-
スポーツ 2009年03月04日 15時00分
WBC イチロー、城島明暗クッキリ
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕をあす5日に控えた日本代表に“異変”が生じている。代表合宿開始当初は、じょう舌だったイチロー(マリナーズ)が打率の下降とともにしゃべらなくなっている。対照的に強化試合で結果を残した城島健司(マリナーズ)は、侍ジャパンの機密事項を“暴露”するなど舌好調。連覇に向けたコンディション調整の明と暗が浮き彫りになった。 得意の打撃が開店休業状態のイチロー。強化試合などを含めた打率は、1割3分とスランプから抜け出せずにいる。なんとか不振を打開しようと2日連続の早出特打を敢行。調整不足を補うために躍起になっている。 合宿当初は「『疲れちった』ですね。ちゃったまではいかないですけど」「ザ・パフォーマンスですよ」など、“イチロー語録”を連発し、おどけて見せていた。だが、凡打の数に比例するかのようにその言葉数は少なくなっている。 練習の2日間で報道陣に発した言葉は、帰り際にテレビカメラに押され、倒れそうになった女性ディレクターにかけた「お気を付けて」の一言のみ。完全に貝になった。 冬眠状態のイチローと対照的なのが捕手の城島だ。強化試合では、打率4割1分7厘、3打点と大暴れ。好リードで投手陣を引っ張るとともに、バットでも援護射撃している。 調子がいいのはバットだけではない。1日に行われた巨人との強化試合で、9回に犠打を決めた場面を振り返り「作戦に関しては機密事項なんで言っちゃいけないんですけど、今日だけはいいって。サインでした」と笑いながら明かした。 城島の“暴露”はもう止まらない。3日の練習後も、5日の中国戦の先発が予定されているダルビッシュ有(日本ハム)の状態を「想像していた球と感覚は近くなっている」「球がしっくりきているのが、しぐさで分かる」などと明かした。 そればかりか、視察に訪れた韓国について問われると、「(対戦するのは)初めてのバッターばかりなので、(阿部)慎之助に聞いたりした。(4番は)あの身長、体重、スイングのキレだからね。どこへ投げるかイメージできている」とすでに攻略法をつかんでいることまで明らかにした。 野手陣のキーマン、イチローと城島。米大リーグでもチームメートの2人は、コンディションで明暗を分けている。
-
スポーツ 2009年03月04日 15時00分
WBC 最大のライバル韓国が巨人に完敗
東京ラウンド最大のライバルと見られている韓国は打線が沈黙し、巨人に完封負け。開幕に向け不安を残した。 この日、最終テストマッチに臨んだ韓国。初回、ランナー2人を置いた場面で、5番・李承●(●は火へんに華)に中越え二塁打を浴び2失点。3回にはラミレスに本塁打を打たれ追加点を許してしまった。打線も巨人の投手リレーに7安打に抑え込まれ、0-3の完敗。 試合後、韓国の金寅植監督は、左ヒジ痛によりこの日も欠場した主力打者の秋信守について「(所属先の)インディアンスの言うことを聞く必要があり、思うように使えない選手」と語った。 当初は3番での起用を予定していただけに、ケガで欠場となれば、韓国にとって大きな痛手となることは間違いない。(写真=最大のライバル韓国を視察した城島、松坂ら)
-
その他 2009年03月04日 15時00分
ドラゴンゲートのチケットプレゼント
ドラゴンゲートの土井成樹=写真左、吉野正人=同右=が3日、東京・有明の内外タイムス編集局に来訪。22日の東京・両国国技館大会をPRした。 ドラゲーは前身の闘龍門時代から数え、10周年を迎えて両国初進出を果たす。「世界最先端のプロレスを見せたい。楽しさ、すばらしさを伝えたい」 土井はメーンで、オープン・ザ・ドラゴン・ゲート王者として、新日本プロレスの金本浩ニの挑戦を受ける。「大トリで負けたら、バッドエンドになる。結果にこだわりたい。きっちり勝ってベルトを守る」と必勝を期す。 オープン・ザ・ブレイブ選手権でCIMAを迎え撃つ“絶対王者”吉野は「CIMAはもう過去の人。力の差を見せ付ける」と盛んに腕を撫した。 ドラゲー両国大会の入場券を2枚1組で3人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
-
-
スポーツ 2009年03月04日 15時00分
UFC 米デビュー秋山 専用オクタゴン新設へ
2月に米国の総合格闘技「UFC」と契約した秋山成勲=写真=が3日、都内で会見を行い、今夏に米デビューを予定していることを正式に発表した。2年間6試合の大型契約を交わし、米挑戦に向けて都内の一等地に“秋山専用オクタゴン”も新設することが明かされた。 秋山は初陣について「7月か8月」とし、早ければ7月の100回記念興行でUFCデビューすることを示唆した。 4・18「UFC97」(カナダ・モントリオール)では米国のファンにあいさつすることも決定。同大会ではミドル級王者アンデウソン・シウバが参戦を予定しており「ミドル級でチャンピオンとやりたい」と話す秋山にとって、格好のアピールの場が与えられることになった。 同階級では練習をともにする日本人戦士の岡見勇信がランキング上位につけ、かつてPRIDEで活躍したヴァンダレイ・シウバも今後は階級を下げて参戦してくるうわさがある。秋山は「岡見君がチャンピオンになったら僕が挑戦したい。シウバとやりたい」と対戦を熱望した。 準備は着々と進んでいる。秋山陣営は米挑戦に際して東京・広尾に100坪程度の練習拠点を新設する予定で、所属するクラウド秋山道場の川端一成代表は「本番にそなえて金網のリング(オクタゴン)と畳がある道場を開き、そこで練習していく」と盤石シフトを敷く。
-
スポーツ 2009年03月04日 15時00分
ボクシング 亀田流チェンジで新生興毅誕生
きょう4日、世界前哨戦(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)に臨むWBA世界フライ級1位の亀田興毅が3日、東京・後楽園ホールで前日計量。“新生興毅”をアピールした。 6月に予定されている世界戦を見据え、ドローレス・ビダルとの一戦に臨む。世界戦(フライ級は50・8キロリミット)を意識して、この日は51.5キロ契約ながら51.2キロでパス。「先(世界戦)があるし、ちょっと軽めや。めっちゃ腹減った。いまならギャル曽根に勝てるで。俺、ギャル亀」と亀田節でジョークを飛ばし、好調ぶりをうかがわせた。 今大会のテーマが「亀田流チェンジ」とあって、計量には米オバマ大統領の似顔絵が描かれたTシャツを着て登場。「俺、オバマに似てへんか?」とおどけるなど余裕シャクシャク。「減量法は試合前の1週間で一気に落とすやり方に変えた。試合でも変わった姿を見せる」と自信満々。 トレーニングも“チェンジ”した。これまで試合前のスパーリングは、60ラウンドほどだったが、今回は140ラウンドをこなした。「前半からテンション上げていく。2階級制覇のためにも、きっちり仕留める」と1年ぶりとなる日本のリングでKO勝利を予告した。 この日は同大会で元世界2階級制覇のワンディ・シンワンチャーと対戦する大毅も公開計量した。
-
-
レジャー 2009年03月04日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日)追い切り速報 セイウンワンダー 仕上がり万全
2歳チャンプがいよいよ始動する。皐月賞TR(3着までに優先出走権)「第46回弥生賞」(JpnII、中山芝2000メートル、8日)にセイウンワンダーが登場する。中間は栗東で入念な乗り込みを消化し、今朝の追い切りも文句なし。さらに決め手にも磨きがかかってきた。順調さを欠いた朝日杯FSでも鮮やかなV。仕上がり万全の今回は、強敵ロジユニヴァース以下を下して皐月賞に王手をかける構えだ。 自信はまったく揺るがない。2歳王者セイウンワンダーが万全の仕上がりで今季初戦を迎える。 「うん、順調だ。この前あたりとは全然違うから」。領家調教師は歯切れのいい、ハイトーンボイスを響かせた。 強かった。素晴らしい勝負根性だった。前走の朝日杯FS。持ち前の鋭い決め手を生かして、函館2歳Sの覇者フィフスペトル、のちに共同通信杯を勝つブレイクランアウト以下を退けた。不良馬場を大外から差し切った新潟2歳Sに続く文句なしの快勝。だが、その裏では、出走すら危ぶまれるアクシデントがあったという。 「レース前に左前脚が蹄球炎になって、馬房に1週間ほど入れっぱなしだったんだ」。全体重を支える蹄を負傷すると、馬の痛がり方は尋常ではない。1週間動かせなければ、筋肉の衰えも著しい。そんな状況を跳ね返した勝利を背景に抱えながら、この中間は一点の曇りもない仕上げができた。師のトーンが上がりっぱなしなのも無理はない。 「休まず乗り込めたから、体重は変わらないけど、見た目は実にスカッとしている。レース当日はもっと良くなるよ」 初の2000メートルにも、東の強敵ロジユニヴァースの存在にも、強気、また強気だ。「千六だとちょっとしたまぎれで勝ち切れないけど、二千ならその心配もない。ロジ? 並んだらたぶん負けないよ。上がり時計が違うでしょう」。外国産のため、父グラスワンダーが出られなかったクラシック。託された夢に、息子がいよいよ立ち上がる。 【最終追いVTR】坂路を1本登った後にDWで併せ馬。攻め駆けするジェントルフォーク(古馬1600万)を2秒2追いかけ、4F標で合流。ぬかるんだ馬場を気にすることもなく、パワフルな走法で併入した。態勢は九分通り整っている。
-
レジャー 2009年03月04日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日)追い切り速報 ロジユニヴァース レースもケイコも規格外!
デビューから3連勝(重賞2勝)と無敵の快進撃を続けるロジユニヴァースにとって、ここはあくまで通過点にすぎない。本番に向けて、どんなパフォーマンスを披露するか、興味はそれに尽きる。 0秒1、0秒2、0秒7と勝つたびに着差を広げていることが、この馬の強さを物語っている。とりわけ、前走のラジオNIKKEI杯2歳Sは圧巻だった。番手マークから直線でリーチザクラウンを並ぶ間もなく交わすと、4馬身突き放す次元の違う走り。リーチザクラウンは直後に、きさらぎ賞をワンサイドで逃げ切り勝ち(3馬身1/2)しており、ロジユニヴァースの実力のほどが一段と鮮明になった。 目標は先にあり、トライアル仕様の仕上げなのは間違いないが、それでも1週前追い切りでは南Wコースで5F61秒5と破格のタイムを叩き出し、周囲の目をくぎ付けにした。萩原調教師は「速い時計が出たのは、意図したものじゃなく、能力的なものだよ」と余裕しゃくしゃく。一方、手綱を取った横山典騎手も「順調だね。この馬の魅力? 負けていないところかな(笑)。それと、自在性があり、どんな競馬でもできるところ。このまま負けないで本番に向かいたい」とにっこり。 ここまで順調に仕上がったとなれば、2歳チャンピオン・セイウンワンダーとの対決を制し、本番に王手をかける可能性は高い。 【最終追いVTR】横山典騎手を背に、角馬場から坂路。トランスワープ(古馬500万)を2〜3馬身追いかけ、余力十分に併入に持ち込んだ。800メートル47秒9の超抜タイムを雨上がりの馬場で軽々と出してしまうあたり、器が違う印象。仕上がりは申し分ない。
-
レジャー 2009年03月04日 15時00分
チューリップ賞(JpnIII、阪神芝1600メートル、7日)追い切り速報 ブエナビスタ 切れ味満点
史上最強牝馬への旅が始まる。異次元の強さで阪神JFを制したブエナビスタがいよいよ登場する桜花賞TR(3着までに優先出走権)「第16回チューリップ賞」(JpnIII、阪神芝1600メートル、7日)。中間は余裕たっぷりの調整過程。上積みはいらない、普通でいいという方針のもと、じっくり乗り込まれてきた。桜花賞へどんなレースを見せるか。焦点はその勝ち方だ。 松田博調教師が繰り返してきた言葉。そこに絶大な自信と信頼がにじみ出ている。 「この馬はもう良くなる必要がない。悪くなりさえしなければいいんだ。普通でいい」 かつて名手・岡部騎手が無敗の3冠馬、皇帝シンボリルドルフに対して使った賛辞にも似ている。それほどの可能性がブエナビスタにはある。 あきれ返るほどの強さだった。前走の阪神JFは後方から大外を回って、軽く仕掛けられただけで勝ってしまった。仮にもGIだ。ライバルがしゃかりきになってレースを進めているのを、悠然と眺めながら勝ってしまうなんて。嫌味なぐらいの大人びた走りと決め手だった。 中間は栗東でじっくり乗り込まれてきた。本当に能力のある馬は馬場の良しあしを問わない。極悪馬場だった1週前追い切りも3頭併せで力強く動いた。かつてベガ、アドマイヤキッスなど名牝を数多く仕上げてきた山口厩務員もかなりの手応えを感じている。 「TRだから目いっぱいには仕上げていないけど、まあ、それでもね。飛んだり、跳ねたり、エネルギーが余っているし、デビュー当初のようなカイバ食いの心配もないから」とうなずいた。 そして師は、余裕たっぷりにつぶやいた。「GIを狙っている馬やからな」。どんな勝ち方をするか。それしかない。 【最終追いVTR】DWコースで併せ馬で追われ、6F85秒2、上がり3F41秒4→12秒2をマークした。キタサンアミーゴ(弥生賞出走)を1秒以上先に行かせてスタート。重馬場を気にすることなく、軽い脚取りで徐々に差を詰めていく。4角手前で早くも並ぶと、内からスッと交わし、一杯の相手に1/2馬身先着。終始、楽な手応えのままケタ違いの瞬発力を披露した。
-
その他 2009年03月04日 15時00分
立木ゆりあちゃん大特集予告
内外タイムス3月6日号(3月5日発売)に立木ゆりあちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>5月14日 東京生まれ血液型:O型スタイル:T161 B85 W56 H94デビュー:2008年12月11日「東洋ショー劇場」において趣味:スパとかジャグジーに入ること初エッチ:16歳性感帯:クリトリス所属:東洋ショー劇場 <スケジュール>10日まで新宿「DX歌舞伎町」 みなさん応援よろしく!
-
-
トレンド 2009年03月04日 15時00分
「私、テレビの味方です」どこまでお人よしなんだ! アイドル恋愛問題で小倉優子“ドM”発言
以前から注目している番組「ゴールドハウス」(フジテレビ)。先々月も取り上げたが、「芸能人が本気を出して副業を始めたら、どれだけお金を稼げるか」をテーマにしているこの番組にゲストとして小倉優子(25)が出演した。 小倉優子といえば、関西を中心に焼き肉店を出店したり、株取引をしたりと同番組にはうってつけのゲストといえる。が、そんなイメージを吹き飛ばす衝撃発言を先月21日深夜にひっそりとしていたのでお伝えしよう。 司会のチュートリアルからこんな質問が飛び出した。 「一時期、恋人とかいるみたいになったじゃないですか。あの時、ファンって減ったの?」 念のために説明しておくと、3年前によゐこ・濱口優(37)と、昨年は会社社長の上月啓市(35)と熱愛が発覚した。それを踏まえての、かなり核心を突く質問である。ひとつはゆうこりんと事務所があんまり触れてほしくないであろうという意味で。もうひとつはアイドルの本質を突くという意味で。 このきわめてシュートな質問に対し、ゆうこりんはしっかりと受け身を取った。 「減りました(即答)。イベントとかやるじゃないですか。(集客が)半分以下」 これがアイドル産業の現実だとばかりに、ゆうこりんは表情を曇らせながら語った。それはもうハッキリと集客に現れてしまうのだ。 そればかりか、こんな現実も見せつけられたというからショッキングだ。 「やっぱ怒る人は怒るんですよ。『死んでください』って言われたりとか『いくら使ったと思ってんだよ!』って言われたりとか。『彼氏いません』『寂しいです』って言って応援するわけじゃないですか。なのに『(彼氏が)いた』と思ったらショックですよね」 とファンの心をいたわるゆうこりんだが、どこまで人がいいのだろう。そこまでケアする必要はどこにもないですから! 「死んでください」って言われてるんだから。 チュートリアルが「心の彼女が仕事やからな」とフォローすると、ゆうこりんは「(心の彼女が)仕事だから、自分がダメって思いましたもん」とどこまでも自分を卑下する。だから、いくら自他ともに認めるドMだからって、そこまで思い詰めなくていいですから。 自分の好きなアイドルに熱愛が発覚して、ショックな気持はよーく理解できる。でも、「死んでください」はないだろう。人間として。国民の99%にとってはどうでもいい問題だろうが、アイドル業界ではフェルマーの最終定理のように、長らく解決されない問題として横たわっているのである。