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その他 2009年10月29日 15時00分
幻覚ナビ
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
リアスポHP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。すっかり寒くなりました。そろそろ鍋シーズンですね。ドカンと最終レース獲って、高級すきやきといきたいものです。 船橋競馬、最終日の最終レースは「銀杏特別」(サラC1、一、1600メートル)です。私が普段ブログで公開している馬旨指数は、左右のバランス(あらゆる成績を数値化)がいい馬に赤文字入れています。お勧めというより、成績を基に数値化された馬を赤文字で記しているのですが、今回は7頭います。 (2)タケデンオー トータルの指数は低いのですが、それは過去2回、不人気からの馬券絡みの着順が響いているからです。千二、千五と使っているので千六でも十分戦えます。 (4)メイプルウィリング 指数バランスはトップです。東京プリンセス賞以外、最近は安定した成績です。私は前走浦和の2着より、前々走の船橋での4着を評価します。 (5)プレイバック 前走10着は参考外。川島正騎手に乗りかわって、勝負気配を感じます。 (10)グッドサークル 前走は浦和千六でしたが、最近は短い距離で結果を出しています。指数のバランスも上位。山田騎手にかわって2走目、展開次第では浮上する馬です。 (11)シルバーカテリーナ 盛岡では安定した成績を残しての船橋転入です。初戦から狙いたい一頭です。 (12)ベルモントプラズマ 軸はこの馬から。近5走だけみると一番安定しています。最近5戦のうち4戦が他場というのが指数のバランスを若干崩していますが、前走追い込んでの4着はプラス材料です。 (13)コールニーシュ ここ2戦は着外ですが、乗り替わりで一変することも考えられます。 このほかに川崎から参戦の(8)コッツウォルズまで。3連単1着固定で勝負します。 【3連単】(12)→(2)(4)(5)(8)(10)(11)(13)→(2)(4)(5)(8)(10)(11)(13) ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」キャバ嬢は女優!に反論したヘルプ嬢
「キャバ嬢だって女の子なんだよ。さびしい時だってある」 これは、歌舞伎町で初めて接客されたキャバ嬢に言われた言葉だ。どういうことかといえば、その子に、 「誰が指名なの?」 と聞かれ、指名嬢の名前を言った。そして、 「指名嬢にはうまく私をだましてほしい」 と言った直後だった。 この日、お気に入りのキャバ嬢(年齢は不明)を突然指名しにいった。まだ、指名して間もないので、その嬢のくらしいプロフィールは知らない。いきなり客観的な情報を引き出してしまうのもよいけど、徐々に知っていくのもよいものです。そのため、疑似恋愛モードになっていたタイミングだった。 そのとき、ヘルプで着いた名の知らぬ嬢に言われてしまった。 「だますってなに?」 私はこう答えた。 「キャバ嬢って、やはり、私にとっては女優なんだと思う。お金を出して、お酒とその子とのトークを楽しみに店に来ているんだし。だから、ちょっとでも気分よく、ときには恋愛モードになって、その子にハマっている感じになれば最高」 そのヘルプの子は、ちょっと怒ったように、そして真剣に反論する。 「だめだよ。そう思っちゃ。お金とか利害関係だけだな、って思っちゃうと、キャバクラで働いている子はみんな、“そんなもんなんだ”って思っちゃうよ。キャバ嬢だって、いろんなこと考えていて、店で働いていることを家族とか友達に言えなかったりする。そんな中で傷ついたりしてる。そのうえ、指名しれくれたお客さんにそう思われちゃうのは嫌だと思う」 私としては、こうした体験は初めてだった。というのも、「キャバ嬢は女優」だと言うと、みんなそれなりに納得してくれた(あるいは、納得してくれるフリをしてくれた)。しかし、このヘルプ嬢は、「女優の前に、女の子なんだ」と言わんばかりに、しゃべり続けた。 もちろん、私も分かっています。キャバ嬢は女優みたいなものだが、プライベートの事情に大きく左右され、女の子をむき出しにしている。でも、プライベートのまま話をするのなら、女友達と飲むのと変わりがないのではないか。 このヘルプ嬢はさらに続けた。 「キャバ嬢だって、いろいろ凹んでいたりするんだよ。そんなとき、誰にも相談できない。お店の女の子にも、従業員にも言えなかったりする。そんなときに、誰かに相談できたらって思うんだ。そんなときに、相談できるのはお客さんってこともある。キャバ嬢は、出会いは限られてるでしょ。基本的に一番出会っているのはお店なんだし」 そんな時間を過ごしていると、指名嬢がやってきた。ヘルプ嬢とそんな話をしていたことも知らずに、笑顔で戻ってきた。私は、ヘルプ嬢に感謝をしながら、握手をして別れた。 「え? なんで握手なの?」 指名嬢は不思議そうに私をみていた。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) ウオッカ 史上2頭目の秋連覇へ死角なし
秋のGIシリーズ第4戦は最強古馬決定戦「第140回天皇賞・秋」(東京芝2000メートル、11月1日)。最終追い切りが28日行われ、2003年のシンボリクリスエス以来、史上2頭目の連覇に挑む女王ウオッカが絶好の動きを見せた。ダイワスカーレットと主役を分け合った昨年と違って、今年は紅一点の参戦となるが、これまでも唯一の牝馬として参戦した2007年のダービー、そして今年の安田記念を勝利している。もちろん、この天皇賞でも17頭の牡馬を従えて先頭でゴール板を駆け抜けるだけだ。 もはや、牝馬ではない。ウオッカがその豪快な走りで、記録的にも性別を超えようとしている。ここで勝てばシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトと並ぶJRA・GI最多の7勝、獲得賞金でも歴代1位のテイエムオペラオー、2位のディープインパクトに次ぐ、史上3位となる。まさに現役馬でありながら歴史的名馬と肩を並べることになる。 「レースを使うと、ピリピリするのが牝馬。でも、ウオッカに関しては気苦労がまったくない。牝馬の域を超えている」(清山助手) 歴史的な一戦に向けて、馬自身もやる気満々だ。毎日王冠からわずか10日後となる21日の1週前追いで、異例の坂路800メートル52秒5。通常なら軽く馬なりでの調整…それがこれだけやれるのは何より元気な証拠だ。陣営が期待する叩き2戦目の上積みをきっちりと証明した。 「不安があれば先週の土曜にやるつもりだった。それが水曜にあれだけの時計を出せるのも回復のスピードが早いから。そういう面を含めてまだまだ進化しているね」 鞍上にとっても、記録のかかる天皇賞となる。2007年のメイショウサムソンから昨年のウオッカ、そして今年勝てば秋天3連覇の金字塔を打ち立てることとなる。ダイワスカーレットと歴史に残る名勝負を演じた昨年。そして、今年は人馬ともに歴史的な偉業達成のかかった舞台となる。 「前走の毎日王冠ではハナを切ったけど、今度は頭数も距離も違う。昨年のような競馬になると思うし、レースが厳しければ厳しいほどこの馬は強い。今度はファンの期待を裏切らないと思う」。もはやウオッカの敵は現役馬にあらず。過去、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイも成し得なかった快挙。“レジェンド”たちを超える激走で、史上2頭目の秋天連覇を達成する。 【最終追いVTR】武豊騎手がまたがり、Wコースでトーセンモナーク(古馬1000万)、ダノンプログラマー(古馬1600万)との3頭併せ。5Fから66秒5→51秒9→37秒9→11秒3を馬なりでマークした。前半からこの馬らしいストライドの大きな走り。直線を向いてからはさらに豪快さを増し、自らハミを取ってグイッと前へ出た。ダノンに1馬身、トーセンに2馬身それぞれ先着を果たす完ぺきな内容で出走態勢を整えた。
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) ドリームジャーニー 敵は相手よりも左回り
春のグランプリホース・ドリームジャーニーにとって克服しなければいけないのが、昨年の天皇賞・秋(10着)以来となる左回りだ。全8勝中7勝が右回りに対し、左回りはわずか1勝にとどまっている。だが、裏を返せば、そのウイークポイントさえクリアできれば、盾奪取が見えてくる。 今までは左回りだと直線、どうしても内にササり、「ブレーキをかけながら追う」(池添騎手)ため、ロスが生じていた。だが、担当する山下助手はキッパリと言い切る。 「左回りはどうか? とよく聞かれるけど、調教ではキッチリと手前をかえている。ボク自身、そこまで苦手だとは思っていない」 昨年のレースで結果を出せなかったのも、「直線で横山典さん(カンパニー)に先に進路を取られた。あの条件の外枠は不利だった」と言う。 もちろん、昨年とはデキそのものが違う。1週前の追い切り(ポリトラック、21日)では弾むようなフットワークで6F79秒8、ラスト1F11秒8(一杯)の好時計をマーク。騎乗した池添騎手が「いうことなし」と胸を張れば、山下助手も「前回とはマジで違う」と極限のデキを約束する。 父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという遅咲きの血が完全開花。もう回りどうこうは関係ない。 【最終追いVTR】池添騎手を背に、ポリトラックで終い重点のケイコ。6F79秒7→64秒7→50秒9→37秒7→11秒9を直線一杯に追われて計時した。最後は重心を深く下げたこの馬らしいフットワーク。先週(6F79秒8、ラスト1F11秒8)に続き、動きは文句なし。前走時より明らかにキレを増した印象だ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
噂の深層 “薬物芸能人”として名前が挙がっている人気女優Mの憂うつ
26日に覚せい剤取締法違反の罪で起訴された酒井法子被告(38)が初公判を終え、酒井被告の夫・高相祐一被告(41)、押尾学被告(31)と合わせ3つの“芸能界薬物裁判”が終わった。事件発生から今まで3人とつながる数々の芸能人の名前が浮上したが、そのうち酒井被告夫妻と人気女優・Mの接点が浮上した理由が明らかになった。 酒井被告に先立ち、21日に行われた高相被告の初公判で、高相被告は弁護人から「週刊誌では沢尻エリカさんとのつながりも報じられたが、沢尻さんをご存じか」と聞かれると、「いえ。まったく知りません」と否定。面識についても「ない。僕はほとんどテレビを見ない。雑誌で顔を見たくらい」と話した。 一方、酒井被告の初公判では、検察・弁護人の双方から、酒井被告と他の芸能人の接点に関する質問はなく、「期待されていた、酒井被告の口からシャブ芸能人の暴露もなかった」(週刊誌記者)というが、おかげで胸をなで下ろす芸能人が多いようだ。 「高相被告の場合、少しでも罪を軽くしようと、弁護人がマイナス報道の打ち消しに躍起で、苦しまぎれに沢尻の名前を出した。しかし、酒井被告の場合、そんなことをする理由はなかった。特に酒井被告が取り調べで供述したとされる、人気アイドルグループのリーダーら5人は助かったはず」(同) その5人には入っていないが、このところ、“薬物芸能人”として名前が浮上しているのが女優のM。酒井被告との接点がたびたび報じられている。 「酒井被告が逮捕されてから、“バキバキDJプレイ”など、クラブでキメながら激しいDJプレイをする酒井被告の写真や映像が流出しているが、一部で酒井被告が高相被告とともに地方のクラブに入り浸っているのが報じられた。Mはそのクラブがある県の出身で、今年に入って酒井被告が通っていた2カ所のクラブでの目撃談が多くあった。そのため、芸能人同士ということで、酒井被告と接点があるように思われた」(事情通) ウワサは広まり、Mの仕事にも悪影響を与えそうだという。 「大手広告代理店はMを起用してから不祥事が出ては大変なので、Mの周辺をリサーチし始めているらしい。Mはこのところ仕事がパっとせず、タダでさえ今後、CMの仕事が厳しくなりそう。下手をすれば、そのうちゼロになってしまうのかもしれない」(広告代理店関係者) 酒井被告との接点をはじめ、よからぬウワサを一掃するには、本業で結果を出すしかなさそうだ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
噂の深層 押尾被告の暴露本出版か
麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優・押尾学被告(31)の初公判が東京地裁で行われたのは23日。公判後、押尾被告のそばにいた人物をめぐり、業界ではあるウワサが駆け巡っている。 初公判を終えた押尾被告は午後5時ごろ、東京・多摩市内の実家に帰宅。警官3人が警備し、押尾被告を乗せた車両は停止することなく駐車場へ入り、本人が降車するとすぐに走り去った。その後、押尾被告が実家マンションに入る時、ずっと付き添っていたのが、双葉社の編集者。 「彼は石原真理、奥菜恵の自伝を手がけた敏腕編集者。最近では酒井法子被告の転落までの半生をたどった『酒井法子 孤独なうさぎ』(渡邉裕二著)を出版したばかり。押尾被告についても“暴露本”の企画で動いていることは間違いない」(芸能ライター) 一連のヒット作を手がけた編集者が、押尾被告の暴露本出版を実現するかどうか、業界関係者は注目している。
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) 東の新星シンゲン 得意の東京で一角崩しなるか
ウオッカの2連覇を阻止するのは、東の秘密兵器・シンゲンだ。「第140回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月1日)の最終追い切りが28日、東西のトレセンで行われ、シンゲンが抜群の手応えで駆け抜けた。6歳の今年は重賞2勝と本格化。東京は8戦6勝のハイアベレージを誇っており、一気に頂点を極めるシーンは十分考えられる。 6歳の今シーズン、ついに奥手の血が開花したシンゲン。重賞2連勝を含め4戦3勝、3着1回と充実ぶりは目を見張らせる。 前走のオールカマーもマツリダゴッホ、ドリームジャーニーのGI両馬相手に0秒3差3着だから、評価できる。しかも、2頭とはコース適性の差が大きかった。 「今日はコースの上手な馬に勝たれたよ」と鞍上の藤田騎手もあれが実力でないことを強調。「東京ならやれる手応え手ごたえをつかめた」とリベンジを誓っていた。 実際、東京はここまでメンバー最多の6勝を挙げているように、自分の庭も同然。コースの違いはあるが、同じ左回りで行われた新潟大賞典の勝ちタイム1分56秒9は、メンバー最速。距離適性も相当高い。 もちろん、状態は非の打ちどころがない。22日に行われた1週前追い切りでは、ポリトラックで6F82秒6、上がり3F37秒3→11秒1(馬なり)をマーク。「ひと追いごとに良くなっています」とケイコ役の斉藤助手が言えば、大上調教厩務員も「(休み明けを)1度使った上積みは大きい。前走以上なのは間違いない」と口をそろえて太鼓判を押した。 今年の3勝すべてで、メンバー最速の鬼脚を爆発させている点も特筆できる。「精神面で成長し、オンとオフの切り替えが上手になった」と指摘する同調厩員。無駄な動きをしなくなった分、エネルギーが蓄えられ終いの爆発力につながっているのだ。 確かに実績不足は否めないが、スピード+切れ味は並みいるGI馬と比べてもまったくそん色がない。GI初挑戦が天皇賞とハードルは高いが、大上さんは「素質的にはヒケを取らない」とキッパリ。千載一遇のチャンスに意欲満々だ。 【最終追いVTR】角馬場でウオーミングアップした後、ポリトラックへ入り、5F65秒9→50秒1→36秒4→11秒4(G仕掛)。半マイル付近から加速すると重心をグッと沈ませ、矢のような伸びを見せた。デキは万全に近い。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
フジ「不毛地帯」 視聴率も不毛の理由
フジテレビ開局50周年ドラマとして放映されている「不毛地帯」(木曜22時)。初回の視聴率が14.4%、2回目が11.1%と、キャストの豪華さと放送前の宣伝のすごさを考えると物足りない。予想外の苦戦を強いられている要因は? 「不毛地帯」の原作は山崎豊子の同名小説で、1976年に仲代達矢を主演に映画化、79年には主演・平幹二朗でドラマ化(TBS)もされている。元大本営参謀のエリート軍人で、11年もの長きに渡るシベリア抑留を生き抜いた主人公・壱岐正が、高度経済成長期の日本を舞台に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、世界を相手に戦う様を描いている。 さて、22日の同時間帯の主なほかの番組の視聴率は、TBS「秘密の嵐ちゃん! 秋の2時間スペシャル」15.4%。日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」11.5%、テレビ朝日「報道ステーション」11.3%。これと比べると「不毛地帯」の数字は寂しい結果と言わざるを得ない。 主演が同じ唐沢寿明ということから2003〜04年に放映された「白い巨塔」と同レベルの数字が期待されたはずだが、「白い巨塔」の場合、第1部が初回22.8%、平均21.1%、第2部が初回25.5%、平均26.2%と、すでに「不毛地帯」が「白い巨塔」に追い付くのは難しそうだ。 ところが、ネット上などでの評判は悪くない。主人公・壱岐正役の唐沢のほか、壱岐の妻には、和久井映見。壱岐の同期で親友には柳葉敏郎。小雪、佐々木蔵之介、天海祐希、竹野内豊と人気俳優がずらり顔を並べている。さらに原田芳雄、岸部一徳、伊東四朗といった実力者が脇を固め、見応えは十分。ではなぜ数字が振るわないのか? ある芸能ライターはこう語る。 「話が重すぎる。いわゆるトレンディードラマ的な軽いノリがもう受けないのは分かるが、これは本格派過ぎ。今、テレビを見ている人にシベリア抑留とか戦後復興といっても受け入れられないと思う。実際、TBSが前クールで日曜に放送した『官僚たちの夏』も見応えはあったが、数字的には惨敗だった。それと似ている」 また本紙にコラム連載中の芸能評論家・肥留間正明氏は次のように分析する。 「唐沢はこの役に合っていない。この人は2番手にいるほうが光る。数字の良かった『白い巨塔』だって、共演した江口洋介が主演の方がもっと良かったと思う。『官僚たちの夏』同様、今後8%くらいまで落ちるのではないか」 とはいえ、放送期間が半年と長い同ドラマ。過去に映画化、ドラマ化されたように原作の面白さは折り紙付きだけに、これから視聴率を挽回(ばんかい)していく可能性はありそうだ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
休業前より色気ムンムン ミポリン “アラフォー美”で取材陣を圧倒
ミポリンが久しぶりにカメラのフラッシュを浴びた。12年ぶりに主演する映画「サヨナライツカ」の完成報告会見に出席したミポリンこと女優・中山美穂(39)は、5歳児の母とは思えない美ぼうで取材陣を圧倒。今後、“アラフォー”世代の星となりそうな予感だ。 27日、都内で行われた同作の会見に登場した中山は、肩を出したセクシーなワンピース姿。映画の主演も12年ぶりなら、ファンの前に登場するのも12年ぶりとあって、報道陣の期待感はピークだったが、裏切らない“アラフォー美”で会場の視線を独占した。 映画の原作は、中山の夫で、ミュージシャンで小説家の辻仁成氏の「サヨナライツカ」。一生に1度の燃えるような愛を綴ったベストセラー小説。壮大なラブストーリーを、日本でも大ヒットした映画「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化した。 中山演じる自由奔放で欲望に忠実な沓子と、石田ゆり子演じる貞淑な婚約者の光子、2人の女性の間で揺れ動くエリートビジネスマンを演じた西島秀俊が「シーンごとに、監督に要求される感情が1つではなく、それをシーンの中で完璧に表現するまで監督はOKを出さない。それが大変であり、やりがいでもあった」と話すと、12年ぶりの主演となる中山は「私のほうにはそんな大きな注文はなかった。ちょっと嫉妬しました」と撮影を振り返った。 中山は、以前にもこの作品のオファーがあって、その時から役に魅力を感じていたこと、そして沓子のような自由奔放な役をやりたいと思っていたことから、12年ぶりの主演を決めたという。 石田は「(2人を比べて)これじゃ沓子を好きになっても仕方ないと思われたらいやなので、私なりに彼女(光子)の生きる美学のようなものを考えて演じました。女はみんな沓子の部分と光子の部分を持っていると思います。ただ、出来上がった映画を見て『沓子さんは魅力的だな。これは男の人ならこっちだな』と思いました」と中山演じる沓子をほめ称えた。 中山自身も「(沓子と光子)両方持っていると思う。沓子はただひたすらに愛するけれど、なかなかできることじゃない。光子には共感、沓子は共感というよりあこがれですね」と役柄をとても気に入っているようだった。 パリでの7年間については「どのように影響しているか分からないけれど、それまでお休みして、自分を磨いていったりとかして、変わった部分がにじみ出ている芝居になればいいな」と語りながら「スケール感ある壮大なラブストーリー。恋人や家族など大切な人たちと愛について語るきっかけになると思います」とPR。 中山は12年のブランクを感じさせない堂々たる態度と美ぼうで存在感を見せつけた。