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その他 2015年04月02日 15時00分
神経障害、失明、がん発症率上昇… カラダを蝕む高血糖を防ぐ自己管理術(1)
糖尿病は、初期には自覚症状がないまま、本人も知らず知らずのうちにじわじわ進行する。気付いた時にはすでに手遅れというケースも非常に多い。これが別名“サイレントキラー”と呼ばれる所以だ。「ノドの渇き」、「倦怠感」、「手足のシビレ」などの症状が表れたら、かなり進行していると覚悟した方がいい。これらがひどくなれば高血糖とされ、合併症を引き起こす最大の要素になりさまざまな病を引き起こす。 従って、高血糖による合併症こそが最大の敵と言わざるを得ない。これは国内外の疫学調査から明確に言われていることだが、糖尿病の人は前立腺がんを除く全てのがんの発症頻度が高く、特に胃、大腸、肝臓、膵臓といった消化器系がんの発症頻度が高い。 専門家によれば、高血糖だとがんになりやすい理由は、まだはっきりとは解明されていない。理由はがんの種類によって複数の要因の関与が考えられるからだという。 「とはいえ、疫学調査の結果からも糖尿病の人は確実にがんになりやすいのです。わかりやすく言えば、正常細胞は絶えず新しい細胞を作っていますが、血糖値が高いと遺伝子をコピーする際にエラーが起こりやすいということです」(専門医) また糖尿病の既往のある人が、がんになりやすいことを自覚することは非常に重要なのだという。 「なぜかと言えば、いくらヘモグロビンA1cの数値が15%(目標値7%未満)あっても、糖尿病で死ぬことはない。また3大合併症の腎症、網膜症、神経障害でも死ぬことはありません。ただ、糖尿病で命取りになる最大の原因が、“がん”を罹患するからなのです」(専門家) では、どうすればいいのか。東京都長寿健康医療センターの糖尿・代謝・分泌内科担当医はこう説明する。 「まず大事なことは、糖尿病と診断されたら、必ず定期的にがんが発生していないかチェックすることです。患者さんには、全身のCT検査と胃・大腸の内視鏡検査を受けていただきます。結果、患者さんの中から毎年胃がんや大腸がんが約15人、肺がんが約10人、その他のがんが10人ほど見つかる。それでも早期発見できるので、治療によってほとんどの人が大事に至らず助かっています」 いずれにせよ、日常の血糖値コントロールが、がんのリスク軽減に繋がり、仮にがんになったとしても、その後の血糖管理は今まで以上に気を付けなければならない。高血糖の状態は免疫力を低下させるため、がん治療の大きな妨げになるからだ。がんの治療効果を高めるためにも、血糖管理がいかに大事であるかを理解しなければならない。 「もちろん糖尿病の合併症の一つである神経障害に対しても同じことです。高血糖状態が半年程度続くだけでも、ピリピリやチクチクなど、特徴的な症状が表れやすい。ただし、糖尿病の全てに初期段階での神経障害が生じるわけではなく、放置することでこれらの症状が見られるようになるので注意が必要です」(専門医)
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その他 2015年04月02日 14時00分
【声優の履歴書】第87回『ドラゴンボール』シリーズ・孫悟空、孫悟飯、孫悟天、『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役などを演じる野沢雅子
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第87回目としてお届けするのは、野沢雅子。 物心がつく前から子役として映画などに出演し、後に女優として活動していたが、当時所属した劇団がきっかけで洋画の吹き替えの仕事を始める。そこで好評を受け、少年役といえば=野沢雅子という程の売れっ子になる。 アニメデビュー作は、1963年『鉄腕アトム(アニメ第1作)』で、初主演作は1968年『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』鬼太郎役である。声優業の創生期から活躍しており、非常に多数の国民的アニメで主人公やメインキャラクターを演じている。 代表作は、1970年『いなかっぺ大将』風大左衛門役、1972年『ど根性ガエル』ひろし役、1973年『ドラえもん』(日本テレビ版)ドラえもん役・2代目、『ドロロンえん魔くん』えん魔くん役、1975年『ガンバの冒険』ガンバ役、1977年『あらいぐまラスカル』ラスカル役、1978年『銀河鉄道999』星野鉄郎役、1980年『怪物くん』(テレビ朝日版)怪物太郎役、『釣りキチ三平』三平三平役、『トム・ソーヤーの冒険』トマス・ソーヤー役、1981年『まいっちんぐマチコ先生』ケン太役、1982年『太陽の子エステバン』エステバン役、1986年『ドラゴンボール』孫悟空役、1989年『ダッシュ!四駆郎』日ノ丸四駆郎役、1990年『からくり剣豪伝ムサシロード』ムサシ役、2001年『デジモンテイマーズ』ギルモン役などがある。記述の通り、圧倒的に少年役を演じることが多いが、洋画の吹き替えでは『普通の人々』メアリー・タイラー・ムーアや、『ミッシング』のシシー・スペイセクなど母親役や中性的な雰囲気の女性を演じている。また数少ない少女役として、人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』で、ケロちゃんというカエルの女の子がある。 特に印象的な作品は、孫悟空、悟飯、悟天の三役の他に、バーダック、ターレス、そして二人で一役を演じたゴテンクス、ベジット、ゴジータなど数多くのキャラクターを演じた『ドラゴンボール』シリーズと、『ゲゲゲの鬼太郎』、そして『銀河鉄道999』と答えている。現在、1994年に放送された「魔人ブウ編」を『ドラゴンボール改』で再び放送しており、関わったアニメを広い世代に伝えられたときが、声優を続けていてよかったと思える瞬間だという。
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スポーツ 2015年04月02日 14時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈不屈のファイター アンディ・フグ〉
今では広く使われるようになった“リベンジ”という言葉。そのきっかけとなったのは、1994年9月に開催された『K-1 REVENGE』であった。 同年4月のK-1グランプリ、優勝候補の一角と目されながら決勝トーナメント初戦でよもやの1ラウンドKO負けを喫したアンディ・フグ。このときの勝者パトリック・スミスとの再戦に冠せられたタイトルが「リベンジ」であり、国内スポーツイベントで初めてこの言葉が使われている(もっとも、アメリカではモハメド・アリの時代からボクシング業界の宣伝文句として使われていたフレーズで、日本で広まったのも、後の1999年、西武時代の松坂大輔が使ってからではあるのだが)。 そのリベンジマッチでスミスに快勝したフグ。1分足らずでの膝蹴りによるKO劇という鮮烈さも相まって、一躍K-1のトップスターとなった。 そうして迎えた翌'95年のグランプリ。もはや優勝候補筆頭とも評されたフグであったが、再度一敗地にまみれる。 1回戦の相手は日本では無名だったマイク・ベルナルド。その前年にジェロム・レ・バンナと好勝負した(結果は0-3の判定負け)というだけの実績しかなく、大半の見方は“かませ犬”にすぎなかった。 ゴングと同時に攻勢に出たフグは前評判通り、1ラウンド終了間際、左ハイキックをガードして空いたベルナルドの顔面に左ストレートを打ち込みダウンを奪う。そのまま順当に勝利を得るかと思われた第3ラウンド。フグのハイキックに合わせるように繰り出したベルナルドの左フックをカウンターで食らいダウン。そのままラッシュに持ち込まれてTKO負けを喫してしまった。 さらに同年9月、先年に続いてリベンジマッチが組まれたものの、ここでフグは返り討ちに遭う。前回試合と同様、キックにカウンターパンチを合わされてのKO負けだった。 「踵落としに代表されるハデな上段蹴りを多用するフグの戦法だと、キックをガードされた瞬間ノーガードになってしまう。だからどうしても距離を詰めて闘うボクサータイプの選手とは相性が悪かったのです」(格闘技専門誌記者) まさにそれが'94年のスミスであり、'95年のベルナルドだった。 この敗戦により「顔面パンチに慣れていない空手出身選手はK-1に向いていない」と言われることにもなった。 体重100キロ超、身長2メートル近い巨漢選手がそろう中、体重は90キロ台、身長180センチと小柄なことも不利に働いた。 だが、フグは諦めなかった。 年が明けての'96年グランプリ。KO連勝で準決勝に進むと難敵アーネスト・ホーストも判定で下す。 そうしてたどり着いた決勝のリング。対峙するのは因縁深きベルナルドであった。 ゴングと同時に剛腕を振るうベルナルドに対し、フグは距離を取ってローキックを当てていく。フグは従前から「ファンが高いチケット代を払って試合を見に来てくれるのは非日常を見たいからだ。アマチュアでもできるありきたりの技でなく、難しい技に挑戦する姿を見たいんだ」と語っていたという。 「ローキックでの攻めはそうした信条に反するようですが、フグはもうこのときK-1の人気を背負う存在。ファンからもまず勝利が求められていることをフグ自身感じていたからこそ、あのような戦法を採ったのでしょう」(前出の記者) ローキック攻めは奏功し、3ラウンドに入るとベルナルドは脚を引きずり始め、ついにダウン。これには何とか立ち上がったが、互いにファイティングポーズをとったその刹那、フグの下段回し蹴りがベルナルドの両脚をなぎ払った。 フグトルネード。 後にそう命名された大技は、実は極真時代からの得意技でもあった。 この優勝により名実ともにK-1のトップに立つことになったフグ。時にハデなKO負けを食らいながらも、その度に復活してみせる姿は多くの格闘技ファンの胸を打った。だが、その最後の敵…急性白血病との戦いにはついに勝てなかった。 2000年8月24日永眠、享年35。
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芸能 2015年04月02日 13時00分
NHK朝の連ドラ『あさが来た』主演抜擢 ギャラ1本20万円の波瑠の注目度
最近の芸能界で人気スターへの登竜門として定着しているのが、NHK朝の連続テレビ小説。気が付けば『あまちゃん』の能年玲奈や『花子とアン』の吉高由里子、『ごちそうさん』の杏、そして『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックスなどヒロインがすべてスターダムに駆け上がり、出演オファーが次から次へと舞い込んでいる。 そんな中、ネクストブレイクと見られているのが、この秋から放映される朝ドラ『あさが来た』のヒロイン、白岡あさ役に抜擢された女優の波瑠(23)だ。 「'07年に放映されたNTTドコモのCMで注目された波瑠は、まだ23歳。女優としては映画『マリア様がみてる』や『がじまる食堂の恋』で主演を務めた。また最近ではドラマ『ごめんね青春!』(TBS)にも出演。主役、チョイ役を含めると軽く30本以上のドラマに出演しています。ただ、代表作はというと挙げるのが少々難しく、正直言って大ヒット作はないに等しい。今回の朝ドラ・ヒロインも、過去3度もオーディションを受けては落ちている。それだけに『あさが来た』での彼女の演技が非常に注目されているんです」(NHK関係者) 『あさが来た』は、『小説 土佐堀川』(著・古川智映子)を原案に、幕末から明治初期に実在した女性実業家の一生が描かれている。 「幕末モノは当たらないという、ここ数年間のタブーに挑戦する意欲作としても注目されている。大ヒットすれば、視聴率不振で問題になっているNHK大河ドラマなどの存在意義にも直結しかねない話になるかもしれません」(関係者) 注目は波瑠のギャラだ。ドラマや映画など計60本以上の作品に出演しているが、なんと1本当たり20万円だという。 「最近の朝ドラを見ればまだマシかもしれません。能年は5万円で杏とシャーロットは15万円。波瑠の場合はNHKにも数本出演し、相当の本数をこなしていることが評価されたようです」(芸能プロ関係者) さらに気になるのは朝ドラの制作費。毎度ヒット作を生み出しているNHKは、1本当たりどのくらいの予算を投じているのか。 「NHKが毎年公表する『収支予算と事業計画の説明資料』(平成26年度版)には、大河ドラマやBS時代劇、朝ドラの制作費の目安は1話当たり990万円〜5830万円とハッキリ記されている。当然、1話=15分と放送時間の短い朝ドラが1回当たり990万円と考えればすべてが見えてくる。何だかんだでシリーズ合計額は約150回分として総額約15億円。それだけの金額があったら何でもできますよ」(民放編成マン) この金額を知れば違った議論も沸き起こりそうだ…。
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芸能 2015年04月02日 12時00分
【バラエティ黄金時代】とんねるずの黒歴史
とんねるずといえば、東のお笑いシーンに風穴を開けた突破者。深夜ラジオをすれば、男性ヘビーリスナーから崇められ、歌手デビューすれば、ヒットソングを連発。駆けだしだった秋元康と手を組んだことによって、石橋貴明と木梨憲武は、過激でスパイシーな爆弾を次々と投下していった。 その地位を不動のものにしたのは、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)。不定期特番から88年、現在の木曜21時〜に昇格して以降、放送休止(後述)の憂き目にも遭ったが、97年に現在の『とんねるずのみなさんのおかげでした』に改題。“新・食わず嫌い王決定戦”、“博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜”、“買う。”シリーズなど、ヒット企画は多い。 ロングセラーであり続けると、当然、黒歴史も生まれる。ブレイク前のタレントや絶頂期のアイドルに、下ネタを超えたセクハラを仕掛けると、非難が殺到。意図的にBPO(放送倫理・番組向上機構)に挑戦状を叩きつけることで、テレビ界に歯向かっていた。 そんななか、今なお語り継がれているのは、松嶋菜々子だ。ド新人のころ、コント『近未来警察072』に出演。下っ端の女隊員に扮した松嶋は、とんねるずにいじめられながら、卑猥なセリフを言わされるのがお約束だった。石橋に殴られ、蹴られながら、「あー、クセになりそう。私はあなたたちのメスブタよ。もっとイタぶってちょうだい」、「中はダメ。外ならどこでもいいから」、「今日は私が上になるわ。そうよ、下から突きあげて」、「あー、空気が入っている」と言わされた松嶋。現在、これらの映像は、松嶋の事務所がすべて買収したため、もう2度と観られない(一部はネット上で出回っているが)。 同番組は、木梨演じる『仮面ノリダー』というコントキャラクターが子ども人気を得た一方で、松嶋、牧瀬里穂、観月ありさといった次代の美少女をいち早く抜てき。彼女たちに石橋は遠慮なく、キスを迫ったり、押し倒したり、添い寝をしたりで、やりたい放題だった。牧瀬にいたっては、口に入れたお粥を顔に垂らしたこともある。また、親交がある小泉今日子には、彼女が食べていたイチゴを取りあげて、自分の口に入れたこともある。石橋はまさに、ブレーキが壊れた暴走機関車だった。 やりすぎ企画で、番組が休止に追い込まれたこともある。前身番組の“〜です”のころ、当時、社会現象といわれた霊能力者・宜保愛子をパロディ化。石橋が過剰メイクを施した宜保にふんして、“真夜中のドッキリ 爆破でドン!”を実施した。あえてのやらせ心霊ツアーを組み、洞窟を爆破。ところが、後片付けを怠ったまま、現場を撤収。現地関係者が訴えたことで表面化し、番組は放送休止の処遇を食らった。 スタッフの過失は、ほかにもある。当時、自殺の名所として有名だった静岡・富士の樹海でロケを行なった際にも、ロケ用に持ちこんだ発泡スチロールを撒き散らしたまま、退散。地元住民がクレームを入れたことで、発覚した。 これらに関しては、とんねるずに非はない。しかし、あこがれ芸人を前にして、力量以上の何かを見せようと奮起する芸人魂が招いた事故はある。ずん・やすが、12年にそれを引き起こした。新潟県内のゲレンデで、水上スキー用のゴムボートに乗って、タイムを競うゲームに挑戦していた際、滑走後、減速して停止するはずだったが、勢い余ってスロープを乗り越えて、約4メートル転落。小屋に激突して、腰を強打した。救急搬送された病院では、第2腰椎破裂骨折および第1腰椎両側突起骨折などと診断。芸能界引退、ずん解散も頭をよぎった。ところが、およそ半年後に復帰。当然、同番組でも復帰を祝す企画が施され、芸人らしく、事故をも笑いに替えることで、そのポリシーを貫いた。 かつては、『人間大砲』という企画でも、歌手・葛城ユキが骨折事故を起こしているだけに、やりすぎバラエティはつねに、議論の的となる。それでも危険な橋を渡ってしまうのが、芸人の哀しい性。吊るし上げという征伐を食らいながらも、歩みをやめないのだ。 そのエキスパートだったのが、とんねるず。デビューから四半世紀を過ぎ、50の大台に乗った今なお、視聴者に媚びない。視聴率、製作費、BPOを無視するその姿勢は、彼らの専売特許。「丸くならないでほしい」というのが、業界関係者の総意である。(毎週木曜日に掲載)
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社会 2015年04月02日 12時00分
役人根性まる出し! トクホ(特定保健用食品)認定に蠢く「大手優遇」「事なかれ主義」「私利私欲」を暴く(1)
トクホ、いわゆる特定保健用食品(消費者庁許可)は、1991年に保健機能食品制度が定められて以降、急成長を遂げてきた。市場規模は4000億円に達し、健康食品まで広げれば今や1兆円を超える巨大マーケットだ。 だが2009年、トクホの信頼性を大きく揺るがす事件が起こる。化学メーカー最大手の花王が発売した食用油『エコナ』に、発がん性物質の「グリシドール脂肪酸エステル」が高い濃度で含まれていたのだ。 花王は販売を中止した上、商品を自主回収したが、この発がん性物質に対して“暫定的健康影響評価”、つまり「トクホとしてノー」と判定したのが、そもそもトクホに“お墨付き”を与える立場でもある内閣府所管の『食品安全委員会』(以下、安全委)だった。 製造者がトクホの認定を受けるための通常の流れはこの安全委と、さらに同じ内閣府所管の消費者委員会(以下、消費者委)両方の“お墨付き”をもらい、最終的には消費者庁から許可を得なければならない。 実は現在、トクホの番人であるこの安全委から「安全性を評価することはできない」と意味不明な判定を下されている“トクホ”がある。開発したのは『リコム』(東京)というベンチャー企業で、鍋の季節に欠かせないエノキタケから抽出した成分を含んだ『蹴脂茶(しゅうしちゃ)』という肥満改善のための健康茶だ。 この『蹴脂茶』の機序(仕組み、メカニズム)について、リコムは次のように説明している。 《抽出物に含まれる遊離脂肪酸混合物が腸管から吸収された後、血液循環によって、脂肪細胞表面に存在する『βアドレナリン受容体』への結合を介して、脂肪の低減作用を発現する》 リコムは'08年、5年にわたってこの機序を証明するデータを蓄積し、それを添付した上で消費者庁に申請した。だが、今回の安全委の結論により、4億円の資金を投じて収集してきた臨床データが台無しになったばかりか、『蹴脂茶』の発売自体もメドが立たなくなってしまった。中小企業としては死活問題である。 安全委が指摘した「安全性を評価できない」点について最も重要と思われるものは、《βアドレナリン受容体刺激作用は、近年、急性心筋障害を起こす可能性を否定できない。しかし、本試験は心筋への影響を評価するために必要なデータを提供していない》という心臓系への副作用の疑いが指摘されたことだ。 「生体内の作用機序については、学術論文4報を提出し、安全委に先立って行われた消費者委の議論で了承されています。安全委の役割は消費者庁の諮問を受けて、安全性を評価することであるのに、消費者委で了承された作用機序に言及しているのです。これはおかしい。そもそもエノキタケは日本人が長年食してきたもので、健康被害の報告はありません。また蹴脂茶成分の遊離脂肪酸混合物はありふれたもので、日本人が常食している他の食品にも含まれている安全なものです。安全委は『ヒト試験では何の副作用も出ていない』と言う一方で、『新規メカニズムなので、副作用の可能性が完全に否定できない』と、前例がないからダメだと言わんばかりの妙な理屈を持ち出しているのです」(リコム・浜屋忠生社長)
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芸能 2015年04月02日 11時45分
キャスター生命の崖っぷちに立たされた古舘伊知郎
3月27日に放送された、テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」で、ゲストコメンテーターをつとめていた元官僚の古賀茂明氏が自身の降板を巡り古舘伊知郎キャスターと異例の口論となったことについて、その内幕を報じている発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が流出したら古舘氏のキャスター生命が終わる2本のテープの存在を報じている。 同27日の放送中、口論のやりとりの中で古賀氏は古舘氏を眼光鋭く睨みつけ「私、全部(古舘とのやり取りを)録音させていただきましたので、そういう風に言われるのであれば、全部出させていただきます」と恫喝めいた発言をしていた。 その内容が気になるところだが、同誌によると、隠し撮りしたテープの1本目は同番組の2月25日の放送に関し、フランス紙・ルモンドの記事を紹介する際に、誤って違う日の記事を映してしまったため、放送後に古舘氏が担当者に『俺はヤクザと一緒だ。身体張ってやってんだ! お前らサラリーマンとは違うんだ」と怒鳴った時のもの。そして、2本目は別の日に、古舘さんが個室に番組スタッフを呼び出し「俺のバックには、組が付いている」と暴力団の実名を挙げて恫喝したものだと囁かれているというのだ。 古舘氏の事務所は同誌に対して、「そのような発言は一切しておりません」と回答したというが、万が一流出したら、古舘氏のキャスター生命は幕を閉じることになる“爆弾”に違いない。 「古賀氏にも名指しされていた、古舘氏の事務所の会長はコワモテとして知られているだけに、“黒い交際”もささやかれている。それだけに、古舘氏もついつい気が大きくなってしまい、軽々しく発言してしまったのでは。今ごろ、古舘氏は戦々恐々だろう」(週刊誌記者) おそらく、番組開始以降、最大の危機を迎えた「報ステ」だが、テレ朝は一連の経緯について徹底的に事実関係を調査した方が良さそうだ。
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芸能 2015年04月02日 11時45分
女性お笑いコンビ・アップルパインが解散 今後は別々の道へ
みほともりまいがコンビを組む女性お笑いコンビのアップルパインが3月31日をもって、解散したことがわかった。 2010年にコンビを結成。ビキニ姿でネタを披露し、「パイナポー」という決めセリフが特徴だったアップルパイン。お笑いの仕事だけでなく、抜群のプロポーションを武器に、男性誌のグラビアでも活躍していた。 みほは自身のブログで「アラサー婚活コンビ、アップルパイんは、2015年、3月31日を持ちまして、解散することとなりました」と報告。「今日という日まで、私たちを応援してBlogを読んでくださっていたみなさま、そして現場で関わった多くの共演者の方が、スタッフのみなさま、たくさんの方に支えられて今日まで歩いてこれました」と感謝し、今までも思い出を振り返った。 もりまいも自身のブログで「本日2015年3月31日をもって、アップルパインを解散することになりました」と報告。「2人を応援してくださった皆さん。支えてくださった皆さん。相方みほちゃんのおかげで、素敵な5年間を過ごせたこと、本当に感謝しています」と感謝。「これからも、幸せなご報告ができますように、みほちゃんもわたしも、頑張ります」と意気込みを綴った。 所属事務所であるホリプロコムのオフィシャルサイトでも解散が発表され、今後は2人別々の道に進むという。
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アイドル 2015年04月02日 11時45分
AKB48 松井咲子 ブログでの“報告”が難解だと話題
AKB48の松井咲子が1日、「みなさんへ。ご報告」として、自身のブログを更新するも、ファンからは、「いったい、どういうことなの?」と理解ができないないと話題になっている。 音大生でもある松井だが、同ブログでは、「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は大学を休学していました。ありがたいことにAKBやソロのお仕事が忙しく、通うことが難しくなってしまったからです。ですが、この春から今までとは違う環境でもう一度勉強することにしました」と綴っている。 この文章では、「大学へ復学した」ともとれれば、「休学していた大学を辞め他の大学へ入学をした」ともとれ、さらには、自身の武器もあるピアノを他の環境で勉強することとも読み取れる。 ファンからは、「この文面では、どういうことなのかわからない。難解だ」との声が出ているが、ブログでは、「お仕事との両立は簡単ではありませんが、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。頑張っていきますので今後ともよろしくお願いいたします!」とも綴っている。
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芸能 2015年04月02日 11時45分
AI第1子妊娠をツイッターで報告
歌手のAI(33)が1日、自身のツイッターで第一子を妊娠したことを発表した。 AIは、自身のツイッターで、「私ついに妊娠しました!! まだ産まれるまでは油断できませんが今本当に感謝です みんなありがとお 世界中にハピネス!!」と報告している。
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