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スポーツ 2010年07月13日 12時00分
日本人メジャーリーガーの『帰国ラッシュ』が始まる?
トレードを模索中−−。7月に入り、米メディアの野球欄では、そんな見出しが目立つようになった。ペナントレースの佳境はこれからだが、メジャーリーグでは『トレード』に対する解釈が日本球界とは少し異なる。日本でもシーズン中の緊急補強は行われているが、アメリカ球界では「大型トレードは7月の風物詩」でもあるのだ。 まず、優勝争いから完全に脱落したチームは、選手の入れ替えを検討する。高額年俸、あるいはピークを過ぎたベテラン選手が放出の対象となり、その見返りに何人かの若手選手を獲得する。来年以降を見据えた『チーム再建』を進めるためである。その反対に、優勝争いに加わっているチームは、トレードを“最後の戦力補強”と捉え、下位チームの大物・有名選手の獲得を検討する。ちょっと乱暴な言い方になるが、上位チームが下位チームを草刈り場にするのである。 「ペナントレースの順位に関係なく、FA選手が『トレードの対象』となるケースもあります。FAを引き止めるにはそれなりの年俸を用意しなければなりません。球団として、そのFA対象選手の引き止めるのに十分な資金を用意できないと判断した場合、もしくは、引き止める必要がないと判断すれば、シーズン終了を待たず、自分たちからトレード話を持ち掛け、放出してしまうケースも珍しくありません。オフになってFAで退団されるより、トレードで交換要員を獲った方がマシですから」(プロ野球解説者) さて、前置きが長くなったが、「放出対象選手」のなかに、日本人メジャーリーガーが含まれていた。ピッツバーグ・パイレーツの岩村明憲内野手(31)、シカゴ・カブスの福留孝介外野手(33)の2人だ。 岩村はベンチ入りの『メンバー25人』だけではなく、メジャー契約の40人枠からも外されてしまった。パイレーツのニール・ハンティントンGMも、岩村が『放出対象選手』であることを明言した。 「もし移籍がまとまらなければ、彼には(傘下マイナーの)インディアナポリスに行ってもらう。復調のサポートはしたいが…」 だが、岩村を「欲しい」と言う球団は現れなかった。「4億3000万円の高額年俸がネックになった」というのが、現地日本人メディアの一致した見方である。 「福留もレギュラーポジションを奪われ、苦しいシーズンとなりました。どうやら、球団オーナーが『福留は商売にならない』と判断したようです」(日本人メディアの1人) 福留は「イチローと松井秀を足して、2で割ったような選手」と高く評価されていた。しかし、昨季、カブスを買収し、新たな球団オーナーとなったジョー・リケッツ氏(証券マン)はシビアな判断を下した。 「福留で日本企業からの広告出資が入ってくると見込んでいたんですが…。リケッツ氏の経営する証券会社を介して、日本企業数社に働きかけたのですが、芳しい返事は得られなかったそうです」(前出・同) 福留の契約は来季まで残っている。年俸は1300万ドル(約11億7000万円)だから、買い手が付かない深刻さは、岩村以上だろう。福留は40人枠から外されていないが、今オフ、カブスが契約破棄を申し出てくる可能性はかなり高い。 故障、チーム編成など事情は異なるが、井川慶、川上憲伸、上原浩治、松井稼頭央も厳しい立場に置かれている。 「レギュラーの座を奪われた城島(健司)がマリナーズ退団を申し出た際、日本の球団、ファンは帰還を好意的に受け止めました。岩村、福留、井川らが一斉に日本球界に復帰してくる可能性も高いですよ」(前出・同) 米メディアはゴジラ松井がノーヒットに終わる度に手厳しい論調を踊らせるが、それはある意味、“激励”なのかもしれない。岩村、福留は「今後の身の振り方」について考え始めたようだ。
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芸能 2010年07月13日 11時00分
【ドラマの見どころ!】帰って来た綾瀬はるかの干物女。でもNHKより安っぽく見える、向井理に注目よ。『ホタルノヒカリ2』
今日の【ドラマの見どころ!】は、OLさんのお楽しみ綾瀬はるか主演『ホタルノヒカリ2』(日本テレビ系)。もう干物だろうと、乾物だろうと、カワイイから何でも許されちゃう綾瀬はるかが、今時女子アリアリの無精っぷりは変わらず、ちょっぴり成長して帰ってきた。そしてゲゲゲのあの人をはじめ、今回ホタルの周りをとりまく人物たちがなにしろ華やか。みんな薄いようで濃い人ばっかりだけどね。 3年ぶりに香港から帰ってきた雨宮蛍(綾瀬はるか)の相変わらずのマイペースぶりに、上司で内緒の恋人である高野誠一(藤木直人)は面食らいっぱなし。しかし、そんな高野にも浅田小夏(木村多江)という女性から度々電話があり、その度に嬉しそうに出かけていく。そんな高野の様子や、現在の会社の後輩・桜木美香(臼田あさ美)などとしっくりいかない蛍は酒に酔ったついでに契約社員の瀬乃和馬(向井理)と一夜を共に? してしまうが…。 同棲する上司が藤木直人で気になる同僚が向井理という、夢のようなホタルの会社生活。藤木さんは「泣かないと決めた日」(フジテレビ系)に引き続き、OLたちのオナペット要員として定着しているわね。それよりも現在放送中の朝ドラ「ゲゲゲの女房」と、来年の大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」出演決定ですっかりNHKっ子として成長した向井理。放送第一回で、ベッドシーンの視聴者サービスに抜かりは無いけど、この人って、前クールの「新参者」(TBS系)といい、日テレ昨年の深夜ドラマ「傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜」といい、NHKと比べ民放ドラマでは驚くほど見た目が安っぽい。そして安っぽい役の方が上手い。今回は一見チャラ男のプランナーという役どころだけど、なかなかホタルにとって大事な人になりそう。そして、私生活でも天然で干物女に近いという綾瀬はるか。同様にかなり天然な臼田あさ美、薄いようで濃い木村多江、日テレNEWS ZEROでキャスターも務めるアミューズ所属のナゾ女優、山田姐さん役の板谷由夏といった個性的な女優陣に囲まれ、まるで洗濯機の渦の中で演技しているみたい。でも、ホタルらしさは失われて無く、2ではちょっと成長した仕事ぶりも見せてくれそうね。それにしても、接待の屋形船でひとり全身お祭りスタイルで「裏方」に回るホタル。キリリネジリはちまきに腹掛という、複雑なあの格好、よっぽど天然な人じゃなきゃ絶対にひとりで出来ないわよ。(チャッピー)
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芸能 2010年07月13日 08時00分
商品もフランクにつぶやく浜崎あゆみに注目
先日、浜崎あゆみがツイッターでつぶやいた化粧品サイトがアクセス集中でダウンした。今も浜崎は、リップグロス、花屋で売ってるチョコレート、予約が大変な骨格矯正…などなど自分の好きなものをつぶやいている。 これは、広告戦略なのだろうか。 確かに、iPhone4を「間違いなくげっとんしたいーーー!!」などとわざとらしく浜崎がツイートし、孫社長が興奮気味にいやらしく絡んでいく…そんなまさにきなくさい展開もしばしばだ。 いっぽうで2ちゃんねるでは、冒頭のアクセス集中のアクシデントについて、「社員がわざとサーバーを落としたんだろ」「F5アタックかwwww」など、浜崎側の営業および逆宣伝と受け取っているようである。 浜崎自身は冒頭の騒動について、「広告や宣伝の手法がまさしく新時代を迎えたわけです。誤解や失敗を恐れず、誰かが先陣をきって風穴を開けていかなければ(ならない)」とツイート。本人はこういった現状を肯定的に捉えている様子。 しかしここで注目したいのはむしろ、「あゆが話を締めたぁ! すげぇ!!」など、この発言に対して彼女の知性に驚嘆するユーザーの反応がほとんどだったことだ。 浜崎のツイッターをめぐる騒動は、たんに“宣伝疑惑”にとどまらず、このように実は彼女の“知的能力”についても大きな話題となっている。たとえば、以下のように浜崎は外国のファンなどに対し、英語でもつぶやいているのだ。 「Hi This is ayumi,I just wanna say hello in English to u guys. Im gonna tweet everyday. c u then!!! A world is ONE...」 「I got ur letter!thanx!」 「U changed ur pic! thx!I love u 2!!」 「Heeeeey,Jorge!!!!! I was looking 4 u!hahaha!」 「Im still awake!hehe!!」 映像コンテンツの下訳などのバイトをかじったことがある筆者だが、言うまでも無く上記は、そんなのでは太刀打ち出来ないレベルで、ネイティヴに近い英語力だ。どうも本人がちゃんと書いているらしく、浜崎の意外な知性が窺われる。 こんな事実からは、彼女自身は持ち前の知性やバランス感覚を自由に発揮して楽しんでツイッターをやっているだけで、周囲の有象無象がファンなどそっちのけでビジネスに利用しようと裏で必死…いうような状況もあるのかもしれない、と思わせる。 ツイッターは、ありきたりな大衆を騙すだけの広告ツールのひとつに堕していくのか、それとも浜崎の言うように、広告業界に公平性の原理をもたらすような画期的なツールになっていくのか。 いずれ、20万人以上にフォローされている浜崎のツイッターは、大きな試金石になりそうだ。
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芸能 2010年07月13日 01時00分
スティング、ポリスの再結成は二度となし!!
スティングがザ・ポリスの再結成の可能性を否定した。 2007年から2008年にかけ、再結成ワールド・ツアーを行なっていたポリスのメンバー、スティングは、再結成は面白くないと思っている。 「再結成は簡単じゃなかった。目新しい物がなかったしね。新曲はないし、新しいエネルギーはないし、あの機会を新たなステージに移行する為のプラットフォームにするっていう情熱も無かったね」 ツアーをする事を、離婚したカップルがヨリを戻すのに例えたスティング、再結成をする気は2度とないと語った。デイリー・テレグラフ紙にスティングは、「ザ・ポリスを作り上げた人間が、まるでママとパパがヨリを戻すように一緒に、観客の心情をつかみ取る事が出来た。だけど離婚した妻ともう一度やり直して生活したい人間なんて本当にいるかね? オレはやらないよ。もうやってしまったから、これ以上必要ないね」 しかしスティングは前回のツアーに関しては後悔していない。「あれは重要な事だと思わせるのに最高の時間だってことがひらめいたんだ。純粋に“思い出”の為の仕事だったんだよ」
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芸能 2010年07月13日 00時00分
ジェームズ・キャメロン、予想外のオスカーノミネート
ジェームズ・キャメロン監督は、『アバター』出演者達がオスカーにノミネートされることを期待しないように予告していた。 同映画の最新興行成績が2,734,603,864ドル(約2400億円)で歴代1位になったキャメロン監督、映画出演者出演のゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、そしてシガニー・ウィーバー達は、映画はCGで処理された為、アカデミー賞受賞候補になるとは考えていなかったと語った。監督は、協会が勉強不足のためにより進歩した新技術に対して受け入れが難しいと思っていた。 「あれは予想出来た事だし、俳優達にもノミネートされるよう元気づけていたんだ。一般的に、主演男優は15回映画に出演しないとノミネートされなかった。レオでさえ『タイタニック』でノミネートされなかったからね」「ゾーイのパフォーマンスが群を抜いていたかって? モチロンさ、だけど去年はたくさんの良く出来たパフィオーマーたちがたくさんいたよ。それにしてもコンピューター技術を駆使した作品がノミネートされなかったら、論争になっていただろうね。CGIだって映画の一部なんだけど、協会の人々にそういう技術を理解してもらうには基準が未だに低いよ」 しかし監督は、サムとゾーイが演じた架空のエイリアン、ナヴィはコンピューターグラフィックを使わずには制作出来なかった事を語っている。エンパイアーに対しキャメロン監督は、「もしあれが実写だったらゾーイ・サルダナは顔を真っ青く塗っていただろうし、そうなるとパワーは画面に充満しなかったよ。きっと、青色のメイクなんて最悪だったろうし、彼女の目もあんな風には写らなかっただろうね」と伝えた。
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芸能 2010年07月12日 23時00分
ファーギー、ヤク中からの復帰
ブラック・アイド・ピーズのヴォーカル、ファーギーは、一度は落ちぶれ、母親のいる実家に帰らなければならなかった経験から、お金が出来て有名になった事を嬉しく思っている。 過去にボロボロになり、麻薬中毒の挙句にホームレスになった時の自分を忘れない為にも、今の成功にとても感謝している。2001年にガールズグループ『ワイルド・オーキッド』を脱退した後、メタンフェタミン中毒だったファーギーは、デイリー・レコード紙に「子役の頃に稼いだお金を全部(薬に)使っちゃったから、母の家に帰らなくちゃいけなくて、しかも失業手当をもらっていたの。だから、お金が自分の人生の浮き沈みを左右していたワケよ。お金には御礼を言いたいわ」と伝えた。 またファーギーは、名声があることが招く陰謀にウンザリした事は一度もなく、自分に舞い込む甘い罠さえも楽しんでいるのだという。 「プライベートジェットに乗る事はとっても魅力的だし、初めて乗った時の事は今も憶えているわ。何でも食べたい物を注文していいよ、って言ってくれたからイイ気になって、ロブスター、小エビ、蟹、ご飯、ステーキ…行き過ぎなオーダーで、凄まじく豪華な食事になったわ」
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芸能 2010年07月12日 22時00分
ブレッドレイ・クーパー、地獄のトレーニング
ブラッドレイ・クーパーが映画『特攻野郎Aチーム THE MOVIE 』の撮影終了をピザで祝った。 人気テレビシリーズの映画版に出演するブラッドレイ、役作りの為に厳しい食事制限をしなければならなかった。撮影がクランクアップすると、ピザとアイスクリームで腹いっぱいになると『死ぬかと思った』と語った。 イギリスFHM誌に対しブラッドレイは、「夜、帰宅してピザを3枚注文してイッキに食べたんだ。その後、ベン&ジェリー・アイスクリームのチェリー・ガルシア味を買いに行ったのさ」「死ぬかと思ったよ。自分の胃は、こんなにたくさん消化するのに慣れていなかったからね」 現在、女優レネー・ゼルウィガーと交際中のブラッドレイは、『特攻野郎 Aチーム』監督ジョー・カーナハン(『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』)から“過酷”なダイエットとエクササイズでシェイプアップするように言われたと語った。 「BA役のランペイジ・ジャクソン(UFC元ライトヘビュー級チャンピオン)は185cm大男なのに、リアム・ニーソン(『スターウォーズ:ファントム・メナス』『シンドラーのリスト』)はそれよりも長身(193cm)で、フェイス役の僕はそんな奴らと共演しなくちゃならなかったよ。そしたらジョーが『ねえ、君は身体を変えなきゃダメだ。僕は君もあの連中と同じだと思っているから』って言ってきたんだ」「それで1日2000カロリーの摂取で、砂糖、小麦粉をカットした。1日5食、起きたら食べて、エクササイズを1日に2回やるんだ。キツかったよ」 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE 』の日本公開は8月20日から。
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芸能 2010年07月12日 21時00分
アッシャー、SEX持論
アッシャーは裸の女性が大好きだ。 元妻タメカ・フォスターさんとの間に2人の子供を授かったアッシャーは、特に女性のランジェリーにこだわりがあるそうなのだが、自分は決して行きずりの関係をするような男ではないと語った。 アッシャーは、グラマー誌に対し「女性の曲線美が好きなんだ、特にヌードのね。本当に楽しんでいるんだ。それから、他の男以上に下着好きって事も知っておいてよ」「目の前に好みの女性がいても、一夜だけの情事をしようなんて簡単に思わないよ」と語った。 以前TLCのチリと交際をしていたアッシャーは、もし本当に愛する女性と一緒ならばセックスを何度ヤッても飽きないと言う。「付き合っている女性はたくさんセックスしたいって理解しているし、それをエンジョイするはずだよ。今までに2人も子供を授かったしね。それがどういう事か分かるだろ?」「セックスは大好きだけど、中毒じゃないし、だれとでも寝たいワケじゃないんだ。それに、いつでも欲しいだけ彼女に与えてあげたいんだよ」「彼女がシタいなら、僕はその意見に乗っかるだけなんだ」
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芸能 2010年07月12日 20時00分
アンジェリーナ・ジョリー、新作は冴えない役!
アンジェリーナ・ジョリー主演の新作映画『ソルト』では“オシャレじゃない”役を演じている。 集中力を必要とするアクション映画に頻繁に出演しているアンジェリーナは、『ソルト』で演じたCIA捜査官役は魅力的な女性ではないと語った。 アンジェリーナは、トータル・フィルム誌に対し「こういうタイプの映画に出て来る女って、普通女性っぽく描かれるけど、今回はそれを無視したわ」「彼女は目的の為に女である事を利用したりしないわ。実際、いろんな意味でこの役は一番ダサく見える役ね。戦闘シーンはブスに見えるし、鼻なんかへし折られたときには可愛くなんか見えるわけないでしょ?」と語った。 最初は男性が演じる予定だったイヴリン・ソルト役は脚本が変わった為に新登場したもので、アンジェリーナは、この映画の主役に女性を取り入れることは大変な作業だったと語った。 「男性から女性に変更するのは思っていたよりも大変だったわ。それはチャレンジとサプライズだったの。特殊な状況下で男性だったらどういう風にリアクションするかは、女性にとっては不必要だからよ」「例えばオリジナルのキャラクターは、結婚していて子供が一人いて、最終的に彼が見つけるのは“愛”になる予定だったの。だけど女性が“愛”に行きつく映画なんて大して驚く事でも無いじゃないの」 『ソルト』の日本公開は7月31日から。
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スポーツ 2010年07月12日 18時00分
過去の講演会まで有難がられている岡田監督
2009年12月1日に早大で行われた、サッカー日本代表監督の岡田武史氏(53)の講演会の全編が、動画や活字でネット上に公開され話題になっている。 ベスト4発言の真意が明かされているなど、内容は盛り沢山。(ちなみにその真意は、目標を掲げれば「ベスト4」という端的な言葉で士気が高まりやすいから、というようなことだったそうだ。)すっかり名将の誉れをほしいままにしている岡田氏の過去発言がにわかに注目の的だ。 「世界でも得点の15%はカウンターアタック。飛び出してくる敵の前1mと後ろ3mの位置にディフェンダーが一人ずつ付いて、やって来るボールを処理すれば、勝てる」など戦術面の話も、改めて説得力は増すばかり。が、特に心に残るのが、 「僕も人間ですからみんなから「いい人だ」と言われたいし、好かれたいですよ。でも、この仕事はそれができないんです。なぜなら、選手にとっての“いい人”“いい監督”というのは『自分を使ってくれる監督』ですから。僕は11人しか使えないので、あきらめないとしょうがないんです」 という一節である。 これは、ウォーターゲート事件の調査報道でニクソン政権ひいては史上初めてアメリカの現政権を任期中に退陣に追い込んだ、ワシントン・ポスト副編集長のジャーナリスト・レーナード・ダウニー氏(67)が、NHKの番組〈プレミアム8 未来への提言〉で語った言葉とまったくよく似ていた。同氏曰く、 「私にはひとりも友達がいません。都合のいい記事を書いてもらおうと擦り寄って来る人を遠ざけるためです」 仕事が終わったら家に帰るだけ、そんなワーカホリックで個人主義のアメリカ人と日本人とを同列に比較は出来ないのかもしれないが、何度も結婚と離婚を繰り返したというダウニー氏に対し、“嫌われ者”のレッテルを引き受けた岡田氏も、「そんな強い人間ではないので」(講演会より。)批判や中傷に呻吟した苦しみと葛藤の日々があったという。 すべてを自らで決断しなければならない“名指揮官”のはかりしれない孤独の深みを思わずにはいられない。 いっぽう、自分に厳しく出来る指揮官だからこそ、選手も一人前として扱い、デンマーク戦前半での選手たちの守備システムの変更の自主性=大会での成長、を暖かく見守れたのかもしれない。…ま、もはや評価はなんでもありである。あらためて、すいませんでした。
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