高山は、太陽ケア、鈴木みのると組み、全日プロ本隊の武藤敬司&小島聡&諏訪魔を迎え撃った。ゴングと同時に小島に奇襲を受けるなど集中砲火を浴びる。武藤のシャイニング・ウィザード、諏訪魔のジャーマン、小島のラリアートを食らい、防戦一方。
それでも、諏訪魔と小島を場外に連れ出し、武藤を孤立させると、パートナーのみのるがゴッチ式パイルドライバーで武藤をマットに沈めた。
試合後、みのるから「完全復活した高山善廣に挑戦するのは俺だ」。盟友のまさかの挑戦表明に「タイトルマッチをやろうぜ」と即座に呼応した。
みのるとの一騎打ちは昨年6・17鈴木みのるデビュー20周年記念興行以来。5・30愛知県体育館大会で三冠王者と今年度チャンピオン・カーニバル優勝者の頂上決戦が決定的になった。
前回、スリーパーで屈辱のタップアウト負けを喫しているだけに、高山は「1年前の借りを返す。鈴木みのるを葬り去ってステップアップしていく」とリベンジを宣言した。