アメリカ
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ミステリー 2023年03月05日 23時00分
UFOが軍事基地上空を飛行、核弾頭10個を停止させた!?過去に米軍内で起きていたUFOインシデント
2月にアメリカ各地の上空で謎の気球が目撃され、撃墜されて以来、アメリカ国内ではUFO関連の情報や過去の報告が精査される状況になっている。 事実、2022年にアメリカ国防総省によって、未確認航空現象(UAP)の報告を追跡調査するために新たに開設された「全領域異常解決局(AARO)」は現在様々なUAPの報告に対応しているという。そんなAAROに先日、既に2人の退役軍人から、1960年代に軍事基地付近で発生した奇妙なUFO目撃報告が提出された。 >>撃墜された謎の白い気球はUFOだった!?米政府がSNSで盛り上がる「宇宙人による侵略説」の拡大を懸念<< 一人は元米空軍大陸間弾道ミサイル発射将校のロバート・サラス氏。82歳の彼は1967年3月24日にモンタナ州のマームストローム空軍基地で勤務中、オレンジ色の円盤状のUFOが正面ゲート上空を一時的に通過したと証言している。 その数秒後に基地にある10基のミサイルが次々と機能を失い、核兵器が発射できない状況に陥ったという。 ミサイルの修理には数時間かかったそうだ。あまりの事態に軍による調査が開始され、報告書がまとめられたものの、ミサイルが停止したことの説明はつかなかったという。 サラス氏らは当時、空軍特殊捜査局の捜査官から事情聴取を受けた後、秘密保持契約書にサインさせられたという。 1940年代からUFO調査(プロジェクト・ブルーブックなど)は行われているが、このほど改めて捜査官がサラス氏に証拠の提出を打診したところ、サラス氏は快諾。「自分の証言は何十年もの間、政府に無視されるか否定され続けてきた」として、今回の調査に感銘を受けたと語っている。 「私は50年以上、政府機関に自分の話をしたいと思い続けてきた。とても安心した。彼らはとても寛大で、熱心に話を聞いてくれた。私は事件について完全な報告をした。私は、彼らが誠実に努力しようとしている姿を見て、当時よりも自分が見たものについて確信を持てるようになりました」とサラス氏は語っている。 また、サラス氏の証拠提出に感謝する電子メールの中で、調査官もサラス氏に対し「あなたのような愛国者の貢献と現在の政府の関心と投資のレベルが、我が国の市民が長い間要求してきた疑問に対する答えを提供することを望む」と述べている。 もう一人の証言者は、元米国空軍将校ロバート・ジェイコブス氏だ。84歳の彼は1964年に撮影した「空飛ぶ円盤がミサイルを撃ち落とす」という衝撃的な内容を収めた35ミリフィルムについて証言している。 ジェイコブス氏は、1960年代にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地でミサイル発射実験を撮影する望遠カメラチームの責任者であった。 1964年9月15日の発射実験の際、なんと動いているミサイルに円盤が接近。ビームを何発も発射して飛び去り、ダミーの弾頭が空から落下する事態になったのである。 「それは急にフレームに飛び込んできたかと思うと、弾頭に光線を発射したのです。このようなものはすべて時速数千マイルで飛んでいることを思い出してください。この物体は弾頭に光線を発射して命中させた後、上に移動して別の光線を発射、次は下に移動して別の光線を発射し、もと来た方角へ飛び去りました」 「私たちが見た物体、光の点や弾頭などは、上空を約60マイル直進していたのです。時速1万1000~1万4000マイルはあったところを、このUFOは追いついてきただけでなく、周りを回って、攻撃してまた飛んでいった。他の人がどう言おうが知ったことではありません。私は確かにそれを見たし、記録したのです」 ジェイコブス氏は、後に上司のフロレンゼ・J・マンスマン少佐から撮影した映像について黙っているように命じられたと語った。 また彼はマンスマン少佐と事件が起きた数日後に、2人のCIA職員と会合を行い、その映像を見返したという。ちなみにマンスマン少佐本人は2000年に亡くなる前に「円盤型」の物体の映像を4回は見たと証言している。気になる映像はCIAの元に送られ、現在は非公開のアーカイブに入っているという。 ジェイコブス氏は自身の体験について次のように語る。 「私は40年以上、政府に私の証言を聞いてもらおうと努力してきました。政府はやっと耳を傾けてくれた。彼らが次に誰を狙うのかは分からない。しかし、私はこの組織(アメリカ政府)をどの政府にも負けないくらい信頼しています」 AAROのディレクターであるショーン・カークパトリック博士も、同様の事件の他の9人の目撃者にインタビューしていると証言した。 これらの目撃証言や記録を踏まえ、イギリスのUFO研究家であるニック・ポープ氏は「米軍兵士の接近遭遇のほとんどは核兵器に関連したものである」と指摘。なぜUFOが核兵器に執着するのか、その真相を解明するべく努力すべきだと呼びかけている。 なお、国防総省にこれらの調査結果についてコメントを求めたものの応じていないという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事UFO flying over military base switched off 10 nuclear warheads, investigators told(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/ufo-flying-over-military-base-29288327
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社会 2023年03月05日 06時00分
42歳男、彼女の家で裸で寝ていた男性をおので殴る 彼女はクローゼットに隠れ通報
浮気によってトラブルになる男女は珍しくないが、ある国では浮気が原因の殺人未遂事件が起きた。 アメリカ・インディアナ州で、42歳の男が恋人の女性の家で裸で寝ていた男性を見つけ、男性をおので殴ったと海外ニュースサイト『Law & Crime』と『The Daily Star』などが2月26日までに報じた。 >>33歳男、元恋人女性を実の子の前で31回メッタ刺し 避妊具を見つけ怒り、女性は一命取り留める<< 報道によると18日、男は女性と連絡が取れなかったことから女性の家に行ったという。男は家に着くと、女性の名前を叫びながら無理やり家の中に入った。女性はドアを開けなかったが、男が窓を割って入ったとの報道もある。 男は家に入ると、おのを持ち家の中を巡回。寝室に行くと、女性のベッドで裸で寝ていた男性を見つけたそうだ。男は持っていたおので男性の頭部を殴った。なお、男はおのを持っていたことについて「覚えていない」と言い、おのは家の中にあったと警察に話しているが、真偽は現在までに不明である。 女性は男が侵入してきた際、すぐにクローゼットの中に隠れて警察に通報。女性はクローゼットの中に隠れたが、男性はそのままベッドで寝ていたとみられる。女性は警察に「男が誰かの頭を殴った」と話し、「自分もここで殺されるかもしれない」と話したそうだ。警察が駆けつけ、男は逮捕。男は逮捕時、警察官の前で父親に電話をし「ベッドの横におのが置いてあって、私はそれで男性の頭部をたたいたと思う」と話したという。 男性は病院に運ばれた。救急隊が駆けつけた際、男性の頭部の左側から出血していたが、男性は最初、治療を拒否したという。治療を拒否した理由は不明だ。しかし男性は医療スタッフらの説得を受けて手当てを受けた。命に別状はなかったが、頭蓋骨を骨折している可能性があり、現在検査を進めているそうだ。 男性は当時の状況について「寝ていたら頭の左側に痛みを感じた」「(目を開けると)男がベッドに飛び乗ってきて、自分(男性)を殺すつもりだと言っていた」と話している。なお、2人の関係について女性、男性ともに恋愛関係を否定。男性は女性が男を恐れていたので、女性のためにその日は女性の家に滞在したと語っている。 警察の調べに対し、男は「おので男性を殴ったことは覚えていない」などと容疑を否定しているが、殺人未遂と住居への不法侵入の罪で起訴されている。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「罪のない人を傷つけるなんて男は最低の人間だ」「おので人を殴る神経が理解できない」「男性と女性は恋愛関係にはないと言っているけど、男性は裸でベッドで寝ていたんだよな。それは果たしてどういうことか…」といった声が上がっていた。 男が浮気を疑い立腹した可能性もあるが、どんな理由があるにせよ人を傷つけることは決して許されることではない。記事内の引用について「Indiana man arrested in hatchet attack on man he found in bed with ex-girlfriend: Authorities」(Law & Crime)よりhttps://lawandcrime.com/uncategorized/indiana-defendant-broke-into-home-attacked-man-who-was-in-bed-belonging-to-my-girlfriend-authorities/「Bloke 'launched brutal hatchet attack' on man he found sleeping in his girlfriend's bed」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/us-news/bloke-launched-brutal-hatchet-attack-29315180
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ミステリー 2023年03月04日 23時00分
アメリカ上空で撃墜された物体は「UFO」と定義すべきなのか?アメリカの宇宙政策の専門家が言及
2023年2月4日、米国各地の上空で奇妙な飛行物体が目撃された。正体が中国のスパイ気球である可能性が高まり戦闘機で撃墜されたが、その数日後にアメリカ、カナダの領空内やその付近でさらに3つの飛行物体が発見され、撃墜に至った。 アメリカの本土上空で確認されたこれらの飛翔体について、アメリカメディアが空軍のグレン・ヴァンハーク将軍に尋ねたところ、未確認飛行物体であることは認めたものの、地球外生命体が関与していることを否定することはなかった。 >>「気球がどこから来たのか分かるまで撃墜はやめるべき」?アメリカの気球騒動にイギリスから慎重論<< しかしこの発言は、アメリカ政府のこれらの物体に関する知識の欠如を浮き彫りにしていると宇宙政策の専門家ウェンディ・ホイットマン・コブ氏は語る。 彼は「私は宇宙政策の専門家として、しばしばUFOやエイリアンについて質問されることがあります。しかし、最近のエピソードが示すように、UFOは宇宙のどこか遠いところから飛来したものではなく、人間が作り出したものである可能性の方がはるかに高いのです」として、現代のUFO現象と「UFO」の意味することについて興味深い考察を行っている。 そもそも未確認飛行物体(Unidentified Flying Object、UFO)は歴史的に「容易に識別または説明のできない航空機」を表す言葉として使われてきた。 アメリカにおける現代のUFOブームは、1940年代後半から1950年代前半にかけて、ロケットやミサイルなどの新技術の開発と時を同じくして始まった。 現在、アメリカ政府は未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena、UAPs)という言葉を使うようになっている。これはUFOという単語がSFやエイリアンを連想させるようになってしまったことに由来する。 これら「未確認飛行物体」の多くは、珍しい大気現象やカメラ機器のトリックであるという事実を踏まえた上で、より科学的な研究を促す言葉にもなっている。 一般の人々によるUAP目撃情報は毎年何千件も報告されているが、近年アメリカはこれらの目撃情報を追跡していなかったようだ。 その関心の低さが変わり始めたのは、2020年に国防総省が戦闘機のコックピットから撮影した、謎の動きをする未確認物体の映像3本(俗にTik-Tak-UFOとされるもの)を公式に公開してからだ。 翌2021年、アメリカ議会はUAPに関する報告書の作成を義務づけた。国家情報長官は報告書の中に、2004年から2021年の間に軍の飛行士や政府のセンサーから寄せられた144件のUAPに関する生の声があったことを確認している。 ちなみに報告書の中では、UAPについて「クラッタ(鳥、気球、ドローンなどを含む包括的な用語)を含むいくつかの可能性がある」ことを明言している。 もちろん、氷の結晶や熱の揺らぎといった自然の大気現象や、アメリカや他国が開発中の秘密技術の可能性についても言及されている。 2月頭に目撃され、米軍によって撃墜された気球や未確認物体はいずれもこの最後のカテゴリーに該当するとして注目されているのだ。 中国やロシアなどの国々は現時点でも人工衛星を使ってかなりの量の情報を集めることができるが、今回の気球騒動は潜在的にアメリカ国民も知らない、国の機密データを収集する技術が他に存在することを示唆するものだとホイットマン・コブ氏は語る。 2022年だけでもアメリカ国防総省は新たに247件のUAP報告を受けており、その約半数は最終的に気球ないしは"気球のようなもの "に起因するとされている。 今回の気球騒動がそうだったように、探すべき・監視すべき対象を把握していなければ、悪影響を与える存在を見逃してしまうことにもつながる。 今後のUAPが気球であれ、何らかの秘密技術であれ、はたまたそれ以外のものであれ、国を挙げてのUAPの研究、探知能力の向上は継続され、追跡されるだろうとホイットマン・コブ氏は述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Should the objects shot down over the US be defined as 'UFOs' ?(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/364167/should-the-objects-shot-down-over-the-us-be-defined-as-ufos
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社会 2023年03月01日 06時00分
食べ物を投げられ怒り? 22歳男、同居男性を殺害 口に砂利を詰め裏庭に埋める
他人と同居すると、少なからずストレスはたまる。海外ではルームメイトの行為に腹を立てた男がルームメイトを殺害する事件が起きた。 アメリカ・フロリダ州で、22歳の男がルームメイトの男性を殺害。殺害理由はルームメイトが男の食べ物を地面に投げたからだったと海外ニュースサイト『New York Post』と『The Daily Star』などが2月21日までに報じた。ルームメイトの男性の身元の詳細は不明だが、35〜45歳と発表されている。 >>25歳男、駅のホームで78歳男性の耳や顔をかみちぎる 右耳は損失、頭部は頭蓋骨が露出する<< 報道によると、男と男性は不法移民だったという。2人の関係性は不明で、2人の他にルームメイトがいたという情報はない。 ある日、男性が、男が用意した食べ物が乗った皿を地面に投げた。2人がけんかをしていたのかは分かっていない。男は激怒し、男性を殴った後に砂利や土を男性の口の中に入れて殺害した。 殺害後、男は遺体を引きずって裏庭に運び、18インチ(45センチ)ほどの穴を掘って埋めた。穴が小さかったため、遺体の足が地面から突き出ている状態だったそうだ。 「裏庭に血痕が付いた墓のようなものがある」と通報があり、警察が現場に直行。警察が家に住んでいた男に対し尋問すると、殺害を自白したそうだ。庭からは遺体処理に使用したと思われる手袋やシャベル、血痕が見つかっている。 男は警察の調べに対し、男性が食べ物を投げて腹を立てたと明かし「彼(男性)が自分を軽視したと思った」「すぐには行動しなかったが、飲み物を飲んだ後に彼に近づいた(そして殴った)」「彼に立ち上がるように言ったが彼は動かず、死んでいることに気付いた」と供述している。男性は顔面に重傷を負い、肋骨と鼻を骨折していた。検死官は、男性の喉頭や気管、肺や胃の内部に砂利や土が入り、気道をふさいだことが死亡につながったと指摘している。警察によると、男は遺体を裏庭に埋めた後、ベッドで寝たそうだ。 男は第一級殺人罪で起訴された。なお、男は事件前に不法移民であることが明らかになり、メキシコに強制送還される予定だった。現在は入国管理局の元で管理されている。男は男性について名前しか知らなかったと話している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「恐ろしいニュース」「食べ物を投げるのは良くないけど、それだけで人を殺すなんて。あり得ない」「もっと深く穴を掘って遺体を埋めていたら遺体が見つからなかったと思うと怖い」「移民ということも気になる。移民に対しては、ケアするのか自国に帰させるのか考えるべき」といった声が上がっていた。 ささいなことで人を殺してしまう男は恐ろしい人物だ。ルームメイトの身元の特定も急がれる。記事内の引用について「Illegal immigrant admitted to killing roommate for tossing plate of food: cops」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2023/02/20/illegal-immigrant-bryan-marquez-charged-with-murdering-roommate/「Man killed by roommate 'for throwing food' found with foot sticking out shallow grave」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/man-killed-roommate-for-throwing-29270378
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芸能ニュース 2023年02月28日 12時45分
『クレイジージャーニー』またヤラセ疑惑? スタッフがサンダルで崖登り、現地民に叱られる事態に疑問の声も
27日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)で、番組スタッフが準備不足で取材対象の足を引っ張り、ネット上で批判が殺到している。 この日は、さまざまな場所から飛び降りてパラシュートを使って落下するベースジャンプというスポーツを行っている久保安宏氏と、今回の密着取材でジャンパーデビューする娘さんに密着。無許可で飛べるという、アメリカのアイダホ州にあるペリンブリッジでのジャンプに挑戦することになった。 >>『クレイジージャーニー』ディレクターの失礼発言が炎上、出演の専門家がフォロー「嫌な思いはしていなかった」<< 実際に現地を下見した1日目、久保親子はブリッジに行くまでの崖を登ることになったが、この日「街での撮影」と聞かされたスタッフが履いていたのは、3年モノのクロックス。慣れない崖登りに加え、カメラも持っているスタッフはフラフラし始め、途中で娘さんがスタッフのリュックを背負って崖を登ることになった。 また、通常ジャンパーたちは崖を20分で登り切るにも関わらず、スタッフが足を引っ張ったため、30分掛かってもまだ中間地点という事態に。結局、最後に待ち構えていた垂直状態になっている壁をスタッフは登り切ることができず、取り残されることに。 下ることも危険なため、久保氏は現地のスーパーで縄を購入。地元の人に「降りるのがどれだけ危険か分かっているのか?」と叱られながらも久保氏は崖を下り、スタッフを救出していた。 しかし、この一幕にネット上からは「舐めすぎ」「密着して人に迷惑かけるって言語道断」「スタッフの迷惑を見たいわけじゃないんだけど」「大体ロケにサンダルで行くなよ」といった批判が殺到。 また、本番組はやらせが原因で一度番組が終了したこともあり、ネットからは「撮れ高の為にやってる?」「わざとらしい撮れ高作るのやめて」「わざと?」という指摘も集まっていた。
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社会 2023年02月28日 06時00分
コロナ給付金で揉め、別居中の妻をナイフで刺して殺害 遺体を遺棄した男を逮捕
新型コロナの感染拡大を受けて、給付金を支給した国は少なくない。海外では、コロナ給付金をめぐり、殺人事件に発展してしまったケースがある。 アメリカ・ミズーリ州の国定公園内で、口論の末に妻を刃物で刺して殺害し、遺体を遺棄した容疑で逮捕・起訴されていた男の裁判が開かれ、裁判所が男に禁固刑21年を言い渡した。海外ニュースサイト『People』『Law and Crime』などが2月15日までに報じた。 >>「家族を始めましょう」女が8歳少女を誘拐し自宅に、夫が通報 女は裸で逃走も<< 報道によると2020年5月20日、31歳の男は別居中の29歳の妻と、同州の国定公園内で落ち合ったという。夫妻が別居を始めた時期は不明だ。夫妻の間には3人の子ども(10歳、7歳、5歳)がいる。どちらと同居しているかは不明だ。夫妻は、子どもやお金の件で話し合うために、観光も兼ねて国定公園を2人だけで訪れたそうだ。 このとき男と妻は、コロナの給付金の受け取りをめぐり口論に。捜査関係者によると、アメリカ政府から支給されたコロナ給付金は、男の口座に全額支払われたようだ。男は妻の取り分の小切手(約27万円分)を、立ち寄ったコンビニで妻に手渡した。しかしこの小切手は金融機関から換金を拒否されたようで、妻が男に抗議し口論に発展したとみられる。 男は持っていたナイフで妻の腹部を複数回刺して殺害。遺体を国定公園の森林地帯に遺棄したそうだ。事件の翌日、妻の捜索願が警察に出された。捜査を開始した警察は、国定公園内に放置されていた妻の車を発見。運転席には血痕が付着していた。警察は、妻と最後に会った男を容疑者とみて、事情聴取したものの男は容疑を否認。しかし事件発生から9日後、一転して男は自供を始め、「妻をナイフで刺して殺した。遺体を森の中に捨てた」などと捜査関係者に話したという。 男の供述通りの場所から、妻の遺体が発見された。警察は男を第二級殺人罪で逮捕・起訴した。複数回の審理を重ね、2023年2月14日に開かれた裁判で、男に禁固刑21年が言い渡された。男は、検察側と捜査協力による司法取引済みだ。これにて判決が確定したという。 このニュースが世界に広がるとネット上では「なんと強欲な男。コロナ給付金くらい妻に渡すべき。子どもがいるのに」「27万円で妻を殺害する男。救いようがない」「禁固刑21年ではなく、210年の間違いでは?刑期が短すぎる」「一度に両親を失ってしまった子どもがかわいそう」「楽して手にするお金は、ロクなものではない」といった声が上がった。 コロナ給付金を独り占めしようとして、妻を手にかけるなど、ありえない行為だ。後悔しても遅く、男は取り返しのつかない結果を招いてしまった。記事内の引用についてMan Killed Wife in National Park During Argument Over Covid-19 Stimulus Check(People)よりhttps://people.com/crime/man-killed-wife-national-park-argument-covid-19-stimulus-check/Man gets 21 years in prison for stabbing wife in the Ozarks over COVID-19 stimulus check and their children(Law and Crime)よりhttps://lawandcrime.com/high-profile/man-gets-21-years-in-prison-for-stabbing-wife-in-the-ozarks-over-covid-19-stimulus-check-and-their-children/
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社会 2023年02月27日 06時00分
子連れお断りの店問題、海外では意外な反応も テーブル片付け代、叫び声に追加料金の店も
近年、日本で増えている「子連れお断り」の店。高級店だけではなく、日常で外食するような一般的な店でもこういった取り組みをしているところは増えつつある。多くの店は「他のお客様の迷惑になる」ためとしている。店にとっては苦渋の決断だろうが、子連れの食事はチェーン店に限られてしまう、といった親の嘆きも少なくはない。Twitter上では「ひどい差別」「まだ店に入る前から子連れだってだけで入店拒否されるって、外国人お断りと違わない」「ちゃんとコントロールしてもらってる方が他の客も居心地良いし助かる」と賛否の声が上がっている。 まだまだ両者が理解を深めるには時間がかかりそうだが、海外ではどうなのだろうか。 >>実の兄と妹が子ども4人授かるも、近親相姦罪で刑務所行きを繰り返す 法改定を訴え<< アメリカでも、子連れ客を禁止する一般的な店がいくつかある。ニューヨーク州で、手頃な価格帯の個人経営のピザ店では4歳未満の子どもが入店できない時間帯を設けた。アメリカのニュースサイト『New York Daily News』によると、店主は“店に来る人は仕事後の食事の時間を楽しみにしているため、周りに泣いている子どもがいないことを喜んでいる”という旨のコメントをしている。賛否はあるものの、常連客からの評判はいいようだ。アメリカでは子ども禁止のレストランを紹介するサイトがある。ほか、子ども禁止のレストランに賛成する署名がネット上で行われており、子連れ禁止を支持する人が多いことがうかがえる。 ドイツでは、2018年に個人で経営する一般的な家庭料理店が、14歳未満の17時以降の入店を禁止にして話題になった。ドイツは子どもには寛容であるべきという社会的雰囲気があり、法律でも子どもの声は騒音ではないと決められているほどだ。そういった中で子どもの入店を禁止する店ができたことは珍しかったが、ドイツのネットユーザーからは当時「オーナーの店なのだから店がルールを決めればいい」「親でさえも子どもの声を聞かずに平和に食事したい時があるから理解できる」と店側を支持する声が多かった。 ニュース『DW』のインタビューによると、オーナーは決断を下すまでに時間がかかったとしながらも、子どもが他の客に迷惑をかけているにもかかわらず、親が注意しないどころか笑顔で全く気にかけない光景を目にしていた。「この決定は子どもを差別しているのではなく、子どもをコントロールできない親に向けての決定だ」と話している。在独日本人は「ドイツでは日本のようにお客様が優先という考えは元々なく、店員が忙しい時は会計を待つなど客が店側に気を遣う。客自身も自分たちの立場が上だと思っていない。こういう意識も理解を得られやすかったのだと思う」と分析した。 なお、子どもの入店を巡っては他の国でも賛否を巻き起こしているようだ。フランスでは個人経営のレストランが店のドアに「子どもは入れません、ありがとう」と掲示し、ネット上で賛否を巻き起こしたと地元のニュースサイト『DNA』が報じている。 イギリスでは持ち帰り専門店を含め、国内に数店舗を展開する一般的な価格帯の中華ビュッフェレストランが赤ちゃんを連れた客に3ポンド(約488円)の追加料金を請求するとして話題になった。『Times Now』によると、店側は料金は「(赤ちゃんによって)散らかったテーブルを片付けるための手間賃」とのことだが、「ばかげている」と批判的な声も多かった。 シンガポールでは子どもが叫び声を上げたり、言うことを聞かなかった場合10シンガポールドル(約1000円)を請求する店が現れた。この店は個人経営で、価格帯は若干高めだが高級店とまではいかないカジュアルレストラン。店の決定には「子どもに優しくない」という批判もあったが、ニュースサイト『CNA』は「迷惑な子どもに対する苦情が少なくなった」「一部の人だけではなく、すべての人にとって楽しい食事を提案するためだ」という店側の主張を紹介している。 子連れでのレストラン入店に対しては、それぞれの立場での言い分があり、日本だけではなく海外でも問題になっているようだ。海外では断固とした対策を取る店もあるようだが、日本人にとっては“客側が上”という意識が強い人も多く、理解の仕方が海外とは異なるかもしれない。記事内の引用について「New York restaurants have 'no kids' policy; Noise, annoying kids menus drive owners to ban」(New York Daily News)よりhttps://www.nydailynews.com/life-style/new-york-restaurants-no-kids-policy-noise-annoying-kids-menus-drive-owners-ban-article-1.156483「German restaurant says 'no children allowed'」(DW)よりhttps://www.dw.com/en/german-restaurant-imposes-no-children-allowed-dinner-policy/a-45116704「Un restaurant interdit aux enfants crée le buzz」(DNA)よりhttps://www.dna.fr/economie/2022/12/07/un-restaurant-interdit-aux-enfants-cree-le-buzz「Bizarre: Restaurant charges extra Rs 270 from parents who bring their babies along; gets slammed online」(Times Now)よりhttps://www.timesnownews.com/viral/bizarre-restaurant-charges-extra-rs-270-from-parents-who-bring-their-babies-along-gets-slammed-online-article-94278752「Restaurant with 'screaming children surcharge' says it has yet to impose fee on guests」(CAN)よりhttps://www.channelnewsasia.com/singapore/angies-oyster-bar-grill-screaming-children-surcharge-diners-complaints-2954911
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ミステリー 2023年02月26日 22時30分
UFOを目撃した人に対応する医療支援団体「UAP医療連合」結成
米軍がUFO関連の機密情報を公開し、今年2月にはアメリカやカナダで謎の気球が目撃されるなど、ここ最近になって未確認航空現象(UAP)の報告が活発になり、一般市民や専門家の関心を集めている。 事実、米軍の目撃や遭遇が起こっていることを確認しており、2022年には国防総省が新たに未確認物体の調査と、国家安全保障に対するあらゆる潜在的脅威を軽減することを目的としたタスクフォース「全領域異常解決局(AARO)」を設立している。 >>「ビッグフット」の正体は「宇宙猿人」? UFOとの意外な関係性が<< そして2022年に公表された「未確認航空現象に関する年次報告書」によると、既に2022年8月30日時点で、510件のUAPに関する報告が提出されていたことが明らかになっている。 それに伴い、UFOもしくはUAPに遭遇した後に身体的、心理的な影響を受けたと報告する目撃者の報告も増えてきたという。 昔からUFOに遭遇したり、エイリアンに誘拐されたと主張する人の中には謎の体調不良に襲われる人や、奇妙な傷や手術痕が体にできていた、というケースも存在していた。 ここまでの事例ではなくても、UAPを見た後に体に異変が出たという事例はあり、頭痛や吐き気、不安感や睡眠障害など、その内容は多岐にわたるという。 NARCAP(National Aviation Reporting Center on Anomalous Phenomena)の共同設立者兼事務局長のテッド・ロー氏は、自身のUAPに関する体験から「UAP Medical Coalition(UAPMC、UAP医療連合)を立ち上げた人物である。 「私は家族ぐるみでUAPに遭遇しており、私の場合は5歳のときまでさかのぼります。だから私は生涯を通してUFOというテーマと向き合ってきたのです。私を担当していたセラピストは、UFO全般の情報については門外漢でしたが、トラウマについては真摯に対応し、軽減してくれました」 ロー氏は自身の体験も踏まえ、UFOやエイリアンに関する体験をした人々が、医療や心理学の助けを求める際に直面する困難さについて次のように語る。 「私は、UFO体験を持つ人たちの交流会に参加している人が皆同じように悩んでいることに気がつきました。いくつか参加してみて、精神保健と医療の分野はUAP問題に対処する準備がまったくできていないことを知りました」 また最近になって、スタンフォード大学医学部の微生物学・免疫学教授であるギャリー・ノーラン氏が「UAPとの遭遇が人間の脳に及ぼす健康への影響の可能性」を探る研究を行っている。 この研究はUAPの相互作用が、人間に及ぼす可能性のある生物学的影響を体系的に調べる最初の試みの一つであることもあって、注目を集めている。ノーラン氏は、2022年8月のタッカー・カールソンとのインタビューで、研究の詳細について次のように語っている。 「スタンフォード大学での私の本業は、がんや血液を調べる技術の開発でした。しかし2011年頃、CIAと航空宇宙会社の人たちが『異常な物体に遭遇した人たち』の分析について私に助けを求めに来たのことです。正直なところ、データを見るまでは冗談だと思ったんです。しかし彼らは真剣でした」 「そして、軍人や地上にいた諜報員など『異常な物体に遭遇してダメージを受けた人』の脳の画像をいくつか見せてくれました。ある事例では、数人のパイロットが奇妙な物体に十分に接近して、すぐそばまで行って触っていたそうです。その物体は体長1.2〜1.5メートルで、奇妙な文字が書かれていると言っていました」 彼は研究で、UAPとの遭遇を報告した少数の人々に焦点を当て、彼らの脳スキャンを、UAP関連の経験をしたことのない対照群と比較した。その結果、脳活動、脳構造、特定の生化学的マーカーの存在など、両グループの間に多くの違いがあることが分かったという。 この研究の重要な発見の一つは、UAPに遭遇したと報告した人が脳の特定の領域、特にストレスの調節とトラウマ的記憶の処理に関与する領域で活動が増加している証拠を示したことにある。また、特定の神経伝達物質やその他の生化学物質のレベルにも変化が見られ、これは脳機能の変化を示している可能性があるという。 これはUAPを目撃した人たちが、自分が目撃したり体験したことを整理できず、さらにUAP体験を誰とも共有できなかったことから大きな不安を抱き、結果的に精神的に大きなストレスを受けてしまった可能性が考えられるそうだ。 また、目撃時にUAPの近くにいた人の中には、強烈な圧力や振動を感じ、身体的な不快感を覚えたという事例もあり、人に酔っては日常生活を送ることができないほど深刻な影響を受けたケースもあるという。 専門家の中には、これらの影響は電磁波やUAPに関連するその他の未知の要因に関連している可能性があると考える人もいる。しかし、UAPとの出会いと健康影響の関係を完全に理解するためには、さらなる研究が必要だ。 ロー氏は「我々は、専門家のコミュニティにUAP研究についての情報を提供し、彼らが事例を確認して議論を深め、専門医療がこのテーマにどう関わるべきかについて自分なりの見解を持てるようにしようとしています」と説明している。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事UAP Medical Coalition seeks to help medical professionals deal with UAP experiencers(Roswell Daily Record)よりhttps://www.rdrnews.com/news/national/uap-medical-coalition-seeks-to-help-medical-professionals-deal-with-uap-experiencers/article_b1ed8ec0-aa4f-11ed-8db6-57078bb7918a.html
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社会 2023年02月26日 06時00分
SNSで他人の赤ちゃんの悪口、口論の末に対面するも男が男性に数発発砲
SNSを通じたトラブルは近年、日本でも多く報告されている。海外ではSNS上で家族をバカにされた父親が、現実でさらにひどい被害に遭う事件が起きた。 アメリカ・ケンタッキー州で、若い男がとある父親の赤ちゃんに対しインターネット上で「バカ」と侮辱したことから口論に。その後2人が実際に対面した際、父親が撃たれた。海外ニュースサイト『Fox19』と『Law & Crime』などが2月16日までに報じた。 >>カレシが浮気相手を妊娠させ激怒した女、流産させようと妊婦女性の腹を蹴るなど暴行<< 報道によると、ことの発端はネット上での争いだという。詳細は不明だが、父親のSNSへの投稿に対し、男がコメント欄に父親の赤ちゃんを「バカ」と呼び、そこからコメント欄を通じて2人は口論をしたとみられている。一部情報によると口論の際、男は父親の恋人に対しても屈辱的なコメントを残したそうだ。 けんかがヒートアップした結果、2人はとある日の昼間、スポーツ施設で直接会うことになった。2人は穏やかに話し合いを進めたが、話し合いが解決して父親が車に乗って帰ろうとした際、男は父親に向かって屈辱的な言葉を繰り出した。父親が反応して振り返ると、男は引き続き屈辱的な言葉を発し、その後いきなり銃を取り出して10発以上発砲したという。少なくとも8発が父親に命中し、父親は左腕や右腕、肩や胸を撃たれた。その後男はその場から逃走している。なお、会うことになった経緯の詳細は不明であるが、2人は事件当日が初対面であった。 目撃者が警察に通報し、父親は病院に運ばれた。命に別状はなく、その日のうちに退院している。 事件後、男は銃撃について自慢するかのような内容を自身のSNSに投稿した。また男は父親の恋人に、銃を持った自身の写真を送信し、屈辱的なメッセージを送りつけたそうだ。男がなぜ父親の恋人のアカウントを知っていたのかは不明だが、父親のSNSから調べて見つけたとみられている。 男は逃走し指名手配されていたが、16日に自首。現在は勾留されている。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「ネット上でけんかになったからって相手を撃つの? 子どもではあるまいし」「男の暴力的なやり方が理解できない」「撃ったらどんなに悲惨なことになるか考えることはできなかったのか」「男の行動は全てがモンスターのよう。クレイジーだ」「SNSの世界では怖いことが起きる」「赤ちゃんがかわいそう。事件について赤ちゃんを誰も刺激すべきではない」といった声が上がっていた。 実際に撃たれた父親はもちろん、赤ちゃんも恋人も被害者といえよう。男は身体的だけではなく精神的にも被害者を傷つけたことを自覚し反省すべきだ。記事内の引用について「Man accused of shooting victim after online dispute, insulting baby」(Fox19)よりhttps://www.fox19.com/2023/02/10/man-accused-shooting-victim-after-online-dispute-insulting-baby/「Suspect under arrest weeks after calling a baby ‘stupid’ online, bragging about shooting the father at least 8 times with rifle: Cops」(Law & Crime)よりhttps://lawandcrime.com/crime/nicolas-turner-arrested-in-stupid-baby-argument-shooting
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ミステリー 2023年02月25日 23時00分
「気球がどこから来たのか分かるまで撃墜はやめるべき」?アメリカの気球騒動にイギリスから慎重論
2月頭からアメリカ国内を騒がせている、謎の気球騒動。2月3日、アメリカのモンタナ州をはじめとする広い地域で謎の白い気球が確認。4日にアメリカのF22戦闘機によって撃墜された。この気球は中国の高高度偵察気球である可能性が高いとされたが、その後にアラスカ州やミシガン州、カナダ上空で目撃された3つの物体については分類が困難とされている。またアメリカ国防総省は、米軍がここ数週間に撃墜した他のUFOの起源について、はっきりとは分かっていないと認めている。 しかし、この撃墜措置に対してはアメリカ国内外でも賛否が分かれている。特に海外の専門家からは「UFOがどこから来たのか分かるまで、撃墜には慎重になるべき」との意見が出ているようだ。 >>ホワイトハウス、謎の気球騒動を受けて「新たなUFOタスクフォース」結成を発表<< 例えばイギリスの元航空幕僚長であり、1990年の湾岸戦争で英国空軍打撃司令部の最高司令官を務めたマイケル・グレイドンは「怪しい機体を戦闘機で粉々に吹き飛ばすのは、その起源を特定する最善の方法ではない」と述べ、さらに多くの謎の機体が発見された場合を踏まえて、自制することを示唆する発言をした。 彼はイギリスのLBCラジオに出演した際、「何が入っているか分からないうちは、確かに刺激的なニュースだと思う。しかし、内部にスパイ機器が搭載されている可能性も高い」と語った。 同じような飛行物体がイギリスの領空に入った場合、排除する必要があるかという質問に対しては次のように答えている。 「おそらく最も可能性が高いのは、海に向かって漂い、その後周囲に影響を及ぼさない場所に移動したことを確かめてから撃ち落とすことだろう。しかし領空侵犯してきた物体に対して興奮し、排除を急ぐ前に、実際にその物体の中に何が入っているのかを調べることは非常に有益であろう」 また、2月4日に撃墜された物体は中国の高高度偵察気球である可能性が高いという見解が米軍から出ている。 マイケルは「中国は既に多数のスパイ衛星を持っているのに、なぜわざわざ気球を必要とするのか、理由が明らかになっていない。おそらく衛星から得られる情報は十分であり、さらにGoogleやその他を利用すれば非常に多くの情報を得られるだろう。他の情報源から得られないものを気球から得ているのかもしれないが、私には全く理解できない」と述べている。 ちなみにイギリスのスナク首相は、イギリスには今回アメリカで騒動を起こした気球のような脅威を「阻止」するための「完璧な迅速対応」能力があると主張している。しかし元駐米英国大使で国家安全保障アドバイザーのキム・ダロッシュは、納得していないと述べている。 「この数十年間、つまり冷戦の終わりからずっと、イギリスは防衛への投資が不足していると思う。本当に必要なキットや装備をすべて持っているわけではないし、軍隊が持つ技術にもギャップがある。だから、首相が言うような万全の体制で臨めるかどうかは分からない」と懸念を示している。 我が国でも同様の飛翔物体が領空侵犯してきた際、どのような対応を取るべきか議論になっている。気球騒動に関し、どの国でも改めて検討すべき問題があることを見せつけたと言えるかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事World leaders urged to stop shooting down UFOs until we know where they're from(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/world-leaders-urged-stop-shooting-29218926
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