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トレンド 2010年06月24日 16時00分
不思議スポット探訪「鹿島神宮」
六月十三日日曜日、久方ぶりに鹿島神宮を訪れた。 『鹿島神宮 古武道奉納演武・百手式』が開催されるので、辺りはお祭りのような賑わい。大鳥居の前には地元特産品のお店が並んでおり、郷土の偉人である剣聖・塚原卜伝をモデルにしたゆるキャラ「ぼくでん」君が、子供たちを楽しませていた。 参道を通り、華やかな朱塗りの楼門を通り抜けると、立派な茅の輪(茅草で作られた大きな輪)があった。それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるのだ。早速、八の字を描くように三度くぐり抜ける。 本殿前では人形(ひとがた)が授与されており、それに自身の名前と生年月日を書き入れて身体を撫でる。最後に息を三度吹きかけて、罪穢れを人形に移し、専用の箱に入れる。すると、六月三十日の水無月大祓式(一月から六月の罪穢れを祓う神事の日)に、御手洗川に流してくれるのである。 午前中、『古武道奉納演武』を鑑賞する。御祭神であり武神の「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」に演武を奉納する儀式である。 鹿島新當流を始めとする各古武道の流派が集まり、古からの技を披露してくれる。初めて見る古武道。弓・剣・薙刀・空手等々の武術が、次から次へと披露された。その無駄のない動きや美しい所作、迫力と緊張感に、日本人の武士道の美を感じる。日本刀を使用しての演武は、まるで侍が現代に蘇ったように思えた。照りつける日差し、シャッターチャンスを狙うカメラ、観客の熱気で、会場は非常に暑かった。 その後、神宮の森の奥へと進む。奥宮を参拝した後、地底の大なまずの頭を押さえて地震を抑えているといわれる霊石「要石」に手をかざして、エネルギーを感じる。 そして謎の「御手洗池」。昔はここで参拝前に身を清めたそうである。澄んだ美しい水の池には、鯉が沢山泳いでいた。不思議なのは、ここの水は何年経っても腐らないことである。湧き出る霊泉の水を飲んで心身を清めた。 昼食は、名産の美味しい手打ち蕎麦を食べる。甘いビールが乾いた喉を潤す。 午後になり、境内に戻ると、着物装束の集団が行列をなしていた。導かれるように奥の宮へ歩く。『小笠原流百々手式』が奥参道で披露されるのだ。「百手式」とは、大的目がけて雨垂れが落ちるがごとく一斉に矢を放ち、 矢の徳を敬って魔性を鎮める儀式である。 一番最初に宮司が放つ矢が、風を切るピューッという音を立てて厄を祓ってくれる。歴史を感じる大自然の中、古式ゆかしい衣装に身を包んだ人々を見ていると、古の日本にいるような不思議な感覚に囚われた。 神事で人が多かったせいか、個人的に以前の鹿島神宮とはまた違った雰囲気であった。参拝したことにより変化が起こり、何か道が開けたような感じがする。また機会があれば訪れたい所である。(「怪談作家」呪淋陀 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年06月24日 15時30分
朋ちゃんが帰ってくる!?
薬物の過剰摂取などによる健康状態の悪化で07年6月に所属事務所から契約を解除され活動休止中の華原朋美に再デビュー計画が浮上しているという。 今週発売の「週刊文春」によると、このところ毎週のように都内にある大手レコード会社・エイベックスで同社の松浦勝人社長をトップとし、華原、そしてかつて華原と交際していた音楽プロデューサーの小室哲哉氏らからなるプロジェクトチームが、小室プロデュースによる華原の再デビュー計画の打ち合わせを重ね、華原は同社の施設でボイストレーニングとダンスレッスンを重ねているというのだ。 「詐欺事件で執行猶予付きの有罪判決を受けた小室だが、被害者への弁済金や前払いのプロデュース料など松浦社長個人とエイベックスに何億円もの借金がある。小室は同社所属のユニット・AAAや演歌歌手の森進一のプロデュースをして話題にはなっているものの、CDの売り上げはさっぱり。そこで一気に返済をさせるために華原のプロデュースが浮上した」(レコード会社関係者) 同誌の取材に対し、エイベックスは否定したものの、華原の母は「私はあまりお答えできないのですが」と含みを持たせレッスンに通っていることを認めつつ、「またお世話になると思います」と再デビューをにおわせているが、華原の体調は万全なのだろうか? 「活動休止後の09年1月に急性薬物中毒で都内で倒れ病院に搬送された。薬物依存状態はそんなに短期間で治るわけではないので、またいつ症状が再発して仕事に影響を与えるかを考えると、この時期の復帰は難しいのでは。後藤真希を脱がせ、沢尻エリカの獲得を示唆したり今やエイベックスは芸能界の“再生工場”。華原の精神状態もバックアップできれば問題なさそうだが」(週刊誌記者) いずれにせよ、朋ちゃんの復帰は近いようだ。
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トレンド 2010年06月24日 15時00分
「西田隆維の映画今昔物語」 第11幕「豚と軍艦」
《今日のテーマ》「大霊界…」 監督は今村昌平さん。長門裕之さん、吉村実子さん主演で1961年公開の映画です。僕自身、今村監督映画の鑑賞は『うなぎ』についで二作目です。が、モノクロ映画は初めてでした。 レンタルショップで手に取った当初は、「カラーに慣れた僕の眼にどのようなギャップがあるのか」又、「物足りなさがあるのかな」と思いましたが、どうしてどうして。素晴らしい作品においては「モノクロ」「カラー」など、どうだっていい話です。何時の時代になっても「名作は名作」なのだと痛感させられました。なるほどスポーツの世界では記録がどんどん塗り替えられていき、常に現代と向き合っております。しかしながら、芸術、映画、音楽、美術の世界では、昔の作品が突然ピックアップされる事もあるのです。 そもそも芸術関連作品には時代を反映した物 が多く、その作品を観る事により当時の出来事が今、新たな発見などにつながるケースが良くあります。 さて、物語のあらすじです。 横須賀の売春小屋を経営していたヤクザ達はある日摘発されるのです。当時の横須賀は米軍の残飯を流用した養豚業でひと儲け目論んだヤクザ達、生計を立てるため米兵に体を許していたオンナ達…とそれぞれが毎日を全力で生きていたのです。そんな中、ヤクザの手下で常日頃からひと儲けする事に執着していた欣太という青年がいました。その彼は何故か売春婦・春子に愛されるのです。春子は「質素でも良いから欣太と幸せになりたい」と、一途な愛を貫き、彼の邪な考えを懸命に改めさせようとするのです。 この物語で、僕の目を引いたのが面白さと強面キャラの両極端で中間がない役を演じていた欣太の兄貴分・丹波哲郎さん演じる「人斬り鉄次」です。ある日、鉄次はかねてからの腹痛に堪えられず、病院へ行きます。病名は「胃潰瘍」。にもかかわらず、鉄次は「胃癌」だと思い込み落胆し、絶望するのです。自分の命は長くはないと思い込む鉄次は電車への飛び込み自殺を試みますが、死に切れません。飛び込みを敢行しようとはするものの、いざ電車が迫ってくると線路に出ても逆戻り。線路際の看板にしがみつき、助かるのです。 僕は、この時の丹波さんの演技も素晴らしいですが、演出の妙に「泣かされ」ました。鉄次がしがみついた看板とは「日産生命」といい、今作のスポンサーをしている「生命保険会社」です。生命保険の看板に自殺志願者がしがみつく、というウィットに効いたシャレはかなりのセンス。しかも「あぶない刑事」バリのスポンサー前面出しは、「これこそアドリブの走り」だと思い、勉強になりました。 どう考えても「自決は無理」だという事に気付いた鉄次は中国人マフィアに接近します。マフィアにカネを渡した鉄次は、大胆にも「俺を殺してくれ」と依頼するのです。ところがここからがギャグ。何と、鉄次が渡した紙幣は「偽札」。インチキのドル札だったのです。 これにマフィアは素早く反応し「偽ドル札はダメネー」と鉄次に紙幣の交換を求めてきたのです。それに対し、鉄次はマフィアが殺しにやってきたと勘違いし、その場から逃走するのです。「俺を殺せ!」と依頼した張本人が「俺は殺される」と思い、「逃げる」というオチは面白すぎます。ちなみに鉄次は「組の“かしら(ナンバー2)”」役です。ナンバー2がこの体たらくなのです。 終わりに生前、丹波さんは「霊界は素晴らしい所」と語っていたのを皆さん、記憶していることでしょう。それが一転、今作では「死ぬ事に臆病になり逃げて逃げて逃げまくる」役です。 言っている事とやっている(演じている)事のギャップが、丹波さんのキャラに相まって実に愉快です。監督:今村昌平《出演》長門裕之、吉村実子三島雅夫、丹波哲郎小沢昭一、山内明加藤武、殿山泰司西村晃、南田洋子中原早苗<プロフィール> 西田隆維【にしだ たかゆき】 1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ 陸上超距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。 09年2月、現役を引退、俳優に転向する。10年5月、舞台『夢二』(もじろう役)でデビュー。ランニングチーム『Air Run Tokyo』のコーチも務めている。
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芸能 2010年06月24日 14時30分
常に“オモシロ”を追求する男性ピンボーカル、森山直太朗とスガシカオの共通点
19日(土)放送の老舗音楽番組「シオノギ・ミュージックフェア」。その日のゲストは森山直太朗、つるの剛士、GIRL NEXT DOOR、w-inds.という、何とも雑多なメンバー。しかしこのゲストたちと司会の鈴木杏樹や恵俊彰(ホンジャマカ)との絡みトークもあり、和気あいあいと番組は進んだ。しかしそこで、久々の新曲をひっさげて登場した森山直太朗にチョイチョイオモシロを挟んでくるアノ人の面影を見た。 森山直太朗のオリジナル曲「愛し君へ」を、森山、w-inds.橘慶太、つるの剛士の3人で歌った後、鈴木と恵の司会進行により、ガルネクを含むゲスト全員の紹介。金髪の橘とつるのの間に挟まれて「自分の髪の毛も金に染めてこようと思った。」という、森山のどうでもいい話挟んで、GIRL NEXT DOORが登場し新曲「Freedom」を歌い始めた。 その後、またスタジオに戻って鈴木と恵の進行によりゲスト・トーク。その日のお天気は晴れだったが、季節柄「雨の初恋」というテーマでみんなに無茶振りしだした。つるのや、w-inds.の橘慶太などが無難な思い出を語った後、ガルネクの千紗による初恋の男性(外人らしい)との淡い思い出トーク。そのあと、初恋の相手とピクニックに行ったら雨が降ってきて、レジャーシートを二人で被ったけど、チューはできなかったという森山のどうでもいい思い出話が始まる。そこで森山直太朗の新曲を挟んで、w-inds. の橘慶太じゃない二人のうち目立たない方の男の子がかわいい「雨の初恋」トークをして、それからまた森山のどうでもいい話(後で記述)でしめたシオノギ・ミュージックフェア。音楽番組の人気が落ちて、いろいろなタイプのアーティストを出演させなければいけない時代なのかもしれない事情は分かるが、かつて日曜深夜にやっていた頃の上品さはすっかりはがれ落ちた30分間だった。 もうおわかりだろうが、森山良子の息子にしておぎやはぎ小木博明の義理の弟でもある森山直太朗は、曲はシリアスだけど人格はオモシロという近年男性ピンアーティストに大流行の性質をもつ。このタイプの代表格はもう少しで44才になる“UFO大好き男”のスガシカオ。髪が真っ黒で小柄であるこの二人は、トーク時のふてくされ加減や、それを応用したファン・サービスがそっくり。基本、面白いお兄さんと思われれたいらしく「アーティストぶっているスカしたやつ」と思われるのが心底嫌なのかもしれない。最近では番組もそれを分かっていて、彼らにオモシロトークを期待し話しを振るのだが、スガはともかく森山は時にうっとおしいトークになる事が多い。 さて、「シオノギ・ミュージックフェア」のラストで森山が語った誕生日の思い出とは、母親と事務所のスタッフが「税理士がカネ横領しているらしい!」というウソで自分をハメ、誕生日パーティーを祝ってくれたという内容。雨の日特集らしく、ドンヨリと終わった。(コアラみどり)
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トレンド 2010年06月24日 14時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道『廃材アート・プロジェクト「共鳴」の廃材タイムマシーンと、注目技術ARのコラボ』
アート系の業界で個性と美しさを放つ集団、廃材アート・プロジェクト「共鳴」。 彼らは廃材を利用して、人々の度肝を抜く作品を作り、2009年に発表した恐竜のオブジェ「T-REX」は、東海地区、首都圏でのアート・イベントや、TVで取り上げられるほどの人気であった。 廃材アート・プロジェクト「共鳴」のメンバーは、美容室オーナー、イラストレーター、主婦クリエイターの3人が集まって感性をぶつけ合い、1つの作品を作り上げる。 2010年6月に、ポートメッセ名古屋で開催されたクリエイターズ・マーケットへ出展した作品は『タイムマシーン』。まるでSF映画で使用されるような美しいボディの形状と、絶妙なライトのセッティング、iPhoneアプリ「セカイカメラ」で話題になった技術、AR(拡張現実)とのコラボをおこない、訪れる人々の注目を集めていた。 今回、コラボした技術者・松本氏が、AR(拡張現実)を導入することで、現実の映像とCG(コンピュータ・グラフィックス)のリアルタイム合成をおこなうことが可能になり、まるでタイムマシーンのような不思議な映像を見ることが出来るのだ。 廃材タイムマシーンは、わずか12日とは思えない制作期間で高いクオリティに仕上げ、廃材を使うため、コストはかなり抑えられたとのこと。ヘリコプターの操縦席で使うペダル、掃除機のホース、コタツの電球を利用していて、リサイクルショップで購入した300円の赤い座席もオシャレでユニーク。 制作に苦労した点は、「いかに軽くするか?」に尽きるそうだ。 大きいサイズのアート作品は、まず会場までどのように運ぶか? という点が一番ネックになるため、ジャッキ台を使い、土台を安定させることで解決。 「廃材タイムマシーン」をテスト試乗した時に漏電が原因で、カラダがビリビリと痺れてしまったエピソードも話してくれた。 廃材アートの固定観念を覆す「廃材タイムマシーン」とAR(拡張現実)のコラボは、これからのアート世界に革命を起こすだろう。文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月24日 13時30分
もちづきる美のポタリングライフ(14) 細マッチョ!
笑顔が爽やかなイケメン。西田隆維さんのお知り合いです。 5月の末に行われた5Kマラソン後の親睦会の時にパチリと撮ってみました。 マラソンをやっていた人って細いんですね。だけどよく食べるし、よく飲むんですよ。それなのに太ってない。キレイに筋肉がついているんです。細マッチョ! って言うのがピッタリ。いつでもニコニコしてて、怒ったりするのかな? 優しそうた彼は…武井 拓磨さんです! 大人しそうに見えるのに、親睦会に参加していたお友達が「いきなりお台場まで走らされた」って言ってました! 何気に強引? だったりして。 イケメンに走らされたって羨まし〜い! 武井さんは西麻布の交差点の近くで働いているんですって。焼き肉屋さんの隣の細いビルの5階にいるらしいとう情報です! 私も一度、行ってみようと思ってます! 西田隆維さんや西田さんのマネージャーさんが美味しいですよって言ってましたから。 彼に会いたいと思う方は行って見るのもありですよ。本当に爽やかですから。 武井 拓磨さんのイケメン度は…。 星☆☆☆です♪<プロフィール>もちづき る美、1971年10月26日生まれ、蠍座のO型。1992年にギリギリ☆ガールズのメンバーとしてデビュー、セクシーグループでは唯一、歌手として賞レースに参加。新人賞、最優秀新人賞受賞。
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トレンド 2010年06月24日 12時30分
なぜ、『セックス・アンド・ザ・シティ2』が女性たちの支持を集めるのか?
現在第2弾が大ヒット公開中のセックス・アンド・ザ・シティ。もともとドラマだったこの作品がスタートしてから約13年。お世辞にももう“若い”とは言いがたいNYの高給職に就くアメリカ人女性4人の恋や生き方を描いたこの作品が、なぜ遠い海を越えて世界中で愛されるのか。 この作品は、当初30分のドラマシリーズで、日本では衛星放送のWOWOWのみで視聴する事が出来た。当時は独身の女性弁護士の恋を描いた「アリー・マイラブ」(キャリスタ・フロックハート主演)というドラマがヒットし、米国人OLの意外に身近な姿に多くの日本人女性が共感していた時期。アリーのあけすけにも十分驚いていたところへ始まった「セックス・アンド・ザ・シティ」はさらに性に関する“女のホンネ”に迫ったな内容になっており、30分に凝縮された時間の中で誰もが興味をもつ他人のセックス・ライフを覗き、タブーとされていた女性目線での性をコミカルかつ赤裸々に描いた。この作品に登場する最新ファッションに身を包んだ華やかな4人のビジュアルは、女性たちが過激な「性」について語ったこのドラマを見るカムフラージュとして機能。SATCは瞬く間に世界中で人気になった。 30代でスタートした女優たちのリアルな生活の中にも結婚や出産、離婚などのゴシップがリンク。セレブ・ブーム到来とともに、演じる彼女たちもまさに人生においてもっとも濃い部分をさらけ出した傑作に成長した。 ドラマシリーズに比べて派手になりすぎだとか、登場人物の内面が描けてないという意見もあるが、世界的不景気の真っ只中にある2010年、これほど豪華絢爛でバブリーな映画を送り出せるハリウッドの衰えぬパワー、一時の夢心地を味わうには最適な映画ではないか。『セックス・アンド・ザ・シティ2』監督:マイケル・パトリック・キング出演:サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン公開日:6月4日(金)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C)2010 New Line Productions, Inc. and Home Box Office, Inc.配給:ワーナー・ブラザース映画
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芸能 2010年06月24日 12時00分
モー娘。とAKB48の違い
先日、モーニング娘。における卒業制度について、「スターが入らないうちに安倍なつみを辞めさせたのは失敗。安倍なつみのファンがモーニング娘。を応援するとは限らない」と批判発言したという、AKB48プロデューサーの秋元康氏。 ネットでは、 「平均点以下を集めるビジネスモデルのほうが長い目でみたら勝ちってことか」 「モーニング娘は10年持った。ヒット曲あるの?」 等の皮肉たっぷりの意見が目立った。 AKB48は現在100人程度いるが、運営側による<研究生セレクション>という審査で落選すると、強制脱退が決まる。いっぽういわば一軍のメンバー48人に、その制度は適用されない。以上を踏まえたうえで、彼の真意はさまざまなメディア発言から理解可能だ。 結論から言うと、秋元氏は、かつて“素人”をテレビに出していたが、今は“素人を頑張らせてプロ化させた一部”をテレビに出している、という点が違う。 産経新聞のインタビューによると、秋元は「宝塚歌劇団のようになればいい。アイドルとは関係ない作曲家や小説家などにも育ってくれたりすればいいし、AKBに入って夢をかなえてほしい」と語っている。『自分は違うなと思ったらやり直して、また次の場所で全力で走ればいいんです』(秋元)という存在なのだそうだ。 いずれにせよ、上澄みの40数人を含め、単なるアイドルグループではない。秋元氏にとって、アイドルの質でモー娘。に勝っている、などとは一言も言っていないわけだ。 この発言は、AKB運営による6月12日の<研究生セレクション>で落選し強制脱退が決まった子のひとりが引退コメントで語った『私にはアイドルは向いてなかったのかもしれません。悔しいですが、私は夢も目標もあるのでそれに向かって頑張ります。また、別の所でみなさんに会いたいと思っています』という言葉と寸分違わず一緒である。彼女は、たぶん広義には芸能界を引退したわけではない。また、このような解雇からの復活例もあるという。 秋元は、相手のビジネスとの比較で、まさにこのような自分のビジネスモデルの優越性を主張したかった、というのが言外にありそうだ…。 いっぽう、同・新聞インタビューでは、AKB48が幾つかの公演をすでに成功させた海外進出について言及。 「“なんだこれは”と思わせることが大事。納豆(=日本製アイドル)を、アメリカ向けに変える必要はない。納豆のままでいい。」 今後の海外展開についても、<北風と太陽>の話を引き合いに出し、「ただ単に日本人の劇場型アイドルとして存在していればいい、そうすれば自然と海外から引く手が来る」、そう語るのだ。いろいろ難しいにせよ、それにしてもなんとも消極的な作戦詳細である。 結局秋元氏のもうひとつの特徴は、このように、それ以上は考えない、ということである。その、鋭いのか…? うーん、なんだかなあ、と思わせる感じ。 夢を実現する場というコンセプトを御旗にするが、同時にそれ以上の作戦もなし。結局、2万円のものを売るなど、アイドルビジネスでボロ儲けの余地は相当残すので、それが理解の外というネットユーザー、否、一般の人から、反発を受けるわけだ。 秋元氏については周知のとおり、「芸能プロ関係に人望はなく、スポンサーは独力で見つけている」(実話誌編集者)という噂がかまびすしい。型にハマらないのが成功の極意、というところか。 −−つんく♂とのタイアップは? という新聞記者の質問には、「ぼくはやりたいと思っています。難しいでしょうが。」という発言で締めた秋元氏。おいしい話をむげに否定したりはしない。その点は、AKB48の中途半端な存在感とは違い、クリアだ。 モー娘。とはシステムの違うAKB48であるが、常に現実や敵味方の別に関係なく“最善手”を探している秋元氏のこと、急転直下、平成の大合併、2大アイドルグループのコラボへ向けて、動かないとも言い切れないか。(※「」内発言は、要約。本表記法を社内基準とする出版社もある。)
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芸能 2010年06月24日 11時30分
敏腕女性キャスターたちの離婚事情
テレビ東京の経済ニュース番組WBS(ワールドビジネスサテライト)の小谷真生子キャスターが離婚していたことを「週刊新潮」が伝えた。 小谷氏は07年4月にオークション会社「サザビーズジャパン」の石坂泰章社長(53)と再婚していたが、同誌によると金銭感覚の違いから結婚から半年たたずに別居、1年ほどでスピード離婚した。また、小谷氏は1993年にジュエリーデザイナーの篠原信博氏と結婚するも2001年に1回目の離婚を経験している。今回で2回目だ。 ところで、小谷氏のように報道系のベテラン女性キャスターたちは、離婚歴のある人が少なくない。女性報道キャスターの先駆け的な存在である田丸美寿々は既婚者のジャーナリストと不倫関係の末に結婚、しかし、後に離婚している。テレビ朝日系で活躍する小宮悦子は1983年に商社勤務の男性と結婚するも、1989年に離婚。さらに1994年には『ニュースステーション』のディレクターと再婚するも、その後、相手の不倫が発覚し離婚。また、「スーパーニュース」の安藤優子は1989年12月23日に広告代理店勤務の男性と結婚し1993年3月に離婚。ただ、2006年に11年交際していたフジテレビプロデューサーの堤康一と再婚している。 仕事と家庭の両立は難しいということなのかもしれないが、そもそも、第一線でバリバリ仕事をこなす彼女たちを、支えきれる男はそう簡単には見つからないということなのかも。
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社会 2010年06月24日 11時00分
朱塗りの社殿が笹ゆりに染まる「三枝祭」──奈良・率川神社
奈良市内きっての古社・率川(いさがわ)神社の例祭は6月17日。「三枝祭(さいくさのまつり)」として知られ、笹ゆりの花をもって祭神をお慰めすることから、別名「ゆり祭」とも呼ばれる。古式ゆかしい華麗な祭典に、大勢の参拝者がつめかけた。 率川神社は、桜井市に鎮座する大和国一の宮・大神(おおみわ)神社の摂社。神武天皇の皇后である媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)を中殿に、左右に父神の狭井(さい)大神、母神の玉櫛姫命を祀る。狭井大神とは大神神社の祭神・大物主神のこと。また“さい”とは笹ゆりの古名でもある。 媛蹈韛五十鈴姫命の住居は三輪山麓、笹ゆり咲き乱れる狭井川のほとりだったとされる。その縁故により、神前に供えられる黒酒(濁酒)、白酒(清酒)を入れた酒樽は笹ゆりで飾り付けられ、神楽「うま酒みわの舞」を奏す巫女たちは笹ゆりを掲げる。すべてが静かに進行する祭だが、どこまでも優しく麗しい。 笹ゆりは三輪山で摘み取られ、前日運ばれてきたもの。薬草としても使用され、ゆえにこの祭にも本社の「鎮花祭」同様に疫病除けの祈りが込められている。その昔は、国家の祭に数えられる重要な祭儀であった。 祭では七媛女(ななおとめ)、ゆり姫らの“華”がさらに彩りを添える。七媛女は、神武天皇が行き会った七人の乙女から姫を見初めた『古事記』の故事に因むもの。祭典の後、ゆり姫らは稚児行列を伴い、一時間近く市内を巡行。真夏を思わせる暑さとはいえ、天候に恵まれたのはなによりだった。 また、率川神社から300mほど北の漢国(かんごう)神社でもこの日、山ゆりが捧げられる「三枝祭(さきぐさまつり)」が行われた。写真:「神前に捧げられる笹ゆりの酒樽」神社ライター 宮家美樹
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