で発表された出場選手は、中邑真輔、セス・ロリンズ、AJスタイルズ、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン、ドリュー・マッキンタイア、ボビー・ラシュリー、アンドラデ、アスカ、カイリ・セイン、ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーといった超豪華メンバー。日本人スーパースター中邑とアスカ、カイリ・セインは昨年に引き続き凱旋。日本マットとゆかりが深いAJ、ギャローズ、アンダーソンも日本に帰って来る。来日が待望視されているシャーロットは今年こそ来日するか? 昨年は追加発表でトリプルHが来日し、アメリカでは見られないドリームカードが実現した。今年はロウ、スマックダウン両ブランドの主力選手がミックスされており、NXT勢も含めて、追加選手やサプライズにも期待したい。オリンピック前に今年もアメリカが日本にやって来る。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2020年01月27日 22時30分
“伝説のマスクマン”獅龍&キング・リー&ヒートがトリオを結成!
アントニオ猪木氏が来場することでチケットが残りわずかとなっている、武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズ2.28東京・後楽園ホール大会『燃える闘魂60周年メモリアルマッチ 神、降臨』の追加カードが発表された。 吉江豊&高岩竜一の元新日本プロレスコンビと、グレート小鹿&ヒロ斎藤の元全日本プロレス&新日本プロレスのヒールタッグが激突。小鹿は猪木氏とともに日本プロレスに在籍していた日本最古参レスラー。ヒロは猪木氏の弟子にあたる。吉江はマスターズ初参戦。吉江&高岩の桁外れなパワーを前に小鹿は大丈夫なのか?ヒロのインサイドワークに期待したい。そして、百田光雄対大矢剛功という通好みなシングルマッチが実現。全日本からプロレスリング・ノアのイメージが強い百田に対して、大矢の才能が開花されたのがFMWだったこともあり印象は薄いが、新日本出身で猪木氏の弟子にあたる。マスターズのリングでは、先日引退された獣神サンダー・ライガー氏とも再会を果たしており、師匠の記念大会に出場出来るのは嬉しいだろう。 また、注目のカードが発表された。獅龍&キング・リー&ヒートと、NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAの東京愚連隊の6人タッグだ。獅龍はみちのくプロレス、WWE(当時はWWF)などで海援隊の一員として活躍し、ヒートは新日本プロレスで生まれたジュニアヘビー級のマスクマン。現在でもIWGPジュニアヘビー級王座の最長保持記録は破られていない。この2人は度々、スポット的に顔を見せているのだが、もう一人のパートナー、キング・リーは1991年にメキシコマットで数か月活躍している姿が、当時の専門誌で報じられた後、消息を絶っており、日本マットには今回が初参戦となる。キング・リーが消息を絶ってから間もなくして、新日本プロレスに3代目タイガーマスクが登場しているが、その因果関係は未だ明らかにされていない。もし、あのキング・リーが登場するとなれば猪木氏とも関係はあるのだが、全ては当日明らかになるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月21日 11時08分
アントニオ猪木氏メモリアルマッチに愛弟子の藤波辰爾&藤原喜明参戦!
2月28日に東京・後楽園ホールで開催される武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズ『燃える闘魂60周年メモリアルマッチ』のメインイベントで行われるカードが決定した。 当日は“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(76)のデビュー60周年を記念して、猪木氏が初めてマスターズに来場することが先に発表される中、どんなカードが組まれるのか往年のファンの間からは注目されていた。気になるメモリアルマッチは、猪木氏の愛弟子である藤波辰爾、藤原喜明、そして“闘魂三銃士”の武藤敬司がトリオを結成。対するは、新日本プロレスから、天山広吉&小島聡、そしてnWoジャパン、TEAM2000として新日本マットで活躍したスーパーJ(nWoスティング)がトリオを結成し、“闘魂三銃士”で“黒のカリスマ”蝶野正洋がセコンドにつく。 猪木氏にとっては、直系の愛弟子2人がメモリアルマッチに顔を揃えた。藤波は日本プロレス時代最後の付き人として、猪木氏が新日本を旗揚げする際には藤波も行動をともにし、新日本の旗揚げメンバーとして名を連ねている。藤波がジュニアヘビー級からヘビー級に転向すると、猪木&藤波の師弟コンビで外国人タッグチーム相手に1980年代の新日本マットを盛り上げた。1985年12月には、タッグマッチながら藤波が猪木氏からドラゴン・スープレックス・ホールドで初めてフォール勝ちを収める。1988年の8.8神奈川・横浜文化体育館大会では、IWGPヘビー級王者の藤波に猪木氏が引退を賭けて挑戦。古舘伊知郎アナウンサーが一夜復帰する中、試合は60分時間切れ引き分けに終わった。この試合は現在も語り草になっており、新日本ではここ数年、毎年8.8横浜文体大会を開催している。藤原は猪木氏の懐刀として、海外遠征には必ず帯同し、“猪木のボディーガード”の異名を持っていた。現役時代の猪木氏とはシングルマッチでも幾度か対戦しているが、師匠越えは果たせていない。 また、闘魂三銃士として猪木氏の弟子である武藤と蝶野がこの試合に参加するのも面白い(注・もう一人の闘魂三銃士は2005年に亡くなった橋本真也氏)。かつてグレート・ムタ&蝶野らnWoジャパンは、引退後、小川直也を育成していた猪木氏と対立していた時期もあった。1997.8.10愛知・ナゴヤドーム大会では、ムタ対小川のシングルマッチが実現。試合前、特別レフェリーの猪木氏にムタが毒霧を噴射している。この日の“再会”で、蝶野がどんなアクションを起こすのか注目だ。(どら増田)
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