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社会 2010年12月22日 16時00分
え、表紙にパンチラはダメなんですか?
アダルト雑誌業界に激震が走った。先週に某大手コンビニが、「パンチラが表紙にある雑誌を置かない」との通達が入ったという。 アダルト雑誌編集者は語る。 「18禁コーナーでもダメになりました。これまでも、色々な自主規制が入りました。ただ、コンビニは一番うちの雑誌が売れるところであるので、逆らうことができない。そもそもパンチラの定義があいまい。じゃあ、スカートの下が水着だったらOKなのか…こういうことは以前からあるものなので、隙間をついたいたちゴッコがはじまるって感じでしょうかね」 今までもこのような自主規制の通達は行われてきたが、「特にこのコンビニは無意味に自主規制してくる。セーラー服禁止、表紙で“ロリ”という言葉の使用の禁止、あとは“少女”“美少女”という言葉も禁止」(アダルト雑誌編集者) しかし、セーラー服が禁止となればブレザーを着させて対抗、“少女”“美少女”は“平成娘”と言いかえ対抗してきた。 今回の通達はあくまで、大手コンビニの自主規制でしかないが、先週に話題となった都の青少年健全育成条例改正案の影響も少なくはないのではと言われている。 「これらの自主規制がいったい何の役にたつのかはいまいちわからないですが…」(アダルト雑誌編集者) アダルト雑誌も、一般人にはなかなかわからない様々な戦いがあるようだ。
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トレンド 2010年12月22日 15時30分
「DAIGO (ダイゴ)の恋人?」PARCO 冬フェス 2010のCMに出ているメガネっ娘は、意外な女優
現在放送中のPARCO(パルコ) 冬フェス 2010のCM。メガネをかけた地味な女の子(のぞみ:内田慈)が若い男(DAIGO)とクリスマスにレストランで食事をする「冬フェス デート編」。恋愛にネガティブなOLが主人公という、ファッション・デパートらしくないCM。このCMで地味〜なメガネっ娘を演じているのは、現在舞台、映画で着実にキャリアを積んでいる注目の実力派女優の内田慈。さらに内田以外にもユニークなキャスティングがそろえられている。 同じシリーズで11月に放送された「冬フェス 遊園地編」では遊園地に一人で遊ぶのぞみ(内田慈)の心に沿うように説教じみたサンタクロース(唐十郎)が現れ、恋愛について語り、のぞみは新しい服を買うためにパルコに行く…。女性の本音を突いた内田のセリフがじわっと心に残る。 フリーで活動し、小劇場から数々の演劇ヒット作に出演する女優の内田慈は、現在公開中の『ロストパラダイス・イン・トーキョー』では主演を務め、今演劇、映画界では注目の女優。役によりカメレオン的に違った人物像を表す天才的な演技力が絶賛されている。そしてサンタ役で出演の演出家・唐十郎は、有名なテント上演から渋谷パルコ内にあるパルコ劇場に上演を移し、以後何作も人気舞台作品を手がけている演劇界の重鎮。乾いた恋愛感を語るのぞみと熱いサンタの掛け合いは絶妙で、ファッションだけじゃなく、カルチャーの発信地・パルコとしてふさわしい作品になった。 そこに、“指先の無い皮手袋”がトレードマークで自らもパルコによく出没するという、ユニークでオシャレなDAIGO (ダイゴ)が加わり、華やかな印象に。クリスマスまでの期間限定CM。見逃した人はパルコのHPで、CMの動画とキャストのインタビューを見る事が出来る。画像:映画『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(公開中)に主演する内田慈
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社会 2010年12月22日 15時00分
受けて良い感じがしない職務質問
職務質問とは、警察官が街頭で挙動不審な人物を呼び止めては質問をしたり、場合によっては持ち物検査を行う行為を言います。 警察官から職務質問を受ける人物の風貌の特徴というと、外見から受けるイメージが反社会的な暴力団員的風貌の持ち主や、極左思想の持ち主などと相場が決まっている…と、世間と自分との間に、明確な線を引いている人が多いのではないでしょうか。 私の知人はよく秋葉原で職務質問を受けるのですが、知人の服装は夏でも冬でも黒を基調としたミリタリー調の服装で、頭にはハンチング帽を被り、背中には大型の黒いリュックを背負っています。 警察官から見たら、やはり不審者に見えるのでしょうか。よく街頭で警察官に職務質問をされて、必ず持ち物検査を受けると聞きます。真面目な生活を送っている者も外見で判断されるのですから、これは知人が真面目な服装をすれば、職務質問を受ける回数も大幅に減ると思います。 お笑い芸人のピースの又吉さんは以前テレビ番組で、仕事に遅刻することがよくあると言っていました。その原因が何と、警察官から受ける職務質問だそうです。多い日は、日に二回も続けて受けることがあるそうです。そのために仕事に遅れてしまうのは、何と不幸なことでしょうか。 又吉さんの風貌は一見痩せすぎで、長髪のイメージと独特な強い眼光から、まるで革命思想家のように警察官の目には映ってしまうのかもしれません。何でも又吉さんの趣味は読書だそうで、よく神田神保町の古書店街を散策しているそうです。 筆者はと言えば、生まれてこの方職務質問を受けたことがまだありません。そんな人間に限って、実は職務質問を一度は受けてみたいという願望があるのですから、世の中不思議なものです。(藤原真)
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スポーツ 2010年12月22日 14時30分
困った時の有名人頼み! 大みそか「Dynamite!!」に元横浜ベイスターズ・古木克明投入!
TBS系列で放送される、大みそか恒例の格闘技イベント「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ=FEG主催)で、プロ野球横浜ベイスターズ、オリックス・バファローズでプレーした古木克明(30)がデビュー戦を行なうことが決定した。対戦相手はタレントのボビー・オロゴンの弟、アンディ・オロゴンで、総合のDREAMルールで相まみえる。 古木は98年のドラフト1位で横浜に入団。03年にはレギュラーを獲得し、22本塁打をマークする長打力を発揮したが、その後低迷。07年オフにオリックスにトレードされたが、結果が出せず、09年オフに自由契約。合同トライアウトを受けたものの、獲得する球団は現れず引退。同年12月に格闘家転向を決意し、新興団体のSMASHに入団。1年間のトレーニングを経てのデビュー戦となる。 実力未知数のルーキーの大舞台への抜てきに不安も覗くが、背景には有名人の起用での視聴率稼ぎの思惑が見え隠れする。 ベテランのスポーツライターのA氏は、「今年は青木真也対長島☆自演乙☆雄一郎など、格闘技ファンをうならせる好カードが多いです。しかし、『Dynamite!!』は視聴率を取ることが至上命題です。昨年は魔裟斗の引退試合、石井慧の国内デビュー戦や山本“KID”徳郁の参戦もあって、話題性がありました。今年はそういったものがないですね。格闘技ファンではない人にも見てもらわないと、大みそかはダメなんです。そのための古木起用でしょう。“元プロ野球選手の格闘技デビュー戦”という冠がつけば、それなりに注目は集めますから。『Dynamite!!』の定番です」と語る。 これまでも、ボビー、DJ OZMA、俳優の金子賢らを投入してきた「Dynamite!!」。視聴率獲得要員となった感がある古木。リング上のファイト内容で、世間の色メガネをはずさせてほしいものだ。(ジャーナリスト/落合一郎)
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その他 2010年12月22日 14時00分
「SUPER☆GiRLS」がファーストコンサート
avex初のアイドルプロジェクト「SUPER☆GiRLS」が、本日発売の1stアルバム「超絶少女」でメジャ−デビューを果たした。そのアルバム「超絶少女」をひっさげて、SHIBUYA-AXでデビュー記念のファーストコンサートを行った。 今回「SUPER☆GiRLS」の衣裳は、ファッション専門学校のモード学園とタッグを組み、生徒がデザイン・制作した衣裳で登場。メンバー内で初のユニットも登場。ロック調のポップな曲で登場した「ロックスター」、ふわふわした女の子らしいドレスの「ツインテールズ」、学園恋愛ソングの「スクールガールズ」、と3組のユニットも披露された。公演中にはバックスクリーンの映像に、オーデションからデビューまで振り返る映像が映し出され、感極まったメンバーたちが次々と涙した感動的な場面も。 24日大阪、25日名古屋、26日東京と、アルバム「超絶少女」の全国握手会イベントが予定されている。
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芸能 2010年12月22日 13時45分
勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その2 裁判員に裁かれた押尾学裁判
昨年8月、薬物事件で逮捕された元女優の酒井法子の事件と並んで日本中を震撼させたのが、東京・六本木ヒルズで一緒に合成麻薬を服用して容体が急変した女性を放置して死亡させた元俳優の押尾学被告の事件だった。 逮捕・起訴された押尾被告は保護責任者遺棄致死など4罪に問われ、事件から約1年の今年9月に初公判が行われた。 この公判は、昨年から施行された裁判員制度が適用され、押尾被告は芸能人として初の裁判員裁判となっただけに、世間の関心は高かった。 裁判官とともに押尾被告を裁いた裁判員は男性4人、女性2人で、女性が亡くなっている事件だけに、男女比のバランスが熟考されたと思われる。 公判には証人として19人が出廷し、なんとそのうち18人が検察側の証人。 そのうち数人の医師や事件当日現場に駆けつけた救急隊員らは「押尾被告が女性の状態が急変してすぐに救急車を呼んでいれば助かっていた」という旨を専門的見地から証言。 また、押尾被告の元マネージャーやタニマチは「自己保身」、「身勝手」などと叱責し、写真誌で押尾被告との関係を暴露した女性らは押尾被告の薬物の常習性を説明した。 被害者女性の両親も出廷し、押尾被告に対する厳罰を求め、母親が手紙を読むと女性裁判員は涙を流すひと幕も。 3週間にわたり集中的に審議された押尾被告の公判で押尾被告は裁判員に「見殺しにしていない」と訴え続けてきたが、終始押尾被告にとって不利な流れ。しかし、最後の証人は弁護側の医師で、「救命可能性はきわめて低い」と初めて押尾被告に有利な証言をした。 検察側は「自己保身のために被害者を見殺しにした」として懲役6年を求刑。 注目された判決は懲役2年6月(求刑懲役6年)の実刑判決。 判決言い渡し後に会見した裁判員たちは「客観的事実を見ることに徹した」、「被告が一般人でも同じような判決になったと思う」と口々に先入観や偏見なしで裁いたことを説明したが、各方面からは「判決が短すぎるのでは」との声があがった。 押尾被告は判決を不服として即日控訴し、今後、二審で争う。 押尾被告の近況だが、11月に発売された写真誌の直撃取材に対し、なんでみんなさぁ、俺のこと悪く言うの? ぶっちゃけやっぱ面白いから?」と記者に逆質問しあまり反省の色は感じられず。 被害者女性の墓参りについては、「(遺族の両親に)会って謝罪したい」とした上で「向こうが会ってくれないのよ。なぜだかは分からない」と説明。今後の芸能活動には「無理でしょ」と捨て鉢だったが、二審の行方は? 「押尾被告の公判当時、大阪地検の証拠改ざんなど検察側に“逆風”が吹いていたため、検察側は控訴しなかった。おそらく、押尾被告は最高裁まで争うだろうが、判決は変わらないだろう。刑が確定していない時に拘留された未決拘留日数をひいて、押尾被告は1年半ほど服役すれば出てこられる」(司法担当記者) 裁判員裁判のあり方を非常に考えさせられた押尾被告の公判だった。
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トレンド 2010年12月22日 13時30分
悪なベン・アフレックが超セクシー、公開まで待てない! 2011年話題の映画『ザ・タウン』
「パール・ハーバー」、「世界で一番パパが好き!」などで見せた美男子ぶりに「誰もが結婚したいセクシーな男」としてアメリカの女性誌などで紹介される俳優、ベン・アフレック。知的でハンサム、長身の正統派イケメンの彼が初めて街で暗躍するギャングという“汚れ役”を演じた『ザ・タウン』(2011年2月5日公開)。悪人になったベンがまたセクシーと、公開前ながら早くも話題になっている。 街の流儀に乗って代々強盗を繰り返すゴロツキたちの仲間意識と麻薬、売春、残酷な制裁に至るまで、かつては黒人俳優により演じられたブラザー・スピリット的なこの手の作品も、今や格差の進んだ白人社会を舞台に繰り広げられるのが主流。『ザ・タウン』はなにをどう間違ったか、犯罪がはびこる街(チャールズタウン)に生まれついた切れ者アウトローのタグ(ベン・アフレック)とその仲間たちの物語。ハードな犯罪を繰り返すタグは、たった一人の女性クレア(レベッカ・ホール)を愛し、人生が大きく変わっていく。荒っぽい銃撃シーン、圧倒的に迫力のあるカーアクション、スリル満点の強盗シーン、どのシーンをとっても的確なカメラワークが冴え、スピード感もあり、社会派としても娯楽作として楽しめるように作られている。 スーツや軍服を脱いで、人気カジュアル・ブランドのジャージやセーターなど、ラフなファッションに身を包んだベンもやっぱりおしゃれ。幼い頃から一緒だった仲間たちと、なるべくして犯罪者となった孤独な主人公・タグはクレアとの愛で救われるのか? このあたりのストーリー展開は、女性向けで少々メロドラマっぽい。『ザ・タウン』は2011年2月5日(土) 全国ロードショー!公式サイト:www.thetownmovie.jp
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トレンド 2010年12月22日 13時00分
連載ラノベ 夢ごこち(6)
吉原君は、「キスしていい」って聞いてきたきり、黙っている。 吉原君、どんな顔をしているのだろう。 吉原君は、うつむいていた。吉原君は、私の返事を待ってくれているんだ。吉原君のことだから、私が何も答えなかったら、たぶん、ずっとこのまま。 やっぱり、吉原君は、いいかげんな人たちとは違う。私のことを、ちゃんと気づかってくれる。 私も、キスしてほしい。 「いいよ」 吉原君、まじめな表情のままだ。 けど、私の腕に、手を添えた。 どうしよう、私、今、男の子に、体をさわられている。 半袖がめくれてしまいそう。 吉原君、真剣だ。 「顔、上げて」 今度は、ほほの下、あごの辺りに、吉原君が手を添えた。吉原君の小指が、胸もとに触れちゃう。 でも、吉原君の手のひら、温かい。これが、男の子の体。 吉原君が、耳にからまっている私の髪の毛を、後ろに流してくれた。 吉原君、なんだか、年上の人みたい。こういうとき、どうすればよいのかを、知っている感じ。 「ねえ、目を閉じて」 うん。 目を閉じるとき、吉原君の後ろで、風がふいた。 初めてのキスは、一瞬で終わってしまった。 吉原君は、手をだらんと下げたまま、私の靴を見ている。 吉原君が、つぶやいた。 「ごめんね」 えっ、なんで、あやまるの。 「なんで」 「なんか、無理矢理、しちゃったみたいで」 そんなことないよ。 でも、そんなことないのに、なんて説明すればよいのかわからない。 下を向いてしまった。 吉原君の息づかいが聞こえる。 「帰ろっか」 吉原君、きっと、誤解をしている。私、キスされて、うれしかったのに。 けど、どうすればよいのか、わからない。 うつむいたまま、返事をした。 「うん」 帰り道は、手をつないでくれるかなと思ったけど、吉原君は、無言のまま、私の前を歩いた。時々、振り返って、「大丈夫」って聞いてくれた。私はそのたびに、下を向いたまま、うなずいた。 私は大丈夫だし、吉原君のこと、好きだよ。 ただ、今日は、体調が悪かっただけだから。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・EZU&夜野青)
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トレンド 2010年12月22日 12時30分
大槻教授の発言は個人の感想であっても影響力が大きい!! 早稲田大学名誉教 授の大槻義彦氏が、作家の山口敏太郎をブログで攻撃!!その3
編「大槻さんは、山口さんが専門外について口にするなと言ったとされてますが」 山「大槻さんは物理学なんで、それ以外の最新の論文や研究には疎く、むしろ僕らマスコミの人間の方が詳しいことがある。だから、不用意な発言はしないほうがいいと言ったのです。今回のガン探知犬もアメリカの癌学会でも発表される世界的に新しい流れなんです。世界的に大きな流れになりつつあるのに、先入観と思い込みと友人の意見だけで、全面否定すると後々引くに引けなくなってしまうと心配しておるんです」 編「なるほど、老婆心ですね」 山「勿論、人がそれぞれ個人の感想を持つのはいいのですが、大槻さんほど、著名な学者さんが例え個人の感想としてでも、テレビなど公の場で何か言うとそれが“真実”だと一般的な視聴者は思い込んでしまうんです。普通のおっちゃんやおばちゃんは、物理学も医学もなんでもかんでも大槻さんが否定する事柄は、全て怪しいと思い込んでしまうものです。それゆえに、迂闊な事は個人の感想としてでも言わないほうがいいと思いますね。大槻さんは、公人なのですから 公人のメディアでの発言は個人の感想でも大きく人を動かしてしまう危険性があるのです」 編「大槻さんは、こんな風に言っていますね。“敏太郎よ、私に『専門以外に口出しするな』というなら、お前も科学に口出しするな。幽霊も、背後霊も、超能力も、霊治療もない。これは科学、物理学の真理だ。どこぞの文系出身のお前が口出しすべきではない”これについては、どう思われますか」 山「大槻さんは、二回記事を書かれていますが終始、僕を呼び捨てですよね。まぁ目上の方なんで構いませんが、紳士的に論争するならば、相手に(さん)とか(氏)ぐらいつけるべきです。他人を馬鹿呼ばわりするわりには、ご自身がマナーが守れていない。感情に流されてしまう方だと思いますね」 編「確かに呼び捨てで、感情にまかせて書いた感じがたっぷりですね」 山「あと、幽霊や背後霊は民俗学や宗教学で分析できますし、超能力や霊治療はシャーマニズムや巫女の一環として民俗学や文化人類学で考察できる。なんでもかんでも科学、物理学の範疇だと言い切る物言いに独善的なものを感じます。反論しますと、科学で斬れるものは、全て文系の学問でも斬れる。文系を馬鹿にするなと言いたいですね。全国の文系が怒りますよ」 編「山口さんに論戦を挑んでくる懐疑派の方は多いですよね」 山「大概、議論を交えると僕が限りなく懐疑派に近いので友情が芽生えます(笑)だから僕のライブには戦うことで友達になった懐疑派の人が多いですし、盲信者から目が覚めつつある肯定派の人もおり、にぎやかですよ」 編「中には論旨が意味不明だったり、誹謗中傷をしてくる輩もいるのではないでしょうか」 山「前は辛抱強く話してましたが、最近は忙しいのでそれなりの処置をしています。ネット上での無記名による誹謗中傷は個別に会社としてしかるべき処置しております。そういう連中に比べ、大槻さんは正々堂々としている批判ですから、そういう意味では素晴らしいと思います」 編「今後、大槻さんに関して、どうされますか?」 山「ガン探知犬の実験や検証に立ち合われてはいかがでしょうか。また研究している方とお会いになって意見を聞き、論文を読まれた上で再度自分の意見をブログなり、マスコミでアップされるべきです。今のままだと、単なる先入観で検証せず 自分の信者しかいない自分のブログで気に入らない奴の悪口を言っているだけの方になってしまいます」 編「なんとなく、大槻さんが否定してきた霊能者やスピリチュアルカウンセラーみたいになってきてますね」 山「そうですね。出来る限り現場でバンバン否定なり、ツッコミをやってもらいたいものです。それでこそ、大槻義彦教授でしょうね。大槻さんの調査でガン探知犬のデータや実験が間違っていたなら、僕は自分の短慮を認め、謝罪のコメントをいつでも出します。己が間違えていれば、すぐそれを認め反省し、次の研鑽にあたる。それが学術的な姿勢ではないでしょうか。ですから、もし大槻さんが将来、ガン探知犬を調べて偶然やインチキではないとわかった時点で、自分の考えを修正してもらいたいものです」 編「ところで、この論争は今夜、テレビ朝日で放送されるのでしょうか」 山「編集権は僕にないので、わかりません(笑)カットされるかもしれませんね。あんまりスタジオが荒れたから腰がひけちゃったかな。ですが、論争自体はすでに勃発してしまったので、大槻さんは実験や現場に立ち会ってもらいたいですね。ご自身はかねてより、不思議な現象があれば、いつでも調査すると言ってきたのですから。大槻さんの登場を期待します」 編「果たして大槻教授は、実験に立ち会うでしょうか」 山「学者ならば、立ち会うべきでしょうね。きっと大槻さんは、ガン探知犬と向き合ってくれると思いますよ」 編「読者に対して一言お願いします」 山「僕の今回のインタビューと大槻さんのブログを読み比べれば、自ずと結論は見えてくると思います。同時に、僕が大槻さんに私淑しているのも事実です」 編「あと全国の文系の皆さんに一言お願いします」 山「文系は決して理系に劣りません。文系の中にも“科学的なもの”があります。文系が唯一持ちうる科学とは、“ディべート”です。今回のインタビューも緻密な“ディべート”で構成されています。“ディべート”という武器を使って、文系復興運動でも起こしたいですよ」(了)【大槻教授のブログ】http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-f25e.htmlhttp://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-3246.html
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スポーツ 2010年12月22日 12時00分
一転! USC・藤谷が千葉ロッテ入りに傾倒
キャンプイン初日が入団会見になるのではないだろうか。今秋のドラフト会議で千葉ロッテから6位指名を受けた藤谷秀平投手(23=南カリフォルニア大学)が、年明けに帰国し、去就問題に結論を出すという。 ドラフト会議前、藤谷はその異色の経歴がクローズアップされてきた。父の仕事の関係で7歳のときに渡米。アメリカで野球を始め、ノーザン・アイオワ大学3年生だった昨季、18巡目でパドレスに指名されたが、入団を辞退。その後、同大学野球部が解散したため、南カリフォルニア大学に移り、千葉ロッテ指名に指名された。 「直球は150キロ強、野茂(英雄)氏に教わったフォークボールを武器に、大学では主に救援投手として登板していました」(在京球団職員) 国籍は日本でも、球歴は完全にアメリカである。パドレスの指名を辞退した後になるが、前出の在京球団職員によれば、「千葉ロッテ以外の日本球団も調査はしていた」という。 どの球団も、米学校、独立リーグなどで活躍する日本人選手の情報は収集している。しかし、藤谷を本格的に調査することになったきっかけは、日米両球界の「解釈の食い違い」だったようである。 「日本のプロ野球チームが指名を前提に調査している」 パドレスからの指名を辞退した後、米スカウトはそんな発言を繰り返していた。それを受け、日本球界も調査に本腰を入れたのだそうだ。「3年生途中から急成長した」(米メディア陣の1人)なる“詳細な現地情報”もある以上、日本が出遅れたのは仕方ないだろう。 「パドレスは藤谷の『卒業優先』の言葉を聞き、その思いが思っていた以上にかたかったので、『何か言えない理由がほかにあるようだ』と解釈したようです。その言葉が一人歩きした可能性もあります」(前出・米メディア陣の1人) 「日本球界入りを前提に−」なる米スカウトの発言は、“思い違い”だった。まず、藤谷本人が千葉ロッテの指名を受けたことについて、まず「驚いている」と語り、「ずっとメジャーを夢見てきた」と明言した。パドレス指名を辞退したのは大学卒業を優先したからであって、日本球界にドラフト指名されるのを契機に帰国する『人生プラン』は、全く持っていなかったのだ。 日本の各球団は「帰国の意志がある」と知り、本格的な調査を開始。「メジャー志望の強さ」を確認し、指名を見送ったのである。 とはいえ、藤谷は千葉ロッテ入りに傾倒しつつあるようだ。 「藤谷の発言が変わってきました。『驚いている』から『迷っている』に…。日本球界入りする気が本当になかったら、交渉のテーブルにも着かなかったはず」(前出・在京球団職員) また、アメリカ生活は確かに長いが、日本的な考え方も持っていた。藤谷は在米日本人メディアの取材に対し、「やるからには、そこで一生を終えるつもりで」とコメントしていた。今は千葉ロッテか、メジャーへの夢を追うかで迷っている。だが、ロッテ入りを選択した場合はメジャー入りの夢を断ち切って、チームに尽くしたいというのだ。 「千葉ロッテの『和の野球』に合っていると思う。一般論として、アメリカの学生野球は日本と比べて指導が細かくありません。投球フォームの微修正、バント処理などの連携プレーなど、基本的なところからお復習いすることになる」(プロ野球解説者) 他の千葉ロッテ指名選手のお披露目は終わっている。プロ野球解説者の見方は厳しかったが、千葉ロッテは故障者の出た穴を全員で埋めるスタイルである。その意味では、藤谷の一軍デビューもそう遠くはないのではないだろうか。