社会
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社会 2020年05月11日 06時00分
オンライン授業中の大学教授、とんでもないブックマークを晒し解雇 処分の厳しさに同情の声も
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの国の学校ではオンラインで授業をする対応が取られているが、オンライン授業をしたことで、とあることがバレ、解雇された大学教授がいる。 アメリカ・カリフォルニア州にあるマイアミ大学の男性教授が、生徒と自身のパソコン画面を共有したことで、パソコン画面に卑猥なブックマークがあったことが発覚し、解雇されたと、海外ニュースサイト『New York Post』と『The Miami Hurricane』が4月30日までに報じた。 報道によると、マイアミ大学では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインで授業が行われていたという。教授は自身のパソコンの画面を生徒らに共有して授業をしていた。教授が生徒とパソコンの画面を共有し、WEBブラウザを開くと、一人の男子生徒が教授のWEBブラウザに、「巨乳女子大生とのセックス」というブックマークがあることを見つけたそうだ。 ブックマークを見つけた男子生徒は画面のスクリーンショットを撮り、教授の顔写真をつけてビデオアプリ『TikTok』に投稿した。『The Miami Hurricane』によると、投稿は拡散され、投稿から数時間で80万回以上再生されたという。現在、投稿は削除されている。 投稿が拡散されたことで教授は大学を解雇された。大学側は教授を解雇した理由について、「我々は、セクハラを容認することはできない。現在、大学には多くの苦情が寄せられているが、今後、セクハラが行われないよう徹底する」と声明を出している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「オンライン授業の弊害。通常の授業が行われていたら教授が職を失うことはなかっただろう」「パソコンを共有する前にブックマークを確認しなかった教授の詰めも甘い。特に女子生徒からしたら気持ち悪いと思う。“大学生もの”というのがよくなかった」「解雇は厳しい気もするけど、教授も学校に居づらいだろう」「教授は私用のパソコンを持っていなかったのか。仕事と私用のパソコンは分けるべきだった」「教授の顔写真をつけてTikTokに投稿した生徒にも問題がある」などの声が挙がっていた。 海外では、授業中に卑猥な行為をしたとして解雇された教授が他にもいる。 スイスにある大学の男性教授が、授業中に卑猥な画像をプロジェクターに映して解雇されたと、海外ニュースサイト『The Independent』が2014年3月に報じた。報道によると、教授はパソコンとプロジェクターを繋げて授業をしていたが、パソコンとプロジェクターの接続を切ったと思い込み、授業中にポルノ画像を見ていたそうだ。 実際は、パソコンはプロジェクターに繋がっていたため、ポルノ画像はプロジェクターに映し出され、多くの生徒が教授が見ていたポルノ画像を見たという。教授はすぐに大学側に事件を報告し、事件を知った大学側は教授を解雇。大学側は同記事のインタビューに対し、「これまで軽率な態度を一切取ったことのない教授だったが、今回の行為はとても容認できない」と話しているという。 意図していなかったとしても卑猥な行為をしてしまった教授は、解雇されることがあるようだ。記事内の引用について「Professor fired after TikTok of porn bookmark goes viral」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/04/29/professor-fired-after-tiktok-of-porno-bookmark-goes-viral/「UM instructor resigns after TikTok of pornographic bookmark goes viral」(The Miami Hurricane)よりhttps://www.themiamihurricane.com/2020/04/28/um-professor-fired-after-tiktok-of-pornographic-bookmark-goes-viral/「Professor sacked after accidentally beaming Pornhub through projector during lecture」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/europe/professor-sacked-after-accidentally-beaming-porn-through-projector-during-lecture-9163995.html
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社会 2020年05月11日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(23)自民党元幹事長・石破茂
田中角栄は陣笠議員の頃から、戦後復興のための道路、河川、住宅政策などの議員立法に腐心しており、そのため、全省庁の中でまず第一に地歩を築いたのが建設省であった。 その頃の建設省の高級官僚に、鳥取県出身の石破二朗がいた。田中とは呼吸が合い、やがてツーカーの仲になっていった。その二朗の息子が、石破茂である。 茂は慶應義塾大学法学部を卒業、三井銀行(当時)のサラリーマンになった。人生の伴侶も得て、順調なサラリーマン生活であった。そうした中で、父・二朗の死に直面したのだった。 二朗は建設省を辞めたあと、生地である鳥取県の知事を15年やった。その後、田中が首相になると、乞われて田中派から参院議員になり、7年務めたあとの昭和56(1981)年9月に他界したのだった。 田中は石破が亡くなる2週間ほど前に、石破が入院していた鳥取市内の病院を見舞った。喜んだ石破は田中の手を握りながら、こう言ったのだった。「一つだけ、願いを聞いてほしい。いよいよのときは、あんたに葬儀委員長をやってもらいたい。最後の頼みだ」 この時期の田中は、精神的にかなり疲弊していた。ロッキード裁判を抱える一方で、「盟友」の大平正芳首相が急死。自らの影響力温存のため、その後継に担いだ鈴木善幸内閣は、世論の評判もイマイチだった。さらに、田中派内部では竹下登が勢いを増し、領袖の座を脅かしつつあった。 さて、石破の「最後の頼み」にうなずいた田中だったが、結局は亡くなった石破の葬儀が鳥取県民葬となったことで、葬儀委員長は立場上、当時の鳥取県知事が務めることになり、田中は友人代表として弔辞を述べるにとどめた。 しかし、ここから田中と石破茂の運命の出会いが始まった。石破は県民葬出席の礼のため、東京・目白の田中邸を訪れた。県民葬には3500人もの弔問客が訪れ、盛大に父親を送り出すことができたという、石破の話が終わるか終わらぬうちに、田中がそばにいた秘書の早坂茂三にこう命じたのだった。「おい、青山葬儀所をすぐ予約しろ。県民葬が3500人なら、ここに4000人を集める。石破(二朗)君との葬儀委員長の約束は、県民葬という筋から果たせなかったが、青山で『田中派葬』としてやる。ワシが葬儀委員長だ」 時に、自民党葬の話もあったのだが、党葬になれば葬儀委員長は自民党総裁でもある鈴木善幸首相になってしまう。ために、当時の田中派は衆参両院議員合わせて100人を超えており、なんともべらぼうに、この全員を「発起人」とする前代未聞の派閥葬をやってみせたのであった。いかにも葬祭を大事にする田中らしい“やり方”だった。 田中は葬儀委員長として、涙を浮かべながら弔辞を読んだ。石破茂は、田中の弔辞に胸が熱くなった。「石破君。君との約束を、私はいま今日こうして果たしている…」 後日、石破茂は改めてこの田中派葬の礼のため、再び田中のもとを訪れることになった。そこで、田中がこう言ったと、筆者は石破自身から聞いたものだ。「『いいか。次の衆院選に出ろ。おまえが親父さんの遺志を継がなくて、誰が継ぐんだッ』と、田中先生は私の顔を正面からジッと見すえて、こう言われた。あのとき、田中先生と出会ってなかったら、私は政治の道へ入ることはなかったと思っているのです」★門下五人目の首相なるか ここでは、石破は田中の言葉に“殺された”と言ってよかった。石破は父親を失い気持ちが落ち込んでいる中で、「おまえが親父さんの遺志を継がなくて、誰が継ぐんだッ」と、絶妙のタイミングで琴線を揺さぶられてしまった。 つまり、石破は田中の絶妙な「殺し文句」によって、出馬にOKを出さざるを得なかったということであった。田中はこうした「殺し文句」で、人を虜にする達人でもあったのだ。 昭和61年7月、石破は当時の衆院の〈鳥取全県区〉(旧中選挙区制)から父親の「弔い合戦」として出馬、初当選を飾って田中派入りをした。 しかし、田中はその前年、脳梗塞で倒れており、石破は政治家として、直接、田中の薫陶を受けることはなかった。筆者は、「それが、心残りだった」と、石破が瞑目したのを目の当たりにした記憶がある。 石破はその後、自民党幹事長をはじめ、地方創生、防衛、農水の各大臣を歴任、いま「ポスト安倍」として虎視眈々のところにある。 田中角栄門下としては、その薫陶を直接受けた中から、竹下登、羽田孜、橋本龍太郎、小渕恵三の4人の首相が誕生している。その他、小沢一郎、梶山静六など、政界第一線でその実力を見せつけた門下生の数は、枚挙にいとまがない。 田中は、比類のない人材育成の名手でもあったのである。 石破茂が「ポスト安倍」の最有力候補となった現在、田中門下からじつに異例の5人目の首相誕生が現実味を帯びてきた。天上から、田中の「石破ガンバレ」という思いが伝わってくるようでもある。(本文中敬称略)***************************************【著者】=早大卒。永田町取材50年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2020年05月10日 22時00分
被害者数は300人以上!「貰い子殺し」で死刑になった女3人【背筋も凍る!女の事件簿】
今ではあまり聞かれなくなった事件に「貰(もら)い子殺し」がある。 これは何らかの事情で育てられなくなった新生児を育てるといって貰い子にし、親から養育費を受け取った後、殺害するというもの。明治末期から戦前にかけてたびたび社会問題となり、新聞にも取り上げられている。 当時、日本では中絶を含む堕胎は違法とされており、また浮気による性行為は姦通罪として罪になるため、浮気の果てにできた子供は、父親不明として母親が産んで育てるしかなかったのである。 しかし、当時の日本は貧しく子供を満足に育てられなかったという事情もあり、いくばくかの養育費を払い、代わりに育ててもらうというビジネスが密かに誕生していたのだ。 中でも、1913(大正2)年に発覚した「愛知貰い子殺人事件」は犯人が女性3人だったこと、そして彼女らが殺した嬰(えい)児の数が実に300人以上だったことが分かり当時、大きな話題になった。 実行犯のひとりである坂倉しげは1898(明治31)年から貰い子を育てる仕事をしていた。当時は日露戦争により死亡した日本兵が多くおり、子供を育てられない母親が続出。しげは愛知県在住で、名古屋などから「子供を預かってほしい」とする声が相次いでおり、1913年までに200人近い子供を預かっていた。 もちろん、しげ個人が200人近い子供を育てられるはずもなく、預かっては殺し、別の地域へ引っ越し、その地域でも子供を預かり殺し、別の地域へ引っ越す……ということを日常的に繰り返していたのである。当然、預けた母親は怒り狂うが、自身が浮気の果てに子供を産んだこと、子供を他人へ預けてしまったことへの後ろめたさがあり、訴える人はいなかったのだ。 そんな中、しげには女性の協力者も現れ始め、「貰い子ビジネス」は軌道に乗った。しかしやはり悪いことはできないもので、ある日しげに子供を預けた芸者が、何度も子供の顔を見ようと交渉したが、拒否されて怪しみ警察へ通報した。 そこでようやく貰い子殺しが発覚し、しげらは逮捕され、「あまりに残忍な所業」と死刑が確定。翌年には刑が執行されている。 現在ではまず聞かない「貰い子殺し」。歴史の裏には多くの子供の犠牲があったのである。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2020年05月10日 18時00分
北朝鮮 金正恩委員長「重篤説」裏で悪だくみコロナ新型テロ
世界一の軍事大国の米国でも、海軍の艦船でコロナ感染者が急増し、初めて死亡者まで出した。この状況に付け込むかのように中国は南シナ海や尖閣諸島での軍事挑発を活発化。感染者ゼロを豪語する北朝鮮も、3月2日、9日、21日、29日に短距離弾道ミサイルや超大型ロケット弾などを日本海に発射した。「4月14日には、航空機訓練と地上から短距離巡航ミサイルと推定される飛翔体を発射しました。ところが、朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は試射翌日に一言も触れませんでした。失敗したわけでもないのに報じないのは、金正恩党委員長によほどのことがあったからではないでしょうか」(軍事アナリスト) 実は今年に入ってから正恩氏の動静報道が以前より報じられなくなり、“金正恩重篤説”が囁かれている。動静報道の空白期間が2週間以上となったのは、1月27日〜2月15日(20日間)、3月23日〜4月9日(18日間)、そして、4月12日〜4月29日(18日間)と、短期間のうちに4度も生じている。これ以上不在期間が長引けば、“重篤説”がますます真実味を増していくことになりそうだ。 正恩氏の健康不安説を最初に報じたのは韓国の北朝鮮専門サイト『デイリーNK』だ。4月20日、「4月12日に金一族の専用病院『香山診療所』で心血管疾患の手術を受けて現在静養中」と伝えている。 これだけなら世界が驚くというほどではないが、米CNNが同日、米政府当局者の話として、正恩氏が手術後に「重大な危険に陥っているという情報がある」と報じたのである。 このCNN報道は世界を駆け巡った。「重篤説を裏付ける傍証として、金日成誕生日(4月15日)に本来なら姿を見せなければならない錦繍山太陽宮殿に、正恩氏は姿を見せませんでした。参拝したのは側近幹部たちだけだったのですが、不思議だったのは、実妹・金与正氏も、そして正恩氏の最側近と言われる趙甬元党組織指導部副部長の姿もないことです。2人は正恩氏の容態が悪いために付き添っているのではないかと、重篤説に信ぴょう性が増したのです」(北朝鮮ウオッチャー) 死亡、脳死、植物人間……様々な重篤説が乱舞しているが、韓国はどれも否定的だ。金錬鉄統一相は「香山診療所は保健所と同じで、手術や手術をすることができる施設がない」ことを根拠に挙げ、重篤説を一蹴している。 だが、トランプ大統領は4月27日、「はっきりとは言えない、いまは明らかにできない。しばらく経てば分かるだろう。彼は元気であることを願う」と、正恩氏が「かなり深刻な事態」と思わせる発言をしている。 正恩氏の健康状態がどうあれ、米朝の対話路線は勢いを失い、両国関係は新たな段階に移行する可能性が高い。北朝鮮軍による“強硬路線”が復活する恐れも出てきている。 北朝鮮に詳しい軍事ブロガーは、コロナを悪用した“新型テロ”を懸念する。「世界がコロナ禍で大混乱に陥る様子を見て、北朝鮮は改めて生物化学兵器(以下、BC兵器)の威力を再確認したでしょう」 そもそも、北朝鮮は金日成氏の指示で、1960年代初頭からBC兵器開発に着手していたという。「目的は、戦争で使用して効率よく敵の戦力を殲滅するためです。そのため80年代からは本格的な生産を始めています。韓国国防省が発刊した『国防白書2014』は、BC兵器の生産施設は平安北道の清州など3カ所にあると報告しています。これは国際機関も認めていることで、備蓄したBC兵器はサリンガス、タブンガス、マスタード、VXガスなど15種類あり、実際に正恩氏の異母兄である金正男氏の暗殺に使われたのはVXガスでした」(前出・軍事ブロガー) 安倍晋三首相も2017年4月13日の参院外交防衛委員会で、「北朝鮮はサリンを弾頭に付けて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と述べている。 そんな中、チュニジア政府が4月16日、治安部隊の隊員を新型コロナウイルスに感染させる“テロ”を企図したとして、イスラム過激派の構成員とされる男2人を逮捕したと発表した。「BC兵器として警戒されているのは、炭疽菌などの致死率が50%を超える毒性が強い病原体です。これと比較すると、現時点でのコロナウイルスの致死率は7%程度と兵器として使うには弱い。しかし、長期にわたって大量の患者を発生させ、敵側の医療・経済資源を潰せることで大きなダメージを与えることができます。新型コロナは、新しいタイプの生物兵器として使える可能性があるのです」(同) ただし、新型コロナをBC兵器として使用する場合、敵ばかりか味方までもが被害を受けてしまう可能性が高いという欠点がある。「だが、北朝鮮工作員の命は軽いので、北朝鮮側からしたら、この欠点は問題ない。コロナに感染した工作員なら、X線検査にも金属探知機にも引っかからないですし、“人間生物兵器”として、攻撃対象に容易に接近することができます。『新型コロナに感染した工作員を送り込むぞ』と警告するだけでも大きなプレッシャーとなる。メリットが多いため、北朝鮮がコロナを悪用した新型テロを画策している可能性は否定できません」(同) 北朝鮮が新型テロを計画していないことを願いたい。
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社会 2020年05月10日 12時00分
石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相がぶち上げる「消費税減税」
新型コロナウイルスは東京都で感染者が100人を切る日も出たとはいえ、鎮静化にはほど遠い。生活に不安を抱える国民はコロナ対策を二転三転させる安倍政権にそっぽを向き始めた。 特にヤバイのが経済だ。国民1人10万円給付も焼け石に水になりそうでリーマン・ショックならぬ安倍ショック説が流れる始末。危機感を募らした自民党内では、安倍政権が徹底して抑え込んできた「消費税減税」が再浮上。その旗をポスト安倍の筆頭候補である石破茂元幹事長が担ぎ、倒閣へ動き出す機運が高まっている。 もっとも、安倍首相周辺でも不穏な動きはキャッチしており、「石破&消費税減税」のダブル潰しに躍起で、政局に発展しそうな雲行きだ。ある自民党幹部は「コロナ禍の元、安倍対石破の最終決戦は6月に表面化する」と漏らす。 石破氏周辺の最新動向を同シンパ議員が明かす。「最新世論調査(産経新聞など)でも、緊急事態宣言について『遅い』が約83%、460億円のアベノマスクのダメ出しが約75%に達し、支持率が30%台で下落の一途だ。自民党内では『安倍ではコロナ対策はできない』という声が燻っている。特に、経済はコロナ不況を脱せず、早くも倒産が続出している。党内ではコロナ対策第2弾として安倍内閣が渋る消費税減税案が強まっている。旗頭は石破元幹事長ともっぱらだ」 安倍政権は国政選挙で「消費税値上げ」で国民の信を問い、勝ってきただけに、減税はこれまでの政権運営の否定と捉え、絶対に減税は避けたいのだ。 対する石破氏は最近、外国メディアに対し『消費税は非常時には期間限定引き下げも視野に入れるべき』と消費税減税に言及した。石破元幹事長は消費税減税にからめ、安倍内閣をどう倒閣するのか。先の石破シンパ議員が続ける。「石破はすでに“自民党の妖怪”ともいうべき二階幹事長と裏で手を結んでいる。かつて犬猿の仲ともいわれた2人のキューピッドは、二階幹事長と昵懇の小池都知事だ。小池都知事は国政時代、石破を総裁に推した間柄。そして、彼女は政府のコロナ対策の遅さを苦々しく思っている代表格。安倍政権との対決色を前面に打ち出す石破クーデター計画が着々と進められている」 石破クーデター説の流れはこうだ。 コロナ迷走で安倍政権の支持率が20%台に落ち込めば、国民1人10万円給付で二階幹事長とタッグを組んだ公明党が再び矢面に立つ。つまり、10万円給付の次、第2弾の経済対策は必要不可欠で、そこにネジ込むのが消費税減税だ。石破氏と連携の腹を固めた二階幹事長と国民の生活に重点を置く公明党が「消費税減税」に舵を切る。「公明党の支持母体の創価学会票に支えられ当選している自民党若手議員は大騒ぎするでしょう。すでに自民党の若手議員らは、消費税を10%から5%に引き下げる要望書を政府に提出している。経済が行き詰まった時機を見て、石破が『コロナ経済対策で消費税大減税』をぶち上げる運びです」(同) さらに、全国紙政治担当記者が政局について語る。「最近、めっきり影が薄い小泉環境相と石破氏の連携情報も政界内で飛び交っています。安倍閣僚から謀反なら『令和の明智光秀』ともいわれかねないが、それほど小泉氏の評価は党内でガタ落ちしています」 安倍首相陣営も石破クーデター説に手をこまねいているわけではない。安倍支持の細田派幹部が明かす。「石破らの動きはお見通し。だから、それを利用して石破潰しと消費税減税潰しをする。岸田政調会長に禅譲し、安倍さんはキングメーカーになる腹を固めている。二階さんや石破の思い通りにはさせない」 なぜ、自信満々なのか。「もし安倍内閣総辞職ならポスト安倍は麻生副総理という声もあるが、病気や事故の辞職ではないので総裁選は石破と首相が禅譲したい岸田政調会長の事実上の一騎打ち。ただ、総裁が突然辞任なら、党則で総裁選は地方の党員党友票が大幅に制限され、国会議員票がメーンの選挙だ。となれば、過去2回の総裁選で石破は国会議員票に弱く、1割程度しか取れていない。つまり、総裁選は首相支援の岸田政調会長が圧倒的有利。二階さんが動いてもたかがしれている」(同) 安倍首相を支援する国会議員は首相派閥の細田派97人、麻生派55人、岸田派47人の計199人で自民党国会議員のほぼ過半数だ。この数が岸田氏に流れ、勝つと読んでいるのだ。「安倍は自分の求心力の衰えを読み違えている。菅(官房長官)の力をあなどっている」(自民党長老) この長老によれば、安倍政権を誕生させ憲政史上最長内閣にしたのは菅官房長官の功績だ。それが今や官邸を仕切るのは今井尚哉首相補佐官と佐伯耕三首相秘書官、国家安全保障局の北村滋局長の官邸三羽烏。「減収世帯30万円給付案、アベノマスクも今井、佐伯の仕業だ。この2人が消費税減税に猛反対。最近の安倍氏は官僚ベッタリ。その証拠に、当初、30万円給付を盛り込んだ108兆円事業規模の補正予算案の詰めの協議は首相、今井、麻生、太田充財務省主計局長の4人で、要の菅を外すという露骨さだった。これに菅は激怒した。反旗を翻し、二階、石破、小泉、公明、学会と連携すれば、岸田が勝てるわけがない。それが読めない首相はキングメーカーの器ではない」(菅氏側近) もはや政局もコロナ禍。
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社会 2020年05月10日 12時00分
寂しい女性は狙いやすい? 外出自粛中に“落とされた”女たち
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛が続いているが、外出自粛は恋愛において女性の判断力を鈍らせることがあるようだ。 外出自粛で外に出られないことで、特にフリーの女性は寂しさを感じることが多いという。そんな時に優しい言葉を掛けられると、いつも以上に相手を信頼してしまうことがあるそうだ。 「頻繁に連絡をしてくる会社の先輩がいて、私に興味があると分かっていました。しかし、顔が好みではなかったので、うまくあしらっていたんです。でも、外出自粛になった時、友達には夫や彼氏がいるのに、私は一人だなってふと思ったんです。そう思ったら急に寂しくなって、先輩に甘えたいことを言い出してしまいました。先輩もチャンスと思ったのか、私に告白。私はうっかりOKしてしまいましたが、自分で寂しさゆえだと分かっているので、これで良かったのか自問自答の日々です」(20代女性) また、友情関係から急に恋愛に発展するパターンもあるようだ。 「外出自粛により、一人暮らしの私は毎日暇すぎて、男友達と頻繁に連絡を取るようになりました。お互いフリーで気兼ねない友人だったのですが、毎日LINEや電話をしているうちに、私にはこの人が必要なんだと思ってしまったんです。勢いで告白して付き合うことになりましたが、その時は自分の心に余裕がないだけだったのではないかと、冷静に分析して戸惑っています。多分、相手も少しは後悔していると思います」(20代女性) さらに、外出自粛は出会いの形も変えているようだ。 「出会い系アプリで知り合った男性がいたのですが、知り合ってすぐに外出自粛になってしまったので、テレビ電話で食事をしながら話すデートを何回かしました。今、付き合う方向になっているのですが、相手のSNSを探し出し、見てみると思ったより太っていて服のセンスもかなり悪かったんです。テレビ電話ではほぼ顔しか見られなかったので分かりませんでした。外出禁止で人恋しくなっていて、判断力が鈍ったなと思っています」(30代女性) 外出自粛は恋愛のハードルを下げる効果があるようだ。
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社会 2020年05月10日 08時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★WRESTLE―1の活動休止
武藤敬司選手が興したプロレス団体「WRESTLE―1」が4月1日から活動休止となった。2013年に旗揚げしているから、6年半ほど続いていたことになるね。 武藤さんは、俺も何度か参戦している「プロレスリングマスターズ」もやっている。2月末に開催したマスターズは大成功したんだけど、そのあとすぐに「WRESTLE―1」の休止が発表されて、4月1日に最終戦を行うことになった。 当初は、この最終戦に団体のトップである武藤さんが出場できないという話だった。同じ時期に、武藤さんがアメリカに遠征するというスケジュールがあって、そっちの契約が先に決まってしまっていたみたいでね。 それが、新型コロナウイルスの影響でアメリカの大会が中止になって、武藤選手が出られるようになった。だけど、日本でも新型コロナの影響は大きくて、その最終戦は無観客試合になってしまった。最後までバタバタした終わり方は武藤さんらしいと思ったね。 今回の経緯をみて、ファンからは「武藤は団体愛が薄い」とか「経営力がない」とか、いろいろ批判が出ているみたいだけど、武藤さんは元々そういう人間なんだよ。それがいい所でもあるし、周りの関係者もそんなことは分かっていると思う。 とはいえ、武藤さん自身はけっこう気にしてるんじゃないかな。カラッと陽気なタイプにみえるけど、けっこう繊細で神経質なところがある。「それでハゲたんだよ」って、自分でも言ってたからね(笑)。 俺は「WRESTLE―1」の内情までは分からないけど、やっぱりプロレスの団体経営というのは大変だと思うし、俺にはできないね。プロレスに対しての理想や、後進に伝えたいことはあるけど、ビジネスとしては難しいと思うんだよ。 俺が防災・救命活動の啓蒙で関わっている消防や警察といった組織は、何よりもチームワークがしっかりしてるし、お互いに信じ合って、組織として動くことが1人1人に叩き込まれている。プロレスの世界は真逆で、いかに人を裏切るか。裏切って、裏切って、その人間模様を見せるのがプロレスラーだし、これがプロレスの魅力でもある。 あと、今年2月に発売した『自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO-』(竹書房)を書いていて思ったんだけど、やっぱりプロレスラーという人種は、多かれ少なかれアウトローなんだよ。俺も、まともな学生生活が送れなかったタイプだしな。今は真っ当な人間も多いけど、昔は身体能力は高いけど社会からはみ出してる不良たちを囲って、競争させて、活かしていくというのがプロレス界では多かった。 まぁ、俺はとてもこんなヤツらをまとめられないから、団体経営していくなんてできないってことだよ。 武藤さんも、マスターズは続けるみたいだから、新型コロナが収束したら、またいろいろなプランが出てくるんじゃないかな。 心配なのは、マスターズに出てるプロレスラーはベテランばっかりだから、年々、体力が落ちていること。新型コロナの影響が長引くと、みんな出れなくなるかもしれない。 マスターズを楽しみにしているファンのためにも、1日でも早い新型コロナの収束を願うよ。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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社会 2020年05月10日 07時00分
長引く自粛で虐待やDVが増える? そのワケと予防法は
5月4日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、緊急事態宣言を31日まで延長することが正式に決まった。安倍晋三首相は4日の記者会見で、外出自粛要請期間の延長を発表。国民は、引き続き長い“ステイホーム週間”を過ごすことになった。 感染への不安や、経済的な問題に関する不安といったストレス状態が続く中、外出自粛により家族との時間が増えた。これまで取りづらかった時間の中で絆を深める家族もいる一方で、虐待やDVといった家庭内トラブルが増加するリスクがあることも無視できない。 学校の休校や休園は延長され、毎日3食分のメニューを考えなければいけなくなったり、散らかされる部屋を片付ける頻度が増えたり、いつもより多く子供の要求に応えなければいけなかったりと、母親の家事や育児の負担は増加するばかりだ。 また、親は自宅にいても仕事をしなければならなかったり家事があったりと、ずっと子供の相手をしてやれるわけではない。いつも親とのスキンシップを求めている小さな子供にとっては、コロナ禍にある現在の状況を理解できないまま、一緒にいるのに相手をしてもらえないことがストレスになる。自分の気持ちをうまく伝えることができない小さなこどもは、泣いたりわめいたりすることで不満を表現するが、親にとってはこれもまたストレスとなる。 遊びたい盛りの小学生は、以前のように友達と自由に遊ぶことができず、その状況がさらに延びることでストレスを抱えるだろう。思春期や反抗期を迎え、もともと親との関係が思わしくない中高生にとっては、学校に行って気分転換することもできず、親とずっと一緒に過ごさなければならず、ストレスをためやすい状況が続くことになる。そこで無理矢理外出したとしても、さらに親とのトラブルが増え、お互いのストレスは増加してしまう。 親は、感染や家計への不安、家事や育児の負担といったストレスに加え、子供の泣きわめく声や、「遊びに行きたい」という要求への対応、反抗的な態度など、思い通りにいかない子供たちの様子が怒りの引き金になりやすい。そして、第三者の目がなく、客観的になりにくい閉鎖的な環境の下では、感情をコントロールすることが難しくなる。その結果、子供に対する身体的な虐待や、必要以上の罵倒、存在を無視するどの心理的虐待、あるいは夫婦間でのDVが起こりやすくなる可能性がある。また、たとえ子供に対して直接的な身体的・精神的暴力がなかったとしても、子供が夫婦間の暴力や、罵り合いなどの険悪な雰囲気の中にいるだけで、子供の心の成長に好ましくない影響がある。 虐待やDVだと自分でも分からず特に意識せずにかける何気ない一言が、思いがけず相手の心を深く傷つけていることもある。距離が近い関係だからこそ、相手の心を私物化しやすくなったり、相手の気持ちに鈍感になりやすいのだ。 意識的にしろ無意識的にしろ、虐待やDVを予防するためには、まず自分や家族にもそうした事態を引き起こしてしまう可能性があることを自覚しておくことが大事だ。そして、何気ない虐待やDVがいかに子供の成長にとって悪影響を及ぼすか理解することが必要である。 そして、家庭内不和に陥らないためには、まず家庭の基盤である夫婦が健全な精神状態を保つことが必要。夫婦がお互いをいたわりながら、それぞれがストレスを軽減できるように協力して対策を立てると円満な家庭を維持しやすい。例えば、小さな子供のいる家庭では、「1日2時間」など具体的な時間を決めてお互いに1人で休憩できる時間を持てるようにすると、少しでもストレスが解消でき、育児の負担が片方だけに大きく偏るのを防ぐことができる。また、家事や育児の役割分担をする際には、互いの出来具合の悪さを責めるなどしてはいけない。不要なストレスをためてしまわないよう、思いやりを持って接することが大切である。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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社会 2020年05月10日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『あのころ、早稲田で』 中野翠 文春文庫 720円(本体価格)★懐かしくも恥多き青春を振り返る 古くは尾崎士郎の『人生劇場』、五木寛之『青春の門』、近くは村上春樹『ノルウェイの森』といった文学史上屈指の人気作品の舞台として、また、石橋湛山から野田佳彦まで東大以外では最多7人の宰相を輩出した場所として、あるいは赤塚不二夫の『天才バカボン』のパパが卒業した迷門「バカ田大学」のモデルとして、よくも悪くも日本一のメジャー私大である早稲田大学。 ’60年代半ば以降の最も学生運動が過激さを増す頃に、“立派な左翼になりたくて”政経学部に入学した著者による当時のキャンパス・ライフ(死語か?)の回想だが、その印象は予想外にいたって牧歌的なもの。 ただし随所にやはり全共闘世代の発想を感じさせる記述は勿論あって、例えば、’69年にテレビ版が映画化されて始まった「寅さん」シリーズを指して“『男はつらいよ』における柴又の町って、天皇制のミニチュアのようなものじゃない? 中心に御前様という「聖なるもの」がいる。父性を体現する人物がいる(しかも、それを演じているのが、あの笠智衆だ!)。 その存在はインサイダーもアウトサイダーも隔てなく受け入れている。御前様を中心にした俗人たちの世界”…などと言われると’74年生まれの筆者など「はあ、左様ですか」と返すほかない。今見るとむしろタコ社長の印刷工場で働く「若者たち」の描写に、臭さ満点に象徴される山田洋次監督の隠れ共産党=民青系センスがだだ漏れな気がするだけだが、さていかに。 同期生だった思想家・呉智英氏との巻末対談が楽しい。「何にも知らんのだな〜ほんとに」と著者にボヤきつつ大学の歴史を繙き、校風の正体を解き、自らの青春を笑いを混えて語る手際が、真摯かつ紳士だ。(黒椿椿十郎/文芸評論家)【昇天の1冊】『特別少年院物語』(大洋図書/1500円+税)は、暴走族関東連合の元リーダー・石元太一による自伝だ。 石元は平成28年、六本木クラブ襲撃事件に加担したとして懲役15年が確定し現在服役中だが、そもそも10代の大半を鑑別所や少年院ですごしている。「まともに学校に通わなかった俺にとって、すべてを教えてくれた場所」という思いから刊行した。本州最北の青森少年院ですごした約2年の日々を回顧している。 石元が少年院に送致されたのは、平成12年に起こしたボウリング場での殺人事件による。裁判で事件の首謀者と認定され、青森へと送られた。そこで出会った院生、教官らとの交流やトラブルを軸に、暴力と涙の青春を生々しく綴る。 無情で世知辛く、年に一度の体育祭が楽しみだったことや、食事の献立会議で肉じゃがの味付けに注文をつけたエピソード、母との面会の様子や、少年院の見取り図まで掲載しており、内部に入ったことがない者は興味津々だ。 また、石元は少年院で起きた暴動も首謀する。これはトラブルのあった院生の出院を阻止しようとして決行したと告白し、その経緯も明かす。剥き出しの負けん気の強さと反骨心が生々しい。 暴力の話だけではない。親身になってくれた教官たち―いわば恩師といえる大人たちへの若さゆえの反抗も赤裸々に語り、いつか感謝を込めて講演活動をしてみたい…と。今は服役中の身でかなわぬ希望だが、凶暴のワルといわれる男の実直な内面が垣間見られる。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 町田康 しらふで生きる 大酒飲みの決断 幻冬舎 1,500円(本体価格)★酒をやめて文章の質も上がったかな(笑)――酒豪生活を30年間続けていたそうですね。なぜ、「酒をやめよう」と思い立ったのでしょうか?町田 酒豪生活30年、というとなにかすごそうですが、そんなことはなく、ただの酒飲みでした。やめたことについて言葉にできる明確な理由はなく、ある日、なんとなく思い立ってやめました。飲みすぎて動悸がするようなことが何度かあったので、漠然とした危機感のようなものがあったのかもしれないですね。しかし、そうした身体面より、精神面の不安の方が大きかったのかもしれません。――禁酒はちゃくちゃくと進み、ついには飲まない状態が正気になります。一番の変化はなんでしたか?町田 急がなくなったことですね。酒を飲んでいたときは、なにをしていても「早く終わらせて酒を飲もう」という考えが常にあり、心ここに在らずという感じでした。その結果、多くの人生にとって大事なことを見すごしてきたように思います。この世には一見取るに足らぬことのように見えて、立ち止まって目を凝らし、耳をすますことによって、鮮やかに立ち上がってくるよきものがあることを、酒をやめたことによって知りました。――酒をやめてマイナスになった部分はありますか?町田 以前から希薄だった、食への興味・関心をまったく失したことですね。他には、かつて酒席を共にした友人に裏切り者呼ばわりされることです。 金を遣わないので貯まってしまうことや、本を読む時間が増えたため、小説を書きたくなり、いま抱えているだけでいっぱいいっぱいなのに、また新しいことを始めそうになってしまうことがあります。――酒をやめたことで執筆に影響はありましたか?町田 以前より仕事がはかどるようになりましたね。この辺でやめておこうと思いつつ、新しいことが思い浮かび、そのまま書き続けるなどして、1日に書く量が増えました。 内容がよくなったかどうか、読む人がどう思うかは分かりませんが、自分では質も上がったように感じています。気のせいかもしれませんが(笑)。――今まで酒を飲んでいた時間は、現在、どのように活用しているのでしょうか?町田 家事、思索、読書、詩作などです。家事は結果がすぐ出るので楽しいし、掃除をすれば綺麗になる。酒を飲んでいるときは、そうしたことをないがしろにしていたので、楽しみ、面白さを味わう余裕がありませんでした。時間は活用しなければしないほど充実するように思います。_(聞き手/程原ケン)町田康(まちだ・こう)1962年大阪府生まれ。町田町蔵の名で歌手活動を始め、’81年パンクバンド・INUの『メシ喰うな』でレコードデビュー。俳優としても活躍する。’96年、初の小説『くっすん大黒』を発表。2000年『きれぎれ』で芥川賞を受賞。
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社会 2020年05月10日 06時00分
トイレで放火、店員に頭突き…パチンコ店の客が起こしたありえない事件
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令で、営業自粛要請が出たものの、一部店舗がそれを無視する形となったパチンコ店。 事実上ギャンブルであることから、依存症に陥る人も存在し、新型コロナウイルス感染拡大の不安があるにもかかわらず、営業を続ける店舗に人が集まり、世間を驚かせた。そんなパチンコにハマった人々が、ありえないような事件を起こすことも。 今回は、そんなパチンコ店で起こした客の異常行動を紹介したい。・負けた腹いせに頭突き 北海道札幌市豊平区で、緊急事態宣言発令下で外出自粛要請が出されていた今年4月23日、33歳会社員の男がパチンコ屋に入店。数万円負けた後、玉を入れる箱をゴミ箱に捨てた。それを20代の店員が注意すると、男は逆上し、顔にヘッドバットし、暴行の現行犯で逮捕された。警察の取り調べに対し、「カッとなってやってしまった」と話しているという。パチンコ店に行かなければ、カッとすることもなかったはずだが…。・放火 今年3月6日、埼玉県行田市のパチンコ店で、トイレの個室から煙が出る事件が発生。客が発見し直ちに店員が駆けつけると、トイレットペーパーに火がついており、消し止める。幸い壁が焦げるなどしたが、けが人などは出なかった。犯人は逃走したが、防犯カメラから同市内に住む56歳の男の犯行であることが判明。同12日に現住建造物等放火未遂罪で逮捕される。一歩間違えれば大惨事となった放火の理由は、「パチンコで負けた腹いせ」とのこと。そして、「店を燃やすつもりはなかった」とうそぶいたという。・スロットの台を壊す 今年1月30日、佐賀県武雄市のパチンコ店で、スロットの当たりが来ないことに苛立った51歳無職の男が、スロットの台を何度も叩く行動に出る。 すると液晶の画面が消え、音も無音に。おそらく相当強い勢いで叩いたものと思われる。結局、男は器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。警察の取り調べに対し、「壊れるほどは叩いていない」と、壊れたにも関わらず意味不明な供述をしたという。実際に壊しているのだが…。 グレーゾーンということもあり、一部からその存在を問う声もあるパチンコ店。大半の店は要請を受けているため、業界に処罰はあり得ないが、その存在が社会にどのような影響を与えているのか、検証する必要がある。
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