因縁の地に短髪、スーツ姿で立つふかわは、教会の風景もあいまってまるで禊(みそぎ)を済ませたかのように決意のこもった目で「やめません」と高らかに宣言。「2010年は攻めます!! 今日はこれを一番に伝えたかった」と“たいせつな話”を集まったファンに届けた。
「自分が今ここにいるのは、今日目の前にいるみんなのおかげ」と話し始めたふかわの目から大粒の涙があふれ出す。おえつで言葉は途切れ途切れになりながら「キャラクターのイメージもあって、芸能界で冷たい視線を向けられることもあった」と苦悩の日々を吐露した。
自らのDVD「アーガイルの憂鬱〜サービスエリアを愛した男〜」や、別名義「ROCKETMAN」でプロデュースする女子3人組のアイドルユニット「COSMETICS」のCD発売と、宣言通りに攻めに転じたふかわ。
「ガラスどころじゃないハートで人の愛を感じやすいんで、皆の愛に耐え切れずあふれちゃいました」と涙のワケを照れながら話したが、決してゆるくはなかった芸能界でのポジション。ベテランの域に入ろうとする男の決意は固い。