2007年から2008年にかけ、再結成ワールド・ツアーを行なっていたポリスのメンバー、スティングは、再結成は面白くないと思っている。
「再結成は簡単じゃなかった。目新しい物がなかったしね。新曲はないし、新しいエネルギーはないし、あの機会を新たなステージに移行する為のプラットフォームにするっていう情熱も無かったね」
ツアーをする事を、離婚したカップルがヨリを戻すのに例えたスティング、再結成をする気は2度とないと語った。デイリー・テレグラフ紙にスティングは、「ザ・ポリスを作り上げた人間が、まるでママとパパがヨリを戻すように一緒に、観客の心情をつかみ取る事が出来た。だけど離婚した妻ともう一度やり直して生活したい人間なんて本当にいるかね? オレはやらないよ。もうやってしまったから、これ以上必要ないね」
しかしスティングは前回のツアーに関しては後悔していない。「あれは重要な事だと思わせるのに最高の時間だってことがひらめいたんだ。純粋に“思い出”の為の仕事だったんだよ」