集中力を必要とするアクション映画に頻繁に出演しているアンジェリーナは、『ソルト』で演じたCIA捜査官役は魅力的な女性ではないと語った。
アンジェリーナは、トータル・フィルム誌に対し「こういうタイプの映画に出て来る女って、普通女性っぽく描かれるけど、今回はそれを無視したわ」「彼女は目的の為に女である事を利用したりしないわ。実際、いろんな意味でこの役は一番ダサく見える役ね。戦闘シーンはブスに見えるし、鼻なんかへし折られたときには可愛くなんか見えるわけないでしょ?」と語った。
最初は男性が演じる予定だったイヴリン・ソルト役は脚本が変わった為に新登場したもので、アンジェリーナは、この映画の主役に女性を取り入れることは大変な作業だったと語った。
「男性から女性に変更するのは思っていたよりも大変だったわ。それはチャレンジとサプライズだったの。特殊な状況下で男性だったらどういう風にリアクションするかは、女性にとっては不必要だからよ」「例えばオリジナルのキャラクターは、結婚していて子供が一人いて、最終的に彼が見つけるのは“愛”になる予定だったの。だけど女性が“愛”に行きつく映画なんて大して驚く事でも無いじゃないの」
『ソルト』の日本公開は7月31日から。