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スポーツ 2009年08月22日 15時00分
新日本プロレス G1「名言・珍言」回顧録
プロレス界の真夏の風物詩・新日本プロレス「G1クライマックス2009」が、デビュー13年の苦労人・真壁刀義の初優勝で幕を閉じた。G1は幾多の名勝負が繰り広げられたが、その傍らでは報じられなかった珍場面など、リング内外でさまざまな出来事も起きた。プロレスの醍醐味ともいうべき舞台裏で飛び出した名言や珍言。本紙厳選の5本をお伝えする。 この夏に初めて真夏の最強戦士の称号を手にした真壁は、試合後のコメントでもMVPにふさわしいインパクトを残した。公式リーグ戦の大森隆男戦で連敗を喫した際に、ダジャレを交えて発した負け惜しみは、担当記者の中で語り草になったほど。 「大森のヤロウ、きょうだけ大盛り、特盛り、いやメガ盛りの力を出してきやがって。ぜんぜん大盛りじゃねーじゃねーか」 普段は強気一辺倒の暴走コングも、さすがに2連敗は応えたのか。予選突破に黄信号が灯った後だっただけに、「あのギャクをどうとらえたらいいんだ」と首をかしげる報道陣もいた。 アラフォー戦士の生き様を感じさせる名ゼリフだった。公式リーグBブロックの後楽園ホール大会で、永田が中西学と第三世代対決に臨んだ一戦は、大歓声が巻き起こる名勝負となった。 だが、この闘いのもうひとつの見所は、試合が終わってからのバックステージ。4年ぶりの盟友対決に敗れたにもかかわらず、闘いを終えて感無量の永田は、男気あふれるコメントでクールにキメた。 「俺たち第三世代といわれるヤツらをナメんなよ。俺たち生きてる」「腐っても第三世代、腐っても永田裕志、中西学」。真夏の暑さを感じさせない、まさにトレンディドラマさながらのアツいメッセージだった。 開幕2連勝で好スタートを切ったものの、因縁の飯塚高史の襲撃により負傷欠場に追い込まれてしまった夏男の天山。開幕前は「夏といえば天山や」と実に威勢が良かった。 そればかりか、タレント押尾学容疑者が合成麻薬MDMA(通称エクスタシー)の使用で逮捕されたばかりというのに「最後にあの両国でもう一度最高のエクスタシーを味わいたい」と発言した。 まさかの“エクスタシー宣言”に周囲も天山の身を案じたほどだったが、夏男はそんなエクスタシーを味わうことなく、途中リタイアを余儀なくされる散々な夏となってしまった。 準優勝した中邑は背筋がゾッとする異様なコメントで報道陣を凍りつかせた。新必殺技のヒザ蹴り「ボマイェ」(スワヒリ語でオマエを殺すの意味)を武器に公式リーグ戦を全勝で勝ち上がる快進撃だった。 勝っても試合後は言葉少なだったが、同門のCHAOS飯塚高史戦後につぶやいたひとことは実に辛らつ。飯塚の反則攻撃をかいくぐり、ボマイェで倒した中邑は「本当に殺せば良かった」とポツリ。集まった記者たちが一気に静まり返った。 G1クライマックス本戦以外でも注目の舌戦が展開された。G1開催中の愛知大会で行われた新日プロVSプロレスリング・ノアの対抗戦。団体のプライドがぶつかりあう闘いを制し、ノア杉浦貴から「オイ、マシン。オマエやっぱり平田だろ」と挑発されたスーパー・ストロング・マシンは返す刀で「俺は平田じゃねぇ。杉浦君がしょっぱい試合してスイマセンでした」と反論。大喝采をあびた。
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スポーツ 2009年08月22日 15時00分
ZERO1 あいのりレスラー キングコングに怒る
ZERO1「火祭り2009」覇者の“あいのりレスラー”崔領二が21日、新日本プロレス「G1クライマックス2009」覇者・真壁刀義との真・夏男決定戦(29日、東京・後楽園ホール)を前に決起集会を開催。頂上対決を前に真壁の態度に不快感を示し、返り討ちを誓った。 16日のG1クライマックスに乗り込み、真壁に挑戦状を叩きつけていた崔。この日は、同事務所近くの芝新堀町児童遊園で青空会見を行い、打倒真壁に向けて地元の芝商店街有志の皆さんと「領二会」を結成した。 領二会は、真壁の応援団「刀義団」に対抗したもの。当日は林宏直会長を中心に、100人ほどがハチマキ姿で一枚岩となって応援するという。心強い援軍を得た崔は「白黒つけるんで任してください」と語った。 真夏のリーグ戦を制した者として負けられない意地もある。「リスクを怖がって、旬の選手が戦わないのは、嫌だった。旬の人間がぶつかりあうことに意義がある」と対抗心をギラつかせた。 一方の真壁といえば、新日本9・27神戸大会で中邑真輔とのIWGPヘビー級王座決定戦に挑むことがすでに決定している。「この試合をやる前に、それを決めるのはナメてる。ケガしないだろうと思って組んでると思うんですけど、そううまくはいかないということを思い知らせたい」と怒りをあらわにした。 なお、試合は両者合意のもと、ルールが30分1本勝負から時間無制限1本勝負となった。
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スポーツ 2009年08月22日 15時00分
興毅 内藤戦の鞍替えリスク
WBA世界フライ級1位で2階級制覇を狙う“浪速乃闘拳”亀田興毅(亀田)の周辺がにわかに騒がしくなっている。一部報道で、WBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)とのタイトルマッチが年内に実現するとされているから。話題となること間違いなしの一戦だが、現在ランキング1位の興毅が“鞍替え”するリスクは相当なようだ。 本来であれば、指名挑戦者でもある興毅が、今秋にもWBA同級王者のデンカオセーン・カオウィチットとのタイトルマッチを行うのが本線と見られていた。ところが、交渉面で折り合いがつかず、代わりに同級11位の次男・大毅が10月6日(大阪市中央体育館)に挑戦することが決定。もし大毅がベルトを奪取した場合、同門対決は事実上不可能とされているだけに、悩める興毅の動向に注目が集まっていた。 だが、ここにきて一部報道で内藤との年内タイトル戦が急浮上。興毅と内藤といえば、昨年末に一度対戦が取りざたされたが、こちらも交渉がとん挫した。この試合が実現すれば、世間の注目が集まることは間違いない。興毅も内藤との対戦について「気持ちとしては勝てる自信はある」と意欲を見せている。 もちろん興毅が9月5日のディファ有明で行われるウンベルト・プールとのノンタイトル戦に勝つことは大前提となる。WBCへの鞍替えも選択肢に入ってきた興毅だが、WBA同級の指名挑戦者なりのリスクも伴う。 日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長は、興毅が内藤に挑戦した場合について「試合が決まれば、WBAのオフィシャルチャレンジャーの資格は外れますし、ランキングからも外れます。それが他団体にいった時のルールですから。さらに負けた場合は当然ランキングは下がるでしょう」と解説する。つまり、内藤戦が実現した場合、自動的にWBAの次期挑戦権は失効されるのだ。 さらにバツが悪いことに9月5日には、WBA同級2位ルイス・コンセプシオンVS4位オマール・サラドによる暫定王座戦を行うことが決定している。「これは大毅の試合が決まる前から決まっていたこと。WBAは次期挑戦者決定戦という位置づけなのでしょう」(安河内事務局長)と語っているだけに、興毅の王座挑戦はドンドン遠のいていってしまう。 一方、内藤に挑戦した場合も無傷では済まない。あるボクシング関係者によれば「規定路線として内藤が最有力となっているが、興毅は無敗というところに商品価値がある。内藤も、負けたらもう一度というのは厳しい。どちらにも絶対に負けられない戦いになるでしょう」と語る。 いずれにせよ規定路線では内藤が最有力となっているだけに、興毅は多大なリスクを背負って戦いに臨むことになる。
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スポーツ 2009年08月22日 15時00分
全日本プロレス カズ 最高峰マッチを誓約
30日の全日本プロレス・両国国技館大会で、近藤修司を挑戦者に迎え、世界ジュニアヘビー級選手権試合を行う王者のカズ・ハヤシ=写真=が「プロレス界の未来を見せる試合にする」と誓った。 2人が戦うとなれば否応なしに期待が高まる。3年前の8・27両国大会で両者はベルトを懸けて激突。当時は立場が逆で近藤が王者に君臨し、カズが挑戦者として挑んだ一戦は、スピーディーかつ高度な切り返しの連続に。多くの選手や関係者がうなるほどの文句なしの名勝負の末、近藤がキングコングラリアットで勝利を手にしている。 当然、今回の選手権に対する周囲の期待値は高く、カズは「そうした空気がビンビン伝わってくる」という。ただ、注目されるほど闘志をかきたてられるのが性分とあって、「お客の期待を裏切らずに、それ以上の内容にしたい」と、自らハードルの設定を高くした。 もちろん、乗り越える自信はある。カズVS近藤は昨年2月の後楽園大会でも実現しており、東京愚連隊の乱入で無効試合に終わったものの、2人は互いの進歩を確認した。 「この試合に求められているものについて考えると、プロレスという文化の未来、全日本ジュニアのこれからを示す戦いになる」。同大会は武藤敬司のレスラー生活25周年記念大会であり、メーンにはそうそうたるメンバーがそろうが、カズはジュニアヘビー級による主役獲りを宣言。「それが武藤さんに対する最高のお祝い」と言う。 さらに、近藤と戦う上での最大のモチベーションは「ライバル心」であることを明かし、「それが僕の頭と体を動かす最大の原動力」とキッパリ。近藤はジュニアヘビーの規格を超えたパワーを誇るが、武器はそれだけではない。何パターンもの作戦プランを練る緻密さもあれば、臨機応変にプランを変更する大胆さもある。 「近藤は何をしでかすか分からない。必ず頭を使ってくる。その頭に負けないようにする」というカズ。近藤との頭脳戦を制して、プロレス界に新たな歴史の一ページを刻むつもりである。
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レジャー 2009年08月22日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
札幌9レース 札幌記念馬単 (1)(11) (1)(9) (1)(14)3連単 (1)(11)→(1)(11)(9)(14)(4)(3)(13)→(1)(11)(9)(14)(4)(3)(13)
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レジャー 2009年08月22日 15時00分
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
札幌9レース 札幌記念3連複 (7)軸(11)(13)(14)(9)(4)3連単 (7)(11)→(7)(11)(13)(14)→(7)(11)(13)(14)(9)(4)(3)(10)
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その他 2009年08月22日 15時00分
さくらちゃん大特集予告
内外タイムス8月25日号(8月24日発売)にさくらちゃんの大特集をカラーで掲載します。<プロフィール>9月30日 東京生まれ血液型:B型スタイル:T147 B85 W60 H85デビュー:2005年5月11日「TSミュージック」にて趣味:散歩初エッチ:18歳性感帯:オッパイ所属:TSミュージック<スケジュール>31日まで「シアター上野」に出演中 みなさん応援よろしく!
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レジャー 2009年08月22日 15時00分
キャバクラ嬢「お持ち帰られ物語」第八夜
今は池袋にあるキャバクラ『N』に在籍しているリリカ嬢は、その前に勤めていた六本木時代に、思わぬアフターとなった失敗談を話してくれた。 「そのころ府中の方に住んでたのね。仕事の後は、送りの車で帰ってたんだけど…」車にはほかのコも同乗していたわけだが、場所の都合で、彼女ひとりが最後まで残るケースが多かったのだという。「ドライバーの人はいつも同じで、ふたりきりになるから、 だんだん話しかけてくるようになって」ところがリリカさんにしてみれば、キャバクラでの仕事が終わった後、どうとも思っていない男性とのふたりきりのサービストークは、疲れが増すだけで苦痛になるばかり。 しばらくは、愛想笑いで適当にいなしていたそうなのだが、「段々口説きモードになってきたっていうか、気があるみたいなことを言ってくるわけ」従業員やそれに準ずる男性が、在籍女性を口説くというのは、基本的にキャバクラ業界での重大なルール違反。 これが毎日続いたのではたまらないということと、「ちょっと身の危険も感じるようになった」ため、困っていることを店長に直接話してみたのだが、「『別になにもされてないんでしょ』って、全然聞いてくれなかったの。後でわかったんだけど、ドライバーの人が店長の友達だったんだって」こうなってしまっては、自分の身は自分で守るしかない。仕方なく、その日はタクシーで帰宅することにした。 ところが彼女、六本木から府中までタクシーに 乗ったのはこの日が初めて。しかも「途中でうっかり寝ちゃったのね。で、着いたら料金が3万円くらいになってて…」いつも格安の送迎を使っていた彼女にとって、タクシーがそれほど高いものだとは知らなかったのだ。 持ち合わせが足りなかった彼女が、到着後も降りずに困っていると、運転手が 『どうする? 家に上がるか警察行くか』と聞いてきたのだという。 「実はATMに行けばお金はあったんだけど、高すぎて払いたくなくて(笑)」彼女もわかってはいたが、家に上がってどうするのか聞いたところ、「『言わなくてもわかるだろ、こんなこと初めてじゃないんだよ』って。よくあることなんだぁって思ったら、まあいっかと思っちゃって」好みでもなんでもないオジサンだったが、結局、カラダで料金を支払ってしまったのだそうだ。「でも本当に高かったから、あのときはかえってラッキーだったかなとか思ってた。もう絶対やらないけどね(笑)」*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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スポーツ 2009年08月21日 15時00分
大仁田元センセイ 麻生首相、鳩山代表をブッタ斬り
元参議院議員の大仁田厚が30日に投開票される衆院選を前に“邪道流”で政局をブッタ斬った。自民党・麻生首相、民主党・鳩山代表も真っ青の“毒説”がさえ渡る。返す刀でタレント議員の先輩として橋下・大阪府知事、東国原・宮崎県知事の地方分権問題にもメスを入れた。さあ聞いてもらおう“邪道節”を。 大仁田厚は2001年7月29日に実施された参院選に自民党の比例区で当選。一期務めて政界を引退したが、現在も政治家の知り合いは多く、18日の衆院選公示前から政党を問わず、何人かの候補者の応援演説を行っている。 「俺はもう自民党でもないしね。個人的に応援する人を応援させてもらっている」という大仁田は、街頭での応援演説の際、世論調査の政党支持率が示すように、民主党に風が吹いていることを肌で感じ取ったという。 「自民党がだらしないから、民主党にやらせてみようという空気は感じるね。麻生さんの失言や閣僚の不祥事だけではなくて、安倍さん、福田さんが途中で政権を投げ出しているわけだから、この国を自民党に任せていいのかという不信感が見て取れる。景気がよければまた違ってくるんだろうけど、景気が落ち込み、医療制度、年金など問題は山積みで、国が閉塞感に包まれているから新しいものに期待する声があるだろうね」 さらに、大仁田は続ける。ここから“邪道節”が始まる。「だから自民党は悪い部分を反省しないといけないんじゃないの。やっぱり長く政権を持っていると腐るからね。腐っても鯛の自民党かもしれないけど、鯛も養殖の鯛だと身の締まりが少し悪くなる」 ただし、大仁田は「民主党が100%いいという雰囲気ではない」ともいう。 話をプロレスに置き換え、自身がインディー団体のFMWを設立して、メジャー団体の新日本プロレスに噛み付いていった過去を引き合いに出し「仮に与党の自民党が新日本で、野党の民主党がFMWだとするなら、メジャーとインディーの立場が変わるわけだから、これはもう歴史的なこと。いままで大臣を出せず、ある種、冷や飯を食ってきた民主党のモチベーションが上がるのはよく分かる。ただし、政権が交代して良くなるかといったら、期待ばかりではなくて、国民は将来の不安から疑問符もつけている」 今回の衆院選は“地方分権”も一つのテーマになっている。各政党が選挙戦をにらみ、知名度のある大阪の橋下徹知事、宮崎の東国原英夫知事らのアピールを軽視できなくなった側面もあるが、タレント議員といわれた大仁田の目には橋下知事らの奮闘はどのように映っているのだろうか? 「地方分権は前から叫ばれているけど、これまで国主導型だったのが、有名人が知事になってメディアへの露出が多くなり、そういった意見もちゃんと通るような時代になった。それはいい傾向だと思う。でも大変だろうなって。逆にメディアの目があるから何事も細心の注意が必要だろうし。だからこそ、より執務に真剣に取り組んでいるんだろうね。ただ、徳川幕府がそんなに簡単に政権の座を渡さなかったように、官僚が既得権を地方に渡すかといったら、簡単にはいかないように思う」 また、大仁田は元参院議員という立場から「ここらで参議院の在り方も考えないといけないよね。参議院の重要性を高めるのか、それともまったく無くすのかということを、もう一度議論すべきだと思うよ。参議院は拒否権が認められていないから、少数にして拒否権を発動できるシステムをとるとか。結局、衆議院を制したところが国会を制する図式になっている。一院制もありといえばありかもしれないけど、二院制というものをもう一度見直すべきなのかもしれない」と言及。さらに続ける。「おそらく今回の選挙は投票率が高くなるはず。8月30日の開票結果については、各政党は国民の審判を真摯(しんし)に受け止めないといけないと思うよ」と付け加えた。 本業であるプロレスラーとしての今後の活動は、9月26日に東京・新木場1stRINGで自主興行を開催するが、「プロレスは政治と非常に似通ったところがあって閉塞感が感じられる。まあ、いまの俺はそんなに影響力はないだろうけど、プロレスは好きなんだよね。やっぱりやっていたい。プロレスをやることで自分が元気づけられるしね」と、プロレスこそ活力源とした。
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社会 2009年08月21日 15時00分
当局がひた隠す押尾事件の闇
合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された押尾学容疑者(31)。知名度抜群だけに、同容疑者へのバッシング報道ばかりが目に付くが、ここへきて押尾容疑者とともにMDMAを使用して死亡した「全裸女性」に注目が集まりつつある。「警察発表と女性の素性が全く違う」と業界関係者の間で話題になっているのだ。関係者らの話を総合すると、事件の裏に潜む“闇社会”の存在が浮かび上がってきた。 押尾事件で死亡したのは、銀座の高級クラブ「J」で働いていたアゲハことT・Kさん(享年30)。30を過ぎても銀座では有名なホステスとして鳴らしていたことから「背景には暴力団がいる」など、当初からさまざまな憶測を呼んでいた。 取材に当たったスポーツ紙記者は警察の初動捜査についてこう指摘する。 「警察は当初『どうせヤク中同士がSEXの最中に使った(クスリの)ことだろう。自業自得だ』みたいな対応でした。一見すると確かにそう見えますが、クスリを使ってSEXすること自体、事件なのに、事件性は薄いとの見方だったようです」 しかも、その後に続く警察の発表も首をひねりたくなるモノばかりだったという。 「まず、Tさんの身体について警察では『背中の広範囲に(暴力団との関係を現すような)しっかりと彫り込んだ入れ墨があった』としていますが、彼女が勤めていた店のホステスによると『そんなに大層な入れ墨ではなかった』との証言もあり、Tさんを強引に暴力団関係者にさせたかった疑いがあります」(前出・スポーツ紙記者) Tさんの入れ墨には一部で「趣味のみこしを担ぐために彫った」と報じられた。要はイナセなオンナを演出するために自らの身を削った、というのが真相のようだ。 警察のTさんへの対応は、ほかにも理解に苦しむ点が多々ある。Tさんの実家は岐阜県の山間部にある過疎化地帯。実家そばで葬儀が営まれたのだが、そこでTさんの実母が衝撃的な発言をし、潜入取材していた記者を仰天させたのだ。スポーツ紙デスクの次の証言に注目だ。 「葬儀の際、実母はTさんの形見として彼女の携帯電話を棺に入れたい、と思ったようなのです。そのため、警察(所轄の麻布署)に遺体の横にあっただろう携帯電話の返還を求めたのです。事件性がないなら、すぐ返してくれるでしょう? ところが麻布署の対応は『ケータイ? あったかなぁー。部屋中、くまなく探せば見つかるかもなあぁー』とだけ言い、最終的に戻してくれなかった。事件性が本当になかったら、彼女のすぐ脇にでも置いてあるでしょう。それが『ない』と言うのは、少し考え難い。警察はハナから相手にしていなかったのです」(スポーツ紙デスク) とはいえ、遺族の頼みであるわけだから「事件じゃないんだから、そんな面倒くさいことはしたくない」では済まされないはず。「もしかしたらこの時点で『何か』をつかんでいる可能性があったのかもしれません」(前出・スポーツ紙デスク)。 結局、遺族の願いもむなしく、遺品の返還はゼロ。あまりのショックでTさんの実母は「東京は怖い。もう誰とも話したくない」と、参列者にこぼし「葬儀以降、家に閉じこもったまま」(関係者)になったという。 さらに警察発表に疑問が残る点も。Tさんが住んでいた東京・港区のマンションから発見された覚せい剤の量だ。「警察(麻布署)によると、彼女が住んでいた部屋は暴力団関係者が借り主になっていたそうです。で、部屋から覚せい剤が見つかった…つまり、Tさんはヤクザのオンナで覚せい剤中毒だった、と警察は言いたかったのです。しかし、これには無理があします」と全国紙の記者が語り、核心をこう語る。 「部屋から発見された覚せい剤は一般人の間では、ほぼ取引きされない、純度100パーセントに近い高濃度品。しかも、価格にしたら1億円相当なのです。いくら銀座で人気があったホステスだとはいえ、時価1億の覚せい剤を買うことは困難です」 Tさんは、暴力団関係者と同棲をしていただけで「ヤク中だったかは定かではない」(前出・全国紙記者)という見方ができるのだ。 当初、腰が重かった麻布署も押尾の拘置期間を延長し、ようやく本格的な捜査に乗り出した。が、Tさんの遺族を思うと、遅きに失した感は否めない。もちろんTさんが「完全なる被害者」だとは誰も思っていない。それにしても「死人に口なし」とばかり、全責任を押し付けるような結論だけは避けてもらいたいものだ。
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