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芸能ネタ 2016年05月11日 13時10分
オリラジ中田 擁護多数・ベッキーと批判多数・ゲス川谷の風潮を解説「川谷さんは最近有名になった芸能人」
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、不倫騒動に関して「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音が数多く批判され、タレント・ベッキーが擁護されやすい風潮について解説した。 中田は11日、レギュラーコメンテーターを務めているTBS朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」に出演。中田といえば、4月27日放送の同番組で、芸能活動休止中のベッキーが「週刊文春」(文藝春秋)へ直筆の手紙を送ったことに対して、「あざとい」と批判。ベッキーを擁護する芸能人が多い中、堂々とベッキーを批判したことで、ネット上では中田を賞賛する声が数多く上がっていた。 ただ、この中田の発言に、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之は、フジテレビ「バイキング」でベッキーを擁護し、「憶測でそんなひどいことをよく言う。会ったらキレてやろうかな」と中田に対して反発。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の先輩後輩の間で、“場外バトル”が繰り広げられ、注目を浴びていた。 この日の放送では、9日に発表された川谷の離婚を紹介し、ベッキーとゲス川谷の不倫について議論が交わされた。 中田は、「不倫がどれぐらい悪いのかなっていうのをこれだけ言い合う時代になったんだなっていうのを感じました」と時代の変化について言及。 そして、芸能界において川谷への批判が多く、ベッキーが擁護されやすいという風潮について、「川谷さんは最近有名になった芸能人の方なんですよね、だから芸能界の人もあんまり馴染みがない人だと思うんです。対してベッキーさんは長く馴染みのある人なので、どうしても思い出だったり、知っている情報量の差があるなというのがあるので、どうしても川谷さんに厳しい見方になると思うんですよ」と解説。 最後に「ただ、どっちが大きな影響力を持っていた人かっていうのを考えると、僕はどうかなっていう風には思いますね」と語った。
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芸能ニュース 2016年05月11日 12時59分
鈴木亮平、兄弟との受賞に喜ぶ「いやーすごい!」カッコよすぎる兄弟写真公開!
俳優の鈴木亮平(33)が10日、オフィシャルブログを更新し、「第24回橋田賞」で個人賞を受賞したことを報告し、カッコよすぎる兄弟ツーショット写真を公開した。 ブログには、TBS系で放送され好評を博した人気ドラマ「天皇の料理番」が、作品賞を受賞したこと、鈴木亮平が演じた秋山周太郎役で個人賞を受賞したこと、さらに、兄弟役として秋山篤蔵役を演じた俳優・佐藤健(27)も個人賞を受賞したことについて、「いやーすごい! 映画の賞というのは大々的に行われるものも多いですが、テレビドラマの賞というのはそれほど多くはないので、こんなに栄誉ある賞をいただけて、素直にとっても嬉しいです。それもこれも、『天皇の料理番』を愛してくださった皆さんのお陰です。あれから、もう一年経つんですね。そして個人的には、何よりも、弟を演じた健と同時に受賞できたというのが本当に嬉しかった。あのお互い大変だった撮影の日々を思うと、こうして素晴らしい賞までいただいている今が夢のようです」と兄弟役を演じた佐藤健との受賞が何よりもうれしかったと綴り、秋山兄弟二人の笑顔が輝く写真を公開した。 ブログの最後には、兄らしく? 今週土曜から公開開始の佐藤健主演の最新映画「世界から猫が消えたなら」の宣伝コメントと、同日公開の、鈴木亮平主演の「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」の公開までのカウントダウンでしめている。
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芸能ネタ 2016年05月11日 12時17分
爆笑問題・太田光 ベッキーの次なる不倫相手を想像し悪ノリ「SEKAI NO OWARIかな!?」「サカナクションかな!?」
10日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で爆笑問題の太田光が、タレント・ベッキーの次なる不倫相手を悪ノリで想像した。 1月に「週刊文春」(文藝春秋)が、タレント・ベッキーと「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫スキャンダルをスクープ。ベッキーは芸能活動休止に追い込まれるなど、一大騒動に発展。各方面からかなりの関心を集めていたが、9日、川谷が自身のブログで一般人妻との離婚を発表。再び2人の不倫騒動が再燃。川谷の離婚発表を受けて、今度は“ベッキーの復帰説”が浮上。一部メディアによると、すでにTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」での復帰が決定しているという。 番組冒頭、太田は「今度復活するベッキーの相手をしてしまったボッキーです」とまずはお決まりのボケをかまし、さっそく“ゲス&ベッキー”の話題へ。 「次は誰と不倫をするのでしょうか?」と嬉しそうに想像すると、相方の田中裕二は「いやいや、それはしないでしょう」と強く否定。ただ、「まあ、わからないけどね」と可能性はゼロではないと暗に示唆。 そして太田は「SEKAI NO OWARIかな!? 次は。サカナクションかな!?」と人気アーティストの名前を出して悪ノリ。田中からは「そんな似たところいかないでしょ!?」と指摘され、「今人気のアーティスト端から言っているだけじゃないですか!!」とツッコミを入れられていた。
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芸能ネタ 2016年05月11日 11時52分
“King of ディスられ芸人”品川祐 2ちゃんねるに敵意「ムカつくし、嫌い」
お笑い芸人がラッパーにディスられる“OWARAIとRAP”の融合イベント「ディスペクトVol.2」が5月13日、東京・原宿クエストホールで開催される。同イベントのオーガナイザーは、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐と人気ラッパーで俳優としても活躍している般若。2015年12月20日に東京・ヨシモト∞ホールで第一回大会が開催されると会場は満員御礼。想像以上の盛り上がりを見せた。そして…、満を持して第二回大会を迎える。そこでリアルライブ編集部は、“King of ディスられ芸人”の品川を直撃取材した。 元々、品川はJAPANESE HIPHOPにそこまで興味はなかったが、自身が監督を務めた映画「Zアイランド」に般若を起用。般若との出会いにより、徐々にラップへの興味が沸き、そしてラップのフリースタイルバトルで頂点を決める「ULTIMATE MC BATTLE」という大会の存在を知る。般若といえば、同バトルの2008年大会で優勝。般若のバトルに感化された品川は、2009年大会以降のDVDを全て購入し、チェック。その後も「戦極」などの大会も観て、ラップバトルを研究しているという。 「何か…、お笑いと絡めないかなって思っていたんです。俺は結構ネットでも悪口言われたりしているんですけど、正直笑いになってない。それだったら、ラッパーさんに悪口を言われてお笑いにしたいっていう発想からスタートした。それで、般若君に相談したら『面白いね』って言ってくれて実現したんです」と「ディスペクト」の誕生秘話を明かした。 実際に第一回大会を実施してみての感想については、「スゴいボロカスにディスられるなって(笑)。ただ、普通のお笑いライブにはない盛り上がりっていうか…、地鳴りみたいなお笑いが起きるんですよ。『ドドドッ!!』みたいな」と説明し、さらに「『殺せ! 殺せ!!』みたいなオトコ達の野太い歓声が上がるんですよ。もう、コロシアム状態。だから、スゴい男性向けのイベントなんですよね。フリースタイルは見応えがあって面白いのに、さらに笑いが乗っかって爆発的な歓声が沸く。だから、自分の中ではスゴく手応えを感じています」と嬉しそうに語った。実際に第一回大会の観客はラップ好きの男性が中心で、お笑いファンの女性客は多くなかったという。昨今のお笑いライブは、観客の大半を占めるのは女性で、大勢の男性客がお笑いライブに脚を運ぶことは珍しいケース。品川はその“特異性”にも喜びを向けていた。 同大会のシステムは、純粋にラッパー同士がバトルするのではなく、“ディスられ芸人”(お題)をラッパー同士が相互にディスり合い、勝敗を決めるというスタイル。前大会、品川は決勝戦の晋平太VS DOTAMA戦に登場。両者とも白熱したバトルを繰り広げたが、最後に優勝を果たしたのはDOTAMA。品川も見事なディスられっぷりを見せつけた。実際にディスられている時の心境はどうなのだろうか? 「いや〜、不思議なもんでね、ウケていれば何でも良いんですよ。会場が盛り上がっていると悪口であっても嬉しい。でも、なんかちょっと心に『言われた…』みたいな、切ない気分は残りますけど、まぁエンターテインメントとして面白いなぁって。スゴい痺れる感じ。普通のお笑いライブにはないですね。究極のマゾですよね」と独特な興奮状態になると明かした。 そして、「2ちゃんねるとか、ネットとかで知らないヤツに『死ね』とか書かれるとムカつくし、嫌い」と激しい反感を露わにしつつ、「でも、それとは違って、ラッパーに目の前で『コイツ殺す』、『死ね』とか言われると、何だか笑っちゃうんですよ」と告白。ネット上で悪口を言われるのと、一流のラッパーから面と向かって悪口を言われるのでは、受け止める側の心境が違うのだろう。 大盛況に終わった前大会の勢いを引き継いで開催される第二回大会。やはり気になるのは出場メンバーだが、前大会に勝るとも劣らない強力なメンツが揃った。品川と般若をMCとして、お笑い芸人からは、ダイノジ、キングコングの西野亮廣、フルーツポンチの村上健志の前大会出場組、そして野性爆弾、千鳥、トレンディエンジェルが初参戦。一方ラッパーは、王者・DOTAMA、晋平太、輪入道、サイプレス上野、ACE、MC☆ニガリ a.k.a. 赤い稲妻、そしてKEN THE 390、TKda黒ぶちの2人が初参戦。両陣営とも実力派が揃い踏みした。 「非常に楽しみですね。メンツは僕が決めてお願いしているんですけど、野爆さんなんて絶対何言われても効かない感じするじゃないですか!? 俺が見たい」と興奮気味。実際にどのような形でオファーを出しているのだろうか? 「(芸人に)オファーを頼むとビビりますね。だから、決勝戦は必ず僕にしようと思うんですけど…『俺も言われるから、みんな頑張ってくれ』っていう…。そういう口説き方」と明かした。まさに“King of ディスられ芸人”の称号に相応しい度量、品川こそディスられ芸人の鏡だろう。 今回のチケットはすでにSOLD OUT。前回よりもイベント規模も大きくなっており、注目度の高さが伺える。今後の展望については、「Vol.3をやりたいですし、大阪でもやりたいですね。大阪もラップ熱いんで、SHINGO★西成さんとか、韻踏合組合さんとかにも出場して欲しい。大阪は東京と並んでラップが熱いっていうイメージがあるんで」と明かし、今後出場してほしいラッパーについては「R-指定には是非出てほしいですね」とラブコールを送った。 さらに「フェスじゃないですけど、オープニングで渡辺直美、オリエンタルラジオとかに歌ってもらって、その後にディスられるっていう感じのイベントを開催できたら面白いとは思う」とすでに頭の中でイメージは出来ている様子。最後に「女の子の可愛いラッパーに出てもらうのもありかな!?」と笑みを浮かべ、「慰めラップタイムみたいなコーナーを設けたい。スゴい褒める時間は作りたいなとは思っています。あまりにも傷ついた心を褒めてもらう(笑)」と興味深い企画も飛び出した。
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芸能ネタ 2016年05月11日 11時48分
オリラジ中田 ゲス川谷の離婚に独自の分析「不倫の結末は結局離婚なんだ」
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が11日、レギュラーコメンテーターを務めているTBS朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」で、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音が離婚したことについて、独自の分析を明かした。 「週刊文春」(文藝春秋)で、タレント・ベッキーとの不倫スキャンダルが報じられた川谷。ツーショット写真だけでなく、生々しいLINEのやり取りが暴かれ、一大騒動に発展。騒動の影響により、ベッキーはテレビ、CMなど全て降板し、芸能活動休止へ。一方の川谷は全国ツアーなど、活動は継続していた。そんな中、川谷は9日に自身のブログで一般人妻との離婚を発表。各メディアは川谷の離婚を報じ、大きな話題として取り上げているが、早くも“ベッキー5月復帰説”が浮上。一部メディアによると、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録を既に済ませており、早ければ13日に放送されるという。 中田といえば、以前にベッキーが「週刊文春」へ手紙を送ったことに対し、同番組で「あざとい」と批判。“ゲス&ベッキー不倫騒動”でなぜか不倫コメンテーター化してしまった中田だが、「どっちかが悪かったっていう議論も僕は違うと思うんですよ。やっぱり不倫っていうものは2人とも悪かったし、その上で一つの家庭が不倫によって壊れたっていう結果が現れたんだっていう風に思う」と述べ、「何かポジティブに事態が前に進んだっていうことでなくて、不倫というモノの結末は、結局離婚なんだっていうのが明らかになった」と分析した。
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芸能ネタ 2016年05月11日 11時32分
すでに仕事復帰していたベッキー
9日に離婚を発表した、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫騒動の影響で2月から休業しているタレントのベッキーが、休業前のレギュラー番組だったTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録に参加し仕事復帰していたことを、各スポーツ紙が報じている。 報道をまとめると、ベッキーは4月下旬、同局の男性ディレクターが茨城県内で1人で農業を行う人気コーナー「ひとり農業」の収録に参加。久々に現場復帰したベッキーはスタッフに対しての申し訳なさ、感謝がこみ上がったのか、人目をはばからず号泣する一幕もあったという。 早ければ13日にも放送されるが、局内で最終調整中。来月にずれ込む可能性もあるというが、TBSは「現状は何も決まっていない」とコメントしている。 「これまではテレビ各局が様子をうかがっていた状態。各局に先駆けてTBSが収録をオンエアしたとなれば、他局も続々とベッキーにオファーを出すことになりそう。巨額の損害賠償を請求され、所属事務所が傾いていると言われていたが、川谷の離婚がきっかけとなってなんとか盛り返せるのでは」(芸能プロ関係者) また、一部報道によると、川谷の元夫人がベッキーからの謝罪を受け入れる気持ちの整理がついたそうで、ベッキーが川谷の元夫人に、近く直接謝罪する場が設けられる方向で話がまとまったというのだ。 「川谷の元夫人は、川谷も同席してベッキーが謝罪することを拒否していたようだが、ベッキーと1対1なら謝罪を受け入れることにしたようだ。川谷の妻に謝罪した後、おそらく『金スマ』で視聴者に謝罪する場が設けられるのでは。そう考えると、ここ数日中に謝罪の場が設けられることになりそうだ」(芸能記者) ベッキーがどんな言葉で謝罪するのかが注目される。
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芸能ニュース 2016年05月11日 11時02分
藤原紀香、夫婦生活円満をアピール! 愛之助はコットンのパジャマが大好き
女優の藤原紀香が10日、コットンの魅力にふさわしい芸能人を表彰する「COTTON USA AWARD 2016」を受賞し、都内で授与式に出席した。先だって、歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚したばかりの藤原は「受賞の喜びを誰に伝えたいか」と問われると、「コットンのパジャマが大好きな主人に」と壇上でおのろけ。片岡も2014年に同賞を受賞しており、「ご夫婦揃っての受賞ですね」と声をかけられると嬉しそうな表情を見せた。 「確か2年前に主人もこの賞を受賞していると思います」と話した藤原。「(家に帰ったら主人に)今回2016年はいただきましたよって伝えようと思います」と幸せいっぱいの笑顔。「今回こういう賞をいただけたことでコットンがとても身近な存在になりました。わたしもコットンのように、少しでも社会の役に立てる存在になりたい。コットンのように家族やいろんな方たちを温かく包み込めるような存在になりたい」と受賞の喜びをしみじみ。 授与式には、藤原とともに同賞を受賞した小芝風花と溝端淳平も出席。小芝は藤原の隣で「すごく嬉しいです。コットンというといいイメージしかないです。こういう賞をいただいて本当に嬉しいです」と満面の笑み。プライベートでも編み物が趣味だといい、「今、趣味でポーチを作っています。すごくお世話になっている方が夏に誕生日をむかえるのでその人のために編んでいるんです」と告白。 溝端も「光栄です。(受賞を機に)コットンがもっと似合う男になりたい」と述べると、下着は普段からコットンで統一していることを紹介。「下着はコットンじゃなきゃ絶対ダメですね。数えたことないですけど2、30枚は持っていると思います」と得意げに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2016年05月11日 10時41分
AKB48島田晴香・阿部マリア セクシー担当はこの2人に決定!?
AKB48の島田晴香と阿部マリアが10日、東京・秋葉原でカリフォルニア発プレミアムバーガー「カールスジュニア」PR大使就任式に出席した。 PR大使に就任した島田と阿部は笑顔で喜びを語った。島田は「中学の時にカナダ旅行で食べたハンバーガーがカールスジュニアさんでした。すごく思い出に残っている味だったのでそれをまた日本で食べることが出来て嬉しいです。秋葉原はAKB48が活動している場所なので一緒にPRしたいです。日本全国に店舗を増やしてたくさんの方に食べてもらいたいです」とPR。 11日よりYouTubeで公開される同チェーンのWebCMで島田と阿部はセクシーショットを披露しているという。島田は「AKB48の中ではバラエティ担当です。自分なりに一生懸命やりましたがちょっと照れたので自己採点は20点です。今年はセクシーさを極めたいです」と語った。阿部は「河西さんとかみるきーが卒業したので、セクシー担当は密かに狙っているポジションです。自分採点は100点です」と自信満々。 AKB48のデブキャラとして定着? している島田はテレビ番組がきっかけでダイエット宣言し見事に成功した。島田は「痩せましたが食べっぷりは衰えてません。ご安心下さい」とニッコリ。
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社会 2016年05月11日 10時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第18回
「まだ当選1、2回くらいだったかな、田中は『まず道路だ』と言ったな。『道路がないから流通もうまくいかない。出稼ぎもなくならない。文化も入って来ないのだ』と力説しておった。しかし、どんな代議士もやってくれない。そこでわれわれは田中に賭けたんだ。新潟3区内にボチボチ後援会らしきものができ、やがてそれが燎原の火のように網の目のように広がっていった。越山会の名のもとに3区内の市町村にくまなく支部ができ、『越山会に非ずば、人に非ず』と言われるようになったのは昭和30年代の後半、田中が自民党政調会長のときだ。それまでは“農村型政治家”だったのが、田中はこれを機に一気に“中央型政治家”へ開花することになったのです」(古志越山会の古老) 「越山会」−−。田中角栄がその選挙区〈旧新潟3区〉内33市町村に築き上げた前代未聞、空前絶後の強大無比の後援会組織である。最盛期、全国の自民党員1万5000人に対し、越山会会員数は実に10万人近くを誇っていた。県議をはじめとする地方議員も、「自民党公認」の一方で「越山会推薦」が付くか付かぬかで当落も決まるといったほどの“威力”を発揮したものである。 組織はまず末端に長岡越山会、小千谷越山会といった名称の各地越山会が300ほどあり、その上に郡市単位で選ばれた幹部が郡市連絡協議会を組織、会員間の意思疎通を図った。頂点はさらにそれを統括する新潟県越山会で、選挙の際などには県本部の号令一下、各地の越山会がフル稼動するといった完全なピラミッド型の巨大な“集票マシン”と言ってよかったのである。こうした形の国会議員後援会組織は、今にしても誰一人つくり上げていない。 なぜ、田中はこうした組織をつくり上げることができたのか。理由は、大きく三つほどある。冒頭の古志越山会の古老の証言のように豪雪地ゆえに雪の季節になると身動きの取れぬ“辺境の地”にあえて踏み込み、その脱却のため道路の敷設などに全力投球、困窮住民の理解と期待を得た点。その田中を敬愛した組織づくりに能力を発揮した側近に恵まれた点。そして何より、田中が政治家として力を付ける中で、公共事業分捕りに腕力を見せたことにより、その配分の“報恩”が大きく左右したことがある。 こうしたことが、田中の開けっ広げで陽気な性格も手伝って住民との連帯感も醸成、すなわち「情と利」が巧みに絡み合ったことで田中への強い求心力が生まれたということであった。事の良し悪しは別、現実として「情と利」の歯車が見事にかみ合った人間関係ほど強い絆が生まれることは言うまでもないのである。このことは、今日にしてあらゆる組織づくりの要諦となる。 こんなエピソードがある。冒頭の証言をした古老の住んだ山古志村はその後、平成16年の「中越地震」で壊滅的な被害を受けたが、錦鯉の養殖と闘牛で知られたのどかな村として知られていた。その一方で、住民の大半は農業と副業で生計を保っていた。副業とは、この地では「出稼ぎ」を意味している。主な出稼ぎは、男なら10月末、新潟県内はもとより近県の群馬、栃木、埼玉へ酒造りに出、翌年4月末までは帰らないというケースが多かった。また、女の多くは愛知、岐阜、大阪などの紡績工場に女工として出、正月休みに帰ってくることが多かった。男は正月休みも取れず、豪雪に埋もれた屋根の下で家族は母と子供だけの寂しい正月を過ごすのである。 例えば、山古志村が作成した文集「古志のふるさと」には、“父親のいない家庭”をつづった子供たちの作文が載っている。種苧原中学校(現・長岡市立山古志中学校)のある1年生女子は、こう記している。その日、村の人たちは出かせぎへ行ってしまいます心配とため息を残しながら「ただいま。父さん行ったの」「ああ」いつもと変わらぬ母の声でも、家の中はなぜかガランとして心なしか母の声も無理しているように聞こえる やがて田中はこの“辺境の地”に道路を付け、出稼ぎの解消に道筋を示した。山古志村役場の統計によれば、昭和30年代に1000人近くいた出稼ぎ人口は、40年代に入るとおよそ半数になり、田中が付けた道路が国道352号に昇格した昭和56年にはわずか120人と激減している。先の作文の暗い光景が一変したということであった。 一方で、踵を接するように田中の山古志村での得票率も増え、昭和30年代には30%程度だったのが、40年代には何と60%台に乗り、以後そうした数字は一向に落ちることがなかったのである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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アイドル 2016年05月10日 19時30分
SMAP中居正広 頭髪の悩み明かす
9日深夜放送のTBS「Momm!!」でSMAPの中居正広が、自身の頭髪について悩みを明かした。 番組では、視聴者から寄せられた悩みに対して、芸能人が様々な意見を述べ、解決へ導くというトーク企画が放送された。その中で「年を重ねることにより起こる身体的の変化」について話題が及ぶと、中居は「僕はこう見えてね、白髪がすごいんですよ」と告白。 現在、中居は明るめの茶色に髪の毛を染めているが、「いつ出そうかすごく迷ってます」と語り出し、「3分の1ぐらい白髪になったらもう出しちゃおうか、でもSMAPだし、ジャニーズでも今白髪の人いないから、俺が一発目行きたいなとは思うんだけど、ここはちょっと違うのかなとか…」と葛藤していることを明かした。 最後に「ちょっと悩みどころですね」と真面目な顔で打ち明けた。