ちゃん
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その他 2015年07月24日 12時00分
【不朽の名作】神がかった“クソ映画”「シベリア超特急」
1996年、『金曜ロードショー』の映画解説者として人気だった映画評論家の水野晴郎氏が、マイク・ミズノ監督として自らメガホンを取った作品『シベリア超特急』が誕生した。後にシリーズ化、舞台化までし、映画で5作、舞台で2作の計7作品も制作されたが、この作品、決して出来がいいとはいえない。 いや、出来が良くはないというより、確実に出来の悪い部類だ。口汚く表現すれば、クソ映画だ。しかし、この作品は凡百の「駄作」、「クソ映画」といわれる作品とは違う。クソ映画で有りながら、どこか魔力めいたものを持っている。なんだか良くわからないが惹きつけられてしまう、「神がかったクソ映画」なのだ。その妙な魅力は、後に同作の熱狂的なファンがついたことでも明らかだろう。今回はまだ同作を鑑賞していない、または鑑賞したら負けだと思っている人に向けて、この作品の神がかった魅力を紹介したい。 まずこの作品、ひとつひとつの部分を取り上げていくと、とにかく酷い部分が目につくのだが、全体的な展開として考えると、十分飽きないような展開になっている。作品の舞台は第二次大戦まっただ中の1941年で、独ソ戦開始直前の、ソ連領から満州国に向かうシベリア超特急内だ。ここの一等車両で次々と殺人事件が起こるという形式になっている。この殺人事件を水野氏演じる、山下奉文陸軍大将が解決するという訳だが、それなりに電車の車内という限られた空間を上手く使っている。 実はこの、車内を上手く使えているのには理由がある。全体的にアルフレッド・ヒチコック監督のサスペンス映画を参考にしているからだ。というより、移動型密室という設定を考えると、ヒッチコック監督の『バルカン超特急』そのままの部分も多い。車内で突然人がいなくなるあたりなどもそっくりだ。前記したが、この映画公開は1996年だ。そんな時期に、戦前から活躍していた監督の作品の、コテコテ演出を使ってしまうあたりが凄い。おそらく映画をあまり見ていない人には一周回って斬新な演出に映るだろう。しかも、コテコテをそのままトレースといった形で、ダメな方向に向いそうな、自分流のアレンジが殆どない。この一点だけで、クソ映画な本作を、それほど苦痛のないものにしている。時々役者が瞬間移動する杜撰な演出はあるが…。これは水野氏の敬愛する偉大な監督に対するリスペクトがあったから出来た行動だろう。変にアレンジしなかったことが良い方向に働いた。 さらに、同作を論議する際に話題になる、水野氏扮する山下大将の棒読み演技についてだが、これに関しては弁護の余地がないほど確かに酷い。たぶん、ほとんどの人が最初の「ボルシチ美味かったぞ」のセリフだけで、「あ、ダメだこれは」と思うか、あまりの棒読みに吹き出すはずだ。しかし、しばらくするとこの棒読みも癖になってくるはずだ。 それは、この作品の推理形式が「安楽椅子探偵」という方法とっていたからだ。殺人現場発見や、状況証拠集めは、 佐伯大尉役の西田和昭と、青山一等書記官役の菊池孝典がほぼ担当。当の山下大将は、クドすぎる登場シーンもなく、ほぼ客室から動かずに謎を解明してしまう。しかも、ポツンと微動だにせず座っている山下大将に、映画を観賞しているうちに、まるでマスコットキャラのような可愛らしさを感じるという錯覚に陥る。史実の山下大将はシンガポール戦で、英国軍のパーシバル中将に、「イエスかノーか」と降伏を迫るなど、勇ましい姿で有名だが、実際は穏やかな性格の将軍だったらしく、案外こんな感じだったのではと思ってしまうほどだ。そんな水野氏の、何とも言えない存在感に、中盤を過ぎると多くの人が水野氏の棒読みセリフを期待するようになってしまうだろう。 その他にも、車掌が殺害されたのに止まらない列車、登場人物を殺しすぎてもはやサスペンスとして成立していない、車内セットの質感はそれなりにいいのに、全く動いている感じのしない列車などなど、酷い部分をあげればキリがない。しかし、それでも不思議と観続けてしまう。この魔力はなんだろうか…。もうこれは水野氏の映画愛と、この作品に込めた、ひとつの強烈なメッセージの力というしかない。 映画愛については、前記したヒッチコックや、市川崑監督などの映画を、とにかくよく見て作っているというのが伝わってくるので、わかりやすいとは思う。拙い演出は多々あるが、それでもちゃんと、偉大な先輩たちを参考に面白くしようという気概が作品から伝わってくる。変な方向に「我」を出していないのだ。感想文のような表現になってしまうが、水野氏はとにかく本当に、映画を観るのが大好きだったのだと思う。その強い念のようなものに、鑑賞者もひきつけられてしまう。 さて残ったメッセージについてだが、最後に用意されている2回の「ドンデン返し」がそれに当たる。それこそ、水野氏が本作の監督だけではなく、原作・脚本さらに楽曲の作詞まで手がけた理由なのだろう。08年に亡くなっている水野氏のいいつけを守り、ネタバレは避けるが、掟破りすぎて良い方向か、悪い方向かはわからないが、とにかく、「えええええええ!?」と困惑すること間違いなしだ。全てを観終わった後、おそらくこの映画のジャンルがサスペンスではなかったことに気づくだろう。DVDでは、本編前と後に、水野氏が自分の映画を解説した映像が入るのだが、その解説中に、「シックス・センスのオチにシベリア超特急を観ていたのでビックリしなかった」という意見をファンからもらったという話をしている、ある意味その通りだと思う。とにかくこの映画、ダメさも含めて一見の価値はある、そんじょそこらのクソ映画、駄作映画とは格が違うぞ。(斎藤雅道=毎週金曜日に掲載)
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芸能ネタ 2015年07月24日 11時56分
おぎやはぎ テレビ視聴者の印象告白「クソ真面目」「観たまんまを信じる」
23日深夜放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」でおぎやはぎの矢作兼と小木博明が、テレビ視聴者の印象を語った。 番組では、「おのののか炎上事件」をピックアップ。19日に放送されたフジテレビ「逃走中〜めちゃ×2 本気で逃ゲてるッ!〜」で、タレントのおのののかが130分間逃げ切り、156万円を獲得。しかし、おのがナインティナインの岡村隆史を利用して逃走する場面があり、ネット上では「人を盾にして逃げ切った」「最低」「人間性が欠けまくっている」「人間の本性でててとてもキモい」など批判が集中していた。 矢作は「みんな、ちゃんとその人の性格を観てるんだね」と語ると、小木は「くだらないよね。そんなところ観てさ。しょうがないじゃん」とおのを擁護。 ネット上のコメントについて、矢作が「だから、テレビ観てる人って真面目な人多いんだなって思う」とテレビ視聴者の印象を明かすと、小木も「クソ真面目だね。確かに。観たまんまを信じちゃうんだね」と同意していた。 ただ、矢作は「やっぱりこれはまっすぐ観てくれるから、また成り立つ気もするんだよね。全部、斜に構え観てて『テレビ的に、今こういうキャラになった方が、おいしいからこういうキャラになったんだろ!?』って全員が観ちゃったら、ちょっとやりづらい」と本音をポロリ。 最後に矢作は「これゲームですから。作戦ですから」とあくまでバラエティ番組であることを強調し、小木は「作戦を批判されると困っちゃうよね」と若干困惑していた。
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芸能ニュース 2015年07月23日 17時16分
妊娠7か月の蛯原友里 子供の性別は「聞かないようにしてます」
資生堂『ベネフィーク』新シリーズ発表会が23日、都内で行われ、モデルの蛯原友里と、実母の真由美さんの親子初共演が実現した。 資生堂の広告モデルが6年目になるという蛯原は、緊張気味の真由美さんと一緒に登場。「こうやって母と共演することは本当に貴重なことで、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。母が緊張しているみたいで私もつられて緊張しそうですが楽しくやりたいです」と息もピッタリ。 また先日、公式ブログで妊娠を発表し現在は妊娠7か月になるという蛯原は、MCからお祝いの言葉を受けると「ありがとうございます」とニッコリ。生まれてくる子供に「良いところを受け継いで欲しいですね。主人の芸術的センス、私の明るい前向きな性格とか、母からは、しわの少ない肌、強い肌などを受け継いでほしいですね」と良いとこどりを希望。 真由美さんは「楽しみにしてます。私も立派なおばあちゃんです」と苦笑い。 子供の性別を問われると「生まれてくる時の楽しみにして聞かないようにしてます」とまだ見ぬ赤ちゃん誕生に思いを馳せていた。(アミーゴ・タケ)
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芸能ネタ 2015年07月23日 15時30分
噂の深層 夫が不倫報道の平子理沙にも怪情報。お相手は何と…!?
先ごろ発売された週刊誌『女性セブン』で、夫で俳優の吉田栄作が加賀美セイラと密会している現場を報じられた平子理沙。 その後、情報番組『グッド!モーニング』(テレ朝系)に出演した際には「書かれていることと事実があまりに違ったので全然気にしていません」と発言。完全否定で夫の不倫報道を笑い飛ばした平子だったが、二人の夫婦関係については、芸能記者の間でつねに疑問が持たれ続けてきたという。 「二人は結婚当初から別居婚でした。歩いて5分の距離にありながら互いに別々の家に暮らす生活。二人にとってはそれが互い干渉されずに良い距離感を保てるとのことでしたが、あまりにもドライな夫婦生活といえます。二人の間に子供がいないこともあって、離婚の噂は絶えませんでした」(スポーツ紙記者) そこへ、突然の怪情報が舞い込んできた。情報提供者によると、平子も別の男性と親しくしているところを目撃したという。場所は東京・六本木の超高級ホテルだった。 「私が泊っていた同じ時期に、ある海外からの有名人も宿泊していたんです。ブロンドの長髪をなびかせた男性なのですぐ分かりました。イルカの絵で有名なクリスチャン・ラッセンですよ」 ラッセンといえば、マリンアートの第一人者としてバブル期に人気を博したハワイの画家。日本びいきで年に何度も来日していることで知られる。 「彼がホテルから出ていく時にはいっつも隣に平子さんの姿があったんです。ある時なんか、ロビーから堂々と二人で腕を組んで出かけていく姿も見ましたよ」 平子は10代の頃からアメリカに留学し、英語はペラペラ。ラッセンとコミュニケーションがとれても不思議ではない。アメリカ育ちの平子にとってはほんの“ボディーランゲージ”だったのかもしれないが、週刊誌に見られてたらどうなったことやら。(明大昭平)
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芸能ネタ 2015年07月23日 15時28分
“はずれなし”の池井戸潤原作ドラマ 菅田将暉主演「民王」で視聴率獲れるか?
ベストセラー作家・池井戸潤原作の小説「民王」がテレビ朝日でドラマ化され、7月24日に放送開始する(毎週金曜午後11時15分〜)。 池井戸ドラマといえば、13年7月期にオンエアされた「半沢直樹」(TBS/堺雅人主演)が平均視聴率28.7%(数字は以下、すべて関東地区)を獲って、空前の大ヒット。その後、ドラマ化された「花咲舞が黙ってない」第1シリーズ(14年4月期/日本テレビ/杏主演)=平均16.0%=、「ルーズヴェルト・ゲーム」(同/TBS/唐沢寿明主演)=平均14.5%=も好視聴率をゲットした。 今年4月期に放送された「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ/相葉雅紀主演)は前半こそ、視聴率はイマイチだったが、後半に伸びて、最終回で15.0%をマークするなど、平均12.5%をマークした。 7月期にスタートした「花咲舞が黙ってない」第2シリーズは、初回=14.7%、第2話=12.9%、第3話=14.7%と推移。今のところ、第1シリーズほどの勢いはないものの好調をキープしている。 すっかり、「池井戸の原作ドラマに、はずれなし」のイメージが定着しており、新たにスタートする「民王」への視聴者の期待感も高いようだ。同ドラマは“超売れっ子脇役”の遠藤憲一と、朝ドラ「ごちそうさん」でブレイクした菅田将暉のW主演。現職総理大臣の武藤泰山(遠藤)と、息子で女子力の高い大学生・翔(菅田)との心と体が入れ替わるコメディードラマ。共演者は本仮屋ユイカ、知英、高橋一生、金田明夫、六角精児、草刈正雄、西田敏行らで、深夜枠としては、なかなかの豪華キャストだ。 ただ、不安点がないわけではない。主演の菅田がもつ潜在的な視聴率だ。菅田は現在放送中の「ちゃんぽん食べたか」(NHK総合/土曜午後10時〜)で、ゴールデン・プライム帯の連ドラで初めて主演を務めているが、超低視聴率で苦しんでいる。 これまでの最高は初回の5.6%で、第5話では2.2%まで落ちるなど、過去7話中、3度も2%台を記録しているのだ。この「土曜ドラマ」枠自体が数字をもっていないとはいえ、あまりにも低い視聴率しか獲れていない。 実は「ちゃんぽん食べたか」でも、菅田と遠藤は親子役を演じており、同じコンビとなる「民王」では、どれほどの視聴率が獲れるか注目が集まる。“演技派”として脚光を浴びる菅田にとって、同ドラマは今後を占う試金石となりそうだ。(坂本太郎)
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芸能ネタ 2015年07月23日 15時00分
松ちゃん、又吉だけじゃない芸能人の接客トラブル
このところ芸能界では接客トラブルが話題になることが多い。ピース・又吉直樹(35)に関する都内の有名豚丼店でのトラブルを相方の綾部祐二(37)が6月中旬に放送されたある番組で明かした。 又吉と仲間が地下1階にあるその店に入ると、すぐに注文を聞かれ、メニューを探していると、「上にあっただろ、メニュー」と店主。上に行ってメニューを見てきた又吉が注文すると店主が「作りたくないな」とボヤき、「作ってよ」「作りたくない」とやり取りが続いたという。 「ネットで話題となり、その店はすぐに特定された。店はすでに移転し、その店主はもういないらしい。結構、昔のエピソードだと思われます」(芸能ライター) 又吉に先立って話題となったのが松本人志(51)が『ガキ使』で明かしたタクシー運転手への怒りだ。 知人と食事を終え、タクシーで送る際、距離はワンメーターほどだったが、松本は運転手に「ちゃんと送ってください」と3000円渡した。知人が降りるとき、「松本さんにお返したいので、おつりを」と言うと、運転手は「さっきの人にもらったやつだから、あなたには渡せない。これは俺がもらったもの」と拒否されたというエピソードだ。 「松本は“どういう了見してるの”と激怒していたが、ネットでは松本に賛同する声もある一方、“釣りはチップだから運転手は正しい”との意見も多かった」(同) 過去を振り返ると、芸能人にはこの類のトラブルは多い。 「GACKTがパリのホテル内のビュフェで入口近くの眺めのいい席に座ろうとしたら奥に行くように告げられた。白人客との扱いの違いを見ると、人種差別のようだと彼は自身のブログで告発した。梅沢富美男はコンビニで酒とたばこを購入する際、レジで年齢確認を押してくださいと言われ、“俺が未成年に見えるか”とブチ切れた。板東英二は飛行機搭乗時の手荷物のことでCAとケンカしたことがあった。その後、娘がその航空会社にCAで入社すると、坂東が芸能人ブラックリストに入っていることが判明したといいます」(同) 有名芸能人には、表に出ていないだけで、ほかにもいろいろあるのだろう。
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レジャー 2015年07月23日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/26中京・7/26函館)
今週デビューの注目馬は、7月26日(日)中京第5R芝1600m戦に出走予定のココファンタジア。馬名の由来は「母名より+幻想的。人々が想いもつかない様な素晴らしい走りを願って」。牝、黒鹿毛、2013年3月25日生。栗東・友道康夫厩舎。父ステイゴールド、母ココシェニック、母父クロフネ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2400万円。祖母は00年マイルチャンピオンシップ南部杯(GI)を制し、重賞5勝を挙げたゴールドティアラ。半兄には14年富士S(GIII)を制し、15年クイーンエリザベスII世カップ(GI)で2着となったステファノス(父ディープインパクト)がいる。本馬は凛とした顔立ちをしており、やや長めの頸、胸前には深さがある。トモにはもう少し実が入ってほしいところだが、その走りにはバネがある。距離はマイル〜2000m辺りが良さそうだ。なお、鞍上にはザカリー・パートン騎手を予定している。 もう一頭の注目馬は、7月26日(日)函館第5R芝1800m戦に出走予定のスプレンディード。馬名の由来は「華麗な、見事な(伊)」。牡、鹿毛、2013年4月8日生。栗東・高橋康之厩舎。父アドマイヤオーラ、母シアトルハッピー、母父キングヘイロー。生産は青森県・谷川博勝氏、馬主はグランデオーナーズ。14年北海道サマーセールにおいて270万円で落札された。伯父には07年シリウスS(GIII)で2着となったラッキーブレイク(父ジェリ)がいる。本馬はまだ幼い馬体をしているが、それでも各パーツに付いている筋肉量はなかなかなもの。特に上腕から胸前にかけての筋肉は良質。繋ぎが短めで距離はもたないと思われ、正直1800mは長い気がするが、その分ここで敗れても距離短縮で狙える。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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芸能ネタ 2015年07月23日 12時00分
【バラエティ黄金時代】何度もピンチ乗り切った関西おばけ番組『探偵!ナイトスクープ』
気がつけば、「おばけ番組」と呼ばれていた。いつしか、関西人なら観て当然のテレビ番組になっていた。『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)。すごいのは、その“当然”が、番組がスタートした1988年から27年たった今も、変わらない点だ。 関西でもっとも有名な長寿番組“ナイトスクープ”は、依頼人(視聴者)からの依頼・疑問・悩み・調査を、探偵(タレント)と一緒に解決する内容。初代局長は、すでに芸能界を退いた上岡龍太郎。ハガキを読む初代秘書は松原千明(〜89年5月)、2代目は岡部まり(〜10年4月)が務めた。その長い歴史のなかでは、人員的なピンチや分岐点がいくつもあった。2000年代突入後に起こった出来事だけでも、相当数に上る。 最初のピンチは、00年。芸能界引退を表明した上岡が、同番組も降板したときだ。それまでは、歯に衣着せぬ上岡がいてこその内容・視聴率だっただけに、キーマンが2代目局長・西田敏行に移ることは、最大の難関であり、挑戦といえた。09年には、同じく黎明期を支えた北野誠(開始時はMAKOTO)も降板。こちらは、深夜ラジオ『誠のサイキック青年団』(ABC朝日放送)内で不適切な発言をしたとして、所属事務所の松竹芸能が、芸能活動無期停止を言い渡したことが理由だった。翌10年には、岡部が参院選大阪選挙区への出馬を理由に、芸能活動を停止。関西では、およそ21年も“秘書のまりちゃん”として抜群の知名度を誇っていたが、政界でその腕は通用せず、落選。3代目秘書には、当時26歳という抜群の若さと、バイオリニストという肩書きを背負った松尾依里佳が抜てきされた。 最大のターニングポイントは、13年である。番組立ち上げから構成を手がけていた放送作家の百田尚樹が、『海賊とよばれた男』で“2013年本屋大賞”を受賞したのだ。小説家としてのデビュー作『永遠の0』(06年)から、つねにセンセーショナルな作品を輩出してきた百田だが、同賞受賞で一気にブレイク。作品の評価はつねに高かったが、昨年は、故・やしきたかじんの最後の妻・さくらさんに肩入れした『殉愛』を出版して、差し止め騒動の憂き目に遭った。さらに今年は、沖縄メディアの偏向ぶりを罵り、お騒がせイメージが定着。そんな百田だが、現在も同番組の関係者に名を連ねる。 その13年、同番組はある決断を下す。“史上初の探偵3人一挙交代”を断行したのだ。開始から25周年を機に新陳代謝をはかるべく、桂小枝(58)、長原成樹(49)、松村邦洋(46=すべて当時)を卒業させたのだ。小枝は、開始時の88年から探偵を務めた最長で、長原は94年から20年、松村は00年から。それまで、上岡や北野が降板の道を選ばざるを得ないことはあったが、刷新を理由に、ベテラン3人のクビを切ったのは初めてだ。入れ替わり、探偵の座をゲットしたのは、銀シャリ・橋本直(32)、スリムクラブ・真栄田賢(37)、ハライチ・澤部佑(27=すべて当時)。この陣営になってまもなく2年を迎えるが、懸念された視聴率低下に直面することなく、その座をキープしているのは、さすが関西のシンボルである。 金曜夜の11時台というコアな時間帯ながらも、探偵交代前は常時19〜20%の高視聴率を叩きだし、ジリ貧といわれる今でも、14〜17%は獲得している。これまで、民放連最優秀賞を2回受賞し、93年には最高視聴率32.2%(平成5年)をマーク。作家の百田騒動が起ころうと、上岡の引退、探偵の刷新があろうとも、関西人は“ナイトスクープ”を決して見捨てないのだ。 今ではすっかり有名になった、電子レンジに卵を入れると爆発するという件も、じつは同番組発信だ。しかし、東京のバラエティ番組があたかも第一発見のような報じ方をしても、業を煮やさないのが“ナイトスクープの流儀”。独自の生き方が確立している関西では、1位は誰かより、おもろいのは誰かが大事。その共通認識が関西ローカルに根強くあるため、“ナイトスクープ”がどんな変遷を繰り返そうとも、パクられようとも、おもしろさとバカさが劣化しなければ、視聴者は付いていくのだ。 名物企画の「真夜中の視聴率調査」は、放送時間内(23時すぎから55分間)に探偵が、一般家庭のテレビがある部屋に突然押しかけて、「ナイトスクープが映ってる」ことを確認する。それだけのために、アポなしで深夜に芸人が襲撃するのだ。こんなアンタッチャブルな企画が数年にわたってまかり通り、通報もされないのは、関西独自の文化。それが、“ナイトスクープ”でしか醸しだせない世界観。関西の常識…ってやつなのだ。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
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アイドル 2015年07月22日 17時45分
PREDIANNAライブでサプライズ発表! 10月にCD発売! 9、10月にフリーライブも
平均年齢12歳のダンスアイドルユニット「PREDIANNA(プレディアナ)」が19日(日)、東京・渋谷のCHELSEA HOTELで定期ライブ「DIANNA☆SHOW CASE vol.13 in TOKYO 『鈴木 杏実BIRTHDAY LIVE』」に出演。そのライブ途中にサプライズで10月CD発売とフリーライブ決定がメンバーに告知され歓喜する場面があった。 ライブ途中のMCでスタッフからフリップを渡されたメンバーは、内容を確認して大喜びだ。10月にシングルCD発売が決定したのだ。これまで、配信限定で楽曲をリリースしてきたPREDIANNAにとって初のCD化だ。歓喜の声をあげたメンバーにさらなるサプライズが。9月22日(火=祝)、10月11日(日)に東京・渋谷gladでフリーライブが決定したのだ! これまで“姉貴分”DIANNA☆SWEETと一緒についてきたという印象もあったメンバーだが、ここへきて“ひとり歩き”をするに十分な実力がついてきたということだろう。 8月16日(日)には、千葉・幕張で開催される「SUMMER SONIC 2015」にも出演するというメンバーに、夏休みに入ったばかりの今インタビューを敢行した。 __いきなりだけど、芸能活動以外に夏休みにこれだけはやりたいってことは? 由莉奈「行きたいところは、お化け屋敷!」 ほか全員「行きた〜いい!」 りのん「PREDIANNA全員でお祭りにも行きたいよね! みんなのカワイイ浴衣姿が見たい!」 知優(ちひろ)「お祭り行くと、いつも、リンゴ飴食べてるので今年も!」 侑杏(ゆあ)「流れるプール行きたい! ウォータースライダーとか波のプールとか」 りのん「あ、スイカ割りも!」 由莉奈「じゃあ、海行かなきゃだよ!」 __アイドル活動をのぞけば、イマドキの女の子たちだ。そこへプロデューサーから、「海行けるじゃん。8月19日は鎌倉・由比ヶ浜の海辺でのイベントが」と言われ喜ぶメンバー。 りのん「ライブの時に水鉄砲やりたい!」 ほか全員「やりたい! やりた〜い!」 プロデューサー「いいよ。ただし全員水着でライブだから」 全員「エッ!?」=一同緊張! プロデューサー「…ウソですよ」 全員「めっちゃビビッた〜(笑)」 __最年少(9歳)の桃世ちゃんは? 桃世「ジュリアちゃん(=DIANNA☆SWEETジュリア萌)の家に遊びに行きます! もう約束してるんです」 ほか全員「ズル〜イ!(笑)なにやるの?」 桃世「う〜ん…いっぱい遊んでもらう」 __サマソニの「IDOL SONIC」への出演も決まったが りのん「たくさんのお客さまがやってくるイベントに出演することができて、いまから楽しみです」 PREDIANNAは今夏「アイドル甲子園 in 名古屋 supported by 生メール」「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」「アイドル甲子園FESTIVAL2015 supported by 生メール」「SUMMER SONIC 2015」「音霊OTODAMA SEA STUDIO 2015 -Girl's Beach Memory- supported by 君だけLIVE」出演など、イベントが目白押しだ。
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アイドル 2015年07月22日 11時45分
AKB48 前田亜美が「厳しい先輩がいてくれたから今がある」と振り返るも「今は先輩というよりは仲間というか、後輩の方がメディアに出てるし…」
アイドルグループ、AKB48の前田亜美が21日、一部後輩メンバーに対して、苦言を呈した。 トークライブアプリ「755」で同グループのメンバーで前田の後輩である岡田奈々が、「女の子が レッスンしてると やっぱり髪の毛が 沢山落ちてるんですよ まだレッスン 続くので 綺麗にしました」とコメント。これに対して前田は、「本当それ、、こういう子増えてほしいな〜実は私はみんながいなくなってから掃除機かけてるwwやっぱ、若い子は先帰るしさゴミがある事に気づく子が増えてほしい。気にして周り見える子は見る人にはわかるはず。次使うとき汚いの嫌じゃん」と綴った。 そして、ファンからの、「なぁちゃん(岡田奈々)すごいですよね」とのコメントに対しては、「凄いけど、、本当は当たり前の事。でもこの時代当たり前の事出来るのは凄い。私も見習う事多い」とも。さらに、他のファンから自身の部活での上下関係についての経験がコメントされると、「部活とか先輩後輩をちゃんと経験しないとそういう事は分からないし学べない挨拶もそう。私も若い頃に入って学校もろくに行けなかったし部活とかもそんな経験ないけど、その頃厳しい先輩がいてくれたから今がある」と振り返った。ちなみに、前田亜美は研究生を経て、最初に正規メンバーとして所属したのはチームA。当時のチームAは、卒業した前田敦子、篠田麻里子、そしてすでに卒業を発表している高橋みなみ、HKT48へ移籍した指原莉乃などがいた。さらに前田は、現在のAKB48の現状について、「今は先輩というよりは仲間というか、後輩の方がメディアに出てるしなんか難しい問題」と分析した。 そんな前田は、最後には、「言うだけの先輩よりは背中で引っ張る先輩の方が後輩付いていくと思います」とのファンのアドバイスに、「そうだね。私もそれで学んだ ありがとう! 意識してみる」と決意を語った。 前田亜美は7期生としてAKB48に加入。当時の年齢は13歳。これまでの総選挙では、第3回が37位、第4回が42位、第5回が53位、第6回が70位とランクインしてきたが、今年、開催された第7回では圏外であった。
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GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能ニュース
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分