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遠い宇宙に人類が居住できる可能性のある惑星が見つかった!?12光年離れた星から届いた電波信号

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 広い宇宙には多くの星があるが、生命が存在できるかについては様々な条件がある。条件の中には大気や惑星の磁場の有無などがある。

 インディペンデント紙によれば、地球の磁場は太陽からの高エネルギー粒子やプラズマの爆発から、我々を守るものだ。したがって生命が存在する可能性の高い惑星には、同様の磁場が存在している可能性がある。

 しかし、地球から遠く離れた惑星がそのような特性を持っているか確認するのは非常に難しい問題だった。

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 しかし先日、とある惑星に「居住可能な可能性がある」証拠が見つかったとする論文が発表されて話題になっている。

 Nature Astronomyに掲載された論文「Coherent radio bursts from known M-dwarf planet-host YZ Ceti」によると、その惑星は地球から約12光年離れたくじら座YZ星(YZ Ceti b)。この星は岩石質の地球型惑星で、繰り返し電波信号が検出されている星でもあった。

 この信号は知的なエイリアンの文明が我々に向けてメッセージを送ろうとしているわけではなく、惑星の親星とその磁場との相互作用で生成されていることが明らかとなった。

 国立電波天文台のプログラムディレクターであるジョー・ペッシェ氏は、「他の太陽系で居住可能な惑星や生命が存在する惑星を探すには、岩石でできた地球に似た太陽系外惑星が実際に磁場を持つかどうかを判断することが重要です。今回の研究は、この特定の岩石質の太陽系外惑星が磁場を持つ可能性が高いことを示すだけでなく、より多くのものを見つけるための有望な方法を提供しています」と語る。

 また、コロラド大学の天体物理学者セバスチャン・ピネダ氏は「私たちはオーロラという形で地球の磁場を確認していますが、もしこの惑星(YZ Ceti b)にも大気があるのなら、この星にもオーロラが出るでしょう」と語っている。

 くじら座YZ星に本当に生命がいるかどうか、人類が居住可能かは今のところ不明とのこと。
 しかし、生命が存在する可能性がある惑星が増えるだけでも、非常に夢のある話と言えるのではないだろうか。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

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Astronomers detect 'coherent' radio signal from distant plane(unexplained-mysteries.com)より
https://www.unexplained-mysteries.com/news/365719/astronomers-detect-coherent-radio-signal-from-distant-planet
‘Coherent’ radio signal from alien planet could mean it's 'potentially habitable'(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/coherent-radio-signal-alien-planet-29622204
‘Coherent’ radio signal detected from alien planet, prompting hope in search for life(The Independent)より
https://www.independent.co.uk/space/alien-life-planet-radio-signal-b2315126.html

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