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全日本プロレス 新型インフル騒動でT28“疎開”

 新型インフルエンザ騒動に、全日本プロレスの若手レスラー、T28(テツヤ)が巻き込まれていることが30日、全日プロ関係者の証言で明らかになった。

 T28は、昨年11月からメキシコで無期限の海外修行中。“震源地”のメキシコシティーを中心に活動していた。内田雅之取締役によれば、メキシコは学校、飲食店、その他の公共交通機関が停止。プロレス興行も中止されており、現在は練習もできない状態だという。
 T28は発熱など体調不良には至っていないが、「向こうのツテを使って、一番感染率の高いメキシコシティーから、しばらく出てもらっている」(同取締役)と“疎開”させた。

 また、この日は世界ジュニアヘビー級王者のカズ・ハヤシ(=写真)が30日、都内の同事務所で会見。5・30愛知県体育館大会でブードゥー・マーダーズの歳三とタイトル戦を行うことが決定した。
 29日に閉幕した世界ジュニア・タッグリーグ戦で準優勝に終わった。決勝戦で凶器攻撃やセコンドの介入などの暴挙を繰り返した歳三に怒り心頭。「タッグリーグに関してはどうしても許せないところがあった。タイトルマッチで正々堂々白黒つける」とV2戦で雌雄を決する。
 なお、同大会での三冠ヘビー級選手権、王者・高山善廣VS鈴木みのるも正式決定した。

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