トレンド
-
トレンド 2010年06月10日 17時30分
やりきれない介護の日々、狂おしいの愛の記憶に押しつぶされそうな主婦がとった行動とは? 映画『結び目』
先ごろ人気AV女優・みひろの半生を綴った話題の映画「nude」(主演:渡辺奈緒子)の監督を任された小沼雄一監督。彼の最新映画『結び目』が6月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開される。昨年公開の人気作「童貞放浪記」、今年3月公開したホラー作品「都市霊伝説 心霊工場」ともテイストの違った、大人の魅力溢れた作品に仕上がっている。 閉鎖的な地方の町で、かつて不適切な関係にあった教師と女生徒。時が経ち、女生徒は認知症を患う舅の介護に追われる主婦・絢子(赤澤ムック)となっていた。同町のクリーニング店の腕のいい職人として、愛する妻・茜(広澤草)と第二の人生を歩んでいた元教師の啓介(川本淳一)の元を訪れた絢子は、意外が行動に出るが…。 幼い少女だった自分を愛憎の世界に導いた男は自分にとって何だったのか? 自問自答を繰り返し、時に激情を抑えられなくなる絢子、運命に抗い走り出した彼女がたどり着いたのは思いもがけない結末だった。情熱的な一人の女性の目を通して、人生の幸せとは何か、愛する相手を思いやる事とは何かを問う秀作。『結び目』6月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開監督:小沼雄一脚本:港岳彦出演:赤澤ムック、川本淳一、広澤草、三浦誠己、上田耕一配給:アムモ公式サイトhttp://musubime.amumo.jp/
-
トレンド 2010年06月10日 14時30分
西田隆維の『映画今昔物語』 第5幕 「男はつらいよ…口笛を吹く寅次郎」
《今日のテーマ》「またしても寅さん。1983年に公開された32作目です」 今回、寅さん御一行は博(前田吟さん)の亡き父3回忌法要が執り行われる備中は高梁の地へ…。恐ろしい事にそこで、現地の酔っ払い和尚(松村達夫さん)に寅さんは気に入られてしまい、彼の寺に住み着いてしますのです。 勿論、酔っ払いの和尚がいたから−−ではありません。そこには今回の「マドンナ」である和尚の娘・朋子(竹下景子さん)が住んでいたからなのです。尚、博から観た朋子の印象は「美しさの中にどこか知性を秘めた女性」というものでした。 それからというもの、寅さんは和尚と帯同し、法事・法要に出向き、その「現場」を見事にこなすのです。 特に、法話などは、秀逸で−−。 「天に軌道がある限り〜…奥さんご主人の浮気に泣かされる相が出ています」 「ご主人はなかなかの男前…あなた(ご主人)がやめて(浮気)も女子(オナゴ)がほっとかない」 な〜んて、大人気。的屋をやっても、僧侶をやっても寅さんは「寅さんスタイル」を崩さない。何をやっても“サマ”になるのです。 そうこうしているうちに、諏訪家の3回忌の法要日がやってきました。ご周知の通り、諏訪家が一堂に会すると、高確率で言い争い(ドタバタ論争)が始まります。案の定、ご多分に漏れず今回も「論争」が勃発したのです。いつもいつも同じ展開で、同じやりとりなのですが、僕が気になるのは、その「論争」中に絶妙なタイミングで飛び込んでくる満男こと吉岡秀隆さんの表情。何とも言えません。 いつも「子供はあっちに言ってなさい」と大人たちに邪魔者扱いされるのですが、その時の吉岡さんは素晴らしい。当時は子役なのですが、その時から名優として、天性の才能を持っていたように思います。何しろ、吉岡さんの視線を落とした時の切なそうな顔のつくり(表情)は絶品。そればかりか、何かを言いたそうな雰囲気を作り中々、セリフを切り出さない間の取り方は、同じ土俵に立つモノとして(えっ? 吉岡さんと西田を一緒にするなって…すみません。調子に乗り過ぎました)見習いたいところです。 そればかりか、満男は小声で細々と語るのですよ。それも又、役にフィットしていて「上手いな〜」と僕を唸らせる場面です(もっとも、お前に言われなくてもそんな事、重々承知だ! でしょうが…)。 話が随分と横道に反れましたが(毎度毎度恐れ入ります)、今回(32作)では、和尚の付き人として寅さんは活躍。被りモノをして登場した寅さんですが、満男には通用しません。被りモノをした御仁が寅さんであると分かった満男は皆が寅さんもとい被りモノの御仁に感謝の念を示しているのに素知らぬ顔。皆が深くお辞儀をしているのに満男だけは身体こそ倒しているものの顔は被りモノのオトコを直視しているのです。 この後、いつもの様な経過を辿り寅さん御一行は葛飾・柴又に帰るのです。そこで、寅さんはおいちゃん、おばちゃん、裏工場のタコ社長から、いつもの様に質問攻めに遭うのでした。 ドンドン話はヒートアップするのが、この場面。寅さんもアツくなり、よくあるのは「ここで満男はいなくなる」(大人の話し合い場面ですから)のですが、今作では何故か、最後まで満男は登場していたのです。「だから?」−−だから」…何でもないです。僕はいつでも何処でも「満男の姿を追っていますから」…単なるストーカーですよ、これじゃあ。 そして今作で、「見逃してはいけないところ」と言えば、朋子の弟・一道(中井貴一さん)と恋人・ひろみ(杉田かおるさん)の場面でしょう。 このカップル、相当凄いです。この当時は、携帯電話は勿論、テレフォンカードすら無い時代。10円玉を大量に従え一道は「赤い公衆電話」でひろみと話すのです。しかも、電話の前には、《はじめの一本 打つな 打たすな 覚せい剤》のポスターが貼られているのです。 時代、まさに「時代」を感じさせますね。まあ、この映画が公開された83年といえば、僕はまだ5歳−−「そんな時代」なんて言える立場にありませんね。当時、幼稚園の年中さんだった僕が83年の時代背景など知るよしもありませんから。 又、今回は朋子が次の様な事を一道に言っていたのも興味深かったです。 『何か困った事があったら姉ちゃんか寅さんに相談したらええ』 …葛飾・柴又では皆から「フーテン」と呼ばれている寅さんも“遠征先”では、頼りにされる「偉人」なのですね。 良くも悪くも(?)「話題性のあるオトコ」寅さん。西田隆維もこんなメチャクチャな映画評を書き、「話題性十分」なオトコを目指したいと思います。 目指すは「車 寅次郎」!<プロフィール> 西田隆維【にしだ たかゆき】 1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ 陸上超距離選手として駒澤大→ エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。 09年2月、現役を引退、俳優に転向する。10年5月、舞台『夢二』(もじろう役)でデビュー。ランニングチーム『Air Run Tokyo』のコーチも務めている。
-
トレンド 2010年06月10日 14時00分
夏へ向けて!! ゴキブリに遭遇した時の意外な武器
夏が近くなると、冬の間は裏に隠れていたゴキブリが表へ顔を出し始めてくる。 家の中に寄って来ないように気を付けても、何かの拍子で忍びこんできて、遭遇する機会があるだろう。その時にパニックにならないために、武器を準備して万が一の備えあるべし。ゴキブリ退治用のスプレーも1つの手段だが、今回は別の用途で使うアイテムが意外と使えるので紹介しよう。 使える場所は非常に限定されるものの、絶対的な攻撃力を持つアイテムで、日本の一般的な家庭に一つは置いてある排水口の詰まり解消のアイテムであるラバーカップ、通称『すっぽん』。(※地域や家庭によって通称は異なる)ゴキブリを退治する時に一番気になることは、丸めた新聞紙で叩いた時に、ゴキブリが潰れた後に出る体液だ。そのことを気にしてしまい、ゴキブリを狙うのをためらってしまうと、まんまと逃げられてしまうので、一瞬のスキも許されない。逃げられてしまったら持久戦になってしまうからだ。 この場所、この時間で決着をつけ、より良い睡眠を得るためには集中力を切らしてはいけない。出来るだけ汚すことを避けて退治したいと思う人にとってラバーカップはオススメ。(※最小限に抑えることは出来るが、100%ではない) ラバーカップの中にゴキブリを上手く捕える必要があるが、カップの中に入れてしまえば、ほぼ大丈夫。ゴキブリを背後から追うと察知されやすいので、必ず先回り、最悪、平行線になろう。ラバーカップは狭い場所へ逃げられてしまっては使い物にならないので、戦えるフィールドの確認はお忘れなく。 何とか捕えた場合は、トイレ詰まりを解消する使い方と同じように、ゴキブリを潰さない程度に2、3回シュポシュポとやってみよう。 詰まりを解消するあの空気のパワーをゴキブリにそのままブツけたらどうなるか? 閉塞空間で急激にカップが収縮することにより、ゴキブリの周囲にある空気が一瞬のうちに凶器へと変わるのである。急激にパワーアップした変異型のゴキブリがいることを想定して、ラバーカップでシュポシュポする回数は5回あれば間違いないだろう。想定外の攻撃を受けてグロッキーになってるゴキブリをしっかり処理して、退治できる。 エリア限定の退治法ではあるが、ゴキブリ退治専用の新品のラバーカップを加えてみてはいかがだろうか? トイレで使用済みのラバーカップを部屋では使わないように気をつけよう。 個々人の能力に頼る部分もあるため上手くいくかどうかの保証ができないが、効果は実証済みだ。
-
-
トレンド 2010年06月10日 13時00分
もちづきる美のポタリングライフ(8) イヤミのないイケメン!
さぁ、今回のイケメンは…もうイケメンが多すぎて困ってしまうわ。彼は『ワークショップ』(演技のレッスンを業界ではこう言います)で一緒の慎之介さんです!! 色白なのが羨ましい限りです。 同じ東北出身なんですよ。慎之介さんは岩手県ですけどね。ちなみに私は宮城です。みんなに優しくて意外と頼りにされてたりするのが慎之介さんなんです。 ワークショップの時は場を盛り上げてくれたり、仲間に加わったばかりで緊張している人には自然に手をさしのべる。そんな所がイケメンをよりイケメンにしていくんでしょうね。それから慎之介さんは私を「るーちゃん」と呼びます!嬉しいですよ、やっぱり。 年齢が10歳くらい違うのにちゃん付けで呼んでもらうのは!! この写真だと映りが悪いんだけど…。ワークショップが終わって一服してる時に急に写真撮ろうって言ったからなぁ!? だって後から「もっとちゃんとした顔すれば良かった」って笑ってた。確かにこの写真はあまり良くないけどね(残念!)。実物の方がカッコイイ! だけど優しさはニジミ出てますよ慎之介さん。見た目&中身が揃ってるイケメンなんてなかなかいないですよ。 周りの様子もちゃんと見えてるしね。思いやりは自然だし、イヤミのないイケメン。それが慎之介さんです。 慎之介さんのイケメン度は…星☆☆☆☆☆です<プロフィール>もちづき る美、1971年10月26日生まれ、蠍座のO型。1992年にギリギリ☆ガールズのメンバーとしてデビュー、セクシーグループでは唯一、歌手として賞レースに参加。新人賞、最優秀新人賞受賞。
-
トレンド 2010年06月10日 11時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道『愛知県・豊明のご当地グルメ&特産物』
桶狭間の戦いで知られる愛知県豊明市。この地域では、商工会を中心にした活動で、戦国をモチーフにしたご当地グルメや特産物が誕生した。 戦国マニアにたまらないグルメが満載なのは意外と全国的に知られていない。今回、その一部を紹介する。 (1)勝っ戦 めかぶうどん=めかぶをウドンの上に乗せたシンプルな一品。 (2)勝っ戦 みそ煮丼=豚ホルモン味噌煮をレタスの上にのせ、ネギ、トマト、しらし温泉たまごをのせたパワフルな一品。 (3)勝っ戦 牛しぐれ丼=知る人ぞ知るブランド牛・知多牛しぐれ煮丼で、お腹すいてるガッツリかきこめる一品。 (4)勝っ戦 牛勝弁当=ご飯の上に和牛カルビをのせ、キムチ、ホウレンソウをトッピングしたヨダレものの一品。 (5)桶狭間太鼓=織田信長と今川義元が戦った桶狭間の戦いにちなみ、合戦勝利をイメージした陣太鼓の形をしたオリジナルお菓子で、ひまわりの種や黒豆を配合している。鮮やかな色合いが食欲をそそる。 (6)勝鬨(かちどき)=信長が桶狭間の戦いで勝鬨を挙げたことにちなみ、豊明産の黒大豆で煮込み、蒸し羊羹で包んだ一品。お茶との相性は抜群だ。 (7)信長の足跡=豊明産のフルーツをジャムをベースに、さっくり生地で挟んだフルーティなお菓子。季節ごとに旬の味が楽しめるスイーツだ。 (8)信長まん=生地にヒアルロン酸を練りこみ、具材にはお肉のコラーゲン部分を配合したヘルシーな一品。 (9)桶狭間古戦場最中アイス=戦国カブトの形をした最中(もなか)に自家製アイスと、十勝産粒あんを挟んだ戦国風お菓子で一際、目立つ一品。 (10)信長くんのかぶと=豊明産の卵を使い、カブトをモチーフにしたチョコスポンジの生チョコクリームをた〜っぷり挟みこんだチョコケーキ。お子様が大喜びする形をしたお菓子だ。 その他にもまだまだ豊明グルメ&特産物が存在する。歴史的遺産がある地域の強さを垣間見た気がした。※参照:『桶狭間 とよあけ』パンフレット文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.go o.ne.jp/youkaiou
-
-
トレンド 2010年06月09日 17時30分
「そのラーメンに情(なさけ)の汁を入れてください」新宿花園神社・紅テント公演、唐十郎の「百人町」
都会の喧騒をよそに緑が青々としている新宿・花園神社。その赤い鳥居のおきつね様の横に建てられた劇作家・唐十郎率いる唐組の紅色テント。もう40年もこの地で同様の舞台公演を繰り広げられてきた唐組。6月12日(土)、13(日)に「そのラーメンに情(なさけ)の汁を入れてください」というセリフが印象的な「百人町」という演目を行う。すでに先月から度々こちらで公演をしてきた「百人町」だが、この場では一旦終了。テント前のほか、チケットぴあ、イープラスなどでチケット販売を扱っているが、もう残席は少ない。「百人町」は公演のたびに盛況だ。 幻想的かつ日本独特の文化の香りがする花園神社の演劇公演。夏には新宿花園神社境内特設ステージにて2010年7月16日(金)〜25日(日)、今年惜しまれながらこの世を去った作家・井上ひさし作の群像劇「天保十ニ年のシェィクスピア」が椿組によって上演される。こちらはチケットが現在発売中だ。(椿組HP http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/oudeson.html) 1970年代サブカルチャーの原点として貴重なこの試みを、この先もずっと見守っていきたい。
-
トレンド 2010年06月09日 17時00分
コンピューターゲームの20世紀 第19回…『ときめきメモリアル』
<同級生の大ヒットが背景に!?> 『ときめきメモリアル』の登場は、色々な意味で衝撃的であった。発売元はあのコナミ。ゲーム黎明期から様々なゲームを手がけヒット作を連発。PCエンジン参戦以降も『スナッチャー』や『グラディウスII〜ゴーファーの野望〜』など、高品質のゲームで多くのゲーマーを虜にした、あのコナミだ。 コナミはPCエンジン参入時から一貫して移植作にこだわり続け、オリジナル作品の登場は8作目の『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』を待たねばならない。とはいえ、この作品はご承知のようにシリーズモノ。その意味では『ときめきメモリアル』こそが完全なるPCエンジンオリジナル作品となる。まさか記念すべき初の完全オリジナル作品が、美少女を題材にした(というと語弊があるのだが)ゲームになろうとは。ただPCエンジンというのは、成人向けとは言わないまでも、男性ユーザーを意識したゲームが数多く登場しているのもまた事実である。 しかしながら、美少女の恋愛に的を絞ったゲームがコンシューマー市場に登場することは異例中の異例だ。このジャンルのゲームはそれまでパソコンの独壇場であり、ほぼ全てがいわゆる成人向けの内容。1992年に『同級生』が登場するまではストーリー性を重視した恋愛ゲームは数えるほどしかなく、要はビニ本などと同様に、男性の性的欲求を満たすものでしかなかったのである。同級生にしても、当初の内容は80年代にこぞって開発されたナンパゲームの一種に過ぎなかったのだ。 しかし同級生は開発途中で方針を転換。個々にストーリー性を持たせた結果、成人向けゲームとしては異例の大ヒット作となり、その後、エロシーンを省いた形でコンシューマー機にも移植。エロゲの地位向上に大きく貢献した。<3年間の高校生活で男を磨け!> この成功を意識したか否かは定かではないが、コナミは同級生とは全く別の味付けを施した恋愛ゲームを開発する。それがこの『ときめきメモリアル』だ。 間接的な表現も含め、性描写は一切なし。だが、この英断が奏功した。ゲーム内に登場するのは純粋無垢な女の子たち。だからこそ、品切れ店が続出するほどの大ヒットに繋がったのであろう(生産数自体が少なかったという問題もあるが)。ちょっと前に論争を巻き起こした『ラブプラス』の漫画のように、こういったゲームを好む人は程度に関係なく、お気に入りの女の子のエロ描写に敏感だ。ほんの些細な発言でもビッチ扱いされてしまうのだからたまったもんじゃない。まあ、私も若かりし頃は処女性を重んじていたことがあるので、その気持ちは分からなくもないが…。 ちなみに、ときメモではどの女の子たちともゲーム中に恋人関係に発展することはない。明らかに頬を赤く染めているのに告白は卒業式を待たなければならないし、ましてや自分から想いを伝えることなどできない(「伝説の樹の下での女の子からの告白で生まれたカップルは永遠に幸せになれる」という設定があるため)。たとえば虹野さんが栄養満点の弁当を作ってきてくれても、みはりんが毎日のように体当たりを仕掛けてきたとしても、「好きだ」の一言をグッとこらえ、卒業式で告白されることを夢見ることしかできないのである。 大人の恋愛を経験した今となってはもどかしいことこの上ない。だが、初恋というものは村下孝蔵の名曲「初恋」にもあるように、一途に想うだけで終わってしまうことが多いのもまた事実。従い、ときメモにおける“告白できない辛さ”というのは、それはそれで的を射ていると言えなくもない。<現実世界での恋愛は非常にシビア> また、本作は“育てゲー”としてのも側面も持ち合わせており、自らの分身である主人公は、ゲーム開始時こそ冴えない高校生に過ぎないのだが、高校3年間で自らを磨き続けた結果、手の届かない存在とさえ思われた学園のスーパーアイドル・藤崎詩織から告白されることだってあるのだ。 自分を磨くだけで意中の人から告白されるのなら誰だって頑張る…と、プレイ中は何度もそう思うのだが、果たして本当にそうだろうか。好きな人に振り向いてもらうために、自らを磨く努力を怠ってはいないだろうか…。 自問自答の末、私は自分自身を磨くことに決めた。毎朝6時に起きてランニングをやり、夜は机にかじりつくのだ。あの娘に「好きです」と言ってもらいたい一心で。ところが私のあの娘は、私が自分磨きに励んでいる最中、さっさと彼氏を見つけてしまったのである。その間わずか一か月。 なんというビッチ。もう死んじゃえ…などとはさすがに思わなかったが、リアルワールドではこういった理不尽な出来事(全然理不尽じゃないけど)も当然起こり得るのだ。というわけで、私の卒業式の思い出は、プロレス愛好会の仲間と開催した“卒業プロレス”のみ。ジャイアントスイングでグルグル回されながら、脳内では「女々しい野郎どもの詩」が延々と繰り返されていたのであった。嗚呼、青春よもう一度…。(内田@ゲイム脳)(C)1994 KONAMI ALL RIGHTS RESERVED.(C)2010 Konami Digital EntertainmentDATA発売日…1994年5月27日メーカー…コナミハード…PCエンジン SUPER CD-ROM2ジャンル…恋愛SLG
-
トレンド 2010年06月09日 16時00分
「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」レポート(3)
「UMAが好きな男たちが集まり、UMAに関して徹底的に語る熱いイベント」UMAサミット。出演者が入れ替わりで登場した後、最後は全員そろってのクロストークとなった。 ここでサプライズゲスト、埼玉プロレスのサバイバル飛田選手が登場! UMA好きが高じて雪男、モンゴリアンデスワーム、ゴム人間などなどUMA達との戦いを繰り広げるファイターだ。この日はUMAとの壮絶な戦いの合間をぬって駆けつけてくれた。 「UMAとの出会いはなんですか?」という質問にUMAの達人達が答えてゆく。 打田「子供の頃読んだ飛鳥 昭雄先生の本です。一冊に五回くらい『この情報は大変危険なので実は明かせない』とか書いてあって(笑)それで興味を持ちました。それからずっとUMAを忘れていたけれど学生の時、藤岡弘、さんの探検隊の番組を見てマイブームが復活しました」 中沢「小さい頃は怪獣が大好きでした。学習漫画で怪獣の不思議というような本を見たら、ネッシーやツチノコが出ていて、『ネッシーやツチノコも怪獣なんだ!』と思ったらUMAも好きになっていました」 山口「子供の頃、徳島の剣山で大蛇騒動があって徳島中がパニックになったことがありました。その時からでしょうか」 島本「小学校3年か4の頃、ザリガニを取りに行って、手を洗ってたら眼下30センチくらいの水中を、ニシキヘビみたいな大きな生き物が通ったんです。それは雷魚だったんですけど(笑)、その時の驚きがUMAとの出会いですね」 天野「ウルトラマンにジラースって怪獣が出てきますよね。話の中ではネス湖から卵を持ってきて育てたとなってたけど『それってネッシーじゃん、ネッシーってゴジラにえりまきつけたやつなの!?』と思ったのがきっかけです」 飛田「自分はリアルタイムでニュネッシーを見て、なんだこりゃ? って思って。それで、日本のUMAといったらニューネッシーを思い出します。それと、子供の頃に雷魚を釣ったことがあるんですが、釣竿を持ち上げた時に感じた野生の力と言うか、それが脳内で特撮物とシャッフルされて(笑)自分のようなアラフォー世代はヒバゴンとかニューネッシーとかジャストミートすると思います。脳の中にサブリミナルで刷り込まれてますね、悪い意味で(笑)」 やはり出演者一同、子供の頃の体験がUMAへの情熱を駆り立てる原体験となっているようだ。 この後も、これまでのUMA探検のエピソード等が熱く語られ、さらにプレゼントもあり、その熱気に圧されて終了予定時間をオーバー。かくして「UMAサミット2010」は大盛況で終わった。 UMA好きは熱い!(写真:左から サバイバル飛田、ぬらりひょん打田、歩く雑誌・月刊中沢健、山口敏太郎、天野ミチヒロ、島本高雄の各氏)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2010年06月09日 15時30分
『ロック・アイコン』スラッシュがゴマキの掲載されたあの雑誌に?
世界的に有名なロックギタリストであるスラッシュがあの雑誌に登場していた。 ゴマキこと、後藤真希のセミヌード写真が掲載されている講談社のファッション雑誌『GLAMOROUS(グラマラス)』7月号である。 ガンズ&ローゼスというバンドで87年のデビュー以来、世界中のファンを熱狂させ、バンド脱退後もVelvet Revolver(ベルベット・リボルバー)で世界的ヒットを飛ばし、日本にもファンが多いロックミュージシャンで、アメリカでは絶大な人気を誇る。 スラッシュは2010年3月に発売したソロアルバム『スラッシュ』のプロモーションで音楽メディアを中心に様々な媒体に登場しているが、まさか、GLAMOROUS(グラマラス)のインタビューを受けるとは意外だ。 このアルバムはオリコンチャートで最高7位を記録していて、曲ごとに様々なボーカリストを起用したロックな作品で、ファンのレビューでは賛否が分かれてるようだ。GLAMOROUS(グラマラス)7月号の中で、平子理沙がロック好きであるということから、スラッシュとの対談が実現した。 スラッシュがトレードマークであるシルクハットのエピソードについても明かしていて、帽子に対するこだわりが感じられる。通常の音楽媒体で掲載される写真とはちょっと違ったアプローチがされているため、ファンは是非、見てもらいたい。スラッシュのサングラスの中に平子理沙が浮き上がるアーティスティックな写真や、ギターを弾く指をフォーカスしているのが見どころだ。 女性向けの雑誌であるGLAMOROUS(グラマラス)の中でも、スラッシュのオーラは異彩を放っている。もちろん雑誌のカラーに合わせて、好きな女性のタイプを語っている。 スラッシュのオフィシャルサイト(http://slash.ultimate-guitar.com/)
-
-
トレンド 2010年06月09日 14時30分
【これじゃ売れない!】 もはや“カワイソウ”が売り、脱いでもどうせダメな後藤真希
今日の【これじゃ売れない!】は、7月のアルバム発売を控えて雑誌でセミヌードを披露したという後藤真希・ゴマキである。もうかれこれ10年くらい芸能人やってるわりにはまだ24歳だという年齢、母親の死から一転、急にハダカで勝負してくる羞恥心のなさ、そのハダカの思い切りの悪さなど、どれをとっても中途半端な彼女に明日はあるのか。 思えばモーニング娘。に入った時からずいぶん特別扱いされてた気がする後藤真希。たしかにカワイイし、当時中学生だったわりには大人っぽく。頭がよくて優等生風ながら適度な茶髪っぷりが、女子高生によるエンコー流行りだった当時、ものすごくもてはやされた。実は矢口真里や安倍なつみにくらべて、ゴマキは最初からちょっと不良っぽいキャラだった。今となっては、急死した父に代わって居酒屋を切り盛りする母を助けて弟の世話をし、アイドルになって家族のためにお金を稼ぎたいと考える少女は、そんじょそこらの同世代と比べてずっと大人だったのかもしれない。芸能人はそういう人が多いようだ。 アイドルとして順風満帆の時、弟の後藤祐樹がユウキとしてソニン、ケンとともに「EE JUMP」を結成し、後にソニンと二人組としてデビュー。非常にタレント性に優れた少年だったので、たちまち人気者に。楽しげな夏休みソング「おっととっと夏だぜ!」などは結構ヒットした。それからしばらくして、ローティーンだったユウキの2度のキャバクラ遊びが発覚して、「EE JUMP」は解散。ユウキは芸能界を引退した。普通だったらこの時点で、ゴマキの芸能活動も危ういところだが、固定ファンのいるゴマキは、そのままハロープロジェクトの一員として活動を続け、モーニング娘。の人気の衰退とともに、その規模は小さくなっていった。 そこに飛び込んで来たのが、あのお騒がせの弟が工事現場から銅線を盗んで逮捕されたというニュース。世間が何に一番驚いたかというと、かつての面影を残してはいるが、成人して2児の父になり、首に鯉の入れ墨がある現在のユウキの姿。弟がヤクザって芸能人はけっこういるが、ユウキのインパクトは大きかった。この事件後、後藤はエイベックスに移籍し、レコードレーベルを変えシングルを出したが、大して売れた記憶も無い。さらにそこに飛び込んで来たのが、母の死。不謹慎にも若すぎる後藤の喪服姿が色っぽいと話題になったが、彼女についての話題はそれぐらい。同じように不幸に母を亡くした安室奈美恵はダンスや歌、ファッションセンスを磨いて再ブレイクしたが、芸も魅力も薄いゴマキのウリはもはや「身内の不幸」と「ヌード」ぐらいしかない。そして今回の「セミヌード公開」に至るのである。 「身内の不幸」と「ヌード」の相性はあまり良くなく、見ていて可哀相と思うだけ。バストトップを隠したゴマキに、離婚して全裸をさらした細川ふみえのような潔さは感じられない。横チチなんてユウキのせいでグループ解散のあおりを受けたソニンが随分前にやっているし、現在ミュージカルを中心に活躍中のソニンの方がゴマキよりよっぽど体当たりで頑張っている。この先、出来の悪い弟の面倒を一生見なければいけないゴマキはその辺の考えも甘いのだ。ドンとお金を稼ぎたいなら、ぬるいセミヌードや「非処女宣言」がヒットに繋がるなどという、甘い考えは捨てるべきではないか。(コアラみどり)