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芸能ニュース 2012年07月14日 17時59分
あっさり復帰も沢尻エリカの金髪&ショートカットの謎
体調不良を理由に今月5日に行われた主演映画「ヘルタースケルター」のジャパンプレミアを欠席した女優の沢尻エリカ。5月中旬に同映画のPR休止を発表していたが沢尻とマネジメント契約するエイベックスが13日、突如、14日からの活動再開を発表。14日に行われた同映画の初日舞台挨拶には活動休止中に大胆に髪型をチェンジしたため、金髪のショートカット姿で登場し「超緊張してる。主演映画は5年ぶりで、みんなに会えて嬉しい」と興奮混じりに話すなど終始上機嫌だった。 「体調不良と言われていたにもかかわらず、発売中の写真誌『フラッシュ』(光文社)では夜遊びから帰宅する様子を激写され、直撃した記者に対して『ファック ユー!』。同誌は“武士の情け”で一緒にいた新恋人と言われる30代の男性の姿は誌面に掲載しなかったようだが、活動休止中は国内外を新恋人と遊び回っていたようだ」(週刊誌記者) 沢尻といえば、活動休止中、再三にわたり「週刊文春」(文芸春秋)で大麻中毒疑惑が報じられ、一時は、同映画の公開も危ぶまれたものの、エイベックスは同誌の記事について「事実無根」とし結局、何事もなかったかのように公開し、舞台挨拶に沢尻も出席した。 「一部ワイドショーが数日前に金髪姿の沢尻の様子をキャッチし、髪型について心理関係の専門家が分析したところ、『衝動的に自分で切ったのでは』と分析。沢尻は昔から気分屋でよく髪型をチェンジしていたが、かつて酒井法子が覚せい剤で逮捕される前に逃亡し、髪の毛を切ってカラーリングしていたため、『薬を抜いたのでは』と憶測を呼んだ。その件もあるだけに、沢尻の大胆な髪型チェンジのおかげで、今後、もし薬物検査が行われたとしても“シロ”になるだろう」(芸能記者) 沢尻としてはうまく難局を乗り切って仕事復帰を果たしたようだ。
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レジャー 2012年07月14日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/15) 新潟日報賞 他4鞍
☆新潟11R「新潟日報賞」(芝1600メートル) 特別2連勝中(前走の長久手特別はレコード)と本格化著しい、エーシンミズーリの勢いは止まらない。一気呵成に3連勝達成も決して夢ではなくなった。 とにかく、フロックでレコード勝ちは出来ないし、実力は本物だ。とりわけ、ラスト600メートルを(1ハロン)11秒台で走破している内容は秀逸。確かに、レコード勝ちから中1週と間隔が詰まっており反動が気がかりだが、心配無用だろう。というのも、今シーズン4戦目と無理使いされておらずダメージが少ないからだ。当日、大幅に馬体が減っていない限り力は出せるはずで、差し切りが決まると見た。 相手は、再昇級のエチゴイチエ。スピードはここでは互角以上の評価が与えられ、課題の折り合いさえ克服すれば好勝負必至だ。穴は、重賞ウィナー(08年デイリー杯2歳S)のシェーンヴァルト。休み明け3戦目でそろそろ怖い。◎11エーシンミズーリ○13エチゴイチエ▲9シェーンヴァルト△6トゥザサミット、8ラインジェシカ☆新潟10R「苗場特別」(ダ1200メートル) エーシンジェイワンが鶴ヶ城特別3着のリベンジ。1番人気を裏切る結果になったが、連闘で馬体が増えていたのは誤算だったし最後は息切れした格好。しかし、そんな状態で0秒3差に粘ったのだから実力を疑う余地はない。前走の失敗を糧に今度は抜かりなく仕上げてくるに違いなく、絞れていれば期待できる。◎4エーシンジェイワン○11パープルセンリョ▲2ワンモアジョー△3フリスコベイ、8エキナシア☆函館11R「函館記念」(芝2000メートル) 前哨戦の巴賞を快勝し、勢いに乗るトウカイパラダイスが破竹の2連勝で重賞初制覇を達成する。 巴賞は着差(クビ)以上に強い内容だったし、身上の末脚に一段と磨きをかけパワーアップの跡を見せつけている。目標レースだけに、状態も前走以上なのは間違いなく、ハンデ56キロ(前走57キロ)も勝利を後押しする。当面の相手は、一昨年に続き2勝目を目指すマイネルスターリーだが、穴は、デキの良さが目立つ素質馬のロードオブザリング。◎7トウカイパラダイス○1マイネルスターリー▲14ロードオブザリング△2コスモファントム、11ネオヴァンドーム☆中京11R「ジュライステークス」(ダ1800メートル) 休養を挟んで特別3連勝中と、驚異の快進撃を続けるローマンレジェンドには逆らえない。 デビュー3戦目にダートへ路線変更してからここまで、<5100>と、堅実無比でまさに“新星”と呼ぶにふさわしい。これほどの馬に昇級の壁など皆無に等しく、期待して大丈夫だ。◎4ローマンレジェンド○7グレープブランデー▲3トウショウフリーク△2ウインペンタゴン、8ナリタシルクロード☆中京10R「知多特別」(芝1200メートル) アースソニックは唯一の3歳馬だが、前走の葵Sはオープンメンバー相手に5着と見せ場を作っているように、能力は古馬混合のここでも互角以上の評価を与えられる。しかも、斤量差3キロ(対牡馬)のアドバンテージがあるし、ベストの1200メートルならチャンスは十分あると確信する。差し切りが決まる。◎4アースソニック○6グッドルッキング▲12ハンターワディ△3スギノエンデバー、8ニジブルーム※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月14日 17時59分
新潟日報賞(1600万下、新潟芝1600メートル、15日)藤川京子のクロスカウンター予想!
新潟11R、新潟日報賞は◎エーシンミズーリが3連勝でクラスの壁を突破します。 ひと叩きされて臨んだ前々走の降級戦では、掛かりながらも好位から力強く抜け出し押し切って快勝。そして前走の長久手特別は、馬込みの中団を折り合って追走。手応え良く4角を回ると、直線で豪快に脚を伸ばし2連勝。1分32秒8はレコードタイムで、新潟の高速決着はまさにこの馬向き。昇級緒戦ですが時計の裏づけや、前走結果を残した左回り、東京の長い直線での実績もあり条件に不足はなさそう。立ち回りが上手く、レースセンスが光ります。 追い切りの動きも上々で、前走の反動もない様子。マイルのスピード勝負を制します。(11)エーシンミズーリ(6)トゥザサミット(3)トゥリオンファーレ(8)ラインジェシカ(9)シェーンヴァルト(13)エチゴイチエ(12)タイキエイワン馬単 (11)(6) (11)(3) (11)(8)3連単 (11)-(6)(3)(8)(9)(13)(12)エーシンミズーリ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月14日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(7/15函館記念)
ネヴァブション、アクシオン、キングトップガンなど今年も名前を見るだけで熱くなる高齢馬たちが函館記念に参戦。軸は最高齢馬のマヤノライジン。昨年の函館記念がラストチャンスだと思っていましたが、まさかの現役続行。「あれが最後じゃねぇの〜!?」と、まるで今週公開された映画「海猿」的な展開。しかし、この馬がいないとオヤジ甲子園と化した函館記念が面白くならないですからね。むしろ今年も無事に走ってくれてありがとうという思いです。メイSの次は巴賞かと思っていましたが、陣営もやはり重賞を獲って引退させてあげたいのでしょう。もちろん僕も同じ気持ち。この馬と陣営の心意気におこづかいを託します。54キロはやや見込まれた印象(52〜53キロだと思ってました)がありますが、この馬には抜群の洋芝適性と溢れる闘志があるので問題なし。前走は休み明けにも関わらず33秒台の脚を出しましたからね。今年も古豪の意地を見せてくれると期待しています。 2番手評価の夏場に調子を上げライジン同様に洋芝適性の高いマイネルスターリー、目黒記念2着、巴賞1着と順調なトウカイパラダイスを相手に3連複で手広く流します。 ヒモの注目馬は昨年ライジンとともに穴馬券をプレゼントしてくれたアクシオン。この馬も北の大地でこその馬。そして、トランスワープ。大野騎手がコスモファントムではなくトランスワープを選んだということは…なんかニオイませんかねぇ。大野騎手は例年に比べて調子が良さそうですし一発を警戒しておきます。 ということで勝負馬券は…。 3連複フォーメーション15点 (5)-(1)(7)-(1)(7)(3)(10)(4)(8)(11)(13)(15) すべて100円ずつ、いつも通り合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月14日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(7/15) 函館記念
◆函館11R 函館記念◎ネオヴァンドーム○トウカイパラダイス▲マイネルスターリー△コスモファントム△ミッキーパンプキン△マヤノライジン 前哨戦・巴賞を勝ったトウカイパラダイスが引き続き順調。3月に1000万、準OPを連勝。天皇賞・春は見どころがなかったものの、続く目黒記念では2着しており重賞でも力負けしないことは実証済み。巴賞では、初めての小回り芝1800m戦だったにもかかわらずインを突く器用さを披露して快勝。センスの良さも十二分に合わせ持っている。ハンデも前走から1キロ減の56キロと手頃であり、このメンバーに入っても大きく崩れることはないだろう。連軸には最適とみる。 「頭」で狙うのはネオヴァンドーム。これまでの挙げた4勝はGIIIきさらぎ賞を含み全て京都芝1800mでマークしたものだが、昨夏の札幌記念で0.5秒差6着と健闘しており洋芝への適性は十分。因みに昨年は、金鯱賞→函館記念→札幌記念のプランだったが、挫石で函館記念を使えずに札幌記念は3か月ぶりの実戦だった。勝ったトーセンジョーダンのその後の活躍を思えば相手関係は決して緩くはなかった。力量的に上位の存在、デキも良く、まともな競馬になれば勝ち負けになるだろう。 他では、昨年末から低迷していたマイネルスターリーが復調気配。現役屈指の洋芝巧者でもあり一昨年以来の優勝も十分考えられる。以下、57.5キロとやや見込まれた感のあるコスモファントム、巴賞からの巻き返しを狙うミッキーパンプキン、11歳ながら衰えの感じられないマヤノライジンあたりをおさえたい。【馬単】流し(11)軸(1)(2)(4)(5)(7)【馬連】流し(7)軸(1)(2)(11)【3連単】フォーメーション(1)(7)(11)→(1)(7)(11)→(1)(2)(4)(5)(7)(11)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2012年07月14日 17時59分
子供をしつける親の強い味方・妖怪「ガオ」
滋賀県湖東地方では、「言う事を聞かないと、ガオが来るよ」と子供をたしなめていたという。「ガオ」とは、近畿地方に生息している妖怪のことで、その容姿は頭に2本の角が生えた恐ろしい鬼のような形相で、秋田県の「ナマハゲ」に似ている。主に、親の言う事を聞かない子供の所や夜遅く寝ないで遊んでいる子供の所に現れ、おどろかす(注意する、叱る、たしなめる)だけで、特に人間に害を与えない。ガオは親の言う事を聞くよう子供達に約束させ、「お札」を与える。このお札が貼ってある家には2度とガオは現れない。そのため、やんちゃな子供を持つ親にとっては、有難い存在となっている。『妖怪辞典』によれば、「ガオ」と いう妖怪の記載がある。これは、岐阜県、京都府、熊本地方で、妖怪のことを示す幼児語であるという説明しかない。地方によっては「ガオウさん」、「ガォーさん」、「ガォ〜さん」とも呼ばれている。 このガオという妖怪の由来とは、戦国時代、滋賀県湖東地方の領地を近江六角氏の一党である種村氏が治めていた。現在の滋賀県蒲生郡日野町にあった近江国・日野城の蒲生蒲生氏郷(1556〜1595)に攻められるようになった。戦火に巻き込まれた領民達は「蒲生が攻めてくるぞ」と常に恐れていた。この「蒲生が来るぞ」が変化して、「ガオが来るぞ」という言葉だけが残った。やがて、「ガオ」は恐ろしい妖怪・化け物と考えられるようになり、親の言う事聞かない子供の所や夜に寝ない で遊んでいる子供の所に「言う事聞かないと、ガオウが来るよ」と言って、脅し文句に使うようになった。ガオとは、子供が怖がる妖怪の総称で、特定した妖怪をさすものではないのである。 現在、滋賀県東近江市の商工会が主催する妖怪によるまちおこしの一環で「ガオが来るぞ大作戦」として、妖怪の装束を身に付け、子どもをしつけるために家々を廻っている。さらに、ガオをイメージした怖ゆるキャラ「東近江のガオさん」を制作し、まつりやイベントを盛り上げている。また、某バラエティー番組で、子供の寝かしつけ方法「ガオーさんが来るよ」の企画がある。「ガオーさん」は長髪で、色白で、歯と鼻腔が大きく、両手に赤いロウソクを持って、芸人が変装した怪人である。このガオーさんは、 母親の依頼を受けて、なかなか寝ない子ども達を脅し、布団にもぐりこませ寝かすものだ。ガオーの由来は怪獣の「ガオー」という鳴き声から名付けられたという。どちらもま主旨は同じであるが、何の結びつきはなく、まったく別物である。(写真:「東近江のガオさん」)(皆月斜 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
中日・高木監督頭が痛い! 荒木の球宴出場を辞退させられない裏事情
日本野球機構(NPB)は7月13日、オールスター戦(7月20日=京セラドーム、21日=松山、23日=盛岡)に選出されていたトニ・ブランコ内野手(31=中日)、ターメル・スレッジ外野手(35=日本ハム)がケガのため出場を辞退したことを発表した。 ブランコは8日のDeNA戦で死球を受けて左手甲を骨折、全治6〜8週間の見込みで、9日に出場選手登録を抹消された。スレッジは左ヒザ痛のため、6月16日に出場選手登録を抹消され帰国。米国で精密検査を受けた結果、重度の軟骨損傷と遊離軟骨があると診断され、復帰のメドが立たない状態。この2人は長期戦線離脱が濃厚で、出場辞退は致し方ない。 そこで、セ・リーグの指揮を執る中日・高木守道監督(70)の頭を悩ませているのが、荒木雅博内野手(34=中日)の出場問題だ。荒木は10日の阪神戦で左太もも裏を肉離れ、11日に全治2〜3週間と診断されて、12日に出場選手登録を抹消された。 荒木はさほど重症ではないことから、後半戦が始まる25日からの復帰を目指しているが、問題となっているのが球宴出場。荒木自身は「オールスターには出たい」と語っているが、チームとしては辞退して後半戦に備えてほしいのがホンネ。 ところが、野球協約がそれを許してくれないのだ。球宴を辞退すると、球宴後の10試合に出場できないとのルールがある。もし、荒木が大事を取って辞退した場合、最短で復帰できるのは8月5日になってしまう。これは、荒木にとっても、中日にとっても大きな痛手。 そうなると、荒木は球宴に強行出場するしかない。ただ、そこで故障を悪化させても困るわけだ。回復状況次第だが、足に故障を抱えている以上、守備に就くのも、代走も厳しいところ。そうなると、荒木の出番はせいぜい代打程度になるだろう。セ・リーグ的にはほとんど戦力としては期待できず、本来なら元気な選手に代替出場してもらった方がいい。それでも、協約上、荒木は無理を承知で球宴に出るしかない。 そもそも、この協約は球宴に選ばれながら、大した故障でもないのに、後半戦に備えるために辞退することを防ぐために設けられたもの。ところが、逆に球宴後10試合の出場停止を避けるために、故障を抱えながらも辞退をせず、代走代打程度の出場でお茶を濁す選手が多いのも事実。過去には1試合も出場しなかった選手もいる。根本的な問題は、この協約そのものにあり、改善策を検討する必要もあるのではなかろうか。(落合一郎)
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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
斎藤佑樹勝負弱さ露呈! 田中マー君との直接対決で3連敗
7月13日、Kスタ宮城での楽天対日本ハム戦で、高校時代からのライバルであるマー君こと、田中将大投手(23=楽天)と斎藤佑樹投手(24=日本ハム)がプロ3度目の直接対決。田中が投げ勝って、楽天が5-1で勝利し、斎藤との対戦で3連勝を飾った。斎藤はここ一番での勝負弱さを改めて露呈する格好となった。 前回6日の西武戦では、右脇腹付近の炎症で予告先発を回避した田中は、不安を抱えての復帰登板となった。しかし、田中は故障明けであることを感じさせない投球で、8回を8安打無失点。今季自己最多の13三振を奪う力投で、斎藤(5勝)を越える6勝目(2敗)を挙げた。 今季、腰痛で出遅れた田中だが、この日の登板で、規定投球回数に到達。防御率は1.63となり、2位の成瀬善久投手(ロッテ)の1.99に、0.36もの大差を付けて、ダントツのパ・リーグトップに立った。勝ち星は1差でも、防御率では3.40(リーグ16位)の斎藤とは比較にもならない。 一方の斎藤は6回を投げて、7安打6四球1死球の乱調で5失点。この日の黒星で、昨季の6敗を上回る7敗目を喫した。これで、斎藤は6月6日の広島戦で5勝目をマークして以降、5戦連続で勝ち星なしの状態が続いている。 両者は昨年9月10日にKスタ宮城でプロ初対戦。その際、田中は9回5安打1失点で完投勝利、斎藤は8回10安打4失点で敗戦投手となった(楽天が4-1で勝利)。2度目の対戦は4月13日の札幌ドームで、田中は8回7安打1失点、斎藤は6回0/3を投げ7安打2失点。試合は2-1と僅差のゲームとなったが、この日も田中が投げ勝った。 斎藤との投げ合いで3連勝を飾った田中はお立ち台で、「2度あることは3度あるということで」と余裕を見せた。栗山英樹監督から、エースとしての英才教育を受けながら壁を打ち破れない斎藤と、楽天のエースとして君臨する田中との力の差がくっきり見えた勝負だった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
日本批判の真意 ダルビッシュはパワー・ベースボールに泣かされていた!
登板はなかったものの、ダルビッシュ有(25=レンジャーズ)が米球宴でも“存在感”を見せつけた。恒例の前日会見でのことだった。彼の口から日本球界への批難発言が飛び出した。 「日本はヘンな固定観念に縛られすぎています。そのせいでまったく野球が伸びていないと思います、この何十年」 この発言が出たのは、インタビューの規定時間の45分が「あと少し」で終わろうとしているときだった。ダルビッシュは、『初出場』ということで「他球団選手とどんな話をしたいのか?」とも質問され、まずは「トレーニングのメニューとかも聞きたい」と回答。すると、日本人選手との体格や筋力の違いにも話が及び、“日本球界の練習方法”を否定したのである。 米国人ライターがそのときの様子を詳しく説明してくれた。 「ダルビッシュは今日まで筋トレ、食事、サプリメントで体重を増やしてきたと話してくれました。ウエイト・トレーニングのことを指していたんだと思われますが、日本球界時代、彼の周りには体重が増えたり、筋肉が厚くなりすぎることに否定的な見解を示す声が多かったという主旨でした。『筋トレはダメだと固定観念を持つよりは、筋トレをやって失敗した方が得るものもある』というニュアンスでした。ちょっと興奮気味な口調だったのでビックリしました」 ここまで熱くなる必要もないと思うが…。 米国と日本野球を語るうえで、パワー(筋肉)の違いが話題になる。しかし、メジャーリーガーとのパワーの違いを痛感しているのは、ダルビッシュ自身のようである。 前半戦、ダルビッシュは9本の被弾を浴びている。102回3分の2、総対戦打者447人(前半戦終了時点)だから、被弾率の高いピッチャーではないが、5月6日(現地時間)、2本目の被弾を浴びせたインディアンズのキプニスはこう話していた。 「ダルビッシュには、簡単には打てない変化球がたくさんある。−省略− 変化球は最初から捨てて、ストライクゾーンに来た速球を強く叩くことだけに集中した。そうしたら、ホームランに…」(同日試合後の談話) また、メジャー2戦目の先発登板となった4月14日(同)、対戦チーム・ツインズのバレンシアは、6回途中でダルビッシュを降板させた“勝因”を次のように明かしている。 「変化球はどれもハイレベルだ。甘い速球を辛抱強く待つに限るよ」(試合後) 同じく、スパン外野手も「真ん中高めの失投を待った」と話していた。 対戦打者のコメントから察するに、ストレートを狙い打ちされているようである。どんな一流投手にも失投はあるが、それを確実に長打にされているという印象をダルビッシュは抱いているのではないだろうか。 また、ダルビッシュは『与四球』が多い。前半戦16試合で「90」の四球を記録している。昨年はシーズンを通じて「36」。日本ハム時代でもっとも「与四球」が多かったのは、06年の「64」だから、シーズンの半分で自己ワーストを更新したことになる。これも、失投を長打にされるパワーの違いを痛感している証だろう。メジャーでは失投が長打に結びつくため、慎重になりすぎていると見るべきである。 同様に、メジャーでは捕手別の防御率が弾き出される。球宴にも選出された正捕手・ナポリと組んだときのダルビッシュの防御率は、4.57。2番手のトレアルバと組んだ際は、2.29。日本国内でも販売されているメジャーリーグ専門誌によれば、「ナポリはストレート(直球系)を中心に配球を組み立てるタイプ」と紹介されていた。『捕手別防御率』の数値を見る限り、トレアルバを「パーソナル・パートナー」にすれば、もっと勝ち星が稼げそうだが…。 「レンジャーズは『パーソナル・キャッチャー』を作らない方針のチームです。それに、ナポリはチームの中心打者であり、打線、得点力にも影響が出かねないので」(前出・米国人ライター) 甘いボールが行けば、長打を浴びる危険性はメジャー移籍時に覚悟していたはず。ダルビッシュは直球系のボールをパワーアップさせなければ、さらに被弾の数を重ねるだろう。※メジャーリーグに関わるアナリスト、統計会社はフォーシーム、ツーシーム、カッター(もしくはカットボール)を『直球系』と位置づけており、今回の「ダルビッシュの被弾」に関する本サイドの取材はその定義に基づいてまとめました。
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社会 2012年07月14日 17時59分
グラブ盗難被害に遭った上尾高校野球部員が自力で犯人割り出す!
大切な野球用具の盗難被害に遭った野球部員が、自力で犯人を割り出すお手柄を立てた。 被害を受けたのは埼玉県立上尾高校(上尾市浅間台)野球部で、7月8日、部員が朝練の際にグラブ約10個とボールが盗まれたことに気付き、学校が上尾署に届け出た。 金子章野球部部長が、「このままで悔しくないのか。自分たちで犯人を捜そう」と部員に呼び掛け、盗まれた道具を自力で探し出すことで意見が一致。部員は練習後、手分けして、中古品販売店などで聞き込み。その結果、8日夜、とあるリサイクルショップに、自分たちのグラブが置かれているのを発見した。犯人がその店に売る際に、身分証明書を提示していたため、足がつき、20歳と21歳の男2人組が窃盗容疑で12日までに逮捕された。グラブは同校に返却された。 逮捕容疑は、2人が7日夜から8日朝にかけて、同校の敷地内に侵入し、用具置き場に置いてあったグラブとボール(総額約18万円相当)を盗んだ疑い。埼玉県内では5月に私立栄北高(伊奈町)で、6月に県立伊奈学園総合高(同)でグラブが盗まれており、同署は2人との関連を調べている。 上尾高校野球部は公立ながら、春夏合わせて7度の甲子園出場を果たした名門校。75年夏の甲子園ではベスト4にも進出。これまで、2000本安打を達成した山崎裕之(ロッテ、西武)、会田照夫(ヤクルト)、仁村徹(中日、ロッテ=現楽天二軍監督)らのOBを輩出した。 「全国高校野球選手権埼玉大会」は11日に開幕。試合直前の用具盗難に、村田進教頭は「大会の直前であり、練習への支障や精神的な影響はあったと思う。憤りを感じている」と激怒した。 同校野球部は13日、埼玉平成高(毛呂山町)との予選1回戦に臨み、苦境をモノともせず、5-0で快勝した。同校は15日に2回戦で国際学院高(伊奈町)と対戦する。(蔵元英二)