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スポーツ 2012年02月29日 11時45分
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 東京ヤクルト編
フリー特打の主役は畠山和洋である。昨季は開幕5試合目から4番に座ったが、勝負どころとなるペナントレース終盤とクライマックスシリーズでは失速。長いペナントレースを戦ってきた蓄積疲労や、対戦チームに『研究』されたせいだった。ヤクルト首脳陣は「打撃フォームが固まっていない」と厳しい注文をつけ、畠山自身もその期待に応えようと必至でバットを振っていた。 畠山は順調に仕上がっていたが、小川ヤクルトの2年目はクリアしなければならない課題は、ほかにもある。『ポスト青木』、畠山の前後を打つクリーンアップ、守備では遊撃手を固定できる否か、そして、ベテラン相川と『控え捕手陣』の力量差を縮めること等々…。 「何人かでカバーしたい」 小川淳司監督は、ブリュワーズに移籍した青木宣親の後継について聞かれると、必ずそう答えてきた。飯原誉士、上田剛史、福地寿樹(二軍スタート)、打者転向3年目の高井雄平(登録名=『雄平』)、新外国人のミレッジが候補に挙げられており、「彼らの好不調を見極めながら」ということになりそうだが、守備だけなら、ドラフト3位の新人・比屋根渉もいける。日本製紙石巻時代から守備には定評があったそうだが、「強肩堅守」というより、「堅実に守備をこなしている」といった安定感が感じられた。走塁能力なら上田、福地。打撃なら、ミレッジか雄平だろう。雄平は昨季、イースタンリーグで首位打者を獲得しており、バッターとしての“成長期”でもある。二軍で苦しんでいた時代も知る小川監督からすれば、「使ってやりたい」とも思っているはずだ。 ミレッジの打撃は凄い。打球のスピード、スイングパワーは「さすが、メジャーリーガー!」。「何でこのレベルの選手が日本球界に来たのか?」と勘繰りたくなるほどだった。一部報道によれば、「トラブルメーカー」とあったが、練習態度はマジメだった。『強力打線』を組み、対戦投手の畠山への警戒を緩めるなら、ミレッジを入れるべきだろう。 正遊撃手だが、小川監督の胸中には「コイツに託したい」という本命がいるようだった。昨季、『正遊撃手』としてブレークした川島慶三だが、終盤に右ヒジを手術しており、早期復活は期待できない。川端慎吾も故障した左手首に不安が残る。ベテランの藤本敦士は故障で途中リタイアしてしまった。こうした状況を受け、クローズアップされたのが、昨年クライマックスシリーズでスタメンの大抜擢を受けた高卒2年目の山田哲人である。対外試合でも、この山田が『1番・遊撃』を何度か務めており、“小川監督の本命”と見てまず間違いないだろう。ただ、荒木貴裕(24)と森岡亮介(27)の2人も良い。対外試合ではベテラン・宮本慎也を休ませるため、三塁の守備に入っていたが、守備練習では『二塁・田中浩康』との呼吸も合っていた。森岡、荒木が頑張っているのを見せられると、「川島、川端、藤本が帰ってくれば、内野の選手層は相当厚くなる。 内野陣も戦力アップされたようだ。 『ポスト相川』は、4年目の中村悠平(22)と見られているが、捕手というポジションの特質上、「一軍での実戦経験」を積ませてやる機会は限られてくる。川本良平も頑張っていたが、相川が昨季後半用に故障に見舞われた場合、厄介なことになるかもしれない。 投手陣では太田裕哉(23=日本製紙石巻)、木谷良平(22=日本文理大)の2人が面白い。木谷はストレートも速く、ブルペンでは『縦の変化球』や、内外角のギリギリのストライクゾーンを狙った『横の変化球』も投げ込んいた。実戦登板は見られなかったが、100球以上の投げ込みをしても、ストレートの速度が落ちなかった。スタミナもある。太田はストレートこそ速くないが、コントロールが良い。阪神、巨人などライバルチームに左の好打者も多いので『セットアッパーでの登板』も多くなりそうだ。外国人選手の一軍登録枠の問題でリリーバーのバーネットが使えない場合も考えられるので、太田はすでに小川構想に入っているのかもしれない。 2番手捕手に不安は残るが、今年のヤクルトは確実に戦力アップされている。
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ミステリー 2012年02月28日 19時18分
江戸時代から伝わる匠の技術!? 河童のミイラ
まずは記事横の写真を見てもらいたい。 水気を失い、炭化したような黒い肌に枯れ枝のような手足。子どものような頭には頭頂部にまばらに毛が生えているが、なにより目をひくのは大きな黄色いくちばしだろう。この妖怪じみた怪物のミイラは、民話や伝承にある通りの姿形をしている事から「河童のミイラ」とされている。ちなみにこのミイラはかなり小さく、20センチほどしかない。河童だとしてもかなり小さなサイズになる。乾燥すると縮むとは言え、これほどまでに小さくなるのだろうか。それとも、この河童は子どもなのだろうか? 実はこのミイラは、現代の日本で作られたれっきとした『工芸品』なのだ。このミイラは青梅市にて活動している職人の手による物で、江戸時代から伝わる技法で動物を加工し、剥製を作る要領で作成した「河童」なのだという。 こういった河童のミイラは江戸時代を中心に日本各地で工芸品の一つとして作られており、当時鎖国中だった日本が国交のあったオランダとの貿易を通じて海外への貴重な交易用の品となっており、輸出先では「珍奇な生物が生存した証拠」として扱われていたのだ。実際に現在も残っている商人達の交易の帳面には、大阪の堺などからの積み荷に『人魚』や『河童』という商品名で輸出されていた記録が残されている。 なお、遠く離れた海外のオランダのライデン国立民族学博物館やイギリスの大英博物館には、日本から輸入された人魚のミイラが今も所蔵されている。(山口敏太郎事務所)
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その他 2012年02月28日 17時59分
アニメ「輪廻のラグランジェ」イベント6・3開催決定! 「優先販売申込券」は3・23発売のBlu-ray初回限定版から封入
読売テレビやTOKYO MXなどで放送中のアニメ「輪廻のラグランジェ」。本編は第8回の放送を終え佳境を迎えているが、このほど、6月3日に豪華キャスト・アーティストが出演するイベント「鴨女文化祭 〜逃げるな!攻めろ!ジャージ部魂!!〜」の開催が決定した。このイベントの「優先販売申込券」はBlu-ray初回限定版1巻(3月23日発売)と2巻(4月20日発売)にそれぞれ、封入される(片方のみでも有効)ので、Blu-ray初回限定版ははマストバイアイテムとなりそうだ。■イベントタイトル:「鴨女文化祭 〜逃げるな!攻めろ!ジャージ部魂!!〜」■日時:2012年6月3日(日曜日)昼公演…開場13:30/開演14:30(仮)夜公演…開場17:00/開演18:00(仮)■場所:エプソン品川アクアスタジアム ステラボール■チケット代:5,000円(税抜)/5,250円(税込) ※全席指定■申込方法Blu-ray&DVD第1巻・第2巻の初回限定版に封入される『イベントチケット優先販売申込券』にて応募■応募受付期間<第1次先行受付(抽選)>2012年3月23日(金)10:00〜2012年4月15日(日)23:59<第2次先行受付(抽選)>2012年4月20日(金)10:00〜2012年5月13日(日)23:59※5月以降、一般での販売も予定■出演予定キャスト:石原夏織(京乃まどか役)、瀬戸麻沙美(ラン役)、茅野愛衣(ムギナミ役)、野島健児(キリウス役)、松岡禎丞(アレイ役)、興津和幸(モイド役)、金元寿子(アステリア役)アーティスト:中島愛■Blu-ray Disc(発売元 バンダイビジュアル株式会社)商品名:輪廻のラグランジェ 1<初回限定版>発売日:2012年3月23日品番:BCXA-0437商品名:輪廻のラグランジェ 2<初回限定版>発売日:2012年4月20日品番:BCXA-0438■アニメ公式サイト http://lag-rin.com/
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社会 2012年02月28日 16時00分
渋谷ライブハウス放火未遂犯の止まらない殺人願望
昨年8月31日、東京都渋谷区の有名ライブハウス「チェルシーホテル」にガソリンを撒いて放火寸前に捕まり、殺人予備などの罪に問われている島野悟志被告(24)。2月3日に開かれた初公判では、同被告の恐るべき“殺人欲”が浮き彫りとなり、司法記者たちを震え上がらせている。 「大阪で生まれ育った島野は、小5の頃から死体に興味を持ち始め、過去の重大殺傷事件の画像や映像を頻繁に観ていたそうです。そのうち『いつか自分も…』と“殺人願望”を抱くようになったらしく、同居していた兄も『ネットで人や動物が死ぬシーンばかり観てた』と回想していました」(傍聴した記者) ついに'05年には大阪府東大阪市で男児(4)をハンマーで殴打して重症を負わせ、当時17歳だった島野被告は殺人未遂容疑で少年院送りとなっている。 「出所後は通信制高校を卒業し、ゴミ処理会社に就職。更生への道のりを順調に歩むかと思いきや、無断欠勤を咎められた事がキッカケで昨年8月、会社をあっさり退職。そのまま失踪を決意した島野は、『香川にうどんを食べに行く』と両親にウソをついてまで上京しています」(同) その後、過去に発生した凶悪事件の現場などを歩きながら『公園にいるカップルを橋から落とそう』『妊婦を殺そう』など、物騒な想像を巡らせていたというが、事件直前になって放火殺人を思いついた。 『新宿や渋谷で事件を起こすと注目される』との理由で目標を渋谷のライブハウスに定め、ガソリンや催涙スプレー等を準備。バケツに入れたガソリンをフロアに置いたところで怪しまれ、店長らに取り押さえられたが、その際、島野被告はバケツを蹴り、フロアにガソリンをぶちまけてから「殺してやる。自分も死刑になるんだ!」と叫んだという。 逮捕当時の取り調べでも「死にたいが、自殺するのはもったいない。悪い形でも注目されたかった。大勢を巻き込んで派手に死にたいと思った」と語っていたが、現在も反省なし。「出所したら、大人しく自殺で人生を終わらせようと思ってるが、自殺できなければ、また人を殺そうとするかもしれない」と、次なる犯行まで匂わせる始末だった。 “殺人欲”を満たす事ができなかった不満の表れのように、終始しかめっ面を見せていたが、こんな男が数年後に自由を与えられるのかと思うと背筋が凍る。
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芸能 2012年02月28日 15時30分
家賃滞納訴訟に敗訴した中島の今後の生活
個人事務所として借りている都内のマンションの家賃を滞納したとして、タレントで女性お笑いコンビ・オセロの中島知子が、不動産管理会社などから立ち退きと未払い家賃などの支払いを求めらていた訴訟の判決が28日、東京地裁で言い渡され、中島に請求通り立ち退きと約650万円の支払いが命じられた。 同居している女性霊能者の洗脳問題もあって、連日大々的にメディアで報じられている中島の1件だけに、わずか20席の傍聴券を求めて291人が並ぶ異例の人気ぶり。中島は今月14日に開かれた第1回口頭弁論にも出廷せず、準備書面なども提出していなかったため、同地裁は不動産管理会社側の請求を全面的に認め、わずか3分で判決が下された。 同地裁前と中島の自宅前では報道陣が中島の出廷を待ちかまえていたが、結局、この日も姿を見せていない。 「今後は、2週間の控訴期間を経て判決が確定し、それでも中島が退去しなければ、早ければ4月にも強制執行の法的手続きが取られるとみられる。おそらく、判決を受けたマンションに住んでいる親族は中島と霊能者が同居するマンションに移り住むことになりそう」(芸能記者) 中島と霊能者が住む自宅マンション家賃を滞納しており、家主である俳優の本木雅弘と妻で女優の内田也哉子が、今月10日に立ち退きと約390万円の滞納分の家賃の支払いを求めて東京地裁に提訴しており、早ければ3月にも裁判が行われるが、このままだと敗訴は確定的だが、今後も、現状と変化はなさそうだという。 「霊能者は中島を情報から遮断しているようなので、ここまで騒動になっていることに気づいていないのでは。自宅の周辺には日増しに報道陣が増え、中島のイラストを描いたTシャツを販売する業者も現れるなど、周辺住民が迷惑がるほどの騒ぎになっている」(女性誌記者) とりあえず、中島が姿をみせるまで取材攻勢が続きそうだ。
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芸能 2012年02月28日 15時30分
春風亭小朝がAKB48に馬鹿ハマリ!
『金髪豚野郎』と罵られ、泰葉とのドロドロな離婚騒動ももはや懐かしい落語家、春風亭小朝。この春風亭小朝がAKB48に馬鹿ハマリしていると一部で話題になっている。 春風亭小朝は去年9月にテレビで偶然、AKB48の総選挙をテレビで見たところ、大きな感銘を受けたらしく、その直後から彼のブログでは突如してAKB関連の話題が多くなっていた。 最初は「こんな年にもなって情けない」と自嘲したような記事もあったが、最近は開きなおったらしく毎日のようにAKB関連の記事を書いている。 小朝のお気に入りは大島優子らしく、「大島優子ちゃんの職人芸」というタイトルで大島優子との初体面をテンション高めに語りまくり、ハートマークを連発、「メロメロになった」とかなりハマりようである。 しかも去年12月31日の記事では「昨日、レコード大賞を穫って大泣きしているAKBを観ていて大変なことに気がついてしまいました。僕は今まで一度も自分のことで嬉し泣きをしたことがない」と語っており、もはやAKB48は小朝の落語家人生においてもかなりの影響を与えている存在になっているという。 彼がAKBにハマった理由のひとつには最近二つ目に昇進した、春風亭ぴっかりという女性の弟子の存在があるという。ぴっかりは2006年に小朝に弟子入りしたのだが、ぴっかりは当初はアイドルを目指しておりAKB48のオーディションに落ちた後に落語家の道を目指した経緯がある。 流れを見るに小朝はぴっかりの昇進を機にAKB自体にも興味を持ち、馬鹿ハマリしてしまったというのが真相であろう。 考えてみれば元妻の泰葉ももとはアイドル歌手であり、小朝の面食い度合いは多く知られているところである。 落語界のスーパースター小朝も既に56歳。彼の限りない探究心はまだまだ続く?
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トレンド 2012年02月28日 15時30分
注目の舞台『WORKING!!』出演の阪田瑞穂と大野未来が意気込みを語る「期待して下さい!」
アニメ化もされている人気漫画『WORKING!!』の実写版舞台公演(5月11日から20日まで全労済ホール/スペース・ゼロで15公演予定)が発表された。同作は、男女9名がファミリーレストランで繰り広げるバイトコメディ。出演する注目の女優・阪田瑞穂と大野未来が、本誌に意気込みを語った。 テレビ・舞台をはじめ活躍中の阪田は、男性恐怖症で男の子が近づいてくると反射的に殴ってしまう「伊波まひる」を演じる。アニメ版では、男性恐怖症を治したくて入店するも、なかなか治らないというキャラ。「私自身も心を開くと仲良くできるのですが、男性にかかわらず人見知りな部分がありますので、うちとけるまでに時間がかかる所などは似ています」と語った。しかし、「そういった性格の中に少しずつ成長が見えるキャラでもあります。そこを表現したい」。また、男性を殴るシーンは、「舞台でも何度か出てくると思います。そこは、男性陣に犠牲になっていただいて、思いっきり、かっこよく決めたいと思います」と意気込みを語った。 ファミレスの店長にお菓子を渡して採用された研究生で、憎らしさとかわいらしさが同居する「山田葵」を演じる大野は、この春から大学生になる。アニメの中の「山田葵」は、「不思議な女の子です。弱みを握ったりするところもありますが、かわいいから憎めないような。そこを舞台の上でも再現できたらいいなと思います」と見どころを紹介。また、同作の魅力に、登場人物たちの個性を引き立てる髪の毛の色や、ファッションもあり、「原作を参考に、私の髪の毛は紫で、まひるちゃん(阪田)はオレンジにします。出演者がみんなで並ぶとフルーツバスケットみたいで、かわいいです」「私は研究生の役なのですが、お腹の脇にちゃんと、『研』のマークが入っています」と衣装やメイクにも期待を膨らませた。 その大野は、黄色いミニスカートと緑のブーツ姿でインタビューに答えたが、「私生活でも今日と同じようなファッションをすることが多い」という。「自分では、抑えたつもりでも、『派手だね』と言われることが多いので、派手なのかな」と考え込む場面も。「山田葵」は、「どちらかというと派手さはなく、お上品な雰囲気もある子です。4月から大学生になるので、今回の舞台を通して、おとなしい自分も探してみたいです」と笑顔。 いっぽう、「伊波まひる」を演じる阪田は、「まひるは、普段の何気ない会話がおかしくて笑いがとまらないといった、この年ごろの女の子らしいかわいさを持っています。でも、男の子を目の前にすると、反射的に力いっぱい殴ってしまいます。女の子といっしょにいるときのかわいらしさと、男の子の前に出たときのギャップを表現したいです。そこに、私らしさをプラスして、私にしかできないまひるをお見せします」と、キャラの新たな魅力への挑戦を語った。 2人は、「個性の強いキャラクターたちが繰り出す会話が、本作の魅力の一つです。私たちが作り上げる舞台でしか見られない会話を、みなさんに楽しんでいただけたらと思います」(阪田)、「漫画やアニメの印象が強いと思いますが、『今回の舞台もそれに負けないくらいよかった』と言っていただけるものを、みんなで作り上げていきたいです。期待して下さい」(大野)とメッセージを送った。 なお、大野はアルバイトをした経験がなく、「今回の舞台で初バイトします!」と、こぶしを握って宣言してくれた。5月の公演へ向け、すでに本気モードに入っている2人だが、両人が演じるキャラクターの魅力と共に、2人の素顔が印象的なインタビューとなった。(竹内みちまろ)
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芸能 2012年02月28日 15時30分
オセロ中島が“視聴率女”であることを実証した宮根誠司のフジ「Mr.サンデー」
連日にわたってテレビのワイドショーを賑わしているお笑いコンビ、オセロの中島知子(40)。同居している自称女性霊能者に洗脳されているという長期休養中の中島だが、そのネタを取り上げると、視聴率が2〜3%上がるともいわれている。そのためか、ワイドショーのみならず、ニュース番組が中島ネタに手を出すことも少なくない。 そんななか、中島が“視聴率女”であることを実証した番組があった。それは、日曜夜10時からフジテレビ系列で放送されている「Mr.サンデー」だ。同番組のMCを務めるのはフリーアナウンサーの宮根誠司(48)。宮根といえば、日本テレビ系列の「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜日、午後1時55分〜)では連日、新たな情報がなくてもトップは定番で中島ネタ。必要以上に、このネタにこだわっている。 さて、2月26日放送の「Mr.サンデー」は冒頭で、この自称女性霊能者から洗脳を受け、5か月間同居したという占い師、千住(せんじゅ)ひかるが実名で登場。「売名行為ではない」と言う千住は、その洗脳の手口を赤裸々に話し、金品を巻き上げられた結果、洗脳が解けた際には多額の借金を背負っていたことを告白した。 この回の「Mr.サンデー」の平均視聴率が13.3%(関東地区)であったことが分かった。同番組のここ最近の視聴率はおおむね10%台。1月15日放送分では6.7%まで落ち込んだこともあった。それを考えると、千住の実名証言はよほど視聴者の興味を引いたようで、視聴率アップに直結したとみていい。 個人事務所名義のマンションの家賃を滞納したとして、不動産管理会社から未払いの家賃や更新料など約650万円と立ち退きを求めて訴えられた訴訟の判決が28日、東京地裁で下り、中島側の全面敗訴が言い渡されたが、まだまだ、この騒動の終わりは見えない。今後も各局は、競って中島のネタを利用して、視聴率アップをもくろむのは間違いなさそうだ。(坂本太郎)
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スポーツ 2012年02月28日 15時30分
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 横浜DeNA編
ベイスターズのキャンプは、中畑清・新監督のダジャレで始まる。巨人時代の同僚でもある宮本和知氏が待ち構えていた22日は、とくにノリノリだった。気心の知れた仲だからだろう。宮本氏は報道陣に混じって入り口付近で身構えていたのだが、中畑監督とは数メートル前から眼が合っていた。宮本氏がタイミングを見計らい、目の前に来るのと同時に「中畑さんです、どうぞ〜」と歌謡ショーの前振りのような喋りでマイクを向ける。中畑監督は「待ってました!」と言わんばかりに、吉幾三の『雪国』を歌い出す。宮本氏の後ろにはTVカメラが…。TV視聴者へのサービスというよりも、宮本氏への配慮だろう。そのカメラクルーは氏がレギュラー出演するTV番組から派遣されたスタッフだった。これだけノリノリのパフォーマンスを見せれば、宮本氏も番組スタッフに対して顔が立つ。中畑監督の気配りである。現役時代からその明るさばかりがクローズアップされてきたが、本当は繊細で、周囲に気を遣ってくれる人なのである。 中畑監督がダジャレを連発しているのは、「ベイスターズの露出度」を高め、選手たちをノセるためだとも聞いているが…。 中畑監督が『素の顔』を見せたのは、18日の対楽天戦(練習試合)。一瞬だが、報道陣の前で、『明るい指揮官』を演じるのも忘れてしまうくらい、怒っていた。 「デーブの声が、うっせえんだよ…」 大久保博元コーチのことである。横浜DeNAは完封こそ免れたが(スコアは3対1)、拙攻やミスの連発で全く良いところがなく、その度に大久保コーチがキツイ野次を飛ばしていたのだ。中畑監督の怒りは頂点に達していた。もっとも、「うっせえ」と吐き捨てた後、すぐにダジャレを言ってその場を繕ったが、ペナントレースでは『明るい指揮官』を演じきれないのでないだろうか。 ただ、投手陣、打撃陣を分けて見てみると、昨年よりは確実に練習の中身が濃い。とくに投手陣に至っては“鬼コーチ”デニー友利が睨みを効かせているせいか、ブルペン、投内連携プレーではキビキビとした動きが見られた。打撃陣にしても、同様だ。守備練習においても、白井和幸コーチはテキトーな送球さえ許さない。戦力的にはまだまだだが、そう遠くない未来に優勝戦線にも加わってくるのではないだろうか−−。そう思える練習光景だった。 しかし、こんなこともあった。某若手投手が打撃投手役で登板したときのことだ。中畑監督は褒めていたが、友利コーチは「全然ダメ! コントロールも…」と、全く違う評価を下していた。投球内容を見る限り、友利コーチの言葉の方が正しいような気がする。 また、中畑監督が最下位脱出の具体策として、『グリーンライト作戦』を挙げている。その名の通り、“青信号”。「各位が走れると判断したら、フリーに盗塁せよ」というものだ。昨季のチーム盗塁数が僅か31に終わり、「100盗塁」までレベルアップさせることで、チーム得点力を高めたいとしている。21日の練習試合(対ハンファ)では「1試合7盗塁」と改善の兆しも見えたが、3回裏の攻撃はとくに興味深かった。先頭の1番・荒波翔が四球を選び、“グリーンライト”で盗塁。相手の失策も三塁まで進むと、3番・石川雄洋の内野ゴロの間に荒波が本塁生還。ハンファ守備陣は前進しており、それをかいくぐってのホームインである。「荒波のスピード」は、確実に武器になる。無安打で得点を挙げられたのは大きい。 この荒波が中堅の定位置を獲るとすれば、左翼手は4番を予定しているラミレスだから、右翼手の選び方が難しくなる。打撃力なら吉村裕基、機動力なら啓次朗と二軍調整中の下園辰哉もおり、森本稀哲、中日から帰還した小池正晃、好打の金城龍彦といった強者も控えている。外野の選手層は厚くなった。 新外国人選手のサラサーはちょっと面白いと思った。走攻守全てにおいて、そつなくこなしていた。良く言えば、三拍子揃った逸材だが、平均点ばかりで特徴のない選手とも言えなくはない。しかし、ストライクゾーンから「ボール・ゾーン」に曲がる外角の変化球にも対応できていた。打球そのものには“外国人パワー”は感じられなかったが、磨けば光る日本球界向きの選手かもしれない。筒香嘉典の復帰が遅れるとしても、『右翼・啓次朗、一塁・吉村(中村紀洋)、三塁・サラサー』の攻撃的布陣も編成できそうだ。 期待の若手投手・国吉佑樹は体力不足なのか、疲れているようにも見えた。中畑監督が称賛するほど順調ではない(2月24日時点)。投手陣のやり繰りに苦労させられ、『明るい指揮官』でいらなくなるかもしれないが、昨季のような大敗はないだろう。
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その他 2012年02月28日 12時00分
専門医に聞け! Q&A 足の指は全身の血液循環を握る“鍵”だ!
Q:冷え性ではありませんが、今年の寒さは例年の比ではありません。職業柄、特に足先の冷えが体に堪えます。何かよい対策法はないでしょうか。教えてください。(42歳、調理師) A:調理場は、いわゆる水回りの場所ですから、どうしても足先が冷えます。そういう環境で長時間仕事をすれば、慢性的な冷えのため男性も下肢静脈瘤になることがあります。冷えのために、血液循環が悪くなるのが原因です。 調理師という職業は立ち仕事ですが、あまり歩くことはありません。ぜんぜん歩かないわけではありませんが、それはさほど広くない調理場の中に限られています。 冷えをもたらす環境の中で、しかもそんなに歩かないのですから、今年のように冷え込みが激しい冬は、いっそう強く冷えを感じるはずです。 冷えは主に、手足の末端に感じるものですが、それは末端ほど血液が届きにくく、滞りがちになるからです。ですから、冷えを解消するには、まずその部分の対策を講じる事です。●足の指がしっかり動くことが大事 足については、足の指がしっかり動く環境を作ることが大事です。ご質問の方は仕事中、ゴムの長靴を履いていないでしょうか。調理場で長靴は便利な履物のはずです。 しかし、長靴は足の指を使うようには作られていません。加えて、冷えるからといって、厚い靴下を2枚も重ね履きすると、ますます足の指は使えなくなります。 この足の指が、全身の血液循環を握っている“鍵”なのです。それをよく使って歩けば、全身の血液循環が促進し、体温は上がり、冷えが感じにくくなります。 ところが、現代の生活においては、足の指を締め付ける事が実に多いのです。靴下やストッキングを履き、さらに靴で締め付ける。堅い紳士靴を履く男性なら、よくおわかりいただけるでしょう。しかし、靴下による締め付けは、意外と気にしていない人が多いようです。●握足手や足指の運動 足の指をよく動かすためには、靴下を重ね履きしないこと。できれば、5本指の靴下を履くことをお勧めします。5本指の靴下は、指が1本1本分かれているので、自然に指を使って歩くようになります。 握足手や足指マッサージも効果があります。握足手とは、左右の足の指を開いて組み、左右の指を動かし、互いの指を刺激します。 マッサージ効果を得られるものとしては、足指ジャンケンがあります。全部の指を前屈みにすればグー、各指を前に屈めたりそらしたりするとチョキ、全部の指を開けばパーです。 これらの方法を習慣にして行うだけで、相当効果があるはずです。今井一彰氏(みらいクリニック院長)山口大学医学部卒業。東洋医学などさまざまな医療を駆使し、薬を使わずに体を治していくという独自の観点に立って治療を行う。日本初の靴下外来も設置。