問題となっているのは、「エレベーターで嫌な事をされた時の話」という動画。宿泊していたホテルでエレベーターに乗ろうとした際、先に乗った女性が自身と目が合ったにも関わらず、「閉」ボタンを連打して自身を閉め出したというエピソードを披露していた。
>>霜降り粗品「はよ引退しはったらええのに」大先輩を批判? 単独ライブ直前の苦悩を吐露<<
動画の中で粗品は「めっちゃ腹立つじゃないですか」「(自分が)変質者やったら分かるけど、ホテルで。悪いけど、タレント」と苦言。粗品は扉が閉まる瞬間、両腕を上げてカマキリのようなポーズを取り、「『ヴエェェゥェイ』ってやったりました。そいつの一生のトラウマにしたりました」と明かした。
この動画が今になり、ネット上で拡散されることに。コメント欄にはここ数日、「最低すぎ!」「心底軽蔑する」「警察沙汰になるレベル」といった批判が書き込まれている。
「この炎上には理由があります。実は17日放送の『超無敵クラス』(日本テレビ系)で、かまいたちの山内健司が粗品と同様、女性とのエレベータートラブルを告白。女性と二人でエレベーターを待っていたところ、女性が自分だけを乗せたとのこと。不審者扱いされたことに怒った山内が、もう一度エレベーターに乗ってどんな反応をするか確かめようとしたというエピソードでした。しかし、女性の自衛に怒り、報復しようとする山内に批判が集まり、炎上していました」(芸能ライター)
この山内の炎上を受け、同じようなエピソードを披露していた粗品のこの動画が、改めてツイッターを中心に拡散され、炎上となったのだが――。
「しかし、この動画、概要欄に『ちなみにこの話全部嘘です』と書いてあります。実はこの動画、粗品がゲスな嘘エピソードを披露し、集まったコメントに対し後日動画でツッコミを入れていくという、粗品がよく投稿しているネタ動画シリーズの1つ。この動画に対しても、翌日に『昨日の動画に来たカスのコメントに反論』という動画をアップし、賛否あるコメントにツッコミを入れています」(同)
このため、この現象にネット上からは「ネタが炎上するのは可哀想すぎる」「概要欄にも『嘘』って書いてあるのに…」「後出しで『嘘』って言うならともかく、これはひどい」「むしろ悪口を言ってもらうために作られた動画なのに」「批判してる人はネットリテラシーがなさすぎる」といった粗品への同情や擁護が多数集まっている。
一方、ネットからは「加害をネタにするのはどうかと」「嘘だったとしても何が面白いのこれ」といった声も寄せられる事態に。ネタのための嘘を巡り、さまざまな声を集めていた。
記事内の引用について
粗品公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC1H5dv45x2aFKk-6JZLSWIQ