空に浮かんでいるのは黒く異様な形の物体。鋭角的であちこちにトゲが生えたような形をしており、一見するとどちらが前でどちらが後ろかすら判らない。下の方には薄く光っている所があり、ロケットや戦闘機のジェットエンジンのようにも見える。
この異様なUFOは、2010年の6月にスペイン上空で撮影された物である。ある人が海外旅行でスペインのマドリードに行ったのだが、そこで奇妙な物体が空を飛んでいるのを発見。慌てて写真に捉えたという。
しかもこの時、UFOはオレンジ色のビームを出したりしながら飛んでいたという! 成る程、写真をよく見ると、やや薄くはあるが、UFO下部の白く光っている所の下辺りから照射されている薄赤い光の筋があるのが見受けられる。
それにしてもこの物体は果たして何なのだろうか。従来の戦闘機に尾翼などを大量に着けるとこのように見えるかも知れないが、それでもこのフォルムでは飛べるかどうかすら怪しい。まるでマンガやアニメに出て来る宇宙戦艦と言った方が近いかも知れない。
2000年代初頭より、こういった奇妙でメカニカルな形のUFOの目撃情報が世界各地から多数寄せられている。特に有名な物は、『ドローンズ』と呼ばれる、鋭角的な金属と円環を組み合わせたハイテク機器の集合体のようなUFOだ。人の乗れる場所が見あたらない事から「無人偵察機ではないか」と言われ、UFO本体も『無人機』を意味する『ドローンズ』と言う名前で呼ばれるようになった。
今回のUFOは、彼らを搭載する母艦か何かなのだろうか。今まで無かった形のUFOだけに、今後も目撃証言が増えていくのかが非常に楽しみなUFOである。
(山口敏太郎事務所)