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その他 2011年10月04日 15時30分
料理の次は痛車まで!? 川越シェフがサブカル会をプロデュース!?
甘いマスクとテレビで目にする辛口批評で、主に主婦を中心として絶大な人気を誇る川越シェフ。彼が褒めた商品は瞬く間に売り切れてしまうとか、最近はフードプロデューサーとして様々なメーカーやコンビニなどで食品やキッチン用品などをプロデュースしている。中には、彼へのファン熱が高まって「川越達也監修の食べ物しか口にしない!」という『川越女子』なる熱狂的なファンも出ているとか!? そんな彼の人気は留まる所を知らず、食品業界を飛び出して、ついにサブカル業界にまで影響力が広がってしまった!? との話が出てきている。何でも、川越シェフが気に入って「暇だったから」と彼の『痛車』を作ってしまった人物まで現れたのだ。 『痛車』とは、車体に漫画やアニメ、ゲームなどに関連するキャラクターやロゴなどのステッカーを貼り付けたり、塗装を施して改造した車のこと。「見ていて痛々しい」ためにこの名称で呼ばれるようになったという。問題の車両画像は、画像共有サービス『Twitpic』に掲載されたもので、車両の全面に川越シェフの顔が輝いているのだ。ネットユーザーからも「見事な川越スマイル」等と驚きの声が上がっていたが、さすがにこの『川越車』はCG合成だった模様。その証拠に、川越シェフと並んでネットユーザーに同様の合成画像でネタとなるタレントの照英の画像もさりげなく紛れ込んでいたりしたからだ。 彼が何故ここまで老若男女を問わず人気となるのか? 奥様方は彼の優しいスマイルに惹かれるようだが、男性を中心としたネットユーザー等の人気を呼んでいるのは、彼が批評をしている時に見せる満面の『どや顔』。この表情を気に入ったネットユーザー等が我も我もと競い合って面白画像を作っている経緯がある。それも、単に茶化したりしているだけでなく、むしろ彼を愛すべきキャラクターとして扱っている節があるのだ。 有名になるとある程度は茶化されても仕方がないのだろうが、ここまで好かれるのはやはり彼の人徳故だろうか。どんどん活躍の場を広げている彼の今後に期待していきたい。
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芸能 2011年10月04日 11時45分
執行猶予明けを待って復帰しそうな酒井法子
おととし11月に覚せい剤取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、現在、猶予期間中の女優・酒井法子の近況について今週発売の「女性自身」(光文社)が報じている。 酒井は昨年12月に自叙伝「贖罪」(朝日新聞出版社)を発売し、同月、報道番組のインタビューに応じテレビ出演を“解禁”。今年4月には中国で麻薬撲滅キャンペーンで大使に任命され、PRのため現地入りしたが、ほかに目立った活動はしていない。 同誌によると、現在酒井は、前夫の影響で彫った左足首と指のタトゥーを除去した傷跡を消すためクリニックに通院しているという。酒井の事務所関係者によると、執行猶予が明けるまではギャランティーの発生する仕事はしないというだけに、本格的な芸能界復帰は来年秋となりそうだ。 「酒井は事件を受けてデビュー以来所属していた大手事務所との契約を解除されたため、現在は継母が社長をつとめる個人事務所に所属。先ごろ、そこに酒井の全盛期にマネージャーをつとめていた人物が入社。その人物が再びマネージャーとなり酒井をバックアップすることが決定している」(週刊誌記者) 酒井といえば、判決を受けた後、創造学園大学(群馬県高崎市)のソーシャルワーク学部ソーシャルワーク学科に入学。同大の広告塔としてHPに登場し、インターネットでの学習中心で介護福祉関係の資格取得を目指すとされていたが、それも厳しいようで、そのことが芸能界復帰を後押ししているというのだ。 「酒井が入学する前から同大学は経営難で職員への給与遅配など金銭トラブルが相次ぎ、理事長がコロコロ変わるなど混乱が続いている。とても酒井が勉強に打ち込んで資格を取得できるような環境ではない」(同) やはり、酒井の居場所は芸能界のようだ。
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芸能 2011年10月04日 11時45分
ダウンタウン浜田雅功「大丈夫か?」、AKB48峯岸みなみらと新番組『ジャパーン47chスーパー』会見
お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功(48)、アイドルグループ・AKB48の峯岸みなみ(18)、フリーアナウンサーの福澤朗(48)、モデルでタレントの小泉里子(30)、「フットボールアワー」の岩尾望(35)と後藤輝基(37)、「チュートリアル」、「サバンナ」らが3日、都内のスタジオで、TVバラエティ新番組『ジャパーン47chスーパー!』の初回収録後に記者会見を開催。意気込みを語った。 浜田と福澤がMCを務めるという同番組は、現在水曜午後10時から放送している『ジャパーン47ch』に新コーナーを加え、出演者・ゲストもパワーアップして2時間番組にボリュームアップするもの。「日本を元気にする」をコンセプトに、よしもとの47都道府県「あなたの街に“住みます”プロジェクト」ともタイアップ。「2時間ということで、スタジオだけじゃなく、日本全国にロケにも行く」(浜田)という。 同番組には、地域を元気にしている社長を紹介するコーナーもあるというが、初回の番組収録を終えた浜田は、「日本を支えている社長さん方と、いろんな話をしてみたい」と抱負を語った。2時間という時間については、最初に聞いたとき「うそやろ? アホな!」と感じたという。「2時間になると収録時間は(1時間番組に比べ)倍以上ですよね。それを毎週、大丈夫か?」とするも、「がんばります!」とやる気満々。 新番組でやってみたいことを質問され、峯岸が「私は空腹キャラが定着しつつあるので、おいしいものを食べに!」と笑顔を見せれば、小泉も、外へロケに行きたい、と続けた。ほか、「乗馬をしたい」「スケボーとかやりましょう」なども声も聞かれ、浜田が「毎週2時間ということなので、がんばるしかない。僕以外の人たちがたぶん稼働が多くなる。若い力でがんばっていきたい」と意気込みを語った。 同番組は、MBS・TBS系列で、今月19日午後9時からスタート。(竹内みちまろ)
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芸能 2011年10月04日 11時45分
松田聖子と竹内まりや 奇跡のコラボが実現
松田聖子と竹内まりやが“奇跡のコラボ”をすることが、各紙で報じられた。 11月23日に発売される松田聖子の新曲『特別な恋人』のプロデュースを竹内まりやが担当。同曲は、「今の聖子さんだからこそ歌って欲しい」という思いを込めた大人のラブソングになっているという。 今回のコラボは、デビュー30周年を迎える聖子が、「30周年を飾る曲を提供して欲しい」とのことで、竹内にオファー。これを快諾するも、お互いのスケジュールの都合から、結果的には2年越しでの実現となった。 今回の新曲は聖子の76枚目のシングルとなる。
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芸能 2011年10月04日 11時45分
ブラッド・ピット「後退することって、大嫌い!」
ブラッド・ピットが彼の人生に於いて、「後戻り」することが出来ないという面白い恐怖症について告白した。 ブラッドは常に前進することにとても執着していることで、車でバックをしたり、外出したあとで忘れものを家に取りに帰ることさえも嫌いだと打ち明けている。 「家のドアを開けて外に出掛けてから、暫くして何か忘れたなって気付いたとしても、家に戻ってそれを取りに帰るなんて出来ないんだよ。これって、何か僕の性格なんだよね。ドライブしていて、曲がらなければいけなかった道を見落としても、ずっとまっすぐに運転し続けるんだ。後戻りが出来ないんだよ。これって、心理的な欠陥の一種だよね」とエンパイア誌に語っている。 またブラッドは続けて、「理由は判らないんだけどね。まあ、良かれ悪しかれそんな感じなんだよね。どんどん先に進みたいんだ。過去には戻りたくないのさ。別に得意になっているってわけじゃあないよ」
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芸能 2011年10月04日 11時45分
KARAのギュリ主演ミュージカルは予定通り公演
K-POPのガールズグループ、KARAのギュリが主演する舞台『美女はつらいの』が、上演差し止めを求めた仮処分が東京地裁で却下されたことから、主催の松竹は予定通り公演を実施することを発表した。 同舞台は講談社が日本の漫画家・鈴木由美子氏の作品『カンナさん大成功です!』を原作にしたため、著作権侵害を主張していた。
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スポーツ 2011年10月04日 11時45分
『サブロー奪回』発言で一変! 巨人ベテラン勢が複数年契約を要求へ
大村三郎外野手(35)の『千葉ロッテ帰還』が現実となれば、巨人の“エリート幹部生”の契約にも影響が出そうだ。 10月2日、千葉ロッテが新フロント人事を発表した。その席上で重光昭夫オーナー代行が「昨年勝ったメンバーがほとんどいないのは異常な状態。今年出て行った人は、呼び戻せるなら呼び戻したい」と、衝撃的な発言をしたのは既報通り。具体的な選手名こそ「タンパリングになるから」と伏せたが、最下位に沈んだ戦況について質問された際、「とくにサブロー(=現巨人・大村)が出て行った後、悪くなったんじゃないか」とも語っている。話の前後からして、その『呼び戻す選手』が大村なのは間違いない。 報道陣から『オーナー代行発言』を伝え聞いたときの大村の反応が興味深い。「今はジャイアンツの一員なんで…」とは返したが、古巣が自身を奪回しようとしているのは本当に知らなかったようである。古巣に帰還したいのか否か…。真意は分からないが、大村はすでにFA権を取得している。 「今回の重光オーナー代行の言動について、巨人から正式に抗議されたら、千葉ロッテは頭を下げるしかありません。他球団も今回の言動は軽率だと見ています」(前出・同) タンパリング同然の言動に抗議するかどうかはともかく、今の大村は二軍暮らしだ。「帰りたい」と言うのなら、巨人の戦況にはさほど影響は出ないはずだが…。 「もともと、大村のトレードは(瀬戸山体制の)千葉ロッテ側が持ち掛けてきた話です。巨人が興味を示したのは打撃不振の戦況だけが理由ではありませんでした」(読売グループ幹部の1人) 高橋由伸外野手(36)の存在も影響していた。高橋は今季が4年契約の最終年で、当然、原監督以下首脳陣も『完全復活』に期待していた。だが、今季84試合に出場した10月2日時点での成績は、打率2割5分4厘、本塁打13、打点29。「物足りない」というのが正直な心象だろう。「野球に対して、チームの勝利に対し、もっと貪欲な姿勢を見せて欲しい」とも思っているそうだ。 「高橋は持病の腰痛以外にも、怪我の多い選手です。それにいったん故障すると、復帰までが長い…。いくら幹部生候補と言っても、今の高橋では複数年契約を再び勝ち取るのは難しい。大村を獲得したころ、高橋は『(試合に)出たり出なかったり』でした。打撃力だけではなく、守備面でも全く不安のない大村は、魅力的な戦力に映りました。しかも、選手会長の経験者だから、チーム牽引役を託せる…。その大村が本当にいなくなるのなら、高橋は契約更改を有利に進められます。他の巨人外野陣を見渡しても、ラミレスも今年は複数年契約の最終年です。守備に難があるうえに、打撃力にも陰りが見え始めてきました。ベテランの谷(佳知=38)も残留が確実となるでしょう」(前出・同) 巨人は外野手層の厚いチームだが、「スピードプレーヤー」のタイプばかりだ。長打力のあるのは、ラミレス(37)と長野久義(26)、矢野謙次(31)くらいで、内野守備にまわった亀井義行(29)にも一時期ほどの輝きはない。大村の帰還するのなら、高橋への期待値は大きくなる。そうなれば、契約更改の席で高橋は複数年契約を要求するのは必至だ。ラミレスに対しても『残留の方向』で話し合わなければならないだろう。 「ラミレスは年俸よりも複数年にこだわる方です。『残留させるなら、単年』と聞いていましたが、大村がいなくなれば、ラミレスも強気な交渉に一変するでしょうね。高橋も『3年』を要求してくるかしれない」(前出・同) 大村はチーム選手会長の肩書を持ったまま、巨人に放出された。その去就は、移籍先の『幹部生候補・高橋』の契約更改にも多大な影響を与えそうである。
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トレンド 2011年10月04日 11時45分
【注目アプリ】イケメンに「お通じ」を報告する羞恥プレイアプリ
リリース直後から話題沸騰の「夜スル!イケメンアラーム」。よくあるアニメロイド系アラームアプリなのだが、これはエスエス製薬の便秘薬「スルーラックS」のアプリなのである。 イケメンに「おなかスッキリした?」と聞かれ「お通じ」を報告。毎日のお通じを記録して、規則正しく健康な生活をしよう! というのが目的なのだが、「イケメンにお通じを報告」という羞恥プレイっぷりに話題が集中。「なんだこれ…」「マジキチwww」「友達に教えるに吹いたwww」「ニッポンが壊れた」と、ネット上で議論を巻き起こしている。 「スルーラックS」の売上アップにつながったかどうかはともかく、「なぜ美少女版がない?」「ガチホモ版ほしい!」の声に応えれば、新たな客層が生み出せるかも?(谷りんご)▼夜スル!イケメンアラームhttp://itunes.apple.com/jp/app/id464790864
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トレンド 2011年10月04日 11時45分
【林田力のドラマ見聞録】大河ドラマに続き、『塚原卜伝』もファンタジー時代劇
今週からスタートしたこのコーナー。各週のドラマの中で特に見どころのあったドラマを紹介する。 今回はNHKの時代劇、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』とNHK BS時代劇『塚原卜伝』を紹介したい。この2作は、共にファンタジー色の強い時代劇になった。 『江〜姫たちの戦国〜』は10月2日に第38回「最強の乳母」を放送した。今回は江(上野樹里)に待望の男子(竹千代、後の家光)が生まれ、その乳母として福(富田靖子)、後の春日局が登場する。 江と春日局の対立は江を描くドラマでは大きな見どころとなるが、史実を踏まえるならば江に分が悪い。何しろ江の主張が退けられ、春日局の思い通り家光が三代将軍になる。江の没後の話になるが、江が偏愛した忠長は自害させられた。江を正当化しながら、春日局との対立を描くことには脚本家の手腕が問われる。 『江』の序盤は無愛想なものの職務を果たす福と、「何となく好きになれない」という理由で不快感を覚えるワガママな江という図式であった。そのために江は感情移入しにくい主人公になっていた。ところが、福が父親・斉藤利三を磔にした豊臣家に恨みを抱いていることが明かされる。その恨みの矛先は豊臣家の養女であった江にも向けられた。 これは敬愛する伯父・織田信長を死に追いやった明智光秀を「憎めない」と語った江とは対照的である。天下泰平を望む江と豊臣家の滅亡を望む福という形で人物の優劣は明確化した。登場人物が現代人的な感覚で平和を望むこと自体が歴史から外れたファンタジーであるが、物語としては一貫している。スイーツ大河として我が道を歩んでいる。 スイーツ化した大河ドラマに代わって、時代劇ファンの期待の星はNHK BS時代劇となった。こちらが「真の大河ドラマ」との声まである。もともとは史実重視の大河ドラマに対して娯楽重視の「土曜時代劇」とのスタンスであったが、土曜時代劇がBS時代劇に移り、往年の時代劇らしい重厚な作りになっている。 同じ10月2日に放送を開始した『塚原卜伝』は2010年の大河ドラマ『龍馬伝』のような暗い画面で本格的な時代劇の趣である。番組終了後に番組ゆかりの地の観光案内を入れるなど大河ドラマの向こうを張っている。ところが、この『塚原卜伝』も『江』とは別の意味でファンタジー色の強いドラマであった。 主人公の塚原新右衛門(堺雅人)は、いつもニコニコしており、が剣豪のイメージから離れている。堺雅人は『新選組!』で山南敬助を演じた。山南は北辰一刀流の使い手だが、新選組随一の良識派で剣豪のイメージとは遠かった。『篤姫』では病弱の将軍・徳川家定を演じ、ますます剣豪のイメージから遠ざかった。一方で塚原卜伝は「戦うことなく勝ちを収める」という無手勝流と知られており、宮本武蔵などとは違うタイプの剣豪像になる可能性がある。 75分の拡大版となった初回は山賊退治に御前試合とテンポよく進む。まるで冒険しながら次々とミッションをクリアしていくロールプレイングのようである。対決シーンもスローモーションや人間離れしたジャンプなど娯楽色の強い演出になった。時代劇のファンタジー化は止まらない。(林田力)
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トレンド 2011年10月04日 11時45分
『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』、活劇調トークイベントで劇場内は拍手喝采!!
大好評上映中の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』のスペシャルイベントとして、9月30日(金)の新宿武蔵野館に於き、同映画の武術指導担当の谷垣健治と山崎中尉を演じた船木壱輝がトークイベントを行った。 週末金曜日の最終上映の直前であったが、この映画のビハインドストーリーを聞き逃すまいと集まった多くのファンで限られた座席が埋め尽くされた。 MC「まずは何か一言をお願いします」 谷垣「この映画を公民館みたいな場所でしか試写を観ていなかったので、このようなちゃんとした劇場で観てから印象が変わりました。凄い迫力でした」 船木「伝統的な作品に出演できたことに感謝するとともに、皆さんに何度でも観ていただきたいと思っています」 谷垣「撮影中いろいろなことがありましたよね。おめでたい事とかね」 船木「そうなんですよ。アンドリュー・ラウ監督からおもてなしを受けまして…3か月中国でのロケに参加していましたが、その撮影の間に自分自身にめでたい事(奥さんが出産)がありまして、監督から『一週間でも(日本へ)帰れ』とお金とプレゼントを渡してもらいました。それから一週間後、無事に撮影に戻ると出演場面も増えていました。監督にはお世話になった、本当に思い入れの深い作品になりました」 谷垣「そういえば、本当は(船木は)ドニーと最後の場面でヌンチャクを使って闘う予定で、ヌンチャクの猛練習をしてもらっていたんですが…」 船木「Wヌンチャクの猛特訓をしていましたが、結局出番がなかったんです」 谷垣「申し訳ない。でも次の作品でやってもらいますから(笑)」 船木「その言葉、待っていました(笑)」 MC「倉田(保昭)さんにもお会いしてお話を少し伺いましたが、『オレは何をしたのか、さっぱり判らない』、って言われていました」 谷垣「ええ、(倉田は)一日で撮影が済みましたからね。そう、それで(撮影が)始まってから2カ月くらいして、脚本会議で『日本のミュージシャンを出演させることが出来ないだろうか』という話になって、(EXILEの)AKIRAさんの名前が挙がって、製作側から『どんな感じの人物なんだ』って聞かれたから、僕が『ジェイ・チョウみたいなカンジかな』って適当に答えました。(笑)そしたら、アンディー・ラウが『そんなに有名なのか。それはいいね。それだったら、エンディングテーマも唄ってもらおうよ』とまで言うんですよ(笑)」「またAKIRAさんですが、製作側から『トレーニングを含めて少なくても3週間くらいは予定を空けてもらいたい』と言われていましたが、撮影も何日くらいの滞在のみで、そんなに長い期間は無理だと思っていました。でも、実際にこの映画のために丸々3週間という期間を空けて頂きました。また映画に取り組む姿勢もマジメで感激しました」 谷垣「アンドリュー・ラウって夜に弱くて、直ぐに眠くなっちゃうんで、撮影が早いんですよ」 船木「早いんですが、アンドリュー・ラウ監督はもの凄く信頼できる人物で、俳優は全員、彼と仕事するのが楽しいんじゃないかって感じます」 谷垣「たぶん役者さんに自由に動いてもらって、そこにカメラを合わせていくみたいだと思うんです。だから役者さんにはやり易い監督でしょうね」 船木「ですから瞬発力や適応力などのパワーを求められましたので、自分自身に刺激になりましたし、面白かったです」 谷垣「逆にダメな役者が来たら終わりですね」 船木「そうなんです。ダメだったら使わないですね。実は一回、自分も危なかった、っていう時がありまして(笑)…冒頭ころの場面で、スー・チー演じたキキに『唄え!』っていう命令するシーンなんですが、バナナを口に咥えて女の子に渡すみたいなイケイケの演技した瞬間、サッと撮影が引いちゃって(笑)。すぐに『はい、チェンジ』って言われ、『ああ、これでオレは日本に帰らなければならないぞ』って思っちゃいました(笑)」 谷垣「でもドニー(イェン)は(船木を)褒めていましたよ」 船木「ドニーさんについてはいろいろと話したいことはありますが、まずはカラダが凄かったです。目の前であんなカラダ見せられて、自分よりは10年先輩ですが、いろいろなプレシャーがあるだろう中であのカラダをキープしていますから。カメラが回る前には、必ず何十回か腕立て伏せをして筋肉をポンプアップしてから臨場感を出して撮影に臨むんですよ。そこまでストイックに自分を思い込んで、さすがプロだなって思わされて勉強になりました」■人物紹介 谷垣健治(武術指導・アクション監督):1970年奈良県出身。倉田アクションクラブで学んだ後、93年に単身香港に渡り、ドニー・イェンのもとで多くの作品を経験し、のちに香港映画界でアクション指導を行う。ジャッキー・チェンが会長を務める「香港動作特技演員公會」唯一の日本人会員。主な作品に、『カムイ外伝』『孫文の義士団』など。 船木壱輝(俳優):1974年埼玉県出身。98年に日本文化を新しい形で取り上げたアクロバット・パフォーマンス・グループ「SHINGEN」を創立・結成。世界各地で公演を行う。映画『拳-FIST』では主演を務め、その他にも『日本沈没』『新宿インシデント』など多数の映画に出演。CM・ドラマ・舞台などでも活躍中。 『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』は、新宿武蔵野館、立川シネマシティ、シネアート心斎橋などで大ヒット上映中。■公式HP http://www.ikarinotekken.com/