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レジャー 2009年11月10日 15時00分
エリザベス女王杯 叩き2戦目でニシノブルームーンが爆発
多勢に無勢の関東馬の救世主になれるか。ニシノブルームーンは敵地・栗東に早々と乗り込み、臨戦態勢を整えてきた。 とにかく、今シーズンの活躍は目覚ましく、最下級の500万から3連勝で一気にオープンまで駆け上がった。重賞実績はマーメイドS2着が最高だが、目下の上昇度をもってすればGIでも…を期待させる。 5歳を迎えて眠っていた素質を一気に開花させた一番の要因を鈴木伸調教師は次のように説明した。 「弱かった脚元がしっかりして、手加減せずにケイコができるようになったことだね。それまでは脚元と相談しながら使ってきたが、今は狙ったレースを使える」 秋初戦の府中牝馬Sは7着に敗退。11戦ぶりに“表彰台”を逃したが、「久々で(プラス4キロの数字以上に)体に余裕があったし、返し馬からテンションも高かった」と敗因は歴然だ。 そんな状態で前半1000メートル通過58秒1の速い流れを2、3番手で追走したら、失速もやむなし。むしろ、芝1800メートル1分44秒6という高速決着のなか、1秒差7着に踏ん張った愛馬を「休み明けだったし、上々の内容だった」とねぎらった。 前走後は「輸送に弱い」ウイークポイントをカバーするため、万全を期して3週前に栗東入り。「(長距離輸送で)体が減ったが、すぐに環境に慣れて落ち着いた。今はカイバをよく食べているし、体も回復している」。トレーナーはブルームーンの元気な姿を確認して意を強くした。 1週前の追い切りは、坂路で800メートル54秒9→40秒3→13秒1(馬なり)。「1週前なのでこれで十分。状態に関して心配な点は何もないですよ」と栗東入厩は確実に吉と出ている。 「この馬の長所は勝負根性とセンスの良さ。理想は好位差しだが、どこからでも競馬はできるよ」。その卓越したセンスは13戦して着外がわずか2回という戦績にも如実に現れている。 「(GIシリーズは)関西馬にやられっ放しだけど、そろそろ関東馬の意地を見せてやりたい」。5歳秋にしてようやくめぐってきたGIへの挑戦権。東の新星がひと泡吹かすか。
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レジャー 2009年11月10日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿 牡馬相手に楽勝のディープデザイアは間違いなくクラシック級
「伝説の新馬戦」なるものは、そうそうあるもんじゃない。3週前のローズキングダム、そして先々週のアドマイヤプリンスで、当分お休みだろうと思っていた。ところが、ディープデザイア(京都芝1800メートル)のあのケモノじみた強さはなんなんだ。 半兄は新馬→デイリー杯2歳S2着のダイアモンドヘッド。追い切りでもファンタジーS出走馬と併せる質の高い調教で、相手を軽くひとひねり。走ることは分かっていたが、スローの上がり勝負にしろ、牡馬相手にラスト3Fの推定ラップは11秒7→11秒0→11秒3を馬なり。冒頭に挙げたローズやプリンスと互角のハイラップをマークした。これはクラシック候補の一頭として、ぜひとも注目したい存在だ。 一方、東京ではアプリコットフィズが、2歳コースレコードに0秒1差と迫る芝1600メートル1分34秒7で4馬身差の楽勝を飾った。血統をひも解くと、母の全兄にマンハッタンカフェ。母系のSanta Lucianaを柱に、ビワハイジ→ブエナビスタの名前も連なる今をときめく極め付きの良血馬だ。 どこか繊細で430キロと小柄な分、馬体減りや関西への輸送がカギになるが、前記のディープといい、この2頭の牝馬はファンタジーS組とはスケールがひとつ違う。6〜9月期デビュー馬と10月以降の秋デビュー組との勢力図が、この1カ月でガラリ一変したことが、明らかになったように思う。 なんて、先週は未勝利組の中にも素材の良さが光る馬が一頭。デビュー戦では内外のコースロスがあった分、ローズキングダムの3/4馬身差2着に敗れたヴィクトワールピサが、折り返しの未勝利を持ったままで芝2000メートル2分1秒8。しかも、ラスト2Fのレースラップは11秒2→11秒3(3F34秒2)。半兄は、安田記念の覇者アサクサデンエン。 いやぁ〜、先週の土曜日は、一日に来年の桜花賞馬やらオークス馬やらダービー馬を何頭も見たような気がして、オジサン気持ち悪くなっちゃった(笑)。 東京の500万・ダ1300メートル戦では、アースサウンドが前年のスーニの記録を自作自演の逃げ切りで0秒2更新。次走は交流の兵庫ジュニアGPを予定しているみたいですが、ここも楽勝かなぁ。
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その他 2009年11月10日 15時00分
競輪人国記 徳島(4)
彗星のように現れたのが小倉竜二(77期)だ。平成6年、高校総体スプリントで優勝。競輪学校でも71勝を上げて2位(1位は小林正治=東京・86勝)に入った。実戦では平成8年4月にデビューすると、先行よりもまくり追い込みで活躍した。 2年後の平成10年には地元地区・四国観音寺のふるダビでGII優勝の快挙を成し遂げると、翌11年の競輪祭では吉岡稔真(福岡)マークから1/8輪差してGI初制覇を遂げた。 平成13年の小松島ふるダビでは、山田裕仁(岐阜)のジャン駆けに乗って追い込み、2回目のGII制覇。着実に力をつけた小倉は5年後の18年、競輪祭で吉岡のまくりに乗って海老根恵太(千葉)の必死の先行をG前追い込んで優勝。四国一の追い込み選手に成長した。 近況は落車46、失格11回。優参はするが荒っぽさから勝ちきれていない。だが、天下一品のハンドル投げで追い込み脚を活かしている。小倉のハンドル投げは、他の追い込みに比べ二倍伸びるといわれる。1輪差なら軽く交わしてしまう職人芸だ。 年齢的にも33歳と若く、目標さえつかめば再びGI獲りのチャンス。取手のGII戦では優参は外したものの(2)(1)と準優に参加した。2次予選Aでは石丸寛之(岡山)のまくりに乗って、さらにまくった伏見俊昭(福島)を3角、一発で飛ばしたさばきは見事なものだった。近づく競輪祭は得意とする小倉ドームだけに、狙ってくるだろう。 直線番手を回れば頭に抜ける安定感と、位置が悪くてもコースをつかんで追い込む鋭脚は健在。目標としている井上茂徳(佐賀)に、さらに近づく可能性を秘めている。
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トレンド 2009年11月10日 15時00分
蘇るジョー
パチンコ大手の京楽産業(株)とパチスロ大手のサミー(株)が27日、都内で合同プロジェクト発表会を開催した。2社が発表したのはパチンコ&パチスロ「あしたのジョー」だった。 会見によれば、京楽とサミーは数年前から業界で初の“開発レベルからの合同プロジェクト”を始動していたとのこと。そして今回リリースを発表したのが、「ぱちんこあしたのジョー」(京楽)と「パチスロあしたのジョー」(サミー)。 「あしたのジョー」といえば、コミックス(全20巻)の累計発行部数は2000万部を突破、アニメは最高視聴率で30%を記録、そのほかにもジョーのライバル力石徹の告別式など、数々の感動と伝説を生み出した名作漫画。2009年は「あしたのジョー」が生誕40周年を迎える年とあって、公式サイト「あしたのジョー40周年プロジェクト」(http://www.aj40.net/)が開設されるなどいろいろな動きを見せている。なかでもこの2機種の投入は、連載誌・単行本の出版元や原作者の全面協力を得て、パチンコ・パチスロ両業界の活性化を目指す京楽・サミーが満を持してのプロジェクトだけに大きく期待できる。再び人々がジョーの拳に酔いしれる日々も近そうだ。 12月には、これまたビッグイベントとなりそうな、両国国技館での合同展示会も待ち構えている。これらの最新リポートは公式サイト「ぱちんこ・パチスロ あしたのジョースペシャルサイト」(http://utsubeshi.com/)でキャッチできる。サイトは、新聞スタイルのページが毎日更新されており、コンテンツも充実。 時東ぁみがキャスターを務め、さまざまな関連情報を伝える「打つべし.comニュース」、日替わり美女が登場する動画「今日の立つんだ嬢」、そのほかに、「あしたのジョー」の登場人物紹介やジョーの壁紙カレンダー(ダウンロード可能)もある。(C)高森朝雄・ちばてつや/講談社・虫プロ・TMS
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トレンド 2009年11月10日 15時00分
刺激いっぱいのカフェ
(株)ノース・スターズ・ピクチャーズが、今までにない新しいタイプのカフェ「CAFE ZENON」を11日、東京・吉祥寺に開店する。週刊コミックバンチを編集する漫画の匠たちがCAFEを新しい空間雑誌として新創刊するというもの。 店内には多様なクリエーターたちの作品を散りばめている。現代アーティストである井上隆保氏による絵画や、日本画家である西のぼる氏の金屏風、日本のポップキャラクター界のパイオニアであるデビルロボッツによるロゴや小物デザイン、新進気鋭のデザイン集団ライトニングボルトによる巨大グラフィックアート、多方面で活躍するシャンデリアクリエーターであるキムソンヘ氏の照明など、普段は見逃してしまうちょっとした場所やものにもたくさんのこだわりを見せている。 オープニングセレモニーには、内装をデザインしたアーティストたちと運営母体のノース・スターズ・ピクチャーズより北条司・原哲夫・次原隆二らも集った。 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-11-3。営業11〜25時。無休。(http://www.cafe-zenon.jp/)
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トレンド 2009年11月10日 15時00分
ディープなライダーのはなしが聞けるゾ!!
「仮面ライダーBLACK」の倉田てつをさんがデビュー22周年を記念して「倉田てつをトークライブ〜光・再会〜」を12月24日、東京・江東区のティアラこうとうで行う。 倉田さんは、1987年「仮面ライダーBLACK」の南光太郎役でデビューから22年。今年は「仮面ライダーディケイド」の中にも同じ「BLACK」「BLACK RX」として登場、新旧ファンを楽しませてくれた。 そんな倉田さんが同作の主題歌を歌う宮内タカユキさん=写真、スーツアクターとしてライダーを演じた岡元次郎さんをゲストに迎え、当時を語る特別なトーク&ライブが行う。司会は戦隊を語らせたら止まらない、鈴木美潮さんというスキの無い布陣。 このトークライブは間違いなく熱い! 開場18時、開演19時。前売り5500円、当日6000円。※申し込み整理番号が入場時の順番となりますが指定席ではありません。 問い合わせ先=オフィス・K(info_officek@yahoo.co.jp)
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トレンド 2009年11月10日 15時00分
週刊コミックバンチがケータイで読める!!
「週刊コミックバンチ」(発行・新潮社)が全連載作品の最新話をケータイ上の週刊誌として配信する業界初の試みに挑戦する。 株式会社コアミックスは、11月5日auでの配信を皮切りに9日NTTドコモ、18日ソフトバンクモバイル向け公式サイトとして週刊コミックバンチのモバイルサイト「週刊モバイルバンチ」を開始。月額525円(税込)で「週刊コミックバンチ」連載作品が、最新号から最大2カ月まるごと読める携帯向けコミックサイトだ。TVドラマ化で話題の「マイガール」や「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」はもちろん、北条司の「エンジェル・ハート」や原哲夫の「蒼天の拳」など連載作品を読み放題で配信。 また、携帯オリジナルの描き下ろし作品として原哲夫原作の「サイバーブルー」をリメークした「サイバーブルー改〜ロストナンバーチルドレン〜(画・森本尚司)」などを収録。さらに編集部ブログやキャンペーンとしてオリジナルflashゲームなどモバイルならではの特性を生かした楽しめるコンテンツも会員向けに配信していくという。 いよいよ本格的なWEBでの雑誌展開の時代が始まりそうだ。
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トレンド 2009年11月10日 15時00分
今週のオススメシネマ
「スペル」(11/6より、TOHOシネマズ 日劇ほか) 「スパイダーマン」の大ヒットなどで、いまやヒットメーカーの大監督となったサム・ライミだが、かつてはB級ホラーのゾンビ監督。その巨匠が「原点にかえる」と作った恐怖映画。 出世目前の銀行員クリス(アリソン・ローマン)の前に現れたのは貧乏な老婆。ローンの返済ができない、抵当に入っている家を取り上げないでくれとせがむが、クリスは断る。すると老婆は逆怨みで呪いのスペルを告げる。翌日からクリスの周囲に次々異変が。 「僕らのワンダフルデイズ」(11/7より、シネスイッチ銀座ほか) 医者の話を盗み聞き、余命半年と知ってしまった53歳のサラリーマン藤岡(竹中直人)。がっくり落ち込んでいたが、ある日、青春時代に輝いていたバンドを再編しようと希望に燃え、仲間たちに声をかける。中年にさしかかった彼らは、藤岡の熱意にほだされ、自分たちの悩みをかかえながら参加する。 決してすごくうまいバンドではないが、その真剣に取り組む姿や深い友情、家族との関係などが温かく描かれる。ふっと笑って、ジーンと泣いてみて、ご自分の青春や人生の生きがい、何が残せるか考えてみては…。 「ドゥーニャとデイジー」(公開中、新宿Ks cinemaほか) 恋に慎重なドゥーニャと、自由奔放に人生を謳歌(おうか)するデイジー。18歳の親友同士が幸せ探しの旅に出る―。 オランダのアムステルダムに住んでいる2人。デイジーは火遊びの果てに妊娠、中絶を決心するが、実はデイジーの母親も同じシングルマザーだった。ドゥーニャは親の決めた従兄(いとこ)といやいやながらお見合いのためにモロッコに帰郷。デイジーはその後を追ってモロッコに。結婚を迷うドゥーニャと、顔も知らない父親を捜すためにカサブランカへ旅に出るデイジー。2人はケンカしながらも未来の幸せを求めて…。
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その他 2009年11月10日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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レジャー 2009年11月10日 15時00分
噂の騎士(ナイト)第30回『高学歴低倫理キャバ嬢レイカ』
親父さんは某ビバレッジ会社役員、母上は踊りのお師匠さん。4つ年上のアニキは国際電話会社のエリート、2つ上のおネエさんは薬剤師。本人にいたっては、東京の短大卒業した後にアメリカの4年制大学を留学したくらいの高学歴は他の家族同様。 ところが、この留学がレイカの将来を大きく狂わせたようだ。 ほんの小遣い稼ぎで始めた現地日本人ナイトクラブのアルバイトホステスになってレイカは初めてお酒や喫煙を体験した。現地の日本人ビジネスマンや日系人にエリカのロリっぽい顔と、そのアシンメトリックなナイスボディーはかなりの人気だったらしい。 貧乏な留学生ならば絶対に足を踏み入れることさえ出来ない最高級会員制レストランや4つ星ホテルでお食事、高価なギフトをもらったりで、普通の学生生活をすっかり忘れてしまったようだ。 夜中心の生活が面白くなるにつれて、モラルの箍も外れて、あっちこっちにある色とりどりの男根を玩んだ。ついに通わなくなった大学からは放校処分と同時に学生ビザも抹消、日本に強制帰国させられてからは、お水一筋で就職活動。 ところがこの不景気で高級クラブでは働き口はゼロ。しかたなく錦糸町のキャバで働き始めたら、ここの乱痴気騒ぎはレイカと相性バッチリ。おまけにちょっと怖い方々からも可愛がられて、得意満面。 短大の『保育学部』で学んだコトはオヤジ殺しとして、留学で学んだはずの『教育的リーダーシップ』もマル暴なお客をも手玉に取ることが出来るようになった技量も、過去の勉強は決して無駄にはなっていなかった。 見えざる才能は遂にここで開花し、レイカの将来はますます有望なのです。*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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