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芸能 2011年01月19日 19時00分
オーランド・ブルーム、自宅レンタル開始!
オーランド・ブルームのハリウッドの自宅が、家賃月額1万8千ドル(約149万円)で貸し出し中。 オーランドは、モデルの妻ミランダ・カーが長男を1月9日に出産した後、2007年に購入したハリウッド・ヒルズにある自宅を貸し出すことに決めた。 1940年に建築された邸宅は、ベッドルーム4部屋とバスルームを3つ備え、3200平方フィート(約297平方メートル)以上の居住スペースがある。また、頑丈な木製のゲートがあり、美しく整えられた3/4エーカー(約3035平方メートル)もの庭も完備している。 この邸宅は2009年に最も空き巣に入られた物件の1つで、実行犯と言われているメンバーのほとんどが、裕福な10代の若者で組織されたグループ、ブリン・リング・ギャングで、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハン、ミーガン・フォックスらセレブの自宅をターゲットにしていた。 そのグループの首謀者とみられる元子役スターのアレクシス・ネイエーズは、昨年6月に住居侵入と窃盗の罪で禁固180日を言い渡されている。 子供が出来て家族が増えたオーランドとミランダが、今後どこを住居とするかまだ判っていないが、2人にはまず、赤ん坊に名前をつける大仕事がある。 オーランドの母親ソニアさんは、「2人は夢見心地です。私にとってもこれ以上の幸せはありません」「候補の名前はたくさんあるのですが、オーランドは決めるのが難しいと言っていました」と語っていた。
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トレンド 2011年01月19日 17時30分
どんな焼酎を買えばいいか
寒い。 あれほど飲みまくった発泡酒やハイボールはちょっと…という季節が本格的に到来した。なぜかビールなら、冬でもありなのですが。 普段日本酒や焼酎をあまり飲まない人でも、酒屋でワンカップ〜1000円くらいの商品を買ってあったまってみようかなあ、なんて思うこともあるでしょう。 中でも焼酎は、食中酒の代表として料理にベストマッチ。冬のお酒の愉しみを味わうには丁度よさそうだ。 焼酎には、甲類と乙類がある。甲類とは、砂糖の絞りかすである廃糖蜜を何度も蒸留(蒸留とは要するに、水分だけを絞る。だから焼酎は低カロリー。)したアルコールを、水と混ぜたものだ。 いっぽうの乙類とは、米、芋、麦…などの原料をつかって蒸留した焼酎のこと。 すなわち選ぶ場合、甲類は値段の安さがポイントであり、乙類は、原料の香りやコクがしっかり水分に溶けた自然派な味わいがポイント。どちらがおススメかをあえて言えば、言うまでもなく後者、ということにはなるだろう。 人によって、買う時に汚染米の問題が頭をよぎるかもしれないが、単一蒸留式なのが焼酎の特徴なので、気になるのなら例えば芋焼酎を買えばいい、ということになるのかもしれない。(各人でご判断を) 以上を覚えていただければ、初心者の人でも酒屋で何を買おうか迷うのがより楽しくなるのではないだろうか…。 いっぽう泡盛とは、タイ米を黒麹菌で仕込んだ一次もろみに、さらに芋、麦…を仕込んだ2次もろみを蒸留した焼酎、のこと。 一般的に、まろやかなのが特徴と言われている。
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トレンド 2011年01月19日 17時00分
牛乳に入れて飲むだけ。味が変わる不思議なストロー
カルシュウム豊富な牛乳。飲んだら健康にいい事は分かっているのだけど、味がキライ。そういう人におススメの商品がある。 韓国の子どもたちに大人気の牛乳の味が変わるストロー、「ミラクルストロー シッパー」。タピオカでん粉のツブツブにチョコレートやいちご、バナナなどのパウダーがついていて、それがびっしりストローに詰まっている。つまり牛乳がそこを通ると甘くて美味しいミルクドリンクが直接お口の中へ。なんともミラクルなストローなのだ。 ずずずっと吸ってみると、あら不思議。あま〜くてちょっと懐かしいミルメーク的なお味がするじゃありませんか。ただ、牛乳すぐ飲んじゃうのでチョコタピオカが余ってしまうという誤算に。もったいないのでストローをちょん切って中のタピオカまで食べてみる。(味ふつう)いっぱい溶かして飲みたいからといってホットミルクで試すのは、やけどするからNGだそう。(「ミラクルストロー シッパー」は、韓国食材のスーパーなどで、販売している)
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芸能 2011年01月19日 16時35分
あの人気K-POPグループが解散危機
昨年、「少女時代」とともに日本の音楽界にK-POPブームを巻き起こした女性5人組のダンス&ボーカルグループ「KARA」にトラブルが勃発、解散もしくは分裂の危機に陥った。 19日に複数の韓国メディアが報じたところによると、KARAのメンバー5人のうち、ハン・スンヨン、チョン・ニコル、ク・ハラ、カン・ジヨンの4人が所属事務所である「DSPメディア」に専属契約の解除を申し出たというのだ。 KARAの代理人は「所属事務所は立場を利用し、メンバーが望まない芸能活動を強要して人格を汚した」、「所属事務所は説明なしに各種の無断契約を交わし、メンバーが精神的苦痛を経験した」と主張。さらに、所属事務所がKARAを「金儲けの手段として利用した。メンバーの挫折感が大きいため、関係を維持するのは不可能」と判断したため、契約の解除およびマネジメント業務の中断を申し出たという。 「リーダーのパク・ギュリはこの件を全く知らなかったようで、現地メディアの取材に対し『メンバーらと別々にいるため先に状況を把握しなければならない』とコメント。おそらく、1人だけ契約で優遇されていたのだろう。このままだと、メンバー5人のうち3人が契約で事務所と揉め解散状態に追い込まれた東方神起の二の舞になるだろう。おそらく、ギュリが残って、新メンバー4人を入れた新体制で活動を再開、ほかの4人はユニットを結成して日本をメインに活動することになりそう」(韓国芸能界に詳しい芸能記者) KARAといえば、今月14日にテレビ東京系でメンバーが主演のドラマ「URAKARA」がスタート。全12話が予定されているだけにドラマへの影響が心配されるが、「先日行われた会見の時点では6、7話ぐらいしか撮影が終わっていないようだったので、最悪の場合打ち切り。ドラマの中で使われる2曲やこれまで出したCDがバカ売れし、曲のダウンロードもかなりアップするだろう。いずれにせよ、日本側の関係者の懐は大いに潤う」(同) 今後、5人そろって日本のファンに姿をみせることは難しそうだ。
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社会 2011年01月19日 16時30分
AVコーナーという名の戦場
愛知県豊田市で1月9日に行われた「新成人を祝う会」式典後のパーティーで、ビンゴゲーム景品にアダルトビデオが含まれていたとして波紋を呼んでいる。市の補助金が使われていたことで糾弾された形だが、問題はそれだけではない。 アダルトビデオは略してAVとも言うが、AVを閲覧したり出演したりできるのは18歳以上であり、新成人にそれを配ったからといって違法ということにはならない。とはいえAVであることを事前に知らされていないことを考えれば、セクハラスやわいせつ罪に抵触することは十分に考えられる。 仮に当選者がAV好きだったとしても、それはそれで別の問題に波及する。AVは激しく好みが分かれるコンテンツだからだ。それに映画やテレビのように時間があるから観てみるというようなものではなく、ムラムラしてどうしようもない状況で観るものだ。だからレンタルビデオ店のAVコーナーは、戦場のごとき緊張感に満ちている。 出演者の好みのみならず、シチュエーションの種類やフェティシズムの傾向などなど、自らを慰めてくれる条件を見極めるには、細心の注意が必要だ。何としても後悔しないものを得ようと、ハイエナのように虎視眈々と獲物を物色する。食べ物なら食えれば腹にはたまるけれど、AVは失敗すると何にもならない。 それどころか選択を誤り行き場を失くした性衝動が原因で、犯罪に向かわせてしまう危険性すらないとはいえないだろう。むしろだからこそ、そういうことにならないためにも絶対に、趣味と合致した珠玉の1本を見つけ出さねばならない。命がけのような心境になっても、決しておかしくないのである。 AVをはじめとするアダルトコンテンツを犯罪への呼び水と捉え非難する声もあるが、日本の犯罪発生率は先進国の中でも低い。先進国クラブとも呼ばれる国際機関の経済協力開発機構(OECD)が2005年に行った調査では、日本の犯罪発生率は26カ国中25位。しかも5年前より2%減少していた。ちなみに最下位はスペインだったそうである。 アダルトコンテンツの犯罪抑止力がどの程度あるかは分からないが、少なくとも簡単に無関係といえるものではないだろう。だから税金によるAV購入の是非はさておき、AVそれ自体が糾弾されてしまうのは、いかがなものかと思うのだ。(工藤伸一)
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スポーツ 2011年01月19日 16時00分
弱くても食べていける強固な組織〜日本相撲協会(1)
大相撲、プロボクシング、プロレス、キックボクシング、K-1、総合格闘技、シュートボクシングなど、日本には数多くのプロ格闘技が存在する。 そのほとんどの選手が格闘技一本で生活するのは困難。世界的なメジャー競技のプロボクシングでさえ、それだけで食えているのは世界チャンピオンクラスだけ。かつて、団体数、選手数が少なかった頃のプロレスラーは食べていけたが、今や大方のプロレスラーは他に副業、本業をもっている。 そんななかで、末端のすべての力士まで全員が食えるシステムを構築しているのが相撲界だ。現在、開催中の1月場所(初場所)現在で、番付に載っている力士数は676人。これに新弟子検査に合格した9人がプラスされる。約700人が末端まで食べていける日本相撲協会は、やはり凄い組織である。 09年11月場所、最弱力士が話題になったことがあった。03年7月場所で初めて番付に載って以降、実に38場所連続で負け越していた序ノ口の森麗(もりうらら・大嶽=現24)が、初の勝ち越しを成し遂げた。むろん、これは相撲界のワースト連続負け越し記録。初めて勝ち越すまでに、足かけ7年を要した森麗。他の格闘技なら、とうに強制引退させられたに違いない。どんなに弱くても、本人にヤル気があって、部屋の師匠が了解すれば辞めずにすむのが相撲界なのだ。その森麗は翌場所から再び負け越しが続いたが、今場所、7場所ぶり2度目の勝ち越しを決め、来場所での序二段昇進が確実になった。 相撲界で一人前扱いされるのは、十両以上の関取のみ。協会から給与が支給されるのは十両以上。幕下以下の力士は力士養成員と称され、場所ごとに場所手当が支給される。最下位の序ノ口力士は1場所7万円。他にわずかばかりの勝星奨励金、勝越金が付く。序ノ口優勝賞金は10万円だが、弱い力士に縁はないだろう。従って年6場所全敗しても、下っ端の力士でも年収42万円は保障されている。 一般人なら、この金額で生活することはできないが、衣食住に金が一切かからないのがミソ。幕下以下の力士は慣習上、所属部屋にある大部屋で生活するので、家賃はかからない。食事は部屋のちゃんこを無償で食べ放題。衣類も力士はプライベートでも原則洋服禁止。地位で着る物も厳格に決められ、関取は紋付羽織袴だが、下位力士は着物しか着用が認められていないため、部屋から支給されたものを身に着ければ買う必要もない。また、所属部屋に関取がいるかどうかも重要。関取の付き人になれば、小遣いがもらえる。これは、所得に表れない貴重な収入となる。 そんなわけで、年収42万円でも力士は生活していけるのである。(ジャーナリスト/落合一郎)
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トレンド 2011年01月19日 15時30分
太平洋戦争で日本がアメリカに敗れた原因の一つとは
太平洋戦争で日本は、アメリカを始めとする連合国と、長き期間を戦い敗北しました。皆さんは日本がアメリカに敗北した原因の一つは何だと思われるでしょうか。 一般的には日本の十倍はあった国力の差や、圧倒的な工業力の差が原因だともいわれていますが、その原因の一つが小銃の性能の差にあったといえるでしょう。 例えば、当時の日本の主力小銃は三八式歩兵銃、九九式小銃という小銃で、特に三八式歩兵銃が採用されたのは明治三十八年でした。この銃はボルトアクション式のライフルで、約340万挺も生産されました。 対するアメリカ軍の正式小銃はM1・ガーランド銃と呼ばれる自動小銃でした。日本の歩兵用小銃との大きな違いは、ボルトアクション式のライフルは一発発射する度に、手動でボルトを引いて殻薬莢を排出させなければなりません。 ところが自動小銃は、自動的に殻薬莢を排出する機能を備えています。その速射性能はボルトアクションライフルでは、絶対にかなわないのです。実際に従軍した経験を持つ旧日本軍兵士が、三八式歩兵銃とアメリカのM1・ガーランド小銃を比較して、小銃の性能差で日本はアメリカに敗れたと語っているのを、筆者は聞いたことがあります。 特に南方戦線でのジャングルにおける遭遇戦では、その小銃の性能差がそのまま勝敗を決めたといっても過言ではありません。 話は変わりますが、ベトナム戦争時に、北ベトナム軍は当時のソ連から武器の供与を受けていました。性能的にアメリカ軍と互角の装備を持った北ベトナム軍は、地の利を利用してアメリカ軍を大いに苦しめたのです。最後はアメリカ軍が撤退して戦争は終結しました。 日本軍でも捕獲したアメリカの自動小銃を参考にして、自前の自動小銃を開発しましたが、正式採用をされるには至りませんでした。 当時の日本軍兵士に、もしアメリカのM1・ガーランド小銃と同等の性能を持った小銃が支給されていたら、もしかしたら歴史は変わっていたのかもしれません。(藤原真)
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芸能 2011年01月19日 15時00分
さしこのくせに… AKB48で19位も大注目の指原莉乃
昨年あたりから一部のコアファンだけでなく、一般的にも認知度がアップしてきたAKB48。昨年の総選挙で熱戦を演じた大島優子や前田敦子はピンとしても活躍している。そんな中、今年一押しと言われているのが“さしこ”の愛称で人気を集めている指原莉乃だ。 指原莉乃は、『AKB48 第二回研究生(5期生)オーディション』に合格してAKB48へ。2009年の『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では27位、2010年の『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では19位。この順位ながら、今月からはTBSで、『さしこのくせに〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜』という冠番組を持つことになった。 彼女の魅力を芸能ライターは語る。「番組の企画では、すぐにギブアップしてしまうことから、メンバーや共演者から“ヘタレ”キャラのレッテルを貼られ、いじられることが多い。ただ、番組を見ていると彼女自体が適当にやっているからというわけではなく、全力で挑もうとするも、グダグダになって…最後に悔し涙という展開が多い。ここがAKBの“ともに成長したい”というコンセプトに非常にマッチしている。ファンも共感を抱きやすい」 また、自身がカレンダーを発売した時のイベントでは「(私のカレンダーは)トイレにでも飾ってくれれば」と答えたり、「電車の中で、指原って(AKBのくせに)普通だよねって会話を聞いた」などと、アイドルとは思えないような自虐トークで笑いを誘うことも。本人がいずれはAKBのセンターを狙いたいという野望があるものの、プロデューサーの秋元康からは、「将来は放送作家の道に進むことを勧めている」と別な評価をうけているのも興味深い。 ちなみに彼女は以前にインタビューで目指す人物を元モー娘の保田圭と答えている。理由は「折れない心を持っているから」とのこと。保田はモー娘の絶頂期に番組内でとんねるずの石橋貴明にさんざんいじられ、そのやり取りがモー娘の人気のひとつの支えにもなっていた。果たして指原は今年、保田に対しての石橋のような存在に出会えることができるのか。そこが彼女をブレイクさせる一番大事な要素かもしれない。
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トレンド 2011年01月19日 14時30分
連載ラノベ 夢ごこち(13)
お風呂か、どうしよう。 おばあちゃんの家のお風呂は、気持ちよくて、ゆっくりできる。洗い場のスノコも、湯船のふたも、みんなヒノキだ。 小さいころ、おばあちゃんの家に泊まりに来ると、夕方にお風呂に入れてもらった。 裸になってお風呂場に入ると、ふたの透き間から湯気があがっていて、洗い場までくもっていた。 ふたに手のひらを当てると、最初は熱くて、だんだんと慣れていった。 私はいつも、湯船のふたを、すぐにはどけなかった。 ふたをそのままにしておいて、指で触った。 湯船のふたを指で触ったあと、今度は重心を落として、洗い場のスノコに、お尻から座り込んだ。目を閉じて、体じゅうの力を抜いて、ヒノキのふたの上に上半身を投げ出した。 熱に抱かれているような感触。 そのままじっとしていると、窓の外から、巣に帰る小鳥たちの羽音が聞こえてきた。 からからに乾燥したヒノキは、いい香りがする。 目を閉じたままほっぺたをこすりつけていると、木目のくぼみが、水滴か何かで濡れている場所があった。 ほっぺたに水気を感じたら、顔で木目をなぞりながら、鼻をくぼみに当てた。濡れている場所は、養分か何かが溶け込んだにおいがする。 ひととおり、においをかいだあと、最後に、唇を当てた。 熱を帯びた湿り気を口に含んで、それだけで、体が熱くなった。 それから、ようやく、私は湯船のふたを外した。 ふたを外す順番は決まっていて、最初に真ん中の一枚、次に右隣の一枚、左隣、右端、左端。そうやって外したふたを洗い場に立てかけていくと、側面の模様がそろって、削られる前の木目が浮かびあがってきた。 かき回し棒でお湯を整えてから、湯船に体を沈め、ヒノキの模様を眺めるのが好きだった。 山の夕暮れは早い。窓の外は、もう、たそがれどきだった。鳥たちは巣に帰り着いていて、山が夜を迎える気配が始まっていた。 木目が、ぼんやりとしてくる。山に、夜の闇が、広がり始める。 あのお風呂か。 また、入りたいな。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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社会 2011年01月19日 14時00分
不登校生徒のその後
わたし巨椋修(おぐらおさむ)は、01年に『不登校の真実』という本を書き、03年に同じ題名の映画を監督しました。 それ以来、不登校をはじめ、ニート問題やひきこもりといった社会問題について調べることが多くなり、現在にいたっています。そこで以前、不登校だった児童生徒が、その後どのように成長しているのかを調べてみました。 平成5年度に不登校であった生徒のその後を、平成11年に文部科学省が追跡調査した結果によると、・不登校経験者の高校等への進学率が65%。・中学卒業時点で不登校経験者の進路は、就業率が28%。・就学も就業もしない者が13%。 となっています。 当時の日本平均の高校進学率は、約94%で中学卒業の就職率は0.8%ですから、不登校を経験した人が、その後の進路について厳しいものがあるというのが、実情のようです。 また、不登校経験者の中学校卒業直後の高校進学者については、そのうち38%が中退を経験。(当時の日本平均の高校中退率は、1.9%) 高校中退せずに学業を継続しつつ、大学・短大へ進学した者は全体の13%と、不登校でなかった人に比べて、中卒、高校中退が多いという結果がでています。 内閣府が文科省の協力で得た調査によると、平成16年(2004年)に中学校不登校だった生徒が平成21年(2009年)にどうしているかというと1、「現在、学校に行っている」(39.4%)。2、「仕事をしている」(26.6%)3、「仕事にはついておらず,学校にも行っていない」(16.5%)4、「仕事をしながら学校に行っている」(7.3%) という結果がでています。不登校経験のある若者100人中16〜17人が、ニートやひきこもりになっているということになります。 確かにニートになる確率は高いのですが、「学校に行っている」と回答した人39.4%と、「仕事をしている」と回答した人26.6%、「仕事をしながら学校に行っている」7.3%を合計すると、73.3%の人が、学校に行ったり就業をしていることになります。 次に、高校中退者の中学時代における欠席状況を調べたところ、高校中退者のうち約4分の1が中学時代に不登校経験があったという結果も出ています。 不登校となるきっかけとしては、「友人関係のトラブル」や「教師との関係が悪い」、つまり「人間関係が悪い」というものが多いようです。 もし仮に、不登校の解決が「学校へ復帰する」ことや「就業する」ということであったとしても、再び学校に行った先で、同級生などとうまくいかなかったり、就職しても上司や同僚、取引先の人とうまくいかなかったりすると、大変つらい思いをすることになるでしょう。 実は、ニートやひきこもりになるきっかけも、「職場不適応」や「対人関係」ということが1番多いのです。 つまりは、不登校・ひきこもり・ニート系の多くの人は、人とコミュニケーションがうまく取るのが苦手という傾向があるようです。 不登校の原因として、「授業についていけない」「学力不振」というものもあるのですが、たとえ、学力が多少低くても、人とうまくやっていける能力があれば、学校復帰や進学をしてもうまくいきますし、職場でもやっていくことができる可能性が広がります。 他にも「病気」が不登校のきっかけになることも多くあり、中でも心の病気であることも少なくありません。心の病気も、対人関係とかかわってきますので、一人で悩まず早めに病院等に相談をしてほしいと思います。(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/