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芸能 2009年10月28日 15時00分
のりピー 今後は福祉や介護の仕事を希望
のりピー本気だった! 覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月を求刑された酒井法子被告(38)が早ければ年内にも「学生」になることが分かった。前所属事務所「サンミュージック」の相澤正久副社長が明かしたもの。 酒井被告は26日の初公判で、今後の進路として福祉や介護の道に進むことを挙げていた。在宅で勉強しながら学校にも通い、近い将来、社会福祉士や介護福祉士の国家資格を取得するという。 がんの手術を受けて療養中といわれる継母をサポートすることや、10歳の息子に働く姿を見せたい、というのが動機で、酒井被告は「本気で勉強する」と、新しい目標に向かってすでにまい進しているという。 しかし、資格取得のためには法律の壁がある。刑事罰に処された者は、執行猶予満了後、2年間は受験資格がないのだ。また、かつてトップアイドルだった酒井被告が、糞尿の処理まで行う介護の現場で働けるのか、といった現実的な問題も。いずれ酒井被告は、法廷で語った「日一日と信頼を取り戻せるよう頑張っていきたい」という言葉を証明するべく、早くも動き出したようだ。
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トレンド 2009年10月28日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」グラビア会の現況
25日(日)の夕方、「ドライブA GO!GO!」(テレビ東京)を見ていると熊田曜子(27)が出ていた。「あー、久し振りだなー」と思い、気になったので公式HPを開いた。すると、現在全国ネットのレギュラーがない! 一本もない! それは見ないはずだ。 とはいえ、彼女はレギュラー仕事よりもゲスト枠で光るタイプ。そのゲスト出演も激減した気がする。これは彼女が所属している「グラビア会」のメンバー全員に共通した、由々しき事態だ。 念のため説明しておこう。グラビア会とは若槻千夏(25)、ほしのあき(32)、安田美沙子(27)、山本梓(28)、夏川純(29)、磯山さやか(26)らによる会合で、飲み食いして親睦(しんぼく)を深めながら、テレビで活躍するためにはどうしたらいいのかといった問題を真剣に議論する、実に建設的な集いである。そんな芸能界にガッツいていたメンバーたちの出番がめっきり減っている。 日本を一度飛び出した若槻の仕事が減るのはしょうがないにしても、安田美沙子、夏川純の“見なくなったぶり”は目を覆いたくなるほど。安田美沙子は熱愛とマラソンの人になってしまったし、夏川なんてホントに見なくなった。やはり年齢詐称問題が影を落としているのだろう。人間、ウソをつくのはいけないということだろう。 「2年前に年齢詐称が取りざたされる前はスケジュール帳は真っ黒でしたけど、今はかなり空きができましたね」(テレビ制作会社スタッフ) その代わり台頭してきたのが南明奈(20)、スザンヌ(23)、木下優樹菜(21)、里田まい(25)だ。いまだ奮闘しているのが小倉優子(25)である。 ただでさえ番組の予算が削減されているのだから、グラドルが座る椅子の数も減らされる。 争奪戦はよりし烈になっているのだ。世の中は常にフレッシュな人材を求めているからして、その新勢力に対抗する善後策こそグラビア会が練らなければならない問題なのだ。 例えば、ヘキサゴン軍VSグラビア会の全面対抗戦を「めちゃイケ」の女子プロレスとしてやるなら、これは見たい! そこで「やっぱグラドル会すげぇ!」「カ、カテェ!」と見せつければいいのだ。夏川の得意技はもちろんサバ折りで! グラドル会メンバーはこの危機を乗り切らないと2、3年後には「あの人は今」行きのタレントになり下がってしまう。なんなら相談に乗りますよ!
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その他 2009年10月28日 15時00分
「ヲタク記者は見た!」秋葉原に近未来的献血ルームが誕生!
先日、暇さえあれば献血に通う“献血ヲタ”の友人Aが「アキバにできた献血ルームがヤバイ!」と言ってきた。何でもAボーイご用達の献血ルームなんだとか。 ホンマかいなと思いながら、そこは行かねばならぬがヲタク記者。JR秋葉原駅電気街口より徒歩1分、ソフマップが入った朝風2号館ビルの5階。日本赤十字社が1日にオープンした献血ルーム「akiba:F」に向かった。 生まれてこの方、血を抜いたことなどない“献血バージン”。恐る恐る扉を開けてみると、そこは近未来的空間。とても献血ルームと思えない。 部屋の中央に目をやればガラス窓の先にいるのは我らがボーカロイド、初音ミク様ではないか。3Dホログラムに浮かび上がったミク様が献血者に勇気を与えるかのように軽快な踊りを披露する。見渡せば部屋のいたるところにミク様のフィギュアが。そのなかの一つにパンチラが拝めるフィギュアも発見! おっと、献血より先に鼻から出血するところだった。 気を取り直し、奥の採血スペースへ。美人受付嬢いわく、献血は通常の献血と、血液中の血小板と血しょうのみを抽出する成分献血から選べるのだという。 部屋は青い間接照明で照らされ、液晶テレビが備えられたリクライニングシートが並ぶハイテク設備。 シートに横たわり、ついに注射針がチクリ。これが思っていたよりイタイのだが、看護師のお姉さんが話し相手になってくれ、リラックスできた。 「秋葉原は献血のメッカなんですよ。平日こそだけど、土日はもう満員。秋葉原にはもう一つ駅前に献血ルームがあって、そこはここみたいじゃなくごく普通の献血ルームなのに満員になっちゃうから不思議よね」 献血後はドリンクや軽食はもちろん、マンガも読み放題。 おまけに無線LANに電源コンセントも完備とAボーイには至れり尽くせりの設備。「ヲタクこそ献血に行く」と知った、秋晴れの午後だった。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元女子フィギュア選手・渡部絵美さん
伊藤みどりの前世代で活躍した女子フィギュアの渡部絵美(本名・渡部キャスリン絵美)は、1959年8月27日に日本人の父親・純一さんと、フィリピン人の母親・リディアさんとの間に生まれた。 両親は、父親が太平洋戦争でフィリピンに出征した際に母親と出会い、その後結婚して来日した。敬けんなカトリック信徒である母親の影響で一家はそろってクリスチャン。05年7月、85歳の父親が心不全のためフィリピンで他界した。 渡部は2歳でスケートを始め、10歳の時に米国へスケート留学。そこで、36年の冬季五輪で銅メダルを獲得したフェリックス・カスパーの指導を受けて才能を開花させた。 72年に12歳で競技会にデビュー。その年の全日本フィギュアジュニア選手権で初出場、初優勝した。その後の72年から79年までの全日本フィギュア選手権で8連覇を成し遂げた。この記録は、その後、伊藤みどりも同じ8連覇を成し遂げているが、ともに現在に至るまでこの記録は破られてはいない。 76年のインスブルック冬季五輪に16歳で出場、13位に終わった。翌77年の東京での世界フィギュア選手権では12位だった。 だが、スケーティングの基礎技術の正確さとジャンプの安定性が国際スケート連盟(ISU)役員の目に止まり、しばらくはISUのマニュアルに渡部の2回転アクセルが手本として示されていた。 79年の世界フィギュア選手権で日本人女性では史上初となる銅メダルを獲得した。翌80年のレークプラシッド五輪ではメダルが期待されたが、6位入賞に留まった。そして同年の世界選手権で4位に入り、その3カ月後の6月に現役引退を表明した。 引退後はタレントとプロスケーターに転向、01年の参議院選の比例区に自由連合から出馬したが落選した。◎ライバルは天才少女・伊藤みどり 渡部絵美と比較されるのが天才少女といわれた伊藤みどり。一番印象に残っているのは、92年のアルベールビル冬季五輪のフィギュア女子シングルで銀メダルを獲得したことだろう。 89年の世界選手権で優勝、「ジャンプの伊藤」として世界的に有名になった。そして渡部と同じ全日本選手権の8連覇を成し遂げた。04年3月、数々の輝かしい実績を持って日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした。 伊藤は4、5歳の頃にスケートを始め、6歳から本格的な競技に参加、「天才少女スケーター」と呼ばれるようになった。14歳になった84年、サラエボ五輪への参加を狙った日本スケート連盟は、伊藤のために世界ジュニア選手権などを開催したが、最終的には実現しなかった。 現役引退後は、グランプリシリーズの解説やインストラクター、アドバイザーなどをこなしている。私生活では04年に元劇団四季の俳優と結婚したが、06年に離婚。09年9月に一般男性と再婚した。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
一発!大化けあるぞ 超“カタブツ”レスラー井上亘を直撃
いまセルリアンブルーのマットで“大化け”しそうなヘビー級戦士がいる。新日本プロレスきっての“カタブツ”レスラー井上亘だ。昨夏にジュニア最強戦士として鳴り物入りでヘビー転向を果すも、ここ1年は結果を残せないまま悪戦苦闘。今年デビュー10周年を迎え、レスラー人生の岐路に立たされている男を直撃した。 −−デビュー10周年。今年はヘビー級戦線で厳しい闘いを強いられて勝負の年ですね。 井上 全然いま結果を残せてない俺をこうやってインタビューしてくださってありがとうございます。 −−そんなに恐縮しないで大丈夫です…。あらためて10年を振り返ってみて。 井上 デビュー10年ですが、ヘビー級では1年ちょっと。結果も残せてないのでまだまだ。ここ1年はヘビー級の壁にぶつかってもがいている感じですし、ハッキリ言っていまはドン底。ただ、自分のプロレス人生っていうのはデビューから浮き沈みが激しかったので、ここから気合ではい上がりたいと思ってます。 −−確かにヘビー級転向後は苦戦が続いている。 井上 ジュニア王者、スーパージュニアを獲ったように、もちろんヘビー級でもトップを獲りたいんですけど、ヘビーでやってケガも多くなりましたし、なかなかうまくいきません。先日もジュニア時代からのファンの方から「井上選手の試合を見て人目をはばからず泣いてしまった」ということを言われ、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。勇気づける試合ができなきゃいけないと思ってレスラーはじめたのに、こんなんじゃダメです。“悲し泣き”をうれし泣きしてもらえるように気合でがんばるしかないです。 −−そもそもレスラーになるきっかけは。 井上 昔の僕は体が弱くてアトピーとかもあってモヤモヤしてたので、強くなりたかった。それで大学3年のときにアニマル浜口ジムでウエートトレーニングをはじめ、徐々に体が大きくなっていく自分の姿を鏡で見てのめり込みました。ちょうどそのころ新日本の両国7連戦を全戦見に行ったりして、気がつけばプロレスが職業になってた感じですね。 −−よく「気合」って言うのは浜口イズムなんですか。 井上 そんなに言いますかね。ただ、アニマル浜口さんに出会ってなかったら、まず僕はプロレスラーになっていない。僕にとっては心の師匠というか、それぐらいの存在。そういう意味でアニマルさんの魂はあるかもしれないですね。いまでも僕はアニマル浜口ジムにいたころに学んだ言葉を胸に、闘ってますしね。 −−どんな言葉? 井上 アニマルジムの壁には浜口さんが体得されたいろんな言葉が書いてあるんですが、その中にあったのが「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」っていう言葉です。決してエリートとかではない自分にピッタリの言葉だなぁと思って、いまでもサインとかにもこの言葉を書いたりしてるんです。でも、よくよくこの言葉を調べてみたら、元はベートーベンの言葉だったらしくて、浜口さんのじゃなかったみたいなんですけどね(笑)。 −−現在、闘いが続いているG1タッグで青義軍の永田裕志と歓喜に至れれば最高ですね。 井上 そうですね。ただ、永田さんとタッグを組ませていただいてますが、リングでは永田さんに負けない輝きを見せたいと思ってます。気合入れていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。◎入門試験でヤリすぎ 実直という言葉がピッタリの井上だが、裏を返せば新日プロでも指折りのプロレスバカといえる。入門テストの際には、当時試験官だった橋本真也さんから「スクワット200回だけでいいよ」と言われているにもかかわらず、倍の400回やって力強さをアピール。だが、これが逆効果となって入門試験に落ちた。 かなりの練習熱心で知られる。ジュニア時代365日練習を欠かしたことがないとか。大半の選手が年末年始に道場で練習をすることはないが、元旦からトレーニングに没頭していた井上は、先輩レスラー馳浩からお年玉をもらったことがあるほど。 レスラーといえば金が入れば酒やギャンブル、女遊びに使うのがスタンダードだが、井上は遊びなど目もくれず「給料とか先輩にもらった洗濯代とかは自分の体をつくるためにプロテインとかに使ってました」という堅実なレスラーである。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
全日本 諏訪魔 船木は敵だ!!
諏訪魔が船木誠勝との一騎打ちと世代闘争をブチ上げた。 諏訪魔と船木は同じ全日本プロレス本隊ながら、10・11後楽園大会で緊張関係が表面化した。 2人はタッグを組み、鈴木みのる&高山善廣と対戦。高山のエベレスト・ジャーマンに沈み、プロレス復帰後初めてピンフォール負けを喫した船木は、諏訪魔に「申し訳ないです」と頭を下げて握手を求めたが、諏訪魔はこれを拒否。2人の睨み合いはしばらく続いた。 諏訪魔が反発するのには理由がある。復帰以来、船木に対するファンの関心は強まる一方で、どの会場でも高い人気を集めている。マスコミの注目度も高い。新時代の旗手として常に全日本の活性化を考えている諏訪魔にすれば、突然現れた武藤世代の人間が大きくクローズアップされることは、面白くないに決まっている。 「いきなり俺の目の前に立たれて日照権を奪われた感じ。やりづらいし、目ざわり。俺のやりたいプロレスができない」 さらに「武藤さんと同世代であっても、船木さんはプロレスのキャリアがない分、プロレスは出来ていない」とバッサリと斬り捨てた諏訪魔。だが、10・20長崎五島大会で、6人タッグで初めて船木と対戦すると「グランドをはじめ、船木さんの秀でている部分がいろいろと見えた。戦ってみて分析できた」と認識を新たにした。 一方で「俺のほうが勝っている部分が多い」と自尊心を強めるのは、諏訪魔がムキになっている表れであり、試合後には船木と激しく張り合っている。そして口を突いて出てきたのは「早くシングルでやらせろ」という言葉だ。 ただし、標的は船木だけではない。「船木さんもそう、俺の目の前に立つチャンピオン(小島聡)もそう。上の世代を全部ぶっ潰す。俺だけでなく、河野、浜もどんどん自己主張するべき。俺ら若い世代が目立って、主役になっていかないと全日本の新陳代謝は進まない」。 全日本の未来を切り開くために、諏訪魔は世代闘争を仕掛けるつもりだ。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
「ビバ!メヒコ メキシコ通信局」日本襲撃が待たれる英雄W・ゲレーロ
メキシコマット界でいま、ナンバーワンのルード(悪玉)はウルティモ・ゲレーロだ。メジャーCMLLのリングで、CMLL世界ヘビー級王座に続き、新設されたユニバーサル王座も獲得。現在2冠王に君臨している。 ユニバーサル王座は、階級の枠をなくし、チャンピオンが一堂に会して王座決定戦を行った特別なベルト。名称はチャンピオンシップだが、同王座は新日本プロレスでいえばG1クライマックスのような扱いで、ナンバーワン決定戦の優勝者に贈呈されるトロフィーがベルトになった形だ。CMLL世界ヘビー級王座に関しては9・25アレナメヒコでライガー相手に防衛している。 さらに最近では、トップファイターの一人、ビジャノ5号のマスクはぎに成功。また、ルチャリブレの発展のために「ウルティモ・ゲレーロ・ジム」を開設するなど、ゲレーロはいま名実ともにCMLLのトップに立っている。 リンピオ(善玉)のナンバーワンがミスティコなら、ルードは文句なしにゲレーロだ。驚くべきは、ゲレーロはルードであってもその実力はファンが認めており、殿堂アレナメヒコでの支持率はミスティコを超えるものがある。 毎年5月、ウルティモ・ドラゴンはアレナメヒコで自主興行「ドラゴマニア」を開催しているが、2007年の第3回大会に参戦した、辛口で知られる鈴木みのると高山善廣もゲレーロを高く評価していた。メキシコの中ではもっとも日本向けの選手で、CMLLが新日本と提携しているいま、来日が待たれるところだ。 なお、10月16日(現地時間)アレナメヒコのメインで行われた、裕次郎とブラック・ウォリアーのカベジェラ戦(髪切りマッチ)は、裕次郎が勝利を収めてウォリアーを丸坊主にした。パートナーの内藤哲也も7月のカベジェラ戦でトスカーノを下しており、チーム・ノーリミットは大物2人の髪切りに成功する偉業を達成した。※前回のこのコーナーで裕次郎が髪切りマッチを行う相手をゲレーロと表記しましたが、ウォリアーの間違いでした。訂正します。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
K-1MAX 魔裟斗 大みそか右往左往
大みそか魔裟斗のラストファイトが怪しい雲行きになってきた。27日に都内ホテルで行われた「K-1MAX2009決勝戦」の一夜明け会見では、GPを制して魔裟斗から最後の相手に指名されたジョルジオ・ペトロシアンにアクシデントが判明。カリスマ最終戦は一転アンディ・サワーに変更の可能性も出てきた。 初参戦ながら圧倒的な強さで2009年のMAX王者となったペトロシアンに、リング上で「あのさぁ、大みそか空いてる?」と対戦要求した魔裟斗だが、1夜明けて状況は変わった。ペトロシアンがGP準決勝の山本優弥戦で右手(第2外部骨折)を痛めて大みそか「Dynamite!!」参戦に黄信号が灯ったからだ。 現時点では母国イタリアで治療するペトロシアンの最終決断を待つことになった。 谷川EPから「なんとかケガを治してほしい。来年以降のMAXを担っていくなら辞める魔裟斗クンをKOしてほしい」と発破をかけられ「早くケガを治して魔裟斗を倒すためのカルテを作らないとね」と一刻も早くケガを完治させて魔裟斗戦に臨むつもり。 ただ、それでも完治しなければ、相手変更はやむを得ない。谷川によれば「ペトロシアンがダメなら、やっぱり魔裟斗クンが一度も勝ったことがないサワーになってくるでしょう」という。 リングで対戦を直談判した魔裟斗にとっては想定外の事態。かねてから「一番強いまま辞めたい」と言ってきただけに、決勝でサワーを圧倒したMAX最強戦士ペトロシアンと対戦しないまま引退するのは、本人の気が済まないというもの。それこそペトロシアンとやれないなら「大みそかでの引退撤回」「引退先延ばし」だって考えられるが、果たして。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
ZERO1 大谷 俺は不死鳥
ZERO1が窮地に立っている。10・24後楽園大会で世界ヘビー級選手権は王者・田中将斗が川田利明に敗れ、至宝が外部に流出。 12日に両国国技館では大谷晋二郎がIWGP王者の中邑真輔に挑むも結果を残すことはできなかった。2トップが大舞台で苦杯を喫したという事実は重く、いまのZERO1は深刻な非常事態に陥っている。 だが、大谷は悲壮感を表に出すことはない。2試合とも内容では負けていないという自負を持ち、「結果を見れば危機感がないと言えば嘘になる。でも試合を見てくれた人は、僕たちが窮地だと思わないはず」と言い切る。 事実、どちらの試合も接戦で、川田は「昔やった以上に、成長していたことを認めてあげないといけない」と田中を称えるコメントを残している。 田中が敗れた直後、大谷は「必ずベルトを取り返す」と川田に詰め寄ったが、新王者に噛み付いたのは大谷だけではなかった。崔領二、佐藤耕平、KAMIKAZEといった主力選手が宣戦布告。 彼らが見せた危機感と責任感はZERO1内の競走意識を高めるもので、大谷は「頼もしかった。半面、アイツらに負けてたまるかと思う。挑戦権を譲るつもりはない」とした。「本当に強い男は勝ち続けるのではなく、負けても立ち上がり続ける人間。それを地で行っているのが僕であり田中。ZERO1は絶対に音を上げない」 逆境になればなるほど燃えてくるのが大谷であり、同時にそれはZERO1の真骨頂でもある。巻き返しはこれからだ。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
戦極 横田 石井慧のネームバリューに嫉妬
「戦極〜第十一陣〜」(11月7日、東京・両国国技館)に出場する横田一則が27日、都内のGRABAKAジムで練習を公開。練習仲間で、大みそかにプロデビューする北京五輪柔道金メダリスト石井慧に嫉妬の炎を燃やした。 同大会で光岡映二とライト級ワンマッチに臨む横田。この日はミット打ちとサンドバックでそれぞれ鋭い打撃を披露した。 横田にとってはライト級王座次期挑戦権を懸けた大事な査定マッチ。それだけに「リラックスしてトータルで圧倒したいですね。前の試合からキャッチフレーズが『戦慄のマイクパフォーマー』って勝手に変わっていたので、何かしなきゃという自覚はあります」と意気込む。 得意の打撃は週に4、5日ほど石井と同じジムで練習をともにしている。「打撃は僕の方が全然上ですけど、刺激になりますよね。(石井は)街を歩いていても声かけられたりして。有名人と一緒にいるみたいで」と後輩の知名度の大きさに驚くばかり。食生活や栄養補給などのアドバイスを受けて参考にしているという。 「自分的にはああなりたい」と石井にジェラシーを燃やす横田。石井のエキスを盗み、戦極で成り上がる。