北京五輪の野球。星野ジャパンが15日のオランダ戦で勝利し、通算2勝1敗としました。
それにしても、オールジャパンでシフトを組みながら、一昨日の台湾戦はハラハラ、ドキドキの連続。結果は6対1でしたが、先制を許した上に、8回までの日本の得点は2点。なんとも貧打の山の星野ジャパン。何とかして勝たなくてはいけないというプレッシャーの中で、監督以下全選手がガチガチの印象を受けたのは私だけでしょうか。
初戦のキューバ戦もそうでしたが、台湾戦は相手が格下というイメージがあるのか、観ていてかわいそうになるくらい。アニキこと阪神の金本選手のような存在がオリンピックという大舞台には、絶対必要なのかもしれません。
さて、今週は小倉競馬場で激戦の「北九州記念」、札幌では注目の3歳牝馬が出走する「クイーンS」が行われます。ここではクイーンSにスポットを当てました。
桜花賞で1、2着だったレジネッタとエフティマイア。そしてオークスは前者が3着で、後者が2着。春のクラシックの成績からは文句なしに今年を代表する3歳牝馬なのですが、そのまま成績を額面通り受け取れないのは私だけでしょうか。
やはり、桜花賞が12番人気(レジネッタ)と15番人気(エフティマイア)の決着。このことが大きく尾を引いているような気がします。今回はともにオークス以来の登板。目標は秋華賞だと思いますし、何とも全幅の信頼が置けません。
そこで、狙いは絶好調のメイショウベルーガ。こちらも同じ3歳ですが、見違えるほどの成長力を見せています。前走の函館・かもめ島特別は不良馬場を不安視されたにもかかわらず、圧倒的な強さ。馬体がプラス10kg。春から格段に成長した姿を披露しました。
春はオークスTRのフローラSで4着。最後方18番手を追走。ところが、不運にも超スローペース。それでも、オークス出走への執念か、大外からものすごい脚で強襲。結果、権利を取ることはできませんでしたが、その差は0秒3。本当に惜しい一戦でした。
当時よりも今回ははるかにスケールアップ。52kgの斤量も大きな魅力。加えてデヴェロッペ、ショウナンタレントにヤマニンメルベイユと、先行タイプがそろい、流れは差し馬に有利。ベルーガの豪脚に“金メダル”を期待します。