陣内は8日、日本テレビ「ナカイの窓」に約3か月ぶりに出演した。陣内は同番組のレギュラーMCとして頻繁に出演していたが、ここ最近は出演していなかった。陣内といえば、3月放送の「ナカイの窓 ハワイSP」において、ハワイロケの際、飛行機がエコノミーだったことにスタッフに対してクレーム。陣内の苦情により出演者全員の席がビジネスクラスに変更になったと、SMAPの中居正広が明かしていた。このクレーム事件以降、陣内の同番組出演がなくなったことで、ネット上では「干された」「日テレ出禁」などという情報が拡散していた。
8日の番組では、陣内はドッキリを仕掛けられ、「ナカイの窓卒業」が発表された。陣内は突然の発表にショックを受け、涙を流したが、最終的には「陣内くんこれからもゲストMCよろしく!」と発表され、ネタばらし。陣内はうれし涙を流し、一件落着した。番組ではクレーム事件とその後の「日テレ出禁」の噂を活用し、企画を制作したワケだが、そもそも「日テレ出禁」の情報が出回ったのは、“ある芸人”の影響が大きいようだ。
「ナインティナインの岡村隆史さんが、ラジオ番組『オールナイトニッポン』で、“陣内エコノミー事件”の裏側を取り上げたことがあって、岡村は“凄い事件”と紹介したんです。『スタッフが半ギレ』『地獄みたいなロケ』などと暴露し、陣内が『ナカイの窓』に呼ばれていないというニュアンスを語った。真剣かつ非常にナーバスな問題として語ったため、それがネット上で『干された』『出禁』などという噂に変わり、拡散されてしまった」(お笑い事情通)
あらぬ噂が広まることは良くないことだが、結果的に番組の1つのコンテンツとなり、陣内にとっても“おいしいネタ”になった。
「よく芸能人はネットのデマ情報などに怒ったりしていますが、その噂を検証するためにテレビ番組に呼ばれたりするケースも多いですからね。だから、悪質すぎるデマはおいといて、ネット情報が一概に悪いとは言えない。それで仕事がもらえてお金を稼げているワケですから。だから、芸能人もうまくネットのデマを利用すべきですね」(芸能ライター)
とにかく、ファンにとっては陣内が干されずに済んだことで一安心しただろう。