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レジャー 2008年06月12日 15時00分
CBC賞 本紙・橋本記者がウエスタンビーナス陣営を直撃!!
今週で2回東京が終了。来週から夏のローカル競馬が幕を開ける。さて、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、中京競馬の日曜メーン「第44回CBC賞」(GIII 芝1200m)で初重賞制覇を目指す快速牝馬ウエスタンビーナスだ。特別2連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いのビーナスに、ハンデ53kgも勝利へ後押し。指揮官の鈴木康調教師を直撃インタビューした。 −−2連勝と好調の秘密は? 鈴木康調教師「馬に実が入り、たくましくなりましたね。重賞はフェアリーS(1200m)2着があるけど、あのころより数段力をつけているし、すべての点において雲泥の差」 −−2連勝を振り返ってください。 鈴木康調教師「前々走は自分の競馬ができたし、4角を回った時点で安心して見ていました。でも、前走はスタートしてからハナに立つまで苦労していた。3角では後ろからこられてキツイ流れになったので、我慢できるかハラハラしたけど、そこから二の脚を使って押し切った。短距離で(1600万→オープン)2連勝するのは至難の業だが、あらためて力をつけていることを実感した」 −−調整過程はどのように。 鈴木康調教師「4月19日にいったん、短期放牧。帰厩後は毎週時計を出し、毎日プール調教も消化してきた。すこぶる順調です」 −−追い切りの感想をお願いします。 鈴木康調教師「郷原(騎手)君には、もう速いところはいらないと指示を出し、その通り乗ってもらった。力強い動きで坂を駆け上がってきた内容に彼同様、満足している」 −−中京コースは2連敗中ですが。 鈴木康調教師「郷原君は右回りの方がいいと言っているが、(力をつけた今なら)左回りでも大丈夫」 −−展開に注文はありますか。 鈴木康調教師「何が何でもハナに行く気持ちで乗ってもらう。ハナに行ければ好きな位置をとれるし、多少馬場が渋っても問題ない」 −−最後に意気込みをお願いします。 鈴木康調教師「相手うんぬんより、自分の競馬ができればおのずと結果はついてくる。いい形でサマースプリントシリーズに参戦したい」
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レジャー 2008年06月12日 15時00分
CBC賞追い切り速報 カノヤザクラ 巻き返しに躍起
1200〜1400mでは無類の安定感を誇っていたカノヤザクラだが、前走・テレビ愛知オープンではよもやの12着に大敗した。 橋口師は「大きく出遅れてしまったからね。あんなに出遅れたのは初めて。開幕週の前残りの馬場状態であれは痛かった。ばん回のしようがなかった」と悔しそうに振り返った。 そのため、この中間はゲート練習を入念に消化。ここ2走続いたスタート難を解消しようと躍起になって取り組んできた。「もう心配ないと思う」と練習の成果はバッチリ。調教の動き自体も軽快で、6日の1週前には坂路で800m57秒8→41秒5→12秒2をはじき出した。 「もともと中京コースと相性がいいんだし、差しが利く今の馬場状態の方が力を出せるはず。結果を出してサマースプリントシリーズへ弾みをつけたい」と期待していた。 【最終追いVTR】坂路で藤岡佑騎手を背に追われた。雨中のケイコにもかかわらず、道中はスムーズな走り。ゴール前では気の悪さを出してモタれたが、鞍上がステッキで修正。余力残しで800m52秒8が出れば及第点だ。
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レジャー 2008年06月12日 15時00分
ロックドゥカンブ Kジョージ予備登録
7月26日に英アスコット競馬場で行われる「Kジョージ6世&QエリザベスS」(GI 芝2400m)に、昨年の菊花賞3着馬ロックドゥカンブ(牡4歳、美浦・堀厩舎)が予備登録した。 堀師は「宝塚記念の結果を見て結論を出すつもりだが、前向きに検討している。気持ち的には勝って挑戦したい」と話した。 同レースは日本でいう宝塚記念にあたり、2006年にはハーツクライが挑戦し小差3着に健闘している。
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レジャー 2008年06月12日 15時00分
カジノドライヴ帰国
米国に遠征をしていた藤沢和厩舎のカジノドライヴ(牡3歳)、シャンパンスコール(牡3歳)、スパークキャンドル(牡3歳)の3頭が11日、JL6011便で帰国した。3頭は輸入検疫のため、千葉県白井市の競馬学校に移動し、午前10時20分に国際厩舎に到着した。 藤沢和師は「カジノドライヴがベルモントSに出走できなかったことは残念だが、幸いケガ(ザ石)の程度はひどくなく無事に帰国できて安心した。検疫期間中に患部も良くなると思う」と話した。
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レジャー 2008年06月12日 15時00分
京成盃グランドマイラーズ 伏兵コアレスデジタルが優勝
「第11回京成盃グランドマイラーズ」は11日、船橋競馬場で行われ、8番人気の伏兵コアレスデジタル(牡8歳、船橋・川村昭厩舎)が重賞初制覇を飾った。 先行集団の後ろからインを突いて抜け出すと、外から伸びたベルモントサンダーとの長い叩き合いをアタマ差制し、待望のタイトルをもぎ取って見せた。「直線、内を突いたのがよかった。もともと力のある馬だし、状態も良かったから自信はあったよ」と川村昭師。次走は「第46回ゴールドC」(SIII 浦和1500m 7月2日)を予定している。
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その他 2008年06月12日 15時00分
競輪穴男列伝 寛仁親王牌では狙ってみたい久米康徳
穴男の必須条件は「気がつかない時に連に絡んで本命ファンをがっかりさせること」だろう。久米康徳(京都・70期)はまさに、その条件にぴったりだ。 昔、荒川玄太(宮城)を称して「天災と玄太は気がつかないときにやってくる」と本紙評論家の故・川上信定さんが言っていたものだが「気がつかない」時に来るにしても力がないと追い込んではこれない。どこのコースでも突っ込む気力がないと駄目。玄太も久米も、その点は潜在能力があるから「穴男」になれたのだ。 久米は平成4年6月にデビュー。防府のプロ初戦は1着だが、A級優勝まで3年半、S級優勝はそのあと6年、平成13年10月の四日市だった。 まさに「石の上にも3年ならぬ10年」と徐々に強くなり、平成12年からGI、GIIにも選考されはじめた。 平成12年の豊橋ふるダビでは(3)(3)(5)(8)で、一次予選は峯芳暁(栃木)、田川辰二(熊本)の3着。 当時、豊橋は3連単がなかったが、初日はまさにラインなしのばらばらゴール。1、2着が万車券になっていたから3連単があれば10万円以上にはなっていただろう。 大穴を出したのは平成14年の宇都宮・共同通信社杯。(1)(1)(6)(6)と活躍、一次予選では金子貴志の先行をまくった井上貴照(群馬)を大外から追い込んで1着。2着紫原政文(福岡)3着井上で、3連単は10万5220円の大穴となった。 勢いに乗った久米は二次予選も一丸安貴(愛知)を追い込んで2着が小倉竜二(徳島)3着一丸で6万6080円と暴れまくった。 このところの久米は近畿ラインで結構人気になっているが、今年も得意の宇都宮GIIIで(9)(7)(1)(2)と初日特選は惨敗したものの、3日は竹内公亮(岐阜)を使って1着。最終日も沢田義和(兵庫)の2着と、沢田に1/4輪まで詰め寄る出来を見せている。 残念ながらびわこの高松宮記念杯には出られなかったが、7月5日の寛仁親王牌には出場が決まっている。 33バンク向きではないが、平成16年の前橋では最終日に沢田と乗って、沢田が山崎芳仁(福島)の先行をまくって勝っているレースの2着にぴたり流れ込んでいる。山崎にとってはこのシリーズがGI初デビューの場所だった。 師匠の南昇に鍛えられた久米。寛仁親王牌あたりが狙いごろになってくるのではないだろうか。 「石の上にも3年」が座右銘の久米、一戦一戦、戦う姿勢は好感が持てる。また大穴を出して「穴男」の真価を発揮してもらいたいものだ。
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その他 2008年06月12日 15時00分
ケイリン徒然草 昭和40年都道府県対抗圧勝の加藤晶には驚かされた
ふぐといえば、確かに11月の小倉のふぐはうまかった。はじめてふぐ刺しとかチリを食したが、「ふぐは毒がある」なんて敬遠されていた時代でもある。門司に近い高級料理屋に連れていってもらったが、そのうまさには驚いた。 話は変わるが、門司競輪場で行われた全国都道府県対抗争覇競輪(今の全日本選抜)に取材にいったことがある。昭和40年の夏だった。その年はくそ暑い夏で、今みたいにエアコンもない。競輪場の記者席で汗をかきながら仕事していたが、他社の年配記者が体調を崩してダウンしてしまった。あまりの暑さに自律神経がおかしくなったそうだ。 決勝戦は高原永伍(神奈川)の先行を加藤晶(京都)が14秒5でまくって圧勝した。当時500バンクでは15秒を切ったら大変なもので、B級戦なんかで風の強いときは上がりタイムが17秒台なんてこともあったから、この加藤のまくりには、驚かされた。加藤自身はまるで派手さのない選手で勝利者インタビューでも「めぐまれや」と言うだけだった。 引退するまで989勝を挙げ、千勝まであとわずかになったが、こだわりなく引退してしまった。加藤は昭和33年に高松宮杯、全国都道府県対抗では門司の前に昭和30年の大宮2000m、33年の花月園2000m、36年の岸和田4000mも優勝している。 この特別は各地区がポイントで地区優勝を争うもの。1000m、2000m、4000mと女子の2000mがあった。昭和38年に4000mに絞られ、4個レースの準決で3着は抽選で決勝に進むシステム。吉田実(香川)が抽選に勝って優勝をさらってしまった。 まだ西武園が500バンクの頃で、秩父宮妃賜杯も5回で終わってしまったが、昭和41年から45年まで開催された。第1回の優勝者は平間誠記(宮城)、白鳥伸雄(千葉)高原永伍、中川茂一(大阪)、最後は福島正幸(群馬)に輝いた。 なぜ中止になったかはオールドファンなら良くしっているはず。もう過去の事件だから多くは語りたくない。この事件で宮家に不敬であったということで宮賜杯は返上された。その後遺症で3年間は西武園も大宮も埼玉県ではビッグレースは行われていない。 昭和48年、49年にやっと日本選手権が連続開催されて、48年は阿部道(宮城)が、49年は田中博(群馬)が優勝。当時は福島、田中、阿部の3強時代といわれたものだ。 400のバンクに改修されて平成10年にも日本選手権が行われたが、400バンクの西武園でのレースは500バンクの頃とはまるで違うものとなった。癖がある500バンクといわれた昔が懐かしい。
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スポーツ 2008年06月11日 15時00分
亀田親子が再起動
プロボクシングの亀田親子の周辺が、一気に動き出している。亀田ジム設立が事実上、容認されたからだが、そこで注目されるのが興毅の復帰戦。仰天プランが持ち上がっているのだ。 亀田兄弟が育った大阪には90年代、日本中を湧かせた名ボクサーがいた。“浪花のジョー”こと辰吉丈一郎。「バンタムを制す者は世界を制す」と言われる、強豪ひしめく階級でWBC世界バンタム級の王座に就くこと3度。倒すか倒されるかのスリリングなファイティングスタイルと、愛すべきビッグマウスで人気を集めた。 ボクサーの職業病である網膜剥離で一度は引退するが再起。38歳になった今も、まだ現役にこだわっている。その辰吉は興毅を「基本ができていて、パンチ力もある。練習もよくするから、世界チャンピオンになるべき選手だ」と高く買っている。 その興毅の周辺が、再び賑やかになってきた。 大毅のセコンド役を務めた興毅、父・史郎氏が内藤戦で演じた醜態をきっかけに、所属していた協栄ジムと契約解除。その後、東日本ボクシングジム協会に出されていた亀田兄弟の「協会預かり選手」の申請は正式に却下されたが、史郎氏の謝罪をきっかけに当初は困難と見られていた亀田ジム設立が事実上、容認されたからだ。 「ボクシング関係者なら誰でも、客を呼べる興毅の価値をよく知っています。だから、亀田親子のうち興毅だけでも救おうと落としどころを探していたと言っていい。そんなときに史郎氏からの詫びは渡りに船。『2人が日本のリングに上がれるよう、協会の方々のご指導を受けながら、“独立”の方向で然るべき手順を踏んで、進めさせて頂きたいと思います』との、史郎氏からの文書のコメントも好感されました」(フリーのスポーツジャーナリスト) 史郎氏はセコンドライセンスの無期限停止処分を受けているため、ジムの会長になる資格はない。そのため、10年以上のライセンス保持者から名義を借りる、1000万円の加盟金など、いくつかクリアしなければならないハードルはあるが。 「ボクシング界にはマネージャーやトレーナーなどを含めれば、ライセンスを持っている者はゴマンと居る。金もファイトマネーをたんまり手にしているから、1000万円なら苦もなく出せる。8月にも新ジム誕生といわれるのは、そんな背景があるからです」(同) 現在、WBA世界フライ級1位の興毅の復帰戦に、7月5日にメキシコで行われるWBA世界フェザー級タイトル戦の前座戦が内定。その後もメキシコかアメリカでリングに上るプランも浮上している。亀田ジム設立後の準備は着々と進んでいるわけだ。 これまで亀田兄弟の試合を中継してきたTBSサイドも、「応援するスタンスは変わらない」と明言。数字(視聴率)の取れるコンテンツだけに、手放す気はさらさらない。 さて、そこで注目されるのが興毅の日本での復帰初戦。まずはノンタイトル戦であってもおかしくはないが、世界タイトル戦と見るのが妥当だろう。 「ずばり、内藤大助への挑戦です。『もう(亀田兄弟とは)戦わない』と内藤は言っていましたが、その発言を翻す可能性は十分ある。大毅の謝罪を受け入れているように、おおらかな性格の内藤にはわだかまりはないでしょう。ファイトマネーが満足のいく額なら挑戦を受けておかしくない」(前出・スポーツジャーナリスト) 7月30日に、WBCとWBAのフライ級ダブル世界タイトル戦が行われるが(もう1人の王者は坂田健史)、内藤が3度目の防衛を果たすのはまず間違いない。 「興毅とやるとすれば、年内でしょう。時間的に余裕があるし、因縁試合になるのか、和解の一戦になるのか。実現してほしい」(同前) 日本のボクシング史に残る戦いになることだけは、間違いない。《亀田親子の暴言・蛮行・パフォーマンス》06・8・1〜2 ランダエタとのWBA世界ライトフライ級タイトル戦の前日計量と試合前計量。前日、興毅がランダエタに、彼のあだ名(ベイビー)に引っかけてキューピー人形を渡す。試合前にはランダエタが紙おむつとおしゃぶりをプレゼントも、興毅は床に叩きつけ威嚇する。06・8・7 テレビでの、やくみつる氏の発言に史郎氏が激怒。「このままで、済むと思うな」と凄む。06・9・27 大毅の試合の判定を巡るファン同士の小競り合いに、史郎氏が介入。ファンを殴ろうとする。07・3・24 興毅の試合のレフェリーに史郎氏が暴言。JCBから「言動注意」を通達される。07・10・11 王者・内藤大助と大毅のWBC世界フライ級タイトル戦。史郎氏がリング上で内藤を威嚇。試合中にセカンドについた史郎氏と興毅が「玉打ってええ」「ひじを目に入れろ」「投げろ」などと反則行為を指示。07・10・17 史郎氏が内藤戦の謝罪会見。「反則行為は指示していない。そう聞こえたとしても何も言えない」。夕方、大毅、史郎氏、金平協栄ジム会長の3人で謝罪会見。大毅は坊主頭で無言、約2分で終了07・10・26 興毅が協栄ジムで記者会見。大毅に反則を指示したことを認め、謝罪。08・1・27 大毅が都内で追突事故を起こし、「クルマはぶつけるもんやろ」。
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その他 2008年06月11日 15時00分
「アキバ探検隊」秋葉原無差別殺傷事件ルポ そのときヲタクはどうしていた
秋葉原無差別殺傷事件でアキバ系住民を取材すると、秋葉原を狙った加藤智大容疑者(25)に口をそろえて激怒したのは本紙既報通り(10日付)。しかしもっと忠実に言うならば事件に胸を痛めたカメラ小僧もいれば、ほとんど無関心なメイドさんもいた。野次馬根性丸出しで“取材”する悪乗りグループも現れた。 8日の事件直後、中央通りの歩行者天国は封鎖され、警視庁は立入禁止の黄色いテープを張って随所に警官を配備した。夕方すぎ、テープ越しに事件現場を激写していた20代男性が警官に「歩行者天国は何時に再開されるんですか?このまま再開されないこともあり得るんですか?」としつこくまとわりついた。 報道陣が路上で目撃者を囲んだ際、その姿をカメラで撮ったり、強引に体を割り込ませて聞き耳を立てていた男性がいた。友人に「おもしえれえ話聞けちゃった!これいいブログのネタだよ」と悪乗りした。別のおばさんは報道陣に取材。周囲の迷惑もかえりみず血痕に興奮していた。 JR秋葉原駅電気街口はいつにも増してコスプレイヤーとカメラ小僧で混み合っていた。こんなときまで…と最初はあきれたが、話を聞いて考えが変わった。 やや歳のいったカメラ小僧に事件目撃の一部始終を話すよう迫ったときのこと。カメラ小僧はいったん話しかけながら言葉を止めて「それよりまず、亡くなったかたのご冥福をお祈りしたいです」と言った。思わず取材・報道する側として常に心にとどめなければならないことを忘れていなかったか?と自問した。カメラ小僧は興味本位に話すことは一切なかった。 別の男性は「早く家に帰ろうとも思うんですけど、こういう事件のあとなのでもう少しみんなといたいんです」と話した。まるで自分が狙われたように怯えていた。 現場の献花台では、亡くなった方と面識のない多くのアキバ好き男女が手を合わせている。ひとくくりに“ヲタク”“アキバ系”とまとめ、まるで彼ら全体に事件の責任があるかのように白眼視する報道はあまりに軽薄ではないか。
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社会 2008年06月11日 15時00分
一撃!体当たりで刺した 秋葉原無差別殺傷事件加藤容疑者「よく覚えてない」供述本当か?
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された静岡県据野市の派遣社員加藤智大容疑者(25)が、殺傷力の強いダガーナイフを腰に構え、被害者に体当たりしながら次々と刺していったことが11日、警視庁万世橋署捜査本部の調べで分かった。刺したあとで上にひねったとの報道もある。警官を刺したあとはよく覚えていないなどと供述する加藤容疑者だが、まるでコマンド部隊のような一撃必殺の凶行だった。 両刃のナイフを低く構え体ごと相手に突っ込んでいく。加藤容疑者はまるで戦場のコマンド部隊かやくざの鉄砲玉のように、冷静かつ確実に致命傷を与えていた。 殺傷力が強く扱いやすいナイフをわざわざ遠方の軍用品専門店まで出かけて購入したことに加え、その狂気ははかりようもない。 恐怖の“体当たり”は被害者の傷の状況や目撃者の証言などから総合的に判断、捜査本部は殺意は明確とみている。 加藤容疑者は凶器に、切りつけるより刺したり投げつけるのに適した全長23cm、刃渡り13cmのダガーナイフを選んだ。被害者に切りつけることはなく、犠牲者のうち4人は一突きで刺していた。 同容疑者はこれまでの調べに、1人目と警察官を刺したところまでは認識しているものの、その後はよく覚えていないなどと供述している。
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