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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
体の回転改善 家で気軽にできる反復運動
「初心者でも100を切れる」を合言葉に、今回もアマチュアの人が陥りがちな勘違いを直していきましょう! 前回学んだグリップとアドレスが身に付いたら、次は体の使い方です。正面と後ろからの2通りの写真でレッスンしましょう。 ゴルフの難しいところは、はじめに作った前傾角度を保ったままでスイングしなければならないというところです。 多くのゴルファーはこれを意識しないまま練習しています。そして、ただ肩や腰を回すことばかりに意識がいっているようです。 確かに体の回転はゴルフスイングにおいて重要な役割ですが、実際のスイング中に無理に体を回したり、前傾角度が起き上がってしまったりすると、上手く当たらないだけでなくパワーもロスしてしまいますよ。 体の回転はその人の柔軟性によってマチマチですが、日々のストレッチや反復運動によってある程度は改善されていきますので、試してみてはいかがでしょうか? ここでは、家で出来る反復運動の仕方をお教えします。体が固くて回しづらい人はスタンスの幅を狭めにした方がスムーズに回りますよ。逆に柔らかくて回り過ぎてしまう人は、スタンスを広くしてやってみましょう。(1)クラブを両方の肩甲骨に当ててアドレスの形を作る(2)背骨を軸に上体を回す左肩が前に落ちてはNG(3)右の腰が後ろに引けるような形になってもいけない(4)ここがポイント右の股関節を意識することがポイント。ここが流れるとスウェーになってしまうので注意。右の股関節に体重がしっかりのるように体を回そう(5)正しい体の使い方を身に付けるには軸がキーポイント。背骨にシャフトを当てて体の軸を感じてみよう(6)<プロフィール> おぐら・だいご 1974年7月14日生まれ、東京都出身、血液型A型、ゴルフ歴12年。2007年日本プロゴルフ協会入会、アメリカのジム・マクリーンゴルフアカデミーに2年半留学、現在は都内を中心に活動中。生徒の中にはWBCで活躍した青木選手を含む有名人も多数。◎出張レッスン承ります内外読者のみ都内出張レッスン承ります! ご応募はEメールで。up-golf@ezweb.ne.jp◎小倉プロへの質問大募集 ゴルフに関する質問・疑問を大募集します。採用されたものは紙面で小倉プロが直接答えます。どんな些細なことから、聞きたくても直接プロに聞けなかったことまで何でもOK。 はがきに住所、氏名を明記し、〒135-0063東京都江東区有明1-1-7 内外タイムス「小倉プロに聞け」係まで。または、内外タイムスホームページの「お問い合わせ」欄からの応募も可。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
渋谷淳の渾身のローブロー
日本スーパーライト級タイトルを13度防衛し、このクラスの連続防衛記録を打ち立てた前日本王者の木村登勇(横浜光)が現役から退く決意をした。7月4日、キャリア44試合中37試合を戦った後楽園ホールのリングで引退式を行う。 おそらく、ここ何年かの間では、すべての階級を通じて最も群を抜いた実力を持つチャンピオンだったろう。ブレイクのきっかけは日本ライト級王座から陥落した02年。クラスをひとつ上げて、減量苦から解放されたことだった。 04年4月、日本スーパーライト級タイトルを獲得してからの活躍はすさまじかった。計15度の日本タイトルマッチでKO勝利が10度。KOを逃した試合も、内容的には大半が圧勝。同じクラスの関係者から「早く返上してくれ」とため息がもれる強さだった。 昨年9月、ボクシング界の期待を背負ってWBA王者アンドレアス・コテルニク(ウクライナ)に敵地で挑戦。「木村なら」という期待から、私もウクライナまで飛んだが、中量級における世界の壁は厚く、大差の判定負けに終わった。 帰国後の2試合目で日本王座から陥落した。しかし、ボクサー木村は世界戦の敗北で、事実上終わっていたのかもしれない。昔から木村は「世界チャンピオンにりたい」と決して口にしないボクサーだった。「モチベーションは?」と問うと、必ず返ってくるのは「ボクシングが面白いから」という答えだった。 コテルニク戦の直後、木村は敗北したにもかかわらず「面白かった」と笑った。世界の一級品に挑んだ12ラウンドは極上の体験だった。そして最高の楽しさを味わってしまった故に、国内のファイトでは、もう「面白い」と感じられなくなってしまったのである。 技巧派で頭脳派で度胸もあったボクサーがリングを去る。いつの日かまた、木村のようなボクサーは現れるだろうか。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
ノア 三沢さん後任は霧の中
プロレスリング・ノアの社長、三沢光晴さんがリング禍により急死してから11日が過ぎた。「三沢光晴お別れ会」(7月4日、ディファ有明)実行委員会が発足するなど、追悼イベントの準備は着々と進む一方、気になる後任人事については依然として未定のまま。三沢社長の遺志を引き継ぎ、方舟の“舵取り”を担うのは、果たして誰になるのだろうか。 ノアは、シリーズ中に三沢さんが急逝するという不測の事態に見舞われながらも、シリーズを完走。その後の役員会でファンのための献花式の実行委員会が設立された。 24日の会議ではイベントの運営、レスラーの参加の有無などが議題にあがった。実行委員長でもある百田光雄副社長は「なるべくスムーズに行われるように、ある程度の時間で区切って。(レスラーには)ファンのお見送りに2、3時間はお願いするかもしれない」と話した。 また、弔辞や友人代表の挨拶なども候補者の中から選定中で少しずつ準備は進んでいるようだ。 その一方で気になる後任の社長については未だに白紙の模様だ。 この日、報道陣の取材に応じた仲田龍取締役統括本部長は、社長の人選について「(役員会で)そんな話は出ていません」と改めて言及。一部報道で田上明取締役が有力候補に挙がっていることには「新しい人が決まったら支えていくだけです。(新社長は)分かりません」と明言を避けた。 では、新社長に就任する可能性のある人物は誰になるのだろうか。 まず考えられるのが百田副社長の昇格、現役員からの選出だ。ただ、それだけではない。外部からの招へいや現役員以外からの選出について「無いとも言えない」(百田副社長)とも語っているだけに、様々な可能性が考えられる。 ここまでノア側が慎重になるのも無理はない。2000年に旗揚げして以降、三沢さんが代表取締役社長兼レスラーとして“二足のわらじ”を履きながら、マット界の盟主として団体をけん引してきた。 それだけに今後就任する2代目社長には、三沢さんの遺志を継ぎ、業界発展のためさらなる結果が求められることになる。“三沢さん超え”というプレッシャーが重くのしかかるのだ。 いずれにせよ株式会社である以上、結論は株主総会に委ねられる。お別れ会以降に開かれる総会で人事が決まる。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
猪木が東国原知事に闘魂エール
IGFの“燃える闘魂”アントニオ猪木代表が話題のあの人に進言だ。24日に東京・大井競馬場で開催された「帝王賞」の表彰式に登場。総裁発言で注目を浴びる東国原宮崎県知事に闘魂エールを送った。 地方競馬の重賞レース「帝王賞」のプレゼンターを務めるため、大井競馬場を訪れた猪木。レース前にはファンイベントにも参加し「たいてい難しい名前の馬はこない」「(1)、(2)、(3)番〜、元気があれば競馬も勝てる」などと、マット界の帝王として帝王賞の予想をしてみせたが、運がないのか1着は4番のヴァーミリアンでさっぱりだった。 競馬の予想ではズバリ的中とはならなかったが、この日は政界の話題にズバリ切り込んでみせた。猪木は「元気があれば競馬も勝てる、元気があれば借金だって相殺できる」と切り出し「いま話題の知事じゃないけど、元気があれば総裁だってできるんだよ。ムッフッフ」と意味深発言。 自民党からの次期衆院選の出馬要請に対して総裁候補のポストを要求した東国原知事に不敵なエールを送り「いま日本は元気がない。日本は何か脱皮した方が良い」と助言していた。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
日米格闘技界“選手争奪”の舞台裏
人材流出にあえぐ日本の格闘技界。米国の金網格闘技UFCなど、いわゆる“ハゲタカ”から選手をさらわれ、その深刻な状況が懸念されてきた。日本の格闘技市場から人気選手が次々に海外イベントに飛び出し、歯止めがかからなかったが、ここにきて雲行きが一変。日本と海外をまたいだ“選手取引の舞台裏”にいま何があるというのか。 日本人選手が引っ切り無しに米大リーグに挑戦し、人材難が叫ばれるプロ野球同様、ここのところ日本の格闘技市場も深刻な局面に立たされている。某格闘プロモーターが現況を嘆く。 「いま日本の格闘技界はとりあえず石井(慧)がUFCではなく、日本でデビューすることになってひと安心といったところでしょうが、日本人選手のUFC入りっていうのは、いずれにせよこの先も向き合っていかなければならない問題。UFC志向の日本人選手はたくさんいますから。これ以上日本人選手がUFCに移るようでは、DREAMや戦極は人材難で興行的に厳しくなります」 2007年のPRIDE崩壊以降、闘う場所を失い、PRIDEを主戦場としていた有力選手が、次々に海を渡った。日本人選手のみならず、日本で育った外国人MMA選手アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラやヴァンダレイ・シウバなども、UFCに闘いの場を求め、人材流出は必然だった。だが最近のUFC移籍は事情が違うという。 「いままではPRIDE勢のUFC参戦でしたけど、今年はDREAMから秋山(成勲)のUFC挑戦、それに加えて宇野(薫)もUFCに再挑戦した。日本にとっては現時点で彼らがまだ結果を出していないのが唯一の救いですが、それこそ彼らが大きな結果を出せばその影響力は増すことになりますから、それが他の日本人選手の気持ちをUFCに向かわせないか気掛かりでなりません。それこそ秋山の活躍を見れば、石井だって触発されるでしょうしね」(前出プロモーター) しかし、こうした状況下で風向きが変わってきているのも確か。最近になって石井がUFCデビューから戦極デビューを決め、UFCに参戦していたミルコ・クロコップがいきなり年内はDREAMで闘う意向を示唆。石井、ミルコともに「家族のために日本で試合する」とのことから日本での闘いを選んだ。前出プロモーターが言う。 「UFCは秋に日本興行を考えているので、日本人選手や日本で人気の選手を必要としていたようですが、こんな状況だとUFCの日本大会事態がどうなるかわからない。UFCのダナ・ホワイト社長=写真下=はミルコに『やり方が汚くないか』とマジギレしたそうだし。まあ、深読みすればこのミルコとUFCのやりとりは日本興行を打つためのアングルじゃないかって見方もできますけど…」(前出プロモーター) スター選手の動向に揺れる格闘技界。今後も予断の許さない状況に変わりはない。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
戦極 石井慧 デビュー戦8・2回避へ
8・2「戦極〜第九陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが24日、都内のホテルで発表。同大会でのプロデビューに注目が集まっていた北京五輪柔道金メダリスト・石井慧は、8・2デビュー戦を回避する可能性が高まった。 この日の追加カード会見では、ヘビー級ワンマッチで中尾“KISS”芳広VSチェ・ムベ、ライト級ワンマッチで光岡映二VSクレイ・フレンチがそれぞれ決定。また、戦極の國保尊弘代表が石井のデビューについて「8月2日に関しては少し厳しいかなと思っています」と見解を示した。 石井といえば、21日にモンスター軍の黄鬼蜘蛛から蜘蛛の糸攻撃を受け、体内に毒がまわり、8・2デビュー戦に黄信号が灯っていた。 國保代表は「それとマネジメントサイドと対戦相手などに関して話し合いが進んでいません。でも、そう慌てることもないかなと思っています」と語った。
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トレンド 2009年06月25日 15時00分
3000円で8連も1000ハマリ…
雨音で目が覚めた。時計を見ると時間はすでに10時。ここ何日か、サッカーの国際試合に夢中になってしまい、朝までテレビ観戦。明るくなってから寝る、不規則な生活が染みついてしまった…。今日は特に狙い台はなかったため、再び睡眠。二度寝って、どうしてこうも心地良いのだろう。と思っていたら、馴染み(?)の悪夢を見る。 溺れている。海の中で苦しそうにもがいているのだ。もう、ダメか…と思ったら、どこかで見たことあるような水着姿の美女が手を伸ばしてくれている。ところが、もう少しで届く、というところで、サメに襲われ、食べられる瞬間に起きるのだ。むむ、マリンちゃんを救出せねば…。 こうして、サメ退治ならぬ、海を打ちに出動した。時間も時間なので、近場のホールへ足を運ぶ。昔は立ち見客で溢れていた人気店だが、最近はその面影はなくガラガラ。 だが、この日は違った。入ってすぐの2シマが満席。何かのイベントだろうか? 理由はすぐに分かった。海の最新作・地中海が導入されたのだ。先行導入できずに2週間遅れとは、この店の力も衰えたということか…(昔は地域最速をうたっていた)。 今日はひとつ前の大海を打とうと思っていたので、今回の地中海はノーマーク。稼動が落ち着くまでは手を出さないでおこうと思ったのだが、シマをブラついていたら目の前の台が突如空き台になった。とっさに手が動き、気が付けばタバコを投げ入れている自分…。 導入直後、しかも人気台の大量導入。条件としては最悪である。ひと昔前なら、海で回収しようなんてホールはまれだったが、このご時世ではお構いなし。いきなり回収クギであってもおかしくない。が、せっかく台を確保できたのだからちょっと遊んでみよう。 ステージ性能をチェックしたりとか、できることはいろいろある。しかも、地中海(MTB)は大当たり確率が甘く、スペックも甘い部類。ここらで試しておくのも悪くないだろう。それに、海シリーズのメリットは、演出がシンプルなので時間効率が良いということ。実はここ最近、演出がシンプル過ぎて、少し敬遠していたのだ。だが今日の場合は遅い時間からなのと、なにより、あの夢を見たのも、きっとマリンちゃんのお告げ。ここは、サクッと出してうまい酒にありつきたいところだ。 等価交換のため、あまり期待していなかったが、予想に反して最初の1000円で24回転となかなかの回転率。履歴を見ると600近く回して大当たりゼロ。前に打っていた客は大当たりが来ないのに業を煮やして、やめていったのだろう。パチンコはある意味我慢比べでもある。短気を起こしてはいけない。 65回転目、海底神殿モードで消化中、ステップアップでクラゲまで到達。従来の仕様ならこれでスーパー確定&期待度若干アップのはず。案の定マリンが降臨したが、魚群までは発展していないのでまあハズれても仕方がない。それにしても白い水着はええのう…。最近、海を敬遠していたのはマリンちゃんがだんだんと萌えキャラぽくなっていったせいもあるんだけど、地中海のは個人的に超好みだったり。 そんなことを考えながら画面を見ていると、いきなり「キュイキュイキュイーン!」とけたたましい音が鳴って7絵柄がビタッ。一発告知の存在をすっかり忘れていたので本当にビックリしてしまい、くわえていたタバコをポロっと落としてしまった。恥ずかしい…。 確変中1発目、チャンス目が停止して擬似連発生。するとそれを見ていた隣のおばちゃんが「あんたそれ確変確定だよ」的なことを言ってきた。ケータイで確認すると確かにそう書いてある。最近のおばちゃんは侮れんな…。ついでに時短中の擬似は大当たり確定なんだとか。エヴァのストーリー系みたいでなかなか楽しい。 3回目、4回目の大当たりはいずれも単発絵柄だったものの、それぞれラウンド中とラウンド後に確変昇格。今作では隠れ確変も用意されているので最後までドキドキできそうだ。この辺は最近のパチンコのはやりでもある。プレミアも100種類以上用意されているとのこと。うーむ、本格的に海に戻る日が来たかも知れん。 3000円で射止めた確変は余裕で8連まで伸び、いきなりの1万発オーバー。しかし、そこからが地獄だった。魚群が出てもオールスルー。そして初打ちで1000ハマリの洗礼を受け、勝ち金を大幅に減らしてしまった。 なるほど、今日の悪夢はマリンちゃんのお告げだったのか…。プラス5500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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社会 2009年06月25日 15時00分
東国原騒動、小沢一郎が沈黙する理由
宮崎県の東国原英夫知事(51)が「総裁候補」を条件に次期衆院選で自民党からの出馬に踏み切る意向を示した騒動で、民主党の小沢一郎代表代行(67)が不気味な沈黙を守っている。東国原氏は24日、あらためて国政転身の意欲をアピール。選挙戦目前に吹いた“突風”は、いっこうに止む気配がない。小沢氏がこの騒動を見て見ぬふりをする理由とは。 民主党の鳩山兄(由紀夫氏)新体制と鳩山弟(邦夫氏)謀反で追い詰められた麻生政権。東国原氏の出馬騒動は“麻生降ろし”を加速させかねないものの、自民党にとってはピンチをチャンスに変える可能性を秘めている。小泉元首相が打った郵政選挙のように党内対立を演出することで「自民VS民主」の構図をぼやけさせられるからだ。 それが分かっているから、野党各党はこの騒動をボロクソに批判している。国民新党の亀井静香代表代行は24日の記者会見で、自民党の古賀誠選挙対策委員長が東国原氏に次期衆院選への立候補を求めたことに関し、「あれだけ長い歴史を持つ政党が、最後のあがきで『ここまで落ちた』という醜態をさらしている。私も長くいた党だから、寂しい思いがする」と述べた。 宮崎県出身の福島瑞穂社民党党首も記者会見で「自民党内の人材が払底していることを暴露した結果になった」と指摘。その上で「知事の任期途中に国政に転ずるのは公約に反する」と東国原氏の対応を批判した。 ところが、民主党の小沢一郎代表代行は愛知県田原市で記者団に「自民党がどういう行動、やり方をしているかは関知しない」と述べるにとどめた。政治ポリシーから公に他者を批判することの少ない小沢氏とはいえ、いまは選挙対策の責任者という立場にある。これはいったいどうしたことなのか。 永田町関係者は「民主党は、東国原氏の要求を自民党がのめるはずがないとみている。ヘタな口出しは敵に利することにつながりかねないうえ、東国原氏が自民党に見切りをつけたときには、民主党に取り込めばいいとの考え方も成立する。百戦錬磨の小沢氏にはそんなことは分かりきっているから、沈黙を守っている」と解説する。 実際、自民党内の反発は強い。24日の参院議員総会では、丸山和也氏が「党にエネルギーがないから『力を貸して』と言うこと自体が既に敗北。古賀氏の責任を追及すべきだ。即刻辞任してもらっていい」と辞任を要求。出席者からは「そうだ」と同調する声も出た。 さて、どうなるか。
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社会 2009年06月25日 15時00分
金正日総書記の元専属料理人が芸人デビュー
北朝鮮の金正日総書記の専属料理人を務めていた藤本健二氏(仮名、年齢非公開)が24日夜、新宿区歌舞伎町で開かれたお笑い集団「大川興業」主催ライブで芸人デビュー。金総書記と、後継が確実視されている三男・正雲氏が爆笑したとされる「エアー・サックス」芸を披露した。 藤本氏は1988年から13年間、お抱え料理人として腕を振るうだけでなく、将軍様に人一倍気に入られ、幹部らを招いた宴会にも参加。帰国後は「金王朝の裏側を知る男」として著作を出版し、テレビなどにも露出している。 幼少期の正雲氏とも交流があり、早くから「後継者は正雲氏」と公言してきた。 藤本氏は謎に包まれている正雲氏の人物像について、「金総書記に似ている。いつケンカするかわからない」と父親譲りの勝気な性格であることを明かした。 肝心の芸は、丸めたハンカチを口にしてサックスに見立て、音楽に合わせて“演奏”するという単純なもの。かの地での爆笑とは裏腹に、会場内には微妙な空気が流れた。 今後はテレビのネタ見せ番組にも出演する意向という。
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社会 2009年06月25日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(75)
この時期を、後に徳次は“私の事業生活で最悪の状態”と言っている。眠れぬ夜が続いた。徳次はこの時、最後の覚悟も固めたという。徳次の思いつめた様子に不吉な予感がしたのか、妻の琴子は会社の親しい人に徳次の身辺の警戒を頼み、毎晩、誰かしらが泊まりに来る状態だった。 当時の辛かった思い出を同業の松下幸之助が語ったことがあった。「首つりでもせにゃならんかと思ったよ」。急に深刻な表情をする松下に、徳次も身につまされて相槌を打つのだった。 銀行からの融資条件に人員削減があった。しかし徳次は従業員を解雇するのなら、むしろ会社を止める方針でいた。ところがこの時、全従業員から「会社を倒すな!」という声が上がった。組合が自主的に希望退職者を募り、人員削減にもっていく。徳次は深く感謝した。同時に身を切られる思いであった。銀行融資が実現し、早川電機工業には再建の道が開けた。 「入るを計って出ずるを制す」。昭和25年の苦境が骨身にしみた徳次は、この戒めを再認識した。そして「不況は明日来る」という心構えで経営再建に踏み出した。昭和25(1950)年6月25日、緊縮の最中に朝鮮戦争が勃発した。 朝鮮戦争により日本は輸出が急増し、国内需要も拡大した。朝鮮特需である。早川電機工業でも在庫は一掃され、黒字に転じることができた。しかし徳次はこの景気を一時的なものと見て、緊縮営業の方針を変えることはなかった。 昭和27(1952)年は民間放送の全局17社が出揃った。NHKのみの時代より歌謡曲、浪曲、万才ほかの娯楽番組が増え、人気を呼んだ。そしてラジオ需要が激増し、業界は未曽有の好況を迎えた。 この頃、欧米諸国では既に1946(昭和21)年のアメリカによる放送再開をはじめ、テレビ放送が開始されていた。日本の開始は昭和28(1953)年2月1日である。日本は戦争によるテレビ研究の中断で、基礎技術の特許の大半はアメリカに取得されていた。10年近くのブランクがあるため、大きなメーカーも、テレビに魅力は大いに感じるものの、開発には消極的だった。
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