佐久間氏によれば、過去、『アメトーーク!』にアルコ&ピース・平子祐希が出演した際、トーク番組にもかかわらず、おかしなキャラを入れてボケを繰り返したことで、プロデューサーの加地倫三氏がマジギレしたとのこと。加地氏は普段、温厚な人物として知られているが、その時ばかりは、収録後に鼻と鼻がつきそうな近距離で「そういうのはいらないから」と、平子に約20分もブチ切れたという。
平子は現在、ブログで読者からの悩みに答えるなど精力的に活動している模様。
この話を平子から聞いたという佐久間氏は、翌週の29日深夜、加地氏をゲストに招いて本人に真相を直撃。そこではさらなる詳細が明かされた。
加地氏によると、発端となったのは16年放送の「猫舌芸人」の回で、当時、平子は意味のわからない例えをスタジオで繰り返していたと振り返った。その時、スタジオでは“カニクリームコロッケが熱い”という話題が出たそうなのだが、そこで平子は「地球のコアなんだ」という例えをしたそう。しかし、わかりにくい例えであるため、出演者は皆スルーしたというが、彼はその後も、そのハマっていないフレーズを連呼し続けたという。さらに、その後も「イタリアのサッカーのトッティだ」といった意味不明な例えを、全くウケてもいないのに繰り返していたとのこと。
それをスタジオで見ていた加地氏は、ずっとイライラしていたようで、収録後、エレベーターで平子を捕まえ、「なんであんなこと言うの?」「普通に笑いを取ることはできないのかい?」と問い詰めたそう。
そして、それから何年も経ったが、その出来事以降、会議で平子の名前が挙がることはなくなり、実質、出禁扱いになっているようだ。果たして今後、加地氏の番組に平子が出演する日は訪れるのだろうか。