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トレンド 2013年06月27日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol17 かもめんたる)
2児のパパと“JG”。『キングオブコント2012』決勝3位の実力者は、異質なキャラ、誰も真似しえないコント、醸しだす雰囲気も独特だ。この魅力、『内村とザワつく夜』(TBS系列)だけじゃ、伝わらない。(伊藤雅奈子) −−内村光良さんの番組で見せる槙尾さんの女装は、板についていますね。 槇尾「自分では女装芸人=JGと謳ってます、浸透してませんけど(笑)。なんでこっちの道に進んだかっていうのは、何か知らない力に突き動かされたって感じで。そのケ(ゲイ)はないんですよ。経験もないし、恋愛対象は女性だし。女装をしてコントをやったっていうのがいちばん最初なんですけど、女の子みたいになってる自分が楽しくて、女の子扱いしてもらえる感覚が気持ちよくなってきたんです。女装してるときのほうが、しゃべりも達者だし、自然にツッコめるし」 岩崎「なんか、『妹がかわいい』っていわれてる感覚。ただ思うのは、『キングオブコント』で決勝に行けてなかったら、女装だけフィーチャーされて、俺たちはコントがおもしろいのに…って、コンプレックスになってたでしょうね。ちゃんとしたコントができて、変なこともやってるっていうことで、今は芸の幅、武器のひとつと受け取ってますけど」 −−岩崎さんは今年、2人目のお子さんが誕生して。 岩崎「今までは『子どものためにがんばります』っていってたのが、“子どもたち”になったのは、恐ろしいです。去年、『キングオブコント』で3位になって、それでもまだ、生活できない状態ですけど、いろんな芸人がいて、切磋琢磨して、それぞれが長所を生かしてやってるなかで、僕の長所はコントだし。努力は報われてきてるんで」 −−芸人生活のスタートは、早稲田大学時代のWAGE。小島よしおさんも元メンバーでした。 槇尾「身近にいた人があんなに売れるということは、僕らにもチャンスや可能性はあるのかなって。今の話でいうと、小島の売れ方は、小島の長所を伸ばした売れ方ですよね」 岩崎「僕らはもともと、すっごいエネルギッシュな人間ではないので、そうした人間が人に届けるにはどうしたらいいのかって、悩みとしてあって。WAGEは5人だったから、タイミングとか間とかコンビネーションを大事にしてたけど、2人になると、憑依して演じれば、テンションが高くなくても届くと思うんですね。その、憑依する力を借りるしかないすね。マンパワーというものを」 −−『キングオブコント2013』。狙うは、優勝のみ? 槇尾「固執したくないというのもあるんですけど。そこにものすごい集中してやるというより、日々、やることをやってくなかで…っていうのは、理想ですね」 岩崎「仕方なく優勝するみたいなのが、いちばんいいんですよね。ああやってネタを作ってたら、そりゃあ優勝するよねって思わせるようじゃないと、いけないです。人としては半人前ですけど、コントにかんしてはプロの芸人という自負があるんで、もう解放されたいです、『キングオブコント』の呪縛から」【プロフィール】槙尾ユウスケ(左)‘80月12月生まれ、広島県出身。岩崎う大‘78年9月生まれ、東京都出身。サンミュージック所属。2007年結成。◇かもめんたる第14回単独ライブ「メマトイとユスリカ」日時:7月26日(金)19時半〜、27日(土)(1)14時〜(2)18時〜※アフタートークショーあり、28日(日)14時〜場所:東京・新宿シアターモリエール問い合わせ:サンミュージックGET(月〜金12時〜18時)岩崎のTwitter https://twitter.com/udaikamomental槇尾のTwitter https://twitter.com/makiokamomentalかもめんたる公式ブログ http://ameblo.jp/iwasakimakio/(この連載は次回、7月最終週に更新)
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その他 2013年06月27日 15時30分
【声優の履歴書】第23回『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ役、矢島晶子
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第23回目としてお届けするのは矢島晶子。 矢島は学生の頃からお芝居に親しみ舞台女優を目指しており、一度一般の会社に就職したが、後に本格的にお芝居を勉強したいと退職。その後、偶然出演していた芝居を見に来ていた、後に所属することになる(現在は退所)ぷろだくしょんバオバブマネージャー(当時)兼『ドラえもん』(テレビアニメ第2作1期)のジャイアンの声優・たてかべ和也の目に止まる。そして1989年TVアニメ『アイドル伝説えり子』の主人公・田村えり子役で声優デビューした。翌年には、興行収入が全世界で4億7668万ドルを記録し、日本国内でも約34億円に達した『ホーム・アローン』シリーズの主人公・ケビン役の洋画の吹き替えを務める。 矢島の出世作であり、代表作でもあるTVアニメ『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ役はあまりにも有名。放送当時は今と違い独特の抑揚などは見られなかったが、20年以上も変わらぬ声を出し続けている。一方で『クレヨンしんちゃん』のイメージに隠れがちだが、女性キャラクターも数多く演じており、TVアニメ『勇者特急マイトガイン』ヒロイン・吉永サリー役、TVアニメ『覇王大系リューナイト』ヒロイン・パッフィー役、『新機動戦記ガンダムW』ヒロイン・リリーナ役など可憐ながらも芯の強い役柄が多い。また2005年には、自身も大ファンだという『ガラスの仮面』で、北島マヤのライバルで、もう1人のヒロインである姫川亜弓を演じている。更に近年では、TVアニメ『BLOOD+』のディーヴァ役、『黒執事』アンジェラ役、『TIGER&BUNNY』シス役など、無機質で不気味な雰囲気を醸し出す女性を演じることも多くなってきており、新たなジャンルを切り開いている。
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スポーツ 2013年06月27日 15時30分
日本ハム・大谷に“不敗神話” 登板試合でチームは負けなし
“投手”大谷翔平(18=日本ハム)が、“不敗神話”をつくり上げそうだ。 大谷は6月26日のソフトバンク戦(東京ドーム)で、プロ4度目の先発。1回表には内川聖一外野手に、2回表には長谷川勇也外野手に、それぞれソロ本塁打を浴びて、早々に2点を先制された。しかし、3回からは立ち直って、5回までの3イニングは無安打無失点に切り抜けた。 その間に、味方打線が奮起。3回裏に中田翔外野手、5回裏に陽岱鋼外野手、ミチェル・アブレイユ内野手と3本のソロ本塁打が飛び出して、5回終了時点で3-2と日本ハムがリードした。 この時点で大谷は勝利投手の権利を得て、いつもなら、5回で降板するのがパターンとなっていたが、この日は続投。ところが、6回表に松田宣浩内野手にタイムリー安打を打たれて、3-3の同点にされ、この回でマウンドを下りた。 チームは8回裏に2点を取って、いったんはリードしたが、9回表に2点を奪われて、5-5の同点。10回裏に、無死2塁から敵軍の送球エラーの際に得点を挙げ、6-5で日本ハムがサヨナラ勝ちした。 大谷は同点の場面で降板したため、2勝目はならなかったが、登板した試合は先取点を奪われても、自軍が追い付くケースが続いており、4戦3勝1分けで負け知らず。2度目の先発となった6月1日の中日戦(札幌ドーム)以降は、チームが3連勝。大谷自身に勝ち星が付かなくても、チームに勝ちをもたらす“運”をもっている。 日本ハムは、この勝利でゲーム差なしながら、勝率の差で5位オリックスを抜いて、待望の最下位脱出を果たした。 大谷はプロ最長の6回を投げ、98球で、4安打2四球1死球3失点(自責点3)、奪三振5。最速153キロ止まりだったが、変化球を多投して、これまでとは違う一面を見せた。 「変化球を交ぜながらの投球は持ち味。今日はカーブがよかった」と、自身の投球を評した大谷。栗山英樹監督は、「バランス良く投げようとか、変化球でカウントをつくろうという目的意識がハッキリ見えた」と一定の評価を与えた。 オールスター戦(7・19札幌、7・20神宮、7・22いわき)のファン投票では、パ・リーグ外野手部門で28万4737票を獲得し、3位となって、選出が決まり、球宴での二刀流披露に期待も高まる。 日本ハムは、かつての本拠地である東京ドームでの故郷凱旋試合では集客に苦労している。今季、同所の主催試合では、2万人を集めるので精いっぱいで、1万人台の試合もあった。しかし、この日は大谷が4万210人の大観衆を集め、いつもより、ほぼ2倍アップで、観客動員にも大きく貢献した。 このまま、ローテーションから外されなければ、次回登板は7月4日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)が有力。大谷の“不敗神話”が続くのか注目されるところ。(落合一郎)
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芸能 2013年06月27日 14時00分
卒業発表で噴出した 篠田麻里子と元AV女優との確執
6月8日に行われた、『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』。指原莉乃が1位というまさかの結果とともに、サプライズとして話題となったのは、前年に引き続き5位という好成績を収めた、篠田麻里子(27)のグループ卒業表明だった。 業界では「27歳という年齢を考えると、卒業は遅いくらい」との声もあるが、実は篠田の卒業は数年前にも計画されたことがある。 音楽関係者がこう明かす。 「人気が本格化してきた'10年初頭頃にも、卒業に向けたプランが進行していたんです。ところが、週刊文春が〈AKB48は事務所社長の『喜び組』〉という記事を書き立てた。運営会社社長と複数のメンバーが仕事以上の関係を持っており、中でも篠田は社長のお気に入りで、社長と同じマンションに住んでいるという内容だったのです」 こんな報道後に卒業となれば、その後の芸能活動が苦戦するのは火を見るより明らか。そのため、当時篠田は「『やられたよ』と周囲にこぼし、相当悔しがっていた」(同)というのだ。 ただ、篠田をそれ以上に苦悩させたのは、報道の裏側にこんな噂があったからだという。 「当時、記事のネタ元が元AKBメンバーで、AVデビューを控えたやまぐちりこであるという説が流れていたんです」(芸能記者) 篠田とやまぐちは、どうも人生の転機が重なり合うようで、今回も篠田が卒業を表明した数日後には、すでにAVを引退していたやまぐちが、ブログで結婚を報告している。 「これを受け、篠田は『仲間が結婚してた』と、祝福のツイートをしましたが、『まわり道たくさんしたのかな』などと、どこか“上から目線”な雰囲気を感じさせる内容で、かつて卒業を潰されたことが尾を引いているのかと、評判になっているのです」(同) この先、また2人の人生がクロスする時は来るのか。どうせなら、エッチな交わりを期待したい。
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スポーツ 2013年06月27日 14時00分
尾崎行雄死去 柴田勲が語る浪商VS法政二高 伝説の名勝負秘話(2)
《肩の酷使と、ボウリング狂が投手寿命を縮めた?》 プロ入りから4、5年間が尾崎さんの一番輝いた時だ。新人王に続いて最多勝利のタイトルも獲得している。体を揺さぶり、唸りを上げる剛速球に、他球団の打者たちはキリキリ舞い、三振の山を築いていく姿は、まさに“怪童”そのもの。 しかし、好事魔多しではないが、5年間の大活躍のあと、肩痛に襲われた。マッサージや医療的な治療も受けたが、肩は元のように戻らなかった。 当時、番記者を務めていたフリージャーナリストの児玉光雄氏はこう証言する。 「口に出しませんでしたが、キャッチボールができない状態のときがありましたね。苦しそうな表情は、今でも覚えています。原因は肩の酷使ですね。トレーナーやコーチも指摘していましたが、変則投法で目いっぱい体をねじ込むように投げ込む。肩への負担も大きかったと思います」 また児玉氏は「確証があるわけではないが」としながらも“ボウリング説”を挙げた。 「尾崎さんは大のボウリング好きで、遠征先の地方でも、ボウリング場があれば行くんです。他の選手は麻雀やパチンコですが、彼はひたすらボウリング。これは逸話になりますが、ボウリングの球を豪速球ばりにレーンに転がすため、ピンが壊れたという話もあるんです。同じ右肩を使うし、ここでも酷使し過ぎたというのが、もっぱらの噂でしたね」 尾崎さんは高校を中退してプロの世界に入った。甲子園で夏に全国制覇し、その年秋の地区大会でも優勝。翌春のセンバツ出場もほぼ手中に収めていたときに、突然のプロ入り宣言となった。ドラフト会議が始まる4年前の話である。 「学校が嫌いになった」「家庭の経済的事情で、プロで早く腕試しをしたかった」など諸説が乱れ飛んだが、真相は定かではない。 高校を中退した剛腕の少年に、プロのスカウト陣が大挙して押しかけた。セ・パ両リーグ全12球団が破格値の契約金を提示しながら入団交渉に臨み、結局、6000万円(当時)の契約金で東映と契約、プロの世界に入っていった。 オールスターで一度だけ対戦した長嶋茂雄・現巨人軍終身名誉監督も「球が速かったですね。打席に立っていて、踏み込んでいくのに勇気がいりました」と報道関係者に語っている。 法政二高で柴田氏の1年後輩にあたるメジャーリーガー第1号のマッシー村上(村上雅則)氏も「マスターズリーグで顔を合わせ『元気かい』と声を掛けられたり、3年前の浪商と法政二高のOB戦(東京ドーム)で1イニング投げた姿が脳裏の焼き付いていますね」と話した。 プロ通算364試合で107勝。その怪童伝説は、永遠にファンの脳裏に刻み込まれている。合掌。
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芸能 2013年06月27日 11時45分
浜崎あゆみに新恋人!!
デビュー15周年全国ツアー中の浜崎あゆみの新恋人と思われる外国人男性と海外でバカンスを楽しむ様子を発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。 同誌によると、新恋人と思われる男性は浜崎がロスを訪れた際にコーディネーターとして知り合った年下の白人男性で、浜崎が昨年1月に前夫で俳優のマニュエル・シュワルツと離婚したり、昨年11月に交際が発覚した元バックダンサーのマロこと内山麿我が妻子持ちであることが発覚したのを機に破局したのを知り心配して連絡を入れ、今春ごろから交際を開始。 今月9日の静岡公演から22日・23日の神戸公演の間はツアーの日程が空いていたが、16日から20日まで高級リゾート地・バリ島のホテルの1泊70万円のスイートルームに宿泊。ほかにも何人かの友人と訪れていたようだが、男性はいつも浜崎の隣に寄り添い、ホテル内でのレストランではカーテンで仕切りほかの客から見えないように食事。その男性は今月14日に浜崎が出演した韓国のライブイベントにも同行していたそうで、同誌はバリ島で仲むつまじい様子や、神戸でのライブを終えた23日に羽田空港に降り立った2人の姿をキャッチしている。 「ツアー中には日本人のバックダンサーとの意味深な2ショット写真を自身のツイッターに掲載。その男性が“本命”かと思われたが、今思えば、本命隠しのためにあえて掲載したのでは」(芸能記者) とはいえ、浜崎にとっては記念イヤーにもかかわらず、ツアーの盛り上がりはいまいちなようで、「ある地方公演は集客に苦戦し、チケット割引のビラを地元の新聞に折り込んでなんとか集客したようだ」(同)というだけに、かつての勢いはすっかり衰え、今や話題になるのは男性スキャンダルぐらいとなってしまっただけに、浜崎の活動自体よりも新恋人との今後の展開が注目される。
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芸能 2013年06月27日 11時45分
亀梨和也が2年ぶりに連ドラ主演
KAT-TUNの亀梨和也(27)がホームドラマに初挑戦することがわかった。10月スタートの日本テレビ系連続ドラマに主演する。原作は原作は小路幸也氏が手掛けた短編推理小説シリーズ「東京バンドワゴン」。脚本は大森美香が担当。亀梨の連ドラ主演は、「妖怪人間ベム」以来2年ぶりとなる。
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レジャー 2013年06月27日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/30福島・6/30中京)
先週の函館デビューの注目馬・ファイトバックは、好スタートを切ると流れに乗って好位4番手の位置取り。ペースが上がっても落ち着いて追走し、直線入り口から追われるとじわじわ加速しきっちり差し切って1着。多少余裕のある体つきでこのレースぶり。次走はさらにパフォーマンスを上げることは間違いなく、今後が楽しみな1頭。阪神デビューの注目馬・ピオネロは、まずまずのスタートを切るが行き脚が付かず後方からの競馬。終始外を回りながら直線では大外に持ち出して追われると、重心の低いフォームでグイグ イと伸び、上がり最速33秒4の脚を使い1着。2着馬との着差は0秒1差とわずかだが、レースの上がりが33秒8と上がりの競馬だったことを考えると着差以上の強さ。ネオユニヴァース産駒らしくやや力のいる馬場だったこともプラスになったか。いずれにせよ順調にいけば大きいところを取れそうな内容であった。こちらも今後が楽しみである。 今週の福島デビューの注目馬は、6月30日(日)福島第5R芝1800m戦に出走予定のウォルフラム。馬名の由来は「銀白色の硬い金属」。牡、芦毛、2011年5月4日生。栗東・高野友和厩舎。父クロフネ、母タンザナイト、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額3000万円。半姉には全4勝を挙げ、秋華賞にも出走したモルガナイト(父アグネスデジタル)や、半兄に芝中距離路線で3勝を挙げているラブラドライト(父キングカメハメハ)、伯父には5連勝でジャパンカップダートを制したアロンダイト(父エルコンドルパサー)がいる。祖母のキャサリーンパーからなる母系は非常に優秀で活躍馬が多い。本馬はクロフネ産駒であるが、バランスの良い好馬体で柔らかみがある動き。繋ぎはクッションがありスナップの効いた走りをしている。芝ダート兼用馬で、トモには良質な筋肉が付いており力強い走りが期待できる。ただ、遅産まれということもあり、まだ全体的に成長途上な部分が多く本格化はまだ先。距離はマイルよりの中距離路線が良さそうだ。なお、鞍上は池 添謙一騎手を予定している。 中京デビューの注目馬は、6月30日(日)中京第5R芝1600m戦に出走予定のリラヴァティ。馬名の由来は「スリランカの女王名」。牝、黒鹿毛、2011年3月5日生。栗東・石坂正厩舎。父ゼンノロブロイ、母シンハリーズ、母父Singspiel。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。半兄にはデビュー2連勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを制したアダムスピーク(父ディープインパクト)がいる。牝馬らしい丸みを帯びた好馬体をしており、顔は賢そうな顔立ち。ゴムまりのようなフットワークをしており、後肢のつくりからもキレで勝負するタイプ。環境対応力が高く、飼い食いが落ちな いことから内臓面が強いことがわかる。馬体、内臓面、気性的にも高レベルで、来年の牝馬クラシックを賑わせてくれる1頭となるだろう。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝らわ上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜日掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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社会 2013年06月27日 11時45分
教師が部活の遠征先の宿舎で教え子の女子生徒にわいせつ行為
兵庫県警少年育成課は6月24日、部活動の遠征先で教え子にみだらな行為をしたとして、奈良県橿原市立八木中学校の常勤講師・山口和哉容疑者(26=同県奈良市青山)を児童福祉法違反(淫行)の疑いで逮捕した。 同課によると、警察の取り調べに対して、山口容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、兵庫県内の私立高校教諭だった10年9月と11年1月、顧問を務めていた運動部の活動で遠征した際、滋賀県大津市、東京都新宿区の宿泊先のホテルで、部員だった当時高校1年の女子生徒(当時16)に、18歳未満と知りながら、みだらな行為をしたとしている。いずれも、山口容疑者が部屋に女子生徒を呼び出していた。 当初、女子生徒は他の部員に迷惑がかかることを危惧し、周囲に隠していた。しかし、耐えかねて、昨年9月に兵庫県内の警察署を訪れ、被害を届け出て発覚した。 女子生徒は「指導力があり、尊敬していた。部活の遠征先や合宿などで、他にも数回わいせつ行為を受けた」と話しているという。 橿原市教育委員会によると、山口容疑者は今年4月から八木中学校で、常勤講師として、社会科を担当していた。 教師が顧問という立場を利用して、遠征先の宿舎で、教え子にわいせつ行為をはたらくなど言語道断。しかも、1度や2度ではないというから、常習犯。事実なら山口容疑者は教育者失格で、厳罰が下ってもいたしかたないだろう。(蔵元英二)
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社会 2013年06月27日 11時00分
LCC悲喜交々 快調ピーチアビエーションの影で まさに“成田離婚”のエアアジアジャパン(2)
素朴な疑問が浮上する。昨年の日本は『LCC元年』といわれたように、3月にはANAと香港の投資会社が合弁で設立したピーチ・アビエーションが就航、7月には日本航空とオーストラリアのカンタス航空が合弁で設立したジェットスター・ジャパンが就航した。3番目が8月就航のエアアジア・ジャパンである。昨年、相次いで参入したLCC3社の中で最後発のエアアジア・ジャパンが、搭乗率で低空飛行を続けているのはなぜか。 確かに一つの理由はある。ピーチが24時間営業の関西国際空港を拠点にしているのに対し、エアアジア・ジャパンは成田空港が拠点である。成田は午後11時から翌朝6時まで航空機の離発着が原則認められておらず、これが営業上の大きな制約となっている。しかし、搭乗率でエアアジアを上回るジェットスターは、これまた成田空港が拠点だ。 「成田は夕方から夜にかけてアジア便などの離陸が集中する。これを巧みにクリアし、欠航しないよう限られた航空機を使い回すのは至難の技。そのノウハウでエアアジアはジェットスターに一歩譲る上、日本でのブランド力でも見劣る。LCCはネット予約が基本だからこれは致命的です」(旅行代理店) そんな事情を踏まえれば、前述したANAによる子会社化を経てピーチとの経営統合説が、にわかに説得力を持つ。実際、関空を地盤とするピーチは6月11日、今年の10月から成田−関空線を運航すると発表した。同社にとっては初の首都圏殴り込みである。 だがJALにせよANAにせよ、格安料金を前面に出したLCCと定額料金で運航する本体との二兎作戦は、下手すると「庇を貸して母屋を取られる」ことになりかねない。これだけでも由々しい事態だが、厄介なのは6月から運航が再開されたボーイング787を巡る聞き捨てならない話である。 「1月に運航停止となったものの、米政府は原因不明のまま運航を再開させた。ボーイングは米国を代表する軍需産業だから『このままでは破綻しかねない』との政治的判断でGOサインを出し、日本政府も唯々諾々と従った。これで火ダルマ事故が続けば乗客は浮かばれません」(情報筋) 何を隠そう、世界の航空会社でこの“欠陥機”を抱えている双璧がANAとJALである。両社ともLCCでは運航していないが、この情報筋は冷ややかだ。 「B787は、いわば事故原因をないがしろにする“空飛ぶ原発”。少燃料の魅力優先でLCCに乱用されたらと思うと、心穏やかではいられませんよ」 乱気流の行く末が案じられる。