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トレンド 2011年09月15日 11時45分
『めだかボックス』第2回人気投票でアンチヒーローが圧勝
12日発売の『週刊少年ジャンプ』40号でセンターカラーになった西尾維新原作、暁月あきら作画の『めだかボックス』が第2回キャラクター人気投票結果を発表した。アンチヒーローの好敵手の球磨川禊(3854票)が2位の主人公・黒神めだか(992票)の4倍弱という圧倒的な票差で首位になるという意外な結果になった。 『めだかボックス』は生徒会長の黒神めだかが生徒会メンバーらとともに学園内の問題を解決する学園物である。原作者が『化物語』などで有名なライトノベル作家・西尾維新ということで鳴り物入りの連載開始となったが、ラノベでの人気が単純にジャンプでも通用するほど甘くはなく、ジャンプの掲載順位も後ろの方と低迷した。 人気の伸び悩みの要因は、主人公をめぐる関係性の揺れである。初期の構図は万能の主人公と、それに振り回される幼馴染みの人吉善吉であった。しかし、『涼宮ハルヒ』シリーズのキョン的な振り回され役だった善吉も、いつの間にか姫を守る騎士のようなポジションとなった。 転機は球磨川禊の登場である。当時は黒神と「十三組の十三人」(サーティン・パーティ)との戦いが長引いていた。「十三組の十三人」は特殊な能力に長けた異常者(アブノーマル)の集団であるが、異常さという点では主人公が突出しており、キャラクターとして凄みに欠けていた。 そのために「十三組の十三人」の中でも特に異常度が高いとされる「裏の六人」(プラスシックス)との戦いで引っ張らず、球磨川に瞬殺させたことは思い切った好判断であった。その球磨川は「ぬるい友情と、無駄な努力と、空しい勝利」とジャンプの標語を否定するマイナス志向のアンチヒーローである。 物語は球磨川が率いる「マイナス十三組」との「生徒会戦挙」に突入するが、「マイナス十三組」の能力は主人公サイドの能力とは異質であり、敵キャラとしての存在感を放っていた。アブノーマルの中で最もインパクトがあり、その後も活躍の場を与えられた名瀬夭歌(黒神くじら)がマイナスに近い存在とされている点も興味深い。 「生徒会戦挙」の決着後に球磨川は生徒会副会長に就任する。「昨日の敵は今日の仲間」という少年漫画の定番パターンであるが、球磨川はアンチヒーローぶりを保っている。そして球磨川が主役的な活躍を果たすオリエンテーション編で『めだかボックス』の人気も上昇し、ジャンプでの掲載位置も中ほどになった。 ところが、センターカラーになった今回は黒神が久しぶりに登場し、主役ポジションが元に戻った。人気投票1位に輝いた途端に活躍の場がなくなる球磨川のマイナスぶりは特異である。「『球磨川ボックス』の方が面白い」との声も聞かれる中で、主人公の活躍が『めだかボックス』の人気にどのような影響を与えるかに注目である。(林田力)
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トレンド 2011年09月15日 10時00分
『エイリアン・ビキニの侵略』、2011年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞作品!!
『SUPER8/スーパーエイト』、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』、『カウボーイ&エイリアン』など、地球を狙うエイリアンたちが様々な星から飛来するなか、お隣の韓国にやってきたのは、ビキニを着た美女エイリアン! 生涯にたった1日だけ子供の産める身体となった美女エイリアンに狙われたピュアな青年。誘惑に負けることは地球滅亡を意味する。 刻々と過ぎるタイムリミットのなか、真に愛する人に出会うまで己の貞操を守ることを誓った青年・ヨンゴンは、その誘惑に耐え、地球を守ることができるのか? 奇想天外なアイディアと鮮烈なビジュアルセンスで描く、まったく新しいSFサバイバル・ムービーが誕生! 美女エイリアンを体当たりで演じるハ・ウンジョンのセクシーな魅力、ピュアな青年を演じるホン・ヨングンがノースタントで挑む壮絶なテコンドー・アクション、VFXを駆使して描かれる独創的なイマジネーションの嵐、SF、ホラー、コメディ、サスペンス、そしてラブストーリー…娯楽映画の全てを詰め込み、観客をとことん楽しませ感動させる本作は、全方位型の極上エンターテイメントと言える。地球の運命は一人の男に託された…【ストーリー】 テコンドーの腕前を生かし、街の治安を守る男・ヨンゴン。ある日、4人の男に暴行を受けている女性を助け、自宅へと連れ帰った。彼女の名前はハ・モニカ。 ぎこちない会話やゲームを通して、二人の距離は徐々に近づいていく。すると、モニカは自ら服を脱ぎ捨て、ビキニ姿に! 必死に欲情を抑えるヨンゴン。彼は純潔の誓いを立て、30過ぎても童貞を守っていた。が、次の瞬間、モニカの背骨が飛び出し、ヨンゴンを縛り上げた! なんと、彼女は純潔の精子を求めるエイリアンだった!!しかし、彼女が子供を産むと、地球が滅ぶ!? そこに愛はあるのか!? 地球の運命は!? 今、美女エイリアンとの精子攻防戦が始まる!!【イントロダクション】オ・ヨンドウ■監督低予算を全く感じさせない映像センスで本作を手掛けたのは新鋭オ・ヨンドウ。1975年生まれのヨンドウ監督は1995年から映画業界で働き始め、2002年に『クリスマスを切る』で監督デビュー。翌年、所属する映像制作集団キノマンゴスチンが自主制作したオムニバス・ゾンビ・ホラー『隣のゾンビ』で、第一話と2話を監督した。『隣のゾンビ』は、プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞と審査員特別賞を受賞、これがきっかけとなり、ヨンドウ監督は韓国インディーズ映画界の雄として高い評価を得ることになった。 本作は、2011年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門グランプリを初の外国作品からの受賞を果たした。またシッチェス・カタロニア国際映画祭他、続々と世界各地の映画祭出品が決定し、最も今後の活躍が期待される監督のひとりである。■出演ホン・ヨングン■ヨンゴン役1978年10月23日生まれ。キノコマンゴスチンでは、監督、俳優、武術始動などマルチな才能を発揮。本作のアクション・シーンは、スタント無しで挑んだ。思春期を中古ビデオ屋巡りに費やし、一度は社会人として生活を送るが、20代後半に一念発起し、東亜放送大学に入学し演技を専攻する。『隣のゾンビ』では、第3話と第6話を演出。俳優としては、ソン・ガンホ主演の『義兄弟』(10年、チャン・フン監督)に出演している。ハ・ウンジョン■ハ・モニカ役ロンドンのミドルセックス大学パフォーミング・アーツ科を卒業。『空を歩く少年』(06年、ノ・ジンス監督)で映画デビュー。オ・ヨンドウ監督の短編『クリスマスを切る』への出演をきっかけに、映像製作集団キノマンゴスチンに参加。『隣のゾンビ』の第2話「逃げよう」では、ゾンビウイルスに感染したカップルを熱演。本作公開時にはビキニ姿が話題になり、人気男性誌のグラビアに選ばれるなど、注目された。現在は女優業の傍ら、中央芸術大学に通っている。作品名■『エイリアン・ビキニの侵略』 2011年/韓国/75分監督・脚本:オ・ヨンドウ、製作:ジャン・ヨンジュン、撮影監督:グ・チュン・モ、音楽:キム・ジャン・ユン、キャスト:ホン・ヨングン、ハ・ウンジュン、ソ・ピョンチョル、キム・ヒョンテ、キム・ソンミン原題:INVASION OF ALIEN BIKINI(c)kinomangosteen提供・配給:キングレコード、配給協力・宣伝:太秦■公式HP:http://alien-bikini.com/
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スポーツ 2011年09月14日 19時10分
『あしや夢プロレスまつり 2011』、福岡県芦屋町で開催!
芦屋町出身のレスラー、間下隼人が兄弟子スーパー・タイガーと激突! 初代タイガーの佐山サトルに憧れてプロレスラーになったという間下、20歳の誕生日にリアルジャパンプロレスの第一期生入門テストに合格以来、ひたすらジャパンプロレスを愛してきた男が、故郷において第5代レジェンドチャンピオンのスーパー・タイガーとガチンコ対決。 また伝説のレスラー、上田馬之助はこれまた地元出身の富豪2夢路と激突するメインイベントも見逃せない。■大会名:芦屋町町政120周年記念 間下隼人 芦屋町初凱旋/富豪2夢路デビュー15周年記念特別試合 『あしや夢プロレスまつり 2011』■開催日時:9月25日(日) 16:30開場 17:00試合開始■会場:芦屋町総合体育館 〒807-0141福岡県遠賀郡芦屋町山鹿239■席種・料金:一般¥3000/中高生¥2000(各席種 当日¥500増)※小学生以下は無料。■主催:プロレスリング九州活性化実行委員会■後援:芦屋町教育委員会/九州産業大学プロレス研究部■協力:リアルジャパンプロレスリング、プロレスリングFTO、プロレスリング求道軍、FUKUOKAプロレスリング タフス、プロレスリング華☆激、株式会社バンプマン、ジョイファクトリーカフェ、プロレス居酒屋がむしゃら、株式会社 天華堂■お問い合わせ:ジョイファクトリーカフェ■対戦カード<第五試合 メインイベント 九州無差別級選手権試合 シングルマッチ>[王者]上田馬之助(FTO) VS[挑戦者]富豪2夢路(バンブマン)<第四試合 セミファイナル シングルマッチ>スーパー・タイガー(第5代レジェンドチャンピオン/リアルジャパンプロレス) VS 間下隼人(リアルジャパンプロレス)<第三試合 タッグマッチ>xXXx(フォーエックス/FTO)&谷口勇武(華☆激) VS スカルリーパーA-ji(FTO)&THE KABUKI(天龍プロジェクト)<第二試合 シングルマッチ>アズールドラゴン(FUKUOKAプロレスリングタフス) VS KAZE(フリー)<第一試合 シングルマッチ>若鷹ジェット信介(ハッスルMAN'Sワールド) VS 前田裕司(ダブプロレス)●特別立会人:“東洋の神秘”ザ・グレート・カブキ(プロレスリング九州活性化実行委員長) ■出演アーティスト:芦屋町を愛する、日本を代表するレゲエバンド DUB ROCKERS
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芸能 2011年09月14日 16時20分
紳助さんの代役出演で実力不足がバレたロンブー淳
ロンドンブーツ1号、2号の田村淳が13日、引退した島田紳助さんの代理として『人生が変わる1分間の深イイ話』(日テレ系)に出演。業界内では、「ロンブー淳がどこまで実力をつけたのか、試金石になる」と注目を集めていたが、結局は“失敗”に終わったようだ。 同番組での島田紳助さんの役回りは『スペシャルコメンテーター』。他の出演者たちが、そろって『深イイ話』と認定したものにも、果敢にダメ出し。「紳助さんの理論は後になれば首をかしげたくなるようなものも少なくなかったですが、独特の話術でその場をまとめていた。実力は確かにあった」(某芸能ジャーナリスト) 一方、13日の放送でのロンブー淳も、紳助のポジションを見よう見まねで演じ、果敢にダメ出し。その後は、紳助さんと同じように自身の独特の理論を展開していたのだが、「正直、話術がまだまだでしたね。視聴者を納得させるまでにはいってませんでした。紳助と比べてみれば、あきらかに実力不足」(某芸能ジャーナリスト)。結局、番組が終わってみれば、ロンブー淳の実力不足をさらけだしたに過ぎない結果となった。 最近では、報道番組の司会や読売新聞でのコラム執筆、社会派を売りにし始め、長年、超硬派の報道番組『サンデープロジェクト』で司会をつとめた紳助さんの芸歴を踏襲しているかのようなロンブー淳だが、まだまだ紳助さんの背中は遠い先にあるようだ。
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芸能 2011年09月14日 16時20分
韓国旅行していた!? 辻希美ファミリーに空白の3日間
ファンだけでなくアンチを含めて注目されまくりの“ブロガー”辻希美(24)。夫・杉浦太陽(30)とファミリーで韓国旅行に行ったのではないか?と噂されるのだが、なぜかブログではそのことに触れていないのだ。まるで隠しているみたいに…。 コトの発端は4日、公式ブログにアップされた「スタッフよりお知らせです」との記事。辻の携帯電話が壊れたため一時的にブログを更新できない旨が伝えられた。しかし、この日「成田空港に辻ちゃんファミリーがいた」とTwitter上に目撃情報が流れた。海外旅行に行くタイミングで、偶然携帯電話が故障したのか? なにかブログを更新できない理由があるのか? とファンの憶測を呼んだのだ。 これには奇妙な点がいくつかある。ファンは周知の事実なのだが、辻は携帯電話以外にもスマートフォンを所有している。そのため、スマホで更新が出来ないの?という疑問の声があがった。また、ブログをさかのぼると、7月26日に「パスポート申請して更新した」という記述がある。あるときは、本人が一度ブログで読者の質問にあった「やりたい事」に「韓国旅行!」と答えていたという事もある。さらに、9月11日のブログに新しいカバーを付けたiPhoneの画像を掲載して「私の今のiPhone、ぅさchan!! 韓国土産デスッ」と発言しているのだ。とどめは4日に壊れたはずの携帯電話が、わずか3日後の7日には修理が完了していること。こんなに早く携帯電話の修理を終えることが可能なのだろうか。 状況からして韓国に旅行した可能性が充分にあるのに、ナゼか隠す辻ちゃんにファンも戸惑いが見られた。ちょうど杉浦太陽の家族に事件報道が持ち上がったばかりの時期だっただけに、プライベートに踏み込まれたくないため“国外脱出”したのではないかとの憶測までネット上に流れた。また現在、フジテレビへのデモ行為の要因となっている“反韓流”の流れに巻き込まれることを懸念したのではないかとも推測されている。 さて辻ちゃんの不思議な3日間はどこに行っていたのだろうか。
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社会 2011年09月14日 16時15分
mixiで知り合った女子高生にわいせつ…超有名進学校の開成中体育教師を逮捕
mixiで知り合った女子高生にみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、私立開成中学校の体育教諭(28)が 神奈川県警に14日、逮捕された。 容疑は、1月1日午前、東京・町田市の自宅で、高校2年だった女子生徒(17)にみだらな行為をした疑い。県警によると、容疑者はインターネットの会員制交流サイト「mixi(ミクシィ)」で知り合い、メールでやりとりしていたという。容疑者は「未成年だと知っていた」と供述しているという。
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トレンド 2011年09月14日 15時30分
【悶絶レジャー】妖怪を部屋に飾って恋人との距離を縮めろ!
何かが部屋に足らない…そう思っている人は少なくないのでは。でも、何を置けば? サボテンは話し掛けても返事をしてくれない。花という柄でもない。何より、世話が大変だ。 そんなぜいたくなあなたにお勧めなのが、妖怪だ! えっ、妖怪、なんで? と疑問に思うかもしれないが、妖怪には根強い人気があり、何より、見ていて楽しい。夏の間にGETした恋人を初めて部屋に呼ぶとき、妖怪を置いておけば、「ねえ、ねえ、なに、これ」と恋人ははしゃぐだろう。すかさず、「何か妖怪?」とギャグをかますこともできる。状況次第では、恋人との距離が一気に縮まることだってありえるぞ! ということで、部屋に飾る妖怪を探しにやってきたのは、JR東中野駅から歩いて4分のアートギャラリー「ビタミンTee」(東京・中野区)。そこで、9月10日から19日まで、作家・茶柱立太(ちゃばしら・たった)さんの個展「もののけ残暑」が開催中だ。細かいことをごちゃごちゃ書いたが、簡単にいうと、期間中、ギャラリーで、立体造形物の妖怪たちがあなたを待っているということだ。 初日10日の開店時間、ギャラリーには、大人の上半身ほどの大きさがある「河童」をはじめ、手拭いをかぶった「猫又」、手のひらの上に乗る「塗壁(ぬりかべ)」など、さまざまな妖怪たちが展示されていた。 しかし、店内を見渡してみると、何かがおかしい。注意して見ると、開店時間ちょうどのはずなのに、すでに、いくつかの妖怪に、「御売約済」の札が。在廊していた茶柱さんに聞いてみると「搬入中に、お客様が買ってくださりました」とのこと。茶柱さんは、マニアの間では知る人ぞ知る人気作家だったのだ。 伺うと、茶柱さんが妖怪の立体造形物を本格的に作り始めたのは、3年前に参加したグループ展からという。展示会のたびに反響が生まれ、リピーターのファンも多いとのこと。どの妖怪もリアルで、表情がひとつひとつ違う。でも、髪の毛はつけないそうだ。茶柱さんいわく「つけたら夜中に伸びそうで怖い」。その配慮のためか、現在のところ、旅行から帰ってきたら妖怪に髪の毛が生えていたり、夜中に笑ったりという異変は報告されていないそうだ。 個展「もののけ残暑」では、期間中、新作の立体造形妖怪の補充も行い、ほか、妖怪レターセット、妖怪Tシャツ、妖怪カードなど、おしゃれで実用性の高いグッズも並べられるというぞ。部屋に何かが足らないと思っている人も、そうでない人も、妖怪に会いに、ギャラリーを訪れてみてはいかがだろうか。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年09月14日 15時30分
70年代の本気(マジ!) スケバン伝説
街からスケバンが消えて、久しい。 一番スケバン文化が華やかだったのは、70年代の頃ではないだろうか。 最近では、チョンバックを振り回してロンスカで街を徘徊するアフロヘアーの女の子などは、さっぱり見かけなくなった。 ところが、その文化は、残っているのである。 アンパン、マッポ、マブダチ、シャコタン、タイマン…これらの言葉は、確かに今使用していたら笑われるだろうが、いずれにせよヤンキー文化が発祥の言葉であるはずだ。 さすがに,洋ランだとか、チョーパンだとが言っているガングロギャル等々はいないだろうが、多くの不良スラングが誰でも知っている言葉として、巷に息づいているのである。 70年代も半ばまでが、そのスケバン文化のピーク。 有名なのが、1974年の、護国寺30人乱闘事件だ。これは豊島区内の高校の2つのグループによる覇権争い。あなどるなかれ、彼女らの使用する武器は、タバコの火、カミソリ、木の棒、それに自転車のチェーンを振り回す等々…。特にチェーンは、肉を一瞬にしてそぎ落とし、一生の傷が残る代物である。 また、例えばこの頃に、○○○○ランドのスケートリンクで抗争が勃発したが、スケート靴で殴り合いになり、リンクが血染めの修羅場に変わった。手当たり次第にそこらにあるものが武器になり、本気度が極めて高いのもこの頃の抗争の特徴である。 今でこそオタクの聖地である中野ブロードウエイも、70年代は、地元のスケバングループと新宿のスケバングループのシマ争いの聖地だったのは、あまり知られていないだろう。 80年代に入ると、スケバンも、そして暴走族も街から消えていった。 そうして、早婚現象だけが実質としては残ったが、少子高齢化の時代、その残り火も消えようとしているのかもしれない。 ちなみに、元スケバン、不良女を見分ける方法がある。 そこらへんのお母さんで、 「ほめたって何にも出ないよ^^」とか「おい、見世物じゃねえんだよ」などと古い言い回しを使っている人がいたら、元スケバンの可能性が相当高いのではないかと思う。 こういう言い方を一部の若いヤンママもよくしないだろうか? その場合は、元ヤン、ということになろう。(親から、DNAを受け継いでいるのだろうか…) こうして、スケバン文化の痕跡だけは残っていくのかもしれない。
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トレンド 2011年09月14日 15時30分
愛知県西三河地方の伝説「鬼 VS 渡辺一族」
今から600年以上前、丹波の国・大江山に酒天童子を首領とした鬼達が棲んでいた。鬼達は、夜な夜な、都に現れて、金品を強奪し、娘をさらっていた。そこで、帝の命を受けた源頼豪と四天王(渡辺綱、坂田金時、平貞道、卜部季武)によって酒天童子達は退治された。その四天王の筆頭として知られるのが渡辺綱(953〜1025)である。 また、九条通りの羅生門に鬼が棲みついているという噂が流れ、渡辺綱は確かめる為一人で出掛けたところ、門の軒下から大きな鬼が綱に飛び掛ってきた。綱が鬼の腕を切り落としてしまうと、鬼は逃げ去った。暫くして、綱の屋敷に乳母に化けた鬼が訪れた。乳母は鬼の腕を奪うと、正体を現し、屋根の穴から何処かへ逃げ去ったという。これらの話は謡曲や長唄として有名である。 慶長13(1613)年、徳川家康の直命によって家康の9男・徳川義直が尾張藩の藩主に封ぜられた。渡辺半蔵守綱(1542〜1620)も義直の付家老、軍事担当重役として尾張に派遣された。守綱は、武蔵国の4000石に加えて、尾張国岩作(愛知県長久手町大字岩作)で尾張藩より5000石、三河国寺部(愛知県豊田市寺部町)で幕府より5000石を与えられ、あわせて1万4000石を領して、矢作川の戦略的価値から寺部城(愛知県豊田市寺部町)・城主となった。 渡辺守綱は、家康の十六将の一人として活躍し、「槍の半蔵」とも呼ばれた武将でもあり、また、渡辺綱の子孫であった。昔から鬼は渡辺一族を恐れ、恨み続けてきた。そのため、守綱が寺部の地を治めるようになると、村人達は渡辺一族と鬼の争いに巻き込まれることを恐れ、どの家も戸締りをいっそう厳重にした。さらに鬼が家に入ってこないように屋根のツマの穴まで塞いでしまったという。 明治維新の頃まで、寺部町辺りの家々のツマ(建築で切り妻屋根や入母屋造りの屋根側の三角形の部分)は全て込められていた。江戸時代の藁葺き屋根の家では破風穴が煙突の役目をしていた。そのツマを全て塞いでしまっていたから、不便であったに違いない。 現在、寺部城跡には、渡辺家三代治綱によって菩提寺として建てられた守綱寺が残っており、守綱の墓所もここにある。(写真:「守綱寺」愛知県豊田市寺部町二丁目)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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芸能 2011年09月14日 13時50分
AKB48・菊地「新たな菊地あやかをお見せできるよう頑張ろうと思ました」、佐津川愛美と映画『忍道』製作発表記者会見
アイドルグループ・AKB48の菊地あやか(18)が13日、都内で開催された、映画『忍道-SHINOBIDO-』の製作発表記者会見に出席。出演者の佐津川愛美(23)、研ナオコ(58)、ユキリョウイチ(38)、尚玄(33)、長谷川初範(56)、森岡利行監督(51)と共に撮影秘話を語り、意気込みを述べた。 『忍道』は、泰平の時代にあってそれでも戦わなければならない悲しい運命の忍たちを描いた作品で、女忍・お甲(佐津川)は侍・東五郎(ユキ)の偵察任務を言い渡される。菊地は、お甲の妹分の忍・暮松を演じる。同作は、日光江戸村25周年記念作品で、2012年公開予定。 マイクを持った菊地は、映画に出演することになった際の感想を、「初めての時代劇ということで、聞いたときはすごく不安だったのですけど、最後まで精いっぱい頑張って、新たな菊地あやかをお見せできるよう頑張ろうと思ました」と語った。また、苦労した点を聞かれた菊地は、刀と手裏剣を初めて使ったことを紹介し、「立っている姿などが、すごく気持ち悪かったみたいで、どうしたらかっこよく立っていられるのかなど、すごく苦戦しました」と撮影を振り返った。 佐津川は、任務を帯びて初めて外の世界を知った少女という役柄に、当初はとまどいを感じていたことを明かした。しかし、「恋、楽しさなど、初めて感じる気持ち」がテーマの一つと定め、「今までに経験したことのないことを経験することにより、違う感覚を初めて知る女の子」を表現することを心がけたという。「感じるということがすごく大事だと思いましたし、それを人に伝えることができるのはとても人間らしいこと」「今は、日本がみんなで頑張ろうと思っていたり、その気持ちをどんどんみんなに伝えている時だと思います」と語り、『忍道』を見た観客が、それぞれの生活の中で大切な人に何かを伝えようとする気持ちを持ってくれたらうれしい旨が告げられた。 森岡監督は、同作のテーマを、「生きろ、どんなに苦しいこと、辛いことがあっても生き抜けということ」と紹介した。「同じ人間同士が戦うことのむなしさや、悲しさ、好きな者同士が戦わなければいけないことの苦しさ、そういったものを『忍道』を通してお客さんに感じてほしい」などと語った。(竹内みちまろ)
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