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トレンド 2011年09月12日 15時30分
鬼才ジョン・カーペンター監督の特集上映「ザ・ウォード/監禁オールナイト」が開催
鬼才ジョン・カーペンター監督10年ぶりの最新作「ザ・ウォード/監禁病棟」が9月17日から東京・銀座シネパトスで公開される。この公開を記念してジョン・カーペンター監督の特集上映「ザ・ウォード/監禁オールナイト」が9日、同劇場で開催された。 パトスへの両入口シャッターを完全閉鎖の監禁オールナイトで、非常時以外は原則外出不可。同イベントには先日ロカルノ国際映画祭で「東京公園」で金豹賞審査員特別賞を受賞した青山真治監督、邦画界の名バイプレイヤーであり、カーペンター監督を愛してやまない山本浩司、日本で唯一のカーペンター研究家である鷲巣義明氏が参加。カーペンター監督について白熱のトークショーを行った。 トークショー中、このイベント用にカーペンター監督が自ら編集したサプライズメッセージ映像も上映。カーペンター監督は以下のようにコメント。「(日本語で)ニホンノミナサン、コンニチハ。シネパトスヘヨウコソ。(英語で)今夜はご来場ありがとうございます。日本は美しい国です。なんといってもゴジラ、ラドン、キングギドラ、そしてAKB48が生まれた国です。皆さんの友情と応援に感謝しています。それでは私の作品を楽しんで下さい。また近いうちにお目にかかりましょう」 それを受け3人は「感無量。なんて良い人なんだ。カット割のスピード感も良い。編集もご自分でしたのでしょう。素晴らしいですね。カーペンターが撮るAKB48のPV、素晴らしいものができるでしょう」(青山監督)。「良い人過ぎますね。ホラー、SFだけではなく、カーペンターってコメディセンスもありますよね」(山本)。「インタビューで伺ったのですが息子さんの影響のようです。息子さん、日本に住んでらしたのですが今年帰国されて日本のカルチャーとしてカーペンター監督に渡したのがAKB48のCDとのことです」(鷲巣)とそれぞれ語った。スリーショット:左から鷲巣義明氏、青山真治監督、山本浩司
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ミステリー 2011年09月12日 15時30分
千葉県心霊スポット探訪レポート「白幡神社」
神社で心霊スポットというのは珍しいかもしれない。今回は千葉市某所にある心霊スポットと噂される白幡神社へと向かった。 途中で雨が豪雨となり、国道を走る車もワイパーを全開にしても前が見えにくい状況であった。今回のケースは家にあるマップにも神社が記載されていないという不思議なこともあり、現地だと思われる場所まではかなり歩くことになった。 途中で雨も止んできたのが幸いしてか、小道の奥に隠れたような鳥居を発見した。何と、神社があった場所は住宅地の片隅で周囲には農家の廃屋があった。 鳥居に書かれている「白幡神社」の文字を見たとたん、背筋に寒いものを感じた。更に、誰も居ないのに足音がするのである。草を踏み分ける「ザッ・ザッ」という音が、近くまで聞こえたかと思うと、いきなり止んだ。はっと周囲を見回しても誰もいない。朝の、明るい時間に訪問しても霊は出るのかもしれない。 ここに来てまず受けた印象は、昼間でも空の光が届きにくい場所だということである。周囲は樹木が生い茂っており、神社内には「千葉市の保存樹林」という看板が置かれていた。 更に奥へ進んでいくと、倒れた石灯篭と、奥に狛犬が並んで不気味に鎮座していた。本来その奥には拝殿があるはずだが、何故か封鎖された物置のような建物があるだけだった。その近くには小さな祠があり、子安神社、道祖神と書かれた石碑が置かれていた。 これほどに強力な心霊スポットは初めてである。竹林が鬱蒼として生えているのも不気味さを増している。この神社では、人の足音や生首が空から降ってくるという噂があるが、今回は実際に不気味な足音に歓迎されてしまった。 なお、周囲には京葉道路が走り、事故の多発地帯でもある。それらの霊体がこの神社に寄ってきているのではないかとされている。 更に驚いたのは写真に写る幾つものオーブである。写真には他にも正体不明の水滴のような白いものと、細長い白い物体が写りこんでいたのである。 これほどに驚いた体験は久しぶりであった。神社を離れる際には、九字を切り、頭を下げてから退散した。(藤原真 山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年09月12日 15時30分
「しらす」の中からイカやタコを探し出すシュールなゲーム
朝ごはんの友、「しらす」の中には小さいタコやイカ、違う種類の魚が紛れていたりするものだ。中には、「こういうの見つけると嬉しいんだよね」という人もいるだろう。 「みんなのしらす」は、画面いっぱいに広がった「しらす」の中から、タコやイカを探し出すゲーム。ガサゴソと「しらす」をかき分け、ひたすら「しらす」以外の生き物を探すという、とてもシュールがゲームだ。 あまりにもシュール過ぎて「みんなのしらすが糞アプリ過ぎてつらい」「みんなのしらすおもしろいwwまじハマったw」と評価はさまざまだが、意外と評価は高い。APP Storeランキングでトップ10に入ったこともあるのだから。(谷りんご)▼みんなのしらすhttp://itunes.apple.com/jp/app/id457832536
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芸能 2011年09月12日 11時45分
自殺未遂でさらに芸能活動が難しくなった加護亜依
11日の東京都港区の自宅マンションで自殺を図り、都内の病院に救急搬送されたものの命に別条はなかった元「モーニング娘。」の加護亜依だが、今回の一件で問題多き彼氏との深すぎる関係が浮き彫りになってしまった。 各スポーツ紙によると、加護が倒れていると119番通報したのは、加護の事務所関係者ではなく、今月6日に暴力団との関係をちらつかせて借金を踏み倒そうとして恐喝未遂容疑で警視庁に逮捕された、恋人で飲食店運営会社代表の安藤陽彦容疑者の関係者。場所は同居していた安藤容疑者が逮捕された時、加護も一緒にいて事情を聴かれた都内の自宅マンションだったという。 「加護は事情聴取後もブログやツイッターを更新していたが、相当ショックを受けていたようで、将来を悲観したのか、駆けつけた関係者に『これから死ぬ』という趣旨の電話をしていたという。住んでいたのは超高級マンションで、贅沢なくらしをしていたのは明らか。そんな生活ができなくなることにも絶望を感じたのでは」(週刊誌記者) 日本テレビのニュースによると、3年前から加護が所属していた芸能事務所の伊藤和幸社長が11日午後9時30分ごろ、都内の病院に駆けつけ面会しようとしたが、「誰がかけたのか分からない面会制限がかかっていた」という。また、安藤容疑者のマンションにいたことは「分かりませんでした。信じられない。親のところにでも行っているのかと思った」と明かし、加護とは半年前から連絡が取れない状況だったそうで、安藤容疑者との交際については「とんでもないと思っていました。(安藤容疑者の)マインドコントロールがまだ解けていないんじゃないか。じゃないとあそこ(同容疑者の家)にいるわけがない。彼は相当な詐欺師」と本音を漏らした。 「10月1日から『暴力団排除条例』が東京都でも執行され、暴力団関係者とつながりがある“黒い芸能人”は失業状態に陥るだろう。となると、交際相手が暴力団との深い関係を伺わせて逮捕された加護を使うところはない」(芸能プロ関係者) 全盛期のモー娘。時代からすると信じられない転落ぶりだが、このままでは引退するしかなさそうだ。
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芸能 2011年09月12日 11時45分
AKB48 初の海外姉妹グループ「JKT48」が発足
9月11日(日)「フライングゲット」劇場盤幕張メッセ大握手会内で、AKB48(東京・秋葉原)、SKE48(名古屋・栄)、NMB48(大阪・なんば)、HKT48(福岡・博多)、及びSDN48(ちょっと大人なグループ)に続き、今度は海外初となる姉妹グループ「JKT48」の発足が発表された。 『JKT48(ジェイ ケー ティ フォーティエイト)』はインドネシア・ジャカルタにて発足する、AKB48同様に「会いに行けるアイドル」をコンセプトとした、秋元康総合プロデュースのアイドルグループ。これを機に、ジャカルタのみでなく、他のエリアにおいても海外展開をより一層加速していく考えていくという。 同グループの第1期生はインドネシア在住の応募者の中からオーディションを行い、10月中旬の最終審査の後、合格者が決定する予定。合格者はレッスンを開始し、2011年末のデビューを目指す。AKB48のコンセプトを反映しつつ、インドネシアの文化に合わせたユニークなアイドルグループを育てていく予定だ。
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芸能 2011年09月12日 11時45分
自ら都市伝説化してしまうのか? 「やりすぎコージー」が終わり、メーソンから逃げ回る? 関暁夫
テレビ東京でも有数の人気番組『やりすぎコージー』が終わることが決定した。テレビ東京の場合、一度人気の出た番組は多少数字が下がっても辛抱強く続けるのが、特徴なのだが、何故かあっさり人気番組『やりすぎコージー』の放送をあきらめてしまった。 この番組から派生したブームが「都市伝説ブーム」である。 セキルバーグこと関暁夫が披露するフリーメーソンや陰謀論に関連した都市伝説はネットで大きな話題となり、彼の著書『都市伝説』は80万部を超えるヒットを記録した。その後、パート2、パート3と著書の続編で発売されていったが、いずれも30万部、10万部と出版不況下では珍しい好成績を収めていった。 まさに番組が生んだ人気芸人といえるのだが、その関暁夫が番組終了後に低迷し、自ら都市伝説的な存在になってしまうのではないかと言われている。 実は関暁夫は、芸人でありながら、先輩後輩の芸人特有の序列を嫌い、収録後の芸人仲間との打ち上げや若手芸人たちが主催する合コンは必要最小限しか参加していなかったのだ。これは、都市伝説を語るストーリーテラーとしての自分のキャラクターを護る関暁夫の戦略であったのだが、皮肉にも業界内での付き合いを狭める結果になってしまった。 一部、業界では「自分はメーソンから逃げ回っており、命を狙われている」と関暁夫が公言していたと噂が流れており、いよいよ身も心もオカルトの世界にどっぷり浸ってしまったのかと心配する声もあがっている。 勿論、この発言もキャラを守るために関暁夫が放った一流のジョークなのだろうが、レギュラー番組が終わってしまう以上、それを真剣にとるほど、彼の未来は過酷なのかもしれない。それにしても、都市伝説ブームを作った関暁夫の才能をこのまま埋没させるのはもったいない話である。
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トレンド 2011年09月12日 11時45分
今最も注目のグラドル、平山寿美礼ちゃんのファーストDVD発売イベントが開催
期待の新人グラビアアイドル、平山寿美礼ちゃんの7月29日に発売されたファーストDVD、『平山寿美礼 君にタッチ↑』の発売記念イベントが11日に秋葉原・ソフマップモバイル館で行われた。 6月の終わりに千葉の立山で撮影された本作を手にとってみての感想を「こんなに素晴らしいものになるなんて嬉しいです」と答えた寿美礼ちゃんは。今回のDVDでオススメのシーンはと質問され「海辺で走っているところが好き」と答えて、「あと、アイス舐めるシーンとテニスするところが恥ずかしかったです。私、何かを演技するって初めてだったので…」と本作撮影中の感想も語ってくれた。 当日のイベントは新人グラドルとしては異例の会場が満員。そのことについて寿美礼ちゃんは、「沢山の人が集まってくれて涙が出てきそうです」と嬉しそう。この人気は本物といっていいだろう。その唇と、腰エクボを武器に、現在“グラビアJAPAN2011”の最終選考にも寿美礼ちゃんは残っており、今後さらなる活躍が期待できそうだ。(斎藤雅道)平山寿美礼(ひらやま すみれ)1993年3月9日生まれ血液型A型身長161センチ B78/W57/H83
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社会 2011年09月12日 11時45分
“プロレス界のお騒がせ男”ザ・グレート・サスケ氏が岩手県議選で惨敗!
二匹目のドジョウはいなかった! 9月11日投開票の岩手県議選で盛岡選挙区(定数10)に、無所属で出馬したみちのくプロレス社長のザ・グレート・サスケ氏(42)は、16人中14位の4035票で当選ラインにはほど遠く、約3000票も足らず、惨敗を喫した。 サスケ氏は地元東北ではカリスマ的存在として、プロレスで活躍。選挙初挑戦となった03年4月の岩手県議選では、同選挙区から無所属で立候補し、見事トップ当選を果たした。覆面着用のまま、議会に登院するなど話題を振りまいた。 しかし、05年にプロレス会場への移動交通費を、政務調査費から流用したとの疑惑が出たあたりから、ミソをつけた。 07年4月には議員辞職し、岩手県知事選に臨んだが大敗。その後、プロレス界に本格復帰したものの、電車内で携帯電話で写真を撮ろうとした男性に暴行をはたらいたとして逮捕されたり、覆面制作費や住宅ローンの未払いで訴訟を起こされたりでトラブル続きだった。 同じ選挙区で、8年前のトップ当選から惨敗へと転落したサスケ氏。これは、岩手県民が下した審判。サスケ氏自身、選挙運動を通し、前回とは違って手応えのなさを感じ取っていたようだ。 サスケ氏はこの敗戦を真摯にとらえ、まずは本業であるプロレスに、より一層精を出すことが、今与えられた使命なのだろう。プロレスラーとしての輝き、一人の人間としての信頼を取り戻したとき、再びチャンスは訪れるかもしれない。サスケ氏には今後の精進を切望したい。(落合一郎)
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スポーツ 2011年09月12日 11時45分
聖地CORE STADIUMの地下プロレス、巡りめぐって27戦目は…観るも地獄、闘うも地獄! 9・11『EXIT-86 CORE:A2』
米国・ニューヨークの同時多発テロからちょうど10年、東日本大震災からちょうど半年の忘れ得ぬ「9・11」に、地下プロレス『EXIT-86 CORE:A2』が、反原発デモで騒然となった東京・新宿はCORE STADIUMにて挙行された。 2008年5月に地下プロレスが初開催されて以来、“地下の聖地”として定着したCORE STADIUMでは、試合開催のたびにアルファベットで開催数がカウントされてきた。しかし初開催以来、驚異的なペースで試合を重ねてきたCORE STADIUMでは、すでにアルファベット「Z」まで開催数がカウントされている。以降の開催試合はどうナンバリングされるのか、多くの地下フリークたちの間で注目されていたが、一巡した27戦目の開催試合である今回は『CORE:A2』の名が冠せられた。以降二巡、三巡しても“聖地”の闘いは未来永劫続いていくことと、この日の観客に印象づけられたことは間違いない。 そして聖地CORE STADIUMは、“地下戦士育成基地”すなわち“地下の虎の穴”たる過酷な闘技場であるため、残暑厳しいこの日も当然ノーエアコン・ノー冷房。季節外れの猛烈な湿気も相まって、選手も観客もうだる酷暑の中汗まみれで“共闘”する、過酷極まる27戦目となった。【第1試合 地獄脱出五番勝負・第一戦】“第1回地獄トーナメント優勝者”“地獄妖怪”入道 vs“執念の空手デビル”326 8・14『EXIT-83 CORE:Z!!』の地獄トーナメントで最後まで負け残り、“優勝者”という烙印を刻み込まれた入道。同日のトーナメント直後には“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキーとのシングル戦を組まれ、8・28『EXIT-84 KEY』では富豪2夢路、小笠原和彦との連戦を強いられるなど、“地獄の覇者”となって以降、まさに地獄にふさわしい責め苦が彼のもとに降りかかり続けている。 この日から入道の闘いに「地獄脱出五番勝負」の名が冠せられることとなった。その初戦に立ちはだかるのは、地獄トーナメント決勝で相まみえた宿敵・326。この闘いに敗れれば、地獄の災いが自分に降りかかってくる…とばかりに危機感に満ちた326は、開始直後から突きと蹴りで入道を圧倒。 しかし一連の地獄の責め苦により、打たれ強さとタフネスにさらに磨きがかかった入道は、十八番のセントーンで形勢逆転。すかさずキャメルクラッチで畳みかけ勝利、地獄脱出への第一歩をまず踏み出した。【第2試合】“人間狂気”紅闘志也 & “頭突鬼世界一”富豪2夢路 vs“ジャパニーズ和尚”日龍 & “執念の空手デビル”326 これまで幾度もタッグを組んできた紅&夢路の“地下ツートップ”だが、この日の両者の出で立ちに、居合わせた誰もがどよめいた。紅と夢路が身に纏う青い道衣。それは夢路が先日のベトナム遠征で出会った、彼の地に伝わる秘伝の武術「ボビナム」の道衣であった。 ベトナム秘伝の武術・ボビナム。それは、フランスの植民地支配下にあった20世紀初頭のベトナムにおいて編み出された。この武術の威力を恐れた時のフランス統治府は、ベトナム人民にボビナムの習得を禁じたという。夢路はベトナムに赴いた際、ボビナムの高名な師範に出会い“秘伝書”を授かった。夢路が日本に持ち帰った秘伝書は紅闘志也の目にも留まり、地下王者の飽くなき格闘への探求心をさらに高めることとなった。そしてこの日の紅と夢路に「ボビナムで闘え」と命じたのは、地下プロレスを支配する、かのフランス暗黒組織。やはり地下のすべては、フランスに通ずるのか−−。 青い道衣に身を包んだ夢路は、軌道のつかめない想定外の動きから廻し蹴りやフックを打ち込む。相手のタックルをガブった道衣姿の紅は、背中にヒジではなく首筋に手刀を叩き込む。この一戦ではボビナムの全容を掴むには至らなかったが、その片鱗だけは垣間見ることができた。 しかし結局は両者ともに途中から道衣を脱ぎ捨て、通常のコスチュームに。紅もムエタイ殺法に闘いを戻し激勝した。ボビナム戦士としては、未だ発展途上のネパール無差別級王者と地下世界王者。今後、彼らの闘いにボビナム秘伝の奥義が加われば、とてつもない戦力アップとなりそうである。【メインイベント】“リバプールの貴公子”KENDO KEITA vs “タックル将校”竹嶋健史 記念すべきCORE STADIUM“二巡目初戦”のメインを飾ったのは、地下の未来を担うにふさわしい若きレスリングマスター同士のシングル対決だった。 矢野啓太改めKENDO KEITA、23歳。竹嶋健史24歳。地下プロレスといえば、“劇画王”として知られる故・梶原一騎氏が連綿と描き続けてきた“梶原ロマン”そのものに他ならないが、この二人はいわば“梶原を知らない世代”。竹嶋にいたっては、一昨年のCORE STADIUM初戦の当時は地下のリングに上がってすらいない。そんな両者がCORE STADIUM開催二巡目の一夜を締めくくるのは、地下プロレスの未来を示す、ある意味象徴的なマッチメイクといえる。 試合は観る者すべての期待を寸分も裏切らない、静かながらも秘めたる熱をはらんだ、スリリングなグラウンドレスリングの攻防が続く。KEITAが難解極まるストレッチを極めれば、竹嶋は腕十字と三角絞めの連携で対抗。 試合時間が20分に差しかかろうとする刹那、KEITAがサマーソルトドロップで勝負を懸けるが竹嶋がかわし不発。すかさず竹嶋は命綱の低空タックルを三発続けて打ち込み、一気に形勢逆転! リング中央で片羽絞めを極め、誰もが竹嶋の先輩超えを確信した瞬間に、レフェリー小笠原和彦は試合のストップを宣告。しかし手を挙げられたのはKENDO KEITAであった。絞められながら、竹嶋の脚を極めていたのだ。 勝利しながらも試合後、脱水症状でマットに這ったまま身動きがとれないKEITA。それほどまでに壮絶な試合であり、竹嶋の成長・猛追はKEITAをそこまで苦しめるレベルに達していたのだ。酷暑の中のCORE STADIUMで、また一つ地下の名勝負が誕生した。 全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-83 CORE:Z!!』2011年9月11日(日)開始:18:00会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目「CORE STADIUM」<第1試合 地獄脱出五番勝負・第一戦>○入道(7分59秒 ラクダ固め)●326<第2試合>○紅闘志也、富豪2夢路(11分33秒 TKO)日龍、●326 ※飛びヒザ蹴り→サヨナラスパーク<第3試合>○KENDO KEITA(19分44秒 足固め)●竹嶋健史※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。地下プロレスtwitterhttp://twitter.com/Chika_Wrestling地下プロレス データベースhttp://www43.atwiki.jp/wuw-exit/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/地下プロレス“天国地獄トーナメント”はまさに…負けたら地獄! 8・14『EXIT-83 CORE:Z!!』http://npn.co.jp/article/detail/05756967/
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スポーツ 2011年09月12日 11時45分
「続投」で広がった? 原監督とナインの溝
またしても、澤村拓一(23)の好投が報われなかった。中日との第15回戦(9月8日)は両軍無得点の“痛み分け”となったが、勝機を逃したのは原巨人の方かもしれない。 試合後、報道陣の質問は「澤村」に集中した。原辰徳監督(53)は『10回無失点被安打2』という内容に、「非常に安定したものがありました」と頷いた。投手陣を預かる川口和久・投手総合コーチ(52)は「最高のピッチングをしてくれた」「(打線の援護に恵まれないので)かわいそう」と答えていた。 澤村が好投しても、勝ち星に結びつかないのは説明するまでもないだろう。ここまで6勝11敗、防御率2・32(リーグ7位)。この日、3回を投げ終わった時点で「今季の規定投球回数144」に到達。12球団の新人のなかで一番乗りである。善戦する新人に「申し訳ない」との気持ちからだろう。巨人ナインの足取りにも重かった…。 川口コーチはこうも話していた。「(澤村は)自分で考えているところがいい」−−。好投が勝ち星に繋がらない点を反省し、創意工夫を続けているという。そう言われてみれば、前回登板(9月2日)よりも投球テンポが早かった。捕手からの返球を受けるなり、すぐにサインの交換に入る。投球の間合いを短くすることで味方野手にも守りやすいリズムができる。 この努力が報われる日もそう遠くないだろう。 ネット裏の解説者の1人は「勝敗のポイントは8回表の巨人の攻撃だった」という。澤村の犠打失敗の場面を指して、こう首を傾げていた。 「8回表、無死一塁で澤村に打順がまわってきたとき、代打を送るべきでした。だいたい、試合終盤に入った投手に犠打を決めろという方が無理。本人に自覚はなくても、投球の疲れで手首に力が入らないんです」 延長12回裏、最後の守備。新クローザー・久保裕也(31)が得点圏の二塁に走者を出す窮地を招いている。 原監督はマウンドに行き、久保と内野陣に二言三言伝えた。今季、原監督は投手コーチに差し置いてマウンドに行くことがあまりにも多い。巨人関係者によれば、「誰かを介すより、直接言った方が伝わると判断した」とのことだが、この場面での檄について批判的な解説者も多かった。わざわざ指揮官がマウンドに行くということは「一打サヨナラ負けのピンチ」をナインに植えつけ、むしろ逆効果だという。クローザーとして定着した久保に関しても、守っている野手は「監督に信頼されてないのかな?」と、疑心暗鬼になるそうだ。 試合後、原監督は笑みを浮かべながら久保たちを出迎えた。「よくやった!」ということなのだろうが、引き上げてきた巨人ナインは疲れ切った表情を見せていた。渡辺恒雄会長は再び「他にいない」と口にしており(5日)、「監督交代はない」と見て、まず間違いないだろう。 「この日は阿部を先発マスクから外し、代打出場だけでした。澤村との相性も問われています。でも、阿部がスタメンから外れた瞬間、巨人ナインにいつもと違う緊迫した空気が漂っていました」(球界関係者) 逆転優勝の可能性はまだ残されている。負け試合でもないのに、巨人ベンチに流れるこの重苦しい空気は一体、何なんだ!? (スポーツライター・飯山満)※原監督以下巨人関係者のコメントは共同通信社配信記事を参考にいたしました。
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